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TAXI(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1997年のフランス映画「TAXi」である。この作品は2000年と2003年に第2作/第3作が製作され、2004年にはアメリカでリメイクされた(「TAXI NY」)ヒット作品である。痛快カー・アクション作品ということで、気持ちの良いアクションを見せてくれるが、このカー・アクションは特撮ではなくて実写ということで、迫力ある映像を見ることが出来る。(視覚的には特撮は素晴らしい映像を生み出すが、やっぱり本物の迫力には敵いません。)また、スピード狂のタクシー・ドライバーとちょっとマヌケな刑事というコンビが見せるやりとりも面白い。

映画データを記しておくと、監督はジェラール・ピレス、脚本はリュック・ベッソン、撮影はジャン・ピエール・ソーヴェール、音楽はIAMである。そして出演はサミー・ナセリ、フレデリック・ディフェンタール、マリオン・コティヤール、エマ・シェーベルイ、マヌエラ・グーレリ、ベルナール・ファルシーたちである。

プジョー406を改造した愛車で街中を飛ばしまくるスピード狂のタクシー・ドライバーのダニエル。さんな彼は、ある日スピード違反で逮捕される。彼を逮捕したのは8回も運転免許試験に落ちているマヌケな刑事のエミリアンだった。ダニエルは違反取り消しを条件に事件の捜査に協力する羽目になる。追いかけるのは赤いベンツで銀行を襲った強盗団・メルセデスということで、とんでもない捜査が始まる...

物語はテンポが良く、軽快なものであるが、それを助ける音楽の方もそういう雰囲気を盛り上げる素晴らしい物である。で、サントラ盤に収録されている曲は以下の全19曲である。『Maudit Soient Les Yeux Ferms』『Scooter』『Dini』『Amour Du Risque』『La Charge』『Give Me Your Love』『La Vie De Rve』『1re Attaque 01:32』『Le Dernier Coup』『Ne Rien Faire』『2me Attaque』『Marseille La Nuit』『Taxi』『Drniere Banque』『Vie Infecte』『Tu Me Plais』『Theme De Lily III』『Lyrix Files』『What Makes You A Man』。

スピーディな映画のリズムをたっぷりと引き出していて、心地良さを与えてくれる本サントラ盤は、ドライブの時のBGMにしても悪くない心地良さを与えてくれる。(が、映画の主人公・ダニエルのように暴走してはいけません。)映画と共にサントラ盤もたっぷりと楽しみましょう!

 

Taxi

Taxi

  • アーティスト: Original Soundtrack
  • 出版社/メーカー: Unknown Label
  • 発売日: 2004/04/05
  • メディア: CD

↓映画DVDはこちら

TAXi

TAXi

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2003/11/19
  • メディア: DVD


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5月15日に6代目お披露目か? [ケータイ刑事]

「ケータイ刑事THE MOVIE 2」のオフィシャル・ブログを見ていて、3/30に丹羽Pの書き込みに、「5月15日に横浜球場でお会いしましょう」と言う言葉がありました。この日の横浜球場といえば、プロ野球・横浜-巨人戦が行われることになっている。よって、この日に横浜球場を使っての「ケー刑事」関係イベントというのは考えられない。では何があるか。ここで考えられるのは、始球式である。尚、「ケー刑事」で始球式と言えば、2004/7/19の横浜球場の横浜-阪神戦で、当時放送中だった「銭形泪」から泪ちゃん(黒川芽以さん)が行っている。(やっぱり、前例は「銭形泪」にあるんですね~)

4月からも、BS-iの土曜日23時の枠は「恋する日曜日」の3rd.が続くが、おそらく2クールで6月末に終了というのが妥当な所であろう。となると7月からは新番組と言うことになるが、「銭形雷」の終了が2006/9/30だったので、9ヶ月ということになるので、今度こそ「6代目」の登場になるものと思われる。(これまで、「」「」「」が10月スタート、「」「」が1月スタートだったので、初めてと言うことになりますね。(→細かく言えば「・2nd.」が7月スタートですが...))→7月スタートならば、「夏服」でのスタートということになり、これも初めてということになります。

7月スタートの番組であれば、5月中旬であれば、撮影に入っていているというのは順当なところである。(但し、製作発表は5月末から6月頭に行われるのが普通。)つまり、5/15ならば、製作発表を行っても全く不思議ではない。逆に、お披露目としては申し分ない。ということなので、「6代目」の発表は5/15に行われ、その足で横浜球場で6代目が始球式を行う、と読みました。(「M2」のDVD発売は5月ではあまりにも早すぎるし、「M3」の発表も6代目が始まらないとあり得ない。かといって「銭形雷・DVD-BOX3」のイベントにしてはちょっと大きすぎますし、早織ちゃんもシリーズから卒業しましたから、これも考えられない。)

尚、6代目の名前の方は「M2」に隠されたヒントから多分これだろうというのは見つけましたが、「○い」にならないので、これを少し捻った形の「○い」となるものと思います。(漢字も複数の候補がある。)が、「○い」で無い名前の可能性も捨てきれません。ちゃんの(次女)の6代目、名前と共に、誰が襲名するのか、とても楽しみです。(が、発表されない間だと、色々と想像できるという楽しみがあるのもまた事実ですが...)

 

↓始球式を行った泪ちゃん(3代目)

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット
  • 発売日: 2004/10/22
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット
  • 発売日: 2005/02/25
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/06/24
  • メディア: DVD

↓5/25発売の「雷」BOX3

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2007/05/25
  • メディア: DVD

↓歴代ケータイ刑事

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

初代

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2003/05/22
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

2代目

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット
  • 発売日: 2004/04/23
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 1

4代目

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット
  • 発売日: 2005/12/23
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット
  • 発売日: 2006/01/27
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

5代目

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/12/22
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2007/01/26
  • メディア: DVD


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さそり7話(阿修羅道・中編) [ドラマ]

2004年夏にBS-iで放送されてから既に2年半以上が経過しているが、本作はもっと注目されていい作品であり、今になって改めて記している。1970年代に梶芽衣子さん主演で映画シリーズとして6作(梶さんは4作目まで)が制作された「女囚さそり」のTVシリーズでもある。つまり、あの松島ナミが帰ってきたということにもなる。今回は、3つのエピソードの最終エピソード(前中後編の三部作)となる「阿修羅道」の「中編」です。

