「ケータイ刑事THE MOVIE 2 石川五右衛門一族の陰謀 ~決闘、ゴルゴダの森」 with 舞台挨拶 in 大阪&京都 [ケータイ刑事]
表題のタイトル「ケータイ刑事THE MOVIE 2 石川五右衛門一族の陰謀 ~決闘、ゴルゴダの森」(以下、「M2」と記します。)の3/11の大阪・動物園前シネフェスタ&京都・シネラリーベでの舞台挨拶に行ってきました。(公開初日の3/10にも一度見ましたが、こちらでじっくりと見ておいて、11日はネタ探しなどで違った見方をしました。)尚、ここでは「雷・2nd.14話」までのネタを一部記しているので、未見の物語がある方は、ご注意下さい。(それにしても、この記事のタイトル、長いなぁ~)
前日の3/10の夜、雨が降り出して「これは...」と心配しましたが、11日の朝にはすっかり降り止んでいて、傘は不要ということで安心しました。(但し、大阪から京都の移動中の電車が京都市に入った辺りで天気雨が降っていた...)
映画の内容の方は、去年の「ケータイ刑事THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状」(以下、「M1」と記します。)とは全く雰囲気が違う作品ということであって、通算146話目となる「ケータイ刑事」の物語の中でも異色の展開・物語ということが出来ます。何せ、「謎解き」が無かったですからね。→が、丹羽Pが「6代目のヒント」を仕込んでいて、見る側には「謎解き」が用意されています。でも、M1の時の様に易しいものではなく、難易度は高く、簡単には分からないようになっていました、(一応、それらしいと思われるヒントから、筆者なりに謎を解きましたが、銭形姉妹のようにちゃんと解けたのか、五代さん、高村さん、岡野さんたちのような珍推理になったのか、現時点では分かりません...(一応、「○い」という名前(一応複数、漢字はいくつかあります)と、「○い」ではない名前を複数考えました。→皆さんに雑音を与えないようにと思って、ここには筆者の答えは記さないことにします。ただ、以前にある方のブログに願望を含めた予想として記した名前「宵(よい)」ではないと結論づけて良いでしょう。これはヒントには繋がりませんから...)
M2の物語は、時間軸では「雷・2nd.14話」の後ろに来るという位置づけで、雷ちゃんは「警視監」に二階級特進した後です。で、TVシリーズのネタも「雷・2nd.」まであって、「分かる人には分かる」小ネタがたくさん散りばめられていました。(まあ、ここは予想通りでした。)
そうなると「雷・1st.26話」でひょっこりひょう多もん島署に(所長補として)転勤した岡野さんがどういう形で戻ってきたのかが気になったのですが、「休暇」ということだったとは、思いもしませんでした。一方、零ちゃん(九州・沖縄方面本部長)に関しては予想の範囲内での登場でした。
資格マニアの岡野さんならではのネタもあり、それがTVシリーズに登場したものだけでなく、今回、初登場した資格まであって、相変わらずのトミーなんですね。そんな中「相棒検定 永久」という「雷・1st.26話」に出てきたネタは、やっぱりちょっとウルウルと来ました。
本作では何と言っても「トミーとマツ」のマツの登場ということですが、こういう所は期待通りやってくれました。(「雷・1st.24話」に一度だけ出てきた「トミコ」ネタも出てきましたから...)が、若い世代には全く分からないと思われるネタが多数有って、丹羽Pと同年代(40台前半)、幅を少し広げても30台後半から上の世代にはあまりにもおいしいネタのオンパレードです。(リンリン・ランランなんて、30歳以下ではまず分からないでしょうし...)→「トミーとマツ」を知っている方は「ケータイ刑事」を知らなくても楽しむことは出来ます。
逆に、「トミーとマツ」を知らない世代、まして「ケータイ刑事」を知らないという方には単なるアイドル映画ということになってしまうでしょうね。それだけ「分かる人だけ分かればいい」という姿勢もある作品です。(が、こういう姿勢は実は奥が深く、PINK FLOYDの音楽にも共通する「人類の残した文化遺産」に繋がります。)が、「ケー刑事」特有のお約束が無いということで、「ケー刑事」初心者には良いかもしれません。
