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「SABRINA」('54) [映画(洋画)]

表題の作品は1954年に製作された映画「麗しのサブリナ」である。尚、タイトルに「('54)」と記したのは、本作は1995年にリメイクされ、そのリメイク作品も同じタイトル(邦題は「サブリナ」ということで異なっている。)であったため、それと区別するためである。(ちなみに、リメイク作は、シドニー・ポラック監督、ハリソン・フォード、ジュリア・オーモンドの主演である。)本作は、言うまでもなくオードリー・ヘプバーン主演の現代版シンデレラ・ストーリーである。

映画データを記しておくと、原作はサミュエル・テイラー、監督はビリー・ワイルダー、脚本はビリー・ワイルダー、サミュエル・テイラー、アーネスト・レーマンの3人、撮影はチャールズ・ラング・Jr.、音楽はフレデリック・ホランダーである。そして出演は、オードリー・ヘプバーン、ハンフリー・ボガート、ウィリアム・ホールデン、ジョン・ウィリアムズ、フランシス・X・ブッシュマン、マーサ・ハイヤー、マルセル・ダリオ、ウォルター・ハンプデン、ジョーン・ヴォーズ、ネラ・ウォーカー、マルセル・ヒライヤーたちである。

前作(「ローマの休日」)では王女を演じたオードリーが、本作ではまた違う魅力を魅せてくれて「サブリナ・パンツ」という言葉まで生むことになったファッションが本作の見所の一つである。(その衣装デザインはイーデス・ヘッドであるが、アカデミー衣装デザイン賞を獲得した。)それにしても、この頃のオードリーは本当に「妖精」ですね...

物語は、富豪ララビー家のお抱え運転手の娘・サブリナは、ララビー家の次男・デヴィッドに失恋し、傷心のうちにパリに旅立つ。2年後、帰国したサブリナはパリ・モードから抜け出したような美女となっていて、デヴィッドだけではなくララビー家の誰をも魅了する美女となっていた...

本作は元々は舞台劇であるが、それをロマンティック・コメディとして上手くまとめている。物語はシンデレラ・ストーリーの典型的な物であるが、オードリーを見るだけでもその価値は十二分にあります。じっくりと妖精・オードリーを堪能しましょう!

 

麗しのサブリナ

麗しのサブリナ

  • 出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
  • 発売日: 2006/04/21
  • メディア: DVD

↓リメイク版はこちら

サブリナ

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  • 出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
  • 発売日: 2002/07/26
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ケータイ刑事銭形雷23話[改訂版] [ケータイ刑事]

1st.シリーズもあと僅か。今回の放送は第23話「時間を操る美女 ~大学教授殺人事件」です。この頃になると、クールだったちゃんのキャラも大きく変わり、ちゃんのようになってきたちゃんですが、今回は少し零ちゃんぽい所もあります。物語の元ネタは映画「時をかける少女」であるが、この物語がBS-iで放送された頃(2006/6/3)では、アニメ版の映画「時をかける少女」がまもなく公開されようという時期であったため、こういう所は先に手を打っておくのが「ケー刑事」です。また、映画「日本沈没」を思わせるネタもあり、完全に映画のパロディが多い「銭形雷」です。

また、今回のゲストは「・1st.11話」以来、「ケー刑事」には2度目となる粟田麗さんである。粟田さんと言えば「仮面ライダー剣(ブレイド)」が思い出されるが、ここでは「ケー刑事」に登場する「美女」らしい所をしっかりと見せてくれます。

この記事のタイトルに「[改訂版]」と付いているのは、BS-iの本放送時に記したものをベースにして加筆を行ったためです。(BS-iの放送時に記したものはその物語が最新作であった時に記したものですが、今回は「銭形雷」全40話まで見た後なので、全体を見通した観点からも追記しています。)BS-iの本放送時に記したものと合わせてご覧頂ければ幸いです。(BS-iでの放送時に記したものは、ここをクリックして下さい。)ということで、いつものように長文&今更ながらのネタバレありで、本編に行きます。

トミーが報告書の作成をしている(でも、警視庁から外に来ている...)が、「明日が提出日なんですよ。是非、手伝って下さい」と雷ちゃんにヘルプを求めている。が、雷ちゃんはあっさりと「イヤです」と拒否。落胆したトミーは「ああ~、時間が欲しいなぁ~」とぼやくと「銭形くんは時間が自由に操れればいいななんて思ったことはないですか?」と雷ちゃんに尋ねる。が、「ないですよ、そんなこと...」とこれもあっさりと否定されてしまう。するとトミーは突然「今日は何の日だか知っていますか?」と尋ねる。「今日ですか?」と腕組みして考える雷ちゃん。しかし何も思い出さない。「今日は...?」と考え、突然立ち上がると思い出した!」と口にしたことでトミーも期待している。で、雷ちゃんは「今日はスーパー多聞の焼き芋半額セールの日ですよ」ということで、「焼き芋」に執念を見せている雷ちゃんらしいところでした。(伝説の四姉妹も焼き芋好きですが、雷ちゃんの焼き芋に賭ける執念は実に凄まじい...)で「ああ~、忘れてた。私としたことが...」と悔いている雷ちゃんに「完全に忘れられている...私の誕生日...」と落胆した顔でぼやくトミーでした。(誕生日と言えば、この物語がBS-iで放送されたのは2006/6/3でしたが、5/29はを演じる小出早織ちゃんの18回目のバースデーでした。)

