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YOUNG RASCALS『GROOVIN'』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1967年に発表されたものであり、ブルー・アイド・ソウルと呼ばれた彼らの代表作である。白人でありながら、サウンドは完全にブラック・ミュージックであり、実にソウルフルであり、彼らのことをよく知らない人が聴いたら、黒人グループだと思ってしまうサウンドである。そんな彼らが放った全米No.1ソングである『Groovin'』が本アルバムに収録されているということで、アルバムも大ヒットを記録している。本アルバムはBillboardのアルバム・チャートで、最高位5位を記録すると共に、1967年の年間アルバム・チャートでは89位にランクインしている。(思ったよりも年間チャートの順位が低いのは、発売時期が遅かったという事情がある。)

収録曲は以下の全11曲である。『A Girl Like You』『Find Somebody』『I'm So Happy Now』『Sueno』『How Can I Be Sure』『Groovin'』『If You Knew』『I Don't Love You Anymore』『You Better Run』『A Place In The Sun』『It's Love』。

この中からは、『Groovin'』が全米No.1の座に輝くビッグ・ヒットになり、1967年のBillboard年間シングル・チャートでも9位にランクインしている。また、この曲は全米1位の座を2週連続獲得し、一旦その座をARETHA FRANKLINの『Respect』に2週間明け渡したが、再び1位に返り咲いて2週間、合計で4週に渡って全米1位の座に輝いている。この他にも、『How Can I Be Sure』がBillboardのレギュラー・チャートで最高位4位、1967年の年間シングル・チャートで63位にランクイン、『A Girl Like You』は年間シングル・チャートのTOP 100にはランクインしていないが、レギュラー・チャートで最高位10位を記録している。

この中から筆者のお薦め曲は、筆頭はやはり『Groovin'』であるが、『A Girl Like You』と『You Better Run』と『A Place In The Sun』が筆者のお気に入りの曲と言うことで、こちらもしっかりとお薦め曲としてピックアップしておく。

ソウルフルでたっぷりと聴かせてくれるサウンドであるが、ポップな一面もあって、肩肘を張ることなく聴くことが出来るもので、それをラテン系のテイストで包んでいるところもなかなか良い味が出ている。じっくりと聴き込みましょう!

尚、本アルバムを発表した翌年からは、バンド名から「YOUNG」を外して「RASCALS」に改名しているので、「YOUNG RASCALS」名義では本アルバムが最後のオリジナル・アルバムと言うことになります。(改名後も路線は変わっていませんが...)

 

Groovin'

Groovin'

  • アーティスト: The Young Rascals
  • 出版社/メーカー: Warner Strategic
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD


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ケータイ刑事銭形雷26話[改訂版] [ケータイ刑事]

MBSでの放送も、今回で1st.シリーズは終了となります。物語は第26話「さよなら、トミー! ~ひょっこりひょう多もん島殺人事件(後編)」で、前回の続きである。これによって「M2」に繋がる予備知識の物語は終了となります。(まあ、2nd.シリーズの中からも一部のネタは引っ張られていましたけど...)ということで、トミーの(現時点では)最後の事件です。

BS-iの本放送の時、第1話とこの第26話の双方に、いずれも「地震速報」というテロップが入ったのですが、MBSではそれがないことを祈るだけでしたが、無事に双方ともそのテロップは入りませんでした。(でも、他の宣伝のテロップが入りましたけど...)

この記事のタイトルに「[改訂版]」と付いているのは、BS-iの本放送時に記したものをベースにして加筆を行ったためです。(BS-iの放送時に記したものはその物語が最新作であった時に記したものですが、今回は「銭形雷」全40話まで見た後なので、全体を見通した観点からも追記しています。)BS-iの本放送時に記したものと合わせてご覧頂ければ幸いです。(BS-iでの放送時に記したものは、ここをクリックして下さい。)ということで、いつものように長文&今更ながらのネタバレありで、本編に行きます。

「後編」ということで、まずは前回のおさらいを兼ねて「警視庁から入電中」ということで、前回の簡単なあらましの説明が入ります。ひょっこりひょう多もん島署の取調室で岡野富夫警部補が被害者を撲殺、逃走した模様。直ちに現場に急行せよ。(入電メールのトミーが左側の口髭が取れる、という所は芸が細かい...)ということで、今回の物語が始まりました。

ひょっこりひょう多もん島の港にフェリーが到着し、柴田束志が降りてくる。それを出迎える雷ちゃん。束志は雷ちゃんの姿を見ると「警視正」と(今回も)言っていました。で「岡野さんに連絡は取れたんですか?」と尋ねるが「何度掛けても呼び出し音だけで...」と雷ちゃん。「それにしても信じられませんよ、岡野さんが殺人犯になるなんて...」と言う束志。(これまでの銭形の相棒である五代さん(「・2nd.13話」)も高村さん(「・2nd.6話」)もそれぞれ殺人犯として手配されたことがありましたから、トミーもこれで立派な銭形の相棒の仲間入りですね...)雷ちゃんは「状況、物的、全ての証拠が岡野さんが黒だと言っているんです」と困り果てていたが、トミーが殺人犯だとは信じてはいませんでした。(やっぱり黄金コンビの絆は強い!)

