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「TOUT FEU, TOUT FLAMME」 [映画(洋画)]

表題の作品は1982年のフランス映画「炎のごとく」である。この作品は日本では劇場未公開であり、フランス映画が冷遇されているということを感じさせてくれます。知的でエレガントな女性(大臣の秘書)を演じるI.アジャーニを見ることができます。(が、ソフトの方が冷遇されていて...)

映画データを記しておくと、時間は108分、監督はジャン・ポール・ラプノー、出演は、イザベル・アジャーニ、イヴ・モンタン、ローレン・ハットン、たちである。(これぐらいしか分からないというのが実情です。)

物語の方は、パリに住む三姉妹の元に15年間も放浪していて音沙汰の無かった父が戻って来た。そして彼はカジノを作るために家財道具を売り飛ばし始めた。娘たちもいつしか父の冒険に巻き込まれていくようになり...

コメディ・タッチであることが物語を重くすることを防いでいて、ストーリーに入っていくことが出来る。そして、見ていると親子愛が感じられて、ホッとする事が出来る物語である。

'80'sになると、「ポゼッション」に主演したことで疲れ果てたアジャーニであったが、それから戻ってきてくれて、味のある演技を見せてくれるのは流石である。それにしても、本作でのアジャーニは美しく、理性があり、情もあるということで、正にこれ以上ないいい女性を演じている。もっと陽の目を浴びて良い作品だと思うのですけどねぇ...

 

本作はビデオすら既に無いんですね。以前はLDでリリースされていたのに...

↓よって、アジャーニ関係を...

イザベル・アジャーニ―異郷の妖精、情熱のヒロイン

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 芳賀書店
  • 発売日: 1987/10
  • メディア: 単行本

イブラヒムおじさんとコーランの花たち

イブラヒムおじさんとコーランの花たち

  • 出版社/メーカー: ハピネット
  • 発売日: 2006/04/28
  • メディア: DVD
死への逃避行 <デラックス・エディション>

死への逃避行 <デラックス・エディション>

  • 出版社/メーカー: ビデオメーカー
  • 発売日: 2006/05/26
  • メディア: DVD
サブウェイ(仏語オリジナルヴァージョン)

サブウェイ(仏語オリジナルヴァージョン)

  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 1999/06/23
  • メディア: DVD
王妃マルゴ 無修正版

王妃マルゴ 無修正版

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2002/11/22
  • メディア: DVD
ザ・ドライバー

ザ・ドライバー

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2000/08/25
  • メディア: DVD
イザベル・アジャーニの惑い

イザベル・アジャーニの惑い

  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 2005/02/23
  • メディア: DVD
バロッコ

バロッコ

  • 出版社/メーカー: アイ・ヴィー・シー
  • 発売日: 2000/10/25
  • メディア: DVD

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「TOXIC AFFAIR」 [映画(洋画)]

表題の作品は1993年のフランス映画の「可愛いだけじゃダメかしら」である。この作品は軽いタッチのラブ・コメディである。(ということで、日本では迫害を受ける要素である「コメディ」「フランス映画」と2つも揃っているので、冷遇されていて、接する機会が少ない... DVD化ぐらいしろよ!と言いたいところである。)アメリカ映画のお洒落とは違ったセンスに満ちていて、なかなか楽しめる。また、I.アジャーニがとても良い味を出していて、こういう彼女を見ることが出来るというのもまた良いものである。(流石は演技派女優です。コメディも楽にこなすことができます。)

映画データを記しておくと、製作はミシェル・セイドゥー、監督はフィロメーヌ・エスポジト、脚本はフィロメーヌ・エスポジト、撮影はピエール・ロム、音楽はゴラン・グレゴヴィッチである。そして出演は、イザベル・アジャーニ、イポリット・ジラルド、ミシェル・ブラン、ファブリス・ルキーニ、セルジオ・カステリット、クレマンティーヌ・セラリエ、たちである。

パリのアパルトマンで一人暮らしをしているペネロープ・24歳はモデルであり、美人でセクシーであった。が、彼女は最近は仕事に身が入らず、精神分析医の元に通っていた。そんな中、恋人から突然別れを告げられ、彼女は蒼鬱状態に陥ってしまう...

物語は、ヒロインが失恋し、そこから立ち直っていくまでの3日間を楽しく描いたものである。I.アジャーニが演じるヒロインは、「美人なのに何故か男運が悪い」のだが、アジャーニほどのキュートな美人が演じる所がまた何とも言えないキャスティングである。そしてアジャーニの演技がまた妙に填っている。(これは彼女の演技力の賜です。)

日本では、本作の何年後かに、本作と同名のTVドラマ(本作とは関係はなく、某漫画のドラマ化です。)が製作されたこともあったが、内容は全く別物とはいっても、同名なのでもう少しは本作に注目が集まっても良かった(当然、本作とドラマを混同してこちらに流れてくるというのも含んでのことである。)のに、やっぱり日の目を見ることはありませんでした。もう少しフランス映画にもスポットを当ててもらいたいものです。本作の様な軽いタッチのラブ・コメディならば、宣伝を上手くすればヒットすると思うのですけどねぇ...(しかも本作のアジャーニは「美人」と言うより「可愛い女」ですし...)

