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またもBS-iのプレゼントに当選 [BS-TBS(BS-i)関連]

本日、BS-iから携帯にあるメールが届いた。自動振り分けを設定していて、そのメールはプレゼント応募のフォルダーに振り分けられていた。(こうすると、管理しやすいですからね。)

23日(土)の「恋する日曜日」のプレゼント応募はちゃんと完了させたし、応募が完了していないものは現在は無いはずなので、何事かと思ったのだが、タイトルをよ~く見てみると「ご当選メール」というものだった。(BS-iでは「恋日」をはじめ、週に5つの番組でプレゼントをしている。筆者は「恋日」(7月からは「銭形海」になります。)と「世界遺産」は毎週必ず応募しているが、他の3つは2、3週に一度ぐらいのペースで応募しているので、どれが当たった(「世界遺産」がベスト、「恋日」も歓迎です。)のかと思ったら、「教えて・からだのミカタ」のプレゼントでした。(毎週土曜日の18時からの番組です。但し、同じものを2週続けて放送しているので、実質的には隔週番組と言っていい番組です。)何が当たったかと言うと、DHCで人気のおいしい食品1万円分(何が入っているのかは、届いてからのお楽しみ...)ということでした。(で、商品発送のため、必要事項を入力しろ、ということで、それを済ませたので、届くのを待つだけとなりました。→今までは都道府県名以外は全て平仮名で書かれた宛名で届いたが、今回からは漢字表記で届きます(漢字で入力しましたから...)。)尚、応募履歴から、6/16放送分での当選のようです。(これならば、23日に受付が終わり、抽選を行い、本日当選通知を送ったということで、理解できます。)

今年の3月までは双方向のi-アクセスを使っての応募だったので、リアルタイムで番組を見ていないと応募できないこともあって、競争率はそんなに高くはなかったようである(実際、筆者はi-アクセスで応募したプレゼントに複数回当選している。)が、この4月からは携帯サイトを使って、プレゼント応募を受け付けるようにシステムが変わった。(空メールを送り、返信メールにあるURLにアクセスして簡単なアンケートに答えるだけで応募できる。)また、応募受付が放送開始時間から一週間と長くなったので、競争率は確実に上がった(筆者の予想では一桁は上がったと思ってます)だろうから、当選はこれまでよりも難しくなったと思っていた。(それでも応募しないと当たりませんからね...)が、新システムになって2ヶ月半で当選というのは、思ったよりも早かったです。(定期的に当たるものだと思っているのでは?と突っ込まれそうですが、そう思っています。やはり応募が少なかったのでしょうかねぇ?)

これでBS-iのプレゼントに当選したのは5回目ということになったが、本当にここの放送局だけはよく当たります。(他のBSデジタル放送局では一度も当たらないし、地上波もABC以外は全く当たりません。よって、BS-iは大好きな放送局です。)が、筆者のターゲットは「世界遺産」のDVDプレゼントと「恋日ケータイ刑事」のモバイラーズ・チェックのプレゼントであって、そっちの方は今回の当選によってまたまた先送りということになったのだけは確実でしょうね...(が、時期的には「恋日」の方はボチボチ当選する頃になったはずなんですけど...)

皆さんも応募してみたら如何でしょうか、と言いたい所ですが、そうやって応募者が増えたら当選確率がまたも下がることになるので、正直言ってちょっと複雑なんですが...(→当選者数を増やしてくれたらいいのですけど...)

