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「横溝正史シリーズ ~八つ墓村(全5話)」 [ドラマ]

WOWOWが放送している傑作TVドラマシリーズ(デジタル先行放送のため、アナログWOWOWではこれから放送される)の「横溝正史シリーズ」(古谷一行の金田一耕助が活躍する1977年のTVドラマである。)の2つ目の物語「八つ墓村」(全5話)が全て放送されたので、前回の「本陣殺人事件」と同様に取り上げる。(アナログWOWOWでは8/24から9/24(9/7はお休み)に放送です。)

「八つ墓村」と言えば、1951年に片岡千恵蔵主演で、1977年に渥美清主演で、1996年に豊川悦司主演で映画化されており、「祟りじゃ~」が流行語になったほどヒットした作品である。それを1時間枠のTVドラマ・全5話としたことで、時間の方はそれぞれの映画の2倍弱(千恵蔵、豊川主演作は2時間強、渥美清主演作は2時間半)になる4時間弱ということで、尺がたっぷりある分、人物描写がじっくりと行われているので、見応えはあります。また、物語の筋の方も映画でお馴染みなので、事件の進展やその真相、真犯人が誰か?ということが分かっているので、謎解きミステリーとして見る部分もあるが、それよりも人間描写のドラマとして楽しむことが出来る。(映画を知らないという方は謎解きミステリーとして見ることになるでしょうが...)

尺が長いということは、「間延びする」「展開が遅い」という事に陥る可能性もあるのだが、本作ではそういうことは無かったので、これも良い所であった。ただ、全5話という形の作品であるだけに、最初の1話は「起承転結」の「起」に、最後の5話は「結」に終始するような感じとなり、これを毎週の放送で見ていたら、ちょっと辛いと感じてしまうでしょうね。また、2、3、4話においても、それなりに「起承転結」(「結」が無くて次回に続けているので「起承転」と言った方が良いでしょう。)があり、事件がどうも定期的に起こるという印象になってしまうのがちょっと残念なところでもあった。(TVドラマという形であったら、これは仕方のない所でしょうが...)→全5話を一度に続けて一挙に見る(4時間弱必要となりますけど...)というのがベスト、それは無理だったら、1&2話と3~5話の2つに分けて見るのが良いですね。

注目のクライマックスの洞窟の中での辰弥と美也子のやりとりの部分は、TV作品ということもあって制作費抑制のためなのか(?)、自然さを考えての事なのかは定かではないが、洞窟で落石が起こって...という展開ではなくなっているが、こちらの方がすんなりと受け止められます。ただ、この全5話の物語では、最終の第5話以外の4話においては、今ひとつ金田一耕助の活躍が目立ちませんでした。(一応、ポイントはしっかりと押さえていますけど...)「必殺仕事人」の主水の妻・りつでお馴染みの白木万理さん演じる白塗りおばばの「祟りじゃ~」は良かったですけど... 部分的には映画(ここで言っている映画とは、主に渥美清主演作のことであり、時折千恵蔵作であり、豊川作は蚊帳の外です。)を越える内容の所もあったが、1時間以上も尺が長いことを考えたら、どっちが良かったかの判断は難しいところでした。

次回から放送される3つ目の物語は「真珠郎」の全3話である。デジタルWOWOWでは8/20,27,9/3の放送である。(アナログでは10月になってからの放送となる。)と言うことなので、全3話の放送が終わった9月になってからまとめて述べる予定です。

 

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「宮本武蔵」(その2) [映画(邦画)]

懐かしの邦画ヒーローの第7弾「宮本武蔵」の2回目は、'50年代の東宝の三部作の第2作である。この作品から、武蔵の宿命のライバルである佐々木小次郎が登場するということで、いよいよ武蔵という雰囲気が漂ってくれる。その佐々木小次郎を演じているのが鶴田浩二であり、三船敏郎が演じる武蔵に立ちはだかる所は圧巻である。

それでは、シリーズ第2弾の「続・宮本武蔵 一乗寺の決闘」です。

作品データを記しておくと、1955年の東宝作品で、時間は103分である。原作は吉川英治、劇化は北条秀司、監督は稲垣浩、脚本は稲垣浩と若尾徳平の2人、撮影は安本淳、音楽は團伊玖磨である。そして出演は、三船敏郎、鶴田浩二、堺左千夫、平田昭彦、藤木悠、加東大介、東野英治郎、尾上九朗右衛門、御橋公、高堂国典、田武謙三、飯田健人、西条悦郎、田島義文、稲葉義男、鉄一郎、浜田寅彦、山本廉、久世龍、桜井巨郎、松尾文人、緒方燐作、谷晃、牧壮吉、八千草薫、岡田茉莉子、水戸光子、木暮実千代、滝花久子、近藤圭子、北川町子、三好栄子、たちである。

物語は、前作の続編であり、数々の決闘を繰り返す武蔵が描かれている。鎖鎌の達人・宍戸梅軒との決闘に勝利した宮本武蔵は京への道を進んでいく。京に入った武蔵だったが、今度は吉岡道場の一味が現われ、斬り合いに。(ここで、その様子を眺めている佐々木小次郎が登場となる。)更には吉岡伝七郎が武蔵を斬ろうとして現れ、そして清十郎との対決(一乗寺の決闘)へ。

次々と決闘を行う武蔵ということで、見る方とすれば嬉しいのだが、繰り返される決闘が恒例のように出てくるとなると、ちょっと食傷気味になってしまう所がある。が、次作の巌流島での小次郎との決闘の前振りと考えれば、これはこれで良いのかも...