 

↓DVDはありません。ビデオです。

可愛いだけじゃダメかしら

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • 発売日: 1994/06/24
  • メディア: ビデオ

↓一応、これがそのコミックです。

可愛いだけじゃダメかしら

  • 作者: 横森 理香
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 1993/12
  • メディア: 文庫

↓主運のI.アジャーニ関係

イザベル・アジャーニ―異郷の妖精、情熱のヒロイン

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 芳賀書店
  • 発売日: 1987/10
  • メディア: 単行本

悪魔のような女

悪魔のような女

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2007/05/11
  • メディア: DVD

死への逃避行 <デラックス・エディション>

死への逃避行 <デラックス・エディション>

  • 出版社/メーカー: ビデオメーカー
  • 発売日: 2006/05/26
  • メディア: DVD

カミーユ・クローデル

カミーユ・クローデル

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2001/04/03
  • メディア: DVD


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美絵素四姉妹 HOTな一日(その5・BS-i・30秒バージョン) [ドラマ]

毎週、本編ではなくて間に入るCMが目的で録画しているのが、BS-iの木曜深夜に放送しているアニメ「おおきく振りかぶって」と「怪物王女」(この2本になる前もそうでしたし、作品が変わっても同じでしょう。)であるのだが、今週はあまりにも美味しいものがゲットできました。

目玉は「美絵素四姉妹 HOTな一日」の30秒バージョンがON AIRされたということで、しっかりとゲット出来ました。24分/4分バージョンはEPGで引っかけることが出来ますが、30秒バージョンは引っかからないだけに、これは諦めていたのですが、こうしてゲット出来たというのは、日頃からBS-iをたっぷりと見ているせいでしょうか...(笑

その他、このアニメ2本(1時間)の間に、7/7に放送される「カルピス・ドラマ・スペシャル」の30秒の予告(都合2回ON AIRされました)、同じく7/7に放送される「怪談新耳袋SP ~牛おんな」の予告、「銭形海・舞台」のCM、「銭形海・1話」の予告(「恋日・3rd.26話」の時のものはDoCoMoのロゴが被っている上に「「恋する日曜日」は…の提供でお送りしました」という声も被っているが、当然ながらそれのないものです。)と、正に宝の山でした。→この枠の録画はやっぱり外せません。(ただ、アニメ本編は見ないで消去するという正常ではないことをしていますが...)

で、その30秒バージョンの内容というと、美絵素家の居間に「大ニュース!夏が大変なの」と言って次女・奈央が駆け込んでくる。で奈央の側に駆け寄ってくる他の3人。「何が?」と三女・エレナが尋ねると「だからホットなの」と奈央に。「ホットって?」と美咲。これに「だからBS」と返す奈央。で、姉妹は「あーあ」と納得する。で、番組紹介がいくつかあり、浴衣姿の四姉妹が並んで「ぞっこん、BSデジタル」と言い、花火が上がり、このキャンペーンのロゴが出て終了というものです。→長女・早織の台詞が無いぞ~(一応、納得する所で「あーあ」と言っているものの...)

とにかく、この30秒バージョンはいつ放送されるか分からない上に、何処かのチャンネルを録画しっ放しにするというのも非現実的なので諦めていましたが、この枠で流してくれるなんて、視聴者のことをしっかりと分析して分かっているBS-iさんですね。(今週は、「新耳・牛おんな」と「カルピス・ドラマ・スペシャル」「銭形海・1話」は流れると思って、「カルピス」と「海・1話」を目的にしていました。(「新耳・牛おんな」は7/1の「銭形雷」の再放送の時にゲット済でした。))

ところで、今のところ24分/4分バージョンは1パターンしか無いようですが、この30秒バージョンはどうなんでしょうか?ただ、7/1から始まったこのキャンペーンですが、7/8から2週目に入ったら、一部変更なんてこともあり得るかな?と思っているのですが...(取り越し苦労で済むことを祈っているのですが、複数のバージョンも見てみたいし...)

 

↓一応これらの放送枠なので...

