「THE UNFORGIVEN」 [映画(洋画)]
表題の作品は1959年の映画「許されざる者」である。この作品は、オードリー・ヘプバーンが唯一出演した西部劇でもある。(インディアンの娘を演じている。)名匠・J.ヒューストンの演出と、大女優・リリアン・ギッシュも存在感を出している作品である。(J.ヒューストンに取ったら最初の西部劇である。)尚、1992年にC.イーストウッドが同じ邦題の西部劇でアカデミー賞を獲得したが、そちらとは関係ない。また、ワン作の原題には定冠詞の「THE」がタイトルにあるが、C.イーストウッドの作品の原題には定冠詞(不定冠詞も含む)は付いていない。(→こうやって見ると、タイトルも結構面白いものです。)
映画データを記しておくと、製作はジェームズ・ヒル、原作はアラン・ルメイ、監督はジョン・ヒューストン、脚本はベン・マドー、撮影はフランツ・プラナー、音楽はディミトリ・ティオムキンである。そして出演はバート・ランカスター、オードリー・ヘプバーン、オーディ・マーフィ、リリアン・ギッシュ、ジョン・サクソン、チャールズ・ビックフォード、アルバート・サルミ、ジョセフ・ワイズマン、ダグ・マクルーアたちである。
テキサスで牧場を営んでいる開拓一家のザカリー家。平穏に暮らしていたが、ある日、一人娘の出生に関して悪い噂が立った。彼女は養女であったが、カイオワから奪った娘だと言うのである。このことからザカリー家は孤立していき、娘を奪い返そうとするカイオワたちの死闘が始まり、銃撃欄にまで発展する...
評価の方は別れている本作であるが、見所満載の作品であり、クライマックスの見せ場は迫力がある。オードリー出演の西部劇という話題だけではない作品であり、オードリー・ファンに限らず見ておきたい一本である。
UNFAITHFUL (SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]
表題の作品は2002年の映画「運命の女」である。子役からの長いキャリアのあるダイアン・レインが主演のサスペンス・ドラマであるが、本作によってダイアンは赤でモー主演女優賞を始めとする数多くの映画賞で主演女優賞にノミネートされることになった。(受賞したのは全米批評家協会賞、NY批評家協会賞だけでしたが、遂にということになりました。)
本作の映画データを記しておくと、製作はG・マック・ブラウンとエイドリアン・ライン、原案はクロード・シャブロル(1969年の彼が手掛けた映画です。)、監督はエイドリアン・ライン、脚本はアルヴィン・サージェントとウィリアム・ブロイルズ・Jr.の2人、撮影はピーター・ビジウ、音楽はジャン・A・P・カズマレックである。そして出演は、ダイアン・レイン、リチャード・ギア、オリヴィエ・マルティネス、エリック・パー・サリヴァン、チャド・ロウ、ケイト・バートン、ドミニク・チアニーズ、マーガレット・コリン、ジェリコ・イヴァネク、ミシェル・モナハン、マイケル・エマーソンたちである。
物語は、エイドリアン・ラインが得意としている不倫を題材にした愛憎劇のサスペンス・スリラーである。ごく平凡な主婦・コニーは会社を経営する夫のエドワードと9歳になる一人息子のチャーリーの3人で、平凡だが幸せな日々を暮らしていた。ある日、コニーは息子の誕生日プレゼントを買いにマンハッタンに出掛けるが、通りを歩いていると本をたくさん持った青年とぶつかり、膝を怪我してしまう。その青年はポールというフランス人であり、コニーの治療のために自分のアパートにコニーを招く。やがてコニーは誘惑に負けてポールと関係を持ってしまう。その後ポールは言葉巧みにコニーを引き戻し、不倫関係が続く。そんな中、コニーの夫・エドワードが二人の情事に気づいた...