そこに、根井(ねのい)署長たちが現れ、「こちらでしたか」と言い、柴田は「はじめまして、警視庁鑑識課の柴田です」と軽く挨拶をする。雷ちゃんは署長に進展を尋ねるが、これにひょっこり山でトミーを見かけたという通報があり、これから山狩りを開始するということだった。で、雷ちゃんと柴田も捜索隊に加わり、トミーを探す。で、捜索を続けていると、小板がトミーの姿を発見して「いたぞ!」と声を上げた。で、みんなはそれを追うが、小板は崖からトミーが飛び降りたと報告する。で、「こんな所から飛び降りたらひとたまりもないよ...」と束志、雷ちゃんも心配気な表情になる...

ひょう多もん島署、トミーのスーツが海岸に上がり、内ポケットからトミーの警察手帳が見つかり、トミーのものと断定された、と署長が雷ちゃんに告げる。で、「これがその警察手帳です」と署長が雷ちゃんに警察手帳を渡し、雷ちゃんが確かめる。で、たくさんの資格証があったことから雷ちゃんと束志はトミーのものと確認する。署長は飛び降りを食い止められなかった責任を口にするが、こうなった以上はトミーの遺体が一刻も早く上がることを願うと言う。(しかも、その辺りの海には人食い鮫も多いとも言う。(人食い鮫って、ひょっこりひょう多もん島ってどんな所にあるの?))が、これに束志が熱くなって「不謹慎なこと、言わないでくださいよ。岡野さんが死ぬはずないんだ」と署長に食ってかかる。(束志はトミーのことを信じていますし、雷ちゃんも同じ気持ちです。→やっぱり良いトリオです。)。そんな雷ちゃんはトミーの資格証の中に「高所恐怖症克服検定九十九級」というのを発見すると、人差し指を突き出して「よどむ、悪の天気

雷ちゃんと束志は署から出て歩きながら話をしている。「岡野さん、本当に飛び降りたのでしょうか?」と雷ちゃん。「どういうことです?」と問う束志に「高所恐怖症克服検定九十九級」の証書を見せて、他の検定はみんな3級、4級なのに、これだけが九十九級ということで、これは殆ど落第に近かったものと考える雷ちゃん。(でも、それだったら何級であろうと不合格になるのでは?と思いますが...)で、トミーは高所恐怖症を克服できていないので、あの崖から飛び降りられるはずがない、と考え、絶対何処かにいるはずだ、と結論を出す雷ちゃんだった。

で、二人は再び山の中に入ってトミーを探す。が、雷ちゃんも束志もトミーのことをボロクソに言っていました。「高所恐怖症の岡野さん!」「暗所恐怖症の恐がりの岡野さん!」「警部の岡野さん!」(「・2話」をはじめ、しっかりとコレまでに描かれていましたね。)って、そんなことまで言わなくてもいいのに... そうしていると、雷ちゃんが、足下の草むらの中にトミーの付け髭が落ちていたのに気がつき、それを拾う。で、トミーはこの近くにいるのかも知れないということで、捜索を続けようとして辺りをキョロキョロとする。すると、二人の男が見張りとして立っている小さな小屋を発見した。で、「何でしょう、あの建物?」と雷ちゃん。そして二人はそっとその小屋に近づいていく。

見張りの二人は銃を持っていた。で、雷ちゃんはその小屋の中にトミーが居るのでは、と考えた。で、束志が囮となって二人を引きつけるので、その隙に小屋の中を雷ちゃんが調べることになる。(で、柴田の小ネタ劇場の始まり始まり...)草むらの影から草木を揺らすことで見張りの二人の気を引くと、逆立ちの両足を見せる束志。で、逆立ちを止めて普通に立ち上がると、落ち葉や木の枝を顔面に付けている姿の束志は二人の見張りに向かって「お尻ペンペン」のポーズをして、小屋から離れていくように走って逃げていく。(野生の猿のつもりなんですかね...)で、見張りの男たちは「怪しすぎる」ということで柴田を追っていく。(でも、自分たちが小屋の見張りをしているということを忘れて二人とも追いかけて行ってしまうのは、やっぱり抜けているとしか言いようがない...)で、見張りが束志を追いかけていくのを見た雷ちゃんは「柴田さん、ごっちゃんです」と言ってから小屋に近づいていき、入口の扉を開ける。

小屋の中からは男がもがいている声がした。それはネクタイを目隠し&猿ぐつわとして目と口を塞がれ、更にロープで後ろ手に縛られたトミーだった。(左半分の口髭だけは無い)で、雷ちゃんは直ぐにネクタイをほどき、続いてロープをほどく。「きっと来てくれると思っていたよ」と言うトミー。(やっぱり修羅場をくぐってきた黄金コンビですね。)で「急ぎましょう」と雷ちゃんは逃げることを口にするが、「メガネがないんだ」と言うトミー。が、メガネはおでこにあり、「ここです」と言ってメガネをちゃんと掛けてあげる雷ちゃん。で、しっかりと見えるようになったトミーは「ようし、行くぞ!」と言い、雷ちゃんとトミーは小屋から走って逃げていく

