本当に良く当たるBS-iの懸賞 [BS-TBS(BS-i)関連]
あまりにもよく当たるBS-iの懸賞ですが、またも「ご当選メール」が届きました。(これで6、7、8月と三ヶ月連続で当選メールが届いたことになりました。)で、今度は何が当たったかと言うと、「リポビタンD・20本セット」(当選数は5名)でした。番組は金曜21時から放送の「健康トリプルアンサー」です。(この番組は7/6にスタートしたばかりであるが、届いた当選メールを見ると、その初回放送の7/6に応募したものが当たったようです。)6月までは「メディカルα」という番組を放送していて、「リポビタンD」のプレゼントをしていました。(そちらは当たらず、「セルフドクター」というスポンサーが発行している小冊子が2回当たっている。)で、同じスポンサーということで、おそらく「リポビタンD」のプレゼントは続いているだろう、という予想の元で見た番組で、その予想通りのプレゼントが行われている。
BS-iのプレゼント応募は、基本的にサイン入りグッズ(「超・人」のプレゼント)には応募しないで、「ケータイ刑事」(「恋日」を含む)と「世界遺産」、2つの健康番組(「健康トリプルアンサー」「教えて・からだのミカタ」)の4つに応募している筆者です。(携帯サイト(筆者はブックマークしてある)にアクセスして、空メール送信をし、帰ってきたメールに書かれたURLにアクセスし、簡単なアンケートに答えるだけで応募完了。→ハガキによる応募よりも1回の応募コストは遙かに安い。)
本命は「ケータイ刑事」と「世界遺産」なのだが、こちらの方はなかなか当たらない。尚、今年の3月までの方式(双方向番組となっていて、iアクセスによる番組放送中の応募)では「銭形雷」と「恋日・ニュータイプ」の時に当たっているので、一度も当たっていないのは「世界遺産」だけになるのですが、本命の二つは当たらず、それ以外でこうも次々と当たるのはどういう事なんでしょうかねぇ?やっぱり、応募総数が少ないからなんでしょうね。
「世界遺産」は地上波でも放送している番組であり、プレゼントの内容はDVDということで、応募総数がやたらと高いのだろうと予想できる。また、「ケータイ刑事/恋日」はDoCoMoのモバイラーズ・チェック1000円分(金額的には、このプレゼントが一番小額である。)なので、DoCoMo携帯を持っていない人は当たっても他人へのプレゼントとするか、金券ショップで換金するしかないので、応募者はDoCoMoユーザーが殆どと思われるが、人気のある番組なので、ある程度の応募があるのでしょう。が、「健康トリプルアンサー」と「教えて・からだのミカタ」(このプレゼントが金額的には一番高いものです。)はやはり応募総数もググッと少ないのでしょうね。
当たって困るものならば「当選メール」が届いても対応をしなければ当選が無効になるので放置しておくのだが、(いや、最初から応募しない)、当たっても困るものではないので応募を続けているのだが、次々と懸賞当選記録を更新していくBS-iのプレゼントは、もはや止められません。(かつてはFM大阪の某番組にやたらと当選しましたが、その記録更新も近い???)
みなさんもBS-iのプレゼントに応募されてみては如何ですか?(こういう競争率が上がることを平気で言っちゃいます。当たらない他局のプレゼントだったらこうは言いません...)
物が届くのはやはり今月末から来月になるでしょうが、次の「ご当選メール」とどっちが先になるのかなぁ?なんて思っちゃいます...(笑
↓20本となっているから、これが2つかな?
ケータイ刑事銭形雷40話(2nd.14話)[最終回][改訂版] [ケータイ刑事]
MBSの放送も遂に最終回を迎えた「銭形雷」。途中で都合4週間のお休みがあったが、全話無事に放送されました。考えてみれば、2006/1/1のBS-iでの本放送スタートから1年7ヶ月ちょっと、84週間にわたって2度放送されたということも出来る。また、現在BS-iでは再放送が行われているので、あと23週間も「銭形雷」が続く、ということも出来る。
今回の物語は2nd.第14話(通算40話)「さらば友よ ~相棒の絆事件」という物語である。雷ちゃんと高村さんの別れとなる物語でもあります。で、時間軸ではこの物語の後に「M2」が来ることになり、その後に「銭形海」へということになります。別れの物語ということでハードな展開となりますが、やっぱり「爆弾事件」となるのはもはやお約束でもある。また、「さよなら高村さん」となるのは今回が3度目となるが、その3本(「泪・2nd.22話」「零・1st.13話」「雷・2nd.14話」)の全てが佐々木浩久監督というのもまた面白い縁ですね。(このことから海ちゃんと高村さんの別れの物語になる「海・1st.13話」も佐々木監督ではないかと予想されます。)で、今回の物語のベースには「零・1st.13話」があり、そこで出てきたネタが再登場するという美味しい所もあります。
この記事のタイトルに「[改訂版]」と付いているのは、BS-iの本放送時に記したものをベースにして加筆を行ったためです。(BS-iの放送時に記したものはその物語が最新作であった時に記したものですが、全40話を全て見た後での執筆なので、全体を見通した観点からも追記しています。)BS-iの本放送時に記したものと合わせてご覧頂ければ幸いです。(BS-iでの放送時に記したものは、ここをクリックして下さい。)それではいつものように、いつも以上の長文&今更ながらのネタバレありで、本編に行きます。