というところに、雷ちゃんの携帯に「警視庁から入電中」と入電が入る。港区赤坂のアンドリウ医科大学で殺人事件発生。被害者は風呂井戸太郎(ふろいど・たろう)教授。直ちに現場に急行せよ、ということでした。(この名前、精神分析医として有名なフロイト博士をもじったものでが、「・9話」でもネタとして使われましたね。(その時は心理学者・古糸教授でした。))それにしても、同じ港区赤坂にある尾恵巣合(びえすあい)大学でも教授が殺される事件が発生(「・1st.5話」)しており、港区赤坂は本当に魔の事件多発地域です。

現場に到着した雷ちゃんとトミーは早速捜査を開始する。被害者の風呂井戸教授は53歳、心理療法の専門家であった。(今回は逆立ちをしないで普通に捜査している)柴田束志が「死因は背中から心臓を一突きによる心停止、死亡推定時刻は午前11時ちょうどです」と報告する。(→死亡推定時刻は通常ある程度の幅があるなのに、「ちょうど」ということで、)トミーが尋ねると「第一発見者がいます」ということでした。で、第一発見者・堤浮彦に話を聞くことにした雷ちゃんとトミー。堤はお腹が空いたと思って時計を見たら11時丁度ということではっきりと覚えていて、叫び声がしたので駆けつけたということだった。で、彼の証言で、9:30頃、教授と間宮先生とが激しく口論していたということを知り、間宮先生に話を聞きに行くことにした雷ちゃんとトミー。

2倍加速装置実験室」と書かれた研究室が間宮先生の研究室で、そこにやってきた二人。(「加速装置」で思い出すのはアニメ「サイボーグ009」です。)で、「それは何ぞや?」という表情の二人は中に入る。が、部屋は真っ暗で「こんにちは」と声をかけるも返事はなかった。で「外出中だな」と決めつけるトミー。ホワイトボードには「60分の仕事をたった30分で」と書かれていて、「こんなことできるのか?」と口にするトミー。雷ちゃんも「さぁ~?」更に、研究室の中を見ていた雷ちゃんは電極が取り付けられたヘッドギアを発見し、手にとって「岡野さん、何でしようこれ?」と口にする。これにトミーは「ひょっとしてこれが...」と言い、ホワイトボードに書かれていた文字が頭をよぎった。で、そのヘッドギアを頭に付けようとする。が、その時「あっ、危ない」という女性の声がした。で、慌てて装着するのを止めるトミー。で、トミーを笑う声、声の主は間宮先生でした。直ぐに「ごめんなさい、平気、安全です」と言う間宮。(結構、お茶目な先生です。)「でも、立ち入り禁止なんですよ」と注意も忘れていなかった。これに「すいません」とハモる雷ちゃんとトミー。(息が合っています。)

雷ちゃんは「お話を伺っても良いですか?」と尋ねる。これに「いいですよ。警察の方ですか?」と間宮。で、警察手帳を軽く見せて「警視庁の岡野です」とトミー。(「警部補」ということがバレルのがイヤのようで、素早く見せて、あっという間にしまいました。)一方、雷ちゃんは警察手帳を見せずに名乗るだけ。(物語も20話を過ぎると、お約束の「警察手帳」と「学生証」を間違える、というネタはやってくれませんね...)これに間宮も「心理療法科の間宮悦子です」と名乗った。トミーは「心理学者、若い、しかも美人…」と、これはいつものことでした。

雷ちゃんが「風呂井戸教授のことは聴かれましたか?」と話を切り出す。「ええ、今朝、お話ししたばっかりだったのに...」と答える間宮に「口論されていたようですね」と雷ちゃんが切り込む。これに「論争するのは学者の常ですから、いつものことですよ」と言い、自分が行っている実験のことで口論になったということを説明する。で、実験のことを尋ねる雷ちゃん。間宮の行っている実験とは、ヘッドギアから微妙な磁気を脳に流すことで脳を活性化させ、能力を上げようというものだった。(普段は人は脳の5%しか使っていないが、これを10%に上げることで2倍の仕事を出来るようにしようというもの)→人間は脳の殆どを使っていないというのは事実ですが、倍使ったからと言って仕事量も倍こなせるなんて、考えられないと思いますが...何せ、人が倍のスピードで動けるとは思えません)

で、トミーはヘッドギアを手にして「これ、売ってください。いや、あの、レンタルでも結構ですから、おいくらですか?」と、この装置を信じていて手に入れようとする。これに間宮は笑いながら「いえ、実験段階なので、譲ることは出来ないんですよ、すいません」と言う。(これは当然ですね。)で「はしたないことを言いまして...」とトミー。