ちょっとうんざりする展開もあるが、本作を1本として捉えるのではなく、あくまでも武蔵のメインイベントである次の巌流島に向けた前座と思ったらいい作品である。(が、三船敏郎は実にカッコイイ!ということで、しびれます。)

 

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ケータイ刑事銭形海5話 [ケータイ刑事]

二段構成として記している「銭形海」、こちらの方は物語の中身を追っている長文&ネタバレたっぷり編です。

第5話の物語は「本家VS元祖、女将の戦い! ~フグ毒殺人事件」というものである。「シリアス路線」と言っていた丹羽Pですが、少し風向きが変わってきたような物語でもありました。(まあ、十分予想していましたけど...)今回も他局の某番組のネタをたっぷりとやっていましたが、やっぱり地上波ではない自由度があります。そして、今回は「ケータイ刑事」に馴染みのある人たちがこぞって出演という嬉しいものがありました。中原翔子さんは「・2nd.5話」でイタコ刑事、「・1st.20話」でマジックやえこを演じていましたし、滝本ゆにさんは「・1st.7話」の初登場から「」「」に何度か出ている常連さんですし、そのご亭主の佐々木浩久監督は「・2nd.6話」以来の出演、浅野麻衣子さんは「・5話」以来の出演でした。

ゲストが久しぶりということがあったと思えば、ちゃんはちゃんで、「教えて!先生」を再現してくれましたし、百面相を見せてくれるというサービス(でも、ちゃんは真面目人間という所もしっかりと出ていました。)もありで、楽しい物語でした。ただ、トリック解明の部分に力業という所があり、時間不足だった感がぬぐえませんでしたが...(それでも楽勝で「優良可」で「優」を与えることは出来ますけど...)

それではネタバレ有りの長文で、本編に行きます。(尚、放送直後に記した「感想+次回予告」版はここをクリックして下さい。)

警視庁、鏡を前にしておめかしをしている高村さん。(この展開、高村さんは過去にもありましたし、岡野さんもやっていましたね。)そんなところにちゃんが「高村さん、おじいちゃまからメロンの差し入れです」と言って笑顔でやってくる。高村さんの様子を見て「あれっ?デートですか?」と尋ねるちゃん。で、高級フグ店の食事券が当たったことを言う高村さんはレディをエスコート言う。これにちゃんは「レディーをエスコート。ひょっとして、?」と言って自分のことだと思って笑顔を浮かべる。そんな所に高村さんの携帯(SH904iのクリスタルホワイトです)にメールが届く。(「バーボン刑事のテーマ」が着メロになっていました。→やっぱりこの曲、必ず出てきます。)で、メールは高村さんが誘ったレディからで、フグが嫌いということでキャンセルという内容で、「オー・ノー!」と高村さん。するとすかさずちゃんが「はい!」と元気よく手を挙げて「私、フグ大好き。付き合ってあげますよ」と立候補。しかし高村さんは「ノー、フグはレディと食べるのが主義だよ」と言って断る。するとちゃんは「うぇ~ん酷~い。レディだし、相棒なのに...」とこれはちゃんの得意技を披露する。が、そこは高村さん。「嘘泣き?嘘泣きダメよ。君の従姉妹のせいで、もう免疫できているんだから」と、反撃に出る高村さん。(ちゃんの必殺技を克服した高村さんでした。)するとちゃんは「フグ、連れてってくださいよ」と言って口を膨らませる。(これはちゃんがやっていたことです。ということで、泪ちゃん作戦がダメなら零ちゃん作戦というちゃん。)が、「泣き真似の次はフグ真似かい?」と高村さんには通用しない。(いつの間に努力をしていたのでしょうか?)そんな高村さんはフグを見事に表現できたら連れて行く、と言う。で、ちゃんの百面相コーナーの始まり始まり。が、ダメ出しの連発。(厳しい高村さんです。)で、頬の横で手をエラのようにパタパタとするちゃん。(ここが今回の予告にあった所でした。)が、それもダメということで「こうだ!」と言ってフグの真似をする高村さんでした。(→ちゃん、まだまだ修行が足りませんね。ここは高村さんの年期勝ちということでした。)

で、フグ料理店に言った高村さんとちゃん。「いらっしゃいませ」と言って女将が出迎える。さっきまでTVの取材があって、TV用のメイクだと言う女将に高村さんは「宝塚でもいけます」と言って、ここは「ヨイショ作戦」を。これに女将は「まあ、お上手」と言うが海ちゃんは「いえ、上手くないです」と返す。(この当たりはまだまだ修行が足りないちゃんです。言葉をそのまま受け取っていました。)で、改めて挨拶をする女将。(鉄砲フグ本家・11代目女将・貝原浜子(かいばら・はまこ)と板長の貝原元也(かいばら・もとや)→あのグルメ漫画のあの人の名前を思い出しますね...)で、高村さんが食事券の事を口にする。女将がその食事券を受け取って確認すると、無料食事券というのは「元祖鉄砲フグ」という店のものであり、この店のものではなかった。で「これ、お向かいの三流店がばらまいている食事券です」と言って高村さんに返す女将。そして「うちは、鉄砲フグ本家」と念を押す。そして、元禄3年(=1690年)の創業で、8代将軍吉宗が足繁く通った老舗中の老舗だと言う。そして「元祖鉄砲フグさん江 八代将軍徳川吉宗」という葵の御紋が入った飾ってある色紙を自慢げに見せる。それを見た高村さんは「これ、歴史的なお宝?」と言って感激するが、ちゃんは「江戸時代にサインペンはありませんよ」と冷静沈着でした。で、元祖の方に行こうとする。すると女将は「よく、フグの毒が当たるという噂がございます。お覚悟なさった方がようございますよ」と言うが、高村さんとちゃんは気にせずに向かった。(やっぱり「無料券」を持っているからですよね...)