ストーリーについては小ネタ満載で色々と楽しめますが、部分的にはいくつか疑問点が浮かびます。が、ノベライズを読んだら、それらを補足してくれて疑問も解消します。(映画M2はノベライズを少しカットしたような感じとなります)よって、ノベライズも読まれることをお薦めする。(但し、映画を見てから読んだ方が良いと思います。)
では、ここから先は舞台挨拶について。(ただ、部分的には大阪と京都がゴチャマゼになっているかも知れませんが、ご容赦を)
大阪(1回目)
大阪は2回の舞台挨拶がありましたが、筆者が見たのは1回目の方です。で、丹羽Pの司会でスタート。が、いきなり丹羽Pが「銭形泪役の小出早織さんです!」と間違っていました。
「ケー刑事」に突っ込みたい所は?という話では、「雷ちゃんの口上が始まると、何で突然夜になるの?」とか「事件発生したら、入電メールでどうして(密室の場合でも)現場の映像が直ぐに送られてくるの?」というのもありました。(警視庁撮影部というのがあるそうです。でも、どうして密室まで入れるの?)
また、ここで「6代目」についての質問があって「映画(M2)の後半にヒントがあります」と言う丹羽Pでした。(更に、ノベライズを読むと、もう少し詳しく記されている、とも言っていました。)また、早織ちゃんと夏帆ポンがその名前を初めて聴いた時、どう思った?という質問には「ええっ?そうきたか」「おおぅ」という答えでした。(二人は名前を知っているが、田沢監督は知らないということです。)
京都
京都出身の早織ちゃんにとっては地元に凱旋ということになりましたが、いきなり「方言で」ということを司会の丹羽Pが宣言し、早織ちゃんは京都弁でということになり、夏帆ポンは8月に公開される映画「天然コケッコー」のロケでしばらくいた島根弁で、田沢監督は出身地の青森弁で話すことになりました。(丹羽Pはへんてこりんな日本語ということに...)→夏帆ポンが最初にギブアップ。(でも、当然ですよ、これは)
ここでは、何と言っても早織ちゃんの京都弁による雷ちゃんの口上がメインディッシュです。ちょっと恥ずかしいという表情で、考えながらの早織ちゃんですが、とても良かったです。(質問コーナーがあったら、京都弁での口上はリクエストしようとずっと思っていた筆者ですが、丹羽Pも考えていてくれました。)
ここで早織ちゃんは「銭形泪、零」は見ているが「銭形愛、舞」は見たことがないと発言しましたが、前日の東京の舞台挨拶で泪ちゃんの歌を歌ったという早織ちゃんにとったら、「銭形泪」の存在が無意識の内に深く根付いているんでしょうね。→本家の四姉妹に続いて新しい世界観を広げてくれた「雷」の功績も「ケー刑事」にしっかり刻まれましたよ、早織ちゃん。
で、愛は海外に赴任しているということで、「雷は?」ということになり、雷はフィンランドに派遣されることが決定しました。(6代目(雷ちゃんの妹)の物語に何らかの形で出すようなことを丹羽Pが口にしました。)尚、零は九州・沖縄本部長として戻りますが、京都府警にという声があり、M3ではこれが活かされたりするかも???
また、歴代銭形(卒業生全員)総集合というドラマを作ってみたいという声には是非応えてもらいたい所です。(「0093 女王陛下の草刈正雄」というドラマに芽以ちゃんが出演ということですが、「泪・2nd.10話」のこと(バーボン・ボンド)もありますから、タイガー田中と銭形警視総監が旧知の間柄であり、新たに設立することになった日本の秘密情報部に銭形警視総監が孫娘たちを派遣し、映画「007シリーズ」の2010年頃の新作で日本を舞台にして、日本側のエージェント(ボンド・ガール)として銭形姉妹(+従姉妹)が登場、ということにしてくれたら嬉しいんですが...(これなら、愛泪舞零雷と雷の3人の妹もその名前のまま登場できます。→これが実現したら全員が国際的なビッグ・スター(いずれは、アカデミー主演女優賞にノミネートなんて夢も膨らみます。)になるのは必至なので、その後は全員BS-i作品に出演というのは予算の都合で不可能になっちゃう???))
