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MEN AT WORK『CARGO』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1983年に発表された彼らの2nd.アルバムである。1st.アルバムである前作「BUSINESS AS USUAL」が15週連続全米No.1の座を獲得したということで、2nd.アルバムのリリースが待たれたが、1st.アルバムがまだ全米TOP 10内にいる間に発表された活きの良いアルバムである。前作が異常といえるほどの過熱したヒットとなったが、その勢いを保っていて、明るく大らかなシンプルなロック・ナンバーを聴かせてくれている。前作の様に全米No.1の座を獲得することは出来なかったが、Billboardのアルバム・チャートでは最高位3位を記録し、1983年の年間アルバム・チャートでは39位にランクインしている。(ちなみに、「BUSINESS AS USUAL」は同じ1983年の年間2位にランクインしている。)

収録されているのは以下の全10曲である。『Dr. Heckyll & Mr. Jive』『Overkill』『Settle Down My Boy』『Upstairs In My House』『No Sign Of Yesterday』『It's A Mistake』『High Wire』『Blue For You』『I Like To』『No Restrictions』。

この中からは、『Overkill』がBillboardのチャートで最高位3位、1983年の年間シングル・チャートで54位、『It's A Mistake』が最高位6位、1983年の年間シングル・チャートで76位にランクインするビッグ・ヒットを記録している。また、年間シングル・チャートのTOP 100にはランクインしていないが、『Dr. Heckyll & Mr. Jive』と『Settle Down My Boy』もシングル・カットされてヒットを記録している。

サウンドの方は、前作と同様にサックスをフューチャーした明るく楽しいシンプルなサウンドである。また、コリン・ヘイのおとぼけ感も最高で、PVではコミカルな所がまた面白い。(それでいてシニカルなところもありました。)

本アルバムからの筆者のお薦め曲は、『Dr. Heckyll & Mr. Jive』『Overkill』『High Wire』『No Restrictions』といった所をピックアップしておくが、PVまで含めると『It's A Mistake』が最高のお薦め曲となる。ミディアム・テンポのゆったりとしたテンポながらも、シンプルなビートであるが、歌詞の方も面白い!

本アルバムまではヒットを記録して'80's前半の第二次ブリティッシュ・インベージョンに続くダウンアンダー勢力の大活躍という時代を象徴することになったが、彼らの勢いはここまでで、その後はへばってしまったというのが残念な所である。(まあ、MICHEALを中心としたアメリカ勢の巻き返しもありましたし...)しかし、'80's前半のサウンド・シーンにおいて、彼らの名前は忘れることの出来ないものである。聴いていて楽しくなるサウンド、これは'80'sサウンドらしいところであるが、適度なコミカルさがある彼らもまた'80'sを象徴するグループである。楽しんで聴きましょう!

PS.現在は5曲のボーナス・トラックが追加収録されている様ですね。

 

Cargo

Cargo

  • アーティスト: Men at Work
  • 出版社/メーカー: Columbia/Legacy
  • 発売日: 2003/02/11
  • メディア: CD


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LULU『THE EP COLLECTION』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1996年にリリースされたものである。アルバムと言っても、タイトルにあるように、彼女が発表したシングル曲を集めたものであり、扱いはベスト盤と言うことになる。(初期の彼女のヒット曲が収録されている。)彼女については何枚かベスト盤がリリースされているが、シングル曲のみを集めたというのも、ある意味ではベスト盤である。ただ、ファンであれば、個人的にシングル曲を(以前はカセット、少し前ならばMDに)録音して聴いている、ということをしているので、本アルバムのような構成のベスト盤は不要と言えば不要である。が、ちょっと聴いてみようというような方には手っ取り早く知るということで、ナイスにベスト盤と言うことになる。いずれにしても、CDの時代になって、本アルバムのような企画盤が次々とリリースされるのは嬉しい所である。

収録されているのは以下の全23曲である。『You Touch Me Baby』『What A Wonderful Feeling』『You'll Never Leave Her』『Not In This Whole World』『Chocolate Ice』『So In Love』『He's Sure The Boy I Love』『Leave A Little Love』『Surprise Surprise』『Satisfied』『Here Comes The Night』『Heatwave』『Don't Answer Me』『He Don't Want Your Love Anymore』『That's Really Some Good』『I Can't Hear You No More』『The Trouble With Boys』『Nothing Left To Do But Cry』『Tossin' And Turnin'』『What's Easy For Two Is So Hard For One』『I Am In Love』『Forget Me Baby』『Shout』。

この中からの筆者のお薦め曲は、『You Touch Me Baby』『Leave A Little Love』『Here Comes The Night』『Forget Me Baby』『Shout』という所をピックアップしておく。

尚、映画ファンに彼女の名前を言ったら、1974年の「007/黄金銃を持つ男」の主題歌『The Man With The Golden Gun』を口にするだろうが、ここにはそれは収録されていない。それ以前の彼女の発表したシングルということなので、そういう方にも、LULUをより深く知ることができるので、お薦めしたいところである。彼女のパワフルな熱唱にたっぷりと酔いしれましょう!

 

The EP Collection

The EP Collection

  • アーティスト: Lulu
  • 出版社/メーカー: Import [Generic]
  • 発売日: 1999/11/02
  • メディア: CD


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BEST HIT USA 2007[2007/2/11] [音楽(etc.)]

