RUFUS with CHAKA KHAN『MASTERJAM』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1979年に発表されたものである。この後、CHAKA KHANはソロ名義のアルバムを出して大ヒットを飛ばすことになるが、本アルバムではそのソロ活動を景気づけるご機嫌なサウンドを聴かせてくれることになった。'70's終盤のノリの良いブラック・コンテンポラリー・ミュージックであり、しかもプロデューサーはQ.ジョーンズということで、ご機嫌なサウンドを聴かせてくれる。CHAKA KHANのボーカルもエネルギッシュであってたいへんパワフルである。また本アルバムは1980年のBillboard年間アルバム・チャートでは68位にランクインしていて、レギュラー・チャートでは最高位14位を記録している。
収録曲は以下の全9曲である。『Do You Love What You Feel』『Any Love』『Heaven Bound』『Walk The Rockway』『Live In Me』『Body Heat』『I'm Dancing For Your Love』『What Am I Missing?』『Masterjam』。
この中からの筆者のお薦め曲は、『Do You Love What You Feel』『Body Heat』『I'm Dancing For Your Love』、そしてアルバム・タイトル・ナンバーである『Masterjam』をピックアップしておく。'70's（後半）のブラコンは、'70's終盤の世界的なディスコ・サウンドの一大ブームを生み出すきっかけにもなるほど、ノリの良いサウンドを展開して一躍時代の寵児となった。ディスコ・ブーム以降もブラコンは発展を続けていて、1979年と言えば、M. JACKSONの「OFF THE WALL」というスーパー・ヒット・アルバムが生まれているが、それによって一躍時代をリードするプロデューサーとして注目されることになるQ.ジョーンズのプロデュースということで、本アルバムも注目され、期待には十分応えている仕上がりとなっている。'70'sの雰囲気を持ちながらも、'80'sという来るべき新しい時代を予感させるサウンドは自然と体が動くものである。'70'sのブラコンがお好きな方、'80'sのブラコン、ダンス・ミュージックがお好きな方のいずれにもお薦めのアルバムである。
- アーティスト: Rufus & Chaka Khan
- 出版社/メーカー: Universal Japan
- 発売日: 1993/03/02
- メディア: CD
雷・零 in 王様のブランチ（ちょびっと） [ケータイ刑事]
まずは、小林アナが復帰していたということで、よかったよかった。（これからも、警視庁アナウンス部所属と言うことで、よろしくお願いします。）
本日、「ケータイ刑事THE MOVIE 2 石川五右衛門一族の陰謀 ～決闘!ゴルゴダの森」の公開初日ということで、去年の三姉妹（泪、舞、零）と同様に、映画のコーナーに生ゲストとして登場するのでは、という読みでいたんですけど...
今回は生ゲストということ、しかも「若い！」と言っていたので、雷・零コンビの登場と思っていたら、登場したのは「バッテリー」（これも本日公開です）の林遣都と山田健太ということで、雷・零コンビではありませんでした...(ガッカリ...)→本日（全国）公開と言っても、考えてみたら本日から上映している所は、東京、小田原、京都、大阪の4館だけということなので、やっぱり生ゲストとしての登場は苦しいんでしょうか...
