美絵素四姉妹 HOTな一日(その2) [ドラマ]
BSデジタル8局（NHK、BS日テレ、BS朝日、BS-i、BSジャパン、BSフジ、WOWOW、スターチャンネル）のこの夏のキャンペーンとして登場している「美絵素（ビーエス）四姉妹」。本日からBSデジタル8局で今年の夏のBSデジタル放送のPR番組の持ち回り放送が始まった。2番目に放送したのはBS-iでした。
内容は（当然ながら）先に放送したBSフジのものと同一です。途中にCMが入ることもなく（というか、この番組自体がPR番組なのでCMみたいなものです。）24分のものである。前回は内容について記したが、今回は放送予定について情報を記しておきます。（記している時間は全て24時制、放送業界時刻です。EPGで確認した範囲のもので、7/8までの放送を確認しました。（それ以降も放送はあります。）但し、急な差し変わりで変更になる可能性も無いとは言えないので、各自で再度ご確認下さい。）
3番目に放送するのはBS朝日で、7/1の23:00からです。それに続いて、NHK-Hi-Visionが7/2の15:30～15:55、BS日テレが7/2の10:30～10:54、7/7になると、11:00～11:24にBS日テレ、12:10～12:40にスターチャンネルBS、18:30～18:54にBSジャパン、21:30～22:00にWOWOW、7/8には18:30～18:57にBSジャパンというように放送されます。尚、WOWOWとスターチャンネルは無料放送として放送されるので､契約していなくても視聴できます。
ここに記したものは、いずれもが24分の同じものが放送されると思われますが、これ以外にBS日テレが7/2,3,5の25:54～26:00に、7/7の22:48～22:55にBSジャパンが短時間の枠での放送があります。→これらは、24分ものの中から、「スポーツ」「ドキュメンタリー／音楽」「ドラマ」「映画」の4つに中の一部の放送ではないかと思います。
各局で放送されるので、何処かで一度録画しておけば問題ないと思いますが、各放送局で2度目の放送の時は一応チェックを入れようかと思う筆者です。
尚、「ドラマ」の所で「銭形海」が30秒ありますが、「恋日・3rd.」の最終回で流れた次回予告とは別物ですから、「ケー刑事」ファンの方はここだけのために録画しておくのも悪くないかと思います。（ちなみにこの部分は16分過ぎです。）但し、画面右上に「夏のホットBS!2007」というロゴが入っちゃいますが...
この後の各局の放送も念のためチェックしようと思いますが、同一内容であれば、記事として記すことはパスします。（違う部分があれば、そこだけで記す予定です。）
↓今回はこういうものを...
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- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
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美絵素四姉妹 HOTな一日(その1・BSフジ) [ケータイ刑事]
BSデジタル8局のこの夏のキャンペーンとして登場するのが「美絵素（ビーエス）四姉妹」ということで、本日からBSデジタル8局でBSデジタル放送のPR番組を持ち回りで放送してくれます。まずはその先頭バッターとなったBSフジで放送されたについてです。尚、WOWOWとスターチャンネルについても無料放送となるので､契約していなくても視聴可能です。
また、この記事には「ケータイ刑事銭形海」の事を書いているので､カテゴリーは何と言われようと「ケータイ刑事」とします。
美絵素四姉妹は、長女・早織（花の女子大生、スポーツ観戦が趣味、特技はコブラツイスト）、次女・奈央（韓国ドラマにハマっている高校2年生、大好物はカクテキ）、三女・エレナ（自然や旅行が大好きな高校1年生、行きたい場所はムー大陸）、四女・美咲（バラエティと音楽好きの中学1年生、夢は歌って踊れる小説家）という面々ですが、このノリは「佐藤四姉妹」のような雰囲気があります。
この四姉妹、普段は仲が良いがチャンネル争いが絶えない。で、四姉妹の繰り広げるドラマに合わせて、BSデジタル放送が放送している各種番組の紹介がされていく、という内容です。
四姉妹の繰り広げるドラマは、シュールなものであり、何処に出もありそうな些細なものであるが、これがコント風に綴られている。紹介される番組はともかく、なかなか面白い見にドラマ（ミニコント）になっていました。