日曜の特撮関係のレヴューにメスを入れたことにより、日曜が少し楽になったので、今までは記していなかったこの番組について記してみました。(BS朝日でのON AIRによるものです。その週の金曜深夜に再放送されているが、最初の放送である日曜日23:00からのものである。(地上波では、放送局によって放送日がまちまちとなるので、ご注意を。))

と言っても、筆者がこの番組で注目しているのは「TIME MACHINE」のコーナーと、最後にかかるリクエスト曲という後半部分である。前半はどちらかというと流していることが多いのですが、ON AIRされる曲やゲスト・アーティストによっては注目しますが... 尚、Radio & Recordsのチャート「Count Down USA」のコーナーは、こんな曲がある、という情報を得るだけで、順位なんてどうでも良いんです。(Billboardの権威も失墜したとは言っても、Radio & Recordsとではやはり権威が違いますし...)よって、前半は何がON AIRされたかを記すだけ、目的の後半部分についてはもう少し触れることにする。

まずは、OZZY OSBOURNEの1986年のライブ『Crazy Train』がON AIRされた。パワフルに聴かせてくれるライブということで、今回のスタートはなかなかご機嫌にさせてくれました。続く「HOT MENU」はTHE SHINS、「STAR OF THE WEEK」のゲストはJOHN LEGENDである。

TIME MACHINE」は2/11ということで、1963年:BEATLESが1st.アルバム「PLEASE PLEASE ME」をレコーディング、1965年:リンゴ・スターがモーリーン・コックスとロンドンで結婚、1966年:YOUNG RASCALSが新曲『Good Lovin'』の宣伝ツアーをスタート、1969年:CROSBY, STILLS, NASH & YOUNGがシスコでレコーディングを行った(彼らの初の全米TOP 40ヒットの『Marrakesh express』をセッションしたが、この日の録音はレコードとしては発表されず。)。4件とも'60'sの出来事でした。

2/11が誕生日のアーティストは、以下の5人が紹介されました。SERGIO MENDES(1941年生まれ)、SHERYL CROW(1963年生まれ)、D'ANGELO(1974年生まれ)、LINKIN PARKのMIKE SHINODA(1977年生まれ)、BRANDY(1979年生まれ)。

そして、このコーナーからのON AIR曲は、名前が出なかったCHICAGOの2003年のライブから『25 Or 6 To 4』(邦題「長い夜」)がON AIR。(この曲は1970年の大ヒット曲で、名曲ですね。)発表から33年後のライブであるが、彼らのブラス・セクションはやっぱり良いものです。(今回のON AIRは、先日リリースされた「SOIND STAGE」というDVDからのものということでした。)

そして、ラストのリクエストは、1983年のBETTE MIDLERの『Beast Of Burden』。これはR. STONESのミック・ジャガーが出ているPVということで、ちょっと注目のものです。

この番組は'80'sを中心にしている筆者に取ったらドンピシャの番組なんですよね。しかも、'80'sから遡った'70's、'60'sの曲も取り上げられるし、'90'sや最新のものも取り上げられるので、(最新の部分は)筆者の情報源でもあります。('80's以前は復習みたいなことにもなりますが...)

今回のON AIRで一番良かったのは、やはりCHICAGOのライブでしたね。「長い夜」はスケールが大きい名曲と、改めて感じました。尚、次回のゲストはJETのようです。(EPGの番組情報より)

 

 

サウンド・ステージ シカゴ

サウンド・ステージ シカゴ

  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 2007/01/24
  • メディア: DVD

↓ON AIR曲収録アルバムなどを

ブリザード・オブ・オズ~血塗られた英雄伝説

ブリザード・オブ・オズ~血塗られた英雄伝説

  • アーティスト: オジー・オズボーン
  • 出版社/メーカー: ソニーミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2002/06/19
  • メディア: CD
Wincing the Night Away

Wincing the Night Away

  • アーティスト: The Shins
  • 出版社/メーカー: Transgressive
  • 発売日: 2007/01/23
  • メディア: CD

Once Again

Once Again

  • アーティスト: John Legend
  • 出版社/メーカー: G.O.O.D./Sony
  • 発売日: 2006/10/24
  • メディア: CD

No Frills

No Frills

  • アーティスト: Bette Midler
  • 出版社/メーカー: Atlantic
  • 発売日: 1995/08/29
  • メディア: CD


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ケータイ刑事銭形零18話(2nd.5話)[改訂版] [ケータイ刑事]

最初にお知らせを3つ。最初は「ケータイ刑事THE MOVIE 2ナビ」のBS-iでの2度目の放送(「特別授業」)が、来週2/18(日)の12:30~13:00に放送されます。2つ目は、その18日深夜24:00~24:30にBS-iで放送される今月の「ショートフィルム道」で放送されるものが「黒川芽以 STYLE」ということです。これは、初回限定生産の泪ちゃんフィギュア(冬服/夏服の2種類あり)付きのDVDに収録されていたものであり、現在では入手困難になっているため、とても貴重な放送です。(ショート・コント「金のケータイ・銀のケータイ」が面白い。)これは「ショートフィルム道」の作品として制作されたものではないはずですが、この枠で放送するというのですから、黒川さんはやはり「ケー刑事」の最大の功労者という位置づけですね。(あおいちゃんの功労も大きいですが...)3つ目は「ケータイ刑事THE MOVIE 2」の上映館に広島が追加されて、11都市になりました。(まだ「春」となっていて日程は未定のようです。)次第に増えてきているとはいうものの、去年の「THE MOVIE」よりもまだまだ少ないので、もっと増やしてもらいたいところです。

今回の物語は第18話(2nd.5話)の「富豪刑事もビックリ!勝手にコラボレーション ~刑事まつり殺人事件」である。BS-iで「銭形零」が放送されていた2005年の第一四半期、地上波(他局です)では「富豪刑事」が放送されていて、そちらに五代さんを演じる山下さんが鎌倉警部役として出演していた。ということで、流石はBSデジタルである、今回のサブタイトルのように「勝手にコラボ」ということでネタとしてしまうのですからねぇ。(本作が地上波だったら、こんなことは出来ませんし...)