続いて雷ちゃんは事件当時(11時)何処にいたかを尋ねる。で、その時刻は実験が終わった時間だと答える。(10:30~11:00が実験、その後11:40まで仮眠。)勿論、この部屋にいた、とも証言する。「あと、学生の方にも話を伺いたいのですが」と雷ちゃんが言うと「アリバイの裏付けですか?」と間宮。これに「念のためということですから」と頭を下げるトミー。で、学生の青木が呼ばれ、間宮と入れ替わって話を聞く雷ちゃんとトミー。最初に間宮の証言を確認する雷ちゃんは、その時の実験の模様を問う。青木は実験の手順について説明する。着席、ギアを頭に被る(某教団の姿が... いや、これには触れないことに...)、時計や携帯電話を預ける(「集中力が切れないようにするため」→実際は「被験者に時間を知られたくないため」)、機械が作動したら作業開始(写経を始める)という手順だった。で、青木は通常の倍の速度で写経したと思って、30分でこれだけ書けたと言って何枚もの紙を示し「きっと手の動きも速かったんですよ」と言う。雷ちゃんが「いつも30分ですか?」と尋ねると、実験はいつも30分であり、間宮はその間実験室にいたと証言する青木。(しかし、部屋は暗く、写経に必死だったため、確認はしていない。)が、間宮が使っている個性的なコロンの匂いを感じていたと言う。で「良い匂いだよなぁ~」と漏らすトミーに咳払いの雷ちゃん、やっぱり上司です。

続いて、現場となった風呂井戸教授の部屋にやってきて、教授のパソコンのチェックをする雷ちゃん。(風呂井戸教授のメールアドレスは「Floyd△tarou@ikada…」ということでしたが、この綴りはプログレ界の巨人・PINK FLOYDが思い出されます。→「・1st.4話」において「ケータイ刑事」と「PINK FLOYD」がニアミスしました。)「犯人は間宮」という文面の未送信メールを発見し、トミーを呼ぶ。で、トミーは「ダイイング・メッセージじゃないか」と言い、雷ちゃんは「証拠発見!」と笑顔を見せる。(もう、クールな雷ちゃんでは無いですが、証拠発見でこれだれの笑顔を見せる雷ちゃんも珍しい)

再び間宮の研究室にやってきて、風呂井戸教授の未送信メールを証拠として間宮を問いつめる雷ちゃんとトミー。が、間宮は余裕たっぷりに「私の目で確認しないと何とも...」と口にする。で「一緒にご確認願えますか」とトミーが言い、「いいですよ」と答える間宮は、立ち上がり、着ていた白衣を脱ぎ、首筋にオーデコロンをシュッシュッと吹きかけた。で、そのコロンの香りが部屋に漂い、「いい臭い」と雷ちゃんもうっとりとしてしまった。そうしていると「さあ、行きましょう」と間宮が言う。で、正気に戻った雷ちゃんとトミー。で、三人は風呂井戸教授の部屋に向かった。

風呂井戸教授のパソコンの前に座り、未送信メールを開こうとする雷ちゃんだったが「あれっ?」と口にする。先ほどの未送信メールが無かったのである。(PCには「未送信メールはありません。」と表示された。)「証拠が消えちゃた...」と慌てる雷ちゃんに、「銭形くん、ゴミ箱は」とトミー。(「ひっくり返して...」「かき混ぜて...」ということを口にしているトミーですが、頭の中では普通の紙くずを捨てるゴミ箱とごっちゃになっているようです。)で、ゴミ箱を見ても無い。それを見て間宮が雷ちゃんからマウスを手に取り、履歴のチェックをするが、履歴にもなかった。で「本当にあったんですか?」と間宮。トミーは慌てて「いや、本当にあったんですよ...」と言うも、間宮は「じゃあ、もしまた何か見つかりましたら呼んでください」と言って研究室に帰っていく。

間宮がいなくなると、トミーは「銭形くん、何とかならないのか...」と雷ちゃんに言うも、雷ちゃんも「分かりません、どうしたらいいのか...」とお手上げ状態だった。が、そこに雷ちゃんのお腹がグーっと鳴り「猛烈にお腹が減りました」と言う雷ちゃん。(こういう雷ちゃんも初めてですね。)これに「まったく、もう...」と言うトミーだったが、直ぐにトミーのお腹も鳴り、顔を見合わせる二人。雷ちゃんは直ぐに携帯を取りだして時間を確認すると「えっ?もう3時?」と怪訝そうな顔つきをする。トミーも腕時計で時間を確かめ、「集中し過ぎて昼飯食い損ねましたよ~」とぼやく。ここで雷ちゃんは人差し指を唇に当て、それを前につきだして「よどむ、悪の天気」。だけど、再びお腹がグー