「父と母を殺した真犯人を追って、裏社会のフィクサー・天童の屋敷に潜り込んだナミ。天童の求愛を一身に受けながら、手に火傷を負った男を捜していた。」と、前回の簡単なあらすじを簡単に語るナレーションに続いて、いつものナレーション「囚人番号701号、松島ナミ。復讐を誓った女。人は彼女をさそりと呼ぶ」、ナミの台詞「私がサソる」で幕開けです。

犬神が始末をした鈴木と滝本の遺体を木の上に吊して弄んでいた。恩田と相原は釣り人になって天童の屋敷を見張っていた。そんな中でナミは、屋敷の中で天童を膝枕して、天童の耳掃除をしていた。天童は「お前はどうしてここにいるのか?鈴木を待っているのか?お前はここに来るまで、何処で何をしていた?」と次々と問いを投げかけるが、ナミは何も答えない。「私はお前の全てを知りたい」と言う天童に「過去は思い出したくありません。過去があるから、今の私があるんです」と言うと、「夕飯の支度をしてきます」と言って席を外そうとするナミ。天童は「ずっとここにいろ」とナミに言う。そうしていると「会長、お客様です」と影山の声がした。天童は「来たか」と呟いた。

玄関にY刑務所の郷田所長が立っていた。手には桐の箱に入った土産を持っている。少し待たされてから郷田は天童の元に行った。で、「いつもお世話になっております」と行って土産を差し出す。桐の箱に入っていたのは刑務所の受刑者たちが作った阿修羅像の彫物細工であった。そんなところに「失礼します」と行ってナミが酒を持って入ってきた。徳利をテーブルの上に置き、お猪口を客に出そうとしたナミは、客が郷田所長だったと言うことで驚く。郷田は苦虫を噛みつぶしたような表情を見せる。その様子を見て「どうした?」と天童。これに「いえ」と言って何事もなかったように振る舞うナミ。すると「お酌をして差し上げろ、つばき」と天童。これに「はい」と言うナミ。すかさず郷田は「つばきさんとおっしゃるんですか」と言うとお猪口を手にしてナミのお酌を受ける。で、「刑務所所長をしている郷田です。はじめまして」とナミに言う。これに「つばきです」と返すナミ。

天童と郷田は古知り合いであり、繋がりはキャピック(刑務所の受刑者が作る製品を売る商売)であった。(→郷田はそれで裏金を作っている様です。)で、その話から目を受刑者に潰されたことを天童に語る郷田。(ナミはじっと聴いている。)そして「女じゃありません。女の革を被った阿修羅」に潰されたと口にする。(ナミに潰されたんですけどね...)これに天童は「私も会ってみたいなぁ、その阿修羅に」と返す。(阿修羅は目の前にいるんですけどねぇ...)そうしていると、「ちょっと待ってろ、見せたいものがある」と言って天童は立ち上がり、一旦席を外した。

天童がいなくなると郷田はすかさずナミの髪を掴んで「どうやって取り入った。バラすぞ」と脅す。が「バラして困るのはどっちよ」と返す。すると郷田は「会長、つばきさんにしばらくぶりにお庭を案内してもらいたい...」と言うが、天童はドスを手にして戻ってきた。で「私はこれ(ドス)につばきと名付けた。墓に入るまで側に置いておく。手放す気は全くない」と口にする。(遠回しに上手いこというものですね)で「幸せ者ですね」と返す郷田は、他に回るところがあるから失礼する、と切り出し、天童が食事をというのも断った。すると天童は「つばき、玄関先までお見送りしろ」と命ずる。これに「はい」と答えたナミは郷田を玄関まで送っていった。

玄関で靴を履き終えて靴べらを返すのと同時に郷田はナミに語る「火傷の男は見つかったか?何が目的か知らんが、必ずお前を狩りに来る。それまでは会長さんにたっぷり可愛がってもらえ」と言うと深々と頭を下げると帰って行った。で、ナミが玄関の戸を閉める。その様子を天童は物陰からじっと見ていた。

その夜、ナミは枕の下に小刀を隠していた。寝たふりをしていると、天童がやってきた。で、ナミの頭に顔を近づける。が、ナミが突然起き上がり、小刀を手にしてそれを天童に向ける。「私の目だけは潰さないでくれ」と言う天童。(先ほどのやりとりから全体像の殆どが分かったんですね。)これにナミは小刀を降ろす。「表には郷田の部下がいる。それに、今逃げると鈴木には会えなくなるぞ。どうして脱獄までして鈴木をおっているんだ?」と問う。少し間をおいてからナミは口を開いた。「2年前、目の前で両親が殺されました」「鈴木がやったのか?鈴木が消えて無くなれば、私を見てくれるか?」天童はすかさず問う。これにナミは「その時は私も消えます」と天童の目を見て答える。そして「あの男には直接会わなければならないんです。」と続ける。すると天童は頷いて「分かった、鈴木の居場所を教えよう」と答えた。

夜が明け、警察が死体を発見されたということで捜査をしている。そこに北見がやってきたが、それは現場に北見の名前があったためだった。で、調べている刑事が北見に「北見慎吾へ 人間盆栽」と段ボールにマジックで書かれていた遺留品を見せる。心当たりを尋ねるが「全く...」と北見。発見された死体は鈴木耕介と滝本郁子であり、二人とも気の上に飾られるように死んでいた。(犬神が殺ったんですが、死体で遊んでいました...)二人とも天童家の使用人と言うことで刑事は「厄介だなぁ~」と困惑していた。

天童の屋敷では、ナミがやってきて「お世話になりました」と告げる。腕組みをしている天童は「鈴木を殺しに行くのか?影山を連れて行け」と助っ人を用意するが「一人で行きます」と名も。すかさず「ダメだ」と天童。で、ナミは天童を睨みつける。そこに影山が「会長!」と言って入ってくる。手には桐の箱を持っていて、「屋敷の前にこれが...」と言ってその箱を開ける。すると切断された肘から先の左手が入っていて、手の甲にはサソリの火傷があった。それを見たナミは天童に「これ...」と呟くと「鈴木だ」と言う天童。そしてナミと天童は顔を見合わせる。