元祖鉄砲フグにやってきた二人。看板には「元禄二年創業」とあった。(本家より1年早い...)で、店を確認した高村さんだったが、ちゃんが「うわっ、高村さん。大変です」と言って店に張ってある張り紙を見つける。「本日、テレビ撮影のため休業します」と書いてあり「嘘だろう?」と高村さん。そんな所に、テレビの撮影でやってきていた女性レポーターが店の中から出てくる。そしてカメラマン(おそらくディレクターも兼ねているのでしょう)にイケメンがいないという事の不満を口にする。で「どうやって、あ~ん、やれと言うの?」ということで不満タラタラ。ちゃんはレポーターが落とした紙(赤坂ローカルTVの「どっちの厨房でショー 本家VS元祖 女将対決」ON AIRは8/13 28:00~28:30と書いてある。(28:00って、深夜も深夜で、翌日の午前4時ですよ。いくら「28」を使いたいからといっても、こんな時間に放送の番組って、誰も見ていませんよ...録画しているのが精一杯でしょう...))を拾うとそれを読み上げ、状況を把握した。高村さんはレポーターがキャッシー若村(きゃっしー・わかむら)と気づき、「テレビで見るより可愛い」と鼻の下を伸ばしていました。するとキャッシー若村が高村さんに気づき「あら~、いるじゃない、草刈正雄似のイケメンが」と言いながらやってくる。(出ました「草刈正雄」ネタです。)で、出演依頼され、キャッシー若村のサイン入りタオルが貰えると言うことで快諾した高村さんだった。(ちゃんはちょっと不満げな表情をしていました。→本家・ちゃんやちゃんは「TVに出たい!」と言っていたのに、分家のちゃんやちゃんはテレビに出ることには興味がないようですね...)

ちゃんと高村さんは撮影準備が行われている客室へ。(二人とも出演することになった。)で、いきなり「本番いきましょう」と言われる。ちゃんは「本番?」と声を出すが、心配したのは自分のことではなく高村さんのことで「いきなりで大丈夫ですか?」と高村さんに声を掛ける。これに高村さんは「大丈夫大丈夫、キャッシーさんのあ~んを食べるだけだ」と言って笑っていたが、手にしたお茶が入った湯飲みを持つ手は震えていて、中のお茶をこぼしまくっていた。で「あららら...もうガチガチじゃないですか」とちゃん。(落ち着いて周りを見る余裕のあるちゃんでした。)これに「武者震いだ」と言う高村さんでしたが、これはいつもの高村さんです。で、カメラマンはそれに気づき、ADに「早く拭け」と指示を出す。で、ADが腰のベルトに挟んでいる手ぬぐいで高村さんがこぼしたお茶を拭こうとする。が「ちょっと!それ本家の手ぬぐいじゃないか」と口を挟んだのは、元祖鉄砲フグの第11代目女将の桜沢恵美(さくらざわ・えみ)だった。で、高村さんの目の前に置いてあるキャッシー若村のサイン入りタオルを使ってお茶を拭くAD。

撮影が始まった。(ここからは、高村さんではなくて五代さんの方がキャスティングとしたら良かったと思える所です。あの「食いしん坊万歳」風でもありますし、「・11話」で五代さんはやっていましたから... また、画面には撮影中を現している「REC」というカメラの画面となっている。)で、頂く前の恒例の「お毒味タイム!」(みんなは揃って右手を突き上げるが、ちゃんだけワンテンポ遅れていて、みんなが突き上げたのを見てから右手を突き上げていました。→こういう所は1st.でのお姉ちゃまと同じで、ノリの悪いちゃんです。)で、キャッシー若村が割り箸を割ってフグ刺しを一切れ掴み、タレを付けると、向かって右にいた板前さん(これが佐々木監督です)に「あ~ん」と言って食べさせようとする。が「イケメンじゃないからあげない」と言ってそっぽを向き、反対側にいた高村さんに向かって「こっちのイケメンに、あ~ん」と言って食べさせた。で「デリシャス!」と高村さん。すると「キャッシーにもあ~ん」とキャッシーがおねだり。で、高村さんがキャッシーに「あ~ん」をして食べさせる。(この「イケメンにあ~ん」というのはこの番組のお約束です。)で「お毒味終了」と言うとちゃんに向かって「お嬢さんも食べてね」と言う。すると元気よく「はい、いただきま~す」と答えたちゃんは、待ってましたとばかりに一切れ口に運ぶ。で、「美味しい!」と言って幸せという笑顔を見せる。(この時、撮影カメラはちゃんのアップになっていました。)

