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「WAIT UNTIL DARK」 [映画(洋画)]

表題の作品は1967年の映画「暗くなるまで待って」である。(つい先週、4/12深夜(=4/13)にBS-2で放送したばかりです。)この物語は、元々は舞台劇であり、ストーリーはほぼアパートの一室の中だけで進んでいくという限られた範囲での物語であるが、それが緊張感のあるサスペンス・ドラマとして上手く使われている。ここではヘプバーンは盲目の人妻に扮している。

映画データを記しておくと、原作はフレデリック・ノット、監督はテレンス・ヤング、脚本はロバート・ハワード・カリントンとジェーン・ハワード・カリントンの二人、撮影はチャールズ・ラング、音楽はヘンリー・マンシーニである。そして出演は、永遠の妖精・オードリー・ヘプバーンと、アラン・アーキン、リチャード・クレンナ、エフレム・ジンバリスト・Jr.、サマンサ・ジョーンズ、ジャック・ウェストンたちである。

夫・サムが謎の女性から預かった人形には麻薬が隠されていた。その麻薬を奪い返すために組織のリーダーであるロートはマイクとカルリーノという二人の配下の男と共にサムのアパートに行く。妻のスージーは盲目であり、ロートたちはそれを利用して一芝居打って人形を取り返そうとするが、スージーに取っ手は恐怖のどん底にたたき落とされることになる...

本作は映画作品であるが、舞台劇を見ているかのような錯覚に陥ってしまうが、少ない場面を拓海に利用したストーリー展開と演出は素晴らしい。本作の様に殆ど移動しないで一ヶ所で物語が進んでいくサスペンスというのは、意外とハラハラドキドキさせてくれるということで、アイデア次第で傑作が生まれると言うことがよく分かる。(近年の大作映画は場所などにも凝りすぎている部分があるが、本作のように少ない場所でも傑作は出来ると言うことを学んで欲しいところである。)もう40年も前の作品ということで、現代のライフ・スタイルとはかけ離れた所があるのも確かであるが、サスペンスの方は色褪せるものではない。じっくりと見て、スリルを味わってもらいたい一本である。

 

暗くなるまで待って

暗くなるまで待って

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2006/08/04
  • メディア: DVD

↑決して、画像がおかしくなっているのではありません。そういうデザインです。)


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ケータイ刑事銭形雷25話[改訂版] [ケータイ刑事]

MBSでの放送も、1st.シリーズは今回を含めてあと2回。今回は第25話「さよなら、トミー! ~ひょっこりひょう多もん島殺人事件(前編)」ということで、トミーの最後の事件となる前後編の物語の前編です。ということなので、注目点はトミーと雷ちゃんの別れがどういう形になるのか、ということであるが、それが前後編の物語になっているということで、たっぷりと見せてくれる物語です。特に、第2クールの「銭形雷」は映画のパロディを中心に突っ走りましたが、そういう路線ではなく、シリアス路線の物語である。(タイトルの「ひょっこりひょう多もん島」は、あの人気人形劇「ひょっこりひょうたん島」をパロっているのは誰でも分かるが、そっち方面のネタはこれぐらいである。尚、ひょっこりひょう多もん島の地図には、島の道が「多門」(「門」は略字)という字になっている...)また、前回の5面相事件のラストで、自慢の髭の片方だけを(誤って)剃ってしまったトミーだったが、その部分もちゃんと活かされている。トミーの過去も分かるということで、完全にトミーが主役の物語です。

今回は「前編」ということなので、お約束の台詞で出てこないものもありますが、そんなことを全く気にさせることのないヒューマン・ドラマです。(「後編」も一気に続けて見るべき物語です。)

この記事のタイトルに「[改訂版]」と付いているのは、BS-iの本放送時に記したものをベースにして加筆を行ったためです。(BS-iの放送時に記したものはその物語が最新作であった時に記したものですが、今回は「銭形雷」全40話まで見た後なので、全体を見通した観点からも追記しています。)BS-iの本放送時に記したものと合わせてご覧頂ければ幸いです。(BS-iでの放送時に記したものは、ここをクリックして下さい。)ということで、いつものように長文&今更ながらのネタバレありで、本編に行きます。