そこに「会長、警察の方が来ています。鈴木さんと郁子さんが殺されたそうです」と言う声がした。で、影山が応対に出る。来たのは北見であった。影山は二人はずいぶん前に辞めたということを告げる。更に、捜査は県警が行うのに、どうして警視庁が来たのかを問う影山。「色々とありまして」と答える北見は「天童さんって方、政財界に顔が利く方ですよね」と尋ねる。これに影山は「令状はお持ちでしょうか?無いんでしたら、これ以上お答えすることはありません」と言って話を終えようとする。すると北見はナミの写真を取り出して「捜査には関係ないんですが、この女性、ご存知ではないでしょうか?」と尋ねる。写真を見た影山は「さあ?。よそ者は少ない土地ですから、会っていたら忘れないでしょうね」と何も語らなかった。で、北見は諦めて帰って行った。ナミはそのやりとりを影からずっと見ていた。また、天童はそんなナミの姿を見ていた。

ナミは敷地内にある離れの屋上。洗濯物が干されているが、そこにナミはいた。そこに天童がゆっくりと階段を上ってやって来た。で、天童は「あの北見という刑事とはどういう関係だ?お前が脱獄したのを知っていて、隠しているようだな」と問う。ナミは少し考えてから「会長には関係ありませんから」と言うが、天童はナミの手を握ると「お前は私のものだ。全てを終わりにしよう。鈴木は死んでしまったんだ。復讐のことはもう考えるな。逃亡生活を全て終わりにして、いつまでも私の側にいてくれ。必ずお前を守る」と言って、ナミに泣きつき「お前を失いたくない」「お前の何もかも全部見せてくれ」と頭を下げて頼む。で、ナミも「分かりました」と答えた。

ナミは天童から離れると、背中を向けると帯を解き、羽織っている一番上の着物を脱いだ。そして側に腰を下ろすと、白い下着も脱いで傷のある背中を見せた。それを見た天童は驚いて「どうした、その傷は?」と尋ねる。これにナミは「郷田の刑務所の2年間で出来た傷です」と答える。そして「それでも生きてこられたのは、私に親殺しの濡れ衣を着せた男たちへの恨み。私は復讐のためだけに生きることを誓いました」と続ける。天童が「つばき...」と口を開くと「いいえ、私は囚人番号701松島ナミ」と本当の名前を語った。そして「それでも私を抱けますか?愛せますか?」と尋ねる。(ここから????????『恨み節』が泣かせてくれるように流れてきます。)天童は何も言わずにナミを愛撫し、更にはナミをそっと抱いた。

天童の屋敷から出てきた北見。恩田と相原はそのことを郷田所長に報告する。(北見は屋敷に入って10分足らずで出てきたのだった。)恩田は無線機を手にすると「いっそうのこと、踏み込みたいのですが、如何でしょう?」と尋ねるが「天童は701号を北見ごときに渡したりしない」と言い、そのまま監視を続けるように命じる。無線を切ると「潮時か...」と呟く郷田だった。

着物を直しているナミは、階段を上っている犬神に気づいた。犬神はナミを見ると「あれっ?女の臭いじゃん」と口にする。すかさずナミは犬神から逃げるように階段を下りていく。犬神はドスを手にするとゆっくりと後を追った。直ぐに男たちがナミを守ろうとする。が、簡単に料理する犬神。天童もそれに気づき、ナミを屋敷の中に入れると「安心しろ、いくら犬神でもあの人数には敵わん」と言う。するとナミは「犬神?アイツを知ってるの?」と天童に詰め寄る。

が、直ぐに犬神が後を追って部屋の中に入ってきた。ナミを守ろうとした男たちは全滅していた。犬神は「あれ、気に入ってくれた?」と言って客のように座り込むが、天童は刀を抜いて何も言わずに犬神を睨みつける。で、犬神は「えっ?届いてないの?鈴木の手?」と言う。これに「お前だったのか」と天童。犬神は「北見も呼んどいたんだけどさ、あいつ来た?」と続けると、「誰に雇われた?郷田か?」と天童。「だったら何だって言うんだよ」と返す犬神。「お前の仕事は終わったはずだ」と言う天童に「えっ?いや、だってそいつ生きてるじゃん」とナミをドスで指さして言う犬神。で、ナミと天道が顔を見合わせ、天童は犬神に刀を向けると「黙れ!」と脅しを掛ける。これに「殺るのか、じじい」と突っかかってくる犬神。

突然、犬神の背中に手裏剣が飛んでくる。それは天井に隠れていた影山だった。更に次々と影山は犬神に手裏剣を投げる。で、影山に犬神が気を取られている隙に、ナミは部屋を飛び出して行った。犬神もナミを追っていこうとするが、影山も犬神の後を追った。

ナミは天童の屋敷から外に飛び出して行った。が、そこには相原恩田が待ちかまえていた。で、二人に挟み撃ちにされたナミ。後ずさりするも逃げることは出来なかった。

天童の屋敷から犬神が飛び出してきた。が、ナミの姿は何処にもなく「いないよ~!」と叫びながら河原を走っていくだけだった。ナミは恩田と相原に捕まり、車に乗せられ、縛り付けられていた。で、車は走り続け、夜になってから恩田が「所長、701号、確保しました」と無線で報告をする。所長は「天童には付けられていないだろうな?」と追っ手のことが気になっていたが「大丈夫です」と恩田。すると「よくやった!」と褒める所長に「ありがとうございます。」と恩田。ナミはそのやりとりをじっと耳にしていたが、動くことは出来なかった...(中編 了、ということで、以下は「後編」に続く)

今回の物語は大きく動きました。ナミが天童に全てを語り、それでもナミを愛する天童はナミを守ろうとする。が、犬神と天童に何か関係があると知ったナミ。飛び出していくと刑務官に捕まるも、ここにも複雑な思惑があって、ということでナミを巡る複雑な思惑は更に交錯していきます。映画「女囚さそり」はバイオレンス描写が見所だったが、本作はTVという制約があるということで、バイオレンス描写は控えめになっているが、その分をハードな展開で見せてくれるということで、こういうのもまた良いものです。(でも、水橋さん、可愛すぎる...)

