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IRISH ROVERS『THE UNICORN』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1967年に発表された彼らの2nd.アルバムである。彼らはカナダ出身のグループで、結成は1963年、レコード・デヴューを果たしたのは1966年ということで、結成から40年以上の歳月が流れたが、未だに現役として活動している。本アルバムは、そんな彼らの最初のヒット・アルバムでもあり、Billboardのアルバム・チャートで最高位24位、1968年の年間アルバム・チャートでは59位にランクインした。

収録されているのは以下の全11曲である。『The Unicorn』『Bonnie Kellswater』『Orange And Green』『Hiring Fair』『Bridgit Flynn』『Come In』『Goodbye Mrs. Durkin』『Pat Of Mullingar』『Wind That Shakes The Corn』『First Love In Life』『Black Velvet Band』。

この中からはやはりアルバム・タイトル・ナンバーでもある『The Unicorn』がお薦め。年間シングル・チャートのTOP 100に入るようなヒットにはならなかったが、彼らのスタイルが広く認められることになった曲でもあり、初期の彼らの代表曲でもある。また、それ以外の曲では『Orange And Green』『Goodbye Mrs. Durkin』『Black Velvet Band』といったところをお薦め曲としてピックアップしておく。いずれもが聴きやすい曲であって、心を和ませてくれる。また、如何にも'60'sらしいものであり、こういうグループが長く活動を続けているというのはいいもんですね~。

 

The Unicorn

The Unicorn

  • アーティスト: The Irish Rovers
  • 出版社/メーカー: Decca
  • 発売日: 1991/09/17
  • メディア: CD


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デビルシャドー#4 [特撮]

4話のサブタイトルは「魔神剣」であるが、物語の方は大きく動くことになった。また、主演の阿井莉沙、いい表情を見せるようになった。(やはり、主役をやると伸びるものです。)

例によって、前回までの簡単なあらすじが頭に入る。拉致された源三、木田は澪に悪魔の話をした。ということで今回の物語のスタートです。

源三に魔神剣の在処を問う榊。薔薇十字団を追放されて18年、ということから話す榊。そんな榊は源三のことを評価していた。善と悪の均衡こそが真の平和へと繋がると説いたためであった。が、那美は榊を葬ろうとしたということを恨みに思っていた。そんな榊は以前から更に力を付けたことで、今では薔薇十字団の力で葬ることが出来ない、と語り、無駄な争いはしたくない、と脅しを掛けると、改めて魔神剣の行方を問う。しかし源三は頑なに語ろうとしなかった。で、悪魔の力で源三の体の内部から痛めつける。それによって血を吐く源三。それでも魔神剣の行方を語らない。で、「少し痛い思いをしてもらいますよ」と榊は言うと、拷問している部屋を出て行った。で、榊と入れ変わって入ってきたのは佐久間だった。

源三の様子を探ろうと出掛けていった涼子を重岡が後を付けている。が、見失ってしまう。そんな重岡の背後から涼子が襲い、銃を向ける。涼子は気づいていたのだった。で、重岡は潜り込んだのは事実だと認めるが、それは榊と接触するためで、思いは涼子たちと同じだと言う。そして「信用しろ、総長の所に案内する」と告げる。が、涼子は銃を下ろさなかった。で、木田と連絡し、総長の無事が最優先と言うことで、重岡を(一応)信用して木田が合流することになる。

澪はその電話を側で聴いていて、「私も連れてって」と言うが「危険な目に会うかも知れません」と木田は言うと、「ここで待っていてください、総長は必ず連れ戻しますから」と澪と水穂を残して出掛けていった。

その頃、源三は佐久間のパンチを何発も食らって拷問されていた。佐久間は源三に噛みつくことまでするが「殺さずにいたぶるのは難しいなぁ」ということで、とにかく魔神剣の行方を吐かせようとしていた。しかし、源三は口を割らなかった。

澪は悪魔払いの道具を身につけて出掛ける準備をしていた。で、水穂がそれを止めようとする。澪は「何か胸騒ぎがする」と言って、いてもたってもいられなかった。(気持ちはよく分かります。)そんな澪の気持ちを察して水穂は「怖いな」と言うと、澪に信じていることを語る。「悪魔と戦った十字団の戦士は死んだら精霊になるらしい。悪魔を倒したら精霊たちが甦るという話だ。悪魔と戦うのは死んだお母さんを甦らせたいからなんだ」と戦う理由を語る。そんな話をしている二人の所に本城美沙が現れる。「神崎源三さんのご家族の方ですね」と切り出し、「総長の様態が悪化しまして...」と告げる。澪も水穂も本城美沙の顔を知らないということもあって、「あなたは誰なの?」と問う。「本城美沙、私も薔薇十字団の一人よ」と言って、二人を信用させてまんまと連れ出した。