 

↓この辺りのものが当たったとではないかと思います。

DHC パーフェクト野菜 20日分 (2入り)

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  • 出版社/メーカー: DHC
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DHC エステミックス 20日分

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DHCコエンザイムCOQ10 20日分

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DHC もろみ酢 720ml

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DHC ヒアルロンサン   20日分

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DHC フォースリーン 20日分

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DHC 天然ビタミンC アセロラ 20日分

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「NANA」('55) [映画(洋画)]

表題の作品から2005年の日本映画だと思った方は読みが甘すぎます。今回取り上げるのは1955年のフランス映画の「女優ナナ」である。これはエミール・ゾラの小説を元にした女性の物語である。原題は表題の通りで「NANA」である。この作品は1926年にフランス(ジャン・ルノアール監督、カトリーヌ・エスラン主演)で、1934年にアメリカ(ドロシー・アーズナー監督、アンナ・ステン主演)でそれぞれ映画化されていて、3度目の映画化と言うことになる。尚、2005年の邦画の「NANA」とは何の関係もないのは言うまでもない。(本国フランスでの映画化と言うことなので取り上げることにした。)

映画データを記しておくと、原作はエミール・ゾラ、監督はクリスチャン・ジャック、脚本はジャン・フェリー、アルベール・ヴァランタン、アンリ・ジャンソン、クリスチャン・ジャックの4人、撮影はクリスチャン・マトラ、音楽はジョルジュ・ヴァン・パリスである。そして出演は、マルティーヌ・キャロル、シャルル・ボワイエ、ノエル・ロクヴェール、ワルテル・キアーリ、ジャン・ドビュクール、たちである。

ナナという女性(女優)の波乱に富んだ人生を描いた物語であり、フランス映画らしい味の出ている作品である。女優のナナはヴァリエテ座の座主に見出されて出演し、そのオペレッタは大当りとなった。男たちはナナに惹かれ、彼女の虜となっていく。ナポレオン三世の侍従長であるミュファ伯爵、大銀行家ステネエル、と言うように名のある人物がナナの虜になり、金を貢ぎ、破滅していく。が、ナナにとったらそういう男たちは数多くいるパトロンの一人にしか過ぎなかった。ナナに接している男たちは次々と破滅していくが、ナナにもまた不幸が待っていた...

洒落た所があると思えば、ユーモアもあり、それでいてエロティックな所はエロティックに、マルティーヌ・キャロルの魅力を前面に出して描いている作品であって、見やすい作品に仕上がっている。が、何故か本作の評判はあまり良くなくて、最初のフランスでの映画化されたものの方が評判が高い。本作もソフト化してもらいたい作品の一つである。(フランス映画となると、日本ではどうしてこうも扱いが悪くなっちゃうのでしょうかねぇ~~)

 

↓原作小説

ナナ

ナナ

  • 作者: エミール ゾラ
  • 出版社/メーカー: 論創社
  • 発売日: 2006/09
  • メディア: 単行本

↓1926年の映画のビデオ

女優ナナ

  • 出版社/メーカー: ビデオメーカー
  • 発売日: 1998/07/24
  • メディア: ビデオ

↓ゾラの代表的な作品といえば...

居酒屋

居酒屋

  • 作者: ゾラ, 古賀 照一
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1970/12
  • メディア: 文庫

大地

大地

  • 作者: エミール ゾラ
  • 出版社/メーカー: 論創社
  • 発売日: 2005/12
  • メディア: 単行本

「犯人に告ぐ」 [映画(邦画)]

この作品は、今年の秋に劇場公開される作品で、WOWOWが制作した劇場作品である。6/24夜に劇場公開に先駆けてWOWOWが一夜限りの先行放送ということで、劇場公開前に放送してくれたということで、これは映画館に行く必要は無くなったということでしょうか...?いや、感想や意見を求めていたから、寄せられた意見を参考に、不評だった所に多少の修正を行って、それを劇場にかけるかも...?→試写会を開催しても同じことは可能だが、今回のやり方の方がより多くの人が見ることが出来るため、それだけ色んな意見があるでしょうし...

作品データを記しておくと、原作は雫井脩介、監督は瀧本智行、脚本は福田靖である。そして出演は、豊川悦司、石橋凌、片岡礼子、小澤征悦、井川遥、笹野高史、松田美由紀たちである。

物語は、児童誘拐事件が発生。それを捜査する神奈川県警と警視庁の連携ミスもあって、身代金受け渡しの際、犯人を取り逃がしてしまった。指揮を執っていた巻島は左遷される。6年の歳月が流れ、川崎で連続児童殺害事件が発生、巻島は再び捜査本部に呼び戻された。彼はテレビに出て「バッドマン」と名乗る犯人に呼びかける劇場型捜査を始めたが...