少し走ったということで「ここまで来ればもう大丈夫だろう」と上がった息を切らせながらトミーは言うと、木陰にしゃがみ込む。で、「だけど、どうしてこんなことになっちゃったんですか?取調室で何があったんです?」と雷ちゃんが尋ねる。これに「何が何だかさっぱり分からない」と答えるトミー。で、その時の状況を雷ちゃんに語る。取調室で橋口を取り調べていたら、橋口は「どうしても金が欲しかった」と言うことで、強盗をしたことを認めた。(それは、祖母に目の手術を受けさせるためだった。)トミーは「あと1日で15年前の殺人事件の時効が成立することを知らなかったのか?」と尋ねるが、橋口は「もちろん知っていました。しかし、1日も早くお金を(祖母に)持っていきたかったんです」ということだった。また、15年前の事件は自分ではない、とも証言する橋口。しかしその時、二人の男が取調室に乱入してきて、トミーは気絶させられてしまった。トミーが覚えていることはそこまでで、気がつけば先ほどの小屋の中だった。

雷ちゃんは「現場に残されていた鉄パイプから岡野さんの指紋が検出されました」と告げる雷ちゃんに「えっ?」と訳が分からないトミー。「橋口は、橋口はどうなった?」と尋ねるトミーに「橋口さんは殺されました」と告げる雷ちゃん。で、15年前の事件の犯人は自分じゃないと言ったことを再確認すると、その15年前の事件と今回の事件が似ていると語る。凶器は鉄パイプ、その凶器から検出された指紋は犯人ではない、ということで、橋口も自分も誰かにはめられたと気づくトミー。しかし、何故はめる必要があったのかは分からなかった。

そうしていると、束志を追っていった見張りの男の気配に気づいたトミーは雷ちゃんの背中を押して「銭形くん、逃げろ!」と言い、雷ちゃんを先に逃がし、自分も雷ちゃんの後を追うように木陰から走って逃げていく。が、二人の男は「逃がすな、撃て!」と発砲する。(「ケー刑事」では珍しい発砲シーンですが、節目となる最終話では歴代の物語でも発砲シーンはありました。ということで、シリーズのお約束を「銭形雷」もしっかりと受け継ぎました。)トミーは雷ちゃんを庇うようにして逃げる。(これも歴代シリーズをしっかりと受け継いでいます。トミーも、五代さん、高村さんと同様に銭形をしっかりと守るナイトです。)が、トミーは左足の太ももに銃弾を食ってしまい、倒れ込んでしまう。が、雷ちゃんには「君は逃げろ」と言うトミー。「出来ません」という雷ちゃんに「いいから、私に構わず逃げるんだ」とトミーがカッコイイ台詞を口にする。でも雷ちゃんは「イヤです!」とトミーを見捨てることは出来ない。(やっぱりパートナーですね。)で、見張りの男たちが迫ってきて、絶体絶命となる雷ちゃんとトミー。が、そこにパトカーのサイレンの音が鳴り響いた。で、それを耳にした見張りの男たちは慌てて逃げていく。しかしそれは束志であり、パトカーの模型を手にしていて、その玩具のサイレンの音だった。

で、雷ちゃんとトミーが隠れている木陰にやってきた束志。雷ちゃんは「柴田さん」、トミーは「柴田くん」とホッとし、束志も「こんなに上手くいくとは思いませんでしたよ」と口にする。(って、誰でもそう思います。)が、撃たれた傷口に痛みが走るトミーは声を上げる。で、束志はトミーを背負おうとして「乗ってください」。で、トミーをおんぶして三人は脱出する。(柴田が手にしていたパトカーの模型は雷ちゃんがしっかりと手にしている...)でも、急いで逃げるのも分かりますが、その前に応急処置の止血ぐらいはちゃんとしないといけないのでは?(とりあえずはネクタイやハンカチで傷口を縛るということをするべきだと思いますが...)

雷ちゃんたちは橋口家に逃げてきた。そこでトミーは足に残った銃弾を取り出そうとしていて、ハンカチを口にくわえて頑張っている。雷ちゃんはトミーの額の汗を拭いていて「岡野さん、頑張って」と声を掛ける。で、束志の協力もあって、無事に銃弾を取り出すことに成功したトミー。(でも、こういうことは普通の人には出来ることではありません。こういうことが出来るには、それなりの医学の知識も必要ですし、また、それなりの体力もないと出来ません。トミーってどちらかというと軟弱なイメージでしたが、見直しました。やっぱり銭形のパートナーほ務めるだけの器ですね。)で、取り出した銃弾を確認する束志は、S&W M37エアウエイトということで、驚く一同。(S&Wって、有名な拳銃メーカーのSMIS & WESSONですし、M37ってことは37口径(でも、M38ならば聴いたことがありますが...(銃のことまで詳しくないので...)また「ケー刑事」ならば「M28」ではないの...?)→これは「悪」の側のものなので「M28」にはしないということでしょうか...)で、「この島には大きな悪がうごめいていそうですね」と言う雷ちゃんは、この事件が大きなものであることに気づいたようです。

するとそこに礼子が「あの、みなさんにお見せしたいものが...」と言ってやってくる。で、蔵からそれを持ってくる礼子。束志が箱に入ったそれを受け取ると、早速蓋を開ける。中に入っていたの昔の警察手帳だった。で、手帳を開くと、ひょっこりひょう多もん島・間宮林蔵(まみや・りんぞう)とあった。また手帳には「昭和61年4月13日 貸与」ともあった。(昭和61年と言えば、1986年ですから、今から20年前ということになりますね。)で、柴田が「間宮林蔵」について口にする。(彼は樺太を発見した江戸時代の冒険家であり、「間宮海峡」は彼が発見したことでその名前が付いたものです。そういう歴史上の人物の名前と同姓同名とする所はいかにも「ケー刑事」です。→こういう所から、歴史の勉強も出来る「ケー刑事」です。)が「だが今回は、15年前に殺害された同姓同名の警察官なんだ」と言うトミー。雷ちゃんは「だけど、どうしてその人の手帳がここに?」と尋ねる。これに礼子が答える。「15年前、裕太が東京に出て行く直前にくれたんです」ということで、「何か書いてあるんではないですか?」と雷ちゃんが言い、トミーがその警察手帳のページをめくっていき、手帳を凝視する一同。するととんでもないことが書かれていた。