木田が運転する車に重岡と涼子が乗っていて、重岡の案内で総長の下に向かっていた。が、涼子は重岡に銃を向けたままであった。木田も「本当に総長の所に向かっているのかね」と完全には信じていなかった。

佐久間が榊に報告しに来る。「なかなかしぶとい奴で、まだ吐きません」と報告する。すると榊は思念で佐久間を責める。源三は血反吐を吐いてグロッキー。そこに切人が姿を現す。で、「このままでは危険を伴う。薔薇十字団は壊滅する。そして澪も」と告げる。で、源三に動いてもらおうと呼びかけると姿を消した。

美沙の車がある建物に到着、車から降りる美沙、澪、水穂。「こんな所に本当におじいちゃんはいるの?」と疑問を口にした澪だったが「みんないるわよ」と美沙。で、美沙の後に続いて建物に入っていく。(人を本当に疑うことのない澪。この辺りが高校生ですね。)建物は寂れたもので、人の気配はありそうにないものだったが、廊下を進んでいく美沙の後に続く澪と水穂。突然、行く手の廊下が煙に包まれる。美沙は「動かないで、時期に収まるから」と平然と言うとねそのまま先に進んでいった。が煙によって視界が悪く、澪と水穂ははぐれてしまう。

その頃、重岡の案内で涼子と木田もある建物に到着し、中に入った。が、涼子は「こんな堂々と入ってきて大丈夫?」と問う。これに「ここは移転後の建物だ。今は榊たちしかいない。尋問にはうってつけの場所だ」と答える重岡。(大人の涼子は、やはり重岡を疑っています。)で、奥に進んでいく3人。で、ある部屋の前で立ち止まると「この部屋だ」と言う。で、その部屋の扉を開けて中に入る重岡、銃を構えて後に続く涼子と木田。

中に入ると、そこには榊と佐久間がいた。「話をしよう」と言う榊の言葉を受けて「騙したわね」と口にする涼子。「騙した訳じゃない。俺もここに来るのは初めてなんだ」と言う(おいおい、そんなこと言ったら、涼子の思うつぼですよ。)と、榊の方に歩み寄り「榊、私が情報を流した重岡です」と言う。(これで涼子は完全に事態を理解しちゃいました。)榊は重岡を見ると「魔神剣の情報はどこから掴んだ?」と問う。しかし、目をそらして何も答えない重岡。で「まあいい」と榊。涼子は銃を榊に向けると「総長は何処?」と問う。これに榊は源三から魔神剣の行方を聞き出して欲しいと頼む。そしてその後は仲間に加わればいい、と誘う。が、涼子はそんな話には耳を傾けない。そうしていると、突然爆発が起こったようで、建物が大きく揺れる。バランスを崩す涼子たち。やがて揺れが収まると、涼子は榊に向けて一発銃を放つ。が、手をかざした榊の前で弾は止まり、その場に落ちる。そこに入口の扉が開き、源三が凄い形相で入ってきた。

澪は煙の中、水穂を捜していた。で、配電室にやってきた。「水穂、何処なの、水穂」と何度も口にする澪。その様子を悪魔の化身が見つめていた。で、煙の中、人影に気づいた澪。ゆっくりと歩み寄ろうとする。また、その人影もゆっくりと澪の方にやってくる。で、その人影は水穂だった。が、水穂は突然澪に襲いかかった。様子がおかしい水穂に「どうしたの」と呼びかける澪。しかし水穂は再度澪に襲いかかってきた。その攻撃をかわす澪は、悪魔払いの短剣を手にした。「目を覚まして、水穂!」と呼びかける澪だったが、またまた水穂は襲ってくる。で、それを受けて澪も反撃に出る。キック一発で水穂を吹き飛ばすと「悪魔を倒してお母さんに会うんじゃなかったの?」必死に呼びかける澪。そして「どこなの、本城さん?」と叫ぶ。が、またも水穂が攻撃してくる。で、それをかわした澪は悪魔払いの呪文を唱え始める。澪の呪文によって水穂は体の自由が利かなくなり、攻撃できない状態に...

源三はついに動くことを決したようです。次回のサブタイトルは「覚醒」ということなので、いよいよ澪に力が目覚めると言うことでしょうね。現状ならば大して脅威とも思えない澪を気にする榊と切人の動向を考えたら、澪に秘められた力というのは強大なものだと思われるが、それが動き出したら、いよいよアクションを見せてくれることでしょう。これまでは説明が多かった物語ですが、やっと動き出したと言うことで、これからが楽しみです。

 

 ↓これとは全く違う表情を見せてくれます。

阿井莉沙 Na.Tsu.Ya.Su.Mi.

阿井莉沙 Na.Tsu.Ya.Su.Mi.