サスペンス・タッチで物語は進んでいくが、ここにはスーパーマンのような人物は登場しない。失敗もするし、組織を守ろうと自己保身に走る人たちということで、人物に関してはとてもリアルに描かれている。また、報道陣が「マスコミ」という一面と「マスゴミ」という側面を現している所には唸ってしまう。(それぞれの思惑が複雑に絡み合い、これが重厚なドラマを見せてくれる。)で、ストーリー展開に引き込まれてしまって、ラストまでハートを掴んだままで物語が進んでいきます。

が、今回の放送を見たことで、犯人や、それぞれの立場の人々の思惑、更には黒幕的な存在など、全てが分かってしまったということで、劇場に足を運ぶかと言われれば、筆者は「90%以上"No"」(→多少の修正があれば劇場に行くかも知れませんが...)と答えます。(再度見るなら、録画してあるのでそれを見ます)が、これからという方は劇場に足を運んでも損はしないと思います。ただ、WOWOWが「エンタテイメント」と言う言葉を使って宣伝しているが、「サスペンス」という点では確かに「エンタテイメント」であるが、「明るく楽しい」という所が無かったので「笑って楽しむ娯楽」という意味での「エンタテイメント」ではありません。ということで、「2回以上劇場に足を運ぶ」ということは筆者にはあり得ない作品でした。

 

↓原作小説はこれです。

犯人に告ぐ

犯人に告ぐ

  • 作者: 雫井 脩介
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2004/07
  • メディア: 単行本


ケータイ刑事銭形愛17話 [ケータイ刑事]

今回の物語は第17話「相手が必ず死ぬ女 ~お見合い殺人事件」である。この物語は五代さんがお見合いするという物語であり、ちゃんが色々とちょっかいを出すということで、26話のラストに繋がる伏線が用意されたと言って良いでしょうね。(以前から五代さんのことが気になっていた愛ちゃんですが、この時に五代さんのことをはっきりと意識するようになったのでしょう。)一方、トリックの方は「・1st.3話」で焼き直されて使われたトリックです。物理の知識が必要ですが、謎を解くためには幅広い知識が必要なのは言うまでもありません。ということで、本編に行きます。

「Hotel Mount View」に自転車をこいでやってきた愛ちゃん。(駐輪場にちゃんと停めたのでしょうか?)ロビーに入ると、ある人影の後を追いかけるが、その人物には気づかれないように注意を払っている。で、その人影はロビーの隣の喫茶コーナーに入り、待っていた和服姿の女性に声を掛けた。愛ちゃんはロビーの影からその様子をしっかりとチェックしていた。

愛ちゃんが追いかけていた人影は五代さんであり、今日はお見合いだった。待っていた和服の女性は千家綾子(せんけ・あやこ)という女性だった。(五代さんはカチカチになっていました。)で、お見合い開始。五代さんはが最初に口にした話題は「警察手帳が変わったのをご存知でしょうか?」ということだった。綾子はそんなことは知るよしもないが、話を合わせてくれる。が、それを見た愛ちゃんは「何の話してんの?」と変な顔をして呟いていた。が、「13時30分、お見合い開始。五代、極度の緊張」とメモをしっかりと取っていた。

表に出た五代さんと綾子。ゴルフの話で盛り上がり、「今度、一緒にどうですか」と綾子に言われると舞い上がる五代さんは「ご鞭撻、よろしく御願いします」と返した。その様子を離れた場所から双眼鏡でチェックしていた愛ちゃん(気分は浮気調査の探偵のつもりでしょうが、ストーカーです。)はメモに「13時55分。もうすぐお見合い開始30分。五代、舞い上がる」と書いていた。

