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YOU AM I『DRESS ME SLOWLY』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは2001年に発表された彼らの5th.アルバムである。彼らはダウンアンダー・オーストラリア出身のバンドであり、'80's前半はMEN AT WORK、'80's後半から'90'sはINXSが代表的な豪州バンドであるが、彼らも'90'sを第表する豪州のバンドである。(日本では今ひとつ評価されていませんが...)本アルバムはレコード会社を移籍して心機一転したアルバムでもあり、彼らの持ち味が高い次元で融合した傑作である。

収録曲は以下の全13曲である。『Judge Roy』『Get Up』『Beautiful Girl』『Damage』『Doug Sahm』『Watcha Doin' To Me』『Satisfied Mind』『Bring Some Sun Back』『Weeds』『Gone, Gone, Gone』『Sugar』『Kick A Hole In The Sky』『End O' The Line』。

この中から筆者のお薦め曲は、『Judge Roy』『Beautiful Girl』『Satisfied Mind』『Bring Some Sun Back』という所をピックアップしておくが、なかなかメロディアスな所がまた素晴らしい彼らであり、そのメロディにちょっと酔ってしまうことになります。

レコード会社を移籍すると、大抵は今までの殻を破って、一段とスケールアップするのが常であるが、彼らもその例外となることなく、確かにスケールアップしたサウンドを聴かせてくれるようになった。そこに、メロディアスな楽曲とくれば、心を大いに打ってくれる。落ち着いて聴き込みたいアルバムである。

 

Dress Me Slowly

Dress Me Slowly

  • アーティスト: You Am I
  • 出版社/メーカー: BMG International
  • 発売日: 2001/10/09
  • メディア: CD


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帰ってきた時効警察#3 + 生徒諸君!#2 [ドラマ]

まずは「生徒諸君!」の方を。(でも、一言だけ。)「3TD」の正体、2話なのにもう明らかになっちゃいました...(最終回までは引っ張らず、中盤で明らかになると思っていたのですが... ただ、キャスティングから想像は出来ていましたけど。)で、今回の物語を見て思ったのは、真希ちゃんには「不良少女とよばれて」のリメイクで主演をやってもらいたくなりました。(で、「生徒諸君!」は今回限りでリタイアします。)

続いて「時効警察」に。今回の事件は、何か訳が分からない納得しにくいものでした。そんな中、色々とあった物証は全て事件を複雑に考えてしまった警察のミスということで、これはちょっと考えさせられるものでもありました。(専門家になればなるほど、色々と理屈を考えてしまい、物事の本筋を見失ってしまうことがある、という教訓ですね。→教訓もあるという点では「ケータイ刑事」もそうですが、やっぱり「時効警察」も侮れません。)また、今回の事件のように、著作権を巡って対立したのって、原作者とマンガ家の間でもめた「キャンディキャンディ」がそうでしたが、やっぱりそれを意識しているのでしょうね...

で、今回目立ったのはキャラクター・グッズとゲスト陣でした。筆者が「キャラクター・グッズ」ということで思い出したのは「ポーピーくん」でしたけど。(「・2nd.12話」と「・2nd.8話」ですね。→分かる方はお分かり頂けるでしょう。)でも、「砂鉄」「電磁石」まではこの物語では浮かびませんが...

更に、第2の事件で家具が逆さまになっていたという所では、柴田束志(しばたたばし)の逆立ちを思い出し、いつ、あの足が出てくるのかな?なんて期待をしてしまいました。そして、「逆もまた真なり」と言う束志の言葉から事件についてを考えてしまいました。(でも、そこからは何も解けず、余計訳が分からなくなってしまいました。)で、方言が鍵になっていたなんて、やっぱりこれは前回の物語で記した「No.1」という所に繋がります。(そして「・1st.19話」に繋がります)→でも、今回の真加出は全く目立たず、膨れていただけしか印象にない...(丸顔の早織ちゃんが余計丸く見えました。)

ゲスト陣は、「ウルトラマン」のハヤタ(黒部進)、「(実写版)セーラームーン」のクイーン・ベリル様(杉本彩)、「ウルトラマンマックス」のエリー(満島ひかり)、「仮面ライダー剣・劇場版」の仮面ライダー・ラルク(全く目立たないライダーでしたけど...)の三津谷葉子というように、特撮ヒーロー作品ではお馴染みの顔ぶれが集結していましたね。(霧山も、元は仮面ライダークウガですし...)ということで、この顔ぶれで全く違うヒーロー作品も出来そうでした。→でも、一番目立っていたのはベリル様であって、これは予想していた通りでしたが、やっぱりベリル様の存在感が全てでした。

東映作品のキャラであるベリル様はその世界観で今回全てを持って行っちゃいましたし、ライダー・ラルクは「プクー!」で部分的には目立っていて、共に存在感を示したが、円谷作品の「ウルトラマン」はそれなりに見せていたものの、怒っているだけという印象だったし、エリーは見せ場も無くて、被害者(実は単なる事故死)ということで、全く存在感もありませんでした。で、やっぱりテレ朝ということで、東映関係とは色々とパイプがあって繋がりも深いということでそれなりの場を与えたが、円谷とは関係が薄いということで冷遇したということなんでしょうか?(これって、今回の事件の様々な物証から深読みしすぎて、事件を解決できなかった警察と同じで、単に深読みのし過ぎ?)

でも、第2の事件はまだ時効になっていないということで、結果的には逮捕されたとはいうものの、霧山と三日月の対応って、あんなんで良いのでしょうか?尚、物語の途中までは、犯人はミツコではなく、何か隠された秘密があって、それが出てきて、真犯人はキリコではないか、と思っていましたが、この点では筆者も総武署と同じで、はめられました。(でも、今ひとつと言った感が拭いきれない物語でした。)

今回は銭形ーズ真希ちゃん早織ちゃん)は、真希ちゃんは存在感があったものの、今までにはない路線への期待が生まれたが、早織ちゃんは単に顔見せの一人になっていただけということで「開店休業」でしたね。(これも今回の物語のマイナス点ということで...)