次回は、物語の完結編となる「後編」である。捕らえられたナミ、ナミを取り返そうとする天童、ナミの命を狙う犬神、郷田所長は、恩田と相原は、北見は?、とハードな物語です。そしてラストのナレーションが注目です!

 

さそり DVD-BOX

さそり DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: アートポート
  • 発売日: 2004/10/22
  • メディア: DVD

さそり 阿修羅道(前・中・後編)

さそり 阿修羅道(前・中・後編)

  • 出版社/メーカー: アートポート
  • 発売日: 2005/02/25
  • メディア: DVD

↓こういう知識は常識です。

令状請求の実際101問

令状請求の実際101問

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 立花書房
  • 発売日: 2003/05
  • メディア: 単行本

令状執行・逮捕に伴う捜索差押調書の記載要領

令状執行・逮捕に伴う捜索差押調書の記載要領

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 立花書房
  • 発売日: 2005/02
  • メディア: 単行本
令状基本問題〈下〉

令状基本問題〈下〉

  • 作者: 新関 雅夫, 神垣 英郎, 金谷 利広, 佐々木 史朗, 小林 充
  • 出版社/メーカー: 一粒社
  • 発売日: 1997/01
  • メディア: 単行本

↓矯正協会関係

心のふれあいの中で―刑務所、少年院等で活躍する民間協力の人たち

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 矯正協会
  • 発売日: 2005/07
  • メディア: -

新訳社会と監獄―新刑罰学のための二三の提案 (1978年)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 矯正協会
  • 発売日: 1978/01
  • メディア: -

国際準則からみた刑務所管理ハンドブック

  • 作者: アンドリュー・コイル, 赤塚 康, 山口 昭夫
  • 出版社/メーカー: 矯正協会
  • 発売日: 2004/09
  • メディア: -
↓参考資料

日本刀小刀図鑑 (1969年)

  • 作者: 柴田 光男
  • 出版社/メーカー: 光芸出版
  • 発売日: 1969
  • メディア: -
闇のフィクサー

闇のフィクサー

  • 作者: 広山 義慶
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2000/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

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「THE THING」('82) [映画(洋画)]

表題の作品は1982年の映画「遊星からの物体X」である。この作品は1951年に製作された「遊星よりの物体X」のリメイク作でもある。(原題が同じため、それを区別するためにタイトルに製作年を入れています。)でも、オリジナルの邦題が「より」、リメイクである本作が「から」って、実にややこしい...

本作は、オリジナル作品の時と比べると、特撮技術や特殊メイクの技術の進歩もあって、見所も多い作品となっている。そして、物語のサスペンス描写もよく、たっぷりと恐怖を味わうことが出来る作品となっている。また、オリジナル版よりも原作小説により近い内容になっている。

映画データを記しておくと、原作はジョン・W・キャンベル・Jr.の『影が行く』、製作はデヴィッド・フォスター、ローレンス・ターマン、ラリー・フランコの3人、監督はジョン・カーペンター、脚本はビル・ランカスター、撮影はディーン・カンディ、特撮はアルバート・ホイットロック、音楽はエンニオ・モリコーネである。そして出演は、カート・ラッセル、A・ウィルフォード・ブリムリー、リチャード・ダイサート、ドナルド・モファット、T・K・カーター、デヴィッド・クレノン、キース・デヴィッド、チャールズ・ハラハン、ピーター・マローニー、リチャード・メイサー、ジョエル・ポリスたちである。

物語は、オリジナルが北極だったのが南極になっている。10万年前に地球に飛来した巨大UFOを発見した南極観測のノルウェー基地が全滅。やがてアメリカ基地に未知のエイリアンが侵入し、次々と隊員たちを襲い始めた...

本作を見たら、是非とも1951年のオリジナル作品の方も見てもらいたいが、30年という時間の間にどれだけ技術の進歩があったかもよく分かります。でも、本作からも既に四半世紀が経過した現在、CGを使って再度リメイクしてもらいたい所でもある。

 

遊星からの物体X

遊星からの物体X

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • 発売日: 2006/09/21
  • メディア: DVD

遊星からの物体X ― コレクターズ・エディション

遊星からの物体X ― コレクターズ・エディション

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2002/04/19
  • メディア: DVD
 
↓1951年のオリジナル作はこちら
遊星よりの物体X

遊星よりの物体X

  • 出版社/メーカー: アイ・ヴィー・シー
  • 発売日: 2003/08/25
  • メディア: DVD

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「THE THING」('51) [映画(洋画)]

表題の作品は1951年に製作されたSF映画の古典として名高い「遊星よりの物体X」であり、カルト的人気のある作品でもある。タイトルに製作年まで記したのは、本作は1982年にジョン・カーペンター監督がリメイクし、そのリメイク作品と原題が同じためである。(邦題は、本作は「遊星よりの物体X」であるが、リメイク作は「遊星からの物体X」ということで、ややこしい...)

異星人が登場するSF映画というのは無声時代にもあったが、その異星人が襲ってくるというSFホラーとなると、この古典的な作品として本作が挙げられる。が、あまりにも登場したのが早すぎて、SFホラーというジャンルの作品はB級扱いされることになってしまった。が、物語の方は後に「エイリアン」(1979年)から始まるこのジャンルのブームに乗って多数作られた中でもしっかりとしたものになっている。劇中に登場する装置などは確かに時代を感じるものであるが、これは制作された時代を考えたら当たり前のことでもある。

映画データを記しておくと、原作はジョン・W・キャンベル・Jr.(小説『影が行く』)、製作はハワード・ホークス、監督はクリスチャン・ネイビー、脚本はチャールズ・レデラー、撮影はラッセル・ハーラン、音楽はディミトリ・ティオムキンである。そして出演は、ケネス・トビー、マーガレット・シェリダン、ロバート・コーンスウェイト、ダグラス・スペンサー、ジェームズ・アーネス、ジェームズ・R・ヤングたちである。

物語は、北極に墜落した円盤の事故現場から回収された宇宙人の死体が運ばれたアラスカの米軍観測基地。氷が溶け出したことから異星人が甦り、基地の人々を襲い始める。で、その異星人と人類の戦いが始まった...