公園の池の縁に腰を下ろしている高村さん。ある本を手にして、英語の発音練習をしていた。(泪ちゃん、零ちゃんとの別れの物語と同じシチュエーションです。)そこに雷ちゃんが歩いてやってくると「高村さん」と声を掛ける。で、高村さんが手にしている本を見た雷ちゃんは「ロサンゼルス観光ガイド?」と言う。すると高村さんが「実はね、我々のコンビ、今日で解散なんだよ。僕、明日から...」と言い始めるが、雷ちゃんは「おめでとうございます。決まったんですよね、ロス市警への栄転」と事情を知っていました。(泪ちゃんは知らなかったけど、零ちゃんは知っていましたね。)「昨日の夜、おじいちゃまから電話があって...」と言う雷ちゃんに、高村さんは「コロンボがかみさんに逃げられちゃって、どうしても僕に捜査手伝ってくれって泣いて頼むものだから...」と笑いながら言うが、雷ちゃんは全て分かっていて「そんな高村さんに、はい、これ」と言ってプレゼントを渡す。
これに感激した高村さんは「やっぱり持つべきものは相棒だねぇ」と少し照れながらそれを開ける。すると、「銭形」の古銭のストラップが入っていた。(銭形の名前が入っている所には「高村一平」と高村さんの名前が入っていました。)雷ちゃんは「高村さんのために、特別に作ってもらったんですよ。大事にしてくださいね」と言う。(泪ちゃんと零ちゃんに続いて雷ちゃんとコンビを組んだ高村さん。これがあれば何処に行っても強い味方になりますね。)が高村さんは「気持ちはスゲー嬉しいけど、これちょっと僕に似合わないよ」と返す。「どうしてですか?」と尋ねる雷ちゃんに「僕ってアメリカナイズドされているから日本のこんな古銭なんて...どっちかというと1ドル金貨なんかがよかったな...」と高村さん。すると雷ちゃんはむくれて「じゃあいいです。返してください」と言ってプレゼントを回収した。で、カメラ目線で(鑑識メモの後の着声のコーナー(これはBS-iの本放送を見ていないと全く分からないネタです。→やはりBS-iの本放送を見るべきですね。)のように)「このストラップが欲しい方は、ご覧のアドレスまでアクセスしてください。高村さんには絶対あげません!」と言う。(注意:URLのテロップ表示はありません。)これに高村さんは「誰と話しているの?」と問う。すると「中の人です」と雷ちゃんはまたもむくれてしまいました。(口を尖らせる雷ちゃんが可愛い!)「そんな怒らないでよ」と宥める高村さんだったが、そこに「警視庁から入電中」という着ボイスで事件を知らせるメールが届いた。
雷ちゃんは直ぐに携帯を開く。殺人予告事件発生。狙われているのは警視庁捜査一課の高村一平巡査。直ちに捜査を開始せよ。これを受けると雷ちゃんは「とにかく、私が高村さんの護衛をします」と言うが「ご心配なく。小娘に守ってもらうほど落ちぶれちゃあいない」と高村さんは拳銃を手にして「ミュージック、スタート!」と口にする。
警視庁。「祝・高村刑事 栄転おめでとう!」という看板があり、万国旗が飾られた部屋で高村さんの送別会が行われている。で「♪バーボン刑事のテーマ」が流れてきて、高村さんが歌い始める。(捜査一課の同僚の刑事や婦警さんたちの顔もあり、またも別のバージョンの歌でした。)で、ご機嫌な高村さんが歌い終わると雷ちゃんの側にやってくる。雷ちゃんは心配して「も~う、少しは警戒してくださいよ。どこから狙われているか分からないんですから」と諭すように言うが「しつこいなぁ君も、ここは難攻不落の警視庁だよ」と安心しきっている高村さん。が、雷ちゃんは「そんなこと言って、こないだだって犯人に入り込まれたばかりじゃないですか。油断は禁物です」と言う。(こないだとは「雷・2nd.10話」ですね。)が、高村さんは「僕はこの送別会を台無しにしたくないんだ」と言うと雷ちゃんの肩を叩いて「これ、ドッキリだよ」と余興のつもりでいた。で、プレゼントの山にご機嫌な高村さんはその中一つを開けた。中には革靴が入っていて、それが気に入った高村さんは、早速その靴を履いてみる。(ちなみに、靴下は履いていないので、素足に革靴です。)「ちょっと新しいから固いな...」と口にする高村さんだったが、同僚たちにちょっと自慢げにその靴を見せびらかす。一方雷ちゃんは、その靴が入っていた箱に付けられたメッセージカードに気づき、それを声を出して読んでくれる。
「親愛なる高村一平殿。プレゼントは気に入ってもらえたかな?尚、その靴には地雷が仕掛けてある。カチッと鳴ったら起動するからそのつもりで...」ということで、慌てて高村さんの方を見る雷ちゃんだったが、その時、カチッと音がした。その音を耳にした雷ちゃんは「あっ、起動しちゃった...」と声を出す。これに「えっ?」と高村さん。雷ちゃんは慌てて高村さんの側に駆け寄ると、「ダメ!その靴、爆弾みたいです」と告げる。すると同僚たちは「えっ~?」と驚き、一斉に全員退避、隣の部屋からガラス越しに高村さんと雷ちゃん、爆弾処理をする束志を見守っている。(同僚といっても、やっぱり我が身が可愛いということですね。)