「何だこれは...」と驚くトミー、「そうか」と雷ちゃん。で、謎が解けた雷ちゃんは笑顔になって、別アングルから「そういうことだったのか」とカメラ目線になる。これに「待ってました!」とトミーの合いの手が入り、「ペンペンペン」と束志の掛け声が入ると、歌舞伎調で雷ちゃんが「謎は解けたよ、ワトソンくん」。更に「銭形屋!」「よぉ!」「日本一!」とトミー、束志、礼子の合いの手まで入り、パチパチバチと拍手する3人という、今までにない「ワトソンくん」でした。(ここでAパート終了、経過時間は15分を回ったところでした。ということで、Bパートは10分半弱ということになります。)

ひょっこりひょう多もん島署。署長が電話で報告を受けていた。で「分かった、ご苦労」ということで電話を切る。すると側にいた小板が「署長、何か?」尋ねる。これに署長が「銭形警視正と岡野警部補がひょっこり山付近に潜伏中との連絡が入った」と答えると「山岳部隊と合流して、もう一度山狩りを掛けよう。見つけ次第射殺しても構わない。署長命令だ」と指示を出す。「はい」と言って出て行く小板。で、署長も立ち上がって後を追った。

署長たちは雷ちゃんたちの捜索を再び開始した。竹林の中を進んでいく。(でも、ひょっこり山って竹林の山なんですね...)そこに小板が報告しにやってきて、「この先で山岳部隊の一人がやられた模様です」と言うと、駆け寄って行く署長。で、そのやられた男は逃げた方向を指して「あっちです」と言い、署長たちはその方向に進んでいく。暫く進んでいくと、また別の一人が倒れているのを発見した署長は「どうなっているんだ?」と漏らす。で、倒れているその男は先の方を指さして「あの中に、あの中に逃げ込みました...」と指さして言う。署長は「これこそ袋の鼠、所詮はマヌケな刑事と高校生だ」と勝ち誇った気になり、「ようし、突入!」と突入命令を出した。で、小板たち全員は錆ついた鉄の門がある洞窟の中に入っていき、それほ見送る署長。

そこにやられた二人が署長の側にやってくると「署長は行かなくて良いんですか?」と尋ねる。すると署長は「上の者が頭を使い、下の者が体を使う。それが警察というものだ」と言い、「それが分かったらさっさと行け!」と二人にも突入命令を出す。で、二人は顔を隠すように下を向いて先に進んでいく。が、二人が近づいていくと、錆びた門が独りでに閉まり「行けなくなっちゃいました」と言う。が、それはトミーと束志だった。で「貴様ら、何者だ」と言う署長。が、その時、雷鳴が轟き、雷雲が現れた。「雷鳴轟く積乱雲。…」雷ちゃんの口上が始まり「私の稲妻でしびれなさい!」で署長に稲妻が落とされ、しびれて倒れる署長は煙を噴いた。

で、「これは一体何の真似ですか、銭形警視正」と怒りの署長。これに「それはこっちが聴きたいですね、根井署長」と雷ちゃん。で、雷ちゃんたちの追求が始まる。「あなたの悪行は全てお見通しですよ」とトミーが切り出す。で、「そういうことです」と束志が言うと、トミーと束志は頭に被っていた笠を外す。「私をハメたのか」と言う署長に「それはお互い様でしょう」とトミー。で、雷ちゃんが「間宮林蔵という警察官はあなたの指示によって殺されたんですね」と問う。これに「何を証拠に...」と言いながら起き上がる署長。が、すかさずトミーが「証拠はこの警察官の銃だ」と言って拳銃を見せる。続いて雷ちゃんが15年前の事件のことを一気に語る。15年前、この島の所轄はある組織犯罪に手を染めていて、それは「麻薬」であった。本土から離れたこの島は海外との麻薬取引の格好の場所で、それに間宮が気づいてしまったために、間宮を殺害して橋口に罪を着せた。(睡眠薬を飲ませて眠らせて、鉄パイプを握らせた。)橋口は既に友人の間宮から話を聞いていて警察内部の麻薬犯罪を知っていたので、警察には行くことが出来ず、逃げることしか出来なかった。で、橋口が島を離れて東京に行ったことで、凶器から出た指紋が誰のものか分からないと言うことにして事件を永久に葬り去ろうとしたが、時効直前に予想外のこと(橋口の強盗事件)が起こり、15年前の事件が呼び戻され、15年前の事件が明るみに出そうになった。橋口が捕まれば15年前の事件の真相が公になってしまうということで慌てた署長たちは、トミーを犯人にでっち上げて橋口を殺害した。で、トミーを犯人のまま殺して事件を闇に葬ろうとした。