が、その時、キャッシー若村が突然苦しみだし、倒れた。ちゃんがキャッシーの心臓に耳を当てて音を聴くが「亡くなってます」とちゃん。(あの~、心臓の鼓動を確かめるのも良いですが、脈とか息も調べないと、と思うのですけど...)で、板前やカメラマン、ADは驚いて震え出す。高村さんは「フグ毒?当たり?」と口にするが、まるで抽選に当たったかのような言い方でした。

で、ちゃんの携帯から「警視庁から入電中」と、事件を知らせる着ボイス。(スタートして9分少しということで、ようやく入電です。)港区赤坂の元祖鉄砲フグで変死体事件発生。死亡したのはグルメ・レポーターのキャッシー若村、直ちに捜査を開始せよ。ということで、捜査を開始したちゃんと高村さん。

ちゃんは、同じフグを食べた自分と高村さんは平気なのに、キャッシーだけが死亡したということで、疑問を感じていたが、高村さんは「フグ毒以外に何がある?」とフグ毒と決めつけていた。(これもいつものことですが...)ちゃんが疑問を口にすると「僕、よく噛んだから」と呆けるが、こういうボケにちゃんは「よく噛んだぐらいでフグの毒は消えませんよ」と、やっぱり真面目なちゃんでした。そんな所に逆立ちをした柴田さんが現れると「くどのもき」と口にする。「何言ってるの?」と反応する高村さんに「胆の毒、っと言ってます」とちゃん。(この辺りはお姉ちゃまから束志さんのことを聞かされているのでしょうね。すっかり馴染んでいます。)逆立ちを止めて普通に立った柴田さんは報告を続け「遺体の血液からトラフグの胆に含まれているテトロドトキシンが検出されました」と言う。これに「胆?」とちゃん。高村さんは食べたのは白身の薄造りだけだと言う。で、柴田さんは「ちなみにこの大皿からは毒は検出されませんでした」と追加する。で、何処に胆が?ということになる。柴田さんは「テトロドトキシンの症状が現れるのは服毒してから10分から20分後です」と言うが、ちゃんはその時間ぐらいからずっとキャッシーを見ていたが、彼女はお茶も口にしていない、と言う。で、事故じゃなく、何者かがキャッシーに毒胆を食べさせたと結論を出した。

ちゃんと高村さんは元祖鉄砲フグの女将に話を聞くことにした。女将は「本家の女将が仕組んだに違いないわねぇ」と証言し、本家と元祖はことあるごとに対立していることを語る。で、元祖が水戸のご老公のサインを飾ったら八代将軍のサインを飾ったことを語る。で、高村さんは壁に飾ってあるご老公のサイン(「副将軍 水戸光圀 1699.11.29」と記されてある。)を見て感激する。が、ちゃんは「本物の黄門様は西暦は使わないと思いますよ」と、真面目に見抜いていました。で、創業の年を確認する。(元祖が1年早いが、320年近く経っていれば、1年の差なんて無いも同じだと思いますけど...→これが創業から数年というのならば1年の差は大きいですが...)

その時、元祖鉄砲フグの店先から「殺人フグの店に告ぐ。直ちに廃業せよ」というシュプレヒ・コールが届いてきた。(女将にはそれ誰なのか直ぐ分かり、対応に出る。)店の前には本家の女将と板長がいた。で、元祖の女将は「いい加減にしてよ」と対峙する。(ちゃんと高村さんも元祖の女将の後ろに立っている。)本家の女将は「キャッシーさんもお気の毒ね。こんな三流店でフグなんか食べるから、毒に当たって...」と口撃する。これに「あ~、上等だよ」と受けて立つ元祖の女将。(二人の間には火花が...)そこに高村さんが「二人とも落ち着いて」と割って入り、元祖の女将に中に入るように言う。すると元祖の女将は「絶対この女の陰謀よ」と吐き捨てて店の中に戻った。

で、ちゃんが本家の女将に尋ねる。「何故、フグ中毒だと?」(これは「ケー刑事」において犯人は誰か、ということを見抜く基本パターンですね。)これに「えっ?」と本家の女将。ちゃんは「まだ死因は発表していませんよ」と言う。高村さんも「死因をフグ中毒と知っているのは、我々警察と真犯人だけです。残念ながらあなたは警察の人間じゃない」と言う。が、本家の女将は「こんな三流フグ店で人が死ねば、フグ毒に当たったと誰もが思うんじゃないかしら」と言う。これに「元祖さんのフグ刺しに毒はありませんでした。それ以前に食べたフグが原因だと思われます。その前にキャッシーさんが食べたのは本家さんのフグだけです」と結構ストレートに言うちゃん。すると「あら、まるで犯人扱いね」と本家の女将。高村さんがフグの胆を出したかと尋ねると、板長がタレに胆を使った、と語る。で、高村さんは手錠を手にして逮捕しようとするが、ちゃんが「養殖のフグの胆なら毒はありませんよ」と待ったを掛ける。(そうなんですよね。天然物は毒がありますが、養殖物はね...)で、本家の女将は最高の養殖業者と契約していることを語る。(最近、相次いで食品加工で偽装事件が起こっていることを考えたら、ちょっと信用できなくなりますが、養殖のフグと天然のフグでは値段を考えたら、養殖を天然という偽装はあっても、天然を養殖という偽装はしないでしょうし...→ある意味、最近の時事ネタを形を変えて考えさせてくれます...)そして、キャッシーが本家でフグを食べたのは朝の11時であり、亡くなった時間(午後1時頃)を確認し、中毒症状や痙攣を確かめると、食べて2時間後に利くフグの毒があったら新種だと言って、無実だと言うことを主張すると共に、遠回しながら警察の無知をバカにすると帰って行った。