学食を探してキャンパス内を歩いている雷ちゃんとトミー。が、「お腹減った...」と言って雷ちゃんはヘタレ込んでしまう。それを見たトミーは「もう少しだから我慢しなさい」と雷ちゃんに手を差し出そうとする。そうしていると「あんたたち、ちょっと邪魔なんだけど」と声を掛けられる二人。で、「すいません」と言って慌てて立ち上がり、その場から移動する雷ちゃん。(こういう所は本当に素直です。)声を掛けたのは写真部の渡辺という学生で、彼は校舎の写真を撮影していた。で、渡辺の元に移動した雷ちゃんとトミーは話をする。彼は毎日校舎の写真を撮っていて、今日も朝からここで校舎の撮影していたという。するとトミーは「間宮先生、知ってます?」と尋ねる。間宮は、彼のゼミのNo.1美人先生だと言い、今朝も凄い勢いで突っ走っていて、思わずその写真を撮ったと証言する。で、雷ちゃんは「それだ!」と閃いた。

渡辺が撮影した写真を新たな証拠として、その写真を手にして、再び間宮に話を聞く雷ちゃんとトミー。写真には大きく間宮が写っていて、撮影時刻は犯行時刻のものだった。が、間宮は何も答えずに立ち上がると、白衣を脱ぎ「それ、何にも写っていませんよね」と言う。「何を言うんですか。これは確かにあなた...」と言うトミーだったが、間宮は再び首筋にオーデコロンを吹きかけた。するとまたも「いい臭い」とうっとりとしてしまう雷ちゃんとトミー。そうしていると間宮が「すみません」と呼びかけると「何処に写っているんですか?」と尋ねる。我を取り戻したトミーと雷ちゃんが写真を見ると、「消えている」とトミーが言うように、写真に間宮は写っていなかった。で、きょとんとした表情となる二人。間宮は「疲れると目に来ちゃいますもんね」と言って立ち去ってしまった。が、雷ちゃんは写真をよく見ると「パソコンソフトを使って写真の人物を消したんですよ」と言う。トミーも「しかし私はしっかり持っていたぞ。いつの間にすり替えたんだ?」と言って、キツネやタヌキに化かされたという顔つきで「分かりません」と言う雷ちゃん。で「写真部に行けばデータが残っているはずです」ということで、二人は写真部に向かうことにした。

走っている雷ちゃんとトミーは渡辺の元に駆けつけると「さっきの写真のデータをもう一度...」と言うが、渡辺も何が起こったのか分からないという表情をしていて「データも何も、デジカメもパソコンのデータも誰かに消されてしまった...」と言って一から写真の撮り直しだとぼやき、力が抜けてしまって膝をつく。これに「ダイイング・メッセージも写真も消えちゃった...」と呆然となる雷ちゃん。するとトミーが本領発揮(?)して「もしかして、彼女はサイボーグ。いやエスパーだ。我々の目にもとまらぬスピードで動きまくって証拠を消しているんだ...」と発言する。(こういう考えはトミーらしい所ですが、鑑識・柴田太郎さんと組んだらもっと凄いことになりそうですね。)が、雷ちゃんは「そんな、彼女はエスパーなんかじゃありませんよ」とまともなことを言う。しかし、再びお腹が鳴り「超猛烈にお腹が減りました...」と言ってお腹を押さえる。トミーも「私だって腹ぺこなんだから...」と言う。で「まさか...」と言った雷ちゃんはトミーの腕時計を見ると「もう4:30?」と驚き、腕組みをして考え始める。トミーも同様に「えっ?4:30?あっという間の一時間半...」と驚きの声を上げる。そして「分かったぞ、銭形くん」と、いつもの頓珍漢な推理が冴えた(?)ようで、「彼女は時を自由に操ることが出来るんだ。時をかける美女なんだ!」と言う。(あの映画の見過ぎですね...)これに雷ちゃんは「そんなこと、時間を自由に操ることなんて出来ませんよ」と冷静だった。これに反論するトミーだったが、雷ちゃんの携帯から主題歌「明日吹く風」の着メロが響いて、柴田束志からの着信が入る。

電話に出た雷ちゃん。束志は頭にヘッドギアを付けていて、そのヘッドギアの分析結果を報告だった。ヘッドギアは軽い磁気は発生しているが虚仮威しだ、肩こりや腰痛には効くかも知れない、と報告する。で、雷ちゃんは「あの装置には何の効果もなかった」と呟く。トミーは「いよいよ八方塞がりだな...」と途方に暮れてしまう。そうしていると、渡辺が「実験を忘れていた」と言って頭を掻き出した。で「間宮先生の2倍実験?」と尋ねるトミーは既に終わっていることを告げる。これに渡辺は「カメラに夢中で忘れていた」と言うが、その実験は彼には全然利かないと言い、ここから彼は鼻づまりだということが分かる。雷ちゃんが「全然利かない実験って?」と尋ねる。渡辺は60分の写経が30分で出来るという例の実験のことを話し、トミーは写経の時、他の人の手は高速で動いているかを尋ねるが、「そんなことない」と言う返事。で、雷ちゃんが「2倍で動ける人なんていない」、「時間を自由に操る事なんて出来ない」、ということから考え込る。更にその時、渡辺が鼻をかんだのを目にすると、「そうか」と閃く雷ちゃん。で(カメラ目線とはいうものの、オーソドックスな)「謎は解けたよ、ワトソンくん」(ここでAパート終了、経過時間は16分を回った所でした。よってBパートは9分を回ったぐらいになります。)

