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必殺仕事人2007 [ドラマ]

ようやくこの作品を見ることが出来たので、記すことにする。(やはり言っておきたいこともありますから...)

1996年の映画「必殺!主水死す」で爆死した中村主水。また、「暗闇仕留人」の舞台は黒船がやってきた時代なので1850年代である。本作の舞台は文政3年ということで、これは西暦で言うと1820年である。アヘン戦争(1840~1842年)の時が舞台になったり、平賀源内(1728~1779)、国定忠治(1810~1850)が絡んだ物語があると思えば、赤穂浪士の討ち入り(1702年)に仕事人が絡んだ物語もある。これらのことを考えると、やはり「中村主水」と言うのは1人ではなく、複数存在する、と考えるのが妥当である。(当然、せん、りつも複数いる。)ということで、「中村家」で数代継承されてきた、と考えるのが良いでしょう。尚、「種なしカボチャ」と言われて子供が出来ない(作らない)主水であるが、養子を迎えれば問題ないですし、これまでのSPで、主水の子孫が現代の京都を舞台とした物語もありましたから、何だかんだで中村家は続いているので、複数の主水がいるのは確定でしょう。(パラレル・ワールドという考えも出来るが、時代があまりにも違いすぎますからね...)

それにしても、今度の主水はかなり老けましたね。仕事人としても、より老獪になり、重鎮という存在になっている。(「仕置人」の頃の若々しい姿が懐かしい...)

物語としたら、特に特筆される部分もなければ、あらと感じる部分もまず無い。ということで、一応無難に合格と言って良いが、「必殺」の名前を受け継いで復活させようとするのであれば、あまりにも問題がありすぎた内容であった。(これは「必殺仕事人」という名前を受け継ごうとするからであり、「必殺○○人」という別の名前(例えば「仕官人」「処刑人」など)でというのであれば、言いませんが...)この辺りはじっくりと再考してもらいたい所である。(なかなか好評だったようで、シリーズ再開に向けて動き出そうとしているようですし...)

そんな中、「必殺」を受け継ぐとしたら、絶対にやらなければならないことを記しておく。それはCM明けの部分である。放送枠が「土ワイ」であったとは言っても、何もそのフォーマットに合わせる必要は無い。「必殺」はCM明けは必ず「必殺○○人」というロゴの入ったアイキャッチで明けなければならない。これによって物語と全く違う異世界であるCMが生み出した雰囲気をバッサリと切り捨てて、そして本編に入るのである。CM明けでいきなり物語が続くようでは、これは「必殺」ではない。色々と細かい演出にまで拘り、光と影の使い方の冴えは相変わらずであるが、これは大チョンボも良い所である。石原興監督だったらそれぐらいのことは分かっているはずだから、これは大失態としか言いようがありません。

もう一つのミスは、仕事人メンバーについてである。まずは渡辺小五郎、ちょっと動きすぎである。もう少しどっしりと構えてもらいたい所である。(主水の地位を受け継ごうというならばなおさらである。)仕事人のメンバーの中には情報屋もいるのだから、もっとそれを使うべきであり、動きすぎの仕事人はサブリーダーにはなれても、仕事人チームの柱にはなり得ない

源太や涼次、玉櫛に関しては特にないが、これだけ若い仕事人がいたら、ちょっと心許なくなってくる。今回のドラマで危なっかしく感じたのも、メンバーが若いということからである。中年で落ち着きがあり、それなりの経験のある仕事人を一人メンバーに加える必要がある。念仏の鉄おりく、のようなベテランとまでは言わないが、「風雲竜虎編」の、「激突」のというような存在が欲しかったところである。(単発のスペシャルであれば、今回のような顔ぶれでも乗り切ることが出来るが、レギュラー番組を考えているのなら、これは絶対に必要である。)

単発ドラマということでは十分合格であるが、「必殺」の名前を受け継ごうとしていることを考えたら、ここは厳しく判断するべきであり、(5点満点で)辛うじて星3つ、いや「必殺」だからこそより厳しく、2つ半としておきます。

ところで、朝日放送さん、再放送の方ですが、前回から次回まで間を開けすぎ(「風雲竜虎編」)たり、最終回を放送しない(「旋風編」)など、ちょっと酷すぎますよ。「CSを(契約して)見なさい」というつもりなのでしょうが、あなたの所がキー局として製作した大事な映像資産でしょうが。もっと大事に扱いましょう。

 

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ケータイ刑事銭形雷36話(2nd.10話)[改訂版] [ケータイ刑事]

今回の物語は2nd.シリーズの話数も二桁に載った第10話、通算では36話となる「帰ってきたアイツ! ~銭形雷襲撃事件」である。この物語は、「・1st.11話」の冒頭で逮捕した田沢が再登場するということで、半年前に仕込んでいたネタがようやく姿を現すことになった物語である。また、「・2nd.12話」に登場した綾小路波子に繋がる人物(妹)が登場する物語でもある。(BS-iでの本放送時、「早乙女波江」という名前を耳にして、もしや綾小路波子の妹では?という予感があったのだが、その通りになり、嬉しく思ったものでした。)ということで、この物語は「・2nd.12話」の続編という位置づけが出来る物語でもある。で、相棒が高村さんということで、「銭形泪」と「銭形雷」の世界を繋いでくれる高村さんですが、「M2」の雷・零共演ではない形で作品世界が繋がっていくというのもまた楽しい所です。

尚、この物語の時点では、雷ちゃんの口から「妹」と言う言葉は出てきていませんが、「2nd.11話」でちらっと口にする雷ちゃんです。ということで、「銭形海」では、今回の波江の様に「弟/妹」ということで、これまで(「」から)に登場した犯人キャラの身内が出てくるような予感があります。(特に、怪人○面相なんかは...)