また、銭形姉妹はお姉ちゃまが「カラオケクイーン」、お姉ちゃまが「かるたクイーン」、お姉ちゃまが「ダンスクイーン」の称号を持っているが、今回、零ちゃんにも「クイーン」の称号が付くことになって、四姉妹全員が何らかの「クイーン」ということになった。(そう言えば、従姉妹の雷ちゃんは持っていませんねぇ。「四天王」の一人という称号は持っていますが...→本家は「クイーン」、従姉妹(分家)は「○○の四天王」という事なのでしょうか?)

今回の物語は、学校生活に例えると「体育祭」といった感じのノリのある物語で、いつも以上に遊び心に満ちています。出演者、スタッフ全員が楽しんでいることがよく分かる物語でもあります。その楽しさが伝わってくるから、「ケー刑事」は楽しいのですよね。

尚、本記事のタイトルに「[改訂版]」とあるのは、「銭形零」は全話過去に一度記しているが、その時の記事をベースに加筆&修正を行ったため「[改訂版]」としています。(以前に記した記事をご覧く場合は、ここをクリックして下さい。)それではいつものように、長文&今更ながらのネタバレありで本編に行きます。

マフラーをして毛糸の手袋をはめて歩いている零ちゃんは、「続・モリマーの定理」という本を読みながら歩いていた。そこに携帯にメールが届き、携帯を取り出す零ちゃん。それは「今日は来なくていいぞ。」という五代さんからのメールだった。これに「何これ?」と呟く零ちゃんでした。そんな零ちゃんは、背広を着こなして歩いている五代さんを発見すると「見~つけた」と声を掛ける。しかし「失礼だが君は?」と言う五代さん。すると零ちゃんは「君?またまた、惚けちゃって...」と言うと、メールのことから何かの事件だろう、と口にする。が、「五代?」と言う五代さん。更に柴田さん(それにしても、この人は神出鬼没ですね~)が「あれ?零ちゃん、来てたの?」と言う。柴田さんの姿を見た零ちゃんは、柴田さん、「五代さんが何か変なんですけど...」と言う。すると柴田さんは軽く笑いながら「零ちゃんの洞察力もたまにミスを犯すんだな。こちらの方は捜査係長の鎌倉警部。そっくりだけど五代さんじゃないから...」と教えてくれる。(→そうです、彼は鎌倉熊成警部だったのである。(勿論、「富豪刑事」に登場しているあの鎌倉警部です。))零ちゃんは改めて鎌倉警部の顔を覗き込むが「嘘?そっくり...」と漏らしました。→世の中にはそっくりな人が3人はいる、と言うんですよ、零ちゃん。

警視庁体育館にやってきた、鎌倉警部と零ちゃん。二人は廊下を歩いている。零ちゃんは「さっきは失礼しました」と謝ると、鎌倉警部も「しかし驚いたよ。君がまさか警視総監のお孫さんだったとは...」と口にする。すると「銭形零です。以後、お見知りおきを」と改めて挨拶する零ちゃん。これに「危うく、お見知りおきをお仕置きに変えるところだった」と鎌倉警部。零ちゃんは「親父ギャグまでそっくり...」と呟きました。→初対面の相手と顔を合わせた時のお約束の台詞ですが、これがこんなに物語が進んでから出てくるとは思いませんでした。

零ちゃんは「体育館で何があるのですか?」と鎌倉警部にやって来た理由を尋ねる。で、体育館の中にはいると鎌倉警部は「あれを見なさい」といって体育館の中にある横断幕を指さす。それは「第2回 刑事まつり」(主催:警視庁、後援:全国刑事向上委員会、協賛:全日本拳銃協会となっている。)とあった。零ちゃんは「けいじ・まつり?」と読むが、柴田さんが直ぐに「でか・まつり」と言い、どういうものかを説明してくれる。(全国津々浦々で活躍する刑事が集まり、刑事中の刑事「刑事キング」を決定する大会、ということでした。→そんなの決めてどうするの?税金の無駄遣いだと言いたい所ですけど...)零ちゃんは「そんな大会、あったんだ...」と初めて知りました。柴田さんは優勝者への副賞が「怪談新耳袋」のDVD(1st.と2nd.の4枚)とビデオ(劇場版・1)のセット、更にテレビ朝日のドラマ「富豪刑事」に出演できる、と紹介する。(他局なのに、そこまで言わなくても良いのに...)で、零ちゃんは「富豪刑事」のことを知っていて「噂には聞いてます、超カワイイと...」と言うと「会ってみたいなぁ...」と漏らす。(富豪刑事は、世界一の大富豪・神戸喜久右衛門の孫娘・神戸美和子が主人公の物語。演じるのは深田恭子さんです。「ケー刑事」にゲストとして出演された方が結構ゲストとして出ていました。でも、筆者に言わせたら、銭形姉妹の方がお気に入りです。)

鎌倉警部は柴田さんに対して「始めてくれ」と指示を出す。するとマイクを手にした柴田さんの司会で「刑事まつり」が始まった。最初は刑事入場ということで、出場する刑事たちが順番に入場してくるが、それを紹介する柴田さん。青森県代表・いたこ刑事、秋田県代表・なまはげ刑事、群馬県代表・だるま刑事(「あれって、ただのだるま...」と零ちゃんが突っ込んでくれる。)、警視庁代表・熱血刑事(これが五代さんです)、静岡県代表・うなぎ刑事、三重県代表・しのび刑事、京都府代表・貴族刑事(「刑事貴族」という刑事ドラマがありましたね~)、沖縄県代表・イリオモテヤマネコ刑事(しかし姿を現さないので「流石は幻の刑事、人前には姿を現しません」と柴田さん)。→全国津々浦々と言いながら、出てきたのはこれだけでした。