爆弾処理をしている束志は、靴から起爆装置を引き出した。カウントダウン・タイマーは、残り時間を表示していて「爆破まで、あと1時間43分29秒、28秒、27秒、26秒、…」とカウントダウンする束志。高村さんは「秒読みはいいから解体してよ」と言うが、束志は「残念ながらそれは無理です」と言う。「どうして?」と尋ねる高村さんに「ちょっとでも地面から足を浮かせたり、振動を与えたりしたら、たちまち大爆発が起こる仕組みになっているようです。ちなみに、爆発した場合、半径150mは木っ端みじんです」と続ける。(この展開、「泪・1st.10話/13話」「零・1st.13話」でもありました。)「木っ端みじん」という単語に反応した隣室の同僚たちは悲鳴を上げて一目散に逃げていった。で、束志も「では、私はこれで」と言って敬礼すると、振動を与えないようにゆっくりと逃げ出していきました。で、高村さんと雷ちゃんの2人だけとなる。
「しかし、一体誰がこんな?」と口にする高村さん。雷ちゃんは「心当たりは無いんですか?」と尋ねる。その時、部屋にあったパソコンの画面に顔に包帯を巻いた帽子を被った人物の姿が映し出された。で、画面の前に移動する雷ちゃん。その人物は語りだし「高村一平、お久しぶりね」と言う。雷ちゃんは「知っているんですね」と高村さんに問うが、高村さんは「まさか生きていたとは...」と呆然となっていた。画面の人物は相棒を殺し、自分をこんな姿にした高村さんに復讐するため、と告げ「いい気味ね」と言うと画像が消えた。で、雷ちゃんが高村さんの側に移動すると、高村さんが説明する。「西島冴子(にしじま・さえこ)。沖縄出身の国際的な爆弾テロリストだ。」高村さんは昔、沖縄で奴らを追いつめたことがあった。彼女には轡田秀一(くつわだ・しゅういち)という名前の相棒がいた。アジトに突入した時、轡田は誤って爆死してしまい、西島もその爆発に巻き込まれたが、彼女の遺体は見つからなかった、と語る。すると再び画面から西島の声が届く。「簡単に殺しちゃつまらないわ。だからチャンスをあげましょう」と言い、「墨を用意しなさい」と要求を口にする。これに高村さんは「ちょっと待ってよ、悪い予感がする」と口にする。(その予感とは「零・1st.13話」のことでした。)
墨を用意した雷ちゃんは、筆で高村さんの顔に髭を書き入れた。(やっぱり「零・1st.13話」です。その時も犯人が墨で髭を書けという要求を出し、同じ目に遭った高村さんです。)雷ちゃんは「本当に爆弾の解除法、教えてくれるんでしょうね」と問うが「もちろんよ。でもまだまだ、そんなんじゃ足りないわ。もっと塗りなさい」と要求する西島。で、仕方なく雷ちゃんは更に高村さんの顔に墨を塗る。「僕の甘い顔が台無しだ」とぼやく高村さんだったが「意外と似合ってますよ」と雷ちゃん。(結構楽しんでいる雷ちゃんです。)更に墨を塗ると、「あのぅ、もう塗る所がないんですけど...」と言う雷ちゃんは「さあ、これで気が済んだでしょう。解除の方法教えて下さい」と画面に向かって言う。しかし西島は笑って「バカねぇ。そんな簡単に教えられるはず無いでしょう」と告げる。で「えっ?」と驚く雷ちゃんと高村さん。西島は「ごきげんよう、またやーさい」と言い残し、通信は切れた。雷ちゃんは「またやーさい」という西島が発した言葉を呟くと考え始め、人差し指を唇に当ててから前方に突き出すと「よどむ、悪の天気」
高村さんは足がしびれてきて、ふらつくようになっていた。雷ちゃんはそんな高村さんを必死になって支えていた。そんな高村さんは「銭形くん、退避してくれ。アイツの狙いは僕だ。君まで犠牲にすることは出来ない」と言うが、雷ちゃんは「嫌です。私、高村さんを置いて逃げるなんて、絶対に嫌ですから。私たち、相棒でしょう」と強い口調で言う。(伝説の四姉妹もそうでしたが、やっぱり相棒を大事にする銭形です。)そんな雷ちゃんに高村さんは「銭形くん」と言って何やら相談を。また、爆破までのカウントダウンは続いていて、残り時間は1時間39分33秒になっていた。
とあるアパートの前に雷ちゃんが警官と武装した隊員と共にやってくる。「逆探知をして西島のアパートを発見しました。今から突入します」とTV電話で高村さんと話す雷ちゃん。高村さんは「銭形くん、気をつけろ」と優しく声を掛ける。これに「はい」と答えた雷ちゃんは電話を切り、突入開始。西島の部屋の扉の前に立った雷ちゃんは「行きましょう」と合図を送る。これに合わせて武装した隊員が戸を開けて中に入り、雷ちゃん、警官たちがそれに続く。「警察よ、動かないで」と言う雷ちゃんだったが、そのアパートは空室で結局誰もいなかった。で、高村さんに再度TV電話を入れた雷ちゃんはそのことを告げる。「これで振り出しに戻ったと言う訳けだ」と高村さん。「ごめんなさい、高村さん」と謝る雷ちゃん。「君のせいじゃない」と言う高村さん。
雷ちゃんたちは急いで警視庁に戻ってきた。玄関を入ると一人の警官が雷ちゃんに近づいてきて「銭形警視正、沖縄県警からファックスが届きました。西島の資料が入っています」と言って、大きな封筒を手渡した。「ありがとうございます」と言って受け取った雷ちゃんは、直ぐに中から資料を取り出して目を通す。資料には、西島がかつて沖縄県警に送った爆破の予告状(お馴染みの新聞の文字を切り抜いて作ったものです。)のコピーがあり、「またやーたい」という言葉で結ばれていた。で「またやーたい」ということから雷ちゃんは閃き、「謎は解けたよ、ワトソンくん」(ここでAパート終了、経過時間は約11分ということで、Bパートは約14分半あります。)