この記事のタイトルに「[改訂版]」と付いているのは、BS-iの本放送時に記したものをベースにして加筆を行ったためです。(BS-iの放送時に記したものはその物語が最新作であった時に記したものですが、今回は「銭形雷」全40話まで見た後なので、全体を見通した観点からも追記しています。)BS-iの本放送時に記したものと合わせてご覧頂ければ幸いです。(BS-iでの放送時に記したものは、ここをクリックして下さい。)それではいつものように、いつも以上の長文&今更ながらのネタバレありで、本編に行きます。

射撃訓練所。高村さんが銃に弾を込めると、的に向けて撃とうとしている。その背後からは雷ちゃんが見守っている。そして引き金を引く高村さん。弾は的に向かって飛んでいかず、壁に当たり、そこで跳ね返り、射撃場の中を飛び回ることになった。(実に危険な射撃場です。これでは命が幾つあっても足りません。)で、雷ちゃんが悲鳴を上げて「うわっ、ビックリした...」と言っていて、高村さんは「危ね~」と漏らす。すると「危ないじゃないですよ」と雷ちゃんは本気で高村さんを?????i?{???????j怒る。(まあ、気持ちはよく分かります。)そして「射撃が得意というのは本当なんですか?」と高村さんに尋ねると、「本当だよ、ロス市警の射撃大会で100人中ベスト100だったんだから」と自信満々に答える高村さん。で、「それってビリじゃん」と正直なことを言う雷ちゃんでした。高村さんは「何か言ったか?」と言うも「いいえ」と雷ちゃん。高村さんは銃を見て「何だこれ、故障しているのか...?」(ということは、日頃の手入れが不十分、いや、手入れをしていないということでしょう。エステに通いすぎですよ。)そんな高村さんに雷ちゃんは「これ」といって??稲妻マークが入っている拳銃を鞄から取り出して渡すと「危ないんで、こっちに変えてください」と言う。が、高村さんは「悪いけど僕、リボルバー派なんだ」と言って受け取らない高村さん。これに「まあ、そう言わずに」と雷ちゃんは言って銃を渡そうとする。すると高村さんはその銃を手にして今までの銃と交換した。で、「やってみるか」と言って構えて撃とうとする。それと同時に雷ちゃんが後ずさりをする。で、高村さんが引き金を引くと、今度は弾は的の中心をぶち抜いた。すると高村さんはご機嫌になって「これが射撃というものだよ、銭形くん。ど真ん中だ」と上機嫌になる。雷ちゃんはそれを聞き流しながら、射撃用のゴーグルとヘッドホンを付けて「じゃあ私も」と言って銃を構える。高村さんは「そんな構えじゃダメだよ」と言うも、雷ちゃんはそのまま一気に10連発。高村さんは「両手撃ちはもっと腰を入れなきゃ」と注意をするが、的を見たら、銃弾の跡を繋ぐと稲妻マーク??になっていました。(確認できただけで13発。ど真ん中のはさっきの高村さんとしても12発ありましたが...???)で雷ちゃんは???[???i?????????j笑顔を見せて???i?`???L?jVサイン。

射撃場を後にした雷ちゃんと高村さんは一緒に町中を歩いている。高村さんは「さっきのはねぇ、ビギナーズ・ラック、違いない」と決めつけていたが「さあ、どうでしょうね」と雷ちゃんも自信ありそうに言っている。そうしていると「銭形さんですね」と女の人に声を掛けられた雷ちゃん。「えっ?」と少し驚いている雷ちゃんの側にその女性は素早く駆け寄ると、名刺を見せる。「予言者 早乙女波江(さおとめ・なみえ)」と名刺にあった。波江は「重要なお話があります」と言い、場所を変えて話を聞くことにした雷ちゃんたちだった。

「私が殺される?」雷ちゃんは波江の話を聞いて問い返す。「それも今日中に」と言う波江に「根拠はあるんですか?」と問う高村さん。これに波江は「今朝方、そのようなビジョンが浮かびました」と言うと水晶玉に手をかざす。高村さんは「で、誰に殺されるんです。犯人も分かるんでしょう?」と尋ねるが、この問いには「それがまだぼんやりとしていて…。男の人なのは確かなのですが…」と曖昧な返事をする波江。すると高村さんは「そうでしょうね、世の中、男か女しかいませんもんね」と返した。(→高村さんの言うことはごもっとも。が、それならば1/2の確率ってことで良いんでしょうか?)続けて「僕ねぇ、そういう占いとか、そういうの信じないたちなんですよ。そんな悪ふざけ…」と言うが、これは「・2nd.12話」「・2nd.22話」でも、それ以外でも何度も言っていました。波江は高村さんの言葉を遮って雷ちゃんに「今日一日、私の側を決して離れないで下さい。そうすればまだ助かる道は...」と言うが、高村さんは「馬鹿馬鹿しい」と口にすると立ち上がり、雷ちゃんを促して去っていきました。が、水晶玉に手をかざしていた波江は「あっ!」と大きな声を出し、「見えたわ、犯人のビジョンが」と言って二人を引き留めようとする。で、雷ちゃんと高村さんは振り返る。「あなたに激しい恨みを抱いている男。そう、それはあなたが、あなたがかつて逮捕した男」と告げる波江。そこに「警視庁から入電中」と事件を知らせる入電が雷ちゃんの携帯に届いた。港区赤坂で脱獄事件発生。脱獄したのは凶悪犯・田沢孝治(たざわ・こうじ→この名前って、本作のプロデューサであり、「・1st.5、14話、2nd.2話」の田沢幸治監督の名前を流用しています。)。刑務官二人に重傷を負わせ、現在も逃走中。直ちに捜査を開始せよ。→田沢孝治って、「・1st.11話」にも登場した名前でよ~。

警視庁に戻った雷ちゃんたち。束志が一枚の写真を見せる。「警視庁の銭形を殺しに行くよ~ん」と、独房の壁に血で書かれていたそうだと言う束志。すると「だから言ったでしょう。このままだと本当に殺されてしまうわよ」と言う波江。これに高村さんが「あなた、まだいたんですか?」と問う。(付いてきたことに気づかなかったのでしょうか?)すると「予言を見届けるのが私の定め」と言う波江。すると束志が「しかし、警視庁の銭形と言ってもたくさんいらっしゃいますからね」と楽観的なことを言う。が、雷ちゃんは「いえ、従姉妹たちは全員地方にいます。おじいちゃまも視察で海外ですし...」と険しい顔になる。これに高村さんが「じゃあ、ここにいる銭形と言えば...」と口にすると雷ちゃんが「私だけです」と言った。(この物語の放送日の時点(2006/9/2)では、妹・ちゃんは既に警視に昇進していましたけど、警視庁にいなかったのでしょうか?)