これを聞いた署長は笑いながら「良くできた話だなぁ」と言って相手にしない。これにトミーが「根井署長。間宮林蔵の警察手帳だ」と言ってそれを示し、「この中にあなたたちが行った悪行の数々、それに関わった人たちの名前が克明に書かれている。勿論、あなたの名前もな!」と告げる。で、トミーが根井署長を間宮、橋口殺害容疑と麻薬取締法違反の容疑で手錠を掛けて逮捕した。が、署長は「こんなことが世間にばれたら警察の信用は失墜する。それでもいいのか」と言って不敵な笑いを見せる。が、トミーは署長に右フックを一発お見舞いした。(雷ちゃんはその様子をじっと見守っていました。)

事件解決後、橋口家。裕太の祭壇に焼香をするトミーたち。「しかし、結局我々は裕太さんを守ってあげることができませんでした。申し訳ありませんでした」とわびの言葉を言うトミー。頭を下げるトミー、雷ちゃん、束志。が、礼子は「これがあのこの運命だったんでしょう。誰も恨むことはありません」と言う。これにはトミーも雷ちゃんも返す言葉がない。礼子は、裕太は15年も前から心の中で生きていて、これからもずっとそこにいる、と語る。これに「おばあちゃん」と返す雷ちゃんでした。

東京に戻ってきた雷ちゃんたち。トミーが海を見つめている。そこに自転車に乗った雷ちゃんが「岡野さ~ん」と言いながらやってくる。雷ちゃんはトミーに髭がないことに気づき「あれっ、?」と尋ねる。これにトミーは「この機会ですからね、思い切って剃ってみました」と言い、転勤辞令が出たことを雷ちゃんに告げる。雷ちゃんは「転勤?」と呆然となる。で、トミーはスーツの内ポケットから辞令を取り出し、しっかりと一文字を指で隠してその辞令を見せながら笑っている。「しかも署長だ」と言うトミーの手にした辞令は「ひょっこりひょう多もん島署 署長補」(但し「補」はしっかりと指で隠されている)とあった。で「凄い、大出世じゃないですか」と雷ちゃん。(だが、辞令の細かい所まで見なかったのか)「で、何処の署長なんですか?」と尋ねる。「ひょっこりひょう多もん島だ」ということで、「麻薬に汚染された署内を大掃除できるのは警視庁広しといえどもこの私しかいないということでしょう。上もなかなかよく見ています」とすっかり上機嫌のトミーです。

これに雷ちゃんは「じゃあ、今日で相棒解消と言うことですか?」と寂しげな表情を浮かべて言う。が、トミーは雷ちゃんに「君はもう一人でも十分やっていける。私が教えた刑事の心得は決して忘れるんではないぞ」と熱く語る。(高村さんが泪ちゃんや零ちゃんに同じ台詞を言っていましたね。(「・2nd.22話」「・1st.13話」))が、ここからがトミーらしい所で「そうしんみりするな。お別れにこんなものを作ってきた」と言って、ポケットからカードを取り出して雷ちゃんに見せる。それは「岡野富夫 認定資格 相棒検定」と書かれていて、背景はトミーの顔写真で、雷ちゃんの名前がしっかりと入っていたカードだった。それを見た雷ちゃんは「相棒検定?」。トミーは「そう、何級だと思います?」これに首を傾けて「私たちの相性から言って3級ぐらいですか」と指を3本立てて言う雷ちゃん。(「Thank You」と掛けているつもりの雷ちゃんでしょうね。)が「残念」と言って指で隠していた所を見せると「永久」と赤字で記されていて「永久です」と言うトミー。で、雷ちゃんは感激して嬉しそうな表情を見せる。これにトミーは「私はステーキ、君はロブスター。つまり、最高のグッド・コンビネーションということですよ。二人は永久の相棒です」と言って、資格証を丁寧に雷ちゃんに渡すトミー。雷ちゃんも両手でしっかりと受け取る。→やっぱり、いい所があるトミーですね。また、このコンビは「ケー刑事」においては「・五代」「・高村」に続く第三の黄金コンビだと言うところもしっかりと見せてくれます。→「M2」ではゴルゴダの森で消息を絶ったトミーがこの資格証(トミーの分)を落としていたということで、ここからも話が繋がります。

で、「楽しかったよ、銭形警視正。ありがとう」と言って敬礼をするトミー。これら雷ちゃんも「こちらこそ、お世話になりました」と言って敬礼を返す。で「では行ってくる」とトミーが言い「はい」と雷ちゃん。で、雷ちゃんと別れてトミーは歩き出し、それを見送る雷ちゃんは「頑張ってくださいね、岡野署長・」と声を掛ける。で、ズッコケるトミーは振り返り「知ってたの」と言う。これに「当然、相棒ですから」と雷ちゃんはVサインの笑顔でした。ということで、やっぱり良いコンビです。(→警部補のトミーですから、普通に考えて「署長」ということは、いくら何でも無いでしょうし...)

ということで、雷ちゃん&トミーのコンビの物語はここまでです。それにしても、トミーの階級はこの時点では警部補である。(「M2」で警部に昇進しました。)それが「署長補」ということは、やはり雷ちゃんの言う通り大出世ですよね。ということで、「栄転」ということでトミーは去って行くことになりました。でも、正直言って「栄転」で別れになるとは思っていませんでした。(「栄転」による別れは高村さんでしょう。)やっぱり銭形家のナイトということが認められたのでしょうかね。で、ひょっこりひょう多もん島で活躍する岡野さん、いずれは警視庁に帰ってきて、雷ちゃんの妹たちとコンビを組んでもらいたい所です。(でも、警部になったからなぁ...いやいや、またもマツとのコンビで失態をやらかして「警部補」または「巡査部長」に降格ということがあるかも...?)

