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「ZAZIE DANS LE METRO」 [映画(洋画)]

表題の作品は1960年のフランス映画の「地下鉄のザジ」である。「死刑台のエレベータ」で鮮烈デヴューをしたルイ・マル監督の第3作であり、賛否両論が極端にある作品である。が、カルト作品としてだけは誰もが認めているところである。少女ザジの36時間の出来事を描いた作品であるが、それをスラップスティック・コメディとして描いている。(コメディということが、賛否を大きく分けているが、とにかく日本では「コメディ」に対する評価が酷すぎます。)

作品データを記しておくと、92分の作品で、原作はレイモン・クノー、監督はルイ・マル、脚本はルイ・マルとジャン・ポール・ラプノーの2人、撮影はアンリ・レイシ、音楽はフィオレンツォ・カルピである。そして出演はカトリーヌ・ドモンジョ、フィリップ・ノワレ、カルラ・マルリエ、ユベール・デシャン、ヴィットリオ・カプリオーリ、たちである。

物語は、田舎からパリに、母親につれられて、生まれて初めてやって来た10歳の少女・ザジ。その日彼女は芸人の叔父に預けられる。ザジの楽しみは地下鉄に乗る事だったが、地下鉄はストで動いていなかった。で、その日は叔父さんと一緒にパリ見物をする。翌日ザジは一人で街に出掛け、色々な出来事に巻き込まれる...

36時間という時間の都会での体験を綴った本作は、その子供の目を通して描かれたパリの街の姿は、大人の目線ではないということで、ちょっと新鮮さを与えてくれる。が、本作製作から50年近くが経過していると言うことで、やはり'60'sの作品らしいと感じてしまう所も多々ある。パリの街もそれだけ変わってきたということだが、それでも作品コンセプトは時代を超えて色褪せることはない。コメディに対してもう少し理解されれば、賛否両論の「否」の方は減るだろうが、もっとコメディに対する評価を見直して貰いたい、とつくづく感じる作品である。

 

地下鉄のザジ

地下鉄のザジ

  • 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
  • 発売日: 2006/06/24
  • メディア: DVD


ケータイ刑事銭形雷38話(2nd.12話)[改訂版] [ケータイ刑事]

今回の物語は2nd.シリーズ第12話、通算では38話となる「BS-i初!まさかオペラ!? ~犯人はあなただ!殺人事件(前編)」である。この物語は「ケータイ刑事」史上4度目となる前後編の物語であり、その前編である。(「銭形雷」では2度目の前後編となる。)また、「ミュージカル」は「銭形泪」の時にあった(「・2nd.14&15話」→「ケータイ刑事」シリーズの中でも一、二の座を争う大傑作)が、今度は「BS初」の「オペラ」というのだから、やはりやってくれます。で、今回の物語のゲストの内、5人(真織、汐風、海宝、水月、和田)の女性はいずれもが元宝塚歌劇団にいた人たちなので、オペラ(「歌劇」と言った方がよろしいでしょうか...?)はお手の物と言えばお手の物で、なかなか考えたキャスティングでもある。(最近は宝塚を退団して女優さんになるという人が本当に多くなりました。)また、宝塚であれば、男性キャラを女性が演じていても、特に違和感はないですし、やっぱり上手いですね。(雷ちゃんの男装姿も見たいところでしたけど...)

ただ、今回の前後編の物語は、過去3度の前後編と違って、物語の進行が遅く、間延びした感じがありました。(台詞が歌になっているから仕方のない所でもありますが...)今回は、ネタフリ(「・7話」と「・1st.5話」でのネタの延長戦と言った感じ)をしていて、そしてようやく事件が発生、で次回の後編へという感じでした。(後編と続けて一気に見るのがよろしいかと...)

また、オペラということで舞台劇になっているが、「・1st.4話」のジローさん、「・1st.9話」の公開収録の雰囲気があったものの、観客が全くいない状況での収録だったのが、今ひとつ緊張感が欠けていたと感じさせる所でもあった。(拍手の音は入れていましたけど...)

この記事のタイトルに「[改訂版]」と付いているのは、BS-iの本放送時に記したものをベースにして加筆を行ったためです。(BS-iの放送時に記したものはその物語が最新作であった時に記したものですが、今回は「銭形雷」全40話まで見た後なので、全体を見通した観点からも追記しています。)BS-iの本放送時に記したものと合わせてご覧頂ければ幸いです。(BS-iでの放送時に記したものは、ここをクリックして下さい。)それではいつものように、いつも以上の長文&今更ながらのネタバレありで、本編に行きます。(尚、台詞で「♪」で始まる表記は、オペラ仕立ての歌ということを意味している。)

パリ・オペラ座の写真をバックにタキシード姿の小林アナが登場して、「今回の「ケータイ刑事銭形雷」は、BS-i初の ♪オペラ仕立てでお送りい~たし~ま~す~」と、「・1st.4話/2nd.14話」と同様の始まり方です。(違いはテロップが出ないで小林アナが直接出てきているという所である。)で、舞台の開演ベルが鳴り響き(ここも「・1st.4話」のスタートと同じ)、「カルメン」の音楽が流れ始め、高村さんが歌いながら登場し、続いて雷ちゃんも歌いながら登場する。で、幕が上がる。

