「ケータイ刑事THE MOVIE 2 オフィシャルブック」 [ケータイ刑事]
本日、この本が発売になりました。ということで、早速ピックアップ。(と言っても、3/10公開の映画のネタバレの可能性もあるので、中身の方は全部は見ておらず、流したところもありますが...)また、最後の方に6代目に関することをちらっと書いているので、知りたくない方は最後まで読まないように...
これにはDVDが付いているが、そのDVDの内容は「銭形雷」のメイキング映像と、映画主題歌のPVである。映画のメイキング映像は含まれていない。(いずれ発売になる「THE MOVIE 2」のDVDに収録しようということなんでしょうね...)となると、TVシリーズの「銭形雷」のDVD-BOXのメイキング映像と被るのでは?と考えるのが普通であるが、「蔵出し映像」ということなので、DVD-BOXには収録されなかったものの様である。(推測という形で記したのは、DVD-BOX3は発売が3ヶ月延びて5月になったため、これのメイキングは確認できていないためである。)
映画主題歌のPVは、早織ちゃんの歌う♪「ケータイ刑事」であるが、歌詞の字幕が入るものと入らないものの2バージョンが収録されている。(ここは確認しました。)尚、挿入歌でうる「カンのメモリー」と、劇場予告編は収録されていない。(これも「THE MOVIE 2」のDVDへ収録ということでしょうね。)
で、内容の方だが、慎重にページを開いていって、目次を見て、映画を見る前に見ても大丈夫だろうという所だけ目を通しました。(映画のストーリーについては、現時点では読みたくないですから...)
最初は、早織ちゃんと夏帆ぽんの写真集と言った感じで、二人のインタビューがある。(この辺りは「THE MOVIE」のガイドブックと同じ構成です。)
「STORY」と言うところは飛ばして、「撮影日記」、「トミーとマツ」のインタビュー、星野真里さん、大堀こういちさんのインタビューがあるが、これも「THE MOVIE」のガイドブックを考えたら予想できたことでした。
その後には、「銭形零」と「銭形雷」のTVシリーズのストーリー・ガイドがあります。「零」はマニアルの方にも各話のストーリーは掲載されているが、「銭形雷」はそう言うものがなかっただけに、これはこれで役に立ちます。(但し、1ページに4話ということで、各話の量は少ないですが...)また、「THE MOVIE」も一応記されています。→BS-iで「銭形雷」を見ていない方には、「銭形雷」を知るには良いでしょうが、あまりにも簡単過ぎますが...(特に、DVD-BOX3の発売が延びたので、夏服の雷ちゃんの姿を知らない方には嬉しいかも知れません。)
「人物・キーワード辞典」「銭形家の謎」があるのはお約束だが、ちょっとビックリしたのは「SPECIAL」ということで、クイーン女優の宝積有香さんのインタビューがあったことです。→でも、TVシリーズの「零」と「雷」では宝積さんは本当によく出ていましたからね。(尚、「THE MOVIE 2」に宝積さんは出ていません。)また、柴田太郎の金剛地さんのインタビューもあり、ちょっと面白いことが実現したそうです。宝積さん、「自分がヒロインの大人のラブストーリーをやりたい」と言い、金剛地さんが「相手役に立候補」。で、「恋する日曜日」で二人の共演が決定したそうです。(でも、現在放送中の「恋する日曜日・3rd.」は、8&9話は喜多嶋舞さん、12&13話は水沢エレナ+森本亮治だし、10話か11話ということなんでしょうか?→でも、楽しみです。)
(2/24追記)
宝積さんと金剛地さん出演の「恋日」は、3/10放送の「41歳の春」ということが分かりました。
インタビューなどは全て目を通した訳ではないが、丹羽Pのインタビューで6代目に関することがちらりとあり、映画の中で6代目が分かるヒントが入れてある、とここでもありました。但し、銭形の名前、誰が演じるか、その名前は出ていません。が、「(6代目の)その子はカラオケ好きらしい」とありました。→「THE MOVIE 2・ナビ 特別授業」の中で同じことを言っていて、「役者も決まっている」と言っていましたからね。→誰でしょうか、まもなく発表されると思いますが...
そんな中で、新たに分かったことは、「設定的には雷ちゃんの妹、次女になります」と言うことです。(ということは「緑リボン」ですね。)→2代目が三女、3代目が次女という順番の本家でしたが、従姉妹は上から順番のようです。(そうだろうと思っていましたが...)