三女・エレナと四女・美咲が冷蔵庫にあった
ケーキを出して食べている所に長女・早織が帰宅してくる。が、失恋して帰ってきた所だった。で「体を動かしてリフレッシュを」と言って妹たちにも運動を迫る早織。→ここからスポーツ番組の紹介が始まる。（いくつかが紹介されました。）
「運動の後は甘いものが一番よね」と言ってケーキを食べている早織。で、ケーキは次女・奈央のものだと分かる。で、奈央がバイトしている、旅行に行こうとしていると言う話から、「私も癒されたい！」という早織の発言を受けてドキュメンタリーと音楽番組の紹介に突入しました。
その間にケーキを完食した早織、エレナ。美咲。奈央が帰ってくる前にケーキを何とかしないと、と考えようとするが、そこに奈央が帰ってきた。冷蔵庫に行こうとする奈央を引き留めて、今度旅行に行くという奈央に「何処いくの？」と言って時間を稼ぐ作戦に出た。が「あれは中止」と言って、バイト先に韓国からの留学生がいてすっかり
惹かれたのだった。（早織の失恋話との対比がGOOD!）で、奈央は旅行に行くために貯めていたお金でハングル語ほ学ぶことにしたのだった。という所から､今度はドラマの紹介が始まる。（「韓国ドラマからです」と始まるが、この中に「銭形海」の紹介があって、またも新たなシーンにご対面しました。→後ろに記します。）
その間「奈央に彼氏、奈央に彼氏、…」とずっと呟いていた早織。奈央はお皿を発見して自分が作ったケーキが食べられたことに気がついた。で、直ちに謝る長女、三女、四女。が、奈央は「美味しかった？」と尋ね「うん」という返事で安心した。初めて作ったと言うことで自信がなかったが、これで安心して彼に作ってあげられると自信を得て､エプロン姿になってキッチンへ。で、三人は自分たちが実験台になったことを知り「奈央ちゃんって謎の女だね」→ここから映画の紹介になりました。
映画の最後に紹介されたのが秋田大曲の花火大会ということで、「玉屋！」と言う浴衣に着替えた四姉妹。奈央が「お待たせ」と言ってかき氷を運んでくる（が､3つしかない。）。いきなり「これも実験じゃないでしょうね」と疑う早織。奈央は「そんな訳ないでしょう」（そけなら、自分の分がないのは何故？）で、安心して口に運ぶ3人だったが、奈央は「自家製シロップ好印象…」と言い...
打ち上がった花火を見に窓際に移動した四姉妹が最後に「ぞっこん、BSデジタル」と言ってエンディングとなりました。
スタッフの中に、丹羽Pの名前はなかったものの、構成：坪田塁、演出：鈴木浩介、ナレータ：林和義（もう1名います）、音響効果：遠藤浩二、というように、BS-i（丹羽）ファミリーの面々がいました。（BSデジタル8局と言っても、BS-iとWOWOW、NHKぐらいしか、ドラマは製作していませんしねぇ）
ここから先は、目玉の「ケータイ刑事銭形海」についてです。時間は30秒ですが、｢恋日・3rd.26話｣の後に流れた第1話の予告とは別物でした。(→BS-iで流れるチャンスもあるかと思います。)
「その名も人呼んで銭形海」と海ちゃんが言っている所から始まりましたが、これは海ちゃんの口上シーンになると思います。三味線の音が効果的に入っていて、なかなかいい感じです。で、おじいちゃまから
携帯を受け取るシーン（これはOP主題歌のバックに入ることでしょう。）、いくつかの海ちゃんのカットがあり、高村さんと柴田さんに指示をする海ちゃん。そして「私の錨で沈みなさい」の所が流れ、ストラップが飛び、錨となって浜辺に突き刺さる。で、その錨と携帯とがチェーン（イメージから「鎖」と言った方が良いですね。）で繋がっていて、犯人が鎖に捕らわれていました。（やっぱり1話の犯人は予想通りですね。→事件も分かっていないのに犯人が分かっちゃうなんて...）錨があるものの、これって舞ちゃんのリボンが鎖に変わったと言う感じですね。で、最後に「謎は解けたよ、ワトソンくん」と笑顔で言う海ちゃんのシーンがありました。
美絵素四姉妹の長女は銭形雷、次女は多々野ユリですが、三女と四女は今後のケータイ刑事候補でしょうから、今の内からしっかりとチェックしておきましょう。特に水沢エレナは、丹羽Pや佐々木浩久監督が気に入ったということもあり、年齢的なことを考えると7代目の有力候補だと思います。（6代目・絢ちゃんも結構早い時期に決めていたという丹羽Pですから、既に頭の中では7代目として決定済かも？？？）
↓とりあえず長女・早織関係をば...