再び双眼鏡を覗いた愛ちゃんは、五代さんが一人になり、ゴルフのスイングをしているのを目にした。綾子はと言うと、席を外して何処かに行こうとしていた。で「あれ?」と呟き、もう一度五代さんの方を見た。その時、ゴルフ・スイングをした五代さんと目が合い、五代さんに見つけられてしまった。で、「やばい...」と慌てた愛ちゃんは移動しようとする。が、五代さんとぶつかり、「こんな所で何をしている?」と問い詰められる。「何を...」と誤魔化そうとする愛ちゃんは笑顔を浮かべて「もう五代さん、ふられちゃったんですか?」と誤魔化すが、綾子はトイレに行っただけということで、再び「何でここにいるんだ?」と問われる。で「今日、五代さんのお見合いだから、遠くから見守っててあげようかなぁって...」と言う愛ちゃん。五代さんは「何でそれが分かったんだ?」と尋ねると、何日も前からそわそわしていて、髭伸ばしたり、自己紹介の練習をしていたということで、五代さんの公休日をマークしたのだった。で、五代さんは愛ちゃんに「帰りなさいよ」と追い返そうとするが「嫌です。こんな楽しいチャンス見逃したら、一生後悔します」と返し、完全に冷やかしの野次馬になっていました。で、五代さんのコートの袖が長いことにチェックを入れていました。

場所を移して個室に移動した五代さんと綾子。五代さんは周囲の様子をチェックするが「どうなさいました?」と綾子に尋ねられる。で「別に、何でもありません」と答えた五代さんは愛ちゃんがいないかを確認していたのだが、愛ちゃんは離れた所に隠れていて「こんなチャンス、逃せませんよ」と呟き、メモに「14時15分。お見合い45分経過」と記すと、再び五代さんの様子の観察を続ける。

五代さんは「肉じゃがが好き」ということを口にした。これに綾子が「今度作りましょうか」と言い、「ゴルフの後に肉じゃがづくしといきますか。男爵いもで」とご機嫌になり、「これは盆と正月とホールインワンがいっぺんに来たようですね」とはしゃぎまくる。それを見た愛ちゃんは「五代、撃沈」とメモに記した。

それから綾子の表情が変わり、神妙な面持ちになると、「ご相談したいことがあるんです」と切り出した。「そのためにこのお見合いを断られても仕方ないと覚悟して参りました」と続ける綾子に「断るだなんて、どうしてそんなことおっしゃるんですか?」と五代さんは相談に乗ろうとして「ご相談ってどんなことですか?」と尋ねた。愛ちゃんも綾子の相談が何かと知ろうとして聞き耳を立てるが、そこに「警視庁から入電中」と、事件を知らせる入電が届き、携帯を開く愛ちゃん。

ホテル・マウント・ビュー前の道路脇で会社員・沢村満(さわむら・みつる)氏32歳が変死体で発見。直ちに現場に急行せよ。それを聴いた愛たゃんは「このホテルの前じゃん...」と呟くと、五代さんと綾子のいる個室に突入し「五代さん、大変です」と五代さんを呼びに行った。愛ちゃんの姿を見た五代さんは「やっぱりきたな、お前」。愛ちゃんは「事件です」と言うが「俺は公休日、休みなの」と言って拒否しようとするが、愛ちゃんは引っ張っていこうとする。再度拒否する五代さんだったが、綾子が「おいでになって下さい。私は大丈夫ですから」と言うと「綾子さんがそうおっしゃるのなら...」と言って、現場に向かった。(パッと片付けて、相談はそれからということにした五代さんでしたが...)