高村さんは「ところでどういう奴なの、田沢って男は?」と尋ねる。すると「大分前に岡野さんと捕まえた凶悪犯です。野蛮な性格で逮捕の時もかなり手こずりました」と説明する雷ちゃん。そして「ピンポンパンポーン、とお知らせのチャイムが響くと、カメラ目線で「詳しくは「1st.シーズンの第11話」をチェックして下さいね」としっかりとアピールする雷ちゃんでした。(カメラ目線は雷ちゃんの得意技ですね...で、その「・1st.11話」の冒頭でいきなり稲妻を落とされて逮捕されたのが田沢孝治です。)

高村さんは「しかし赤坂刑務所を脱獄するなんて、凄い奴だなぁ。日本のアルカトラズと言われているんだよ、あの場所は」と言って感心している。(→赤坂刑務所って、潮の流れが激しい島にあるのでしょうか?少なくとも「アルカトラズ」と言うからには島で無ければなりません。ということで港区赤坂という場所はやっぱり時空が歪んでいる...)で、雷ちゃんは「よどむ、悪の天気」。尚、この時、背後にあるホワイトボードには田沢の過去の犯罪歴が書き込まれてあって、事件名を記しておくと、港区赤坂通り魔暴行事件、美人婦警板敷輝美暴行事件、ドリマックス社長夫人誘拐事件、小板洋司さん一家誘拐事件、映画監督村上賢司監禁事件、竹安商会社長暴行軟禁事件、丹羽銀行赤坂支店3億円強奪事件、アイドル小出早織ストーカー事件、記録浦川友紀スッピン盗撮事件、スーパー丸尾毒物混入事件、とありました。

そうしていると「?d?b電話が鳴るわ」と波江が口にする。その言葉通りに部屋の?d?b電話が鳴った。で、雷ちゃんが出ると「雷ちゃ~ん」という声がした。電話は田沢からだった。高村さんが直ぐにその電話の逆探知を指示出す。(こういう所はいつものことながら素早い高村さんです。)「どちら様ですか」と雷ちゃんはこう言うときの常套手段である引き延ばし作戦を実行するが「もう、分かっているくせに。田沢で~~す。相変わらず、雷ゴロゴロやってんの?あれ、利くよね~」と田沢。雷ちゃんは「どうして脱獄なんかしたの?」と理由を尋ねる。これに「会いたくなっちゃったんだよ~ん。雷ちゃんに」と答える田沢。雷ちゃんは「いいです、私は」と1st.のツンデレ雷ちゃんが顔を覗かせた対応をする。すると「つれないなぁ~。まあいいや、もうじき会えるから」と田沢は言うと、電話は切れた。で、少し不安げな表情をして受話器を置く雷ちゃん。高村さんは「大丈夫だ、銭形くん。ここにいれば安全」と言って雷ちゃんを力づける。すると「警視庁ですものね」と言って???[???i?????????j笑顔を見せる雷ちゃん。束志も「そうだよ、警察官だって何千人っているんだから」と言い、高村さんは「このバーボン刑事がついている」と言って勇気づけてくれる。(いざとなったら頼りになるのが高村さんです。ちゃんも、ちゃんやちゃんのようにしっかりと守ってくれます。)で、雷ちゃんの顔に笑顔が戻った。そうしていると再び部屋の?d?b電話が鳴った。で、高村さんが出ると「逆探知成功?」と尋ねる。で、報告を聞く高村さん。すると呆然となる高村さんは「発信元はこの警視庁だって...」と告げた。で、雷ちゃんたちの間には不安の空気が広がっていった。

警視庁内に警報ベルが鳴り「緊急事態発生、緊急事態発生」と告げている。本庁内に侵入者がということで、直ちに厳戒態勢に入った警視庁。そして護衛の武装した機動隊員が警視庁内を調べ始める。また、銃を手にした高村さんに続いて移動する雷ちゃん。束志は立ち入り禁止の黄色いテープを手にしており、波江はその後を追いながら魔除けのお札を貼り付けている。で、雷ちゃんが波江の行動に気づき「それは?」と問うと「魔よけよ。あいつをあなたから遠ざけるための」と答える波江。(って、田沢は幽霊???o?pや妖怪ではありませんが...)

更に、先に進んでいく高村さんたちは、廊下がTの字に分かれている所に差し掛かかった。そこを曲がって先に進んでいこうとする高村さんたちに、波江はその前に出て壁にお札を貼りながら「ダメ。こっちはダメ。危険なビジョンが見えるの」と言う。で、そこで曲がるのを止めて、直進しようとして「こっちだ」と指示する高村さん。が、ここでも波江がその前に出て「こっちもダメ。こっちもビジョンが...」と言って壁にお札を貼る。で、ここから移動できないように追い込んでしまう。「じゃあ、どっちならいいの?」と困ってしまう高村さん。が、雷ちゃんは「????????そうだ。絶対に安全な場所があります」と、何処に行ったらいいのか、気づきました。

雷ちゃんが口にした「絶対に安全な場所」というのは警視総監室だった。(なるほど、ここを使うために、おじいちゃまは海外視察に言っていることにしたんですね。これならば銭形警視総監の顔も出さずに済みます。)高村さんも「なるほど、警視総監室か」と納得する。警視総監室の窓は全て防弾ガラスで出来ている、と雷ちゃんが説明すると、束志も「内も外も守りは万全って言う訳ですね」と安心する。何せ、警視総監室の表には武装した機動隊員たちが守っていました。

そうしていると「雷ちゃ~ん、何処行っちゃったの?隠れてないで出ておいでよ。せっかく会いに来たのにつれないなぁ~」と田沢の声が放送スピーカーから流れてきた。で、高村さんは「通信室だ」と口にする。すかさず「私も行きます」と雷ちゃんは言うが、「ダメだ。君にもしものことがあったら、総監に合わせる顔がない」と高村さん。(「M1」でおじいちゃまとちゃんの計画に乗った高村さんですから、階級は巡査であっても、銭形警視総監とは面識もあるのでしょうし、ちゃん、ちゃんとのコンビのことも、おじいちゃまはそれなりに評価してくれているのでしょう。)すっかり銭形を守るナイトになっている。で、束志に声を掛けると、高村さんたちは通信室に向かった。(警視総監室の中には雷ちゃんと波江になりました。)