で、零ちゃんは「刑事まつり、私もデカい、いや出たい!」(「デカい」とは、駄洒落のつもりというのは分かるけど、銭形家の逸材、零ちゃんはビッグですから、そちらの方とも掛けている...)と勝手に参加することを決めました。で、選手宣誓をしている五代さんが最後に「警視庁代表・五代…」と言おうとするが、ここに零ちゃんが割って入り「銭形零!」と実に楽しそうに言う。すかさず五代さんが「ダメだよ。ここは予選に通過した者だけ参加できるんだぞ」と言うが、零ちゃんは「私だって鎌倉警部に許可をもらいましたもん」と反論し、二人の口喧嘩が始まる。(零ちゃんは「警視」ですから、階級は鎌倉警部よりも上ですが、無理矢理ではなかったんですね。)が、その会話はマイクを通して会場に流されていた。で、貴族刑事が「お戯れを」と割ってはいると、しのび刑事、いたこ刑事、なまはげ刑事が順番に介入してくる。で、柴田さんは「これだけの強者揃い、勝つ自信はあるの?」と零ちゃんに尋ねるが、「と言うか、負ける気がしない」と零ちゃんは自信満々でした。(「強者」というよりも「おかしな連中」だと思いますが... 零ちゃんの気持ち、よく分かります。)

そうしていると「ネバー・ギブアップ」と言って鎌倉警部の挨拶が始まる。この台詞は'80'sに一大ブームを巻き起こした大映テレビのドラマ「不良少女とよばれて」の名台詞を「スクール・ウォーズ」の滝沢先生が口にしているように思えます。(「スクール・ウォーズ」「不良少女とよばれて」、いずれもがTBS系で放送されたドラマです。)で、六本木ヒルズで重要な会議があるということで、鎌倉警部は「後でまた来る」と言うと後のことを柴田さんに任せてご退場。それにしても、どうして鑑識課の柴田さんなんでしょうかねぇ?

零ちゃんは柴田さんに「第一競技は?」と尋ねる。で、マイクを手にした柴田さんが「刑事と言えば拳銃。第一競技は射撃テストです」と言って、射撃テストが始まる。柴田さんは実況をしながら進行を進めるが、「・2nd.12話」の時にも実況をやった柴田さんですが、お馴染みの小道具をしっかりと持っています。

トップバッターはいたこ刑事ということで、競技が始まる。柴田さんの実況は、あの古舘伊知郎氏のプロレスの実況のようなノリです。で、「誰の霊を呼んでいるのか?」という実況が入るといたこ刑事は一気に3発を連射する。3個の的があるが、落ちたのは1個ということで「口ほどにもない」という五台山だったが、1個の的に3発が命中していました。で、柴田さんが誰の霊を呼んだのかを改めて尋ねると「シェーンだっけ」といたこ刑事。(1953年制作の名画「シェーン」ですね。ジョージ・スティーブンス監督、アラン・ラッド主演。腕利きのガンマンということでした。)柴田さんは「シェー」のポーズをしながら「シェーンです」と口にするが、「異議あり」と五代さんが口を出し、あの名台詞「シェーン、カムバ~ック!」を口にしてくれました。→映画ファンには美味しい所です。(期待を裏切らないのも「ケー刑事」です。)

続いては、なまはげ刑事。が、何故か的は遠州理津さんが目隠しをされていて、その頭の上にリンゴがある。更に、貴族刑事も目隠しをされていて、公家の烏帽子の先に「的」とある。五代さんが「弾がパイ屋に当たったらどうするんだよ」とクレームを言うが、「平気だよ。これ、防弾目隠しだから...」と言う遠州理津。(→でも、弾が外れて体に当たったら?)で、3発発射したなまはげ刑事だったが、全弾外してしまう。零ちゃんは「見づらいならそのお面取ればいいじゃないですか」と言うと、なまはげ刑事は「これを取ればなまはげではない」と言うも、素直になまはげのお面を外す。が、瞼の上に目が書いてあるというネタがありました。でも、場が白けて肩を落として退場していきました。

続いてはだるま刑事。しかし何もしなかった。(ただのだるまですから、銃を撃つなんて不可能です。)で、零ちゃんが「あれ、どう見てもただのだるま...」と言うが、柴田さんが零ちゃんの口を塞いでしまいました。続いては「気を取り直して熱血刑事」と柴田さん。張り切る五代さんだったが、的が見当たらない。零ちゃんは虫眼鏡を持って的を見ているが、その的は米粒(ササニシキ、コシヒカリ、あきたこまち)に貼り付けられたとても小さいものだった。で、「弾より小さい...撃てる訳ねえだろう」と五代さん。しかし柴田さんは「問答無用」と言って笛を吹く。で、五代さんは「やればいいんだろう」と言って開き直り、一気に三連発。それを見た零ちゃんは「カ~ッコイイ!」と言うが、双眼鏡で的を確認した柴田さんが「全弾外れです」と言うとすかさず「カッコ悪!」と零ちゃん。(この変わり身の早さ、ギャップがいいですね~!)で、競技終了ということで椅子に腰を下ろす五代さん。しかし椅子には手裏剣があり、それがおしりに刺さるというネタのサービスがありました。