現場にやってきた愛ちゃんと五代さん。手袋をはめる愛ちゃんから片方をもらってはめる五代さんは、「1個か、全くふざけやがって...」と呟いていた。(今日はお休みということで、手袋は持っていなかった五代さんです。)で、死体を調べる愛ちゃんと五代さん。死体には擦り傷、打撲の後があった。五代さんは車にはね飛ばされたものだ考えた。そこに鑑識・柴田さんがやってきて「運が悪いね。打ち所が悪かった」と口にする。で「これはひき逃げだな」と考えた。愛ちゃんは側に停まっていたバスを目にすると「送迎バス」と口にして、そのバスの運転手に話を聞くことにした。

送迎バスの運転手・大野吉宏は第一発見者であり、駅からホテルへ、お客さんを乗せて戻る途中に発見したのだった。また、すれ違った車はなく、沢村や他の人が歩いている姿も見なかった、と証言する。(この道はホテルに用のある人しか使わないという道路で、歩くような人は殆どいないということだった。)

考える愛ちゃん。そこに五代さんが綾子の写真を見せた。「ちょっと五代さん、いい加減にして下さいよ」と怒る愛ちゃんだったが、五代さんは「違うんだ。この写真がガイシャの上着から発見された」と言う。「えっ?」と驚く愛ちゃんだったが、綾子に話を聞くことにした。

「沢村満という方をご存知ですよね」と綾子に尋ねた愛ちゃん。が、綾子からは直ぐに返事が返らない。「知ってますよね」と再度愛ちゃんが問う。すると、思い出したように頷いて「はい」と答える綾子。沢村は、綾子が五代さんの前にお見合いをした相手だった。で、愛ちゃんは「先ほど、このホテルの側の道で、死体で発見されました」と告げる。これに「えっ?」と驚く綾子はよろめいて倒れそうになった。(五代さんが素早くフォローしました。)で「またですか」と呟く綾子。愛ちゃんが「また?」と問い返すと、綾子は「五代さんと2人きりにさせてもらえませんか」と言い出した。

席を外してロビーで一人になった愛ちゃんはシグマリオンで「警視庁 未解決事件ファイル」にアクセスして、「千家綾子」と入力して検索した。すると「東埼玉保険金殺人事件」「前戸保険金殺人事件」「本城保険金殺人事件」「淡野町保険金殺人事件」と、次々と事件が出てきた。で、いずれの事件も保険金の受取人が「千家綾子」になっていた。

一方、五代さんと2人になった綾子は神妙な面持ちになって「私とお見合いをした方が、次々と死んでしまうんです」と告白した。しかも、自分を受取人にして保険に入った後に、ということだった。だから綾子は結婚も見合いもしないつもりになっていたが、五代さんが刑事だと知って、五代さんなら守ってくれそうな気がして、今回五代さんとお見合いしたのだった。で「私、怖いんです」と言って五代さんの胸に抱きつく綾子。五代さんはカチカチになるも「大丈夫です。私が守ります」と語りかけた。(すっかり綾子に惚れたような五代さんでした。)

そこに「五代さん」と言って愛ちゃんが飛び込んできた。慌てて綾子と離れる五代さんは「何なんだ、お前」と愛ちゃんに言う。これに愛ちゃんは「この人のお見合い相手、6人みんな、全て死んでいるんです」と告げる。しかも保険金の受取人は全て綾子だと告げる。が「それがどうした。だから何なんだ」と五代さん。愛ちゃんは「おかしいって思いませんか?6人ですよ6人。五代さんはそれを偶然と言うんですか?」と事件だと感じた愛ちゃん。しかし五代さんは綾子のことを信じて疑わない。で、愛ちゃんに「彼女(綾子)に疑いを向けさせ、次々と犯行を侵す隠れた犯罪者がいたとしたらどうする。いつものお前だったら、そういう風に考えるだろう。今日のお前、変だ」と言う五代さん。これに「五代さんこそ変です。へらへらしちゃって...」と帰す愛ちゃん。で言い合いが始まろうとしたその時、五代さんの携帯が鳴り、電話に出る五代さん。それは死亡推定時刻が分かったという連絡で、14時頃ということだった。で、14時頃のことを振り返る愛ちゃん。その頃、綾子は自分たちといたと言うことで、五代さんは「私がアリバイを証明します」と綾子に言って安心させる。綾子はホッとして五代さんに頭を下げた。その様子を見ていた愛ちゃんは「匂う、悪の香り」(ここでA)パート終了。経過時間は14分半弱でした。Bパートは11分半強になります。また、アイキャッチの色は白でした。