  • 出版社/メーカー: avexnet VISUAL
  • 発売日: 2006/07/31
  • メディア: DVD
ラブ・ハイウェイ

ラブ・ハイウェイ

  • アーティスト: 阿井莉沙
  • 出版社/メーカー: インディペンデントレーベル
  • 発売日: 2005/09/23
  • メディア: CD

↓神と悪魔の力の均衡ということから、こういうものを...

ヤルタ会談の意義―三大国の外交と新しい力の均衡 (1977年)

  • 作者: 遠藤 晴久
  • 出版社/メーカー: 桐原書店
  • 発売日: 1977/07
  • メディア: -

東南アジアと国際政治―70年代の力の均衡 (1976年)

  • 作者: アジア経済研究所
  • 出版社/メーカー: アジア経済研究所 アジア経済出版会
  • 発売日: 1976
  • メディア: -

実践「悪魔学入門」―紹魂の呪法で封神と出合う奇書

  • 作者: 楠瀬 啓
  • 出版社/メーカー: 二見書房
  • 発売日: 1998/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

神・人・悪魔

  • 作者: グレアム グリーン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 1987/04
  • メディア: 単行本

↓澪はこれなんでしょうね...

絶望的青春の救世主~メシア~

絶望的青春の救世主~メシア~

  • 作者: キリト(PIERROT)
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2004/01/16
  • メディア: 単行本

救世主(メシア)は日本に現われる―地球大破局を救うのは誰か?

  • 作者: 広瀬 謙次郎
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 1983/01
  • メディア: 新書

↓こういう物語ではこのような拷問は出てきません。

刑事尋問技術

刑事尋問技術

  • 作者: 山室 惠
  • 出版社/メーカー: ぎょうせい
  • 発売日: 2006/12
  • メディア: 単行本


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IAN GILLAN『GILLAN'S INN』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは2006年に発表された彼のデヴュー40周年を記念したセルフ・カヴァーアルバムである。(日本盤は今年になってリリースされたばかりである。→CD+DVDという2枚組)彼がこれまで在籍した数々のバンドでの曲、ソロとなってからの曲を全て新たに収録し直したものであり、これに豪華アーティスト達が参加している。ということで、'60'sから始まる彼の長いキャリアにおけるあの名ボーカルをたっぷりと堪能することが出来る。

尚、ここで取り上げたのはアメリカ盤であり、デュアル・ディスクということで1枚のDISCが2層になっていて、CDレイヤーとDVDレイヤーとなっているため、場所をかさばらずに済むというメリットがある。最近のアルバムは、CD+DVDという2枚組というものが増えていて、ケースが厚くなるという傾向がある(1枚ものの厚みのケースに2枚収録というのもありますけど...)が、このように1枚のDISCに収録してしまい、普通のケースと同じというのはちょっと嬉しい配慮でもある。

収録されているのは以下の全14曲である。(ここではDVDレイヤーの曲は省略する。また、日本盤には1曲のボーナス・トラックがあるようです。)『Unchain Your Brain』『Bluesy Blue Sea』『Day Late And A Dollar Short』『Hang Me Out To Dry』『Men Of War』『When A Blind Man Cries』『Sugar Plum』『Trashed』『No Worries』『Smoke On The Water』『No Laughing In Heaven』『Speed King』『Loving On Borrowed Time』『I'll Be Your Baby Tonight』。

収録曲はいずれもがお馴染みの曲であるので、改めて言う必要は無いであろう。全ての曲を収録し直したということなので、ボーカルの方は円熟味を増したものとなっていて、かつての名曲が新たなものとなっている。しかも、演奏している顔ぶれが非常に豪華と言うことで、彼の人脈の広さを改めて感じることが出来る。

ハード・ロックがお好きな方にとっては、本アルバムは必須のアルバムですね。尚、日本盤のボーナス・トラックも嬉しい所であるが、DUAL DISCというUS盤の方がコレクターとしたら嬉しい所でもある。(但し、一部のプレーヤーでは再生できない可能性もあるようなので、ご注意を。)

 

Gillan's Inn

Gillan's Inn

  • アーティスト: Ian Gillan
  • 出版社/メーカー: Immergent
  • 発売日: 2006/04/18
  • メディア: CD

↑US盤(Dual Disc) |JP盤(CD+DVD) ↓

ギランズ・イン(DVD付)

ギランズ・イン(DVD付)

  • アーティスト: イアン・ギラン, ジョー・サトリアーニ, ヤニック・ガース, ウリ・ジョン・ロート&ロニー・ジェイムズ・ディオ, スティーヴ・モーズ&ジョン・レズニック, ジェフ・ヒーリー&ジョン・ロード
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2007/01/10
  • メディア: CD


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