演出もなかなかのものであり、異星人との戦いをダイナミックに見せてくれる。確かに、劇中に登場している物は時代を感じてしまうが、息を持つかせぬストーリー展開の前にはそれも殆ど気にならなくなる。「エイリアン」以降、'80'sになると数多くのSFホラー作品が世の中に誕生したが、このジャンルの作品を見るのなら、本作は見ておくべきであり、本作を見ていなければ、このジャンルについて語る資格はない、と言っても良い作品である。で、本作を見たら、リメイク作である「遊星からの物体X」も見てみましょう!

 

遊星よりの物体X

遊星よりの物体X

  • 出版社/メーカー: アイ・ヴィー・シー
  • 発売日: 2003/08/25
  • メディア: DVD

↓リメイク作はこちら

遊星からの物体X

遊星からの物体X

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • 発売日: 2006/09/21
  • メディア: DVD


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THAT'S ENTERTAINMENT!: THE ULTIMATE ANTHOLOGY OF MGM MUSICALS[PART 3](SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1995年にリリースされた「ザッツ・エンタテインメント」のサントラ盤の企画盤であり、CD6枚組のBOXセットである。収録曲数は全129曲に及んでいて、その名が示すように、1974年/1976年/1994年にPART 1、2、3が製作された映画「ザッツ・エンタテインメント」のサントラ盤の究極盤である。(あまりに曲数が多いのと、映画3本になるから、3つに分けて記しています。今回は第三作の「PART 3」です。

「PART 3」は1994年ということで、「PART 2」から18年という時間が間にあって登場しました。しかも、ここではお蔵入りしたものや、お馴染みのシーンの別アングルからの映像を収録するというように、貴重な映像が詰まっている。ということで、一般の方よりもミュージカルがお好きな方の心をくすぐる内容となっている。

映画データを記しておくと、ピーター・フィッツジェラルドが製作総指揮、バド・フリージェンとマイケル・J・シェリダンが製作、監督はバド・フリージェンとマイケル・J・シェリダンの二人、脚本はバド・フリージェンとマイケル・J・シェリダンの二人、音楽はマーク・シェイマンである。(マイケル・J・シェリダンが八面六臂の活躍をしています。)そして出演は、ジーン・ケリー、エスター・ウィリアムズ、ジューン・アリソン、シド・チャリシー、デビー・レイノルズ、レナ・ホーン、ミッキー・ルーニー、アン・ミラー、ハワード・キールたちの名前が並ぶ。

本作では、お蔵入りになった映像が出てくるということで、「PART 1」や「PART 2」と比べると、より貴重な映像が詰まっていると言うことになる。16年ぶりに製作されたが、過去の栄光にすがったのではなく、今まで出ていなかった映像を使ったと言うことは、非常に高く評価して良い。(が、よくぞそういうフィルムが残っていたものです。完全に破棄されていてもおかしくないものですし...)

また、サントラ盤の方も、「PART 1」や「PART 2」と同様に非常に充実したものである。6枚組のCD BOXの中でDISC 5とDISC 6が「PART 3」に関係している部分であり、この2枚のDISCには合わせて46曲が収録されている。尚、曲名の後の「[ ]」内はその曲が登場する映画のタイトルである。

DISC 5の収録曲は全21曲で以下の通りである。『Overture [THAT'S ENTERTAINMENT, PART 3]』『Good Morning [BABES IN ARMS]』『Three B's [BEST FOOT FORWARD]』『Just One Of Those Things [PANAMA HATTIE]』『I'm An Indian, Too [ANNIE GET YOUR GUN]』『Shaking The Blues Away [EASTER PARADE]』『Pass That Peace Pipe [GOOD NEWS]』『Heather On The Hill [BRIGADOON]』『I Wish I Were In Love Again [WORDS & MUSIC]』『You Are My Lucky Star [SINGIN' IN THE RAIN]』『Can't Help Lovin' Dat Man [SHOW BOAT]』『Doin' What Comes Natur'lly [ANNIE GET YOUR GUN]』『Baby, You Knock Me Out [IT'S ALWAYS FAIR WEATHER]』『Thanks A Lot, But No Thanks [IT'S ALWAYS FAIR WEATHER]』『Who? (Extended Version)』『You Stepped Out Of A Dream [ZIEGFELD GIRL]』『Ain't It The Truth [CABIN IN THE SKY]』『March Of The Doagies [THE HARVEY GLRLS]』『Anything You Can Do [ANNIE GET YOUR GUN]』『Mr. Monotony [EASTER PARADE]』『That's Entertainment (Finale) [THE BAND WAGON]』。

続いて、DISC 6の収録曲は、全25曲で以下の通りである。『Swing Trot [THE BARKLEYS OF BROADWAY]』『I Got Out Of Bed On The Right Side [DANGEROUS WHEN WET]』『Swing, Mr. Mendelssohn (Extended Version)』『Please Don't Monkey With Broadway [BROADWAY MELODY OF 1940]』『Buds Won't Bud [CAIRO]』『I'll Take The High Note (Extended Version)』『Too Darn Hot [KISS ME KATE]』『How About You? [BABES ON BROADWAY]』『Opposite Sex (Prologue) [THE OPPOSITE SEX]』『Friendship [DU BARRY WAS A LADY]』『Too Late Now [ROYAL WEDDING]』『Lydia, The Tattooed Lady [AT THE CIRCUS]』『Lady Loves [I LOVE MELVIN]』『Baby, It's Cold Outside [NEPTUNE'S DAUGHTER]』『If You Can Dream [MEET ME IN LAS VEGAS]』『Didja' Ever! [EASY TO LOVE]』『There'll Be Some Changes Made [DESIGNING WOMAN]』『Stanley Steamer [SUMMER HOLIDAY]』『Mr. And Mrs. [DEEP IN MY HEART]』『You Can't Do Wrong Doin' Right [DUCHESS OF IDAHO]』『I'm Gonna Live Till I Die [THIS COULD BE THE NIGHT]』『Milkman, Keep Those Bottles Quiet (Extended Version)』『I Don't Care [IN THE GOOD OLD SUMMERTIME]』『There's Beauty Everywhere [ZIEGFELD FOLLIES]』『End Credits [THAT'S ENTERTAINMENT, PART 3]』。