階段を降りていく高村さんと束志。そして廊下を走る。が、その途中で二人は悲鳴を耳にした。で、通信室前の廊下に一人の制服警官が倒れているのを発見する。で「おい、しっかりしろ」と声を掛ける高村さんは「田沢にやられたの?どっち行ったの?」と尋ねると、頷きながら先方を指さす警官。で、その方向に様子を見に言った高村さんだったが、田沢の姿はなかった。で、束志に指示して緊急配備中の全職員に連絡を入れさせる。で、束志が「緊急配備中の全職員に告ぐ。田沢らしき男が通信室を通過」と連絡をするが、その時二人の背後には倒れていた制服警官が起きあがり、手には消火器を持って近づいてきていた。気配を感じて振り返った高村さんだったが、その時には消火器が既に頭の上にあり、それが振り下ろされた。制服警官は田沢だった。

その頃、警視総監室にいる雷ちゃんは色々と考えていた。波江は「ピリピリしていても始まらないわ」と言って、お茶を入れている。で、雷ちゃんは波江の側に移動してソファに腰を下ろし、波江が入れたお茶を頂こうとしていた。そうしていると?d?b電話が鳴り、雷ちゃんがそれに出る。「警視正、逆探知の詳細が出ました。田沢は警視総監室から掛けていたようです」という報告だった。で「じゃあ、さっきまでここに...?」と呟く雷ちゃん。が、その時波江が床に倒れて苦しみだした。慌てて駆け寄る雷ちゃん。波江は「苦しい...」と言っている。「まさか?」と呟く雷ちゃんの目には波江が口にしていた転がった湯飲みが入った。「直ぐに医務室に行きましょう」と雷ちゃんは言うが「ダメよ、今出たらあなたが殺されるわ」と雷ちゃんを守ろうとする波江。で、雷ちゃんは医務室に電話を入れた。医務室にいた医師は「すぐ向かいます」と答え、診察道具を調え始めるが、その背後には田沢の影が忍び寄っていた。

通信室前、床に倒れていた高村さんが意識を取り戻した。で、横に倒れている束志を起こすが、起き上がった束志は「一体何があったんです?」と何も覚えていなかった。高村さんは「田沢は警官に変装している」と口にする。が、この時銃を奪われたことに気づいた。で、直ぐに雷ちゃんに連絡するように束志に指示する高村さん。(こういう場合は、本当に高村さんは素早いです。)で、束志は?g???d?b携帯で雷ちゃんに電話を入れ、田沢が警官に化けていることを連絡し、警官が来ても絶対にドアを開けちゃダメ、と伝えた。電話を切ると険しい表情をする雷ちゃん。その時、ドアをノックする音がした。で、ドアの覗き穴から外の様子を伺う雷ちゃん。(警視総監室のドアに覗き穴って、一般家庭の玄関と同じじゃないですか...すると白衣を着た男が立っていて「解毒剤をお持ちしました」と言う。「今開けます」と雷ちゃんは言うと、ドアノブに手を伸ばす。が、「そういうことか」と気がつき「謎は解けたよ、ワトソンくん」(ここでAパート終了、経過時間は14分を迷ったと頃でした。ということで、Bパートは11分と少々と言うことになります。)

ドアの前で振り返った雷ちゃんは、ゆっくりとソファに座っている浪江の方に歩を進めると「早乙女さん」と口を開いた。これを聴いた波江は笑みを浮かべるとゆっくりと立ち上がり、大きく笑い出した。また、雷ちゃんはドアを開けなかったのに、ドアが開くと、警護の機動隊員たちが倒れていき、白衣の男が入って来た。で、ドアに鍵を掛ける白衣の男。(警視総監室なのに、これってやっぱり一般住宅の玄関ドアと同じです...)白衣の男はポケットから注射器を取り出し左手に持ち「雷ちゃん、お待たせ。やっと会えたね」と言い、右手には銃を持って雷ちゃんに向ける。白衣の男は実は田沢だった。雷ちゃんは何も出来ず、ゆっくりと後ずさりをするだけだった。一歩、二歩と下がっていく雷ちゃんの肩を、突然赤い手袋が叩いた。で、振り返る雷ちゃんだったが、睡眠スプレーを掛けられて、その場に倒れ込んでしまった。

雷ちゃんが目覚めると、波江と田沢がほくそ笑んでいた。で、波江が「ようやくお目覚めね」と声を掛ける。雷ちゃんは自分が赤いロープで縛られていることに気がついた。波江を見て「早乙女さん」と言う雷ちゃんだったが、「はっ?誰のこと?」と波江は惚ける。で、「私は綾小路波江(あやのこうじ・なみえ)。昔、あんたの姉妹に逮捕された千里眼・綾小路波子の妹よ」と正体を語った。で、「どう、驚いた?」と自慢げな態度を見せる。が、縛られている雷ちゃんは「あのぅ、逮捕したのは姉妹じゃなく従姉妹です」と言う。これに思わず「ぷっ」と吹き出す田沢。(こういうところはしっかりと正す雷ちゃんですが、その通りですね。綾小路波子を逮捕したのはちゃんですから、従姉妹です。)これに波江は雷ちゃんの側に素早く駆け寄ると「どっちでもいいのよ、そんなこと」と一蹴する。とにかく、姉の波子は刑務所で死んだということで、「銭形」と言う名前を絶対に許さない、と波江は恨みを持っていた。(姉・波子を逮捕したちゃんだけでなく、「銭形一族」に対して恨みを持つなんて、相当執念深いですね。)

その頃、高村さんと束志は階段を降りていて医務室に向かっていた。その途中で、現在、警備に当たっている警官全員を照合中だという報告を受けると「これで袋の鼠だ」と言う高村さんだったが、消火器で殴られたダメージが残っていて、二人とも足元はふらふらしていた。で、肩を貸し合いながら医務室にたどり着き、ドアをノックする。が、中から返事はなく、扉を開けて中に入る二人。で、二人がそこで見たものは、椅子に縛り上げられ、白衣を奪われて下着姿になり、顔にはポリ・買い物袋をかぶせられた医師の姿だった。(高村さんが袋を取ると、口にはガムテープまで貼ってありました)で、医師は「そこ」と言うと、そこには丁寧に畳まれた警官の制服があり、「毎度お騒がせしてま~す 田沢」というメモが置かれていた。