物語は、エイドリアン・ライン監督作品らしいお決まりのものであるが、やはり本作ではダイアン・レインである。また、音楽の方もなかなかの出来である。
サントラ盤に収録されているのは以下の全19曲である。(スコアです。)『At Home』『The Wind』『Video On The Bed』『Braille』『Triangle』『Farewell』『Cold Bathtub』『Discovery』『Sudden Turn』『I Hate Myself』『Unfaithful』『Car Wash』『The Visit』『Unfaithful (Piano Variation)』『The Globe』『The Obsession』『Burning Pictures』『Together』『Silence』。
スコア集ということで、映画本編で使われた音楽が集まっていて、派手さはないものの、サスペンス調の物語を盛り上げてくれるメロディが並んでいる。映画を見たら改めてじっくりと聴いてもらいたい所である。
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ケータイ刑事銭形愛4話 [ケータイ刑事]
放送から4年半が経過している本作を今になって記しているが、今週も2本行きます。今回は第4話ということになり、物語は「お面でゴメン殺人事件」である。今回の物語では、「警視庁から入電中」という事件を知らせるメールで、被害者として丹羽Pの顔が出てきますが、スタッフの顔が時々出てくる本シリーズですが、それはここから始まりました。(色々とシリーズで受け継がれている事柄も本作「銭形愛」で行われたことで、それが受け継がれているのだから、やはり本作は「元祖」であり、その功績は大きいです。)また、今回の愛ちゃんは「銭形平次」を思わせるような一面を見せてくれますが、銭形家と銭形平次はご先祖様/子孫という関係はありません。それでは本編に行きます。
神社の境内で英単語の勉強をしている愛ちゃん。が、「違うじゃん」と言っていてなかなか覚えられないでいる。そんなところに「警視庁から入電中」と携帯に事件を知らせる入電が入る。で、(嬉しそうな顔をして)携帯を開く愛ちゃん。関東美術大学キャンパス内で殺人事件。被害者は演劇科の韮川幸雄(にらかわ・ゆきお)教授。(→丹羽Pの顔が出てきます。)45歳。出血多量による出血死が死因と見られる。直ちに現場に急行せよ。ということで、現場に向かった愛ちゃん。
関東美術大学にやってきた愛ちゃんは、早速捜査を開始する。携帯で写真を撮り始めると、「何だ、またお前か」と言って五代さんが現れると「高校生の来る所じゃないだろう」といつもの調子。これに「大学だからですか?」と返す愛ちゃん。(言葉尻を取るようになりました。)「そういうことじゃなくて、いつも言ってるでしょう...」と五代さんが言葉を返すが「報告して下さい、五代巡査部長」と愛ちゃん。で、五代さんは事件の概要を説明する。被害者は日本刀のようなもので心臓を一突きにされて即死。抵抗の後は無く、顔見知りによる犯行ということだった。「ややこしそうな事件ですね」と愛ちゃんは言うが、「そうかな?俺は直ぐに解決すると思うよ」と五代さん。というのは目撃者がいて、今似顔絵を描かせているということだった。
そうしていると「出来ました~」と言って、一人の女子大生・カンナが出来た似顔絵を持ってきた。犯人はお面を被っていて、短髪、返り血らしきものがあり、日本刀を持っていて、着物は右が上になっていた。で、五代さんは「犯人は男」と決めてかかる。そうすると、もう一人の女子大生・サツキが似顔絵が完成して持ってくる。そちらの似顔絵は、着物は左が上になっていて、髪も長かった。で、愛ちゃんは「犯人は女の人何じゃないですか...」すると五代さんは「犯人はロン毛の男」と言い出しました。(まあ、これはいつものことですからね...)