この中では、やはりお蔵入りした音楽があるということが目玉であり、映画の方と合わせて非常に貴重なものとなっている。(この点から、「PART 3」が最も貴重な映像と音楽があるということで、一番勝ちが高い。)ミュージカル作品がお好きな方は、3本セット(+特典映像)のDVDをお持ちであろうが、当然、本CD BOXもライブラリーに加えるべきものであり、両方揃ってこそ、その価値がより高いものになる。また、ミュージカル作品に興味を持った方は、入門用としたらあまりにも美味しすぎる作品と言うことにもなる。(これから数多いミュージカル作品を楽しむための入口にするのには、あまりにも良すぎるでしょうね...)これは完全にコレクターズ・アイテムです。

 

That's Entertainment!: The Ultimate Anthology Of M-G-M Musicals

That's Entertainment!: The Ultimate Anthology Of M-G-M Musicals

  • アーティスト: Original Soundtrack
  • 出版社/メーカー: Rhino / Wea
  • 発売日: 1995/10/24
  • メディア: CD

↓DVDはこちら(単体/セット)

ザッツ・エンタテインメント PART 3

ザッツ・エンタテインメント PART 3

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2006/10/06
  • メディア: DVD
ザッツ・エンタテインメント コレクターズ・ボックス 〈5枚組〉

ザッツ・エンタテインメント コレクターズ・ボックス 〈5枚組〉

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2004/11/19
  • メディア: DVD

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THAT'S ENTERTAINMENT!: THE ULTIMATE ANTHOLOGY OF MGM MUSICALS[PART 2](SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1995年にリリースされた「ザッツ・エンタテインメント」のサントラ盤の企画盤であり、CD6枚組のBOXセットである。収録曲数は全129曲に及んでいて、その名が示すように、1974年/1976年/1994年にPART 1、2、3が製作された映画「ザッツ・エンタテインメント」のサントラ盤の究極盤である。(あまりに曲数が多いのと、映画3本になるから、3つに分けて記しています。今回は第二作の「PART 2」です。

映画の第2作となる「ザッツ・エンタテインメント PART 2」は1976年の作品であり、今回は司会進行としてフレッド・アステアとジーン・ケリーが登場するというのが前作との一番の違いである。が、内容の方は前作と同様である。但し、ミュージカル作品ではない映画も一部に加わっていると言うように、幅が広がり、しかもマニアックな作品が取り上げられている。

映画データを記しておくと、製作はソウル・チャップリンとダニエル・メルニックの二人、監督はジーン・ケリー、脚本はレナード・ガーシュ、撮影はジョージ・フォルシー、音楽はネルソン・リドルが担当している。出演は、フレッド・アステア、ビング・クロスビー、ジーン・ケリー、ルイ・アームストロング、シド・チャリシー、スペンサー・トレイシーたちの名前が並ぶことになる。

内容は「PART 1」と基本的には同じと言うことで、サントラ盤の方に話を移すことにする。6枚組のCD BOXの中で、DISC 3と4が「PART 2」に関係すると言うことになり、DISC 3には18曲、DISC 4は23曲が収録されて、合わせて42曲が「PART 2」関係である。尚、曲名の後の「[ ]」内はその曲が登場する映画のタイトルである。

DISC 3に収録されている曲は以下の通りである。『Overture [THAT'S ENTERTAINMENT, PART 2]』『Main Title From "That's Entertainment"』『For Me And My Gal [FOR ME & MY GAL]』『Fascinating Rhythm [LADY BE GOOD]』『I've Got A Feelin' You're Foolin' [BROSDWAY MELODY OF 1936]』『I Wanna Be A Dancin' Man [THE BELLE OF NEW YORK]』『Hi-Lili, Hi-Lo [LILI]』『Be A Clown [THE PIRATE]』『From This Moment On [KISS ME KATE]』『All Of You (Extended Version)』『Lady Is A Tramp [WORDS & MUSIC]』『Smoke Gets In Your Eyes [LOVELY TO LOOK AT]』『Easter Parade [EASTER PARADE]』『Temptation [GOING HOLLYWOOD]』『Zing! Went The Strings Of My Heart [LISTEN DARLING]』『Taking A Chance On Love [CABIN IN THE SKY]』『Swingin' The Jinx Away [BORN TO DANCE]』『Lover, Come Back To Me [NEW MOON]』。

続いてDISC 4に収録されている曲は以下の通りである。『Inka Dinka Doo [TWO GIRLS & A SAILOR]』『I Got Rhythm [GIRL CRAZY]』『Wedding Of The Painted Doll [THE BROADWAY MELODY]』『Manhattan [WORDS & MUSIC]』『Good Morning [SINGIN' IN THE RAIN]』『Triplets [THE BAND WAGON]』『Have Yourself A Merry Little Christmas [MEET ME IN St. LOUIS]』『Steppin' Out With My Baby [THE EASTER PARADE]』『I Got Rhythm [AN AMERICAN IN PARIS]』『Ol' Man River [TILL THE CLOUDS ROLL BY]』『I Fall In Love Too Easily [ANCHORS AWEIGH]』『I Begged Her [ANCHORS AWEIGH]』『Girls, Girls, Girls! [THE MERRY WIDOW]』『Last Time I Saw Paris [TILL THE CLOUDS ROLL]』『Love Is Here To Stay [AN AMERICAN IN PARIS]』『I'll Build A Stairway To Paradise [AN AMERICAN IN PARIS]』『Couple Of Swells [EASTER PARADE]』『There's No Business Like Show Business [ANNIE GET YOUR GUN]』『I Like Myself [IT'S ALWAYS FAIR WEATHER]』『I Remember It Well [GIGI]』『Bouncin' The Blues [THE BARKLEYS OF BROADWAY]』『That's Entertainment! (Finale) [THAT'S ENTERTAINMENT, PART 2]』『End Credits [THAT'S ENTERTAINMENT, PART 2]』。