警視総監室。勝ち誇った表情をしている田沢は波江に「で、金の用意は?」と尋ねていた。これに「敷物の中にコインロッカーの鍵?p?X???[?hが入っているわ」と答える波江。で、田沢は水晶玉の敷物を手にすると、そのまま鍵が中にあることを確かめ「よし、計画通りだ」と笑い、中からその鍵を取り出そうとする。しかし、波江が背後から田沢の後頭部を銃で殴り???????i?????j、田沢はその場に倒れ込んでしまった。それを見ていた縛られている雷ちゃんは「どうして?」と波江に尋ねるが、「別に、全て計画通りよ」と自信に満ちた表情をしていた。

医務室から警視総監室に向かう高村さんは、田沢が医師に化けたと言うことを警護班に無線で伝えようとしながら走っているが、警護班は床に倒れていて応答しない。で、束志が?g???d?b携帯で雷ちゃんに伝えようとする。雷ちゃんは田沢と共にロープで縛られていた。雷ちゃんの携帯から????????「明日吹く風」の着メロが響き、着信があることを知らせるが、雷ちゃんは電話に出ることが出来ず、雷ちゃんの携帯を手にした波江が「どうやらお仲間が気づいたようね~」と言うだけだった。(電話には出ない。)階段を駆け上っている束志も「雷ちゃんが出ません」と慌てていた。

雷ちゃんは波江に「どうするつもり?」と尋ねるが「そうねぇ、どうしようかしら~。あなたも、こちらのむさ苦しいお兄さんも死んでもらうことだけは確かね」と弄んでいた。これに田沢が「そんなことをしたら、お前だってここから逃げられないぞ」と言うも波江は笑うと「ご忠告ありがとう、でも心配はご無用よ。だって、あなたたちに殺し合ってもらうんですもの」と言い、不敵な笑みを見せる。そして「おしゃべりはここまで」と言うと、雷ちゃんに銃(??稲妻マークが入った銃です)突きつけた波江。が、その時、ドアを激しくノックする音が聞こえた。で、波江は仕方ない、という表情でドアの方に移動して行った。

ドアを叩いたのは高村さんと束志であり「銭形くん、大丈夫か?」(高村さん)、「雷ちゃん」(柴田)と良いながら必死でドアをノックし続けていた。その様子をドアの覗き穴から見た波江は、ドアを開けず、雷ちゃんの方を向くと、いきなり銃の引き金を引いた。銃声が響き、田沢が倒れる。表にいる束志が「雷ちゃん」と言うも、2発目の銃声が響いて雷ちゃんが倒れる。波江はしてやったりという???[???i?????????j満足そうな笑みを見せた。

当然、銃声はドアの外の二人にも届き、慌てる二人。束志は「高村さん、どいて下さい」と言うと体当たりでドアをぶち破ることにした。(束志のドアへの体当たりと言えば思い出すのは「・1st.7話」を思い出します。)で、気合いを入れてドアに突進する束志。で、ドアが開いて、中に転がり込むことになった束志。(→仮にも警視総監室なのに、束志の体当たりで簡単に開くドアって、これはこれで問題があるんじゃないの?)で、束志が見たものは、床に倒れていた波江の姿で、驚いて声を上げる。また、高村さんも直ぐにドアを開けて部屋に入ってくると、田沢と雷ちゃんが床に倒れているのを目にする。で、「銭形...」と呟き、直ぐに雷ちゃんの側に駆け寄りると「銭形くん」と言って床から起こそうとする。しかし雷ちゃんは動かない。また、束志はハンカチを取り出して田沢の左手にあった銃を回収した。

その時、波江が「う~ん」と声を上げる。「何があったんです?」と尋ねる束志。意識がまだ朦朧とした様子の波江は「いきなり入ってきた田沢に私は殴られて…、それで銭形さんが田沢の銃を奪って彼を撃ったんです。でも、田沢も死に際に銭形さんを…」と頭を押さえながらゆっくりと答える。これを聴いた束志は呆然となって「そんなぁ」と漏らし高村さんの方を見る。波江は「予言は見届けました。残念です」と続けると言いながら身体を起こすが、顔は満足そうな笑みに満ちていた。高村さんは涙顔になって雷ちゃんを抱えていたが、突然「高村さん!」という雷ちゃんの声がして、雷ちゃんは高村さんにウインクをして???[???i?????????j笑顔を見せた。

波江はゆっくりと立ち上がろうとする。そこに雷鳴が轟き、立ち上がった波江を雷光が包んだ。「雷鳴轟く積乱雲。…」雷ちゃんの口上が始まり、「私の稲妻でしびれなさい!」で??稲妻が波江に落とされる。で、しびれた波江は再び床に倒れ、煙を噴いた。それを見ていた高村さんは「銭形くん」と言い、束志も「雷ちゃん、生きていたんだね」と言い、雷ちゃんの側に駆け寄ると、3人は輪を作って、グルグルと回りながら笑って無事を喜びだした。(この頃の「銭形雷」はこのグルグルと回る演出がとても多くなりました。)が、途中からその輪の中に田沢も加わっていた。が、直ぐに田沢に気がつく三人。ライフルを持った警備班の二人が入ってきて田沢を拘束した。それを見ていた波江はゆっくりと起きあがると「まさか、二人とも弾が外れるなんて...」と呆然となる。これに高村さんが「ちょっと待って、撃ったのは田沢でしょう?」と尋ねるが、雷ちゃんが「いえ、撃ったのは彼女です」と波江が撃ったことを告げた。そして「この二人はグルだったんですよ」と言う。これに「何を言っているの、銭形さん」と波江は慌てて言うも、「しらばっくれるな、この裏切り女!」と田沢が反論する。「どういう事?」と高村さんが問うと、雷ちゃんが事件の全容を語り始める。