おおきく振りかぶって 1

おおきく振りかぶって 1

  • 出版社/メーカー: アニプレックス
  • 発売日: 2007/06/27
  • メディア: DVD

【完全生産限定版】おおきく振りかぶって- 2

【完全生産限定版】おおきく振りかぶって- 2

  • 出版社/メーカー: アニプレックス
  • 発売日: 2007/07/25
  • メディア: DVD
おおきく振りかぶって2 【通常版】

おおきく振りかぶって2 【通常版】

  • 出版社/メーカー: アニプレックス
  • 発売日: 2007/07/25
  • メディア: DVD
怪物王女 1 (1)

怪物王女 1 (1)

  • 作者: 光永 康則
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2006/01/23
  • メディア: コミック
怪物王女 4 (4)

怪物王女 4 (4)

  • 作者: 光永 康則
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2007/04/06
  • メディア: コミック

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「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その6) [ケータイ刑事]

「007」と「ケータイ刑事」それぞれについて、代ごとに簡単に特徴を記し、その類似点を記していく4回目は「6代目」ということになるが、「6代目」は、「007」はデヴューして1作が公開になっただけ、「ケータイ刑事」はこれから番組がスタートするところという状況であり、「類似点」だ「相違点」だというだけのことがあるのか?と思われるのだが、しっかりと類似点はあります。ということで、「007」は1作、「ケータイ刑事」はスタート前で、という条件を付けて、それを述べることにする。(ある程度「銭形海」の物語が進んだら、改訂する必要はあるでしょうが...)よって、「銭形海」はイメージ的な所が中心になってしまいますが...

6代目」:007はダニエル・クレイグ、ケー刑事は銭形海
現役ボンドである彼の作品は、現時点では「カジノ・ロワイヤル」1本であるが、次作でもボンドを引き続いて演じることが決定している。歴代ボンドの作品は、ボンドが「00」のライセンスを既に得ていて、そんな中で活躍する物語であったが、「カジノ・ロワイヤル」ではボンドが「00」に昇格するところから始まり、「00」要員としての最初の任務が描かれている。ということで、映画の方は一番時間的には後ろに位置するものであるが、ボンドというキャラクターでは時間的には一番昔の物語ということになり、これまでとは全く違う世界が描かれている。また、ダニエルがボンドを襲名した時点の評価は彼のイメージがこれまでの歴代ボンドと違いすぎていて、(特に「悪役顔だ」というものまでありました)不安視する声が多かったが、作品が完成してプレミア試写会の場で姿を現すと絶賛されることになった。

銭形海、分家の次女(緑リボン)。これから活躍することになる新任のケータイ刑事。相棒は高村巡査。(2nd.になると五代さん?岡野さん?はたまたマツの登場?)歴代の銭形姉妹は全員が「可愛い」タイプのお嬢さんばかりであったが、彼女は「美人」タイプのお嬢さんということで、イメージが歴代銭形と全く異なっている。(悪人顔ではありません。)ということで、見た目の雰囲気が違う。更に、歴代銭形は全て(制服は)冬服でのスタートであったが、彼女は初めての夏服でのスタートということで、これも大きく違っている。特技として、歴代と同様に「マウンテンバイク」はしっかりと同じところを受け継いでいる。(多分、「焼き芋」が好物ということも同じでしょう。)その他の特技として「素もぐり」「三味線」「イルカと話せる」とあるが、これが個性としてどのように発揮されていくかは楽しみである。

「類似点」は、見た目のイメージが歴代と大きく違うという所である。(これはキャスティングによって行えることでもあるので、狙ってやろうとすれば出来ることでもありますが...)それ以外について語ろうとすれば、現時点ではイメージによるものが膨らんでいくばかりとなるので、ある程度「銭形海」の物語が進んでからということにします。

一方、相違点は、これも前評判においてであるが、否定意見(拒否意見)の多かった「007」に対して、「ケータイ刑事」は好意的に受け入れられているという所である。が、作品が登場したら「007」fは不評だった意見が吹き飛んで、絶賛されることになった。「ケータイ刑事」もスタートすると同じように評判は良くなることでしょう。→だって、「007」と「ケータイ刑事」は、評価も同じように好評となるのが運命ですから...

一応、「6代目」に関しては後日追加がある、ということで、その内に記すことにするので、このシリーズは「完結」とはならない。で、「6代目」の続きまで何もないのか、と言えばそうはならない。この他にも「ケータイ刑事」と「007」には類似点がゴロゴロしています。(相違点もありますが...)ということなので、次回(来週)はそちらの話になります。何についてかと言えば、脇役キャラについてです。(この調子だと、週一で1クールに到達するのは確実ですね...)

 

 

007 カジノ・ロワイヤル デラックス・コレクターズ・エディション (初回生産限定版)(2枚組)

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  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2007/05/23
  • メディア: DVD

007 カジノ・ロワイヤル (Blu-ray Disc)

007 カジノ・ロワイヤル (Blu-ray Disc)

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2007/05/23
  • メディア: DVD
↓「銭形海」はこれからなので、緑リボンの先輩(泪ちゃん)と、海ちゃんのお姉ちゃま(雷ちゃん)を...
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット
  • 発売日: 2004/10/22
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット
  • 発売日: 2005/02/25
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/06/24
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/12/22
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2007/01/26
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2007/05/25
  • メディア: DVD
 

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