最後は早織ちゃんの「ほな」で締めてくれましたが、早織ちゃんの万感の思いを込めての言葉だと感じました。(本当に、「銭形雷」としてお疲れ様でした。)
舞台挨拶の様子は、いずれ発売されるM2のDVDの特典映像に、M1のDVDと同様に舞台挨拶の様子が収録されるでしょう。秋から年末にはリリースとなると思いますが、DVDの発売も楽しみです。が、M1の時には筆者の後頭部がちらっと映っていたのですが、今年はこれは完全にないですね。大阪では左右の通路の右側を通っていきましたが、深読みをしすぎて左側の通路をマークしていた筆者ですし、京都では劇場の左前の非常階段に直結する扉(普段はしっかりと閉まっている)からの入場で、去年の芽以ちゃん(右側の扉からの入場)と同じ位置でマークしてので、どちらの会場でも1mぐらいの接近というのも無く、カメラのフレームからは外れっぱなしでしたから... でも、京都の舞台挨拶では、田沢監督と2回、夏帆ポンと1回、丹羽Pと1回、目が合いました。(早織ちゃんとは残念ながら目が合わなかった... ちなみに去年は芽以ちゃんと4,5回ぐらい目が合いました。)
それにしても夏帆ポンは幼さが消えて、「可愛い」というよりも「綺麗」になりましたね。早織ちゃんはちょっと緊張(特に京都では)していたようですが、時折見せる照れた笑顔が可愛かったです。
尚、早織ちゃんは「犬神家の一族」と去年のM1を舞台挨拶のあったシネラリーベで見たと言っていました。ひょっとしたら、同じ回を見ていた可能性も...
また、大阪の舞台挨拶には、MBSの「ちちんぷいぷい」が取材に来ていて、インタビューを受けたということで、その模様が14日に放送されると言うことなので、そちらもチェックする予定です。
(3/14・追記)
本日の「ちちんぷいぷい」、冒頭に鈴木ヒロミツさん(「ちちんぷいぷい」には不定期に出演していた。)の訃報があって、一部が内容変更となったため、雷ちゃんは登場しませんでした。(15日以降もチェックします。)鈴木さんのご冥福をお祈りいたします。
(3/15・追記)
本日の「ちちんぷいぷい」で放送されました。そちらに関してはここをクリックして下さい。
ケータイ刑事THE MOVIE2石川五右衛門一族の陰謀~決闘―+TVシリーズ雷★零
- 作者:
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 2007/02
- メディア: 単行本
↓ノベライズはこちら
↓ケー刑事初心者の方はまずこれを
↓去年のM1はこちら
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 スタンダード・エディション
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2006/08/25
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ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 (HD-DVD)
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2006/08/25
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ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 プレミアム・エディション
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- 発売日: 2006/08/25
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↓「トミマツ」はこちら(是非、再放送をしてください)
↓一応これも
↓こういうのもまた良いかも...