そして「6代目の最初のパートナーは草刈さん」とありました。→6代目も最低2クールあって、途中でパートナーが変わると言うことですね。それにしても、草刈さんということは、高村さんはロス市警から戻ってくるということになりますが、今度は何をやらかしてロスから追い出された(?)のでしょうか?(これも楽しみです...)
←帯付きの画像も...
ケータイ刑事THE MOVIE2石川五右衛門一族の陰謀~決闘―+TVシリーズ雷★零
- 作者:
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 2007/02
- メディア: 単行本
↓ノベライズ
ケータイ刑事 THE MOVIE2 オリジナル・サウンドトラック・アルバム
- アーティスト: 小出早織/松崎しげる
- 出版社/メーカー: BS-i
- 発売日: 2007/02/28
- メディア: CD
↓「THE MOVIE」関係
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状+TVシリーズ オリジナル・サウンドトラック
- アーティスト: サントラ, ナミ&チヨ
- 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
- 発売日: 2006/02/01
- メディア: CD
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 銭形姉妹への挑戦状 オフィシャルガイドブック
- 作者:
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 2006/01
- メディア: 単行本
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 スタンダード・エディション
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2006/08/25
- メディア: DVD
↓その他
OUTLAWS『GHOST RIDERS』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1980年に発表されたものである。アメリカでは、イーストコーストとウエストコーストがそれぞれの音楽文化圏を構築しているが、そのどちらともまた違い、アメリカの広大な大地の香りがするスケールの大きなロック・サウンドを聴かせてくれるサザン系サウンドがある。彼らはそんなサザン・ロックの特長に満ちたサウンドを聴かせてくれるバンドであり、キャッチーなサウンドを聴かせてくれるアルバムである。本アルバムは1981年のBillboard年間アルバム・チャートでは85位にランクインし、レギュラー・チャートでは最高位25位を記録するヒットとなっている。(そう言えば、'80's初頭は38 SPECIALなど、いくつかのサザン・ロックを聴かせるバンドがキャッチーなサウンドのヒットをいくつか放っていましたね。)
収録曲は以下の全8曲である。『(Ghost) Riders In The Sky』『White Horses』『Angels Hide』『Devil's Road』『I Can't Stop Loving You (Though I Try)』『Wishing Wells』『Sunshine』『Freedom Walk』。
本アルバムからの筆者のお薦め曲は、『(Ghost) Riders In The Sky』『I Can't Stop Loving You (Though I Try)』『Sunshine』『Freedom Walk』、中でも本アルバムのタイトル・チューンとも言うべき『(Ghost) Riders In The Sky』はスケール感の大きな一曲であり、サザン・ロックの持つスケールの大きさを持った曲である。また、彼らのハーモニーの方もなかなかのコーラス・ワークを聴かせていて、サザンではこういう綺麗なハーモニーはお馴染みである。ただ、収録曲が8曲というのは、ちょっと少ないという気もするが、それでも40分弱(現在では時間的には短いが、当時のアルバム(LP)では標準的な時間です。)、たっぷりと聴かせてくれる。
日本では、カントリーとサザンロックというのは今ひとつ受け入れられない所があるが、ロック好き、特にギターのサウンドがお好きな方には彼らのサウンドはお薦めである。彼らは、もっと広く聴いてもらいたいバンドの一つです。(実力はありますから)
↓本アルバムと「PLAYIN' TO WIN」の2 in 1アルバム。(こちらの方がお買い得...)
「NIKITA」 [映画(洋画)]
表題の作品は1990年のフランス映画「ニキータ」である。この後、女性を主人公にしたアクション映画がちょっとしたブームになり、色々な作品が製作されることになったが、本作はそういう時代を築く元にもなった。また、1993年には「アサシン」としてアメリカでリメイクされたこと、また、本作でジャン・レノが演じた掃除屋は、本作からスピンオフする形でキャラのイメージを膨らませて1994年にリュック・ベッソン監督のハリウッド進出作「レオン」として甦ることになったことはいずれも有名な話である。また、本作はジャン・ブイーズの遺作でもある。
映画データを記しておくと、監督と脚本はリュック・ベッソン、撮影はティエリー・アルボガスト、音楽はエリック・セラである。(サントラ盤もなかなか良いですよ。)そして出演は、アンヌ・パリロー、ジャン・ユーグ・アングラード、ジャンヌ・モロー、チェッキー・カリョ、ジャン・レノ、ジャン・ブイーズ、フィリップ・ドゥ・ジャネラン、フィリップ・ルロワ、マルク・デュレ、パトリック・フォンタナ、ジャック・ブーデ、ロラン・ブランシェたちである。
物語は、警官殺しの罪で無期懲役となり収監されたニキータ。彼女は麻薬中毒患者でもあった。そんな彼女は政府の秘密工作員候補としてピックアップされる。断れば死しかないと知ったニキータは秘密工作員になる訓練を受ける。厳しい訓練が続き、3年後、一流の工作員となったニキータは凄腕で活躍を重ねていくが、ある日、ニキータは一人の男を愛したことから状況が変わっていき...
