SSブログ

A CHORUS LINE(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1985年のミュージカル映画「コーラスライン」である。この作品は1975年にブロードウェイで公演が始まり、大ヒットを記録してロングランになったミュージカルの映画化作品である。オーディションを目指して青春の全てを踊りに賭ける若いダンサー・17人の、それぞれの内に秘めた想い、その姿が露わになっていく。また、その17人のキャスティングも、殆ど無名に近い新人たちが起用されていて、役柄と同様に明日のスターの座を掴もうという気力に満ちている。

作品データを記しておくと、118分の作品で、製作総指揮はゴードン・スタルバーグ、監督はリチャード・アッテンボロー、脚本はアーノルド・シュルマン、撮影はロニー・テイラー、音楽はマーヴィン・ハムリッシュである。そして出演は、マイケル・ダグラス、アリソン・リード、マイケル・ブレビンズ、テレンス・マン、グレッグ・バージ、ジャスティン・ロス、キャメロン・イングリッシュ、ブレイン・サヴェージ、ヴィッキー・フレデリック、オードリー・ランダース、ジャネット・ジョーンズ、ミシェル・ジョンソン、カンディ・アレクサンダー、たちである。

ブロードウェイの売れっ子ディレクターのザックは、近くオープンする新しいショーのために男女4人ずつのコーラスを選ぼうとしてオーディションを行う。100人を越す中から16人に絞られるが、そこにかつての恋人で主役を張ったことのある女優キャシーを加えた17人に対して、様々な質問を投げかけて素顔をさらけ出そうとするザック...

ミュージカル映画ということで、当然、サントラ盤にも注目であるが、これがまたなかなかの出来である。サントラ盤の収録曲は以下の全11曲である。『I Hope I Get It』『Who Am I Anyway?』『I Can Do That』『At The Ballet』『Surprise, Surprise』『Nothing』『Let Me Dance For You』『Dance: Ten; Looks: Three』『One (Rehearsal)』『What I Did For Love』『One (Finale)』。

若者たちの情熱と、素顔をさらけ出させようとするプロデューサーのやりとりは、なかなか見応えのある人間ドラマでもあり、そこに歌と踊りが合体するという展開は、ブロードウェイ・ミュージカルとして大ヒットとなるのもよく理解できるものであり、その映画化作品なので、大いに期待しても失望させられることはない。映画とサントラ盤の両方をセットで楽しんで貰いたいところである。

 

Chorus Line/O.S.T.

Chorus Line/O.S.T.

  • アーティスト: Original Soundtrack
  • 出版社/メーカー: Universal Internation
  • 発売日: 2005/12/22
  • メディア: CD

↓映画DVDはこちら

コーラスライン

コーラスライン

  • 出版社/メーカー: 東北新社
  • 発売日: 2006/05/25
  • メディア: DVD

コーラスライン

コーラスライン

  • 出版社/メーカー: 東北新社
  • 発売日: 2001/10/25
  • メディア: DVD


コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

怪談新耳袋(再放送・8/11) [ドラマ]

今週は「銭形海」の放送の前の22:30~22:54の枠で、「怪談新耳袋」の再放送があったので、それについて。ただ、24分枠の放送なので、5秒のOP、4分50秒の本編、5秒のスタッフ&キャストのテロップが細切れ状態(テロップと次のOPはセットで10秒)での放送である。→「新耳」はOPテロップから恐怖感を味あわせてくれるので、OPと本編の間にCMが入ってしまっては白けてしまうので、続けるように改善すべきである。テロップと次の物語の間のCMを1分にしたら良いだけですし...