で、ゲストのコーナーが終わって、ランキングのコーナーとなり、10位から進んでいく。このままでは雷・零コンビの登場は無いまま（映画コーナーが）終わってしまうのかと思われたら、11:13になって、ランキングのトップ3の前に「あの2人からメッセージ」ということでようやく登場しました。（生ではなく、収録してあったものでした。ひょっとしたら試写会の時に収録したものでしょうか？）で、その時間は約35秒でした。（去年の三姉妹は生ゲストとして登場し、約5分半でした。）
雷ちゃんと零ちゃんが並んで登場。「あの「ケータイ刑事」が再びスクリーンに帰ってくることになりました」ということで、映画の予告画面を中心に、二人が並んだ子画面が右下に、ブランチ出演者の顔のアップの子画面が右上に重なり、映画の紹介をする雷・零コンビでした。（ブランチ出演者の子画面にマヤヤが映った時、ちょっと照れくさそうに笑っているマヤヤでした。）
でも、この映像はいずれ発売されるDVDの特典映像にも含まれないでしょうから、貴重なものになるという所は変わらないでしょう。
とにかく、見に行きましょう！（筆者は、午後から京都の初回に、そして明日は大阪＆京都の舞台挨拶付きに行きます。）
ケータイ刑事THE MOVIE2石川五右衛門一族の陰謀~決闘―+TVシリーズ雷★零
- 作者:
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 2007/02
- メディア: 単行本
- 作者: 林 誠人, 加藤 淳也
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2007/02/22
- メディア: 文庫
- 出版社/メーカー: アルケミスト
- メディア: おもちゃ＆ホビー
- 出版社/メーカー: アルケミスト
- メディア: おもちゃ＆ホビー
ケータイ刑事 THE MOVIE2 オリジナル・サウンドトラック・アルバム
- アーティスト: 小出早織/松崎しげる
- 出版社/メーカー: BS-i
- 発売日: 2007/02/28
- メディア: CD
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 スタンダード・エディション
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2006/08/25
- メディア: DVD
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 プレミアム・エディション
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2006/08/25
- メディア: DVD
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 (HD-DVD)
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2006/08/25
- メディア: DVD
さそり4話(悪女道・前編) [ドラマ]
この作品は2004年夏にBS-iで放送された全8話のドラマであり、放送から2年半以上が経過しているものの、もっと注目されていい作品なので、今になって改めて記している。（もう一度、再放送してくれたら良いんですけどね～。）1970年代に梶芽衣子さん主演でシリーズとして6作(梶さんは4作目まで)の劇場版が制作された「女囚さそり」のTVシリーズでもある。つまり、あの松島ナミが帰ってきたということにもなる。今回と次回は、2つ目のエピソードとなる「悪女道」であり、今回はその「前編」です。
「囚人番号701号、松島ナミ。復讐を誓った女。人は彼女をさそりと呼ぶ」鈴木史朗さんのナレーションが最初に入り「私がサソる」で幕開け。
ある港町、「揚羽」という名前のクラブに潜入したナミは、両親を殺した手に火傷のある男の手掛かりを掴もうとしていた。そのクラブの常連客である大学教授の若槻に接近して情報を得ようというのであった。が、ナミはホステスではなくてボーイとして店に入っていた。無愛想で笑顔を見せないということで、クラブのママも接客は出来ないということでボーイにしたのだった。が、若槻はナミに興味を示し、ママに頼んでナミを指名して接客させようとする。
その頃、恩田と相原は、無線で所長と連絡をしていた。ナミの足取りはまだ掴めていなかった。一方、北見の方はポイントMに入ったことを確認し、北見が何者かに会っている所をマークしていた。犬神のことを調べるように頼んでいた二人だったが「今、調査中だ」と言って相手にしない所長は、二人に北見の張り込みに専念するように指示を出した。