警視庁。トミーがカレンダー(このカレンダーには「カレーよりカレーうどん よしお」と書かれている。)に印を付けている。(6/21の所にバッテン(×)を書き入れた。6/24の所にが書き込まれている。)で「あと2日か...」と感慨深そうに言葉を漏らすトミーは手にしていた湯飲みからお茶を飲む。が、背後から雷ちゃんが、トミーを脅かすように現れると「何があと2日なんですか?」と尋ねる。これに驚いてお茶を吹き出してしまうトミーは、「あっ、銭形くん。いたんですか...」とハンカチを口に当てて取り繕う。雷ちゃんは「ずっと気になっていたんです。24日は何の日なんですか?」と尋ねる雷ちゃん。すると、感慨深げな口調で「ある殺人事件が15年の時効を迎えるんだよ」と説明してくれるトミー。すると雷ちゃんは「昔は25年じゃなくて15年だったんですよね」と、2005年からは刑事訴訟法が改正されて時効までの期間が長くなったことを語ってくれる。(やっぱり勉強になる「ケー刑事」です。)で、トミーの説明は続き「私が初めて刑事になって、担当した事件だった」と語る。が、これに雷ちゃんが「あれっ?初めてって、年齢が合わないですよ」と突っ込むと「制服警官10年、私服の刑事になって15年」ということで、都合25年ということです。これに雷ちゃんは「でも、岡野さん、東京大学法学部ですよね」と茶々を入れる。でもトミーは、これは関係ないことということで「先を急ごう」と無視して、先を続ける。

15年前、トミーは東京都ひょっこりひょう多もん島に赴任した。それからまもなく(つまり、赴任して早々)、港で警察官の撲殺死体が発見されるという事件が起こった。凶器となった鉄パイプから指紋が見つかり、早々に解決すると思われた事件だったが、過去の犯罪者リストに該当者はなく、犯人を絞れ込めないまま事件は迷宮入りとなり、その事件が2日後に時効になるということだった。この事件はトミーが刑事になって最初の事件ということで、この事件を解決するまではいっぱしのはぐれ刑事としてスタートを切れないという思いがずっとあったのだった。で、トミーの過去を知った雷ちゃんは「意外です。岡野さんにそんな過去があったなんて...」これにトミーは「私だってね、何も脳天気に長い間警部をやっている訳じゃない」と言うと、再び湯飲みのお茶を飲む。すると、雷ちゃんの例のツッコミが入り、「岡野さん、でしょう、警部」(トミーは平成15年6月に警部補に降格ということになっているので、既に3年が経過したことになる。それなのにまだ「警部」に拘るのはいかにもトミーらしいですね。)と言うと、トミーの左側の髭をつまむと、それを剥がしてしまった。(前回の24話で、左側の髭を誤って剃ってしまったトミーですが、付け髭をしていました。)で、トミーは、思い切って全部剃ってしまおうと思ったが、警視庁に「絶対お髭を剃らないで」という投書がたくさん来たから...と言い訳を始めるコント・コーナーへ。

そうしていると、雷ちゃんの携帯に「警視庁から入電中」という事件を知らせる入電が入る。港区赤坂の丹羽銀行駐車場で強盗事件発生。直ちに現場に急行せよ。(強盗事件の入電というのは珍しいことですね。)で、現場に向かった雷ちゃんとトミー。

事件現場の丹羽銀行の駐車場。雷ちゃんとトミーは被害者の男に事情を聴いている。彼は、銀行でお金をおろして出てきたところを襲われ、金の入ったバッグごと奪われたのだった。(被害金額は100万円)で、犯人は左頬に大きなほくろがあると証言する。被害金額の100万円は(小指を立てて)「小遣いなんだよ、コレの...」と言いながら自慢げに笑うが、雷ちゃんは小指の意味が分からず「コレ?」と言う。すかさずトミーが「お嬢さんだよ」とその場は誤魔化し、「高校生なんですからお願いしますよ」とトミー。が「知っているでしょう、今時の高校生コレぐらいは...」と再び小指を立てる男。で、トミーはその小指を掴むと「折っちゃいますよ」と?????i?{???????jお怒りモードに。(雷ちゃん、時々このように知らないことがありますが、これは伝説の四姉妹にも結構ありましたね。やっぱり銭形家の「お嬢様」なんですね~)

そこに「警視正」と言って柴田が現れ、報告しにやってくる。(ここのところ「雷ちゃん」と言っていたのに、またも階級で言うようになりました。)で、「報告します」と言って敬礼してから語り始める。通りの向こうに落ちていたということで、犯人が落としていった帽子を雷ちゃんに見せる。被害者はそれを見ると「これだよ、犯人の野郎、この帽子を被っていた」と証言する。で、その帽子には「BS-i工業」と入っていたことから、雷ちゃんたちはBS-i工業に向かう。

BS-i工業。社長に話を聞く雷ちゃんとトミーと強盗の被害者の男。ほくろのある従業員ならばいたが、先週辞めていったということだった。写真があったということで、この前社員旅行に行ったの時の写真があったということで、その写真を見せる社長。男は山下正雄(やました・まさお)(→この名前、「ケー刑事」ではお馴染みのあの二人を足しあわせたような名前ですね。)という名前で、その写真を被害者に見せると、「間違いない、こいつだよ」ということだった。で、トミーが山下の住所を尋ねるが、「引っ越して、今は分かりません」ということだった。(でも、引っ越す前の住所を聞いておけば、まだ一週間ということで、楽に追跡調査出来ると思うのですが...)社長は、山下が他人のお金を盗むような男には思えない、ということで、彼は工場で一番真面目な男で10年間無遅刻無欠勤、人の嫌がる仕事も率先してやる男ということだった。