警視庁に戻ったちゃんと高村さんは赤坂ローカルTVのスタッフに捜査協力を依頼して、キャッシーが亡くなった時に一緒にいたカメラマンとADがやってきた。で、本家での取材VTRを見るちゃんたち。

まずは山菜のおひたしを食べるキャッシー。続いて薄造りを胆を使ったタレを付けて食べる。それを見たちゃんは「あれっ?」と疑問を感じて尋ねる。「あ~ん、やりませんでしたよね。どうしてですか?お約束のはずですよね」これに高村さんが「あれは僕みたいなイケメン相手にやることだから...」と言うが、ちゃんは顔を背けてしまった。するとカメラマンが「やった」と言い、今見たのは2回目のOKテイクであり、1回目のNGになった時に「あ~ん」をやったと言い、今度はそちらのVTRの再生を始める。すると、山菜のおひたしで「あ~ん」をキャッシーは板長にやろうとするが、女将がそれを突き飛ばして止めさせていた。で「つい、ジェラシーで...」と言って謝る女将の様子が写っていた。何とか「あ~ん」をやってくれるように言うカメラマンだったが「主人にあんなはしたない真似は...」と言って拒否する女将だった。で、ADが黄色いタオルで飛び散った山菜を拭いていた。それを見た瞬間、ちゃんは立ち上がり「あの拭いたタオルはどうしました?」と尋ねる。するとADが「本家の女将さんがこちらの高級手ぬぐいと取り替えてくれたんですよ」と言って手ぬぐいを見せる。で、高村さんが「タオルだ」と呟く、ちゃんも頷いた。

ちゃんと高村さんは本家に急行した。板場に駆け込んできた二人だったが、ちゃんは何かを燃やした臭いを感じ取った。(「匂う、悪の香り」と言ってくれたら良かったのに、真面目なちゃんはそういうことは言わないでしょうね...)そこに女将がやってきた。ちゃんは「何を燃やしたんですか?」と問うが、女将は笑みを浮かべると「いいものよ。教えてあげられないのが残念だけど...」と言い、ちゃんの側にやってくると「捜査令状を持ってきたら教えてあげても良いわよ」と挑発的に言うと、笑いながら消えていった。(→完全に「ケータイ刑事」の真犯人の行動パターンをしている女将だが、証拠がなければ動けないのが警察です。)ちゃんはこれに何もすることが出来ず考えるだけだった。そして「寄せる、悪のさざ波」(ここでAパート終了。経過時間は17分半を回った所でした。よってBパートは約8分になります。→Aパートは15分程度が標準的ですから、今回はややAパートが長めでした。)

警視庁に戻った高村さんは「タオルに気づくのがもう少し早ければ...」と後手に回ったことを悔やんでいた。そこにちゃんがおじいちゃまの差し入れのメロンを手にしてやってくると「高村さん、焦ってはダメです。これを食べて一度クールダウンしましょう」と言う。(冷静であり、それでいて真面目なちゃんです。)これに「ナイス・アイデア」と言って同意する高村さん。で、並んで座ってメロンを食べ始める二人。で、「美味しい!」と幸せそうな笑顔を見せる海ちゃん。高村さんは「ロスにいた時、スージーというガール・フレンドがいて...」と語り出す。(「・2nd.6話」で、ルーシーという彼女がいた、と話していたから、スージーというのはちゃんと別れた後のロス時代の話でしょうね。)で、高村さんが「生ハム食べたい」と言ったら必ずメロンの上に乗せてくれた、と語り、「何故メロン?」と問う。(一見したら本筋から外れる話のようですが、そう考えるのは素人であり、実に無駄のない展開が「ケー刑事」ですから...)するとちゃんが「それは高村さんの健康を気遣ってですよ」と語り、生ハムの塩分をメロンで相殺していたのだと説明する海ちゃん。そこに柴田さんが現れると「相殺」の意味を説明し、それが終わると胸ポケットのフォークを手に持って「いただきます」と言ってちゃんのメロンを一切れ奪って口に運び、黙って出て行った。ちゃんは「ああっ」と言うだけで、特に「返せ」とか「窃盗ですよ」とか言うことはありませんでした。(こういう所は、反応が鈍いと言うか、大人というか、人間が出来ています。→ちゃんだったら「うぇ~ん、酷い」、ちゃんだったら「食べ物の恨みは怖いですよ」でしょうし...)