ケータイ刑事 THE MOVIE2 石川五右衛門一族の陰謀~決闘!ゴルゴダの森 プレミアム・エディション
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- 発売日: 2007/09/28
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- 出版社/メーカー: キングレコード、ビーエス・アイ
- 発売日: 2007/07/11
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- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2007/05/25
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- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2005/09/21
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怪談新耳袋スペシャル左「黒い男たち」 [ドラマ]
夏になるとやっぱり
怪談ということで、待望の新作の登場となった「怪談新耳袋」。今回は1話5分という形ではなく、1話50分（DVDの情報による）の中編2本です。7/11にDVDとしてリリースされますが、その直前にBS-iがちゃんと放送してくれました。で、まずは「黒い男たち」の登場となりました。
主演は5代目・ケータイ刑事の小出早織ちゃん、ということで、歴代銭形では、2代目・舞の堀北真希ちゃん、3代目・泪の黒川芽以さんに次いで「新耳」に登場となりました。
お馴染みの「新耳」のOPが無く、「これからお話しすることは、とても信じてもらえるような話じゃないのかもしれません。でも、これは私が体験した本当の出来事なのです。」という（早織ちゃん）の語りでスタート。（5秒の「新耳」のロゴが無くても、こういう入りだと、やはり「新耳」らしいですね。）
あるカフェでアルバイトをしている大学生の山本今日香（やまもと・きょうか）。いつものようにバイトを終えてアパートに帰ると、宛名も差出人も何も書かれていない茶封筒が届いていた。それを開くと、中からは1枚の古びた写真（小学校時代の写真）が入っていた。2人の小学生の女の子が並んで写っている写真で、1人は確かに今日香で、もう1人は横須賀さちこ（よこすか・さちこ）という同級生だったが、今日香はさつこの事をすっかり忘れていた。写真の裏には「たすけて」と書かれていたということで、これが気になった今日香は、子供の頃に住んでいた町に向かった。（降りた駅は
JRの足柄駅(JR御殿場線です。)でした。）
駅で小学時代の同級生・栄子と出会った今日香は、さつこの引っ越し先を教えてもらおうと思ってここにやってきたと話すが、さちこの家は引っ越していない、と言う栄子。で、今日香はさちこの家に向かった。
さちこは今出掛けているというさちこの母はさちこの部屋に今日香を案内する。が、その部屋は小学校の女の子の部屋だった。しかも、部屋にあるカレンダーは1997年7月で10年前のものだった。
そんな今日香はさちこの父から、さつこが突然失踪し、周囲には転校したことにしたと知らされる。（父は、さちこは死んだものと思うことにしていた。）そんな今日香は、さちこが失踪した神隠しの山に向かった。
そこで今日香はさちこと一緒にこの場所に来て一緒に遊んでいた頃のことを思い出した。が、今日香は黒い背広姿の男（黒い人）の姿を目にした。
アパートに帰った今日香は次第に小学校時代のことを思い出していく。鍵となるのは「ポキン星」という絵本であった。が、これから今日香は黒いスーツの男に見張られているように感じるようになった。
それから暫くして、カフェでアルバイトをしていると、大学生風の3人連れの客が「神隠しと黒い背広姿の男」の話をしていたのを耳にして、気になって3人組に話を聞いた。で、少年の失踪事件のことを知った。
その夜、アパートに帰った今日香だったが、先ほどの話の様にアパートの部屋が荒らされていた。先ほどの3人組がやってきて、調べている内に、今日香とさちこが写った写真にUFOらしきものが写っていることに気づいた。しかも、その撮影場所はUFOの目撃情報がやたらと多い場所だった。で、4人はみんなでその場所に行くことにした。
今日香は10年前の事を全て思い出した。いや、思い出したのではなく、思い出したくなかったのだった。そんな今日香の前に、黒い背広姿たちが現れた...
こういう物語は、結末まで書かない方が良いのでは、ということで、終盤の約10分については書かないことにします。（DVDで見ましょう!）
「新耳」は、怖くない話から怖い話まで幅が広く、中にはコメディの様な物語もある。が、怖い物語は徹底的に怖い。今回の物語は「禁断の物語」ということで、それなりの怖さがある物語ですが、UFOに対して興味がある方には今ひとつ怖くないかも知れません。が、そういう方でも終わりの5分は十分に恐怖を感じるでしょう。
所々に冗長な所も感じましたが、「新耳」らしい展開でした。→やはり､劇場版の第4弾を考えているでしょうね... が、幕を下ろしたことになっているTVシリーズの方を再開してもらいたいところです。