そうしていると、似顔絵にある着物を着てお面を付けた人が通っていった。で、呼び止めて話をする愛ちゃんと五代さん。で、お面を外したその人物は女だった。で「ほれ見ろ、やっぱり犯人は女だよ!」と五代さん。すかさず「さっき、男って言ったじゃないですか...」と愛ちゃん。(この頃から漫才コンビとしても息が合ってきました。)
場所を変えて、舞台の上でその着物姿の女性・如月に話を聞く愛ちゃんと五代さん。五代さんは犯人だと決めていて「どうしてやったんだ?」と問い詰めるが、犯行を否定する如月。着ている着物は演劇の衣装であった。また、まもなく次の公演(「オペラ座の怪人」)があり、3年間主役をやってきた彼女はキャスティングから外された、ということで「死んで当然よ」と教授のことをボロクソに証言する。また、その公演にはロンドン留学の推薦枠がかかっていて、出ないと意味がないとも言う。彼女は代役であり、(主役と)同じ衣装を持っていた。で、「犯人は弥生よ、弥生が殺ったに決まっている」と言う如月。弥生は1年生で、自分から主役を奪った、稽古がキツイと泣いていた、教授は演技が出来ないと色んなものを投げる(後に♪「怖い怖い独裁者」と言う歌が生まれる丹羽Pですが、こんな所から既に始まっていた...)ので痣だらけだったから弥生も相当嫌っていたはず、と証言する。
愛ちゃんと五代さんは如月が証言した平沢弥生に話を聞く。教授が殺された時、弥生は家にいた、と言うが直ぐに「ごめんなさい」と言い、何処にいたのかを答えない弥生。愛ちゃんは如月の衣装を見せ、話をする。今日の稽古に弥生は来なかったので、如月が衣装を着ていて捕まった。と状況を説明し、弥生の衣装の在処を問う愛ちゃん。が、弥生は口を閉ざして何も答えない。五代さんは「黙秘をする奴が一番嫌いなんだよ」と言って照明を弥生に当て、かけているサングラスを取ろうとする。これに弥生は逃げる。が「そういう取り調べは止めましょうよ」と愛ちゃん。で「目、悪いんですか?」と弥生に尋ねる。弥生は頷きながら「照明で焼けちゃって...」と言う。で、五代さんは謝ってからサングラスを返すが、この時弥生は左利きだということが分かる。
五代さんが教壇に立って、愛ちゃんが(たった一人の)生徒となって、五代さんの推理が語られる。黒板に現場の見取り図を書き、それを使って説明を始める。が、愛ちゃんは携帯を開いて「え~とですねぇ」とぼやきながら、よそ見をしていて五代さんの話をまともに聞いていなかった。それでも五代さんは続けていました。
愛ちゃんと五代さんはカンナに話を聞いていた。で、韮川教授は女子学生のケツを触りまくっていて、大嫌いだと言う。五代さんはメモに「カンナ 動機あり!!」と書いていた。続いてサツキに話を聞く愛ちゃんと五代さん。サツキは1年の時の教養の(韮川教授の)授業を4年の今でもまだ受けていて、1年の時に1回だけ、1分だけ授業に遅れたことがあり、それだけなのに未だに単位をくれないのは酷い、と証言する。で、五代さんの目もは「サツキ 動機あり!!」
再び黒板の前に戻ってきた五代さんたち。ここで容疑者について整理する。如月は役を降ろされて恨みを持っていた。弥生は稽古が厳しいと恨みを持っていた。目撃者の二人も恨みを持っていて動機はある。ということで「この4人全員に犯人の可能性があるってことだよ」と五代さん。愛ちゃんは「誰かが嘘をついているってことか...」と呟く。で、五代さんは「違った絵を描いた目撃者が怪しい」と言って、カンナの元へ。
カンナの描いた似顔絵を見せて、どういう状況で犯人を見たのかを尋ねる愛ちゃん。で、鏡に映った犯人の姿を見たと言うことが分かる。→似顔絵は左右逆ということになります。で、五代さんは「だから言ったでしょう。目撃者は怪しくないって...」と早速口にしていました。で、カンナの絵を左右逆にするとサツキの目撃情報と一致するということで、二つの絵の共通点を探せばいい、と五代さん。これに「共通点ではなく、相違点を探すべきだと思います」と愛ちゃん。で、2枚の絵をじっくりと見る五代さん。で「分かった、分かったぞ!」と言うと膝を叩く五代さん。まずは「君みたいに若いのよりね、俺みたいにキャリアのある方が役に立つ」なんてことを言って愛ちゃんをバカにしてから、刀を左手に持っていることから左利きが犯人で、ヒロインの弥生だ、と言う五代さん。が、愛ちゃんは「違う。それだと髪型の説明が付きません」と待ったを掛ける。しかし「五月蠅いんだよ」と五代さんは聞き入れず、「緊急逮捕だ」と言って弥生を捜しに行ってしまった。