舞台中央には「大きな企画 小さな予算 BS-i」という標語が書かれた看板があり、場所はBS-iの編成室ということが分かる。舞台上には中世ヨーロッパの王侯貴族の姿をした人物4人が動かないでいる。で、高村さんが「♪おお、まるで彫刻のような人たち」、雷ちゃんが「♪一体ここは何処でしょう?」するとタキシード姿の柴田さんが舞台中央に現れて「♪ご説明いたしましょう」と歌い、説明してくれる。「これは毎週土曜夜11時より、BS-iにて絶賛放送中の連続刑事ドラマ、♪「ケータイ刑事 銭形雷」の捜査会議です~」すると雷ちゃんが「♪あーあ、それなら見たことある。超人気のドラマですよね」(EPGの番組説明(BS-i放送時)では、スタート当初は「超人気」と謳っていたが、それが「大人気」「人気」と次第にスケールダウンしていったのですけど...、ちなみに現在で「超人気」の称号が許されているのは「銭形泪」だけである。)高村さんが「♪でも、捜査会議って一体何なんだい?」と問う。すると束志が「♪捜査会議というのは「ケータイ刑事」のプロデューサと脚本家たちが集まって、ストーリーの打ち合わせをする会議のことです」(実際、このように呼ばれている。)で「♪なるほ~ど、こうやって僕らの事件は作られてるんだね」と高村さん。「♪面白そうじゃないですか~。少し様子を見てみましょ~う」と雷ちゃんが歌うと「♪見てみよ~う」と高村さん。で、今まで彫刻のように動かなかった4人も雷ちゃんたちの列に加わり、「♪BS-i初!まさかオペラ!? ~犯人はあなただ!殺人事件・前編」と、今回のサブタイトルを唱和し、いよいよ物語のスタートへ。

雷ちゃんと高村さんが舞台左端から捜査会議の様子を立って見ていて、丹羽プロデューサと3人の脚本家たちの捜査会議が始まる。尚、置かれているホワイトボードには「ケータイ刑事銭形雷構成表」という文字があり、「草野球大会殺人事件」と書かれている。(→このタイトルは「・7話」で次元を越える前の舞ちゃんたちが取り組んでいた事件であり、その後現在まで書かれていません。(まずは「・7話」のネタです。)また、雷-投手、背番号110、高村-4番バッター、柴田-キャッチャー、という文字も確認できる。「・2nd.18話」では泪ちゃんが背番号100をつけた監督、高村さんが4番バッター、柴田(太郎)が主審だったというネタを一部で引っ張っている。(泪ちゃんが「100」、雷ちゃんは「110」、高村さんは「44」という背番号も被らず、ちゃんと区別されています。)

まずは脚本家の三宅隆太が「多聞さん、それは僕が書きたいことと違います。僕はホラーとミステリーをドラスティックに融合させた大スペクタクルが書きたいんです~」と反旗を揚げる。が、丹羽Pは「バカ野郎!」と怒鳴り、机の上の原稿を三宅に投げつけて、「大体、誰が自分の書きたいことを書いても良いと言ったよ。お前たちは俺様のマシンなんだ、♪俺様の言うとおりに書けば良いんだ」とプロデューサの権力ぶりを発揮する。三宅は「♪でも、多聞さんの案だと視聴者は納得しません。視聴者はもっと高尚なものを求めているんです」と反発するが「視聴者なんて、どうせタダでテレビ見ているバカばっかりだから気づきゃしないよ」と言い「ケータイ刑事なんて、適当で良いんだ」と吐き捨てる。すると、脚本家の渡邉睦月が立ち上がり「♪本当にそんなことを思っているんですか~?」、更に脚本家のいずみ吉絋も「♪ケータイ刑事は僕たちのライフワークなんです」と誇りを持っている発言をする。(実際、馴染みのライターさんはこう言っています。)で、3人は「許せない!」と団結して反発する。が、丹羽Pは「♪何やってるんだ、お前ら~」と立ち上がり「俺の言う通りに書かないと抹殺するぞ。大体誰がお前らを育てたと思っているんだ」と、強権ぶり口にする。で、一旦は諦めて席に戻る3人。