そうしていると、北見は会っていた男と別れて帰って行った。恩田と相原は、北見と会っていた男を追いかけ、挟み撃ちにしてその男に北見と話していた内容を問いつめる。情報量として1000円を渡すが、隙を見て逃げられてしまう。で、「1000円取られたのは恩田さんのせいですからね」と結構根に持つ相原でした。で、二人から逃げた男は「よそ者には捕まらない」と言っていたが、犬神にあっさりと捕まり、北見と話していたことを吐く。ナミの写真を見せて、「この女、見たら知らせろ」と言うことだったが、それを吐いたら犬神に噛まれて悲鳴を上げる男だった。
北見は町のクラブを訪ね歩いていて、ナミを追っていた。が、足取りは掴めなかった。そんな北見の脇を犬神がすれ違いざまに「アイツは俺のもの」と言って通り過ぎていった。
揚羽のロッカールーム。ナミはママからチャイナドレスを渡されて「着替えて。教授の指名よ」と言われる。渋っているナミだったが「誰が雇ってあげたの」ということで、ナミは接客をせざるを得なくなった。で、教授の前にやってきたナミ。黒のチャイナドレス姿がなかなかセクシーです。（後の「愛の道 チャイナロード」でも水橋さんはチャイナドレスを着たことがありました。）ナミは教授のことを知っていて、N医科大学教授・若槻健一、火傷治療の権威と言われる人、とすらすらと口にする。ナミは相談があるということだったが、教授はそれを受けて、隣に座らせようとして、お気に入りのホステスの麗華を追い出して「座りなさい」と言う。で、「彼女のこと、何て呼んだらいい？」と尋ね、ママが「さゆり」と言った。ということで、ナミは「さゆり」としてお水デヴューとなる。（教授が「僕はサユリストだった」とネタもありますが、隣にいたホステスのミクは「サユリストって？」）しかし、麗華だけは
機嫌が悪かった。
教授が店から帰る際、麗華と共に送っていくさゆりだったが、教授は「財布、忘れちゃった」と言って麗華に見せに取りに行かせて、さゆりと二人になる。が、それは嘘で、財布を取り出した教授はお金を抜いてさゆりに握らせると「今度、ドライブ行こうか」と誘う。そうしていると、麗華が「お財布なんて無いじゃない」とぼやきながら戻ってくる。が、この時教授はタクシーに乗り込んでいて、さゆりに「見つかったら僕のお願いも聞いてもらうからね」と行ってさゆりの手に
キスをする。そして「お休みなさい」と言って別れる。タクシーが走り去った後、戻ってきた麗華は「お財布、あったみたいね」
店に戻ったナミだったが、用心棒のボーイに羽交い締めにされる。そこに麗華がやってきて「何コソコソやってんのよ、泥棒ネコ」と言って花瓶の水を掛ける。で、麗華のいびりが始まり、吸っていたタバコをナミの左手の甲に押しつける。で「灰皿かと思った、間違えちゃった...」そして「ここは女の戦場なの。おとなしくしなさい。あの親父はあたしんだからね」と脅しを掛けた。
日が変わり、公衆電話から教授に電話を掛けているママ。最近、麗華ばかりだと言うことが不満だったママだが、「二人だけで旅行でも行くか」と誘われるとご機嫌になる。そうしていると、一人の男が犬神に噛みつかれているところを目撃する。犬神が去った後、男に近づくママは「この辺に若い女来なかったか」と尋ねられたことをママに告げるが、ママはナミのことではないかと不安げになる。
店ではボーイ姿のナミが掃除をしている。そこにママが帰ってくると「あんたって、ここに来る前、何処で何していた？」と尋ねる。が、ナミは何も答えずに掃除を続ける。「結構な修羅場くぐってきてるんでしょう。そんな目している」とママが言うと「何ですか」と反応するナミだったが、「誰かに追われてたりして...」と言うママの言葉を無視して控え室に戻ろうとする。するとママは今夜も店に出るように言うと、ナミは承知する。が、その様子を影から麗華が見ていた。
開店時間が近づき、ホステスたちが準備をしている。ナミも着替えのためにロッカーにやってきて開けると、黒のチャイナドレスはズタズタに引き裂かれていた。それを見たホステスのミク（「響鬼」のみどりさんです）は「だから言ったでしょう...」
教授が店に着て麗華が相手をしている。「さゆりはいないのか...」と残念がっている教授に「私がいるじゃない」と言う麗華だったが、そこに、昨日麗華が着ていた真っ赤なチャイナドレスを着たナミ（さゆり）がやってくる。麗華は「私のドレス...」と言うが、さゆりは「いらっしゃいませ、若槻教授」と言って早速営業モードに入る。「座りなさい」と言う教授だったが「そこは麗香さんの席ですから」と言って遠慮するが、教授は「そんなこと言わないよね」と麗華に言うと、麗華は立ち上がって「どうぞ」とさゆりに席を譲る。で、「失礼します」と言ってその席に座るさゆりる直ぐに「火傷のことですけど...」と切り出すさゆりに「あっ、そうそう、これを見て欲しいんだけどねぇ」と言って資料を取り出すと、ケロイド（火傷）のことを色々と説明を始める教授。さゆりは渡された資料に目を通すが、麗華が「さゆりちゃん、ちょっと教授に甘えすぎじゃない」と釘を刺す。が「いいの、いいの」と教授。更に、左手の火傷を教授に気づかれるが、麗華は適当なことを口にするも、はらわたは煮えくり返っていくばかりで...