今回の放送は、5th.の2回目の放送の5話から、一番後ろの「大変やぁ」を除いた4話であり、二ヶ月ほど前(6/9)に放送されたものが再び同じ形で放送されました。(「タバコはベランダで」「超能力」「臭い」「爆弾」の4本でした。)

それぞれの物語については、もう書かないが、この4本の中では「爆弾」が涼しくなりますね。それから、元セーラー・ルナの小池里奈ちゃんメインの「超能力」は、全く怖くない物語であって、ちょっと面白い物語でもあります。(里奈ちゃんにはいずれ銭形を襲名してもらいたいと思っているんですけどねぇ... 年齢を考えたら8代目でしょうが、最近の傾向を考えると、子役からの経験のある子の襲名は難しくなっているだけに...)

が、ここでも途中に流れたCMの方に美味しいものがありました。まずは、「怪談新耳袋 最終夜」のDVD BOXの宣伝スポット。それは「新耳 5th.」のことですから、「細切れ放送が嫌な人は買いなさい」と言っているようでした。

そして「ケータイ刑事THE MOVIE 2」のサントラ盤のスポットCM。24日にDVDがリリースされることになっているので、DVDのスポットCMにしたらいいのに、サントラ盤の方を流す所がBS-iらしいところでもあります。(尚、DVDのスタンダード・エディションの初回特典には、このサントラ盤が同封されています。→まだ予約していない方は予約しましょう!さもないと、雷ちゃんが逮捕しに来ますよ...)

流石に、この枠の後が「銭形海」だから、「銭形海」の予告はここでは流れず、再放送の「銭形雷」の次回予告もありました。(「」と「」の予告は本当にヘビーローテーションです。)

ところで、今月の「怪談新耳袋」の放送は、映画の「ノブヒロさん」が14日にあるが、TVシリーズの方はこれだけのようです。「新耳」は夏に限らず、どの季節に放送してもいいものですが、この時期にこそ集中放送するべきだと思うんですよね。来月はどれだけ放送してくれるのでしょうか??

 

怪談新耳袋 最終夜 DVD BOX

怪談新耳袋 最終夜 DVD BOX

  • 出版社/メーカー: キング
  • 発売日: 2006/07/05
  • メディア: DVD
怪談新耳袋 百物語 DVD BOX

怪談新耳袋 百物語 DVD BOX

  • 出版社/メーカー: キングレコード、ビーエス・アイ
  • 発売日: 2007/07/11
  • メディア: DVD

怪談新耳袋 ノブヒロさん

怪談新耳袋 ノブヒロさん

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2006/12/06
  • メディア: DVD

↓これのスポットCMがありました。

ケータイ刑事 THE MOVIE2 オリジナル・サウンドトラック・アルバム

ケータイ刑事 THE MOVIE2 オリジナル・サウンドトラック・アルバム

  • アーティスト: 小出早織/松崎しげる
  • 出版社/メーカー: BS-i
  • 発売日: 2007/02/28
  • メディア: CD

↓予約していない方は予約しましょう。

ケータイ刑事 THE MOVIE2 石川五右衛門一族の陰謀〜決闘!ゴルゴダの森 スタンダード・エディション

ケータイ刑事 THE MOVIE2 石川五右衛門一族の陰謀〜決闘!ゴルゴダの森 スタンダード・エディション

  • 出版社/メーカー: Tokyo Soft Inc.(SB)(D)
  • 発売日: 2007/08/24
  • メディア: DVD


コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

ケータイ刑事銭形海6話(感想)+7話予告 [ケータイ刑事]

二段構成で記している「ケータイ刑事 銭形海」ですが、まずは第6話の簡単な感想と次回予告についてです。今回は第6話「生きていた恐竜!? ~未確認生物殺人事件」という物語である。タイトルから感じたのは「・2nd.25話」のメッシーと被るのでは?ということ。更にゲストの岡本信人さんということで「・1st.9話」の「お侍様」という証言から、「恐竜様」とでも言わないかと思ったのですが、そういう事にはなりませんでした。が、ラストのオチは「・2nd.25話」を研究していたオチでした。(何だかんだで、やっぱり「銭形泪」がベースですね。)

そんな中、高村さんが「・2nd.」で相棒となるだろう人物の名前(ニックネーム)を口にしたという所は、狙っているのでしょうね。(「M1」でちゃんを、「M2」でちゃんを匂わせるうに仕込んでいるシリーズですから...)