来週は「新耳SP」のもう1本・右「牛おんな」が放送されます。その後は、セレクションという形で放送は続きます。（7/14は劇場版第1作の中から「夜警の報告書」です。）
今回のスペシャル、本編の時間は47分半弱でしたが、これにOPのタイトルが付けば､DVDにある50分ということにほぼなるので、一応、本編はノーカットと考えて良いのでしょうか？（僅かにカットがあるのかなぁ？）尚、来週放送の｢牛おんな｣の予告は「新耳SP」の枠ではありませんでした。→7/1の「銭形雷」の再放送の終了後にありました。（また、木曜深夜のアニメ「おおきく振りかぶって」「怪物王女」のCMの所ではON AIRされると思います。）
「牛おんな」は謎の殺人事件に興味を持った女子大生に信じられない恐怖が迫る、という物語ですが、早織ちゃん、色々と見せてくれますね。（予告編を見た範囲で...）来週も楽しみです。
↓今回の物語のDVDはこれです。
↓来週（7/7）放送分はこちらです。
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- 発売日: 2007/07/11
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↓TVシリーズの新耳BOXも同時リリースです。
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- 発売日: 2007/07/11
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↓「新耳」の劇場版はこちら
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- 発売日: 2005/01/26
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- 発売日: 2005/12/07
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恋する日曜日・3rd.26話[Final]「昭和アニメ大行進～君は恋を信じられるか」 [ドラマ]
遂に最終回を迎えた「恋日・3rd.」ですが、締めくくりの物語は「昭和アニメ大行進～君は恋を信じられるか」という物語である。2nd.の最終話は「活弁」ということで、新たな試みを行った「恋日」ですが、3rd.の締めくくりは、台詞無し、全編ダンスという新たな挑戦を行った物語です。登場したアニメ主題歌は全部で21曲ということで、サブタイトルにあるように、まさに「大行進」でした。しかも、21曲もあったら、流石に紹介することも出来ず、いつもの主題歌紹介の30秒のコーナーもなく、いきなり始まりました。（欲を言うと、途中のCMは邪魔だったので、OPの後、ここでいきなりCMとするか、本編終了後に入れるということで良かったのでは...）
今回は、いつもと少し作風が違うということなので、いつもとは違うように書くことにします。（と言うより、この物語も文字に記すというのは非常に難しいですから...）
物語の方は、昭和アニメ学園を舞台にした（一応は）青春恋物語である。女子チア部のアヤたちが体育館で早朝練習をしている。それを見ていたパパイヤたちおやじダンサーズ（貧乏ダンス部）の連中が混ざり、青春の恋物語へ。
女子チア部、おやじダンサーズ、電撃チョモランマ隊がたっぷりと踊りを見せてくれるが、一応、パパイヤの恋、失恋、立ち直る、というストーリーはある。（アヤに惚れたパパイヤ。アヤに呼び出されて舞い上がるが、それはオーセにラブレターを渡して欲しいということで、失恋。がそこから立ち直る。また、アヤとオーセはめでたく... という簡単な物語です。）ただ、このストーリーって、19話の「アダルトな恋」の時と殆ど変わらないものですね。が、19話もそうだったが、今回はラブ・ストーリーはどうでも良いようなものであり、
アニメソングをたっぷりと堪能する物語ですから、別に気にしません。→ドラマを（ある程度）期待した方は失望だけでしょうが、懐かしのアニメソングをたっぷりと聴くことが出来たということで、筆者としては良かったと思います。
ということなので、今回の物語は、ストーリーはあって無いようなものでした。が、ネタの方はたっぷりと仕込んでありました。よって、それについて触れることにする。
今回は登場人物の数が全部で15人だったのだが、その中で高校生に見えたのはせいぜい3人でした。（絢ちゃんはしっかりと高校生に見えます。）→まあ、ここから突っ込んでいたら先に進まなくなっちゃいますから...
パパイヤたちおやじダンサーズの学生服にはパッチワークがあるが、これって「昭和」のテイストを感じさせてくれます。
昭和アニメ学園の下駄箱の壁や廊下の壁に色々と注意書きが書かれた紙が貼ってある。「アフロヘアー禁止」「太りすぎ注意」「波動砲禁止」「ツッパリオヤジ厳禁」「ビンボーに負けるな」「ロケットパンチ使用3回まで」「合体禁止」など多数ありました。（文字が小さくて認識できなかったものも多数ありました。）まともな（？）張り紙は「ケンカをした者は停学」ぐらいでしょうか。