警視庁のロビーから高村さんにTV電話をしている雷ちゃん。「あれは西島冴子じゃありません。轡田秀一です」と告げる。が、高村さんは「何言ってるんだよ、轡田は沖縄で爆死したんだよ。ちゃんと死体まで見てるんだから」と言うが「でも、バラバラで判別できなかったんですよね」と確認する雷ちゃんは「あの時死んだのは轡田じゃなく西島の方だったんです」と言う。これに「どういうこと?轡田が女装していたってこと?根拠は何?」と尋ねる高村さん。(そう言えば「女装」というネタも結構ある「ケー刑事」ですけど...)すると雷ちゃんは「根拠はこれです」と言って、ファックスで届いた爆破予告状を見せる。(TV電話はこういう時、本当に便利です。)「これは10年前に西島が書いた爆破テロの予告文です。最後の部分をよく見て下さい」と言い、文末の「またやーたい」を指摘する。これは沖縄の方言で「また会いましょう」という意味だと語る雷ちゃん。高村さんは「さっき通信でも言っていたね」と思い出すが、雷ちゃんは「いえ、さっきは「またやーさい」と言ったんです」と言い、沖縄の方言には、男性用の表現と女性用の表現が明確に別れているものがあり、「またやーたい」は女性、「またやーさい」は男性が使う言葉だと説明する雷ちゃん。で、ピンと来たと言う雷ちゃんは、「真犯人は西島冴子ではなく、その相棒の轡田秀一です」と告げた。
その時、一陣の風が舞った。玄関の自動扉に視線を移した雷ちゃんは、顔に包帯を巻き、黒い帽子を被った人物が立っているのを目にした。その人物は「お見事」と言うと、帽子を脱ぎ、かつらを取り、顔に巻いてある包帯を解いた。その人物は男性であり、雷ちゃんの推理した通り、轡田秀一だった。警官たちは轡田に駆け寄り、拘束しようとして押さえ込んだが、轡田は雷ちゃんに向かって不敵な笑みを浮かべた。
雷ちゃんは轡田を連れて高村さんの元にやってきた。轡田は杖をついて歩いていて、高村さんの姿を見ると「久しぶりだな、高村。酷え面だ。せっかくの二枚目が台無しだ」と言う。これに高村さんは「何しに来た?」と問う。すると「お前の苦しむ姿を生で見たいと思ってな」と言うことだった。高村さんは片足を上げたままの姿勢でずっと立っていて、爆破までの残り時間は11分55秒になっていた。雷ちゃんは「解除の仕方を教えて下さい」と轡田に言うが「まだ時間はある。せっかくだから楽しませてもらわなきゃ」と言いながら轡田は高村さんの側にゆっくりと歩んでいく。これに高村さんは「貴様!」と言って蹴りを入れようとするが、慌てて雷ちゃんが止めに入り、高村さんを支えた。これに轡田は「高村、気をつけてくれよ」と言う。すると「望みは何だ?」と問う高村さん。これに「お前はナルシストだからなぁ...」と言った轡田は、要求を語る。
轡田の要求に従って、高村さんは「シェー」のポーズをしている。それを見て笑う轡田は「じゃあ今度は、猿の真似をしてもらおうか」と続ける。これに雷ちゃんは「ちょっといい加減にしてよ」と轡田に迫ろうとするが、高村さんがそれを制すると「いいんだよ、結構好きなんだ」と言って、今度は猿のポーズをする。で、それを見た轡田は誇らしげに大笑い。(「泪・2nd.4話」でゼスチャーをした高村さんを思い出させてくれます。)が、体力の限界なのか、高村さんはふらつき、雷ちゃんが慌てて高村さんを支える。で「もういいでしょう」と轡田に言う雷ちゃん。これに「お前誰だ?高村の娘か?」と轡田。(「娘」ということでは、本家・伝説の四姉妹が「五代の娘」ということを何度か言っていましたね。)雷ちゃんは「相棒です」と凛とした表情で答える。すると「なるほど」と呟いた轡田は、少し考えると不敵な笑みを見せてから「解除の仕方、教えてやるよ」と言った。
束志が爆弾解除作業を行っている。轡田が「あとはワイヤーを切るだけだ。白を切れ」と指示を出す。で。束志は言葉通り白のワイヤーを切ろうとするが「ちょっと待て」と高村さんが待ったをかけた。すかさず「信用しないのか?」と轡田は言うが、「嘘をついてどうなる。俺も死んじゃうじゃないか」と続ける。これに高村さんは「俺を道付けに自爆するつもりだろう」と信用しない。が、轡田は「とんでもない。死んだらお前が苦しむ顔が拝めなくなるだろう。そんなのはゴメンだ」と言って笑い出す。これに高村さんは何も言葉を返せなかった。で、再度「白だ」と束志に告げる轡田。すると「切ります」と言って白のワイヤーを切った束志。で、残り5秒という所でカウントダウンはストップした。それを見た高村さんは安心してよろめいて倒れそうになったが、雷ちゃんがしっかりと支えました。で「良かった」と安心する雷ちゃんだったが、それを見た轡田は不敵な笑みを浮かべた。それと同時に、新たな起爆装置が作動して、30分からカウントダウンが始まった。それを見た轡田は「あ~あ」と漏らす。「何の音?」と尋ねる雷ちゃん。すると「お前らのせいで、被害者が5万人に増えちまったよ」と口にする轡田。「どういうこと?」と問う雷ちゃん。「その爆弾を解除すると、別の爆弾のスイッチが入るように設計されているんだよ」と説明し、午後4時ジャストに爆発するそっちの爆弾は、ここにあるものよりも20倍は強力だという。