外に出た愛ちゃんと五代さん。愛ちゃんは綾子が怪しいと睨んで考えていたが、五代さんは「まだ疑ってるの?」から初めて「仮に彼女が犯人だとして、どうやって殺したって言うの?」と問い、死亡推定事故間の14時にはアリバイがあり、殺害現場までは車で5分、往復10分かかるので、綾子には犯行は不可能だとして、愛ちゃんを説得しようとする。これに愛ちゃんは「13時半前に殺し、何らかの方法で死亡推定時刻をずらす細工をする。」と言って時間を誤魔化すトリックが何かあるはずだと言う。これに五代さんは呆れて笑っていた。

愛ちゃんと五代さんは再びバスの運転手に話を聞きにきた。が、話をしたのは大野ではなく南田昭夫という運転手だった。で、バスは2台あり、大野が運転する1号車と、南田が運転する2号車があるということだった。で、2台の車は30分おきに駅とホテルを出発して交互に行き来しているのだった。また、所要時間は15分ぐらいということだった。で、愛ちゃんは2号車は14時にホテルを出発したと言うことに気づき、その時に路肩に死体はなかったかを尋ねる。が、死体には気づかず、また、すれ違った車も、歩いている人も見なかった、という答えだった。また、その時バスには乗客はいなかった。

愛ちゃんはホテルに戻り、2台のバスの行き来を再現しようとして、テーブルの上に灰皿をホテル、ナプキン立てを駅、楊子入れを死体に見立てて配置し、携帯をバスに見立てた。(五代さんから携帯を借りて、そちらを1号車、自分の携帯を2号車とした。)で、バスが途中ですれ違い、14:05に2号車が死体発見現場のカーブを通過した時には死体はなく、14:10に1号車がそのカーブで死体を発見した。ということで、5分の間に死体が現場に現れたということになる。

で、五代さんが「分かったぞ」と言って(いつもの珍推理を)語り始める。「どちらかが嘘をついていると考えるのが妥当なんだよ」そして「嘘をついているのは南田の方だよ」と結論づけた。(乗客が誰もいないので証言者はいない。で、歩いている沢村をはねた。誰も見ていないことで沢村をそのまま放置した。)これに愛ちゃんが「あのバスには事故の痕跡が残っているという訳ですよね」と言うと、五代さんは「鑑識だ」と言ってバスを調べるために柴田さんを呼ぼうとして飛び出して行った。愛ちゃんは「柴田さんを呼ぶならこれでしょう」と言って携帯を示したが、いなくなった五代さんのことはほったらかしで、再度2台の携帯を使って改めて検証してみる。で、自分の携帯のストラップが邪魔と言うことで、銭形の古銭ストラップを携帯の上に乗せた。が、カーブの所で古銭が携帯から落ちた。それから何か閃いた愛ちゃんはホテルのテラスの上に向かい、テラスから下に停まっているバスを確認した。で、「謎は解けたよ、ワトソンくん

ホテルの地下駐車場を歩いている綾子。(和服から洋服に着替えている。)で、自分の車の所にやってくると、ポケットからキーを取り出した、そこに銭形ストラップが飛んできて綾子の右腕に巻き付いた。「愛の光で闇を討つ。…」愛ちゃんの口上が始まる。で「火傷するよ!」でストラップを引いた。これによって綾子の手からキーが飛んだ。それを五代さんが拾い上げた。

綾子は「何の真似?」と愛ちゃんに問う。「沢村さんを殺したのは、綾子さん、やっぱりあなたです」と愛ちゃん。が、綾子は「何言ってるの。私にそんなことが出来る訳ないって、一番よく知っているのはあなたたちでしょう」と言って、沢村が死んだ時にはアリバイがあることを主張する。これに「ほんの4、5分を除いては」と言う愛ちゃんは14時少し前にトイレに行くと言って席を外したことを口にする。が「バカなこと言わないで。たった4、5分でどうやって殺したって言うの?んなの絶対に無理よ」と綾子。が「それが出来るんですよ」と愛ちゃん。そして、その説明を始める。