デビルシャドー#10 [特撮]
今回10話のサブタイトルは「存在の証明」。澪が榊の子だったということで、澪は女神と悪魔の間に生まれた子供ということから、怒濤の展開になっただけに、今回もたっぷりとアクションではなく心のドラマとして見せてくれます。今回のBGMは映画「人間の証明」のサントラ盤を選んでみました。
前回のあらすじが簡単に入るが、涼子は切人から衝撃の事実を告げられ、澪は遂に榊と対面した。で、今回の物語がスタートです。
切人の言葉に涼子は「嘘よ、そんなの嘘よ」と信じられない表情でいるが、切人は源三が隠していたこと、予言者の言葉から「澪が榊の子」ということは事実だと判断した。
澪は榊に向かって「誰?」と問う。(確かに澪はこれまで榊と会ったことはありませんでしたからね。)これに榊は「神に見放された堕天使、人間界での名は榊」と答える。すると澪の表情が変わり「あなたが榊?切人は何処?」と問う。「切人はまだ来ていない」と言う榊だったが、澪は切人に対して「みんなを見殺しにした」と言って憎しみの心をあらわにした。が、続けて榊に向かって「あなたは私の母を殺した」と言って睨みつける。
鬼頭、沙耶、重岡はテーブルを挟んで話をしている。で、澪が榊の子供と言うことを口にした鬼頭は過去のことを語り、那美とはコンビを組んでいたが(子供が出来る)仲にはなっていなかった、と語る。重岡は澪の力に恐れを感じるが、沙耶は最近覚醒したばかりということで、澪のことを甘く見ているようだった。
榊は澪に、那美の話をする。(回想として出てくる那美・結花姉ちゃんの剣を構えるポーズがカッコイイ!)で、「那美はあくまである私に真っ向から戦いを挑んできた。その理由が君に分かるか?」と問う榊。が、澪は「どういうこと?」と言葉を返す。すると「君のお母さんは世界平和のために戦ったんじゃない。ある秘密を、その真実を消し去りたかっただけなんだ」と語る。が、澪は「お母さんは世の中の美しい物を守るために...」と言うが榊は悪魔の子である澪の宿命を断ち切るために戦った、と告げる。しかし澪は「嘘、そんなの嘘よ」と言うと、短剣を抜いて榊に襲いかかった。が、簡単によけられてしまう。更に榊は「切人を憎む気持ちは痛いほど分かる。奴は天使だからな」と澪の心を揺さぶる。そして前につきだした右手をそっと開く。するとそこに炎が現れた。(「陰陽少女」の由良の様ですね。)「私たちはこの炎から生まれた」と言う榊に、澪は水穂と一緒に目にした町での火の芸を思い出した。そうしている間に榊は「我が娘よ、共に戦い現世を魔界へと誘おう」と言い、右手の炎を澪に向ける。炎は澪を包み込み、これによって澪の中に悪魔の魂が目覚めた。
涼子は切人を問い糾す。「澪が榊の子であっても、悪魔の子であってもそれがどうした。那美さんの子でもあるんでしょう」と言い、人間界が魔界に呑み込まれるのを防がなければならないと切人を諭す。そして「澪は悪魔の子であっても、女神の子でもあるんでしょう」と告げる。すると切人は「分かった」と言った。で、澪を取り戻しに榊の屋敷に向かうことにした。
夜が明けた。澪は榊の後を付いていくが、顔には生気が無くなっていた。そんな二人が鬼頭がいる広間にやってきた。鬼頭は「ようこそ、神崎澪さん」と頭を下げる。榊は「切人はまだか?」と問うが、まだ切人は来ていなかった。切人は真実を知ってスキルが分裂し、神の遣いが迷い始めたと榊。
森の中、榊の屋敷に歩を進める切人と涼子。側までやってくると、木陰に隠れる。涼子は「澪に思念を送ってみる」と言って助けようということを伝えようとするが、切人は「無意味だ。お迎えが来た」と言う。「えっ?」と言う涼子だったが、頭に銃を突きつけられる。それは重岡だった。また、重岡の後ろには沙耶がいた。「どうして?」と問う涼子に「そいつ(切人)が教えてくれたんだ。思念」と答える重岡。で、涼子は切人を睨みつけ、心には疑いの気持ちが...