それを見ていた高村さんが「♪何だか穏やかじゃないね~」、雷ちゃんも「♪こんな喧嘩してたら番組が無くなって、私たち、消えちゃうじゃないですか~」で、慌てた高村さんは「♪それは大変、早く仲直りをさせなきゃ~」と言うことで、二人は舞台中央に移動する。曲がダンス系のテンポの良いものに変わり「♪サタデーナイト」と雷ちゃんは映画「サタデー・ナイト・フィーバー」のノリでポーズを決め、高村さんが「サタデーナイトは「ケータイ刑事 銭形雷」」と番組宣伝をしっかりとやる。(この時で残りの放送は2回、地上波だと放送曜日も違うのですけど...)すると丹羽Pが雷ちゃんたちに「♪何だ君たちは、何の用だ?名を名乗れ~!」と立ちはだかる。で、高村さん、雷ちゃんの順番で、警察手帳を見せながら「私は高村一平」「同じく、銭形雷です」と名乗る。が、「メンズ・エステティックサロン葛飾店ゴールドメンバー?」「こっちは青葉台学園?」ということで、出ました!お約束の身分証の間違えをやる二人。で、慌てて「間違えた」「あっ、いけない」と言って正しいものを見せる。すると「♪本物の警察だ」と丹羽Pは言うと「とんだ邪魔が入ったぜ」と言うと「おい、いずみ、お前のせいだ」といずみに八つ当たり。で、「♪どうして僕のせいなんですか?」といずみ。これに「♪理由は自分で考えろ」からパンチを入れる丹羽P。吹っ飛んだいずみは床を張って逃げるが、丹羽Pは蹴りを入れて追いかける。で「♪ご勘弁を、多聞様」といずみ。丹羽Pは「♪あ~あ、快感、止められないとはこのことだ」とまさに暴君になっていて、いずみにもう一発パンチを入れようとする。これに高村さんが「♪およしなさい、多聞さん。それ以上続けると傷害罪で逮捕する~」と止めに入る。が、丹羽Pは「♪これは警察官とは思えない言葉。脚本家なんて人間じゃない。ここにいる虫けらたちは全員俺様のマシンなんだ。例え殺しても器物損壊」と捨て台詞を吐く。これに「♪なんて酷い」と雷ちゃん。が、「♪俺様は「ケータイ刑事」を支配するキング・オブ・キング。俺様に誰も逆らえない、逆らっちゃいけない」と言いたい放題言い、笑いながら会議室から出て行ってしまう。

バックに「♪アンドリウ、アンドリウ~」という「アンドリウのテーマ」(?)が流れてくる中。睦月が「♪怖~い怖~い権力者」、三宅が「♪ヒトラーを超えた」、いずみが「♪タリリンも適わぬ」、(3人で)「♪権力者」と言うことから「その名も憎むべき丹羽多聞アンドリウ」ということで意見が一致した。そうしていると、チーフライターの林誠人の「♪今日も遅刻だ、おいらは林」と歌う声が聞こえてくる。すると3人は「♪おお、あの声は、我らがチーフライター、林さんだ~」と言い、全く悪びれていない林が現れる。で、脚本が散らばっていることから「♪多聞ちゃん、今日もやったのか~」と事態を把握する。三宅が「♪今日はいずみさんが殴られました」と報告し、睦月が「♪林さ~ん、このまま多聞さんの言いなりになっていたら「ケータイ刑事」はきっとダメになるわ~」。すると林が「♪おいらが何とかしよう」と言うと、手にしていたDVDのケースを三宅と睦月に渡す。「♪何ですか、これ?」と三宅が問うと、「♪呪いの~映像だよ」と説明する。この映像を見ながら死んで欲しい人の名前を念じるとその人が死ぬというものだった。(「・20話」の聴くと必ず死ぬレコード(呪いの賛美歌)を思い出しました。非接触でもレーザー光によりDVD DISC表面温度上昇するから、同じ原理は可能なはず...)で、3人は「まさか、多聞さんを殺せと?」気づく。すると「Yes, I am, Yes, It is」と林。が、「♪だけど、本当に念じるだけで殺したい人を殺せるんですか?」といずみが問う。「♪分からない」と答える林。これに「だったらダメじゃん」「ダメダメじゃん」とズッコケる睦月と三宅。が、林は「♪そう来ると思って、さっき見てみたんだ~」と言う。これに「♪誰かを殺そうと念じたのですか?」と高村さん、「一体、誰を?」と雷ちゃんが介入して問う。二人の方に歩み寄ってきた林は、「おいら自身だよ~」と語り、人を殺して殺人犯になるのは嫌だから、自分自身が実験台に成ってやる、ということだった。で、「何という立派な人なんだろう」「流石は林さん」「我らがチーフライター」と持ち上げる3人だった。

持ち上げられたことにご満悦の林。が、その林が突然苦しみだした。で、うめき声を上げるとその場に膝をつき、動かなくなってしまった。「林さん!」と慌てる3人に「♪触らないで、そのまま保存します」と現状保存を告げる高村さん。(こういう対応の素早さは高村さん、変わっていません。)→脚本家・林誠人は「・7話」で殺されている(その時の犯人は渡邉睦月だった)ので、これで殺されたのは2回目になります。

ギターを持った束志が現れると「♪死体は語る、死体は語る。撲殺、薬殺、悩殺、暗殺。死に方色々あるけれど、死体は語る、死体は語る、…」と乗ってくる。(→「悩殺」で人を殺せるのでしょうかねぇ?)途中からテンポが良い曲になり、「♪鑑識柴田にお任せよ。あなたの恨みは晴らします、鑑識柴田にお任せあれ」と締めくくり、自分をしっかりとアピールしていた。(「恨みは晴らします」って「必殺仕事人」?)で、林の首筋に指を当てて「死んでます」と林が死んでいることを確認した。