そこに「鑑識から入電中」という柴田の声の着ボイスで雷ちゃんの携帯phone toに着信が入る。雷ちゃんが電話に出ると「警視正、新事実が出ました」と報告でした。作業帽から出た強盗犯の指紋と、15年前のひょっこりひょう多もん島での警官殺しの指紋が一致した、ということだった。で、「何だって?」とトミーは驚く。

警視庁に戻った雷ちゃんとトミーは捜査会議。が、トミーはあと2日で時効となる事件が再び自分の前に現れたと言うことで「まさしく運命だ」と言い、雷ちゃんも「そうかもしれませんね」と同意するも、「どんなことが考えられるんですか?」と事件について考えられることを問う。しかしトミーは「これはまさしく運命だよ」と繰り返すだけで、考えの方は何も浮かんでこなかった。で「先を急ぎましょう」と雷ちゃんは、冒頭のコントでのお返しをしっかりとやっていました。で、山下が15年前の事件の犯人ならば、(時効まであと2日という)時効直前という所でどうして強盗なんかしたのか、疑問に思った雷ちゃん。時効の日を忘れるとは考えにくいということで、よほど急に金がいることができたのではないか、と今回はいつもの頓珍漢な考えとは違ってまともなことを言うトミーです。(トミーも銭形の相棒、ラストの事件では冴えている所もしっかりと見せてくれます。)で、雷ちゃんは「行ってみませんか、ひょっこりひょう多もん島」と口にする。「事件の謎を解く鍵はこの島にある様な気がするんです」と????????閃いた雷ちゃんでした。で、二人はひょっこりひょう多もん島に行くことにした。

ひょっこりひょう多もん島。(この島、BS-iの本放送の時、間に入る3分間のCM(3ミニッツ・ストーリー)の「キャンディハート」にも登場した島じゃないですか?→MBSの放送では「何のこっちゃ?」となりますが...)に降り立ったトミーと雷ちゃんを迎えたのは、この島のひょっこりひょう多もん島署の署長・根井篤(ねのい・あつし)たちだった。また、根井はトミーがこの島に赴任した時、刑事課長であり、トミーの直属の上司だったという。(それから色々な所轄を転々とした根井は3年前にこの島に戻ってきた。)また、トミーと雷ちゃんとの活躍はこの島にも届いているということだった。(どういうように届いているかは分かりませんが...)そういう話をしながら署に向かって歩いている雷ちゃんたち。

ひょっこりひょう多もん島署。山下の写真を島内全域に配布した所、身元が判明したということだった。が「山下」と言うのは偽名で「橋口裕太(はしぐち・ゆうた)」という男で、今は東京に出ているが15年前までは祖母と一緒にこの島で暮らしているということだった。15年前の事件の直後にこの島を離れたのだった。(当時、捜査では彼についてはノーマークであった。)橋口の祖母は今も健在ということで、雷ちゃんとトミーは祖母の家に向かう。

橋口家。祖母の橋口礼子は縁側の掃除をしていた。そこに「こんにちわ」と挨拶をする雷ちゃん。で、家に上がった雷ちゃんとトミーに対して「裕太の知り合いが家にくるのは初めてのことのことですから」ということで、ちゃんとお持てなししないと雄大に怒られるということでお茶を出す礼子。「裕太くんには東京では色々とお世話になってまして...」と口にするトミーは裕太のことを色々と尋ねる。電話はあるものの、「仕事が忙しい」と言って島には15年帰ってきていないということだった。そういう話をしていると、お茶がまだということに気づいた礼子が湯飲みにお茶を注ぐ。が、湯飲みが一杯になったことに気づかずに、お茶を溢れさせてこぼしてしまった。これによって礼子は目が悪いということが分かった。しかし「老い先が短いから、お金のかかる手術をしても無駄になるだけだし...」と話す礼子だった。で、雷ちゃんとトミーにはある考えが浮かんだ。

橋口家を後にした雷ちゃんとトミー。トミーが祖母の目の手術代のために橋口が強盗をしたのではないか、と語る。が、この島に来ていないのにどうやって祖母の目が悪くなったことを知ったのか?と疑問を口にする雷ちゃん。(いつもは雷ちゃん一人で考えて話が進んでいくのに、今回はいつもと違って、二人が一緒に考えて物語が進んでいきます。)「そこなんだよ」とトミーも分からないでいた。そうして歩いていると、「この風景、どっかで見たこと...」と雷ちゃんが気づいた。目の前には「ひょっこりひょう多もん島記念碑」があり、雷ちゃんは「あっ、あの写真だ」と思い出す。そして橋口が社員旅行で撮影した写真(その写真を撮影した携帯の写真)をトミーに見せる。で、それを見たトミーは「えっ、ここじゃないか」ということで、BS-i工業の社員旅行の写真は、今雷ちゃんたちの目の前にある「ひょっこりひょう多もん島記念碑」の前で撮影されたものだった。で、社員旅行でこの島にやってきた橋口は、祖母の目が悪くなったことを目撃したと考える。そうなると、「橋口は必ず金を持ってこの島に戻ってくるぞ」という結論に達する。(雷ちゃんとトミーの二人で一緒に考えて結論を導き出すなんて、今回のトミーは本当に頑張っています。)