で、改めて生ハムの塩分をメロンのカリウムで相殺させていた、と語るちゃん。で、高村さんは(優しい)スージーを思い出して「会いたい...」と漏らす。一方、何かに気づいて立ち上がったちゃんは「相殺...」と呟きながら考え始める。そして閃き、笑顔になって「そうか、相殺か」と言うと高村さんの方を見て「流石は高村さん」から「謎は解けたよ、ワトソンくん

本家のある一室、ホワイトボードが用意されているところに、高村さんが女将を連れてくるが、女将は「いい加減にしてよ、名誉毀損営業妨害で訴えてやる」と言って抵抗するが「ちょっとだけおつきあいを」と言って何とか座らせる。すると白衣を着てメガネを掛けたちゃんが入ってきて、「ゴホン」と咳払いをしてからホワイトボードの前に立った。そして「今日はみんなで楽しく、化学の勉強をしましょう!」と言う。(テロップこそ出ないが、これは「教えて!先生」ですね。当然「先生」の再現です。)これに女将は立ち上がり「ふざけないでよ」と起こる。で、高村さんが「まあ、そう言わずに」と言うって再び女将を座らせる。そして高村さんが「では、銭形教授」と言う。(ここは「・1st.1話」で岡野さんが言った台詞の再現です。)

それを受けると、ちゃんは「はい。では今日は、体内で薬物同志が引き起こす相殺現象についてお勉強しましょう」と言って「先生」が始まる。そして、トリカブトのイラスト(下に毒の名前:アコニチンと「画・銭形海と書かれている。)とフグのイラスト(下に毒の名前:テトロドトキシンと「画・銭形海と書かれている。)をホワイトボードに張ると、イルカの指し棒を使って説明を始める。トリカブトに含まれるアコニチンが先に体内にある状態で、フグ毒のテトロドトキシンが体内に入ると、(トリカブトとフグのボクシング・スタイルのイラストを新たに張り)互いの毒がぶつかり合い、毒成分を消してしまう。それを「相殺現象」と言う。その間、毒は人体に影響を及ぼさないが、量の多い方がいつか勝つと、その時ようやく本来の有毒成分が働き、摂取した人は死に至る。その時間は毒の量で調整が可能、と説明する。これに女将は「だから何?」と、そんなことは知っているという素振りで激しい剣幕でちゃんを睨む。するとちゃんは「結論から言います。キャッシーさんを殺したのは、あなたです」と言う。

女将はちゃんを睨みつけると「しつこい子ね、その根拠は?」と問う。するとちゃんは、「山菜のおひたし」と言ってキャッシーに食べさせたのは実はトリカブトの葉のおひたしだった。そして、毒のある胆をタレに使ってフグ刺しを食べさせた。こうやってほぼ同時に2つの毒をキャッシーに食べさせた。そして毒の相殺現象を利用して2時間後、元祖鉄砲フグでキャッシーを中毒死させた、と説明する。それを利いた女将は笑いだし「面白いお話。でも全部あなたの想像でしょう」と言い捨てる。すると女将の側にやってきたちゃんがメガネを外し、耳元で「あなたは一つ、ミスをしました」と言い、キャッシーの「あ~ん」を知らない女将は板長(=旦那)がトリカブトを食べてしまうと勘違いして箸を払いのけた、と指摘する。が「夫にあんなはしたない真似、させられないわ。あれは単なるジェラシーよ」と突っぱねる。そして立ち上がると「だいたい、トリカブトが何処にあるっていうの。この店中、捜してみなさいよ。トリカブトどころか、カブトムシも見つからないんだからね」と激しい口調で言い、笑い出す。(五代さんが喜びそうなギャグですね~)

そこに三味線の音が響いてくる。東映映画OPの岩にぶつかる白波から夜の闇に包まれる女将。「大波小波かき分けて。…」ちゃんの口上が始まり「私の錨で沈みなさい!」と結ぶと「神奈川沖浪裏」の大波が立ち、赤い錨が飛ぶ。畳に錨が突き刺さり、錨に繋がった赤い鎖が女将を拘束していた。で、ちゃんが錨を手元に引くと、大回転してその場に倒れる女将。が、ちゃんを睨みつけると「何すんのよ」と激しくちゃん睨む。ちゃんはADが履いていたズボンを証拠として手にしていて、それを示すと、ADはいつもタオルをベルトに指して仕事をしていて、そのタオルを指していた部分からトリカブトの毒であるアコニチンが検出されたことを語り、テーブルを拭いたときに付いたものだと指摘する。が、女将は「そんなの言い掛かりよ」と、またも突っぱねる。が、そこに「浜子!」と叫んで旦那の板長がやってきて「もういい」と言い「店のためにやったんだよな。ありがとう」と罪を認めるように言う。が、女将は「冗談じゃないわよ。負けないわよ。本家だろうと元祖だろうと関係ないの」と言うと、高村さんやちゃんの方を向き「私は負けるのが大嫌い。例えそれが、警察だってね」と犯行を認めなかった。(実に気の強い女性ですが、ここまで白を切った真犯人というのもいませんでした。中原翔子さんの貫禄勝ちといった所です。)が、高村さんは女将に手錠を掛けて逮捕して連行していった。(逮捕されてもちゃんを睨みつけていた女将でした。)

事件解決後、海沿いの公園で高村さんは釣り竿を手にして釣りをしている。そこに自転車に乗ったちゃんがやってくる。高村さんはちゃんに気づくと、鉄砲フグ本家の裏庭からアコニチンが検出され、女将もようやく全面自供を始めたと告げる。ちゃんは「しぶとい人でしたねぇ~」と素直な感想を口にする。(確かに、浜子のようにあそこまで敵意をむき出しにして犯行を否認し続けた真犯人も希です。)真面目人間のちゃんが「しぶとい」と言うだけに、本当に凄い人物でした。