また「おやじはトチロー 大山まゆ」「おかんはエメラルダス 大山まゆ」という張り紙は、元になった松本零士作品を知らなかったら何のことか分からないでしょうし、理科室の黒板に書かれていた「アフロがやらねば誰がやる by フレンダー」「アフロ行きまーす」「分身魔球の方程式」等も分かる人にはしっかりと分かります。
そんな中で「ど根性ガエル」の曲の終わりの時、階段の壁に「足元カエル出没注意」という張り紙があるのは狙っていましたね。
他には人文字で「こい!!」「ウソ」というのを作ったおやじダンサーズ＋電撃チョモランマ隊でした。
「銀河鉄道999」が終わり、パパイヤが挨拶して、ヒロイン・大政絢ちゃんを紹介し、絢ちゃんが感想を語り始めるが、パパイヤが「長くなりそうなので...」と割って入り、ラストの曲へ、という部分で、一応声が流れました。
今回の物語に登場した曲は登場順に、以下の通りです。（「 」内が曲名、（ ）内がその曲のアニメタイトルです。）尚、今回はこれらの曲名とアニメタイトルが全てテロップで、その曲の歌の出だしの時に出ました。（筆者は、曲名の一部までは完璧ではありませんでしたが、18曲までは曲名も直ぐに分かりましたし、アニメ作品21作は全て分かりました。）
「ロックリバーへ」（あらいぐまラスカル）、「ど根性ガエル」（ど根性ガエル）、「ガッチャマンの歌」（科学忍者隊ガッチャマン）、「海のトリトン」（海のトリトン）、「グランプリの鷹」（アローエンブレム グランプリの鷹）、「マジンガーZ」（マジンガーZ）、「はいからさんが通る」（はいからさんが通る）、「幸せをはこぶメルモ」（ふしぎなメルモ）、「ゲッターロボ!」（ゲッターロボ）、「侍ジャイアンツ」（侍ジャイアンツ）、「樫の木モック」（樫の木モック）、「たたかえ!キャシャーン」（新造人間キャシャーン）、「薔薇は美しく散る」（ベルサイユのバラ）、「トライアタック!メカンダーロボ」（合身戦隊メカンダーロボ）、「元祖天才バカボンの春」（元祖天才バカボン）、「よみがえれ飛雄馬」（新 巨人の星）、「緑の陽だまり」（山ねずみロッキーチャック）、「CAT'S EYE」（キャッツアイ）、「勇者はマジンガー」（グレートマジンガー）、「銀河鉄道999」（銀河鉄道999(TVシリーズ)）、「宇宙戦艦ヤマト」（宇宙戦艦ヤマト）。
尚、中には「恋日3rd.」で今までに使われた曲も3曲登場しています。また、ナビで丹羽Pが口にした「ガンダム」は結局登場しませんでした。→「ベルサイユのバラ」をはじめ、この中にも物語が作れそうな曲がたくさんありますね。（勿論、登場しなかった曲でも主題歌として使えるものはたくさんあります。）まあ､いずれ「恋日・4th.」という事になるでしょうが、アニメ主題歌を使うというはまたやってもらいたい所です。
今回の物語、Aパートは約18分半、Bパートは7分半でした。ラストの「宇宙戦艦ヤマト」と時に、右から左に縦書きのキャスト、スタッフのエンドロールが流れ、一番最後に「このドラマはフィクションです。ドラマのストーリーは、主題曲の作品とは一切関係ありません」といつもの注釈テロップが出てフィナーレとなりました。尚、今回は途中のCMが1分半ではなく3分になり、エンディングと次回予告の間にCMは入りませんでした。→CMの「Spirit in the Sky」は連続ストーリーではなく、オムニバス形式でしたが、今回は総集編的なものでした。「銭形海」からはこの部分も新しいものになるのでしょうか？→筆者としたら、3ミニッツ・ストーリーとして3分の1回だけに戻してもらいたい所です。（1分半×2は止めてほしい...）
今回の物語は、物語を追って楽しむものではなく、アニメ主題歌を楽しむというものでした。選曲は丹羽Pの世代（1964年生まれ）の方にとっては、あまりにも嬉しいものでした。（現在、35～45歳ぐらいの方は正にお涙ものです。）しかもフィナーレが「宇宙戦艦ヤマト」と言えば、これは丹羽Pの世代では当然の選曲です。曲に台詞が被っていないので、映像を消して音だけを楽しむことも出来ます。（タイトルのようにまさに「昭和アニメ大行進」です。）こういう物語で締めくくってくれた「恋日・3rd.」は「1st./2nd.」よりも印象に強く残るフィナーレでした。
次回（来週）からは、9ヶ月ぶりに「ケータイ刑事」が帰ってきます。（「銭形海」）。今までだったら次回予告として簡単に記しますが、「ケータイ刑事」と「恋日」とは別ですし、既にその部分だけで1つの記事にしてしまったので、ここではそれは記しません。
次回予告の後の「BS-iドラマ倶楽部」からのお知らせの部分ですが、最後の最後に大きなネタをやってくれました。小林アナのナレーションはいつもと同じでしたが、いつものベンチの上にいる犬に、CG合成で、首輪と名札が付けられていましたが、犬の名前は「渡邊プン太」となっていました。（→脚本家の渡邉睦月さんの愛犬の名前です。→睦月さん、「恋日・3rd.」では1本も書いていません。と言うか、｢恋日・1st.」で何本か書いていますが、「2nd./文學の唄/ニュータイプ」に続いて「3rd.」と書いていません。→ラブ・ストーリーは苦手ということ何でしょうか？）
番組終了後、次の「うさもち」までの15秒間のCMは世界陸上の宣伝でしたが、これはまあある程度予想していました...