すかさず「♪オー・マイ・ガット」「♪そんな、信じられないわ」と高村さんと雷ちゃん。脚本家の3人は「♪DVDは本物なんだ」と認識して、「♪林さんは自分の命を犠牲にして、多聞さんをやっつけろと言ってるのよ」と林の意図をくみ取り、「♪打倒!丹羽多聞アンドリウ」を誓い、DVDをしっかりと手にして会議室から出て行った。

高村さんは「♪ちょっと待ってください、みなさ~ん」と止め、雷ちゃんは「♪本物なの、このDVD?」と疑問を口にした。(で、Aパート終了。経過時間は16分に少し足りない所でした。よってBパートは9分半強になります。→今回は「よどむ、悪の天気」がAパートにありませんでしたが、こういう物語だったら「・13話」と「・1st.9話」「・1st.12話」の様に、途中にCMが入らない形にしてもよかったと思います。)

第二幕の幕が上がり、会議室にいる雷ちゃんと高村さんは、林の死について捜査会議をしている。雷ちゃんは「♪高村さん、林さんは本当に呪いのDVDで亡くなったんでしょうか?」と問う。これに高村さんは「♪僕は信じない。呪いで人が死ぬなんてあり得ない」と答える。(これまでも高村さんは「呪い」は否定していましたからね。)雷ちゃんは「♪でも、DVDの力が本物だったら?」と「呪い」を否定しなかった。(「否定する」と口に出さないだけだったと思いますが...)

睦月の部屋。「♪殺してやる!」と言って呪いのDVDを手にして、それを再生しようとしてプレーヤーに入れる睦月。が、ディスクトレイが閉まると直ぐにイジェクト・ボタンを押す睦月。「♪出来ないわ...」と言っているが、トレイが開いてDVDを手にすると、再び「♪殺してやる!」で再び再生ボタンを押す。トレイが閉まるとまたも「♪出来ないわ...」とイジェクト・ボタンを押すという同じことの繰り返しをしている睦月。(睦月は「・1st.5話」で丹羽Pが殺された現場にいたのですけど... と言っておきます。)

いずみの部屋。彼も呪いのDVDを再生しようとしていた。が、テレビに映像が出てこない。で、テレビを叩いて「♪どうして映らないんだ?」と言ってプレーヤーのイジェクト・ボタンを押す。暫くしてトレイが開いてDVDを確かめると、ディスクが裏を向いて入っていた。で「♪DVDが裏だ。おお、神よ。アンドリウを殺すなとおっしゃるか~」と理解した。

三宅の部屋。彼も呪いのDVDを再生しようとしている。が、「♪殺せない」とディスクをプレーヤーのトレイに置くことができないでいた。で、そうしていると力が入りすぎてDVDが真っ二つに割れてしまう。で、割れたディスクを手に「♪しまった、これで殺せなくなってしまった。なんてバカなことをしてしまったんだ」と悔やんでいた。

雷ちゃんと高村さんのいる会議室。高村さんが雷ちゃんに「♪銭形くん、今、死んで欲しいと思う人はいるかい?」と尋ねる。これに「♪まさか、いませんよ。誰も」と雷ちゃん。すると「♪だったら安心だ」と高村さん。「♪どういうことですか?」と雷ちゃんが真意を問うと、高村さんも死んで欲しいと思う人はいないので、これでDVDの映像を見ても安心だという理屈でした。(ってことは、DVDの呪いを信じていると言うことになりますけど...)で「♪見てみよう」と雷ちゃんに告げる高村さん。が雷ちゃんは「♪知りませんよ、私」でも、高村さんは「♪Don't Worry.見たらDVDの謎が解けるかも。だって僕はバーボン刑事」と言ってDVDをプレーヤに入れました。すると「♪あ~あ、嫌な予感。高村さん、あれをやろうとしてませんか?」と高村さんの行動を見透かしていた。これに高村さんは「♪せっかくのオペラ、歌わなきゃ」と言い「レッツゴー!」からお馴染みの「バーボン刑事のテーマ」が流れ始め、カラーボールの光る中、これを歌う高村さん。(「嫌な予感」と言っていた雷ちゃんも高村さんと一緒になって踊っていました。)

「二日酔いするぜ!」と格好良く決めた高村さんの歌が終わると、雷ちゃんの携帯に「♪ライラライラライ」と主題歌「明日吹く風」の着メロで着信が入った。で、携帯を広げる雷ちゃんは「♪柴田さんからで~す」と言うと会議室から出て行く雷ちゃん。一人になった高村さんは「♪僕一人で見るの?銭形くん、ねえ、一緒に見よう」と不安げな表情を見せて、雷ちゃんの後を追っていきました。で、誰もいなくなった会議室のテレビが、スノーノイズを映していたのに、突如呪いのDVDの映像が映り、再生が始めた。(さっき、高村さんがプレーヤに入れたので、自動再生が始まったのでしょうね。ただ、映像が出るまでの時間が少し長すぎるし、スノーノイズからいきなりというのはちょっと変ですが...)