高村さんは「貴様、一体何処に仕掛けた」と轡田に迫るが「それが命の恩人にものを尋ねる態度か」と言い、自分が出頭してこなかったら爆弾は解除できなかったはずだと言うのであった。で、恩着せがましく「俺はお前の命の恩人なんだよ」と高村さんに主張する。雷ちゃんは「爆弾は何処にあるの?」と改めて問う。が「さあ?何処だ...」と答えない轡田。しかし雷ちゃんは「赤坂スタジアム」と爆弾の場所にピンと来た。というのは、赤坂スタジアムでは、今日3時半から横浜ブースターズの試合が行われることになっていて、そこの総客整数は5万2000ということから推理したのだった。それを聞いた轡田は「ビンゴ!やるな、お嬢ちゃん」と雷ちゃんのことを褒めると同時に爆弾の在処を認め、更に手錠を外すことも要求した。
赤坂スタジアムにやってきた雷ちゃん、高村さんたち。必死で爆弾の捜索を行うが、(意外と簡単に)スタジアムの外のあるゴミ箱の上に置かれたアタッシュケースを発見し、ゆっくりとそれを開けてみる。するとそれは爆弾であり、残り時間は3分52秒から51秒に変わるところだった。高村さんが「どっちを切れば良いんだ?」と尋ねるが、轡田は「まあ待て、30秒もあれば解除できる。それよりもなぁ、高村」と言って更に高村さんをいたぶろうとする。かけがえのない相棒を高村さんのせいで失ったということで、高村さんにも同じ目に遭わせないと気が済まないと言う轡田は、杖で雷ちゃんを指すと「その娘を射殺しろ。それが爆弾解除を教える条件だ」と言う。雷ちゃんと高村さんは顔を見合わせ「最初からそれが目的だったのか」と高村さん。轡田は「残り時間が少なくなってきたぞ」とせかせる。で、アイコンタクトをした雷ちゃんと高村さんは、雷ちゃんが標的になり高村さんが撃つという位置関係にゆっくりと移動した。
高村さんは腰からゆっくりと銃を取り出すが、その銃は稲妻マークがついたあの銃だった。(「雷・2nd.9話」)で、雷ちゃんが頷き、高村さんは頷き返してから構える。が、ここで「ちょっと待った」と轡田が待ったを掛けた。「それ、もしかして空砲じゃねぇの」と言い、一緒に来ていた刑事に向かって「お前の銃、貸せ」と言って銃を手にする。その銃を使って空き缶に向かって試し撃ちを行い、空砲でないことを確認した轡田は、「高村、こっちだ」と言ってその銃を高村さんに渡そうとする。が、なかなか受け取ろうとしない高村さん。「さっさとしろよ」と言って轡田は無理矢理銃を渡した。すると高村さんは稲妻マークの銃をしまい、受け取った銃を確認する。轡田は更に「お前、下手くそだからな。その距離じゃあ当たらねぇだろう。もっと近づけよ」と指示を出す。で、雷ちゃんと高村さんは歩を進めて接近する。そして腕を伸ばして構える高村さん。銃口の先には雷ちゃんの体があるという至近距離にきた二人。それを見た束志は慌てて「高村さん、撃っちゃダメだ」と叫ぶと、「お願いします。止めさせて下さい」と叫んで轡田の側に駆け寄り、土下座をして頭を地面にこすって頼む。が、轡田は束志の姿は目に入らず、「本当に時間が無くなっちゃうぞ」と高村さんに急ぐように言い「あと2分」と告げる。
雷ちゃんは高村さんに向かって「高村さん、撃ってください」と強い決意で言う。高村さんは「銭形...」雷ちゃんは「私はいいから、撃って」「5万人の命がかかっているんです」と言うが、高村さんは雷ちゃんを見つめているだけだった。で、その様子を見た轡田は笑いながら「もっと苦しめ!」とあざ笑う。すると「撃ちなさい、高村巡査」と雷ちゃんは命令を出す。しかし雷ちゃんの目を見つめる高村さんは何も出来ない。すると優しい口調になって「高村さんに撃たれるなら本望ですよ」と雷ちゃん。が、高村さんは全く動かない。すると「もう、しょうがないなぁ」と言う雷ちゃんは、高村さんが構える銃を自分の心臓の上辺りに持ってくると「私を信じて」と言い、高村さんの指が入っている引き金の部分に自分の指を入れる。すると高村さんは「銭形くん。一つだけ知って欲しいことがある。君の相棒であったことは、僕の誇りだ」と語る。これに「私だって...」と雷ちゃんは返すと、雷ちゃんが高村さんの指を押す形で引き金が引かれた。
轟く銃声、倒れる雷ちゃん。呆然となった高村さんは銃を地面に捨てて狼狽え始める。それを見た轡田は「やった!」と誇らしげに笑い始める。束志は立ち上がると「おい、貴様。どっちのコードを切れば良いんだ?」と叫ぶように尋ねる。これに笑いながら「赤だ、赤を切れ」と轡田。で、柴田は急いでコードを切ろうとして爆弾に近づき、(この時、残り時間は40秒になっていた。)赤のコードを切った。で、残り時間38秒で爆弾は停止した。(「28秒にしない所がミソでもあります。」)で、轡田は一人大声で笑っていた。が、そこに雷鳴が轟いた。空を見上げる轡田は眩しそうにする。で、「雷鳴轟く積乱雲。何枚腹巻き重ねても、悪のおへそは逃がさない。その名も人呼んで、ケータイ刑事・銭形雷。私の稲妻でしびれなさい!」(最終回ですから、全て記します。)と口上を語り、轡田に稲妻を落とした。で、感電する轡田はその場に倒れると煙を噴くと、「おい、どうなってるんだ一体...」と訳が分からない状態になり、呟いた。