そうしていると、祖母の橋口礼子が出かけていて、石段を登っていこうとする姿を目撃する。橋口から何か連絡があったのでは、と考えて二人は礼子の後を追っていくことにした。

礼子がやってきたのはこの島の神社の住吉神社だった。「裕太のこと、頼みますよ」とお参りをする礼子。(木陰からその様子をじっと見ているトミーと雷ちゃん。)彼女はこの15年間毎日祈り続けていたのだった。お参りを終えて帰ろうとする礼子だったが、よろめいて倒れ、足をくじいてしまった。で、雷ちゃんが「大丈夫ですか、おばあちゃん」と言って直ぐに飛び出し、トミーと二人で礼子を家まで運ぶ。(トミーが背負ったのでしょうね。)

で、家に到着すると、雷ちゃんが礼子の足に湿布を貼ってあげると、足をさする。(ツンデレ系の雷ちゃんですが、やっぱり優しい女の子ですね。)で、再び裕太の話を聞く。「裕太は私のたった一つの自慢だよ」と言う礼子。そうしていると突然電話が鳴った。雷ちゃんが電話を側にもってきて受話器を取って礼子に渡す。で、電話に出た礼子。それは裕太からの電話だった。「ばあちゃん、目を治してやるからな。待っててくれよ」と告げる裕太。が、パトカーの音が聞こえたこともあって、それだけで電話は切れてしまった。しかし礼子は「裕太が帰ってきますよ」と言って嬉しそうな笑顔になる。それを受けて、空を見上げた雷ちゃんは人差し指を唇に当て、それを前に突き出すと「よどまないで、おばあちゃんの良い天気」(いつもの「よどむ、悪の天気」とは違ったことを口にしました。(今回の雷ちゃん、いつもとちょっとキャラが違っているように感じますが...)(ここでAパート終了。経過時間は17分半を回ったところでした。ということでBパートは8分半弱です。)

ひょっこりひょう多もん島署の会議室。雷ちゃん、トミー、署長が捜査会議をしている。東京からこの島に来るルートは、竹芝桟橋からフェリーに乗る一つしかないということで、「何としても竹芝で橋口の身柄を確保してもらいたいんです。署長から本庁に連絡してもらえないでしょうか」と頼む雷ちゃん。トミーも直ぐに「所長、私からもお願いします。あのばあさんに孫が逮捕される所を見せたくないんです」と、続けて頼む。(こういうハートフルな所を見せる雷ちゃん、やはり銭形ファミリーの一員なんですね。伝説の四姉妹(特にハートフルな所を多く見せたのは泪ちゃんですが...)にも繋がります。)が、15年前にこの島で同僚を殺した犯人は我々の手で逮捕したいという署内の声もあり、署長は弱り果ててしまう。これに「そこをなんとか」と言ってトミーと雷ちゃんは再度頼み込む。が、所長は「弱りましたなぁ」と言って頭をかいてしまった。

そこにこの警察署に勤める小板が報告しにやってきて「本庁から、島に向かうフェリーに偽名で乗った人間がいるという連絡がありました」と報告する。更に「乗船名簿に付いていた指紋を調べると橋口の指紋と一致しました」と続けた。で、トミーはフェリーが港に到着する時間を尋ねる。「明朝7:30です」ということで、署長は「やむを得ませんね。橋口は我々が責任を持って身柄を確保します」ということになる。

翌朝、ひょっこりひょう多もん港。フェリーの到着に備えて警官たちが配備に付こうとしている。署長が指示を出し、フェリーの到着を待つ一同。そうしていると、雷ちゃんが礼子がゆっくりと港に歩いてくるのを発見しトミーに声をかける。礼子の姿を見たトミーは「来ちゃったか...」と少し困った様子。で、礼子の側に移動した雷ちゃんとトミー。「もうすぐ、裕太に会えるんですね」と、本当に待ちわびている礼子に雷ちゃんもトミーも返す言葉がなかった。そうしているとフェリーの汽笛が響き、港にフェリーが到着した。直ぐに警官たちが船に乗り込んで行った。