呪いのDVDの映像は、3人の中東風の踊り子が怪しげに踊っているものだった。(「ケータイ刑事THE MOVIE」風に言うと、ベリーダンスを踊るダンサーと言っていいでしょう。でも、曲はベリーダンスではなく、如何にも中東のテイストのものですが...)が、歌詞がまたまたへんてこりんなものであった。「♪さあ、私たちのおへそをご覧なさい。私たちのおへそを追いながら、殺したい人の名前を思い浮かべなさい」→「おへそ」ということは、雷ちゃんの口上にも「おへそ」という言葉が入っているが、やっぱり狙っているのでしょうね。→そんなことで人を本当に呪い殺せるのでしょうか?(いや、「呪い」とか「伝説」の類は、意外とバカバカしく思えるものだったりするものですし...)

再生が終わると、自動停止して画面が消えたTV。で、高村さんと雷ちゃんが戻ってくる。高村さんは柴田の電話の内容を尋ねる。で、雷ちゃんが「♪林さんの死因は、急性心臓麻痺だったそうですよ。体内からは毒物反応も出なかったようですよ」と語ってくれる。すると高村さんは「♪ということは、やっぱり呪いの仕業?」雷ちゃんも「♪今のところ、考えられるのはそれ以外にあり得ません」と、そっちの方向に話を持って行く。高村さんはDVDの再生が終わっていることに気づき「♪銭形くん、もう一回見る?」雷ちゃんも「♪見てみましょう~」で、再生ボタンを押す高村さん。

そこに「♪警視庁から入電中」と、こちらもオペラ仕立ての歌になっていて、事件を知らせる入電が届く。で、雷ちゃんが携帯を開くと、これもまたいつもと違い、タキシード姿の小林アナ(警視庁アナウンス部所属)がTV画面に出て、港区赤坂のBS-iで、プロデューサの丹羽多聞アンドリウが死亡した模様。詳細は不明。「♪直ちに現場に急行せよ~、直ちに現場に急行せよ~」と振り付け有りでした。(それにしても、BS-iという放送局では本当に殺人事件が多発するものです。一番最初に発生したのは「・13話」から始まって、「」「」「」でも殺人事件が発生しました。また、丹羽Pは「・1st.5話」で宝積有香さんに殺されているので、殺されたのは2回目になります。)

入電を見て顔色が変わった雷ちゃんと高村さん。「明日吹く風」のメロディが流れてきて、雷ちゃんと高村さんが替え歌として歌い出す。「♪多聞さんが亡くなった。」「♪嘘、嘘、嘘、嘘まさか。」「♪多聞さんを殺したのは誰なのか?」「♪またまたDVDに隠された呪いの謎とは?」「♪もりもり盛り上がって次回へ続く」と、今回はここまでで、次回へということを実に分かりやすく説明してくれる。で「♪ライラライラライ~」とハモる中、柴田といずみ、睦月と三宅も舞台に出てきて6人が横一列に並ぶ。(この時、舞台の幕の方はゆっくりと降りてきている。)で、雷ちゃんが「明日吹く風」の2番の歌詞を歌い出す。(途中で舞台の左右端にそれぞれお辞儀をして、中央に戻ってくる6人。)歌が終わると「BS-i初!まさかオペラ!? ~犯人はあなただ!殺人事件(前編)」のテロップが出て、「続」の文字が出る。舞台中央に立った雷ちゃんが、人差し指を唇に当てて、それを前に突き出して、力強く「よどむ、悪の天気」(で、次回へ)

今回の物語は本当に事件が発生したまでということで、普通の物語だとAパートの途中で全て描かれている範囲である。入電が入って終わりというのは、本当に「事件発生編」である。(→「銭形海・舞台」を放送する「・8~11話」の最初となる「8話」が「事件編」となっているが、多分、その物語は今回の様な範囲までしか進まないでしょうね。但し、その前の歌や踊りをたっぷりと見せてくれるでしょうが...)

次回は今回の続きで、2nd.第13話(通算39話)「BS-i初!まさかオペラ!? ~犯人はあなただ!殺人事件(後編)」です。OPに主題歌が無く、「・13話」「・1st.9話」に倣った形のフォーマットになる。(が、途中にCMが入る形です。)雷ちゃんの口上もいつもと違う形で出てくるし、犯人がこれまた凄いことになります。(でも、DVDや再放送で何度も見たら、これまた凄いことになっちゃいますね~)→地上波放送だと、流石にこれは出来ないでしょうね... 尚、MBSの放送はいつもより30分繰り下がって、26:45からなので、ご注意を。

鑑識メモ。楽屋で柴田がギターを弾きながら歌っている。「♪死体は語る、死体は語る」。で、歌い終わると「良いなぁ、良い曲だなぁこれ」とすっかりお気に入りの様子。で「これ一体誰が作ったんだ?」と思って台本を見ると「「死体は語る 鑑識柴田の歌」、作詞:丹羽多聞アンドリウ、作曲:大堀こういち」と口にする。で柴田は「誰だそれ?誰だそれ?」と何度も言っていたが、左手はしっかりと「自分だぞ!」とアピールしていました。

 

 

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2007/05/25
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/12/22
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2007/01/26
  • メディア: DVD