それにしても、「・2nd.22話」の泪ちゃんと高村さんの別れにも負けないいいサヨナラでした。しかも、「M2」に繋がるネタまで仕込んであるとは流石でした。(「・26話」で愛ちゃんが見せた別れ(結局、追いかけていきましたが...)も味がありましたが...)→・2nd、・1stと言えば、全て2クール・26話(は正確には22話ですが...)コンビを組んでいたと言うことで、・1st./2nd.の別れの時よりもやはりより深みのある別れ方でした。

次回からは2nd.シリーズに突入です。雷ちゃんの髪型もショート・カットになり、制服は夏服に衣替え。また、OP主題歌も歌詞が2番になり、映像も変わります。(頭に雷ちゃんの一言が入るので、ドラマ本編は10秒ほど短くなります。)で、パートナーにはひょっこりひょう多もん島署に転勤になったトミーに代わって、高村さんが復帰します。物語の方は「バーボン刑事、リターンズ! ~七夕クイーン殺人事件」です。2nd.シリーズの第1話ということで、またもお約束が待っている物語で、ゲストは第1話には書かすことの出来ないクイーン女優宝積有香さんです。トリックの方はちょっと強引なところがありますが、1話のお約束はしっかりとありますから、まあ許しちゃいますが...

鑑識メモ。今回はトミーが最後と言うことで、いつもとは少し様子違う柴田束志が敬礼している。「実は私、岡野富夫検定3級だったんです」と言うと、トミーの忘れ形見の付け髭、メガネ、時計、ライセンスカード、手帳、スーツを全て自分の秘密の鑑識ボックスに保管させてもらう、と宣言しました。で「岡野富夫さん、ご苦労様でした」と敬礼をする柴田。(本当に、岡野さん、お疲れ様でした。でも、一度銭形家に関わった以上、そこから脱出することは出来ません。雷ちゃんの妹・6代目以降で戻ってきて下さいね。(6代目の最初は高村さんらしいですが...))

 

 

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2007/01/26
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/12/22
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2007/05/25
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形雷/小出早織style

ケータイ刑事 銭形雷/小出早織style

  • 出版社/メーカー: アルケミスト
  • メディア: おもちゃ&ホビー
ケータイ刑事THE MOVIE2石川五右衛門一族の陰謀~決闘―+TVシリーズ雷★零

ケータイ刑事THE MOVIE2石川五右衛門一族の陰謀~決闘―+TVシリーズ雷★零

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2007/02
  • メディア: 単行本
ケータイ刑事マニアルBOOK

ケータイ刑事マニアルBOOK

  • 作者: 宮崎 あおい, 堀北 真希, 黒川 芽以, 夏帆
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2005/03
  • メディア: 単行本
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

高村さんとの別れ

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/06/24
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

五代さんとの別れ

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2003/05/22
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 THE MOVIE2 オリジナル・サウンドトラック・アルバム

ケータイ刑事 THE MOVIE2 オリジナル・サウンドトラック・アルバム

  • アーティスト: 小出早織/松崎しげる
  • 出版社/メーカー: BS-i
  • 発売日: 2007/02/28
  • メディア: CD
 
↓「冤罪」ということで...
冤罪はこうして作られる

冤罪はこうして作られる

  • 作者: 小田中 聰樹
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1993/04
  • メディア: -
冤罪の構図

冤罪の構図

  • 作者: 江川 紹子
  • 出版社/メーカー: 新風舎
  • 発売日: 2004/08
  • メディア: 文庫
 
↓玩具のパトカーをいくつか
Qステア QS04 スバル360 パトカー (A/B)

Qステア QS04 スバル360 パトカー (A/B)

  • 出版社/メーカー: タカラ
  • メディア: おもちゃ&ホビー
フェアレディZ高速パトカー

フェアレディZ高速パトカー

  • 出版社/メーカー: トイコー
  • メディア: おもちゃ&ホビー
DK-3010 高速パトカー 日産スカイラインGTーR(R34)

DK-3010 高速パトカー 日産スカイラインGTーR(R34)

  • 出版社/メーカー: アガツマ
  • メディア: おもちゃ&ホビー
シティパトカー

シティパトカー

  • 出版社/メーカー: 増田屋コーポレーション
  • メディア: おもちゃ&ホビー
スーパーサウンド スカイラインGT-R パトカー

スーパーサウンド スカイラインGT-R パトカー

  • 出版社/メーカー: イワヤ
  • メディア: おもちゃ&ホビー
Kicomo つみきのパトカー

Kicomo つみきのパトカー

  • 出版社/メーカー: コナミ
  • メディア: おもちゃ&ホビー
トミカ トヨタ マジェスタパトロールカー (サック箱) 036

トミカ トヨタ マジェスタパトロールカー (サック箱) 036

  • 出版社/メーカー: トミー
  • メディア: おもちゃ&ホビー
サウンドパトカー

サウンドパトカー

  • 出版社/メーカー: 増田屋コーポレーション
  • メディア: おもちゃ&ホビー
 
↓「間宮林蔵」に関して
間宮林蔵

間宮林蔵

  • 作者: 吉村 昭
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1987/01
  • メディア: 文庫
新サハリン探検記―間宮林蔵の道を行く