轡田の目の前には雷ちゃんが立っていて、笑顔を見せる。高村さんも「どうして...?」と狐に摘まれた様子で雷ちゃんの側に駆け寄り、束志は「雷ちゃん...」と安堵した表情の笑顔をしていた。「当たっただろう?」と尋ねる高村さんに雷ちゃんは「はい、高村さん」と言って、手錠を渡した。で、頷いた雷ちゃんから手錠を受け取った高村さんは、轡田の側に行き、手錠を掛けて逮捕した。で、雷ちゃんにウインクする高村さん。それに笑顔を返す雷ちゃん。
事件解決後、港に向かって歩いている雷ちゃんと高村さん。雷ちゃんは立ち止まると「じゃ~ん。実はこれのおかげで~す」と言って、高村さんの名前の入った古銭ストラップを取り出す。中央の穴の部分に銃弾があり、その古銭が確かに弾を受け止めていた。(銭形の古銭ストラップは、ゴルフボールを真っ二つにする(「零・1st.3話」)、カーペットを切る(「零・2nd.2話」)のをはじめ、舞い上がった紙も切る(「M1」)というただの古銭では無いですからね。)それを見た高村さんは「なんだよ、こういうことだったの」と言って、雷ちゃんが無事だった理由を理解した。雷ちゃんは「あ~あ、特別製だったのに...」とちょっと残念そうに言って見つめていた。すると高村さんが「ねえ、それ、僕にくれない?」と言うが、雷ちゃんは「いいんですよ、無理しなくって。日本の古銭なんてアメリカナイズドされた僕には似合わないよ」と言う雷ちゃん。(最初に高村さんが口にした台詞をしっかりと覚えていました。)これに「ごめん、ごめん、この通り」と言って謝る高村さん。すると雷ちゃんは高村さんに近づき、それを渡そうとする。で、高村さんは受け取ると「ありがとう。これ、君だと思って大切にするよ」と言う。
しばらく、お互いの顔を見合わせていた二人。高村さんから口を開く。「短い間だったけど、すけぇ楽しかった」これに雷ちゃんも「私もです。本当にお世話になりました」と返す。そして高村さんが敬礼すると、雷ちゃんもゆっくりと敬礼を返す。敬礼した手を下ろすと雷ちゃんが「さよなら、高村さん」と口にする。これに高村さんは「さよなら、銭形警視監殿」と返した。すると「えっ?知ってたんですか?」と雷ちゃんは驚いたように言うが、高村さんは「知ってるよ、相棒だもの」と言う。すると雷ちゃんは「はい」と頷いた。高村さんは「二階級特進おめでとう」と続ける。これに「ありがとうございます」と返す雷ちゃん。で、しばらく顔を見合っている二人。
しばらくすると「じゃあ」と高村さんが口にして、足下に置いていたバッグを手にすると、歩き出して去って行った。雷ちゃんは振り向いてそれを見送る。高村さんは後ろを振り返ることなく歩いていく。そして最後まで黙って雷ちゃんは見送った。そして高村さんが見えなくなると、唇に右手人差し指を当てた雷ちゃんは、それを前方に付きだし(「よどむ、悪の天気」のポーズです)「明日は明日の風が吹く、か...」と言い、空を見て頷くと、自転車にまたがりました。(で、笑顔の雷ちゃんで終了でした。)
最終回の物語は「泪・2nd.22話」と「零・1st.13話」をベースに、更には「泪・2nd.15話」で高村さんが銭形を撃つ所も形を変えて出すというように、これまでの物語と被らないように上手くまとめていました。それにしても、高村さんはロス市警に栄転って、泪ちゃんの時はシベリア、零ちゃんの時はパリ市警と言うように、必ず海外に行くんですね。(階級が「巡査」ということを考えたら、こんなにも海外勤務となるのはやはり凄いことです。(普通だったら、「巡査」ではなく、昇進していると思いますが...))また、雷ちゃんが二階級特進で「警視監」に昇進というのにも驚きました。(が、泪ちゃん、舞ちゃん、零ちゃんも(劇場版の「THE MOVIE」で)警視監に二階級特進したので、不思議ではないですが...)しかしこれによって「M2」で零ちゃんと同じ階級ということで、対等の扱いになるので、まあよろしいんじゃないでしょうか。
鑑識メモ。前回のオペラ編の舞台上にタキシードを着た柴田束志が立っている。「長い間、ケータイ刑事をご覧戴き、誠にありがとうございました。」と挨拶する。(→確かに、スタートしたのが2006年1月1日の元旦でした。BS-iの放送終了から直ぐにMBSでの放送が始まったので、1年7ヶ月放送されていたように感じる筆者です。)「雷ちゃん、シリーズ最長の40回の出演となり、私も感激の雷でございます」と束志。(→確かに、泪ちゃんの39回を上回りましたからね。でも、前後編の物語と活弁の回があるので、解決した事件は37、泪ちゃんは38ということになります。)更に束志は「これから雷ちゃんは警視監として、関東方面を担当するそうです」と、今後の雷ちゃんの事を語ってくれる。(→伝説の四姉妹・愛ちゃんはNASAに、泪ちゃんは北海道・東北方面、舞ちゃんは関西・四国方面、零ちゃんは九州・沖縄方面の本部長ですから、これで関東も平和になるでしょうね。)で、柴田は周囲を見渡すと「何やら、嫌な予感...」と口にする。が、そのままカメラの方に近づいてきて、「皆さん、今度はスクリーンでお会いしましょう。チャオ」→BS-iの本放送は2006/9/30ということで、発表されて約一ヶ月だったので「スクリーン」=「M2」まで5ヶ月と少しあったので、「お楽しみはまだ続きます」という雰囲気で終わってくれましたが、「M2」の公開も終わり、DVDの発売がまもなくという状況では、感動も薄らいでしまいます...