それにしても、本当に「銭形海」は「シリアス路線」なのでしょうか?ちゃんが真面目ということは良く分かるが、「真面目」=「シリアス」とは言えません。相変わらずの高村さんがやっぱり「脱・シリアス路線」の方向に持っていこうとしていますし... ただ、今回は「バーボン刑事のテーマ」を歌おうとしませんでしたけど...

今回の事件は、「」としては初めての世田谷区でした。(同時に海ではなくて湖でした。→海水か淡水の違いはあるものの、湖畔の砂浜ビーチで死体発見だったら、海も湖も大した違いは無いですし...)でも、世田谷区にこんな大きな湖があるなんて、港区赤坂の時空の歪みが世田谷区にも拡大しています。(何処まで拡大するのか?時空の歪みは...)

冒頭のコント、高村さんが読んでいた新聞ですが、完全に「東スポ/大スポ」のノリですね。一応「赤坂スポーツ」という新聞でしたけど... 高村さんにとったら、これも立派な新聞でしょうが、ちゃんはこういう新聞は読まないで「日経」でも読んでいそうに思えます。(一応、TBS系ということなので、毎日新聞ということにしておきます。)が、その新聞の一面に「ケータイ刑事舞台化」「鑑識メモはどうなる?」という見出しがある所はやっぱり「ケー刑事」です。で、恐竜の名前が「フタバアンド竜」って、「二八安土竜」の読みだったんですね。で、ちゃんは「いたら楽しいじゃないですか」と言う所は子供らしい所です。

事件現場に到着したちゃんと高村さんを襲ったのは、おみやげ売りのおばちゃんたちということで、観光地に言ったら何処でもグッズを売っている(特に、サブレ、まんじゅう、弁当などは定番中の定番です。→風刺も上手く取り入れていますね。)

関係者の事情聴取ということで訪れたのが「ペンションU.M.A.」高村さんは「ぺんしょん・うま」と言って「スニーカーが経営しているのか?」と呟いていましたが、スニーカーとは五代さんのことです。しかも高村さんとは従兄弟ですし...(やっぱり、「・2nd.」は五代さんの復帰なんでしょうか?)それを「うーま」と正して「Unidentified Mysterious Animal、未確認生物、ってことです」(横文字のテロップが出る所は親切な「ケー刑事」です。)と説明する所は、ちゃんの真面目さが出ています。(が、銭形姉妹はみんな正しく説明してくれます。)

ペンションのオーナー・蟹江が岡本信人さんということ、更に「家内が亡くなってから3年」と言った所で、ひょっとしたら3年前に奥さんも殺害していた?なんていう事件かな?とも思いましたが、それは有りませんでした。

簡単に恐竜の存在を信じてしまう高村さん。超常現象に関するようなことは全て否定的な見解を持っているはずなのに、人の話を聞くと直ぐに考えが変わるという所を上手く現しています。が、何かに拘る所も変わっていなくて、今回は「フライパン」。そんなに都合良くフライパンが砂浜に落ちている物なんでしょうか?だけど、そんな高村さんの扱いも、海ちゃんは上手くなりましたね。お姉ちゃまから話を聞いているのか、従姉妹のちゃん、ちゃんから話を聞いているのでしょうか?(両方あるでしょうね。)

ところで、高村さんは「自衛隊/第七艦隊に応援を頼もう」と言っていましたが、それを自分の携帯から応援要請をしようとしたけれど、まさか、そういうコネクションがあるのでしょうか?(単に警視庁に電話して、応援要請を頼むと伝えようとしただけか?→ここはコネクションがあると考えたい所です。)