新サハリン探検記―間宮林蔵の道を行く

  • 作者: 相原 秀起
  • 出版社/メーカー: 社会評論社
  • 発売日: 1997/05
  • メディア: 単行本
 

間宮林蔵

  • 作者: 吉村 昭
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1982/01
  • メディア: -
まぼろしのデレン―間宮林蔵の北方探検

まぼろしのデレン―間宮林蔵の北方探検

  • 作者: 関屋 敏隆
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 2005/01
  • メディア: 大型本
間宮林蔵

間宮林蔵

  • 作者: 筑波 常治, 田代 三善
  • 出版社/メーカー: 国土社
  • 発売日: 1999/03
  • メディア: 単行本
 
↓「人食い鮫」といえばこれでしょう!
ジョーズ [ポスター]

ジョーズ [ポスター]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: トライエックス
  • 発売日: 2003/04/01
  • メディア: -
ジョーズ 30th アニバーサリースペシャル・エディション

ジョーズ 30th アニバーサリースペシャル・エディション

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • 発売日: 2006/11/30
  • メディア: DVD
ジョーズ 2,3&4 セット

ジョーズ 2,3&4 セット

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • 発売日: 2002/07/26
  • メディア: DVD
 
↓玩具の銃(変な使い方をしてはいけません)
No.20 S&W PC356 (10才以上ホップアップ)

No.20 S&W PC356 (10才以上ホップアップ)

  • 出版社/メーカー: 東京マルイ
  • メディア: おもちゃ&ホビー
No.3 S&W M645 (10才以上ホップアップ)

No.3 S&W M645 (10才以上ホップアップ)

  • 出版社/メーカー: 東京マルイ
  • メディア: おもちゃ&ホビー
S&W PC356 ( 18才以上ホップアップ 完成ガン )

S&W PC356 ( 18才以上ホップアップ 完成ガン )

  • 出版社/メーカー: 東京マルイ
  • メディア: おもちゃ&ホビー
 
↓「相棒」ということで...
相棒 pre season DVD-BOX

相棒 pre season DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2006/10/06
  • メディア: DVD
相棒 season 1 DVD-BOX

相棒 season 1 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2006/11/03
  • メディア: DVD
相棒 season 2 DVD-BOX 1

相棒 season 2 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2007/02/09
  • メディア: DVD
相棒 season 2 DVD-BOX 2

相棒 season 2 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2007/02/09
  • メディア: DVD

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BEST HIT USA 2007[2007/4/24] [音楽(etc.)]

今回の放送は、野球中継が延長になったために、いつもの23時からではなく、1時間半繰り下がって24:30からの放送と言うことになりました。(それにしても、EPGで番組指定予約をしていると、自動的に時間を修正してくれるから、本当に便利です。これの恩恵を一度でも受けたら、もうこれが無い世界には戻れません。やっぱりデジタル放送は便利です。アナログ放送の番組表では、ここまでの対応は出来ませんし...)で、いつものように「TIME MACHINE」のコーナーの情報を中心に記して行きます。(「C/D USA」のコーナーはいつものように省略です。)

最初は、POLICE再結成の話から入り、「本人の口から」ということで、STEWART COPELANDのインタビューから始まり、映画「ポリス・インサイド・アウト」について、そして再結成について語ってくれました。(来年の2月にPOLICEとして来日する予定とのことです。)で、ON AIR曲は1980年のPOLICEの『De Do Do Do, De Da Da Da』でした。続く話題のアーティストを紹介する「HOT MENU」のコーナーは、ジンバブエ出身の3人組のNOISETTESが紹介され、「面白くグループですよ」と言っていました。ON AIR曲は『Don't Give Up』でした。

続く「STAR OF THE WEEK」のコーナーは、i-PodのCMでお馴染みのTHE FRATELLISの登場で、2人のインタビューと『Flathead』がON AIRされました。

「TIME MACHINE」のコーナーは、4/24ということで、以下の7件が紹介されました。1961年:デビュー前のBOB DYLANがHARRY BELAFONTEのアルバムにハーモニー奏者として参加、1972年:ジェスロ・タルのチケットを求める若者たちが切符売り場に殺到、6人が失神する、1972年:JOHN LENNONの『Woman Is The Nigger Of The World』が発売、1977年:JOAN BAEZSANTANAがカリフォルニア州ソールダッド刑務所を慰問し、無料ライブを行う、1977年:TALKING HEADSがラモーンズを前座に従えて、初のヨーロッパ・ツアーをスイスでスタートする、1979年:DONNA SUMMERのアルバム「BAD GIRLS」が発売、1984年:JERRY LEE LEWISが22歳のケリー・マクカーヴァーと結婚、彼にとっては6度目の結婚となった。

また、4/24が誕生日のアーティストとして紹介されたのは以下の2人でした。BARBRA STREISAND(1942年生まれ)、CREEDENCE CLEARWATER REVIVALのDOUG CLIFFORD(1945年生まれ)。

このコーナーからのON AIR曲は、BARBRA STREISANDの1986年のライブで『Somewhere』がON AIRされました。

「C/D USA」のTOP 3の発表が終わり、筆者のもう一つのお楽しみであるラストのリクエスト曲は、1989年のBAD ENGLISHの『When I See You Smile』でした。泣きのバラードと言われた彼らですが、久しぶりに聴くと、やっぱり良いものですね~

次回のゲストは、EPGによると、80年代から活躍するアメリカ・インディーズ界の重鎮・DINOSAUR Jr.が奇蹟のオリジナルメンバーで第復活ぬーということで、DINOSAUR Jr.のJ. MASCISがゲストです。

 

Zenyatta Mondatta

Zenyatta Mondatta

  • アーティスト: The Police
  • 出版社/メーカー: Universal
  • 発売日: 2003/03/04
  • メディア: CD
What's the Time Mr. Wolf?