↓まもなく発売です。

ケータイ刑事 THE MOVIE2 石川五右衛門一族の陰謀〜決闘!ゴルゴダの森 スタンダード・エディション

ケータイ刑事 THE MOVIE2 石川五右衛門一族の陰謀〜決闘!ゴルゴダの森 スタンダード・エディション

  • 出版社/メーカー: Tokyo Soft Inc.(SB)(D)
  • 発売日: 2007/08/24
  • メディア: DVD

↓本家の四姉妹

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2003/05/22
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX I

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX I

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2004/10/22
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX II

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX II

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/02/25
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/06/24
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2004/04/23
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX I

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX I

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/12/23
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX II

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX II

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/01/27
  • メディア: DVD

↓「バーボン刑事のテーマ」はこれに収録されています。

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状+TVシリーズ オリジナル・サウンドトラック

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状+TVシリーズ オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト: サントラ, ナミ&チヨ
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
  • 発売日: 2006/02/01
  • メディア: CD

↓「オペラ」ということで

一冊でわかるオペラガイド126選―聴いて、観て、楽しむ魅惑の舞台

一冊でわかるオペラガイド126選―聴いて、観て、楽しむ魅惑の舞台

  • 作者: 山田 治生
  • 出版社/メーカー: 成美堂出版
  • 発売日: 2000/05/01
  • メディア: 楽譜

詳解 オペラ名作127 普及版―付・世界の主要歌劇場ガイド声質別キャラクター事典

詳解 オペラ名作127 普及版―付・世界の主要歌劇場ガイド声質別キャラクター事典

  • 作者: 野崎 正俊
  • 出版社/メーカー: ショパン
  • 発売日: 2006/03
  • メディア: 単行本

一冊でわかるシェイクスピア作品ガイド37

一冊でわかるシェイクスピア作品ガイド37

  • 作者: 出口 典雄
  • 出版社/メーカー: 成美堂出版
  • 発売日: 2006/03/01
  • メディア: 単行本

パーフェクト・オペラ・ガイド オペラ通になりたいあなたのために

パーフェクト・オペラ・ガイド オペラ通になりたいあなたのために

  • 作者: 前島 秀国, 林田 直樹, 吉村 溪
  • 出版社/メーカー: 音楽之友社
  • 発売日: 2003/12/19
  • メディア: 楽譜

オペラ鑑賞ガイド―読んで観てわかる

オペラ鑑賞ガイド―読んで観てわかる

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1997/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

エトワール―パリ・オペラ座の舞台裏

エトワール―パリ・オペラ座の舞台裏

  • 作者: ヴァンサン テシエ
  • 出版社/メーカー: プチグラパブリッシング
  • 発売日: 2002/05
  • メディア: 単行本
十九世紀フランス・バレエの台本―パリ・オペラ座

十九世紀フランス・バレエの台本―パリ・オペラ座

  • 作者: 平林 正司
  • 出版社/メーカー: 慶應義塾大学出版会
  • 発売日: 2000/12
  • メディア: 単行本

歌舞伎・オペラ入門―チケットの買い方から主要作品ガイドまで

  • 作者: フレーベル館編集部
  • 出版社/メーカー: フレーベル館
  • 発売日: 1995/06
  • メディア: 楽譜

↓「宝塚」ということで

宝塚観劇ガイド

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 鹿砦社
  • 発売日: 2007/06
  • メディア: 単行本

宝塚Stage Album 2006年 (2006)

宝塚Stage Album 2006年 (2006)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ
  • 発売日: 2007/03
  • メディア: ムック

ベルサイユのばら特集本II

ベルサイユのばら特集本II

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ
  • 発売日: 2006/05/19
  • メディア: ムック

宝塚(ヅカ)読本

宝塚(ヅカ)読本

  • 作者: 中本 千晶
  • 出版社/メーカー: バジリコ
  • 発売日: 2006/04/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

宝塚というユートピア (岩波新書)

宝塚というユートピア (岩波新書)

  • 作者: 川崎 賢子
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2005/03
  • メディア: 新書

TAKARAZUKA REVUE 2006 [DVD付]

TAKARAZUKA REVUE 2006 [DVD付]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ
  • 発売日: 2006/06/26
  • メディア: ムック

宝塚おとめ 2007年度版 (2007)

宝塚おとめ 2007年度版 (2007)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ
  • 発売日: 2007/04
  • メディア: ムック
宝塚GRAPH (グラフ) 2007年 08月号 [雑誌]

宝塚GRAPH (グラフ) 2007年 08月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ
  • 発売日: 2007/07/20
  • メディア: 雑誌

↓「呪い」ということでいくつか

図説 憑物呪法全書

図説 憑物呪法全書

  • 作者: 豊嶋 泰国
  • 出版社/メーカー: 原書房
  • 発売日: 2002/06
  • メディア: 単行本

道教的密教的辟邪呪物の調査・研究

道教的密教的辟邪呪物の調査・研究

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ビイングネットプレス
  • 発売日: 2005/03
  • メディア: 単行本

本当にあった呪いの話 (ハルキ・ホラー文庫)

本当にあった呪いの話 (ハルキ・ホラー文庫)

  • 作者: 三木 孝祐
  • 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
  • 発売日: 2006/07
  • メディア: 文庫