その後のダンス・タイムでも、教授はさゆりと踊っている。ママは麗華に「持って行かれちゃったみたいね、金づる」とシニカルに言うが「ただのつまみ食いよ」と強がる麗華は「女なら年増でも見境ないし」とシニカルに返す。ということで、ママと麗華の間でも教授をめぐっての
火花が散っている。
ダンスをしながら教授はさゆりに問う。「偶然じゃないよね。火傷の男を捜すために僕に近づいた。この店で働いているのも僕に会うため。そんなところでしょう」とナミの考えを見抜いていた。教授は火傷の男のことを色々と尋ねるが、ナミは一切答えを返さなかった。
控え室に戻った麗華は荒れていた。ゴミ箱を蹴飛ばし「あの女...」と怒りに満ちていた。そして「女を終わらせてやる」と言ってさゆりを罠に掛けようと企んだ。
さゆりは教授からホテルに来るように誘われる。教授は論文を書くために書斎として使っていて、資料を置いてあるからと言う。で「資料を見せてあげるから」と言う。戻ってきた麗華は「行ってみたらいいじゃない」と行って平静を装っている。「あれ？怒らないの」と教授が言うと「私、そんなに焼きもち焼きじゃないです。せっかくの好意、断ったら失礼でしょう」と言ってほくそ笑んでいる。教授は「麗華のお許しが出たことだし、明日の午後3時、509号室」と言うと、
トイレに立った。
翌日、揚羽に恩田と相原がやってきた。ここの店のママが情報通らしいと聴いて尋ねてきたのだった。で、ママに話を聞く二人はナミの写真を見せて「この女の子、見たことありません？」と尋ねる。ママは「ドレス着せたら化けそうな子ね」と言うと「誰？この子」と尋ねる。が、恩田は「関係ないでしょう」と答えない。ママは「この子の素性を教えてくれたら捜してあげてもいい」と言うが、恩田は了承しない。で、相原が割って入ると、ママが見ていた新聞に「藤原財閥一人娘失踪」という記事が出ていて、懸賞金1000万円が掛けられていた。相原は「言ってしまいましょう」と恩田に耳打ちするが、ママは「この子、そんなにお金持ちなんだ...」と呟き、ナミを藤原財閥の娘と勘違いした。
ナミは赤いチャイナドレスで教授のホテルにやってきた。麗華はボーイのサムがナミの始末をすると思っていたが、サムはウエイター連中を見繕って罠を準備していた。で、ウエイター連中に連絡するサム。その隣で麗華は「その子、火傷フェチだから、顔でも焼いてあげて」と言って笑っていた。
教授は部屋で歯を磨きながら、蒲団を用意してさゆりがくるのを今かと待ちわびていた。
サムが雇った連中は、教授のいる509号室と、その隣の508号室の番号が書かれたプレートを付け替えた。で、ナミがやってくると、「509号室」という札のあるドアをノックする。ドアが開いて中に入るナミ。「教授？」と言うが、そこに教授はおらず、覆面をした男たちにあっという間に捕まってしまった...（前編 了、ということで、以下は「後編」に続く）
今回の物語は、ナミが両親の復讐をしようとして動きだし、ターゲットを探り出すという物語である。しかし話数の関係もあってか、その背景の説明が不十分であるのだが、「松島ナミ」というキャラクターがどういうキャラであるのかを知っていたら、そんな説明はいらないので、このようなハードな展開は歓迎である。また、この物語は映画「女囚さそり」では第3作の「けもの部屋」を意識しているということになる。（展開は全く違いますが...）
次回は、今回の続きの「悪女道・後編」である。今回はおとなしかった犬神が、色々なことをやってくれます。また、本作では色々とリンチを受けている水橋さんですが、顔を焼かれそうになります。（本当にご苦労様です。）
- 出版社/メーカー: アートポート
- 発売日: 2004/10/22
- メディア: DVD
- 出版社/メーカー: 東映
- 発売日: 2003/06/21
- メディア: DVD
- 作者: 中村 猛彦, 桑原 謙
- 出版社/メーカー: シービーアール
- 発売日: 2005/06
- メディア: 単行本
ケロイド・肥厚性瘢痕の基礎と臨床―Scarless Healingをめざして