沙耶の後に切人と涼子が付いていき、重岡がその後ろから二人に銃を向けながら屋敷の広間にやってきた。広間では澪がテーブルの席に着いていたが、鬼頭は立ったまま、榊は奥に腰を下ろしていた。ドアの音がしたことでそちらを向く3人。ゆっくりと階段を下りてくる4人をじっと見つめている澪。
涼子は「澪を返して」と言うが鬼頭は「この現状でまだ戦う気が残っているなんて、たいしたものだなぁ」と小馬鹿にしたように言うと、続けて「お前は何故生かされたか知っているのか?」と問う。「えっ?」と言う涼子だったが「そんな話はどうでも良いだろう」と切人がそれを遮る。「それより早く魔神剣を手に入れた方が良いんじゃないか、ルシファー」と榊に向かって言う。これに切人のことをミカエルと言って、榊が言葉を返し、やりとりがいくつか行われる。その間、澪は全く視線を移動させることなく、じっとやりとりを聴いていた。そんな澪を見て切人が「澪は悪魔に目覚めたらしいな。もう手遅れみたいだ」言う。これに涼子が「どういうこと?」と尋ねるが、沙耶が「神の遣いは改心したということよ」と言うと剣を抜いて涼子を斬りつけた。で、倒れる涼子。直ぐに反撃に出ようとするが「お前だけが改心していないんだよ」と言って重岡が銃を突きつける。
すると、切人を激しく睨みつけた涼子は「信じた私がバカだったわ」と言って切人に裏切られたことを知った。で、重岡が「死ね」と言って銃の引き金を引こうとする。が、引き金を引くことが出来ない。切人が思念を送り、それを防いだのだった。そして「神の掟に背いた証さ」と言って思念を送り続ける。重岡の手にした銃はゆっくりと自分の口を銃口の正面にするように動かされ、そして引き金が引かれた。こうして緑色の血を流して重岡は死んだ。
それを見た榊はゆっくりと腰を上げると「気は済んだか。そろそろ魔神剣の元に案内してくれ。ミカエルくん」と口にする。澪は何も反応しないでいた。すると涼子が「澪、目を覚まして」と叫ぶ。立ち上がった澪の心には、源三、水穂、那美たちの顔が浮かび、「邪悪な魂を消し去れ」と言う言葉を思い出し、葛藤が始まる。それと同時に屋敷全体が揺れ始め、澪の体は炎と光に包まれる。榊は「那美か?」とこの様子が那美の仕業だと気づいた。切人は素早く涼子の側に移動し、そっと守るようにする。次の瞬間、閃光と共に澪、切人、涼子の姿が消えた。そして光は収まった。それを見た榊は「那美の魂が生きていたことを忘れていたな」と呟いた。
澪たちの姿が森の中に現れた。澪は「私の体には悪魔の血が流れている。今でも心の底にどす黒い固まりがあるのを感じる」と心を口にする。これに涼子は「助けてくれたじゃない」と言うが、すかさず「私の力じゃない。何か、別の力が」と言う澪。切人の方を振り向くと「お母さんが私に力を与えたの?」と尋ねる。切人は澪に背を向けたまま立ち上がると「君には悪魔の血も流れているが、神の力も宿っている」と答える。これに澪は自分の存在は?何のために生まれてきたの?と、今にも壊れてしまいそうだった。そして「普通の生活に戻りたい」と口にする。これに少し間をおいてから「澪は澪じゃないのか。どんな心を持とうが、どんな心に支配されようが、全ては自分自身じゃないのか」と言う。涼子がこれに続いて「今やるべきことは、榊を倒すことしかない。それにはあなたの力が必要なの」と力になってくれるように頼むように言う。が、澪は判断できなかった。
そこに物音がして、そちらを見る澪。森の精霊が現れたのだった。そして「心は一つになったか?お前が女神様の娘か?」と澪に向かって言う。澪はこれに何も言うことが出来なかった。森の精霊は「この樹海に彷徨う行き場のない霊魂を鎮めてやってくれ。生きている全ての人間や美しい物全てを守ってくれ。そのために悪魔を倒してくれ」と澪に語る。しかし澪には迷いが残っていて何も言わない。が、切人が一歩前に出て「案内してくれ、魔神剣の元に」と森の精霊に言う。これに大きく頷いた森の精霊。
館にいる榊は、澪たちが森の精霊に会ったことを関知していた。「向かいますか?」と鬼頭が問うが、榊は「一度目覚めた悪魔の血はそう簡単には元には戻らん」と言って、不敵な笑みを浮かべるだけだった。
森の精霊の案内で、切人、涼子、澪という順番で魔神剣の場所に向かう一同。が、澪の心は...