※数日の間に「恋日・3rd.」の総括と、筆者が独断と偏見で選んだ「MVP&三賞」を記す予定でいます。
↓「恋日・1st./2nd./文學の唄」
- 出版社/メーカー: BMG JAPAN
- 発売日: 2004/11/05
- メディア: DVD
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2007/02/07
- メディア: DVD
↓ 登場した主題歌をピックアップしておきます。（一部は同じシリーズ作品となります。）
- アーティスト: TVサントラ, 大杉久美子, セントメリーチルドレンコーラス, コロムビアゆりかご会
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2007/02/21
- メディア: CD
- アーティスト: TVサントラ, 子門真人, コロムビアゆりかご会, ささきいさお, ザ・チャープス
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2002/04/20
- メディア: CD
ヒデタ樹 スーパー・ベスト~海のトリトン/人造人間キカイダー~
- アーティスト: ヒデ夕樹, 秀夕木, 杉並児童合唱団, 林春生, 鈴木宏昌, 山川啓介, 大野雄二, 野田昌宏, 東映児童合唱団, とくら清和, 寺島葉子
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2005/07/20
- メディア: CD
〈ANIMEX 1200シリーズ〉(27) テレビオリジナルBGMコレクション アローエンブレム グランプリの鷹
- アーティスト: TVサントラ, コロムビア・オーケストラ
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2003/09/25
- メディア: CD
〈ANIMEX 1200シリーズ〉(21) テレビオリジナルBGMコレクション マジンガーZ
- アーティスト: TVサントラ
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2003/09/25
- メディア: CD
〈ANIMEX 1200シリーズ〉(22) テレビオリジナルBGMコレクション ゲッターロボ
- アーティスト: TVサントラ
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2003/09/25
- メディア: CD
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2002/07/25
- メディア: DVD
- アーティスト: アニメ主題歌, ささきいさお, 竜の子プロダクション企画文芸部, 菊池俊輔, 丘灯至夫, コロムビアゆりかご会, 嶋崎由理
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2004/07/21
- メディア: CD
- アーティスト: TVサントラ, 鈴木宏子, 山上路夫, 田島令子, 志垣太郎, 馬飼野康二, ブロウニー, アリス・ソクラス, 片桐和子, 上田みゆき
- 出版社/メーカー: キティMME
- 発売日: 1994/09/24
- メディア: CD
- アーティスト: TVサントラ, アイドル・フォー, 堀絢子
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 1996/08/21
- メディア: CD
- アーティスト: アニメ主題歌, アンサンブル・ポッカ, ジ・エコーズ, アンサンブル・ボッカ, おぼたけし, 森みどり
- 出版社/メーカー: 徳間ジャパンコミュニケーションズ
- 発売日: 2003/01/22
- メディア: CD
- アーティスト: TVサントラ, 刀根麻理子, シェリー・サベッジ, 大谷和夫
- 出版社/メーカー: 徳間ジャパンコミュニケーションズ
- 発売日: 1995/12/21
- メディア: CD
スーパーヒーロー・クロニクル スーパーロボット主題歌・挿入歌大全集I-マジンガーZ・ゲッターロボ・グレートマジンガー・ゲッターロボG・宇宙円盤大戦争・鋼鉄ジーグ-
- アーティスト: アニメ主題歌, 水木一郎, 東文彦, 渡辺宙明, コロムビアゆりかご会, 小池一雄, 江口隆彦, 永井豪, 高久進, ザ・スウィンガーズ, 中村しのぶ
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2004/06/23
- メディア: CD
- アーティスト: サントラ, ささきいさお, 杉並児童合唱団, こおろぎ’73, 渡辺直子
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2001/08/18
- メディア: CD
- アーティスト: TVサントラ, ささきいさお, ロイヤル・ナイツ, 阿久悠, 宮川泰
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2005/05/18
- メディア: CD
- アーティスト: サントラ, ささきいさお, ミュージカル・アカデミー, 阿久悠, 宮川泰, 沢田研二, フィーリング・フリー, 島倉千代子
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2001/03/31
- メディア: CD