「裕太は乗っていますか?」と雷ちゃんとトミーに尋ねる礼子。これに少し考えてから「おばあちゃん、裕太くんは乗っていません」と答える雷ちゃん。「そう、じゃあ次の船かしらねぇ」と言う礼子。が、雷ちゃんもトミーも心苦しい様子で、ちょっと痛々しい。そうしていると、小板に連れられた裕太が手錠をかけられてフェリーから連行されてきた。船から下りて署長の前に連れてこられる裕太。「確保しました」と小板、「ご苦労」と署長。(これはお決まりとはいうものの、見ていても心が苦しくなってきます。)裕太は港にいる礼子の姿に気づき「ばあちゃん」と思わず声を漏らす。が、目の悪い礼子はそれが分からない。雷ちゃんとトミーもどうしたらいいのか、という表情でいるが、突然トミーが「裕太くんは、乗っていますよ」と礼子に告げる。すると「本当ですか?裕太はいるんですか?」と嬉しそうな表情を見せる礼子に「はい」とトミー。(雷ちゃんは困惑の表情を見せるが、トミーのハートフルな所には適いません。)

で、「裕太!」と言ってゆっくりと港の方に歩き出す礼子。「ばあちゃん!」と再び声を上げる裕太。それを見てトミーは走って署長の下に駆けていくと、「所長、橋口をおばあさんに一目会わせてやってくれませんか」と頼み込む。署長も即答は出来ないでいる。で「お願いします」と深々と頭を下げるトミー。すると「仕方ありませんね」と署長は認めた。で、トミーと小板に連れられて礼子の側に連れて行かれる裕太。で、「変な真似するなよ」とトミーはしっかりと釘を刺し、裕太の手錠が外される。そして「おばあちゃん、裕太くんですよ」と声をかけるトミー。そして、礼子と裕太の15年ぶりの再会となった。(それにしても、トミーの演出によって、こんなにも感動的な再会のドラマになるなんて... トミーを見直しました。→こんなにもハートフルなトミーだったら、やはりハートフルな優しい面を数多く発揮した泪ちゃんとコンビを組んだらどうなるかと思ってしまいます。(事件よりも「感動の物語」の連続になっちゃいそうですが、そうなるとABCで40年以上も放送された「部長刑事」のような心のドラマを描いた刑事ドラマになりそうな気がします。))

久しぶりの再会で抱き合う裕太と礼子。裕太の顔をなで回す礼子は「裕太だ、裕太の顔だ」と涙の再会劇。それを受けて「ご免よばあちゃん、またしばらく会えないんだ。仕事が忙しくってなぁ...」と心配をかけまいとして言葉を返す裕太。「そうかい、仕事は忙しいのが一番なんだよ」と礼子。(ウルウルと涙がこぼれ始める涙なしでは見ていられない再会劇です。→伝説の四姉妹でも、それぞれ感動の物語はありましたが、今回の「」はある意味ではそれらを完全に越えています。別れが関係する物語では「・26話」「・2nd.22話」も感動的な物語ですが、それに劣らない。また、信頼の絆ということで「・2nd.4話」も感動巨編ですが、これらと共にシリーズに残る物語です。涙なしでは見ることの出来ない感動の物語が「ケー刑事」で見られるなんて...)

ひょっこりひょう多もん島署の取調室。トミーが一人で裕太の取り調べを行おうとしている。「迷惑をおかけしました」と言う裕太。それに対して「お前のためじゃないよ、おばあさんのためだ」と言うトミー。(完全にいつものトミーとは違って別人だと思ってしまうほどのシリアス路線のトミー、渋すぎます。)で、トミーのハートフルな所に打たれて、全てを包み隠さずに語ると誓う裕太。ということで、裕太の取り調べが始まる。

雷ちゃんは「やっぱり取り調べにはカツ丼でしょう」と言って、カツ丼を手にしてトミーと裕太のいる取調室にやってくる。(「・2話」で愛ちゃんがカツ丼をもってくる所がありましたが、雷ちゃんはその時の愛ちゃんのような割烹着姿ではなく、いつもの制服姿でした。)そして「岡野さん」と言ってノックをする。が、何の返事もない。「あれっ?もう終わっちゃったのかなぁ?」と漏らす雷ちゃんは「失礼します」と言って扉を開けて中に入る。が、雷ちゃんの表情が一変する。そこで雷ちゃんが見たものは、床の上に倒れている裕太と、床に転がった血痕の付いた鉄パイプであって、トミーの姿はなかった。で、「嘘っ...」と呆然となる雷ちゃん。