今回の物語は、クライマックスに向けての準備と伏線を張っておくという感じの物語でした。とりあえずは重岡を整理しましたが、これから怒濤の人員整理という形で最終バトルに向かう感じです。ただ、いつもは良い表情(特に力強さと少女の優しい気持ちが混じっている目)を見せてくれる阿井莉沙ですが、今回は展開もありますが、良い目が無かったのがちょっと...
次回(11話)のサブタイトルは「天使の反乱」である。このタイトルからすると、戦いを禁じられている切人がということが予想されますが、次回予告では沙耶と澪のバトルがあり、涼子にも死亡フラグがありました。そして澪が魔神剣に触れるようですが...あと2回ということもありますので、もう見逃せない展開です。
↓本作のDVDは6月発売です。
↓今回はこういうものを
イルミナティ 悪魔の13血流―世界を収奪支配する巨大名家の素顔
- 作者: フリッツ スプリングマイヤー
- 出版社/メーカー: ベストセラーズ
- 発売日: 1998/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
「天使」と「悪魔」がよくわかる本 ミカエル、ルシファーからティアマト、毘沙門天まで
- 作者:
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2006/09/02
- メディア: 文庫
CANDIES PREMIUM~CANDIES ALL SONGS CD BOX~
- アーティスト: キャンディーズ
- 出版社/メーカー: Sony Music Direct
- 発売日: 2004/06/30
- メディア: CD
雷・零 in ワナゴナ#20 [ケータイ刑事]
TBSでは3/4深夜に放送されたが、関西(MBS)では放送されていないので、BS-iでの放送までお預け状態になっていたので、今回記します。(今回のBS-iの放送は3/10の23:30からでしたが、3/11は「M2」の大阪&京都の舞台挨拶ということでしたので...)関西の地上波では放送していないものの、BS-iでの放送が「恋する日曜日」の後ということなので、この番組は知っていました。
尚、雷・零が登場したのは「ワナゴナ」の第20回ということになります。(今月末に終了となるようですね。)
いきなり、夏帆ポンと早織ちゃんの私服姿が出てくる、ということで雰囲気がいつもと違います。で「女子高生?」と言っているしょこたんですが、夏帆ポンは「女子中学生」なんですけど...(ちょっと調べてみたら、しょこたんは愛お姉ちゃまのあおいちゃんと同じ学年で、あおいちゃんよりも半年ばかり生まれが早いんですね...)
で、一応、「ケータイ刑事THE MOVIE2 石川五右衛門一族の陰謀 ~決闘、ゴルゴダの森」(公開されている場所が少ないですが、必ず見ましょう!尚、以下は「M2」と記します。)の宣伝と、早織ちゃんの歌う主題歌『ケータイ刑事』がバックに流れて、少しだけ映画の話を。(と言っても、あまりにも少ない...)
で、今回の「中野ブロードウェイ」の方に話を振るしょこたん。(昔から「中野ブロードウェイ」って言っていましたっけ?JR中野駅北口にこのようなショッピングビルがあるのは知っていましたが、名前までよく覚えていないものですから...)でも、こういう場所は○○マニアなしょこたんらしい所ですが...
それにしても、この寒い時期に青葉台学園の夏服の制服姿の雷・零コンビ。本当にご苦労様です。(二人とも、いや、歴代銭形全員(「銭形ーズ」と言うことにします。)に共通することですが、みんな、根性ありますからね。)
で、そうしていたら、岡野さんがいて、「私が岡野警部です」と言う。→雷ちゃんが「「補」でしょう」というツッコミを入れませんでしたが、「M2」を見たら、このツッコミがないのに納得できます。(でも、ここはツッコミを入れて欲しかった...)