やはり、サントラ盤の中身が充実しすぎているということで、映画の方を楽しんだら、このサントラ盤の方もたっぷりと堪能し、それから本作に登場したそれぞれの作品に足を踏み入れていくのが良いでしょう。それにしても、司会進行がはいるということで「PART 1」とは少し違った雰囲気もあって、これも楽しい所です。ミュージカル作品のファンの方は常識としてご存知でしょうが、これからミュージカル作品を見ようと思っている方にも見てもらいたい作品です。

 

That's Entertainment!: The Ultimate Anthology Of M-G-M Musicals

That's Entertainment!: The Ultimate Anthology Of M-G-M Musicals

  • アーティスト: Original Soundtrack
  • 出版社/メーカー: Rhino / Wea
  • 発売日: 1995/10/24
  • メディア: CD

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ザッツ・エンタテインメント PART2

ザッツ・エンタテインメント PART2

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2004/11/19
  • メディア: DVD

ザッツ・エンタテインメント コレクターズ・ボックス 〈5枚組〉

ザッツ・エンタテインメント コレクターズ・ボックス 〈5枚組〉

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2004/11/19
  • メディア: DVD


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THAT'S ENTERTAINMENT!: THE ULTIMATE ANTHOLOGY OF MGM MUSICALS[PART 1](SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1995年にリリースされた「ザッツ・エンタテインメント」のサントラ盤の企画盤であり、CD6枚組のBOXセットである。収録曲数は全129曲に及んでいる。これは、その名が示すように、1974年/1976年/1994年にPART 1、2、3が製作された映画「ザッツ・エンタテインメント」のサントラ盤の究極盤である。(あまりに曲数が多いのと、映画3本になるから、3つに分けて記すことにする。→丁度DISCが2枚ずつに映画1本と言うことになりますので...)と言うことで、今回は第一作の「PART 1」です。(作品タイトルには「PART 1」とは入っていないが、便宜上「PART 1」と言うことにします。)

この作品は1974年の作品であり、MGMミュージカルの変遷をまとめた作品であり、各作品のハイライト・シーンを並べて見せている。(ということで、見方によってはMGMミュージカル作品の宣伝集ということも出来る。)が、単に各作品を次々と並べているというものではなく、有機的に結びつけている。そして注目されるのはミュージカル・スターへのインタビューがある所であり、これも実に嬉しい所である。

映画データを記しておくと、製作総指揮はダニエル・メルニック、製作、監督、脚本の三役をジャック・ヘイリー・Jr.が担当している。出演は、フレッド・アステア、ビング・クロスビー、ジーン・ケリー、デビー・レイノルズ、ミッキー・ルーニー、ジェームズ・スチュワート、ライザ・ミネリ、エリザベス・テイラーたちの名前が並ぶ。

中には、日本では未公開という作品もあるが、MGMミュージカル作品が次々と出てくると言うことで、それぞれの作品を単独で楽しむのも良いが、これはまた違った楽しみ方が出来て、ちょっと嬉しくなってくる。

で、サントラ盤に話を移すが、6枚組のDISC 1と2がこの「PART 1」からと言うことになる。収録曲は、DISC 1に22曲、DISC 2に20曲の全42曲ということになる。尚、曲名の後の「[ ]」内はその曲が登場する映画のタイトルである。

DISC 1に収録されている曲は以下の通りである。『Overture [THAT'S ENTERTAINMENT]』『Singin' In The Rain [SINGIN' IN THE RAIN]』『Main Title From "That's Entertainment"』『Broadway Melody [THE BROADWAY MELODY]』『Indian Love Call [ROSE MARIE]』『Pretty Girl Is Like A Melody [THE GREAT ZIEGFELD]』『Song's Gotta Come From The Heart [IT HAPPENED IN BROOKLYN]』『Honeysuckle Rose [THOUSANDS CHEER]』『Take Me Out To The Ball Game [TAKE ME OUT TO THE BALl GAME]』『Thou Swell [WORDS & MUSIC]』『Varsity Drag [GOOD NEWS]』『ABA Daba Honeymoon [TWO WEEKS WITH LOVE]』『It's A Most Unusual Day [A DATE WITH JUDY]』『On The Atchison, Topeka And The Santa Fe [THE HARVEY GIRLS]』『Gotta Feelin' For You [THE HOLLYWOOD REVUE OF 1929]』『Easy To Love (Alternate Version)』『Puttin' On The Ritz [IDIOT'S DELIGHT]』『Dear Mr. Gable: You Made Me Love You [BROADWAY MELODY OF 1938]』『Babes In Arms [BABES IN ARMS]』『They Can't Take That Away From Me [THE BARKLEYS OF BROADWAY]』『Dancing In The Dark [THE BAND WAGON]』『I Wanna Be Loved By You [THREE LLTTLE WORDS]』。

続いてDISC 2の収録曲は以下の通りである。『I've Gotta Hear That Beat [SMALL TOWN GIRL]』『I Guess I'll Have To Change My Plan [THE BAND WAGON]』『Be My Love [THE TOAST OF NEW ORLEANS]』『Make 'Em Laugh [SINGIN' IN THE RAIN]』『Ol' Man River [SHOW BOAT]』『By Myself [THE BAND WAGON]』『New York, New York (Extended Version)[NEW YORK, NEW YORK]』『Worry Song [ANCHORS AWEIGH]』『Singin' In The Rain [SINGIN' IN THE RAIN]』『Over The Rainbow [THE WIZARD OF OZ]』『But Not For Me [GIRL CRAZY]』『Trolley Song [MEET ME IN St. LOUIS]』『Boy Next Door [MEET ME IN St. LOUIS]』『Under The Bamboo Tree [MEET ME IN St. LOUIS]』『Get Happy [SUMMER STOCK]』『Going Hollywood [GOING HOLLYWOOD]』『Hallelujah [HIT THE DECK]』『Barn Dance (Bless Yore Beautiful Hide) [SEVEN BRIDES FOR SEVWN BROTHERS]』『Gigi [GIGI]』『American In Paris Ballet [AN AMERICAN IN PARIS]』。