What's the Time Mr. Wolf?

  • アーティスト: Noisettes
  • 出版社/メーカー: Vertigo
  • 発売日: 2007/04/17
  • メディア: CD
Costello Music

Costello Music

  • アーティスト: Fratellis
  • 出版社/メーカー: Island
  • 発売日: 2006/09/11
  • メディア: CD
ワン・ヴォイス

ワン・ヴォイス

  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2006/10/25
  • メディア: DVD
Bad English

Bad English

  • アーティスト: Bad English
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 1989/06/19
  • メディア: CD


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YOUNG GUNS II ~BLAZE OF GLORY(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1990年の映画「ヤング・ガン2」であり、そのサントラ盤である。この作品は1988年に製作された第1作の続編であり、ここではビリー・ザ・キッドは既にお尋ね者になっていて、西部時代の生き残りの老人が語るという形で描かれている。が、本作のサントラ盤はBON JOVIのJOHN BON JOVIの初のソロ・アルバムであり、そちらの方で知られている作品でもある。

映画データを記しておくと、監督はジョフ・マーフィ、脚本はジョン・フスコ、撮影はディーン・セムラー、音楽はアラン・シルヴェストリとジョン・ボン・ジョヴィである。そして出演は、エミリオ・エステヴェス、キーファー・サザーランド、ルー・ダイアモンド・フィリップス、クリスチャン・スレイター、ウィリアム・ピーターセン、ジェームズ・コバーン、ジンジャー・リン・アレン、ジェニー・ライト、ヴィゴ・モーテンセンたちである。

物語は、西部時代の生き残りの老人がビリー・ザ・キッドについて語り始める。1878年、ニューメキシコ。ビリーはお尋ね者になっていて、その首には賞金が掛けられていた。そんな中で、牧場主・チザムとウォーレス知事から保安官に任命されたパット・ギャレットはビリーを執拗に追いかける。で、一人、また一人とビリーの仲間達は命を散らしていく。で、ビリーとパットが対峙する時がやってきた...

前作は青春ドラマといった趣が強かったが、本作ではそれが後退して、西部時代の終焉を語る挽歌のような感じが前に出て、ちょっとセンチになります。

しかし、本作の注目点は、何と言ってもサントラ盤である。本作のサントラ盤はJOHN BON JOVIの初のソロ・アルバムということで、ロック・ファンは映画を無視してでも注目したものである。それにしても、'80's中期以降、サントラ盤にアーティストの名義が出るというものは、そのアーティストが映画の方も主演するということでいくつかあったものの、実に珍しいことになった。(何せ、豪華アーティストたちが結集したオムニバス盤と言ったものが主流になりましたからね...)本アルバムは、Billboardのアルバム・チャートでも最高位3位を記録し、1990年の年間アルバム・チャートでも65位にランクインするヒットとなった。(これにはJOHNのネームバリューが大きく影響していました。)

で、サントラ盤の収録曲は以下の全11曲である。『Billy Get Your Gun』『Miracle』『Blaze Of Glory』『Blood Money』『Santa Fe』『Justice In The Barrel』『Never Say Die』『You Really Got Me Now』『Bang A Drum』『Dyin' Ain't Much Of A Livin'』『Guano City』。

サウンドは、BON JOVIのサウンドと比べると少しスケール・ダウンした感が否めないものの、アメリカン・ロック・サウンドを聴かせてくれる。(でも、BON JOVIよりは少しおとなしい)

この中からはアルバム・タイトル・ナンバーである『Blaze Of Glory』が全米No.1の座を獲得(1位を獲得し楽し1週だけでした)し、1990年のBillboard年間シングル・チャートでも10位にランクインするビッグ・ヒットとなった。

この中からのお薦め曲は、そのシングル・ヒットした『Blaze Of Glory』は当然であるが、それ以外の曲では、たっぷりと聴かせてくれる『Miracle』『Santa Fe』『Blood Money』というところをピックアップしておく。

本アルバムはJOHNのソロ・アルバムであって、BON JOVIではないということを頭に入れて聴いてもらいたいところである。やはり、ソロ・アルバムということで、バンドとは違う姿を出すものであり、だからこそ、ソロ・アルバムとしての価値もある。ここにバンドとしてのBON JOVIサウンドを求めることはくれぐれもしないように... ロックがお好きな方であれば、特に抵抗感無く受け入れられますよ。

 

Blaze Of Glory: Songs Written And Performed By Jon Bon Jovi, Inspired By The Film Young Guns II

Blaze Of Glory: Songs Written And Performed By Jon Bon Jovi, Inspired By The Film Young Guns II

  • アーティスト: Jon Bon Jovi
  • 出版社/メーカー: PolyGram
  • 発売日: 1994/06/07
  • メディア: CD

ヤングガン2

ヤングガン2

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2001/11/21
  • メディア: DVD

↓前作はこちら

ヤングガン

ヤングガン

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2003/02/05
  • メディア: DVD


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