ほんとにあった!呪いのビデオ パーフェクト DVD-BOX3

  • 出版社/メーカー: ブロードウェイ
  • 発売日: 2007/08/03
  • メディア: DVD
悪霊除霊~織田無道 本当にあった呪いの話~第一巻

悪霊除霊~織田無道 本当にあった呪いの話~第一巻

  • 出版社/メーカー: イーネットフロンティア
  • 発売日: 2006/08/16
  • メディア: DVD

学校の怪談 呪いスペシャル

学校の怪談 呪いスペシャル

  • 出版社/メーカー: 大映
  • 発売日: 2002/08/25
  • メディア: DVD

↓雷ちゃん、これを意識しています。

サタデー・ナイト・フィーバー

サタデー・ナイト・フィーバー

  • 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
  • 発売日: 2005/03/01
  • メディア: DVD

↓「呪いのDVD」の映像の参考まで

世界のダンス―民族の踊り、その歴史と文化

世界のダンス―民族の踊り、その歴史と文化

  • 作者: ジェラルド ジョナス
  • 出版社/メーカー: 大修館書店
  • 発売日: 2000/04
  • メディア: 大型本

世界の踊り (1977年)

世界の踊り (1977年)

  • 作者: 白浜 研一郎
  • 出版社/メーカー: カイガイ出版部
  • 発売日: 1977/06
  • メディア: -

はじめてのベリーダンス―おんなを磨く、女を上げる! 誰をも魅了するエキゾチックな世界にようこそ

はじめてのベリーダンス―おんなを磨く、女を上げる! 誰をも魅了するエキゾチックな世界にようこそ

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: イカロス出版
  • 発売日: 2007/03
  • メディア: 大型本


BEST HIT USA 2007[2007/7/24] [音楽(etc.)]

前回は「TIME MACHINE SPECIAL」と言うことだったので、いつもと違う形であったが、今回はいつものフォーマットに戻りました、いつものように「TIME MACHINE」の情報を中心にON AIR曲を記しておきます。今回はインスト・ナンバーが結構多くON AIRされました。

最初は、30年続けるとは凄いことで、今年デヴュー30周年となるグループの話題でスタート。そのグループはAIR SUPPLYで、2005年のカナダでのライブがハグ大会になったという話があり、彼らのそのライブで『The One That You Love』でオープニング・ナンバーでした。(秋に来日するとのこと。)

続く話題のアーティストを紹介する「HOT MENU」のコーナーは、30年近いキャリアのあるグループで、ニュー・アルバムは全てインスト・ナンバーというものを発表したBEASTIE BOYSの『Off The Grid』が紹介されました。(勿論、インスト・ナンバーです。)

「COUNTDOWN USA」の20位から11位までの発表、CMに続いての「STAR OF THE WEEK」のコーナーは、8年ぶりに復活したKULA SHAKERにスポットを当て、まずはインタヴューから。再結成について、音楽的変化、シングル『Second Sight』についてを語り、そのシングル『Second Sight』がON AIRされました。曲の後のインタヴューでは、そのPVについて語っていました。

それに続いて「C/D USA」の10位から4位の発表があり、この中からチャート急上昇中のSEAN KINGSTONの『Beautiful Girls』が、この夏の世界的注目曲として紹介されてON AIRされました。

CMを挟んで、目玉の「TIME MACHINE」のコーナーです。今回の「TIME MACHINE」のコーナーは、7/24ということで、以下の6件が紹介されました。

1960年:THE VENTURESの2nd.シングル『Walk Don't Run』が全米シングル・チャートに初登場。インスト・ナンバーながら最高位2位を獲得、世界中で大ヒット、日本でもエレキギター・ブームを巻き起こした、1964年:イギリス・ブラックプールで行われたROLLING STONESのコンサートで盛り上がりすぎた客が暴れて暴動となり逮捕者が出た。損害は4000ポンドに達した、1967年:JEFFERSON AIRPLANEの2nd.アルバム「SUrrealistic PILLOW」がゴールドディスクを獲得、1971年:T-REXの『Get It On』が全英シングル・チャートで1位獲得(3週連続1位となる)このヒットで彼らは一躍有名になり、グラムロック・ブームを加速させた、1979年:LITTLE RICHARDがサンフランシスコで行われた伝道集会で「ロックンロールの危険性」について説教を行った、1993年:UB40の『Can't Help Falling In Love』が全米チャートで1位獲得(7週連続1位になる)。プレスリーのカヴァー曲である。)また、彼らはNEIL DIAMONDのカヴァー曲『Red, Red Wine』も大ヒットをさせている(1988年に全米No.1ヒットとなったがこの曲は当時、1位を獲得するまで最も長い期間かかった曲となった。現在では更新されています。)。

また、7/24が誕生日のアーティストとして紹介されたのは以下の1人でした。JENNIFER LOPEZ(1970年生まれ)。

このコーナーからのON AIR曲は、THE VENTURESの1965年の日本でのライブから『Walk Don't Run '64』がON AIRされました。

「C/D USA」のTOP 3の発表が終わり、ラストのリクエスト曲は、1982年のVANGELISの『Chariots Of Fire』でした。この曲は同名タイトルの映画(邦題は「炎のランナー」)の主題歌で、アカデミー賞を獲得しました。また、CMソングにも使われて、耳にする機会があまりにも多く、彼と言えばこの曲というように有名な曲ですね。