続いて次の競技へ。五代さんが零ちゃんを、貴族刑事がうなぎ刑事を、いたこ刑事がなまはげ刑事をそれぞれおんぶして並んでいる。そんな中、しのび刑事はだるま刑事の背中に乗ろうとしているが、上手く乗れずに転んでいる...(どう見ても、ただのだるまですからねぇ...)で、しのび刑事がだるま刑事をおんぶする。(いや、背負う)「刑事と言えばコンビ」ということで協調性をテストするということで、種目はパン食い競争だった。で、柴田さんの合図で「ヨーイ、スタート!」。4組はスタートを切るが、いきなり飛び出す五代&零コンビ。が、その時大きな音がして立ち止まる。五代さんの背中から降りた零ちゃんは「銃声?」、それを受けて五代さんが「みんな、気をつけろ」と注意する。しかし貴族刑事は「もしや、これもテストでは?」と言う。すると五代さんは「そうか、アクシデントと見せかけて俺たちを試しているんだな」と納得しかける。(いつもの事ですが、変わり身だけは早い五代さんです。)しかし零ちゃんは「テストなんかじゃありませんよ」と言うと「五代さん、あれ」と指を差す。で、みんなは零ちゃんの差した方に集まる。そこではいたこ刑事がなまはげ刑事をそっと降ろす所だったが、床のなまはげ刑事はぴくりとも動かなかった。で、いたこ刑事で「死んでる...」と言う。

すると、零ちゃんの携帯に「警視庁から入電中」と事件を知らせる入電が入る。携帯を開く零ちゃん。警視庁体育館で殺人事件発生。被害者は秋田県警のなまはげ刑事こと岩倉マサオ。直ちに捜査を開始せよ、ということでした。で、参加していた刑事たちは捜査を開始する。

五代さんは「犯人はまだこの体育館の中に潜んでいるはずだ」と言って張りきっている。そんな中「凶器が見つかりました」と柴田さんが声を出す。柴田さんは2Fの観覧席にいて、そこにはライフルが残されていた。ということで、そこから撃っただろうという見解の五代&柴田。また、零ちゃんは「レレレ」と言って何かが落ちているのに気づく。それを拾うと、いたこ刑事の写真だった。ということで、いたこ刑事に話を聞く零ちゃん。

いたこ刑事は、なまはげ刑事が自分を守ろうとして、身代わりとなって撃たれた、と証言する。「犯人に心当たりはありませんか?」と零ちゃんは尋ねるが、貴族刑事が割って入ると「優秀な刑事ほど恨みを買うもの、心当たりを聴くなど野暮でごじゃる」と口を出す。→それでは捜査が先に進みません。いや、それよりも、ここに集まった連中って、とても「優秀な刑事」には見えないのですが...

五代さんは閉ざされた体育館で犯行に及んだと言うことで、大胆な奴だ、とボヤき、零ちゃんは誰一人姿を見ていないのはおかしい、と言う。これにいたこ刑事が「いや、目撃者が一人いる」と言うと、立ち上がって、なまはげ刑事の遺体の側に行く。みんなも一緒に移動して、なまはげ刑事の周りを囲む。するといたこ刑事は降霊術を始める。(やっぱりそういうキャラでした。)柴田さんは「そうか、なまはげ刑事が見ていたのかも...」と言っていたこ刑事の行動を納得する。で、いたこ刑事になまはげ刑事が降霊すると、五代さんが「お前を撃ったのは誰だ。犯人の顔は見たのか?」と尋ねる。すると「黒と白のジャンパー、ジーパンをはいた男」と言ういたこ刑事(なまはげ刑事の霊)で、五代さんが黒と白のジャンパーでジーパンということで、みんなの目は五代さんに。「俺じゃないよ」と慌てる五代さんだったが、「そったら馬面じゃなかった」ということで、五代さんは犯人ではありません。でも、いじられっぱなしでした。

で、五代さんは「館内をもう一度しらみつぶしに捜すぞ」と言って再びみんなは体育館の中を調べることになる。しかし零ちゃん一人だけがなまはげ刑事の死体の側に残り、思案を始める。「2階から狙撃されたと言うことは...」と口にするが、そこにいたこ刑事がやってきて、見開いているなまはげ刑事の目を閉じてやると、パン食い競争で使われたアンパンをなまはげ刑事の胸の上に置き「なまはげ刑事、三途の川で食ってけろ」と言って手を合わせる。(この時、いたこ刑事の左手の甲には絆創膏が貼ってあったが、零ちゃんはしっかりとチェックしていました。)いたこ刑事が去ると、零ちゃんはなまはげ刑事の死体の側に落ちていたなまはげのお面を拾い、それを通してライフルが発見された2Fの方を見る。で、面を外すと「増せり、悪の数字」(ここでAパート終了、経過時間は15分弱でした。Bパートは10分半強ということになります。)

手がかりが無く「一体犯人は何処に消えたのか?」と苛立つ五代さん。これに零ちゃんは「元々いなかったとしたら?」と口にする。そしていたこ刑事の方を向くと「あなたはなまはげ刑事の霊を呼んでいません」と言う。するといたこ刑事は直ぐに「我の霊力にケチをつける気か?」と反論を開始。五代さんも「どういうことだ?」と尋ねる。で、零ちゃんは、なまはげ刑事が撃たれた時、お面を付けていたが、視界は悪かった。更におんぶされた格好でどうやって2Fにいた犯人を目撃できるのか、しかも背中を打たれて死んでいたのに、と疑問点を語る。するといたこ刑事は「このバチアタリが。降霊術を冒涜するのか」と零ちゃんに食ってかかる。しかし零ちゃんは「犯人はあなたです、いたこ刑事」と零ちゃんは犯人の名前を口にした。これを聴いた五代さんは「仲間を疑うのはちょっと失礼じゃないのか」といたこ刑事をかばう。(やっぱりいたこ刑事が女性だからなんでしょうか?)更に、いたこ刑事は「馬鹿馬鹿しい。なまはげ刑事をおんぶしていて我がどうやってライフルを使って狙撃できるって言うの?お前も聞いたはずだ、さっきの銃声」と反論する。しかし落ち着いている零ちゃんは「聴きましたよ、ニセモノの銃声なら」と返した。で、射撃テストの時の銃声は耳を塞いでも体に響いたが、さっきの銃声は耳を塞ぐほどではなかった、と銃声の違いを説明する。いたこ刑事は「部屋の広さが全然違う」と言って、零ちゃんの考えを否定する。しかし零ちゃんは「そういうと思って、同じタイプのライフルを使って検証してみることにしました」と言って、2階にいる柴田さんに合図を送った。