そんなちゃんは高村さんが釣りをしているということで「何釣ってるんですか?」と尋ねる。これに「フグだよ、フグ」と語る高村さん。高村さんはちゃんに本物のフグの膨らみを教えようと思ったのだった。が、ちゃんは「お気持ちはありがたいんですけど、別にフグ真似を極めるつもりは...」と返す。そんなとき、高村さんの釣り竿がヒットした。で、フグがかかったと思った高村さんは必死になって釣り上げようとし、更に「手伝ってくれよぅ」とヘルプをちゃんに。が、「嫌ですよ」と言ったちゃんは高村さんから離れていった。で、少しした所で振り返り、頬を膨らませ、更に手を当ててフグ真似をしていました。

次回・第6話の物語は「生きていた恐竜!? ~未確認生物殺人事件」です。ゲストは「・1st.9話」以来となる岡本信人さん。舞台は謎の生物が生息しているという下北沢湖(これも港区赤坂にある湖の一つなんでしょうね。)で、海ではなくて湖のようです。で、謎の生物、更にはUFO、恐竜という言葉が出てきましたが、「・2nd.25話(アナザーストーリー・3話)」のメッシーと「・1st.24話」のキョの三宝を思い出します。で、ペンション「U.M.A.」のオーナーが登場って、「U.M.A.」って未確認生物のこと何ですが、またもとんでもない名前のペンションです。(こういうネタだと、マニアの柴田太郎さんに登場願いたくなります。)次回予告には「二八安土竜」というネタが登場していましたし、もはやどう考えても「シリアス路線」とは思えないのですけど...(「安土竜」は「あんどりゅう」と読むのは分かりますが、関西だと「安土」と書いてあったら地名でもある「あづち」(安土桃山時代の安土)と読みたくなってしまうのですけど...)

ところで、次回が6話ということで、「銭形愛」から数えるとTVシリーズの通算150話になりますね。まあ、これも一つの通過点ということなので、「100回記念」のような派手なことは行わないですが...(派手なことをするとなると、次はやっぱり「200回記念」でしょうし、その次は「280回記念」をやるでしょうね...)

鑑識メモ。元祖鉄砲フグの一室にいる柴田束志。障子が開くと「どうも、柴田です」という挨拶から始めて「今回のキーポイントはフグでしたが...」と言って「」(フグ)と書かれたフリップを見せて(やっぱり「さかなへん」の漢字シリーズが続きます。)「ふぐ」と読みます。と説明し、次のフリップ「河豚」を見せて「これも「ふぐ」と読むんですね」と言うと、「河のブタ、ブタのようにプクプク膨れた魚なので、「河豚」と名付けられたんでしょうね」と言う。そして、今回はちゃんが河豚の物まねをしていたが、自分は豚の物まねをすると言い、「不満を言う豚」と言って「ブー」と言おうとするが、障子を閉められてしまい、「早い...」と呟いていました。(束志さんのこういうネタは「雷」の時から寒いということで相手にしてくれませんね~)→漢字で「河豚」と書くのは、中国では海よりも河に生息するふぐが親しまれていたこと、膨れた姿が豚に似ていること、釣り上げたときの音が豚の鳴き声に似ていることから「河」と「豚」の文字が使われて「河豚」と記すようになったとされています。

今回の物語は、完全にギャグには走っていないものの、かなり「シリアス路線」という所から外れてきました。(まあ、時間の問題とは思っていましたが...)そんな中、今回の犯人は頑なに犯行を否定してちゃんを睨みつけるなど、計算深い犯人としたらリアルに感じました。(ある意味、これも「シリアス路線」と言えるかも知れません。)尺の関係があるとはいうものの、旦那からは諭されるものの、まだ観念していない状態での逮捕というのは、ちょっとと感じました。(もう一段、強烈な証拠を突きつけて欲しかった所です。)

ところで、ちゃんネタが連発という状態になっていますが、それはちゃんが同じ「次女」だからなのか、相棒が高村さんだからなのか、髪型を夏服・ちゃんに倣っているということでちゃんを尊敬しているのか、色々と理由が考えられますが、どういうことなんでしょうかねぇ?(シリーズで最も人気の高い「銭形泪」を目指すというのもまた理解できますが...)

ちゃんのキャラもほぼ固まっていて、ぶれる所がないだけに、今後のちゃんの変わっていく様子(壊れ方)は楽しみです。(でも、真面目な所を突き進むというのも期待したいところです。)

今回のちゃんCMは、これまでの「視力検査編」と「ゲームに熱中編」ではなく、初登場となる第3のパターンの「おさいふケータイ編」でした。(警視庁のカフェテリア(「・1st.14話」で「イエデン刑事」のロケが行われていたレストランのように見えますが...)にやってきたちゃん。レジで「あっ、お金が足りない」と声を上げる婦警さんがいた。で、ちゃんがそこにやってきて自分の携帯を示す。そして携帯をかざして支払いをすると、笑顔で「謎は解けたよ、ワトソンくん」と言うちゃんでした。→婦警さんはちゃんに料金を払って貰ったと言うことになります。)しかも今回はA、Bパート間のみにあって、本編終了後の次回予告までの間には海ちゃんCMは有りませんでした。(この部分は4:3の地上波でも流れている普通のDoCoMoのCMでした。(→面白みも全くない...))よって、今回の物語で残した部分は27分15秒ではなくて27分と言うことになりました。(地上波で放送される時、やBS-iの再放送時ではスポンサーの関係でこの部分のON AIRはあり得ないので、26分30秒になります→やはりBS-iの本放送で見ておかないとダメですね...)