会議室に移動した雷ちゃんは落ち着いていられない。そこに署長がやってくる。「たった今、病院から連絡が入りました。橋口は意識不明のまま息を引き取ったそうです」と告げた。で、雷ちゃんも沈痛な表情をみせ「岡野さんの、岡野さんの消息は分かったんですか?」とトミーの消息を尋ねるが、「それはまだ...」と答える所長。トミーは行方不明ということで「岡野さん、何処行っちゃったんだろう...」と呟く雷ちゃん。しばらくの沈黙があり、「銭形警視正、私、イヤな予感がしてなりません」と口を開く署長。「予感?」と雷ちゃんが尋ねると、「とてつもなくイヤな予感です」と言葉を返す。そこに小板が報告しに現れ「現場に落ちていた鉄パイプの指紋が岡野警部補のものと一致しました」と告げる。「まさか?」と驚く雷ちゃん。「予感的中ですな」と言う署長は「島内全域に検問、船は一艘も島から出すな。岡野警部補の発見に全力を挙げてくれ」と指示を出す。更に、トミーは拳銃を所持していると思われることから、全員に銃の携帯を許可する、ということで、トミーが容疑者として手配されることになってしまった。雷ちゃんは困惑した表情で「そんなぁ...」と呆然とするだけで... (というところで、前編は終了、以下は次回に続きます。)

今回の物語は、感動巨編から一転してトミーの冤罪事件(トミーが人を殺すなんてあり得ない...)へとなったということで、後編が楽しみになる物語でした。犯人逮捕の時の雷ちゃんの口上が無くても、見せ場はたっぷりあり、特にトミーの活躍ぶりが目を見張っていました。→五代さんが一旦お休みに入ることになる「・1st.13話」での五代さんの活躍もそうでしたし、また高村さんも長期のお休みになる「・1st.13話」での高村さんの活躍ぶりもそうでしたし、「・2nd.13話」の五代さんもそうですが、最終話というのは相棒の活躍ということで、たっぷりと見せてくれます。尚、ゲストのキャスティングから、15年前の事件、及び今回の裕太殺害の真犯人はあの人だろうという予想は出来ていますが、前編ではそれを匂わせる所はありませんでした。

次回の物語は、今回の続きとなる第26話「さよなら、トミー! ~ひょっこりひょう多もん島殺人事件(後編)」である。トミーに殺人容疑がかかり、形の上ではトミーの冤罪事件に発展しましたが、後編では柴田さんが意外な活躍をしてくれます。この辺りはやはりトリオとして活躍した実績がありますからね。で、映画「M2」に繋がるあの資格証が渡される、トミーが転勤になりそれを告げる、と言うところは見逃せません。尚、後編の物語を見る前に、しっかりと今回の前編を再度見ておきましょう!

鑑識メモ。「鑑識メモどころじゃないよ。岡野さんが殺し?嘘だ、嘘だと言ってよトミー」ということで、人差し指に毛糸の髪をつけ、目と口を書いて、それとの間で漫談風のやりとりを始める柴田束志。(親指ではないので「親指ウォーズ」などの一連の「親指シリーズ」とは違いますが、そのノリがあります。)が、突然「何やってんだ」と言い、腕時計を見ると慌てて「船が出ちゃうよ、急げ、急げ、急げ」と言って、鞄を手にして走って出て行きました。ということで、彼もひょっこりひょう多もん島にこれから向かう所でした。で、閉めた扉には「後半につづく」と書かれた紙が貼ってありました。

 

 

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2007/01/26
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ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/12/22
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 3

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ケータイ刑事 銭形雷/小出早織style

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ケータイ刑事THE MOVIE2石川五右衛門一族の陰謀~決闘―+TVシリーズ雷★零

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ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

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ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

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ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

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ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 1

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伊藤真試験対策講座10 刑事訴訟法

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  • 作者: 伊藤 真
  • 出版社/メーカー: 弘文堂
  • 発売日: 2005/04
  • メディア: 単行本
時効―あなたは時効で損する人か・得する人か?

時効―あなたは時効で損する人か・得する人か?

  • 作者: 長戸路 政行
  • 出版社/メーカー: 自由國民社
  • 発売日: 2005/07
  • メディア: 単行本
世界史迷宮入り事件ファイル クレオパトラの死の謎からダイアナ謀殺事件まで

世界史迷宮入り事件ファイル クレオパトラの死の謎からダイアナ謀殺事件まで

  • 作者: 世界博学倶楽部
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2007/04/03
  • メディア: 文庫
迷宮Xファイル―あの事件はいったい何だったのか!?

迷宮Xファイル―あの事件はいったい何だったのか!?

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 芸文社
  • 発売日: 2004/07
  • メディア: 単行本
迷宮入り!?未解決殺人事件の真相―真犯人たちは、いまどこにいるのか?

迷宮入り!?未解決殺人事件の真相―真犯人たちは、いまどこにいるのか?