- アーティスト: アニメ・サントラ, ロイヤルナイツ, ささきいさお, 阿久悠, ヤマト・スタジオ・オーケストラ
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 1995/09/21
- メディア: CD
- アーティスト: アニメ・サントラ, ロイヤルナイツ, ささきいさお, 堀江美都子, 島倉千代子, フィーリング・フリー
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 1995/09/21
- メディア: CD
ケータイ刑事銭形海1話[予告編] [ケータイ刑事]
来週7/7からは、9ヶ月ぶりに「ケータイ刑事」が始まります。シリーズ第6弾となる「ケータイ刑事銭形海」の登場です。今回は前番組の「恋する日曜日・3rd.」の最終回に流れた(30秒の)次回予告だけで1つの記事にしてしまいます。
その前に、6代目について簡単に復習を。（もはや必要は無いでしょうが...）6代目を襲名したのは、雷ちゃんの妹（四姉妹の次女→緑リボンとなります。）の海（かい）ちゃんです。相棒は高村さん。鑑識の柴田束志は引き続きと言うことになる。（インドのタンジャブール市警から警視庁にやってきた柴田束志ですが、警視庁に馴染んじゃいましたね～）
TVシリーズで夏服があるのは、3代目・泪ちゃんと5代目・雷ちゃんの2人だけで、それぞれ1クールずつしかありません。が、6代目は歴代と違って、夏服でのスタートと言うことになりました。（おそらく、1クールでしょう。そして、10月からは相棒が変わって「2nd.シリーズ」に突入し、制服も冬服に衣替えでしょう。で、最低1クールということで、今年の間は海ちゃんが活躍してくれることになると思います。2nd.は2クールやって欲しい所ですけど...）
で、演じるのは大政絢ちゃん
。「東京少女 ～TOKYOかしましガールズ」の時はそうでも無かったですが「恋する日曜日 ～ニュータイプ」の12話を見たときに、次のケータイ刑事ではないか？と思っただけに、「お待たせしました」と言った感じです。が、歴代銭形とはタイプが違う絢ちゃんです。（「似ていない姉妹」と言っても、歴代銭形は全員が「可愛い」タイプでしたが、絢ちゃんは「可愛い」ではなく「美人」タイプです。）本家の四姉妹とは従姉妹同士だから、似ていなくてもいいとして、おねえちゃまとなる雷ちゃんと似ていないのは...（まあ、これに関してはここまでにします。）でね、始球式のお披露目の時、髪型のせいもあって、一瞬、（夏服）泪ちゃんに見えました...
第1話の物語は「マーメイド刑事登場 ～素もぐりクイーン殺人事件」というものです。しっかりとタイトルに「マーメイド刑事登場」という文言が入りました。そして、第1話と言えば忘れてはならないのが「クイーン」ですが、ゲストは我らがクイーン女優の宝積有香さんです。（1話に宝積さんが登場しないなんて、もはや考えられませんからね...→こういう期待は裏切らないのが「ケー刑事」です。）
まずは、海ちゃんがどういうキャラなのか、口上は？、逮捕の時のアクションは？ということに注目です。そして、相棒となるのは「雷・2nd.14話」でロス市警に栄転になった高村さんですが、どういう形で日本に戻ってくることになったのか、ここも注目です。（なんか、とんでもないことをしでかして日本に戻ってきたようです...）当然、お約束の学生証と警察手帳をから始まって、「以後、お見知りおきを」「公文書偽造で逮捕する」「銭形～？」「おじいちゃまは警視総監です」という一連のやりとりも楽しみです。
予告では、東映映画のOPを思わせる、岩に波が砕けるところから始まり、東映の三角マークの様な所に「参上」という文字。「銭形家六代目の刺客」ということで、波打ち際にいる海ちゃんの手には三味線がある。（三味線屋の勇次を思わせてくれます。）そして「私の怒り（錨）で沈みなさい！」「寄せる、悪のさざ波」という台詞も言ってました。（口上の全ての文言も楽しみです。）そんな中、高村さんが「怖いよ、マミー
」と言ってましたが、これはお約束の後に出てくる台詞でしょうね。尚、柴田束志さんはしっかりと逆立ちをしていました。
どういう事件なのかは予告ではよく分からなかったが、「第1話」は事件よりもお約束という楽しみがありますから、良いんじゃないでしょうか。（多分、クイーン・宝積さんが犯人でしょうから...→事件を見る前から犯人が分かっているなんて、これはこれで凄いドラマです...）
絢ちゃん、雰囲気も良いし、大いに期待できそうです。（相棒が高村さんですから、やってくれるでしょう!!）
尚、「銭形海」の作品データはこちらにまとめています。（ここをクリックして、左側のメニューを下がって作品名をクリックして下さい。）尚、データは毎週追加していきます。
歴代ケータイ刑事
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2003/05/22
- メディア: DVD
- 出版社/メーカー: ハピネット
- 発売日: 2004/04/23
- メディア: DVD
- 出版社/メーカー: ハピネット
- 発売日: 2004/10/22
- メディア: DVD
- 出版社/メーカー: ハピネット
- 発売日: 2005/12/23
- メディア: DVD
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2006/12/22
- メディア: DVD
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2005/06/24