翌日、またも赤坂スポーツを読んでいる高村さん。そこにある「ミスアンド竜コンテスト」の記事。全文、ちゃんと考えて書かれているが、ただのミスコンではなく、二八安土竜や恐竜についての知識を図る試験問題、「アンド竜音頭」を上手に踊る試験まであり、応募資格は6歳から60歳って、凄すぎる。(更に、「コンテストはビーエスアイ」にて放送される予定、って、何処までネタを仕込んでおくのでしょうか?)そのとなりにしっかりと「ケータイ刑事DVD好評発売中」という文字がありました。「応募しておいた」と言う高村さんに一瞬焦るちゃん。「嘘」と言われて安心しましたが、そういうのには興味はないのでしょうか?(銭形家からは、「音頭」まであるのなら、ちゃんが一番のように思います。何せ「雨ごい音頭」を踊っていますし、「私、IQ180ですよ」と自慢しているし、ミーハーだし...)

ところで、「鑑識メモ」の最後のオチ(平らなたらい)って、8/12にBS-iで再放送となる「銭形雷・1st.18話」にも出てきたネタですが、これは偶然なのか、計算された上でのオチなのか?(「」の時も、再放送されていた「」の放送にリンクしたネタがあったので、絶対に計算しているでしょう...)

次回第7話の物語は「ダイエット界のカリスマ来日! ~インストラクター殺人事件」である。当然、元ネタは、現在一大ブームを巻き起こしているあのダイエット界の軍曹であると直ぐに気づきます。(が、再放送や地上波放送の時まで持つかなぁ?日本では「○○ブーム」と言うのは火が付いたら凄いけど、数ヶ月したら忘れ去られてしまうだけに...)が、こういう所は「必殺仕事人」もそうでしたが、上手くアレンジするのが「ケータイ刑事」ですからね。

途中の海ちゃんCMは、やはりAパートとBパートの間だけの登場でしたが、前回の「おさいふケータイ編」ではなく、新作の「捜査会議編」でした。(一応、4つ目ということになります。)ということで、1本だけになったとは言え、このように新作が出てくるというのは嬉しい所です。(これは、BS-iの再放送、地上波の放送では全く期待できないですし、いずれ発売になるDVD BOXにも未収録になるでしょうから、本放送を見ている者だけのお楽しみですね。→BS-iが見られないという方も、「ケータイ刑事」ファンであれば、まずはBSデジタル放送対応のHDDレコーダーだけでも買いましょう!)

 

↓やっぱり泪ちゃんがベースです。

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/06/24
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX II

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX II

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/02/25
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX I

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX I

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2004/10/22
  • メディア: DVD

↓岡本信人さん出演の物語はこれに収録されています。

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX I

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX I

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/12/23
  • メディア: DVD

↓五代さん登場の作品群(「泪」はもう一度出しておきます。)

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2003/05/22
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2004/04/23
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX I

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX I

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2004/10/22
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX II

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX II

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/01/27
  • メディア: DVD
 
↓「U.M.A.」に関して
未確認動物UMA大全

未確認動物UMA大全

  • 作者: 並木 伸一郎
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2007/05
  • メディア: 単行本
未確認動物UMAの謎 (ムー・スーパーミステリーブックス)

未確認動物UMAの謎 (ムー・スーパーミステリーブックス)

  • 作者: 並木 伸一郎
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2002/12
  • メディア: 新書
あなたの知らない未確認生物本当にいる!UMAの正体 (コアコミックス)

あなたの知らない未確認生物本当にいる!UMAの正体 (コアコミックス)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: コアマガジン
  • 発売日: 2007/06
  • メディア: コミック
未確認動物UMAの謎と真実 (GAKKEN MOOK―ヴィジュアル版謎シリーズ)

未確認動物UMAの謎と真実 (GAKKEN MOOK―ヴィジュアル版謎シリーズ)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 学研
  • 発売日: 2006/12
  • メディア: 単行本
 