2Fの客席にいた柴田さんは「OK、いきますよ」と言うとライフルを構える。その瞬間、みんなは腰を落として身を屈める。柴田さんは「こう見えても射撃の腕は確かなんですよ。アンパンを狙います」と言うと、狙いを定める。(五代さんが「食べ物を粗末にするんじゃない」と注意をするが、その通りですよね。→やっぱり「ケー刑事」は教育的な内容も含んでいます。)が、その声を無視して柴田さんは一発撃ち銃声が轟く。が、弾は全く関係ない方に飛んでいき、そこには隠れ身の術で体育館の壁に隠れたしのび刑事がいた。(予想通り、アンパンには当たりませんでした。)で、零ちゃんは「どうでした、今の銃声。さっきのと全然違うでしょう」といたこ刑事に言う。これにいたこ刑事は「だったら、さっきのは何だって言うの?」と問う。すると少し考えるように零ちゃんは「録音した銃声とかを再生したんじゃないですか」と答える。これにいたこ刑事は「そったらもの、どこさある?」と更に反論する。零ちゃんはいたこ刑事に歩み寄ろうとするが、「霊力が落ちるから指一本触れさせないぞ」と後ずさりをしながらいたこ刑事は言う。これに「無実を証明したくないんですか?」と零ちゃん。で、二人のにらみ合いは続く。

そこに五代さんが「銭形、お前、何をしようとしているのか分かっているのか?」と割って入る。零ちゃんはいたこ刑事わ睨んだまま「私だって仲間を疑いたくありません。でも、どう考えたって...」と口にする。するといたこ刑事は「そこまで疑うんなら。好きにすればいい」と言って、零ちゃんに調べさせようとして両手をそっと挙げた。で、五代さんは席を外し、男性陣は背を向けて一列に整列して待つことに。「失礼します」と零ちゃんは言うと、調べ始める。

背を向けて整列している男性陣。五代さんが「で、銭形、何かあったか?」と尋ねる。これに「何も、持っていません」と零ちゃんは力なく答える。いたこ刑事は零ちゃんを睨みつけたままで、勝ち誇った表情をしてニヤッと笑うと、その場を立ち去った。零ちゃんは納得できない、という表情をしていました。

零ちゃんは腰を下ろして一人で考えていた。そこに貴族刑事がやってくると「取り立てのアンパン一つ以如何でおじゃる?」と零ちゃんにアンパンを手渡す。「ありがとうございます」と言って受け取る零ちゃん。パン食い競争で使ったアンパンだろう、と言う五代さんだったが「腹が減っては戦は出来ぬでおじゃる」と貴族刑事。で、いたこ刑事の方に歩み寄ると「如何でおじゃる」と言っていたこ刑事にもアンパンを渡そうとするが、「粒あんしか食わねぇ」と言って手も伸ばさなかった。そしてみんなに向かって「いつまでここに閉じこもっている気なの。帰らせてもらうよ」と言ってその場から出て行ってしまう。五代さんが「待てよ」と言うが、いたこ刑事は何も言わず、戻ってこなかった。

零ちゃんはそのやりとりを見ていて何か気づいたようで、手にしていたアンパンを二つに割る。更に、五代さんの手にある食べかけのアンパンを奪うと、それも割ってみる。「何するんだ、どれも同じだよ」と文句を言う五代さんだったが、「そういうことだったんだ」と零ちゃんは言うと、五代さんを見上げて「謎は解けたよ、ワトソンくん

なまはげ刑事の遺体が置かれている安置室にいたこ刑事が入ってくる。なまはげ刑事の胸の上に置かれているアンパンにそっと手を伸ばすが、なまはげ刑事の手が彼女の手を掴もうとする。で、驚いて後ずさりをするいたこ刑事。すると、なまはげ刑事がゆっくりと起きあがる。で、立ち上がって歩き始めるが、壁にゴッツンコ。それとほぼ同時に零ちゃんの声が響いてきて「問題です」と出題を始める。「体重50kgの女性が二人、同じ大きさのアンパンを食べ始めました。一人は粒あん、もう一人はこしあんを、1年で50個食べました。さて、ダイエットに成功したのはどちらの女性でしょう?」→「1年間」という長い期間後の結果を問う問題にしては、条件があまりにも少なすぎて、屁理屈をこねればどちらでも正解になってしまう問題だと思いますが...

これに答えられないいたこ刑事。鐘の音が響くと、銭形ストラップが飛んできて、チェーンになり、いたこ刑事を捉える。(動けなくなり「金縛り...」と言うところがいたこ刑事らしいところです。)「午前零時の鐘の声。…」零ちゃんの口上がきまり、「わらわの暗算、解いてみよ」でチェーンを引くと、大回転してその場に倒れるいたこ刑事。「いたこ刑事、やっぱり犯人はアナタです」と零ちゃん。これに対して「証拠もないのに、まだそんなことを言うのか?」と反論するいたこ刑事。しかしその背後から「証拠ならここにある」となまはげ刑事、いや、五代さんの声がする。で、お面と藁の笠を外した五代さんが手にしたアンパンを割ると、中から小さな再生装置が出てきた。五代さんがそのPLAYボタンを押すと銃声がした。