映画の方では不十分な所もサントラ盤ではたっぷりと楽しむことが出来るということで、尚、本作映画の方で数多くのミュージカル作品を知ったら、今度はその作品を楽しむというステップに入るのが普通であろうが、その前に本サントラ盤をたっぷりと楽しみ、それから本作に登場したミュージカル作品それぞれを楽しむということがよろしいかと。とにかく、本CD BOXは映画本編では消化不良になってしまう所もしっかりと聴くことが出来るということで、必聴ですよ。

 

That's Entertainment!: The Ultimate Anthology Of M-G-M Musicals

That's Entertainment!: The Ultimate Anthology Of M-G-M Musicals

  • アーティスト: Original Soundtrack
  • 出版社/メーカー: Rhino / Wea
  • 発売日: 1995/10/24
  • メディア: CD

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ザッツ・エンタテインメント

ザッツ・エンタテインメント

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2005/11/18
  • メディア: DVD

ザッツ・エンタテインメント コレクターズ・ボックス 〈5枚組〉

ザッツ・エンタテインメント コレクターズ・ボックス 〈5枚組〉

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2004/11/19
  • メディア: DVD


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TONI BASIL『TONI BASIL』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1983年に発表されたアルバムであり、前作「WORD OF MOUTH」から『Mickey』という全米No.1ヒット曲が生まれたことから、勢いに乗っていた時期に発表されたアルバムと言うことになる。といっても、本アルバムは前作の様なビッグ・ヒット曲も生まれることも無く、極平凡なポップなアルバムとして発表され、セールスの点でも、ヒットの点でもさっぱりという状況であった。今回、このアルバムを取り上げたのは、先に彼女のヒット・アルバム「WORD OF MOUTH」を取り上げたが、そのアルバムは現在では「2 in 1」という形で、本アルバムとペアになっているためである。(こういう形で売ってしまえ、というレコード会社の策略は見え見えだが、「一発屋」というイメージのある彼女を知るには、かえって良いのかも知れませんね...)

収録曲は以下の全9曲である。『Over My Head』『I Don't Hear You』『Easy For You To Say』『Suspense』『Go For The Burn』『Spacewalkin' The Dog』『Street Beat』『Best Performance』『Do You Wanna Dance』。

サウンドの方はリズミカルでいてとてもポップな聴きやすいダンス・ナンバーを中心としているが、本アルバムには前作の様にこれというナンバーがなく、小粒な曲が纏まっているという所がちょっと残念である。が、元気な所はあり、『Easy For You To Say』『Spacewalkin' The Dog』『Street Beat』『Do You Wanna Dance』という所をお薦め曲としてピックアップしておく。

本アルバムは、発表当時から評判はあまり良くなく、「あっ、そう」というような扱いで、冷遇されていたのだが、現在は彼女の最大のヒット・アルバムである「WORD OF MOUTH」と「2 in 1」になってリリースされたということで、改めて陽の光を受けることになった。(でも、「WORD OF MOUTH」は単独でリマスターしてリリースして欲しいんですけどねぇ...→それを考えたらお買い得ということになるかも...)'80'sサウンド(特に、'80's前半のダンス系音楽)がお好きな方は、とりあえずは聴いてみることをお勧めする。'80'sらしいサウンドですよ。

 

↓タイトルは違いますが、本アルバムが含まれている「2 in 1」です。

Oh Mickey

Oh Mickey

  • アーティスト: Toni Basil
  • 出版社/メーカー: Recall
  • 発売日: 2003/06/30
  • メディア: CD


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TONI BASIL『WORD OF MOUTH』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1982年に発表されたアルバムであり、'80's前半のダンス・ミュージック・シーンに残る大ヒット曲『Mickey』をが収録されているアルバムでもある。この一曲によって彼女の名前は'80'sの音楽シーンに刻まれることになったが、その後も幾多のアーティストたちがこの曲をカヴァーしているということからも、人気の高い一曲と言うことが分かる。アルバムとしたら、そのヒット・シングルを中心にした元気なダンス・ミュージックを中心としたものであり、聴いていても自然と体が動いてきて元気を与えてくれる。尚、本アルバムからは大ヒット・シングルが生まれたと言うこともあって、アルバムの方もスマッシュ・ヒットとなり、1983年のBillboard年間アルバム・チャートでは100位にランクインしており、レギュラー・チャートでは最高位22位を記録している。

収録曲は以下の全9曲である。『Nobody』『Hanging Around』『Thief On The Loose』『Time After Time』『Mickey』『Little Red Book』『Be Stiff』『Space Girls』『You Gotta Problem』。

この中からは、やっぱり『Mickey』である。この曲は1週間だけだったとはいうものの、1982年の12月にBillboardのシングル・チャートでNo,1の座を獲得し、翌1983年のBillboard年間シングル・チャートでも36位にランクインする大ヒットとなった。とにかく弾けような元気で明るいノリノリの一曲であり、まさに彼女の代表曲である。(日本では、この曲のみという「一発屋」という印象が強いようですが...)

その他の曲も、テンポの良いリズミカルな曲が集まっていて、、とにかく楽しくなってくるものである。筆者のお薦め曲としては、シングル・ヒットの『Mickey』意外には『Nobody』『Little Red Book』『Be Stiff』という所をピックアップしておく。

尚、本アルバムは、1983年に発表した次作「TONI BASIL」と共に「2 in 1」という形で2枚組のCDとしてリリースされているが、これって、2枚のアルバムを1つりパッケージにまとめただけであって、それぞれのアルバムごとに別DISCに収録されているというのだから、あんまりメリットは無いと思うんですが...(まあ、こういう所はイギリスらしい企画なんですが...)

 

↓タイトルは違いますが、本アルバムが含まれている「2 in 1」です。

Oh Mickey

Oh Mickey

  • アーティスト: Toni Basil
  • 出版社/メーカー: Recall
  • 発売日: 2003/06/30
  • メディア: CD

↓大ヒット曲のリミックス・シングル

Mickey (Remixes)

Mickey (Remixes)

  • アーティスト: Toni Basil
  • 出版社/メーカー: Razor & Tie
  • 発売日: 1999/03/30
  • メディア: CD


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