 

 ↓最初からDVD化も予定されている...

生徒諸君! (出演 内山理名)

  • 出版社/メーカー:
  • メディア: DVD

↓このリメイク作品が見たい!

大映テレビ ドラマシリーズ 不良少女と呼ばれて 前編

大映テレビ ドラマシリーズ 不良少女と呼ばれて 前編

  • 出版社/メーカー: エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
  • 発売日: 2004/12/15
  • メディア: DVD

大映テレビ ドラマシリーズ 不良少女と呼ばれて 後編

大映テレビ ドラマシリーズ 不良少女と呼ばれて 後編

  • 出版社/メーカー: エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
  • 発売日: 2004/12/15
  • メディア: DVD

↓旧作のBOX

時効警察 DVD-BOX

時効警察 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
  • 発売日: 2006/06/23
  • メディア: DVD

↓こちらもDVD化は既定路線です...

↓「ポーピーくん」登場の物語はこれらに収録されています。

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット
  • 発売日: 2006/01/27
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2007/05/25
  • メディア: DVD

↓ベリル様

美少女戦士セーラームーン(12)

美少女戦士セーラームーン(12)

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • 発売日: 2005/02/24
  • メディア: DVD

映画「花と蛇 2 パリ / 静子」 杉本彩 緊縛遊戯

映画「花と蛇 2 パリ / 静子」 杉本彩 緊縛遊戯

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2005/04/21
  • メディア: DVD

月刊杉本彩(スペシャル)

月刊杉本彩(スペシャル)

  • 出版社/メーカー: イーネットフロンティア
  • 発売日: 2003/11/25
  • メディア: DVD

女囚処刑人 マリア2

女囚処刑人 マリア2

  • 出版社/メーカー: ハピネット
  • 発売日: 2000/07/25
  • メディア: DVD

↓その他のゲスト関係

ウルトラマン コレクターズBOX

ウルトラマン コレクターズBOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/04/29
  • メディア: DVD

ウルトラマンマックス 1

ウルトラマンマックス 1

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • 発売日: 2005/12/23
  • メディア: DVD

劇場版 仮面ライダー剣 MISSING ACE

劇場版 仮面ライダー剣 MISSING ACE

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2005/01/21
  • メディア: DVD

劇場版 仮面ライダー剣 (ブレイド) MISSING ACE ディレクターズ・カット版

劇場版 仮面ライダー剣 (ブレイド) MISSING ACE ディレクターズ・カット版

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2005/05/21
  • メディア: DVD


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「あゝ独身」 [映画(邦画)]

表題の作品は1970年の大映映画で、吉本興業の(当時の)若手陣が結集したコメディ作品であり、主演はやすきよの二人である。尚、タイトルの読み方は「ああ チョンガー」と読みます。(決して「ああ どくしん」と読まないようにしましょう...)→丁度、デジタルWOWOW(193ch)で放送されたところでもあります。

映画データを記しておくと、企画は辻久一、原案は竹本浩三、監督は黒田義之、脚本は吉田哲郎と杉浦久の2人、撮影は今井ひろし、音楽は渡辺岳夫である。そして出演は、西川きよし、横山やすし、花紀京、岡八朗、原哲男、笑福亭仁鶴、桂三枝、月亭可朝、宮城千賀子、笠原玲子たちである。

物語は、女にもてない独身の男たち(やすきよ、三枝、花紀たち)が、女にもてようとして、あの手この手でゲットしようとする。そんな中、きよしと花紀の話は良い方向に進んでいき、いよいよ婚約の準備も整おうという状況になる。が、ふとしたことから、それぞれがついた嘘がばれてしまって...(役名はそれぞれ別の名前ですが、こう記した方が分かりやすいでしょう。)

吉本得意のコメディ作品であり、おちゃらけな展開お約束です。が、そんな中でも人情のあるところもあったりして、これが良いところでもある。特に仁鶴が演じるアパートの管理人のキャラが良く、ポイントでもある。あと、原哲男の「カバ」というのもお約束です。とにかく、やすきよをはじめ、出演者のキャラを上手く活かした人物設定がされていて、気分は吉本新喜劇を見ている感じでもある。色んなことを忘れて、単純に笑って楽しむことが出来る作品である。(こういう作品は、普段はバカにするものですが、時に見たくなるものであり、変なことを忘れさせてくれる特効薬にもなります。)

ただ、40年近くも前の作品ということで、劇中に登場する町並みをはじめ、車や各種アイテムなどは異世界のものに見えるが、昭和40年代のアットホームなテイストに満ちあふれていて、逆にホッとするところでもある。それにしても、実にみんな若いですね。(当たり前ですが...)

 

↓DVDではなくビデオです。

ああ独身(チョンガー)

  • 出版社/メーカー: 大映
  • 発売日: 1992/01/24
  • メディア: ビデオ

↓こういうものをピックアップしておきます。

やすし・きよしの長い夏―大阪狂騒曲

  • 作者: 近藤 勝重
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1987/08
  • メディア: 単行本

やすし・きよしと過ごした日々

やすし・きよしと過ごした日々

  • 作者: 木村 政雄
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2003/11/11
  • メディア: 単行本

やすし・きよしと過ごした日々―マネージャーが見た波瀾万丈回想記

やすし・きよしと過ごした日々―マネージャーが見た波瀾万丈回想記

  • 作者: 木村 政雄
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2005/12
  • メディア: 文庫


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