「そもそも、あの赤坂刑務所から、一人で脱獄するなんて出来るはず無いんです。つまり、彼には共犯者がいる。そう思ったんです」(高村さんが言った「日本のアルカトラズ」という言葉が生きてきます。→「アルカトラズ」とは、サンフランシスコにある刑務所で、サンフランシスコの沖合数キロの地点にあるアルカトラズ島にあった刑務所のことである。1963年に閉鎖され、現在は観光地となっています。クリント・イーストウッド主演の映画「アルカトラズからの脱出」や、ニコラス・ケイジ、ショーン・コネリー(S.コネリーと言えば初代007ですね。)主演の映画「ザ・ロック」の舞台にもなりました。この地は潮の流れが速く、刑務所から脱獄しても、泳いで海を渡りきることは不可能と言われた刑務所です。)雷ちゃんの説明は続く。「次に、魔よけのお札です。あれは田沢に私の居場所を教える目印だった」(幽霊???o?pや妖怪退治じゃないんですから、やはりそう言うことでした。)「そして、決め手はドクターが現れた時」(ドクターは「解毒剤をお持ちしました」と言ったが、雷ちゃんは医務室への電話で毒のことは一言も言わなかった。→これは「ケー刑事」ではお馴染みのトリック解明の鍵ですね。)この説明を聞いた波江は観念してゆっくりとその場に膝をついた。そして高村さんが、田沢を「脱獄及び殺人未遂で逮捕する」と手錠を掛け、二人の警備班が田沢を連行して行った。(この時「雷ちゃん、また来るからね~」と言って雷ちゃんに手を振っていた田沢。(更に罪を重ねたということで、無理だと思いますが...)雷ちゃんも「いいです、来なくて」と嫌な顔をして言ってました。

更に、波江の側に移動した高村さんは「脱獄幇助及び殺人未遂で逮捕する」と言って波江に手錠を掛ける。が、高村さんは波江の顔を見て「あれっ?君、こないだ捕まえた千里眼の人じゃない」と言う。(「・2nd.12話」ですが、BS-iの本放送からは2年2ヶ月が経過していますが、実はこの物語の本放送時、BS-iでは「銭形泪」が再放送されていて、それからはちょうど10週間が経過した所でした。(それなりに考えられたネタです。)→2年2ヶ月ならば、普通に考えると服役中でしょうし、10週間だったら現在は拘留中となるはずで、こんな所にいるのは普通に考えると無理だと思いますけど...)が、波江は「違うわよ、私は!」と高村さんにも言ってくれました。これに高村さんは「妹?あれっ?」と首をかしげると、雷ちゃんに向かって「嘘泣き娘姉妹?」と尋ねた。これに「従姉妹です」と雷ちゃん。(→ちゃんのことをまたも「嘘泣き娘」と言った高村さんですが、泪ちゃんがこのこと(高村さんが「嘘泣き娘」と言ったこと)を知ると、「?????[???i???jうぇ~ん、高村さん、酷~い」から始まり、得意の嘘泣きが炸裂し、高村さんは回らないお寿司を(雷ちゃんと共に)奢らされることになるのは確実でしょうね~)

事件解決後、街中を歩いている雷ちゃんと高村さん。「しかし、彼女が射撃が下手で良かったよ。じゃないと僕みたいな天才ガンマンなら今頃あの世行きだ」と運が良かったことを口にする高村さんだったが、「そんなことはありません。誰が撃っても結果は同じです」と雷ちゃんはきっぱりと言った。「どうしてよ?」と高村さんが尋ねると、あの銃が高村さんのだと言うことに気づいて、撃たれても絶対に死なないと確信し、田沢と共に一芝居打った、と説明した雷ちゃん。これに「僕の銃ならどうして死なないの?」と高村さん。で、雷ちゃんの答えは、射撃場での高村さんの射撃があまりにも危険だったので、空砲を入れた銃を雷ちゃんは渡したのでした。これに、撃った時、ちゃんと的に当たった、と反論する高村さんだったが、「私が撃ったんです」と言い、高村さんが傷つかないように雷ちゃんが後ろから撃って的に命中させたのだと説明した雷ちゃんに「オー・マイ・ガー、そうだったの?」と高村さん。で、「従姉妹から聞いてないですか?銭形家で一番射撃が得意なのは私なんですよ」と言う雷ちゃんだったが、「初耳だよ」と高村さん。雷ちゃんはカメラ目線で「詳しく知りたい方は、「ケータイ刑事 THE MOVIE2」をご覧下さい」と、?J?`???R映画の宣伝を口にしました。→この物語の放送は2006/9/2であり、「M2」は8/31に製作発表されたばかりでした。ということで、本放送では実にタイムリーなネタでした。

で、高村さんが「誰と話してるの?」と突っ込んでいる間に雷ちゃんは自転車に乗って走り去っていきました。で、少しは知ってから「内緒で~す」と答える雷ちゃんでした。

今回の物語は、半年前に仕込んでいたネタと、「・2nd.12話」が合体して生まれた物語でしたが、サスペンス・タッチの演出が冴えた物語でもありました。が、キャストや役名から、ある程度の予想も出来てしまった物語でもありました。(「ケータイ刑事」に詳しくない方だったら気づくことは無いでしょうが...→TVシリーズもまもなく150本になりますから、色んな所でリンクするんですね...)でも、予想を裏切らない部分と見事に裏切ってくれた部分とがあり、これもまた楽しいんですよね。残りが少なくなりましたが、最後まで「銭形雷」の面白さは加速していきます。見逃さないようにしましょう。

次回の物語は、2nd.第11話、通算では37話となる「キャの三宝を守れ! ~銭形雷探偵団VS怪人3面相事件」という物語です。ということで、怪人さんの5度目の登場と言うことになります。(「・2nd.5話」「・1st4.話」「・2nd.3話」「・1st.24話」に次いでと言うことになる。)「・1st.24話」で2つの顔がバレたことで、律儀に2つ減らして「怪人3面相」とする所は変わっていない怪人さんですが、いよいよその怪人さんと決着が付くことになる物語です。(見る前に、これまでの怪人さんが登場した4つの物語をしっかりと復習しておきましょう。)尚、怪人さんの方も色々と学習しているので、その辺りは笑わせてくれますよ。そして、雷ちゃんの口から「が...」という発言が飛び出します。この部分にもご注目を!