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2003/10
  • メディア: 単行本
迷宮入り事件

迷宮入り事件

  • 作者: 古瀬 俊和
  • 出版社/メーカー: 同朋舎出版
  • 発売日: 1996/04
  • メディア: 単行本
時効警察オフィシャル本

時効警察オフィシャル本

  • 作者: テレビ朝日『時効警察』スタッフ
  • 出版社/メーカー: 太田出版
  • 発売日: 2006/05/26
  • メディア: 単行本
時効警察

時効警察

  • 作者: 三木 聡
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2007/03
  • メディア: 文庫
時効警察

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  • 作者: 三木 聡, 岩松 了, 園 子温, ケラリーノ・サンドロヴィッチ, 塚本 連平
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2006/03/11
  • メディア: 単行本
時効警察 DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
  • 発売日: 2006/06/23
  • メディア: DVD
 
↓元ネタの人形劇
ひょっこりひょうたん島 グレート・マジョリタンの巻/ドクター・ストップの巻/人間レコードの巻 DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • 発売日: 2004/02/27
  • メディア: DVD
復刻版 ひょっこりひょうたん島 海賊の巻 DVD-BOX

復刻版 ひょっこりひょうたん島 海賊の巻 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • 発売日: 2003/08/22
  • メディア: DVD
ひょっこりひょうたん島 アラビアンナイトの巻 DVD-BOX

ひょっこりひょうたん島 アラビアンナイトの巻 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • 発売日: 2003/11/21
  • メディア: DVD
ひょっこりひょうたん島 ヒット・ソング・コレクション(オリジナル版)

ひょっこりひょうたん島 ヒット・ソング・コレクション(オリジナル版)

  • アーティスト: TVサントラ, 前川陽子, ニューハードオーケストラ, 井上ひさし, 山元護久, 宇野誠一郎, ガバチョ(藤村有弘), サンデー先生(楠トシエ), 博士(中山千夏), テケ(増山江威子), ダンプ(伊藤牧子)
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2003/04/23
  • メディア: CD
↓鑑識メモのネタ
親指ウォーズ

親指ウォーズ

  • 出版社/メーカー: エスピーオー
  • 発売日: 2000/07/07
  • メディア: DVD
親指ゴッドファーザー

親指ゴッドファーザー

  • 出版社/メーカー: エスピーオー
  • 発売日: 2002/12/21
  • メディア: DVD
親指タイタニック

親指タイタニック

  • 出版社/メーカー: エスピーオー
  • 発売日: 2000/07/07
  • メディア: DVD
 
↓「やっぱりこれでしょう!」

味いちもんめ カツ丼

  • 作者: あべ 善太
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2003/01
  • メディア: ムック

カツ丼―出すぎた釘は、人を動かす。

  • 作者: 大庭 宗一
  • 出版社/メーカー: アプト・クリエーション
  • 発売日: 2005/06
  • メディア: 単行本
 
↓「後編」のヒント
間宮林蔵

間宮林蔵

  • 作者: 吉村 昭
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1987/01
  • メディア: 文庫
危ない薬

危ない薬

  • 作者: 青山 正明
  • 出版社/メーカー: データハウス
  • 発売日: 2001/10
  • メディア: 単行本
冤罪はこうして作られる

冤罪はこうして作られる

  • 作者: 小田中 聰樹
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1993/04
  • メディア: -

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BEST HIT USA 2007[2007/4/17] [音楽(etc.)]

火曜夜の放送となって3回目ですが、筆者にとってはまだ日曜夜と言った感覚があって、「あれっ?今日は何曜日だっけ?」と思ってしまいます。(火曜夜の放送に馴染むまではもう少し時間がかかりそうです。ということで、今回もいつものように「TIME MACHINE」のコーナーの情報を中心に記して行くことにします。(「C/D USA」のコーナーはいつものように省略です。)

今回も最初は、前回に続いて「いきなりゲストです」ということで、スタジオにJOSS STONEが来ていて、彼女のインタビューから始まり、ON AIR曲は『Tell Me 'Bout It』でスタートしました。続く話題のアーティストを紹介する「HOT MENU」のコーナーはKANYE WESTのレーベルからデヴューしたラッパーであるCONSEQUENCEの『Callin' Me』がON AIRされました。

今週の「STAR OF THE WEEK」のコーナーは、イギリスで現在大人気のグループであるARCTIC MONKEYSが登場し、4人のインタビューと『Brianstone』がON AIRされました。

「TIME MACHINE」のコーナーは、4/17ということで、以下の6件が紹介されました。1960年:エディ・コクランがタクシー事故で死。享年21でした、1964年:ROLLING STONESのデヴュー・アルバム「THE ROLLING STONES」がデッカ・レコードから発売、1970年:PAUL McCARTNETの初のソロ・アルバム「PAUL McCARTNET」がイギリスで発売、1970年:JOHNNY CASHがニクソン大統領(当時の大統領です)の招待でホワイトハウスを訪問、1971年:THREE DOG NIGHTの『Joy To The World』(邦題「喜びの世界」)が全米シングル・チャートでNo.1を獲得。(6週連続No.1を獲得し、1971年のBillboard年間シングル・チャートで1位を獲得しています。また、この曲を彼らは5000回以上も演奏し、最も人前で演奏された曲としてギネスブックに載っている。)、1980年:BOB MARLEY & THE WAILERSがジンバブエ独立記念式典に公式ゲストとして招待される。