一人残った愛ちゃんだったが、そこに「あの...」と言って弥生がやって来ると、「お話しします、全部」と言い、サングラスを外してから語り始める。衣装は全部ロッカーにある。今日の朝、衣装を着ようとしてロッカーを開けたら真っ赤で、血で真っ赤に染まっていた。教授が亡くなったと言うことを聴いて怖くなった、と語るが「私やってません」と犯行は否定する弥生だった。そこに「おい、いたぞ」と五代さんの声がすると、警官に指示を出し、弥生を逮捕する五代さん。愛ちゃんが「何で?」と割って入るが、「ロッカーで証拠品が見つかった」と言う五代さん。が、愛ちゃんは「違うと思う。もっと調べた方がいいですよ」と言うが「それならあなた、調べなさい」と相手にしない五代さんは、衣装の血痕が韮川教授の血液と一致すれば事件は解決だ、と自慢げに言うと、弥生を連行していった。
愛ちゃんは五代さんが渡した証拠品のお面を袋から取り出し、裏を見る。すると目の部分に黄色いセロファンが貼ってあることに気づいた。で、如月のお面を取りに行き、2つのお面を手に持ってじっくりと考える。(いつの間にか、愛ちゃんにだけスポットライトが当たるという演出はなかなかナイスです。)で「匂う、悪の香り」(ここでAパート終了。経過時間は約17分半でした。ということでBパートは8分半弱になります。また、アイキャッチは白がベースでした。)
教授の遺体発見現場にやってきた愛ちゃんはモップを刀の代わりに手に持ち、お面をつけて犯人の逃亡ルートを辿っていく。(検証実験です。)小走りの愛ちゃんだったが、途中で何かに躓いて転んでしまう。「痛っ~い。何で転けたんだろう?」と呟いてお面を外してその場を見ると、そこにあるものがあり、「なるほど...」と愛ちゃん。そしてそこに髪留めが落ちていたのに気づいた。そして「そういうことか」と言うと携帯を取りだして五代さんに電話を入れる。「はい、五代です」と出ると「謎は解けたよ、ワトソンくん」
教授の遺体発見現場に呼ばれた4人の女子大生たちと五代さん。そこに愛ちゃんがやってくる。五代さんは「事件は解決したんだぞ。血液型が一致したんだから...」と言うが、愛ちゃんは五代さんに弥生のお面を渡すと「付けて下さい。これを付けて犯人の気持ちになって私を殺して下さい」と言う。文句を言う五代さんだったが、お面を顔に当ててみる。愛ちゃんは事件について語りだし、「突き刺して下さい」と五代さんに言う。で、モップを愛ちゃんに突き刺す五代さん。「うっ...」と言って愛ちゃんはその場に倒れ込む。(そこまで再現しなくても良いと思うのですが...)
再び立ち上がった愛ちゃんは「それで、お面を付けて、わざと目立つように廊下を走ったんです」と言い、五代さんに「走って下さい」と言う。これに渋々お面を付ける五代さん。愛ちゃんは五代さんの背中を押して走らせ、4人にも「みんなも一緒に来て下さい」と言う。で、走る五代さんの後を追う愛ちゃんたち。
走っている五代さんは途中で何かに躓き「痛え」と声を出して転んだ。直ぐにお面を取る五代さんは「何で転んだの?」と周囲を見回すと、そこには黄色に塗られた角材があり、それに躓いたのだった。「犯人はこのようにしてここで転んだんです。この黄色い出っ張りに躓いて」と説明する愛ちゃん。五代さんは「知ってたのか?」と文句を言う。すかさず「こんなもの見えないの。バカじゃない」と突っ込むカンナ。(「五月蠅え」と五代さん。)愛ちゃんは「それが見えなくなるんですよこのお面を付けると」と言って弥生のお面を拾ってカンナに見せる。弥生は舞台照明で痛めた目を庇うためにお面にフィルタを貼ったが、犯人は知らなかった。付けてみて初めて気づき、ここで転んだ、と説明する愛ちゃん。これに五代さんは「弥生さんがこれ付けて転ぶということも考えられるじゃないか」と言う。すかさず愛ちゃんはポケットから髪留めを取り出し「でも、ここにこれが落ちていたんです」と言うと、犯人は探すのも忘れて髪を振り乱して慌ててここから逃げた。だから、サツキが見た犯人は髪が長かったのだった。また、この髪留めには血が付いていて、韮川教授のものと思われる。「そして指紋は」と言う愛ちゃんは如月をじっと見る。
如月に向きあった愛ちゃんは携帯を左手に持って構えると「愛の光で闇を撃つ。…」と口上を始める。(毎回、違った形で口上を言う愛ちゃんです。→バラエティに富んでいて、これも楽しみです)「そこらへんのギャルと一緒にすると火傷するよ」と言い終わると、如月は突然背を向けて走って逃げ出した。愛ちゃんは右手に持った古銭を(銭形平次ばりに)投げた。逃げる如月の目の前の壁に突き刺さる古銭。それを見た如月は驚いて足が止まり、その場に膝をついた。弥生はゆっくりと数歩如月の方に進む。