鑑識メモ。警視庁の表に立っている束志が腰から(??稲妻マークの入った)拳銃を取り出してポーズを決める。(が、動作があまりにも鈍い。現場だったら撃たれているでしょうね...)で「皆さん、ピストルの語源をご存知でしょうか?」ということで、今回はお勉強シリーズです。「それは、人を殺め、平和を破壊。おっと、私今なんて言いました」と言い「「平和」を「破壊」」、「平和」は英語で「ピース」、その「ピース」を奪い取るということで「ピースを取る」→「ピストル」と言われることになった、と自信たっぷりに言い、「皆さん、お利口になりましたね」と言っていました。が、パトカーのサイレンの音が響き、画面の下部にはテロップが出て「お詫びと訂正」と記されている。そして「15世紀初頭、イタリアの都市ピストイア(Pistoia)で製造されたことが語源とされています。」と正しい事を伝えてくれました。→まあ、柴田束志の言うことは最初から誰も信用し無いでしょうが、色々と勉強にもなる「ケータイ刑事」です。

 

 

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2007/05/25
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/12/22
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2007/01/26
  • メディア: DVD

↓雷ちゃんが口にした「M2」はまもなくリリースになります。

ケータイ刑事 THE MOVIE2 石川五右衛門一族の陰謀〜決闘!ゴルゴダの森 スタンダード・エディション

ケータイ刑事 THE MOVIE2 石川五右衛門一族の陰謀〜決闘!ゴルゴダの森 スタンダード・エディション

  • 出版社/メーカー: Tokyo Soft Inc.(SB)(D)
  • 発売日: 2007/08/24
  • メディア: DVD

↓嘘泣き娘

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット
  • 発売日: 2005/02/25
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/06/24
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット
  • 発売日: 2004/10/22
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 プレミアム・エディション

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 プレミアム・エディション

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/08/25
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 スタンダード・エディション

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 スタンダード・エディション

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/08/25
  • メディア: DVD

↓ゲスト関係

スケバン刑事3 少女忍法帖伝奇 VOL.2

スケバン刑事3 少女忍法帖伝奇 VOL.2

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2004/11/21
  • メディア: DVD

スケバン刑事 風間三姉妹の逆襲

スケバン刑事 風間三姉妹の逆襲

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2005/06/21
  • メディア: DVD

幻星神 ジャスティライザー DVD-BOX 1 (初回限定生産)

幻星神 ジャスティライザー DVD-BOX 1 (初回限定生産)

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • 発売日: 2005/08/26
  • メディア: DVD

幻星神ジャスティライザー DVD-BOX2

幻星神ジャスティライザー DVD-BOX2

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • 発売日: 2006/01/27
  • メディア: DVD

ライオン丸G Vol.1 (通常版)

ライオン丸G Vol.1 (通常版)

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2007/02/21
  • メディア: DVD

ライオン丸G vol.1 (特装版)

ライオン丸G vol.1 (特装版)

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2007/02/21
  • メディア: DVD

↓「アルカトラズ」ということで

アルカトラズの6人―脱獄に賭けた男たち (1979年)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 1979/10
  • メディア: -
アルカトラズからの脱出

アルカトラズからの脱出

  • 出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
  • 発売日: 2006/09/08
  • メディア: DVD

ルパン三世 アルカトラズコネクション

ルパン三世 アルカトラズコネクション

  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 2001/10/24
  • メディア: DVD

奪還 DAKKAN-アルカトラズ-

奪還 DAKKAN-アルカトラズ-

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2006/07/26
  • メディア: DVD

ザ・ロック 特別版

ザ・ロック 特別版

  • 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
  • 発売日: 2006/01/25
  • メディア: DVD

↓「銃/射撃」ということで

図解 ハンドウェポン (F‐Files)

図解 ハンドウェポン (F‐Files)

  • 作者: 大波 篤司
  • 出版社/メーカー: 新紀元社
  • 発売日: 2005/12
  • メディア: 単行本

図説・世界の銃パーフェクトバイブル

図説・世界の銃パーフェクトバイブル

  • 作者: 床井 雅美
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2004/12/01
  • メディア: 単行本

銃器使用マニュアル 愛蔵版

銃器使用マニュアル 愛蔵版

  • 作者: カヅキオオツカ
  • 出版社/メーカー: データハウス
  • 発売日: 2003/11
  • メディア: 単行本

トラップ射撃実戦訓―百発百中必中の呪文

トラップ射撃実戦訓―百発百中必中の呪文

  • 作者: 原 史憲
  • 出版社/メーカー: マネジメント社
  • 発売日: 2006/05
  • メディア: 単行本

スナイパー入門―シューティング超初級講座

スナイパー入門―シューティング超初級講座

  • 作者: かの よしのり
  • 出版社/メーカー: 光人社
  • 発売日: 2005/09
  • メディア: 単行本

小林宏明のGUN講座―ミステリーが語る銃の世界

小林宏明のGUN講座―ミステリーが語る銃の世界

  • 作者: 小林 宏明
  • 出版社/メーカー: エクスナレッジ
  • 発売日: 2002/05
  • メディア: 単行本

GUN具百選―銀玉鉄砲、水鉄砲、コルク銃、百連発、モデルガン、エアガン…憧れの鉄砲物語

GUN具百選―銀玉鉄砲、水鉄砲、コルク銃、百連発、モデルガン、エアガン…憧れの鉄砲物語

  • 作者: ケン野沢
  • 出版社/メーカー: 三天書房
  • 発売日: 1999/08
  • メディア: 単行本

↓波江のお札を見て思い出しました。

霊幻道士 キョンシー・マスター DVD-BOX

霊幻道士 キョンシー・マスター DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2005/12/22
  • メディア: DVD


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BEST HIT USA 2007[2007/7/10] [音楽(etc.)]