で、トミーはしょっちゅうこの中野ブロードウェイに来ているということで「ケータイ刑事チーム」と「ワナゴナチーム」で捜査対決(3本対決)をすることに。→その前に「私は「中野ブロードウェイ検定4級」を持っているんです」と言ってくれたら良かったのに...
まずは第一ラウンド「証拠品押収対決」。が、ここでしょこたんが本領発揮。ただのマニアに成り下がって、個人的な買い物をしちゃって...(→こう言うのを「役得」と言います。)我らがケー刑事チームは古銭ショップで昭和の硬貨が高値が付いていることに驚いていましたが、ここでナレーション「平成生まれ」と言っていましたが、夏帆ポンは確かに平成生まれですが、早織ちゃんは昭和生まれですよ。(1988年、昭和63年です。ちなみに、5人の銭形ーズの中で平成生まれは夏帆ポンだけです。)また、愛お姉ちゃまがギザ10に関心を示していましたね。(特に昭和33年のギザ10は高値が付いています。)
30分経過と言うことでヒントが入る「ケー刑事チーム」。携帯を鳴らすのだったら「警視庁から入電中!」と言うマヤヤの着ボイスにしてくれたら良かったのに... が、ワナゴナチームが素に戻ってマニアということを披露している間にケー刑事チームが捜査物を発見して、勝負あり。
第二ラウンドは「容疑者探し対決」でも、これってワナゴナチームにあまりにも有利な内容でしたね。それにしても、「ウルトラセブン」のプラモ189万円というのには驚きますが、筆者が驚いたのは、そのプラモの箱には「ウルトラセブン」とあるのに、正札に「ウルトラマンセブン」と書かれていたことです。(まんだらけだったら、あまりにも初歩的ミスです。)で、これはワナゴナチームの勝利。(でも、ここもケー刑事チームが勝っていたら、最終ラウンドの必要が無くなってしまいますからね...)
最終ラウンドは「変装対決」。そう言えばトミーはコスプレ検定2級の資格を持っていましたね。(「雷・1st.6話」)で、しょこたんがセーラームーンのセーラージュピターに。(これって、どう考えても本人がやりたいというノリですね。)続いて雷・零コンビはスラムダンクのバスケ部のユニフォーム姿を。(雷ちゃんが「雷・1st.21話」でサッカーのユニフォーム姿を披露していましたが、それ以上に、先ほどまで半袖でいたので、長袖のジャンパーを羽織りたい、という感じがしました...)が、ケー刑事チームの勝利ということで、対決の勝負はケー刑事チームの勝ちに。で、そのご褒美ということで、占い師に鑑定してもらうと言うことになりました。
ゲームソフトの紹介が入り、「レイトン教授と不思議な町」が紹介されましたが、その声優として銭形舞の真希ちゃんがやっているというのは、あまりにも狙っていますね。(また、それだけ歴代銭形・銭形ーズの活躍が凄いと言うことにもなりますが...)
占いで、前世は絵を描いていたと言われた早織ちゃん、ヨーロッパにいたと言われた夏帆ポン。(更に結婚は22でと言われた夏帆ポン→現在15歳、今から7年後ということになりますね。)→台本などに絵を描き込むことが多いのは、銭形泪の芽以ちゃんですし、ヨーロッパと言えば愛お姉ちゃまがスコットランド・ヤードに留学(現在はアメリカ・NASAにいる)しましたし、今後、雷ちゃんはフィンランドに派遣されるということのようなので、無理矢理、銭形ーズに繋がるネタでもありますね...(一応、銭形ーズ5人衆の名前を全てこの記事の名かに入れることが出来ました。)
それにしても、冬なのに半袖だった雷・零コンビ。(それにしても、姉妹のように仲が良い二人ですね。)本当にご苦労様です。→丹羽P殿、M3は冬服にするか、あるいは公開時期を少し考えてあげてください。
ケータイ刑事THE MOVIE2石川五右衛門一族の陰謀~決闘―+TVシリーズ雷★零
- 作者:
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 2007/02
- メディア: 単行本