- メディア: DVD
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2007/05/25
- メディア: DVD
ケータイ刑事銭形雷12話[裏ネタ編] [ケータイ刑事]
BS-iの再放送枠（毎週日曜日朝10時）に合わせて書いている「[裏ネタ編]」。今回の物語は第12話の「雷が凶器? ～森田正光殺人事件／エロイムエッサイム!我は求め訴えたり～森田正光殺人事件」と言うことになる。この物語は、AパートとBパートが同じ映像であって、Bパートが活弁による物語となって、別物語となったものである。（次の13話も今回と同様の手法によるものである。）→物語の中のネタはそれなりにあるが、今回はその「活弁」について述べることにする。
尚、物語（内容）については、過去に記した記事の方をご覧下さい。BS-iの本放送時に記した記事は「ここをクリック(本放送)」、MBS放送時に「[改訂版]」として記したものは「ここをクリック(改訂版)」して下さい。
まずは「活弁」とは、ということで、これを改めて調べると、以下のような意味である。「活動写真弁士の略。サイレント映画時代、無声映画上映に際して、舞台袖で画面に合わせて人物の会話（台詞）を言ったり説明を行う人のことである。歴史を紐解くと、海外にも同様の役割を担う人はいたが、日本のように弁士その人が人気を得る、と言うようなことはなかった。しかし、サイレント映画からトーキーへと変わったことによって、1930年代の後半に姿を消した。（トーキーの時代になると、弁士たちは漫談の方に転身していき、漫談の世界が大いに盛り上がった。）」
映画のことを「活動写真」と言っていたサイレント映画の時代では「活弁」は当たり前であったが、その活動写真に音声が付いて「トーキー」と呼ばれるようになると、あっという間に（興業としては）消えてしまった「活弁」であるが、現在でも白黒映画（パートカラーの作品も含む）が映像表現の手法として使われていて完全に無くなっていないのと同様に、「活弁」の方も表現の一手法として現在でも生き残っているというのは、芸術の分野だからである。→音楽（レコード）がLPからCDへと時代が変わって久しいが、LPも完全絶滅してはおらず、細々と生き残っているのと同じです。
また、「活弁」が日常にあった時代には、テレビというものもまだ無く、子供たちの娯楽の一つに「紙芝居」というものがあった。（これも完全絶滅はしていないものの、絶滅寸前という状況は変わっていません。）で「ケータイ刑事」の劇場版第1作（「バベルの塔の秘密」）の冒頭に紙芝居屋さんが出ていて、銭形姉妹のことを語るというOPであったが、こうして見ると「ケータイ刑事」は、かつての子供たちの娯楽の王様であった「紙芝居」や「活動写真（活弁を含む）」という文化を忘れていない、と言うことが出来る。
何でも使い捨ての時代となり、TV番組も（一部は完全に）使い捨てになっているような現在、人類が過去に残した文化遺産を忘れないで何らかの形で受け継ぐということを行っている「ケータイ刑事」シリーズは、完全に他のTVドラマとは違う次元に達し、自らも「人類が残した文化遺産」の領域に達したのである。（「銭形泪・1st.4話」でPINK FLOYDと遭遇した「ケー刑事」であるが、その時から「文化遺産」になる道を歩み出し、ここにきて完全にそうなりました。）
尚、BS-iのドラマでは、今回の前に「活弁」を使った作品がある。それは「恋する日曜日」の2nd.26話「ハロー・グッバイ」である。（2005/9/25放送）この時もAパートとBパートは同じ映像で、活弁によって別の物語にしていました。ということで、「雷・1st.12話」は「恋日・2nd.26話」に倣ったということになる。（「ケータイ刑事」としたら初めてですが...）新しい試みをやっていくという「ケー刑事」であるが、今までに存在しなかった全く新規なことではなく、現在は絶滅に近い状況になっている人類が築いてきた文化遺産（手法）を取り上げるというのは、文化を大事にしているということであり、「アンチ・使い捨て文化」の旗手ということにもなる。本当に奥の深いシリーズになった「ケータイ刑事」です。
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2006/12/22
- メディア: DVD
↓まもなく発売です。予約しておきましょう！
ケータイ刑事 THE MOVIE2 石川五右衛門一族の陰謀~決闘!ゴルゴダの森 プレミアム・エディション
- 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
- 発売日: 2007/08/24
- メディア: DVD
ケータイ刑事 THE MOVIE2 石川五右衛門一族の陰謀〜決闘!ゴルゴダの森 スタンダード・エディション
- 出版社/メーカー: Tokyo Soft Inc.(SB)(D)
- 発売日: 2007/08/24
- メディア: DVD
↓「恋日・2nd.」はこちらです。
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2007/02/07
- メディア: DVD
↓「活弁」と言えば、現在はこの人です。
- 出版社/メーカー: アップリンク
- 発売日: 2004/06/25
- メディア: DVD
↓「活弁」ということで。
- 作者: 澤登 翠
- 出版社/メーカー: 東京新聞出版局
- 発売日: 2002/12
- メディア: 単行本
- 作者: マツダ映画社
- 出版社/メーカー: アーバンコネクションズ
- 発売日: 2002/01
- メディア: 単行本