BS-iの本放送では、この後は最終回恒例のご挨拶(いつもは着ボイスDLのおしらせ)となるのだが、MBSの放送ではこの部分はありませんでした。(せっかくだから、記しておきます。)ラストの雷ちゃんと高村さんの別れの場となった港にいる雷ちゃんと高村さん。雷ちゃんが「皆さん、長い間、銭形雷を応援していただき、ありがとうございました」とお礼の言葉を口にすると、高村さんも「サンキュー」と左手を挙げてお礼を言う。続いて雷ちゃんは高村さんの方を向くと「高村さん、お世話になりました」と頭を下げてお礼を言う。高村さんも「こちらこそ」と言うが、続いて「とりあえずロスに行ったらね、僕、あの、向こうの女性警官たちにね、僕のバーボンスティックをね...」と言い出しました。雷ちゃんはそれを遮るように「またいつか会いましょう」と言い、笑顔で小さく何度もジャンプをしながら「バイバイ」と手を振り、高村さんも一緒に手を振っていました。
で、BS-iの本放送の時に「長い間、楽しい作品をありがとうございました。本当にお疲れ様でした。」と記したが、ここで一応もう一度この言葉を残しておきます。また、「またの登場を待っていますよ、高村さん。」とも記したが、その通り、高村さんはとんでもない方法で帰国して、雷ちゃんの妹・海ちゃんとコンビを組んでいますが、本当に嬉しい所です。
次週からのMBSのこの枠は、水曜深夜に放送している「恋する日曜日・ニュータイプ」が1日繰り上がって放送日変更という形で放送されます。(来週は第7話の「故郷を守れ! 前編」です。)BS-iの放送では「銭形雷」の後が「恋日・ニュータイプ」だったので、これも分かるのですが、それならばこの枠で1話から始めたら良いことであり、「恋日・2nd.」を19話で打ち切らずに最後まで放送していたら、「恋日」が7週間伸びることになるので、「ニュータイプ」を1話から始められたのに...(→「雷・2nd.14話」での次回予告がBS-iと同様に「ニュータイプ・1話」として流すことが出来たのに...)まあ、「ニュータイプ」だったら、6代目・海を演じる絢ちゃんが10話と12話に出演している(5/15の6代目特番でも触れられていた)し、美絵素四姉妹の次女&今年の高校野球のポスターに選ばれた南沢奈央ちゃんのデヴュー作なので、もっと注目されるべき作品でもあるんですけどねぇ...(でも、雰囲気は「魔女」という感じで、銭形らしさは無い。)また、この感じだと、「ニュータイプ」終了後の10月からは「恋日・3rd.」が始まるかも知れませんね...(「ケータイ刑事」とはジャンルが全く違うものの、秀作がずらり&注目の若手が続々出演です。→全26話、2007/1/7から毎週日曜日に各話を記しているので、適宜ご覧下さい。)
ケータイ刑事THE MOVIE2石川五右衛門一族の陰謀~決闘―+TVシリーズ雷★零
- 作者:
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 2007/02
- メディア: 単行本
↓まもなく発売
ケータイ刑事 THE MOVIE2 石川五右衛門一族の陰謀~決闘!ゴルゴダの森 プレミアム・エディション
- 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
- 発売日: 2007/08/24
- メディア: DVD
ケータイ刑事 THE MOVIE2 石川五右衛門一族の陰謀〜決闘!ゴルゴダの森 スタンダード・エディション
- 出版社/メーカー: Tokyo Soft Inc.(SB)(D)
- 発売日: 2007/08/24
- メディア: DVD
↓今回のベースが収録
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状+TVシリーズ オリジナル・サウンドトラック
- アーティスト: サントラ, ナミ&チヨ
- 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
- 発売日: 2006/02/01
- メディア: CD
↓こういうもので勉強しても...???
ロサンゼルス便利帳 ’07-’08年版―長期滞在、観光、留学、出張者必携!の役立ち生活情報満載
- 作者:
- 出版社/メーカー: ATO PRESS USA
- 発売日: 2007/03
- メディア: 単行本
ロスアンゼルス―2006~2007 (地球の歩き方ポケット)
- 作者:
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2006/09/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
↓コロンボ関係
別冊宝島 『刑事コロンボ完全捜査記録』 (別冊宝島 (1330))
- 作者: 町田 暁雄
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2006/07/06
- メディア: ムック
古銭と紙幣―和同開珎から現行貨幣まで 収集と鑑賞 (1973年)
- 作者: 矢部 倉吉
- 出版社/メーカー: 金園社
- 発売日: 1973
- メディア: -
BEST HIT USA 2007[2007/8/7] [音楽(etc.)]