また、4/17が誕生日のアーティストとして紹介されたのは以下の2人でした。JAM HAMMER(1948年生まれ)、MICHAEL SEMBELLO(1954年生まれ)。

このコーナーからのON AIR曲は、JOHNNY CASHが刑務所を訪問し、そこで行ったライブ『A Boy Named Sue』というちょっと珍しいライブ・ビデオがON AIRされました。

「C/D USA」のTOP 3の発表が終わり、筆者のもう一つのお楽しみであるラストのリクエスト曲は、1981年のSHEENA EASTONの『Modern Girl』でした。彗星の如く現れたSHEENAですが、デヴュー時から歌唱力があり、本当に歌がうまいシンガーですね。この曲はテンポが良く、気持ちの良いナイス・ナンバーです。

次回のゲストは、EPGによるとSTEWART COPELANDとTHE FRATELLIS。目玉はSTEWART COPELANDがPOLICEの再結成のエピソードを語る!という所です。

 

Introducing Joss Stone

Introducing Joss Stone

  • アーティスト: Joss Stone
  • 出版社/メーカー: Virgin/EMI
  • 発売日: 2007/03/20
  • メディア: CD
Don't Quit Your Day Job

Don't Quit Your Day Job

  • アーティスト: Consequence
  • 出版社/メーカー: Red Urban
  • 発売日: 2007/03/06
  • メディア: CD
Favourite Worst Nightmare(Import)

Favourite Worst Nightmare(Import)

  • アーティスト: Arctic Monkeys
  • 出版社/メーカー: Domino Recording Co.
  • 発売日: 2007/04/21
  • メディア: CD
Legend (New Packaging)

Legend (New Packaging)

  • アーティスト: Bob Marley
  • 出版社/メーカー: Island
  • 発売日: 2002/05/21
  • メディア: CD
ジ・アンソロジー

ジ・アンソロジー

  • 出版社/メーカー: ハピネット
  • 発売日: 2007/02/23
  • メディア: DVD
The World of Sheena Easton: The Singles Collection

The World of Sheena Easton: The Singles Collection

  • アーティスト: Sheena Easton
  • 出版社/メーカー: EMI America
  • 発売日: 1993/04/06
  • メディア: CD

Sheena Easton

Sheena Easton

  • アーティスト: Sheena Easton
  • 出版社/メーカー: One Way
  • 発売日: 1999/06/29
  • メディア: CD


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「WEEKEND」 [映画(洋画)]

表題の作品は、1967年のフランスとイタリアの合作映画「ウィークエンド」である。(邦題を「ウイークエンド」と表記している資料と「ウィークエンド」と表記している資料がありますが、DVDソフトが後者となっていることから、ここでは「ウィークエンド」と表記します。)ヌーヴェル・バーグの旗手であるゴダール監督であるが、本作でも彼らしい作品を作り上げている。(本作もゴダール監督の代表作の一つであり、不条理な文明批判をしている。)

映画データを記すと、監督と脚本はジャン・リュック・ゴダール、撮影はラウール・クタール、音楽はアントワーヌ・デュアメルである。そして出演は、ミレーユ・ダルク、ジャン・ヤンヌ、ジャン・ピエール・カルフォン、ヴァレリー・ラグランジェ、ジャン・ピエール・レオ、ジュリエット・ベルト、ジョルジュ・スタケ、ダニエル・ポムルール、ヴィルジニー・ヴィニョン、ブランディーヌ・ジャンソン、イヴ・アフォンソ、ポール・ジェゴフ、アンヌ・ヴィアゼムスキー、ミシェル・クルノー、ジャン・クロード・ギルベール、ラズロ・サボ、エルネスト・メンゼル、イヴ・ベネイトン、イザベル・ポンスたちである。

物語は、都会生活に疲れたブルジョワ階層の夫婦・ロランとコリンヌが、いつもの週末のように、土曜日の朝に田舎へ向けて週末旅行に車で出かけた。で、いつものように車の渋滞に巻き込まれる。やがて、彼らは集団ヒステリー状態になり、信じられない事件が連続して起こり、「楽しい週末」になる...(どう考えても、普通には起こりえないような出来事が起こります。)

物語だけでなく、映像表現の点でも様々な手法を用いているが、ゴダール作品としたら珍しい手法まで用いている。(ハリウッド映画では絶対にあり得ない表現方法は、それだけで一見の価値があります。)映画が好きという方は、本作はしっかりと見ておきましょう!

 

ウィークエンド

ウィークエンド

  • 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
  • 発売日: 2004/07/24
  • メディア: DVD

↓ゴダール作品を楽しむにはこれがお薦めです。

フォーエヴァー・ゴダール DVD-BOX

フォーエヴァー・ゴダール DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
  • 発売日: 2003/01/25
  • メディア: DVD

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