そして零ちゃんの説明が始まる。「パン食い競争で使われたアンパンは全てこしあんでした。なのにあなたは中身を見ないで言いましたよね」と言い、いたこ刑事が「粒あんしか食わねぇ」と言ったことで、先に中身を知っていた。これはなまはげ刑事へのおそなえのふりをしてパンの中に証拠を隠したということだ、と零ちゃん。が、なまはげ刑事はパン食い競争の最中に背中を撃たれた反論するいたこ刑事。しかし「いいえ。彼はあの時既に死んでいたんです」と返す零ちゃんは更に推理を口にする。なまはげ刑事が撃たれたのは、零ちゃんたちが別室で射撃テストを受けている時であり、体育館の2階に隠れたいたこ刑事が、現れたなまはげ刑事を狙い、五代さんの拳銃の音にタイミングを合わせて狙撃した。そして殺した後、ライフルに残った指紋を拭き取り、自分が狙われたように見せかけるために現場に自分の写真を置き、更になまはげ刑事を背負って生きているように見せかけてパン食い競争に参加した。そしてそこで銃声を偽装した。これにいたこ刑事は「撃たれた人間をどうやっておんぶするのか。血が流れるはずだ」と反論する。するといたこ刑事の左手を零ちゃんが掴み、甲に貼ってあった絆創膏をはがし取り、「怪我なんかしていないのに、どうしてこっちに血が付いているんです?」と問う。これは、なまはげ刑事の背中の血を止めていた絆創膏を波がして自分の手に貼り直したからであり、これも証拠隠しの一つだと言う。で、「ここに付着した血痕を鑑定すればなまはげ刑事のものと一致するはずです。Q.E.D.」と締めくくる。するといたこ刑事はその場に膝をつき「負けた...」と犯行を認めた。で、彼女はなまはげ刑事を愛したことが間違いだったと語り、なまはげ刑事を愛したために霊力を失ってしまい、愛が憎しみに変わったという動機を口にした。で、五代さんがいたこ刑事に手錠を掛けた。

事件解決後、重い雰囲気で言葉を交わさない零ちゃんと五代さんは体育館の中を歩いていた。すると「ここにいたのか」と鎌倉警部が言って再登場。「ご苦労だった、事件のことは聴いた」と言う鎌倉警部。が、五代さんは元気がなかった。で、零ちゃんが「聴いてくださいよ、五代さんたら、刑事まつりが中止になって落ち込んでいるんです。優勝してドラマに出たかったみたい」と告げる。すると「ネバーギブアップ。最後まで諦めずに事件を解決した功績は優勝に値する」と力強く言う鎌倉警部。すると五代さんの表情が変わり「じゃあ、オレがデカキング?」(→こう記すと「デカレンジャー」に登場する巨大ロボの名前のようにも思います。(「デカキング」というロボは登場し真線でしたが...))と言って優勝した気になる。が、鎌倉警部は「おめでとう、ケータイ刑事」と言う。すると「私?」と笑顔になる零ちゃんは「やったぁ。刑事(デカ)クイーンだ!」(この瞬間、銭形四姉妹全員が「クイーン」になるということが達成されました。)

鎌倉警部は腕時計を見ると「収録に遅れる。どうしても私に「富豪刑事」に出てほしいらしいんだ」と言うとさようなら。すると零ちゃんは「あれっ?副賞は?」と尋ねる。(こういう所はしっかりしている零ちゃんです。)すると「はい、これ。一人では絶対に見ないように」と鎌倉警部が「怪談新耳袋」のDVDセットを零ちゃんに手渡す。すると五代さんが、「ざまぁ見ろ。ドラマ出演、無理だったようだね」と絡んでくる。これに「いいもん、刑事が一番好きなんだもん」と強がりを言う零ちゃんは口をとがらせてふくれっ面を。それを見た五代さんは「あっ、膨れた。アンパンだ「アンパン刑事」!」と五代さん。これに「ケータイ刑事です」と言う零ちゃんだったが、再度頬を膨らます零ちゃんでした。(五代さんが「レレレ」をやってくれました。)→舞ちゃんが「アンパンマンよりもバイキンマンが好きなタイプ」と心理分析された(「・9話」)けど、銭形・赤リボンの二人は「アンパンマン」と何か関係があったりして...?

今回の物語は、「ケー刑事」にしたら登場人物が多いお話でした。だるま刑事とイリオモテヤマネコ刑事は、登場人物を増やす中での人件費削減策の一つでしょうが、こういう発想はやっぱり「ケー刑事」です。体育祭のようなノリの楽しい物語でした。(こういう所は「銭形零」では得意なところでもありますね。)

次回は第19話(2nd.6話)「演技が出来ずして演出が出来るか! ~連続監督殺人事件」ということで、「ケー刑事」シリーズで監督を務めた本人が一挙登場する。(が、本業が監督ということで、演技の方は今ひとつと言うこともあって、学芸会のようなノリの物語です。→零ちゃんだから、これは許せるのですよね。)尚、「・20話」をはじめ、予習しておいたらいい物語がたくさんありますよ。

鑑識メモ。問題の答えを言う柴田さん。(両手にアンパンを持っている。)「ダイエットに成功したのは「粒あん」の方でした」と正解を言うと、続いてその理由を語る。粒あんに含まれる小豆(「こまめ」と柴田さんは読みました)の皮が食物繊維を含んでいて、これには体の老廃物を外に出してくれる働きがあるからだそうです。で、「「こまめ」って本当に体に良いんですね」と言う柴田さんだったが、誰もいないのにブーイングの嵐に遭う。(「小豆」は「こまめ」じゃなく「あずき」と読みます。)で「こまめ」じゃない「あずき」って読む...と柴田さんは「俺が「こまめ」じゃん」と締めくくるが、あの方は携帯を閉じてしまい、首を横に何度も振っていました。→「粒あん」に老廃物を出す食物繊維が含まれているから、という理由ではとても納得できません。「1年間」ということだったので、その他に何を食べた、日々の運動量は、というような条件を事細かく指定しなければ、いくらでも屁理屈を付けることは可能です。→トリックを扱う「ケー刑事」としたら、この問題は失格ですよ。