暫くの間があってから如月が語り出す。「役を降ろされたことはどうでも良かった。私が憎かったのは1年生のくせに3年の私から主役の座を奪った女優としてのあんたじゃない。あの人の心を奪った女としてのあなたよ」ということで、動機を口にした。これに弥生は「だから、慢心した芝居しかできなかったんじゃないですか」と言い、韮川が、弥生の演技を見て(如月が)初心に返ってくれればいい、頑張って欲しいから代役にした、教授は如月のことを愛していた、と告げた。で、呆然となった如月は何も言葉を返すことは出来なかった。愛ちゃんもただそれを聴いているだけだった。
事件解決後、神社の境内にいる愛ちゃんは英単語の勉強をしている。が、「全然覚えられない...」とお手上げ状態だった。そこに携帯にメールが入り、携帯を開く愛ちゃん。それは五代さんからのメールで、「髪留めと韮川教授の血液型が一致した。ありがとう。感謝している。」という文面だった。で、それを見た愛ちゃんは嬉しそうな笑顔を見せる。で、返信を出そうと決めた愛ちゃん。
五代さんは公園で横になっていた。そこに「You Got A Mail」とメールが入った。携帯を取りだしてそれを見る五代さん。「「オペラ座の怪人」って人を愛する余り、周りが見えなくなるお話なんです。今度一緒に見に行きませんか?」ということで「何言ってんだ。参ったなぁ...」と照れる五代さん。しかし誘われたことは素直に嬉しがっていた。
愛ちゃんはシグマリオンで「オペラ座の怪人」のサイトにアクセスしているが「誘う相手がいないって辛いなぁ~」とこぼしていました。で、「勉強します」と手を合わせてお願いをしていました。(当然、彼氏が出来るように、とお祈りしたんでしょうね...)
今回の物語は、ストラップではなく古銭を投げた愛ちゃんですが、100話以上ある「ケー刑事」の物語でもストラップ以外のものを投げたのはこの回だけです。(ということで、まだ、試行錯誤を繰り返していました。)が、愛ちゃんは毎回口上を違う形で行っていて、これが演出の幅を広げることになり、これが毎回の見所にもなるだけに、嬉しいところでもあります。また、愛ちゃんはIQは180だが勉強は苦手ということが前面に出るようになり、愛されるキャラとなったのもこの頃からでした。(ちなみに、勉強の方は、成績優秀でしっかり者の妹・泪ちゃんに任せよう、ということなんでしょうか?)→本作は、後のシリーズを見た後でも上手く繋がるように出来ている物語だということを強く感じさせてくれます。やっぱり、クオリティの高い「銭形愛」ですね。
次回は第5話「消えた凶器の謎 ~チューボーですよ殺人事件」です。ポイントは愛ちゃんの誕生日ケーキと言いたいところですが、柴田さんの愛ちゃんに対する一言といった所でしょうか。尚、ゲストの坂上香織さんには、BS-i作品ではこの後に「さそり」がありますが、「ケー刑事」に再登場してもらいたい一人です。
オペラ座の怪人 コレクターズ・エディション (初回限定生産)
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2005/08/26
- メディア: DVD
- アーティスト: サントラ, エミー・ロッサム, パトリック・ウィルソン, ジェラルド・バトラー
- 出版社/メーカー: ソニーミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2006/04/05
- メディア: CD
The Phantom of the Opera (Original 1986 London Cast)
- アーティスト: Andrew Lloyd Webber, Michael Reed, David Firth, John Savident, Michael Crawford, Rosemary Ashe, Sarah Brightman, Steve Barton
- 出版社/メーカー: Polydor
- 発売日: 2005/11/07
- メディア: CD
- アーティスト: 劇団四季ロングラン・キャスト, 劇団四季ミュージカル・オーケストラ, 上垣聡, 山口祐一郎, 鈴木京子, 石丸幹ニ
- 出版社/メーカー: ユニバーサルインターナショナル
- 発売日: 1992/09/26
- メディア: CD