キャンパス内のオープンテラス。ノートPCを開いてティータイムの間宮。そこに文科省からのメールが届き、直ぐに開いて目を通す。「あなたの研究に対して補助金を交付する。つきましては手続きを今日7時から行いますので、文科省に来られたし」という文面で、喜ぶ間宮は時計を見る。7時まではまだ2時間もあったということで、間宮は鼻に詰めていた綿(鼻栓だったんですね。)を取り出すと、オーデコロンを首筋に吹きかける。すると恍惚状態になり、その場で寝込んでしまった。

次の瞬間、間宮は砂浜に倒れていた。意識を取り戻すと、ゆっくりと起きあがるが、ここが何処なのか分からない。すると背後の草むらから丸太ん棒を振り回す男が現れ、彼女に駆け寄ってくる。「誰?お前、誰?」とその男は間宮の周りをぐるぐると回りながら、「(自分の)砦、縄張りに誰も入ってはダメだ」と言う。更に「300年前に北の氷と南の氷が溶けて大洪水になり、みんな海の底に沈んだ」ということも口にする。そして男は懐から食料(スルメ)を取り出し、それを間宮に渡して「食え!」、続いて「お前、綺麗。後で結婚する」と言ってご機嫌になる。

一方、間宮は遠くの方に目を移すと驚愕なり、そちらを指さして「あれ、何ですか?」と男に尋ねる。すると「あれ、東京タワー」と答える。東京タワーや東京の街(ビル)が水没している姿だった。すると間宮は「あっちゃ~、時間が飛び過ぎちゃったんだ~」と言うが、「待って、そんなはず無い」と我に返り「あのはトリップ効果はあってもタイムトリップできる訳じゃないよ。単に時間があっという間に過ぎる幻覚を見るだけよ。メキシコから密輸した幻覚植物を使っただけなんだもん...」と呟いた。

すると、雷雲が現れ、雷鳴が轟いた。「雷鳴轟く積乱雲。…」雷ちゃんの口上が始まり、「私の稲妻でしびれなさい!」から稲妻が間宮に落とされ、しびれる間宮は煙を噴き、むせながら「何すんのよ」と口にする。すると、そこに雷ちゃん、トミー(さっきの男です)、柴田の3人が歩み寄ってくる。「自分で白状しましたね、間宮悦子さん」と言う雷ちゃん。これに「どういうことよ?」と訳が分からない様子の間宮。トミーはICレコーダーを見せると「これに全て録音させてもらいましたよ」、雷ちゃんは「ここは未来なんかじゃありません。TVS(当然、TBSをもじっている)の超大作映画『大日本沈没』(当然、あの映画の公開前でしたが、やってくれました。)のオープンセットです。」と説明する。で「映画のスタッフの皆さん、ご協力ありがとうございました」と雷ちゃんたち3人は手を振ってお礼を言う。(今までだったら、BS-iでCGを製作してもらうとか、偽のニュースを流してもらうといった協力はありましたが、映画の撮影現場に協力してもらったとは、これは新たな捜査協力のルートですね。)

で、トミーが間宮に手錠を掛けようとするが、抵抗する間宮はオーデコロンをトミーに向けて噴射する。「それは危険な薬だ!」と慌てて叫ぶ柴田の声も空しく、まともに顔面にかけられたトミーは恍惚状態になって、力が抜けてその場に倒れ込んでしまった。が、倒れる前に「柴田くん、頼むよ」と言って間宮からオーデコロンを奪い、それを柴田に預ける所は警察官としての任務をちゃんと遂行しました。それを受け取った柴田は「分析しましょう」と言い、それが学術名・アルゲモナ・メキシカーナの樹液であり、鼻粘膜から接種するとトリップして時間の感覚が分からなくなってしまうという幻覚植物だと語る。(「毒」ではないので「ウラリ」の名前は入っていません。)で、雷ちゃんが続けて説明してくれる。「だから、鼻の悪い渡辺さんには利かなかった。あなたは香水をつけるふりをしてこの薬をまき、学生たちをトリップさせた。そしてインチキな機械が利いているかのように思わせたんです。あなたが無事だったのは鼻栓をしていたからでしょう」と全てを見抜いていました。そして、風呂井戸教授の殺人についても、10:30から始めた実験は本当は60分かかっていて、実験中に間宮は抜け出して風呂井戸教授を殺しに行った。実験をしていた学生たちは薬でトリップしていたので、間宮がいなくなったことには気づかなかった。実験室に戻ってきた間宮は実験を終了させ、続いて何食わぬ顔で学生たちに仮眠をさせた。40分と言った仮眠時間は本当は10分であり、眠ってしまえばその時間はどれだけあったは分からない。ということで、全てのトリックが解明された。