 

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 2

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/01/27
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 1

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/12/23
  • メディア: DVD

 

ケータイ刑事 銭形零/夏帆style

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ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2004/10/22
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ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
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ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
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ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
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ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
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ケータイ刑事銭形泪・黒川芽以style (冬服タイプ)

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  • 出版社/メーカー: トライディア
  • 発売日: 2006/02/03
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ケータイ刑事銭形泪・黒川芽以style (夏服タイプ)

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ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状+TVシリーズ オリジナル・サウンドトラック

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  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
  • 発売日: 2006/02/01
  • メディア: CD
↓「THE MOVIE 2」関係

ケータイ刑事THE MOVIE2 石川五右衛門一族の陰謀

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 竹書房
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ケータイ刑事 THE MOVIE2 オリジナル・サウンドトラック・アルバム

  • アーティスト: 小出早織/松崎しげる
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  • 発売日: 2007/02/28
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↓今回のネタ
富豪刑事 DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2005/08/05
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富豪刑事デラックス DVD-BOX

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シェーン

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  • 発売日: 2006/12/14
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それいけ!アンパンマン いのちの星のドーリィドールBOX

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  • 発売日: 2006/12/06
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↓副賞の「新耳」とその他の「新耳」
怪談新耳袋 第1夜

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  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2003/06/04
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怪談新耳袋 第2夜

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  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2003/07/02
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怪談新耳袋-開けちゃだめ編-

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  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2004/02/04
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怪談新耳袋-近づく編-

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  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2004/01/07
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怪談新耳袋劇場版 DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2005/08/03
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怪談新耳袋-白いひも編-

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  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2004/03/03
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怪談新耳袋第4シリーズ DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2006/02/08
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怪談新耳袋-花嫁さん編-

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  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2004/07/07
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怪談新耳袋-御祓いは効かない編-

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  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2004/08/04
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怪談新耳袋 最終夜 DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2006/07/05
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↓「スクール・ウォーズ」と「不良少女とよばれて」
泣き虫先生の7年戦争 スクール・ウォーズ(9)

全9巻

泣き虫先生の7年戦争 スクール・ウォーズ(9)

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2001/06/06
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大映テレビ ドラマシリーズ 不良少女と呼ばれて 前編

大映テレビ ドラマシリーズ 不良少女と呼ばれて 前編

  • 出版社/メーカー: エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
  • 発売日: 2004/12/15
  • メディア: DVD
大映テレビ ドラマシリーズ 不良少女と呼ばれて 後編

大映テレビ ドラマシリーズ 不良少女と呼ばれて 後編

  • 出版社/メーカー: エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
  • 発売日: 2004/12/15
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↓「降霊術」に関して
天国と地獄―アラン・カルデックの「霊との対話」

天国と地獄―アラン・カルデックの「霊との対話」

  • 作者: アラン カルデック
  • 出版社/メーカー: 幸福の科学出版
  • 発売日: 2006/02
  • メディア: 単行本

私は霊力の証を見た―奇跡の心霊治療

  • 作者: モーリス・H. テスター
  • 出版社/メーカー: 潮文社
  • 発売日: 1995/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

ヴィクトル・ユゴーと降霊術

  • 作者: 稲垣 直樹
  • 出版社/メーカー: 水声社
  • 発売日: 1993/04
  • メディア: 単行本
降霊〈2〉―報われるための真実を告げる

降霊〈2〉―報われるための真実を告げる

  • 作者: 大沢 妙温
  • 出版社/メーカー: 中央通信社
  • 発売日: 2003/01
  • メディア: 単行本
イタコとオシラサマ―東北異界巡礼

イタコとオシラサマ―東北異界巡礼

  • 作者: 加藤 敬
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2003/06
  • メディア: 単行本
↓こういうものも
あんぱんはなぜ売れ続けるのか

あんぱんはなぜ売れ続けるのか

  • 作者: 井上 昭正
  • 出版社/メーカー: 清流出版
  • 発売日: 2006/08
  • メディア: 単行本
銀座木村屋あんパン物語

銀座木村屋あんパン物語

  • 作者: 大山 真人
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2001/07
  • メディア: 新書
こだわりあんぱん

こだわりあんぱん

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1997/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
あんぱんダイエット―84kgダイエットに成功した著者が明かす

あんぱんダイエット―84kgダイエットに成功した著者が明かす

  • 作者: さかもと 聖朋
  • 出版社/メーカー: アスコム
  • 発売日: 2004/05
  • メディア: 単行本
戦場の狙撃手

戦場の狙撃手

  • 作者: マイク ハスキュー
  • 出版社/メーカー: 原書房
  • 発売日: 2006/02
  • メディア: 単行本
 
小林宏明のGUN講座2―ミステリーから学ぶ銃のメカニズム

小林宏明のGUN講座2―ミステリーから学ぶ銃のメカニズム

  • 作者: 小林 宏明
  • 出版社/メーカー: エクスナレッジ
  • 発売日: 2006/07/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
図説・世界の銃パーフェクトバイブル2

図説・世界の銃パーフェクトバイブル2

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 学研
  • 発売日: 2005/08/31
  • メディア: ムック
↓だるま刑事のグッズ(って、そんなものはない...)
300ピース 開運だるま 63-201

300ピース 開運だるま 63-201

  • 出版社/メーカー: ビバリー
  • メディア: おもちゃ&ホビー

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