- 作者: 早稲田 豊美
- 出版社/メーカー: 中外医学社
- 発売日: 1998/09/20
- メディア: 単行本（ソフトカバー）
- 出版社/メーカー: 東映
- 発売日: 2005/07/21
- メディア: DVD
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2004/03/26
- メディア: DVD
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2007/01/25
- メディア: DVD
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2002/03/22
- メディア: DVD
- 出版社/メーカー: 日活
- 発売日: 2002/11/22
- メディア: DVD
- 出版社/メーカー: 日活
- 発売日: 2006/08/04
- メディア: DVD
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2003/10/16
- メディア: DVD
ROMANTICS『IN HEAT』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1983年に発表されたものである。'80'sになり、明るく楽しい陽気なポップなサウンドで、『Talking In Your Sleep』の大ヒットを記録したが、如何にもヒットしそうなメロディ・ラインで、'80'sらしいサウンドを聴かせてくれる。シングルの大ヒットもあって、本アルバムは1984年のBillboard年間アルバム・チャートでは52位にランクインしており、レギュラー・チャートでも最高位14位を記録した。
収録されているのは以下の全10曲である。『Rock You Up』『Do Me Anyway You Wanna』『Got Me Where You Want Me』『One In A Million』『Open Up Your Door』『Talking In Your Sleep』『Love Me To The Max』『Diggin' On You』『I'm Hip』『Shake A Tail Feather』。
この中からは『Talking In Your Sleep』がシングル・カットされて大ヒットを記録していて、最高位3位をマークすると共に、1984年の年間シングル・チャートでも19位にランクインしている。（この曲以外には特にヒット曲がないと言うことで、この曲の一発屋という形になっていますが...）
それ以外の曲もなかなかどうして、聴きやすいサウンドを展開していて、アルバムがヒットするというのも頷ける内容に仕上がっている。筆者のお薦め曲は、シングル・ヒットの『Talking In Your Sleep』は当然であるが、それ以外では『Rock You Up』『Do Me Anyway You Wanna』『One In A Million』『Love Me To The Max』という所をピックアップしておく。
この時期になれば、'80'sサウンドでも賛否が分かれる「商業ロック」が確立していて、本アルバムのサウンドはその「商業ロック」の基本をしっかりと守っているということで、この点でも'80'sサウンドらしいところが前面に出ている。'80'sサウンドがお好きな方は一度は聴いてもらいたいグループです。（少なくとも、レベルが高い1983年にヒットを記録しただけのしっかりとしたサウンドですよ。）
- アーティスト: The Romantics
- 出版社/メーカー: Sony
- 発売日: 1993/01/26
- メディア: CD
↓「2 in 1」としてもリリースされています。
- アーティスト: The Romantics
- 出版社/メーカー: Acadia
- 発売日: 2007/01/09
- メディア: CD