続いて、雷ちゃんは動機を尋ねる。これに間宮は「学問の世界も成果が全てなんですよ。成果さえあれば、補助金が貰える、研究が続けられるの...」ということでした。で、間宮は思い出したように「文科省から来たメールは?」と尋ねる。すると「私が頼んで送ってもらいました」と答える。(→今回はTVSと文科省の二ヶ所に捜査協力をしてもらっていましたが、実に大がかりです。)ということで、全てを知った間宮は、「私には画期的な研究が何にも無くって焦っていたんですよ」と告白する。これに柴田が「だから薬を使ってあんなインチキな実験を?」と漏らす。で、風呂井戸教授がそのことに気づいたのが殺害動機でした。で、雷ちゃんが落ちている手錠を拾うと柴田に渡し、柴田が「岡野警部(やっぱりここを強調していました。)の代わりに...」と言って間宮に手錠を掛けた。(柴田束志、今回は遂に犯人逮捕をやることが出来ました。)→文科省からの補助金目当てという動機は「・2nd.3話」がそうでしたね...

事件解決後、海岸の砂浜に倒れているトミーに雷ちゃんがやってきて「岡野さん!岡野さん!」とたたき起こす。で、目を覚ましたトミーは「銭形くん、おはよう」と言う。すると雷ちゃんは「報告書、全部やっておきました」と言う。が「何を言っているんだ。如何に銭形くんといえ、一瞬にしてこれだけの報告書が出来る訳ないじゃないか...」と信じずに笑っている。それを見て「あ~あ、のせいだ」と雷ちゃん。で、報告書をトミーに渡して立ち去っていく雷ちゃんは「今日、岡野さん、誕生日でしょう」と言う。で、トミーは感激した様子で報告書の中身を見ると「出来ている。ありがとう銭形くん」と言って大喜び。→報告書は雷ちゃんからのバースデー・プレゼントだったんですね。(いつも冷たく突き放す雷ちゃんなんですが...)しかし、雷ちゃんは思い出したように「あっ!お芋、買いに行かなきゃ」と、半額セールのお芋の事を忘れてはいませんでした。

今回の物語は、結構大がかりな仕掛けを仕込んでいましたが、それにしても映画ネタが多い「銭形雷」です。(今回の物語は佐々木浩久監督の脚本に古厩智之監督ですから、ここでも映画組ですし...)また、雷ちゃんのお腹が鳴るなど、初期には考えられないように壊れた雷ちゃんですが、本当に面白い物語が続く第2クールです。

次回の物語は、第24話「キョの三宝を守れ! ~銭形雷探偵団VS怪人5面相事件」である。ということで、あの怪人さんが満を持しての登場と言うことになります。これによって「多摩川ドイル」に続いて伝説の四姉妹に絡んだキャラが「銭形雷」に登場となります。当然、「・2nd.5話」「・1st.4話」「・2nd.3話」を見ておさらいをしておきましょう。→これらを見ていると何倍も楽しむことが出来ます。(見ていなくてもそれなりに楽しむことは出来ますが...))で、「銭形探偵団」ということになると、ヘッポコ探偵ボームズ銀田一も必要ですが、これもまた「ケー刑事」ならではという形での登場です。でも、今までは「面相」「面相」「面相」と言うように漢数字を使っていたのに、今回は「5面相」となり、どうして急に算用数字に変わったのでしょうかねぇ~?

鑑識メモ。頭に電極付きのヘッドギアをしている束志が、「今回は時間と距離がポイントでしたね」ということで、「今から私と柴田と雷ちゃんの時間と距離を計算してみたいと思います」と言いだした。「男前+ハンサム+二枚目=柴田」「笑顔+強さ+思いやり=雷ちゃん」これを括弧で閉じて「πr^2」を掛けて、「友達以上恋人未満×2.14」で答えが「3974」と出た。で「みゃくなし(脈なし)」ということで落ち込む柴田でした。→この計算式、一つ目からいきなり間違っていると思いますが...(で、「πr^2」って、円の面積だし、「2.14」って何?(円周率は3.14だし...)→こういう計算をするのなら、銭形零ちゃんにお願いした方が絶対にいいと思いますが...

尚、来週と再来週のMBSの「銭形雷」はお休みで、5面相の物語の放送は4/10の深夜ということになります。(これまではTBSの放送に対しては2週間進んでいましたが、これからは並ぶということになるのでしょうか?それともTBSもお休み?)