次回は、EPGの番組情報によると、USメロコア界を代表するバンドYELLOWCARDがゲスト出演! UKダンス界の重鎮、UNDERWORLDがスタジオに乱入!ということになっています。

 

30th アニヴァーサリー・ライヴ

30th アニヴァーサリー・ライヴ

  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2006/08/02
  • メディア: DVD

フォーエヴァー・ラヴ~ヒストリー・オブ・エア・サプライ 1980~2001

フォーエヴァー・ラヴ~ヒストリー・オブ・エア・サプライ 1980~2001

  • アーティスト: エア・サプライ
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2003/06/25
  • メディア: CD

The Mix Up

The Mix Up

  • アーティスト: Beastie Boys
  • 出版社/メーカー: Toshiba EMI
  • 発売日: 2007/06/26
  • メディア: CD

Strangefolk

Strangefolk

  • アーティスト: Kula Shaker
  • 出版社/メーカー: Strangefolk
  • 発売日: 2007/08/20
  • メディア: CD

Sean Kingston

Sean Kingston

  • アーティスト: Sean Kingston
  • 出版社/メーカー: Epic
  • 発売日: 2007/07/31
  • メディア: CD

ゴーゴー・ベンチャーズ(DVD付)

ゴーゴー・ベンチャーズ(DVD付)

  • アーティスト: ベンチャーズ
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2007/05/30
  • メディア: CD
Chariots Of Fire: Academy Award, Best Original Score 1981

Chariots Of Fire: Academy Award, Best Original Score 1981

  • アーティスト: Vangelis
  • 出版社/メーカー: Polygram International
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD

CHICAGO『CHICAGO』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1970年に発表された彼らの2nd.アルバムである。(原題に「2」が入っていないが、1969年発表の「THE CHICAGO TRANSIT AUTHORITY」が彼らの1st.アルバムである。)2枚組のLPで発売されたが、現在は1枚もののCDとしてリリースされている。(リマスター盤は2曲のボーナス・トラックまで追加されている。)ホーン・サウンドを前面に出した彼らのサウンドはまさに新しい'70'sという時代にマッチして、スターダムにのし上がることになったが、本アルバムは歴史に残る名曲『25 Or 6 To 4』(邦題:長い夜)が収録されている時代に残る名盤である。当然のように大ヒットを記録して、1970年のBillboard年間アルバム・チャートでも3位にランクインしていて、レギュラー・チャートでも最高位4位を記録している。また、イギリスでも最高位6位を記録している。

収録曲はオリジナル盤発表時は全23曲、リマスターされた時にシングル・バージョンの2曲が後ろに追加されて、現在は以下の全25曲が収録されている。『Movin' In』『The Road』『Poem For The People』『I the Country』『Wake Up Shineshine』『Make Me Smile』『So Much To Say, So Much To Give』『Anxiety's Moment』『West Virginia Fantasies』『Colour My World』『To Be Free』『Now More Than Ever』『Fancy Coours』『25 Or 6 To 4』『Prelude』『A.M. Mourning』『P.M. Murning』『Memories Of Love』『1st Movement』『2nd Movement』『3rd Movement』『4th Movement』『Where Do We Go From Here』『Make Me Smile (Single Version)』『25 Or 6 To 4 (Single Version)』。

この中から生まれたシングル・ヒット曲は、『Make Me Smile』が1970年のBillboard年間シングル・チャートで59位、レギュラー・チャートで最高位9位を、そして『25 Or 6 To 4』が同年の年間シングル・チャートで61位、レギュラー・チャートで最高位4位を記録している。特に『25 Or 6 To 4』は初期の彼らを代表する一曲となり、今でも人気の高い一曲となっている。

ホーン・セクションが中心の初期CHICAGOサウンドを代表するアルバムであるだけに、本アルバムには名曲が詰まっている。シングル・ヒットを記録した2曲は言うまでもないが、質の高い曲があり、お薦め曲もたくさんあるが、やはり『25 Or 6 To 4』は別格である。この曲を聴くためだけに本アルバムを入手するだけの価値はある。(ベスト盤ではなく、オリジナル・アルバムである本アルバムを選ぶべきである。)前後の『Fancy Coours』と『Prelude』を含め、アルバム全体でスケールの大きいストレートなロックをたっぷりと聴くことが出来る。また、『1st Movement』『2nd Movement』『3rd Movement』『4th Movement』も全四部構成の組曲であり、これも聴き応えがある曲である。

オリジナル・アルバムは2枚組のLPであったといっても、収録時間は70分に満たない時間である。2曲のボーナス・トラックが加わり70分を越えてはいるが、現在の感覚で言えば、特段の超大作という感じもなくなっている。じっくりと聴き込んで貰いたいアルバムである。

 

Chicago

Chicago

  • アーティスト: Chicago
  • 出版社/メーカー: Rhino / Wea
  • 発売日: 2002/07/16
  • メディア: CD


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