いつものように、一番早いBS朝日での最初の放送に従って、「TIME MACHINE」で取り上げられた情報を中心にON AIR曲を記します。
今回も前回と同様に最初からゲストの登場となりました。「いきなりゲストです」ということでスタジオに登場したのは4人組のBATTLESの面々でした。インタヴューがあって、ON AIRされたのは『Atlas』でした。たっぷりとインタヴューがあったので、続く話題のアーティストを紹介する「HOT MENU」のコーナーはお休みとなり、「COUNTDOWN USA」の20位から11位までの発表に移行しました。で、今週の18位にランクインしたAMY WINEHOUSEの『Rehab』を紹介します、ということで、この曲のPVがON AIRされました。
CMが入り、それが明けると「STAR OF THE WEEK」のコーナーで、MAROON 5が登場しました。ADAMとJAMESの2人が色々と語り、ON AIR曲は大ヒット中のシングル『Makes Me Wonder』でした。
それに続いて「C/D USA」の10位から4位の発表があり、CMを挟んで、目玉の「TIME MACHINE」のコーナーです。今回の「TIME MACHINE」のコーナーは、8/7ということで、以下の5件が紹介されました。
1971年:BEE GEESの『How Can You Mend A Brokeb Heart』が全米1位を獲得、4週連続No.1を獲得し、1971年のBillboard年間シングル・チャートでも堂々の5位にランクインしました、1974年:J.GEILES BANDのPETER WOLFが女優のフェイ・ダナウェイと結婚('79年に破局)、1976年:ELTON JOHN and KIKI DEEの『Don't Go Breaking My Heart』が全米シングル1位を獲得、4週連続1位となり、1976年のBillboard年間シングル・チャートでは2位となる、1979年:RICKIEE LEE JOHNSのデヴュー・アルバム「RICKIEE LEE JOHNS」がプラチナ・ディスクを獲得、1997年:GARTH BROOKSがニューヨーク・セントラル・パークで無料コンサートを開催、100万人が集まった。
また、8/7が誕生日のアーティストとして紹介されたのは以下の2人でした。B. J. THONAS(1942年生まれ)、IRON MAIDENのBRUCE DICKINSON(1958年生まれ)。
このコーナーからのON AIR曲は、31年前のヒット曲をということで、ELTON JOHN & KIKI DEEの『Don't Breaking My Heart』の2000年のライブ・バージョンがON AIRされました。
「C/D USA」のTOP 3の発表が終わり、ラストのリクエスト曲は、1984年のBRYAN ADAMSの『Summer Of '69』でした。カナダ出身のBRYANですが、この当時から活きの良いロック・サウンドを聴かせてくれていましたね。なかなか骨のあるサウンドでした。
次回は、EPGの番組情報によると、ウクレレの第一人者、ジェイク・シマブクロと弟のブルースがスタジオに! R&B界のニュープリンセス、RIHANNAも登場!ということです。
- アーティスト: エルトン・ジョン, K.D.ラング, P.M.ドーン, リトル・リチャード, ドン・ヘンリー, キキ・ディー, クリス・レア
- 出版社/メーカー: ユニバーサルインターナショナル
- 発売日: 2001/09/27
- メディア: CD
DEXYS MIDNIGHT RUNNERS『DON'T STAND ME DOWN』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1985年に発表された彼らの4th.アルバムである。彼らは何と言っても1982年に放った『Come On Eileen』の大ヒットで知られているが、'70'sの終わりから'80's前半にかけて活躍したバンドであり、独特のサウンドが印象強い。本アルバムは、そんな彼らの持ち味が活きたサウンドに満ちたアルバムであり、心が安らぐサウンドを聴かせてくれている。
収録曲は、1985年のオリジナル盤では全7曲であるが、2003年に再発された時には1曲のボーナス・トラックが追加されて全8曲となった。しかも、普通はラストに曲を追加するものだが、なんと1曲目、つまり冒頭に追加するという珍しいことを行った。これによって曲順に従って聴いていくと、少しイメージが変わることになった。
ここではボーナス・トラック追加の全8曲収録の再発盤の収録曲を記す。『Kevin Rowland's 13th Time』『The Occasional Flicker』『This Is What She's Like』『My National Pride (Formerly Knowledge Of Beauty)』『One Of Those Things』『Reminisce (Part Two)』『I Love You (Listen To This)』『The Waltz』。
1曲は12分を越える超大作、6分を越える大作が3曲ということで、長い曲4曲で33分を越えている。(カントリーのアルバムだったら、この4曲33分で、通常アルバム1枚分の時間に達している。)そして残り4曲で18分弱で、トータルとしては50分を越えている。(ボーナス・トラックなしのオリジナル盤では46分超でした。)
彼らのサウンドは独特のものがあって、この当たりはケビンの才覚によるものなのだが、その奏でるサウンドは絶妙のゆらぎがあって、心を和ませてくれるものである。確かに、1982年の大ヒットアルバム「TOO-RYE-AY」には敵わないものの、それでも彼ららしい土の香りがするサウンドはいいものである。皆さんにとは言わないが、'80'sサウンドがお好きな方であれば、チェックしておきたいアルバムの一つである。
↑全8曲 |全7曲 ↓