綾子は時間を見計らってトイレに行くと言って席を立ったが、トイレに行ったのではなく、送迎バスが停まっている真上のテラスに向かった。そこに予め沢村を呼び出しておき、隠し持っていた凶器で沢村を殴打した。そしてバスの上に死体を落とした。で、バスを死体運搬の道具として使った。それを聴いた綾子は笑みを浮かべた。愛ちゃんはそれを見逃さず「何ですか」と問う。すると綾子は「死体をバスに乗せて上手く運び出したとしても、それが14:30までに、つまり、お見合いの間に見つからなければ私のアリバイは成立しないわ」と言う。これに「だから14時に発車するあのバスに乗せたんじゃないんですか」と返す愛ちゃん。で、更に説明を続ける。死体があった場所はホテルから見て初めてのカーブである。死体を乗せたバスが走って来ると、屋根の死体は遠心力で落ちる。その後もう1台のバスが走ってきて死体を発見するのも計算済だったのだろう。

が、綾子は「でも、それは想像でしょう。それが出来るかも知れないという想像でしょう。そうしたという証拠にはならない」と反論する。それを聞いた五代さんは、綾子の前を通っていって、綾子の車のトランクを開けた。そして中から血痕の付いたゴルフクラブを発見した。で、それを綾子に見せて「凶器はこのゴルフクラブ。そうですね」と問い詰める。愛ちゃんは「沢村さんの血痕かどうかは調べれば直ぐに分かります」言う。五代さんは「本当に貴女が殺したんですか?」と問うが綾子は何も答えない。で、愛ちゃんが「この人は五代さんを利用したんです。五代さんが刑事だから」と説明した。「そうなんですか?」と綾子に問う五代さん。すると綾子は笑いだして、五代さんのことをバカ呼ばわりした。で、男を信用しない。お金の方がずっと信用できる。お金なら何の要求もしないし、黙って側にいてくれる、と吐き捨てた。で、五代さんが綾子に手錠を掛けて逮捕した。

事件解決後の夜の町。愛ちゃんと五代さんが並んで歩いている。「夢の結婚生活か...」と五代さんは落ち込んでいた。「いいじゃないですか。またお見合いすれば...」と愛ちゃん。が、五代さんの落ち込み方は尋常ではなくて、「スーツのローンが残っただけ...」と嘆いていた。「いいじゃないですか。次のお見合いで使えば」とフォローする愛ちゃん。しかし落ち込むばかりの五代さん。すると「いいじゃないですか。肉じゃがぐらい私が作ってあげますよ、男爵いもで」と笑顔で言う。が、「肉じゃがだ、男爵いも...人の傷口に塩を塗りやがって!」と五代さんは怒って愛ちゃんを追いかけだした。で、逃げていく愛ちゃんでした。

今回の物語は、野次馬的な所を見せた愛ちゃんですが、これは26話のラストへの伏線と言うことが出来る物語でした。(最後まで見ているから言えることが出来るのかも知れませんが...)まあ、現役女子高生の愛ちゃんにとったら、五代さんの「お見合い」は格好のお遊びのネタになるということは十分理解できますが、「愛(LOVE)」とはそういう所から芽生えていくということもあるだけに...

でも、死体をバスの屋根の上に落としたら、少しぐらいはバスの屋根が凹んでしまうと思うのですけどね... また、綾子も計算し尽くしていた割りには、血痕の付いたゴルフクラブをそのまま車のトランクに隠しますかね?(拭き取ってから隠すと思いますが...)ということで、少々強引な所を感じるトリックでしたが、ストーカーのように五代さんを追いかける愛ちゃんに免じて許しちゃいますが...