今回は、おまけ情報は特に用意していません。現在、シリーズ全体を通しての監督、脚本、ゲストデータをまとめ直している所ですので、近日ご覧頂けるようにしようと思っています。完成させたら別途お知らせします。(とりあえず「銭形泪・2nd.15話」の「37人省略」としていたデータを、省略せずに37人の名前を追加しました。→ここからどうぞ

 

 ↓やっぱり「泪ちゃん」ベースの海ちゃんです。

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/06/24
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ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX II

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/02/25
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ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX I

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↓雷お姉ちゃま

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 3

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
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↓今週末にBS-iが放送します。

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 スタンダード・エディション

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/08/25
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ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 プレミアム・エディション

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 プレミアム・エディション

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↓まもなく発売。まだ予約していない方は予約しましょう!
ケータイ刑事 THE MOVIE2 石川五右衛門一族の陰謀〜決闘!ゴルゴダの森 スタンダード・エディション

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↓その他のケータイ刑事
ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
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ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX I

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
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ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
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↓「教えて!海先生」しっかりと学びましょう
フグはなぜ毒をもつのか―海洋生物の不思議

フグはなぜ毒をもつのか―海洋生物の不思議

  • 作者: 野口 玉雄
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 1996/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
図解 猛毒動物マニュアル―サソリ、毒グモからフグ、コブラまで

図解 猛毒動物マニュアル―サソリ、毒グモからフグ、コブラまで

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 同文書院
  • 発売日: 1996/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
事件からみた毒―トリカブトからサリンまで

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  • 作者: A.T. ツウ
  • 出版社/メーカー: 化学同人
  • 発売日: 2001/08
  • メディア: 単行本
図解 猛毒植物マニュアル―トリカブト、ハシリドコロからケシ、猛毒キノコまで

図解 猛毒植物マニュアル―トリカブト、ハシリドコロからケシ、猛毒キノコまで

  • 作者: 和田 宏
  • 出版社/メーカー: 同文書院
  • 発売日: 1998/03
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↓こういう面白いものがあります。

ビンボー自慢―本家本元家元正統元祖始祖教祖

  • 作者: 手塚 能理子
  • 出版社/メーカー: 潮流出版
  • 発売日: 1984/11
  • メディア: 単行本
↓副将軍と八代様

天下の副将軍 徳川光圀―水戸黄門

  • 作者: 鈴木 俊平
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1990/06
  • メディア: 新書

水戸黄門の基礎知識

  • 作者: 岡本 さとる
  • 出版社/メーカー: ブレーン出版
  • 発売日: 1995/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
水戸黄門 第一部 シリーズ BOX

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  • 出版社/メーカー: 日本ソフトサービス
  • 発売日: 2003/12/15
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まんが 水戸黄門 1

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  • 出版社/メーカー: ラインコミュニケーションズ
  • 発売日: 2007/08/20
  • メディア: DVD
これが水戸黄門だ!―テレビ放送34年の人気長寿番組を解き明かす

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日之出出版
  • 発売日: 2003/11
  • メディア: 大型本
徳川吉宗―江戸時代中期 (小学館版学習まんが―ドラえもん人物日本の歴史)

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  • 作者: 小井土 繁
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1995/06
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一冊まるごと 八代将軍吉宗の本

  • 作者: 竹内 睦泰
  • 出版社/メーカー: ロングセラーズ
  • 発売日: 1995/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
徳川吉宗と江戸の改革

徳川吉宗と江戸の改革

  • 作者: 大石 慎三郎
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1995/09
  • メディア: 文庫
吉宗評判記 暴れん坊将軍 第一部 傑作選 BOX

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  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • 発売日: 2006/10/21
  • メディア: DVD
八代将軍 吉宗 総集編

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  • 出版社/メーカー: アミューズ・ビデオ
  • 発売日: 2003/05/23
  • メディア: DVD
↓ネタ集
どっちの料理ショー特選素材取り寄せカタログ〈vol.2〉

どっちの料理ショー特選素材取り寄せカタログ〈vol.2〉

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本テレビ放送網
  • 発売日: 2004/12
  • メディア: 大型本
『どっちの料理ショー』プロに学ぶ極上食材お買い出し グルメの聖地築地まるごとガイド

『どっちの料理ショー』プロに学ぶ極上食材お買い出し グルメの聖地築地まるごとガイド

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本テレビ放送網
  • 発売日: 2004/10
  • メディア: 単行本
↓もはや「鑑識メモ」の必需品
魚へん漢字講座 (新潮文庫)

魚へん漢字講座 (新潮文庫)

  • 作者: 江戸家 魚八
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2004/08
  • メディア: 文庫
ザ教養 魚へん魚講座

ザ教養 魚へん魚講座

  • 作者: 江戸家 魚八
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2002/08
  • メディア: 新書

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