クライマックスも余韻を残すものであり、これがまたとても良いものである。そして、本作にはもう一つのお楽しみがある。それはリメイクされた「アサシン」と見比べるということである。(本作とそっくりなところが多数ある...)いずれにしても、本作は'90'sという新しい時代に向けて生まれた名作であり、本作を見ておかないと'90'sのヒロイン・アクション作品は語れません。じっくりと見ましょう!
↓サントラ盤はこちら
La Femme Nikita: Original Motion Picture Soundtrack
- アーティスト: Eric Serra
- 出版社/メーカー: Varese Sarabande
- 発売日: 1991/03/19
- メディア: CD
↓リメイク作の「アサシン」はこちら
NUOVO CINEMA PARADISO(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]
表題の作品は1989年のイタリア映画「ニュー・シネマ・パラダイス」である。この作品には、初公開時の2時間(124分)のバージョンと、約60カット・51分を追加した「3時間完全オリジナル版」(175分)がある。(が、不時間版の方は評価が高いが、3時間版の方ははっきり言って「駄作」に落ちぶれてしまった。→3時間版の方は忘れて、2時間版の方を本作「ニュー・シネマ・パラダイス」という認識で語ります。)
まずは映画データを記しておく。監督と脚本はジュゼッペ・トルナトーレ、撮影はブラスコ・ジュラート、音楽はエンニオ・モリコーネとアンドレア・モリコーネである。出演は、フィリップ・ノワレ、ジャック・ペラン、サルヴァトーレ・カシオ、マルコ・レオナルディ、アニェーゼ・ナーノ、プペラ・マッジオ、レオポルド・トリエステ、アントネラ・アッティーリ、エンツォ・カナヴァレ、イサ・ダニエリ、レオ・グロッタ、タノ・チマローサ、ニコラ・ディ・ピントたちである。
物語は、イタリア・シチリア島の小さな村にある映画館パラダイス座。その映画館で青春時代を過ごした映画監督・サルヴァトーレは、当時慕っていた映写技師のアルフレードの訃報を聞いて故郷に帰って来た。が、その時にはパラダイス座は閉館になっていた...
本作製作時、トルナトーレ監督は29歳であったが、映画を愛する世界の全ての人に送る感動巨編として、映画館、映画フィルムにまつわる悲喜こもごもの物語が展開させ、世界中から絶賛された。また、エンニオ・モリコーネの音楽も美しく、それでいて優しく、とても良いものが出ている。
サントラ盤に収録されているのは以下の全23曲である。尚、本サントラ盤は筆者は日本盤を持っているので、曲名は原題ではなく邦題で記すことにする。『ニュー・シネマ・パラダイス』『成長』『愛のテーマ』『過去と現在』『思い出』『火事(Extended Version)』『愛のテーマ』『トトとアルフレード』『廃墟の中で(Extended Version)』『ナタの愛のテーマ』『検閲』『初恋』『第4章』『家出、捜索、そして帰宅』『セックス・アピール~フェリーニの登場』『愛のテーマ』『二人だけの映写会』『トトとアルフレード』『自転車のテーマ』『検閲』『成長』『エレナへ』『ニュー・シネマ・パラダイス』。
本作は、アカデミー賞の外国語映画賞、カンヌ映画祭審査員特別グランプリを獲得するというように、大きな賞を受賞しているが、3時間完全オリジナル版だけは邪魔である。(物語の結末までも変えるようでは、2時間版の良い所が死んでしまっている。)サントラと2時間版をたっぷりと堪能しましょう!
Nuovo Cinema Paradiso [Original Motion Picture Soundtrack]
- アーティスト: Baldo Maestri, Andrea Morricone, Ennio Morricone, Ennio Morricone, Marianne Eckstein, Unione Musicisti di Roma, Alberto Pomeranz, Enrico Pieranunzi, Franco Tamponi
- 出版社/メーカー: GDM
- メディア: CD
ニュー・シネマ・パラダイス オリジナル・サウンドトラック(完全盤)
- アーティスト: サントラ, エンニオ・モリコーネ
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2005/10/05
- メディア: CD
↓映画DVD