次回は第18話「走れ、五代! ~銭形愛誘拐事件」ということで、愛ちゃんが誘拐され、五代さんと柴田さんがコンビとなって追うという物語です。で、このパターンの変形が「・11話」であり、リメイク(+αがあるのは当然ですが...)したのが「・2nd.16話」ということになる。(これはBS-iの「さそり」とのコラボでもありましたが...)ということで、「ケー刑事」における「誘拐」という一つのパターンを築き上げた物語です。(でも「誘拐事件」はありましたが、それらは今回とは別パターンの誘拐事件です。)一応、銭形もピンチに追い込まれるということで、こういう物語もやはり欲しい所ですし...

 

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2003/05/22
  • メディア: DVD

↓今回の物語のバリュエーション

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット
  • 発売日: 2004/04/23
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/06/24
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット
  • 発売日: 2005/12/23
  • メディア: DVD

↓その他のケータイ刑事関係

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット
  • 発売日: 2004/10/22
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット
  • 発売日: 2006/01/27
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2007/01/26
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/12/22
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット
  • 発売日: 2005/02/25
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 THE MOVIE2 オリジナル・サウンドトラック・アルバム

ケータイ刑事 THE MOVIE2 オリジナル・サウンドトラック・アルバム

  • アーティスト: 小出早織/松崎しげる
  • 出版社/メーカー: BS-i
  • 発売日: 2007/02/28
  • メディア: CD

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状+TVシリーズ オリジナル・サウンドトラック

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状+TVシリーズ オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト: サントラ, ナミ&チヨ
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
  • 発売日: 2006/02/01
  • メディア: CD

↓まもなく発売になります

ケータイ刑事 THE MOVIE2 石川五右衛門一族の陰謀〜決闘!ゴルゴダの森 スタンダード・エディション

ケータイ刑事 THE MOVIE2 石川五右衛門一族の陰謀〜決闘!ゴルゴダの森 スタンダード・エディション

  • 出版社/メーカー: Tokyo Soft Inc.(SB)(D)
  • 発売日: 2007/08/24
  • メディア: DVD

↓五代さんはこれを読んでいたのでしょうか?

こんな出会いだっていいじゃない!!―新世紀のお見合い完全マニュアル

こんな出会いだっていいじゃない!!―新世紀のお見合い完全マニュアル

  • 作者: 藤臣 柊子, 幸せ掴むぞ委員会
  • 出版社/メーカー: マガジンハウス
  • 発売日: 2001/02
  • メディア: 単行本

お見合い・結納・結婚式の本―しきたりと作法のすべて!!

  • 作者: 宮川 晴泰
  • 出版社/メーカー: 金園社
  • 発売日: 1991/11
  • メディア: 単行本

↓愛ちゃんはこれを勉強して、もう少し上手くなりましょう

完全探偵マニュアルBest+―尾行・盗聴・潜入スパイ 強く図太い禁断テクニック

完全探偵マニュアルBest+―尾行・盗聴・潜入スパイ 強く図太い禁断テクニック

  • 作者: 渡邉 文男
  • 出版社/メーカー: しょういん
  • 発売日: 2005/07
  • メディア: 単行本

プロが明かす探偵&調査完全マニュアル

プロが明かす探偵&調査完全マニュアル

  • 作者: 日本探偵協会
  • 出版社/メーカー: 日本文芸社
  • 発売日: 2000/02
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

図解 マル秘探偵・調査マニュアル―尾行、証拠写真撮影のテクニックから浮気調査事件簿まで

図解 マル秘探偵・調査マニュアル―尾行、証拠写真撮影のテクニックから浮気調査事件簿まで

  • 作者: 渡邉 直美
  • 出版社/メーカー: 同文書院
  • 発売日: 1998/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

↓こういうのを使ってくれたら良かったのに...

探偵ハット

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  • 出版社/メーカー: ジグ
  • メディア: おもちゃ&ホビー
30倍電動ズーム双眼鏡

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  • 出版社/メーカー: コピター・ジャパン
  • メディア: おもちゃ&ホビー


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