 

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

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ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 3

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ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
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ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

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ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

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ケータイ刑事THE MOVIE2石川五右衛門一族の陰謀~決闘―+TVシリーズ雷★零

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ケータイ刑事マニアルBOOK

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ケータイ刑事 THE MOVIE2 オリジナル・サウンドトラック・アルバム

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ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状+TVシリーズ オリジナル・サウンドトラック

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時をかける少女

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時をかける少女 限定版

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  • 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
  • 発売日: 2007/04/20
  • メディア: DVD
時をかける少女 通常版

時をかける少女 通常版

  • 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
  • 発売日: 2007/04/20
  • メディア: DVD
日本沈没 スタンダード・エディション

日本沈没 スタンダード・エディション

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2007/01/19
  • メディア: DVD
日本沈没 スペシャル・コレクターズ・エディション (初回限定生産)

日本沈没 スペシャル・コレクターズ・エディション (初回限定生産)

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2007/01/19
  • メディア: DVD
日本沈没

日本沈没

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • 発売日: 2003/09/25
  • メディア: DVD
日本沈没 TELEVISION SERIES プレミアム・ハザードBOX

日本沈没 TELEVISION SERIES プレミアム・ハザードBOX

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • 発売日: 2006/07/07
  • メディア: DVD
サイボーグ009 Vol.1

サイボーグ009 Vol.1

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2004/01/21
  • メディア: DVD
サイボーグ009 怪獣戦争

サイボーグ009 怪獣戦争

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2003/12/05
  • メディア: DVD
サイボーグ009 (第1巻)

サイボーグ009 (第1巻)

  • 作者: 石ノ森 章太郎
  • 出版社/メーカー: 秋田書店
  • 発売日: 1966/07
  • メディア: 単行本
エスパー魔美(1)

エスパー魔美(1)

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2002/07/24
  • メディア: DVD

マリファナ/リーファー・マッドネス 麻薬中毒者の狂気/マニアック

  • 出版社/メーカー: ビデオメーカー
  • 発売日: 2006/04/28
  • メディア: DVD
↓PINK FLOYDのアルバムをいくつか
狂気(SACD-Hybrid)

狂気(SACD-Hybrid)

  • アーティスト: ピンク・フロイド
  • 出版社/メーカー: 東芝EMI
  • 発売日: 2003/03/29
  • メディア: CD
原子心母

原子心母

  • アーティスト: ピンク・フロイド
  • 出版社/メーカー: 東芝EMI
  • 発売日: 2000/08/30
  • メディア: CD
The Wall

The Wall

  • アーティスト: Pink Floyd
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 2000/04/25
  • メディア: CD
The Division Bell

The Division Bell

  • アーティスト: Pink Floyd
  • 出版社/メーカー: Sony Japan
  • 発売日: 1994/04/05
  • メディア: CD
Pulse

Pulse

  • アーティスト: Pink Floyd
  • 出版社/メーカー: Columbia
  • 発売日: 1995/10/10
  • メディア: CD
A Momentary Lapse of Reason

A Momentary Lapse of Reason

  • アーティスト: Pink Floyd
  • 出版社/メーカー: Emi
  • 発売日: 2002/08/19
  • メディア: CD
Animals

Animals

  • アーティスト: Pink Floyd
  • 出版社/メーカー: Columbia
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD
↓コロン関係
最新版 香水の教科書―愛されるための109のテキスト

最新版 香水の教科書―愛されるための109のテキスト

  • 作者: 榎本 雄作
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2004/04
  • メディア: 単行本
香水(フレグランス)図鑑 (2006年度版)

香水(フレグランス)図鑑 (2006年度版)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 学研
  • 発売日: 2005/11
  • メディア: ムック
香水パーフェクトブック (2006年度版)

香水パーフェクトブック (2006年度版)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 英知出版
  • 発売日: 2006/04
  • メディア: 大型本
アロマテラピー検定試験1級・2級に一回で合格するための問題集―社団法人日本アロマ環境協会試験に対応!

アロマテラピー検定試験1級・2級に一回で合格するための問題集―社団法人日本アロマ環境協会試験に対応!

  • 作者: vitamin aroma試験研究会
  • 出版社/メーカー: BABジャパン出版局
  • 発売日: 2005/04
  • メディア: 単行本
 
↓脳を活性化させるには...
大人の算数脳ドリル―脳内活性!頭スッキリ!

大人の算数脳ドリル―脳内活性!頭スッキリ!

  • 作者: 保坂 隆
  • 出版社/メーカー: 池田書店
  • 発売日: 2006/10
  • メディア: 単行本
10マス計算―親子でできる脳力活性ドリル たし算・ひき算・かけ算

10マス計算―親子でできる脳力活性ドリル たし算・ひき算・かけ算

  • 作者: 杉渕 鉄良
  • 出版社/メーカー: アスコム
  • 発売日: 2005/03
  • メディア: 大型本
頭がどんどんよくなる本―やわらかアタマを作りだす脳力活性ドリル

頭がどんどんよくなる本―やわらかアタマを作りだす脳力活性ドリル

  • 作者: 岡田 光雄, 目玉創作室
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2005/09
  • メディア: 単行本
「脳」活性法

「脳」活性法

  • 作者: 大島 清
  • 出版社/メーカー: KTC中央出版
  • 発売日: 1996/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
東北大学未来科学技術共同研究センター 川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング

東北大学未来科学技術共同研究センター 川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング

  • 出版社/メーカー: 任天堂
  • 発売日: 2005/05/19
  • メディア: ビデオゲーム

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SWEET SENSATION『TAKE IT WHILE IT'S HOT』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1988年に発表された彼女たちのデヴュー・アルバムである。ラテン系の明るく楽しいリズムに乗せて、ダンサブルな曲を聴かせてくれる彼女たちであるが、本アルバムからその楽しい世界に誘ってくれる。この時期の音楽シーンは、ワールド・ミュージックの台頭によって世界中の色々なリズムが融合するようになった時期でもある。そんな中、ラテン系のリズム/メロディは'70'sの時代からポピュラー音楽シーンに融け込んでいて、'80'sではMIAMI SOUND MACHINEがこの分野では有名な存在になっていた。そこに、'80'sのダンス・ミュージックが融合して、'80's特有のダンス・ミュージックが生まれ、'90'sに向けての新しい息吹となったが、彼女たちはそんな'90'sに向けて、飛び出してきたグループの一つである。

収録曲は以下の全8曲である。『Never Let You Go』『Sincerely Yours』『Love Games』『Let Me Be The One』『Heartbreak』『Take It While It's Hot』『Victim Of Love』『Hooked On You』。

この中からは、BillboardのHOT 100では目立つことはなかったものの、ダンス・チャートではNo.1に輝いた3曲(『Never Let You Go』『Sincerely Yours』『Take It While It's Hot』)があり、如何にも'80's終盤らしいサウンドを聴かせてくれている。('90'sに通用するサウンドである。)

その他の曲も、ポップであってとても親しみやすいということもあって、聴きやすいものである。'80'sのダンス・ミュージックの中でも、'80's前半、中期、後期ではかなり変化があるが、その中でも'80's後期のサウンドは'90'sに繋がるものもかなりある。彼女たちのサウンドは'90'sにも通じるものでもあり、'80'sサウンドがお好きな方だけでなく、'90'sのダンス・ミュージックがお好きな方にも聴いてもらいたい所である。色々な音楽が存在するが、聴いていると体が自然と動いてくるような明るく楽しいダンス・ミュージックも良いものですよ。

 

Take It While It's Hot

Take It While It's Hot

  • アーティスト: Sweet Sensation
  • 出版社/メーカー: Atco
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD


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SCORPIONS『LOVE AT FIRST STING』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1984年に発表されたものである。ドイツ出身の彼らは'70'sの時代から活躍していたが、彼らのようなハード・ロック(ヘビーメタル)はアメリカだけは受け入れられなかった。('70'sの時代は日欧では受け入れられていただけでした。)が、'80'sになってようやくアメリカでも「ヘビーメタル」という分野が受け入れられるようになった。本アルバムはそんな背景の元、アメリカでも広く受け入れられることになったアルバムである。しかも、彼らはスタイルをアメリカ向けに会わせたのではなく、彼らのスタイルを貫いて認めさせたのだから、特筆に値する。で、本アルバムはBillboard誌でも、レギュラー・チャートで最高位6位、1984年の年間アルバム・チャートでも29位にランクインする大ヒットを記録した。

収録曲は以下の全9曲である。『Bad Boys Running Wild』『Rock You Like A Hurricane』『I'm Leaving You』『Coming Home』『Same Thrill』『Big City Nights』『As Soon As The Good Times Roll』『Crossfire』『Still Loving You』。

1曲目彼らのスタイルは変わっていなくて、ハードなサウンドが展開される。しかも、捨て曲もなく、気持ちよく疾走している。この中からの筆者のお薦め曲は、『Bad Boys Running Wild』『Rock You Like A Hurricane』という最初の2曲に絞ることにするが、最初から格好良く決めてくれるということで、この後の曲、しかも最後の曲まで、しっかりとツボを抑えて聴かせてくれているのだから、何も言うことない。ただ聴き惚れるだけである。(以前からの彼らのスタイルが変わっていないので、メロディアスな所もしっかりとあります。)尚、シングル・ヒットした『Big City Nights』もお薦め曲ではあるが、アルバム全体を通して聴いてもらいたいこともあって、この曲は括弧付きということで...

'70'sからのハードロック(ヘビメタ)サウンドが好きな方の中には、'80'sになってからアメリカで受け入れらた「ヘビメタ」は'70'sの「ヘビメタ」とは別物と言って嫌う方もいるが、彼らはそのスタイルを変えていないと言うことなので、そういう拒否反応をすることなく、安心して聴くことが出来る。当然、'80'sのアメリカで受け入れられたものであるので、'80'sサウンドがお好きな方にも拒否反応はないだろう。で、'70'sの「ハードロック/ヘビメタ」に足を踏み入れていってもらいたい所である。

 

Love at First Sting

Love at First Sting

  • アーティスト: Scorpions
  • 出版社/メーカー: Toshiba EMI
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD


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