いつものように「TIME MACHINE」のコーナーの情報を中心に、ON AIR曲を記します。

最初は、今年になって活動を再開したGENESISの話を始め、彼らの歴史などを語る。で、3人になって...という話から、1986年のライブ『Invisible Touch』がON AIRされました。(これは大ヒットを記録した曲ですね。)そして続く話題のアーティストを紹介する「HOT MENU」のコーナーは、3年ぶり4枚目のアルバムを発表したSUM 41が取り上げられ、『Underclass Hero』がON AIRされました。

「COUNTDOWN USA」の20位から11位までの発表、CMに続いての「STAR OF THE WEEK」のコーナーは、COLD WAR KIDSが登場ということで、4人のインタヴュー。(バンド名の由来、曲作り、2nd.シングルについて語り、)ON AIR曲は2nd.シングルの『Hang Me Up To Dry』でした。

それに続いて「C/D USA」の10位から4位の発表、CMを挟んで、目玉の「TIME MACHINE」のコーナーです。今回の「TIME MACHINE」のコーナーは、7/10ということで、以下の5件が紹介されました。

1964年:BEATLESの映画「A HARD DAY'S NIGHT」が彼らの故郷リヴァプールで公開される。20万人が行列を作ったということが逸話として残っている、1965年:ROLLING STONESの『(I Can't Get No) Satisfaction』が初の全米No.1を獲得。この曲は4週連続1位となり、同年の年間シングル・チャートでも堂々の3位にランクインしている、1968年:ERIC CLAPTONCREAMを解散すると発表した(3人の不仲が解散のきっかけになった)、1985年:MADONNAのヌード写真('79~'80年にNYの写真学校でヌードモデルをしていた時の物)を掲載した「PLAYBOY」がアメリカで発売される、1987年:プロデューサーのジョン・ハモンドがマンハッタンの自宅で死去。享年76。(彼はBOB DYLANやBRUCE SPRINGSTEENを見い出したことで有名になりました。)

また、7/10が誕生日のアーティストとして紹介されたのは以下の3人でした。ARLO GUTHRIE(1947年生まれ)、PET SHOP BOYSのNEIL TENNANT(1954年生まれ)、JESSICA SIMPSON(1980年生まれ)。

このコーナーからのON AIR曲は、1985年のMADONNAの『Crazy For You』、そして1978年のライブでTHE STRANGLERSの『London Lady』がON AIRされました。

「C/D USA」のTOP 3の発表が終わり、ラストのリクエスト曲は、1988年のEDDIE MONEYの『Walk On Water』でした。彼は元警察官という異色の経歴を持つロッカーです。なかなか骨のあるロック・サウンドを聴かせてくれるアーティストで、ライブを数多く行うということで有名になりました。

次回は、EPGの番組情報によると、過去の名曲を探求するタイムマシーン・スペシャル!ということです。で、ゲストにはTHE DOORSのRAY MANZAREKとNIGHT RANGERの名前がありました。

 

インヴィジブル・タッチ

インヴィジブル・タッチ

  • アーティスト: ジェネシス
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 1999/07/28
  • メディア: CD
Turn It on Again: The Hits

Turn It on Again: The Hits

  • アーティスト: Genesis
  • 出版社/メーカー: EMI
  • 発売日: 2007/06/26
  • メディア: CD

Underclass Hero

Underclass Hero

  • アーティスト: Sum 41
  • 出版社/メーカー: London
  • 発売日: 2007/07/24
  • メディア: CD

アンダークラス・ヒーロー リミテッド・エディション(DVD付)

アンダークラス・ヒーロー リミテッド・エディション(DVD付)

  • アーティスト: SUM 41
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルインターナショナル
  • 発売日: 2007/07/18
  • メディア: CD
Hang Me Up to Dry

Hang Me Up to Dry

  • アーティスト: Cold War Kids
  • 出版社/メーカー: V2
  • 発売日: 2007/07/09
  • メディア: CD

Robbers & Cowards

Robbers & Cowards

  • アーティスト: Cold War Kids
  • 出版社/メーカー: V2
  • 発売日: 2007/02/05
  • メディア: CD
The Immaculate Collection

The Immaculate Collection

  • アーティスト: Madonna
  • 出版社/メーカー: Wea International
  • 発売日: 1990/12/08
  • メディア: CD
ライヴ・イン・サンフランシスコ 1978

ライヴ・イン・サンフランシスコ 1978

  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2007/08/02
  • メディア: DVD
The Best of Eddie Money

The Best of Eddie Money

  • アーティスト: Eddie Money
  • 出版社/メーカー: Columbia/Legacy
  • 発売日: 2001/07/24
  • メディア: CD


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BOB SEGER & THE SILVER BULLET BAND『LIKE A ROCK』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1986年に発表されたものであり、B. SEGERのソロ名義のアルバムも含めて15枚目のアルバムと言うことになる。(一応、オセアニアのみでリリースされたベスト盤は含んでいない。)本アルバムは'80's初頭に大ヒットを続けて記録して、人気バンドとなった彼らであったが、そこから4年ぶりに発表したアルバムである。それにしても前作「THE DISTANCE」からお久しぶりとなったものです。アメリカの大地の香りがするエネルギッシュでパワフルにサウンドは健在であったが、少し年を食ったという印象も出てきました。で、4年ぶりということもあってか、本アルバムはヒットを記録して、Billboardのアルバム・チャートで最高位3位を獲得すると共に、1986年の年間アルバム・チャートでは22位にランクインしている。

収録曲は以下の全10曲である。『American Storm』『Like A Rock』『Miami』『Ring』『Tightrope』『Aftermath』『Sometimes』『It's You』『Somewhere Tonight』『Fortunate Son』。

この中からは4曲がシングル・カットされてヒットを記録しているが、いずれもBillboardの年間シングル・チャートのTOP 100にはランクインしていない。シングル・カットされたのは『American Storm』(Billboardのシングル・チャートでの最高位は13位)、『Like A Rock』(同12位)、『Miami』(同70位)、『It's You』(同52位)である。

この中からの筆者のお薦め曲は、前半に集中するが、『American Storm』『Like A Rock』『Miami』『Ring』の4曲をピックアップしておく。特にアルバム・タイトル・ナンバーである『Like A Rock』は彼らの真骨頂が発揮された一曲である。

しかし、4年のブランクとなると、やっぱりキツイといった所もあって、途中で少しへばってしまった様な印象を(CDだと)受けてしまうのが残念な所である。(LPだと、上手いこと切れるため、そのようには感じないのだけど...)が、円熟したプレイは安心して聴くことが出来るのもまた事実である。(この辺りはちょっと複雑になってしまいますが...)まあ、アメリカン・ロックがお好きな方はチェックはしておくべきアルバムです。

 

Like a Rock

Like a Rock

  • アーティスト: Bob Seger & The Silver Bullet Band
  • 出版社/メーカー: Emi
  • 発売日: 1991/10/01
  • メディア: CD


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