↓高村さんが拘るから、いくつか...
T-fal アマラル ソワレ フライパン 26cm 232059

T-fal アマラル ソワレ フライパン 26cm 232059

  • 出版社/メーカー: T-fal
  • メディア: ホーム&キッチン
T-fal アマラル ソワレ フライパン 28cm 232069

T-fal アマラル ソワレ フライパン 28cm 232069

  • 出版社/メーカー: T-fal
  • メディア: ホーム&キッチン
ストロングマーブル 4層ふっ素ハード加工 IH対応 マーブルキャスト フライパン 28cm H-4037

ストロングマーブル 4層ふっ素ハード加工 IH対応 マーブルキャスト フライパン 28cm H-4037

  • 出版社/メーカー: パール金属
  • メディア: ホーム&キッチン
T-fal アマラル ソワレ ウォックフライパン 28cm 232199

T-fal アマラル ソワレ ウォックフライパン 28cm 232199

  • 出版社/メーカー: T-fal
  • メディア: ホーム&キッチン
味道 鉄製厚底フライパン20cm AD-633

味道 鉄製厚底フライパン20cm AD-633

  • 出版社/メーカー: 和平フレイズ
  • メディア: ホーム&キッチン
Vita Craft ソフィア フライパン 26cm 1726

Vita Craft ソフィア フライパン 26cm 1726

  • 出版社/メーカー: Vita Craft (ビタクラフト)
  • 発売日: 2007/06/22
  • メディア: ホーム&キッチン
↓追加します。
平野レミ プレミアム レミパン24cm イエロー RMP-010

平野レミ プレミアム レミパン24cm イエロー RMP-010

  • 出版社/メーカー: 平野レミ
  • 発売日: 2007/01/01
  • メディア: ホーム&キッチン
平野レミ プレミアム レミパン24cm オレンジ Rmp-013

平野レミ プレミアム レミパン24cm オレンジ Rmp-013

  • 出版社/メーカー: 平野レミ
  • 発売日: 2007/01/01
  • メディア: ホーム&キッチン
平野レミ プレミアム レミパン24cm ブラック Rmp-015

平野レミ プレミアム レミパン24cm ブラック Rmp-015

  • 出版社/メーカー: 平野レミ
  • 発売日: 2007/01/01
  • メディア: ホーム&キッチン

コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

ケータイ刑事銭形雷18話[裏ネタ編] [ケータイ刑事]

BS-iの再放送枠(毎週日曜日朝10時)に合わせて書いている「[裏ネタ編]」(ここのところは、「教養講座」になっているような気が...(^^; )。今回の物語は第18話の「地球最後の日! ~デイ・アフター・トゥモロー殺人事件」である。サブ・タイトルからも分かるように、今回の元ネタは映画「デイ・アフター・トゥモロー」であるが、警視庁で唯一人、気象予報士の資格を持っているちゃんという設定を上手く利用した物語でもある。また、ゲストには佐藤二朗さんが登場ということで、これは新シリーズ(「雷」)になってから待ち望まれたことでもありました。

今回の物語では、気象学の専門用語をネタにしていたことから、気象学的にそれらを述べることにする。(それぞれについて詳しく記すと、膨大な量になるので、一般常識として知っておきたいポイントだけを記す。それ以上の詳しいことについては、専門書などで学びましょう。)→ある意味「ケータイ刑事」は「教養番組」ということにもなります。

尚、物語(内容)については、過去に記した記事の方をご覧下さい。BS-iの本放送時に記した記事は「ここをクリック(本放送)」、MBS放送時に「[改訂版]」として記したものは「ここをクリック(改訂版)」して下さい。

地震」:1995年の阪神大震災以降、日本各地で地震が多発するようになり、先日も中越沖、能登半島沖で大きな地震が発生しているので、誰もが敏感になっているでしょうから、学術的なことを簡単に述べるに留めておく。「地震」とは、固着している地下にある岩盤が、ある一定の部分を境目にして急にずれ動くことで発生する震動が波動となって伝搬し、地表をを震動させる現象のことである。または、それによって引き起こされる地面の振動のことである。(正確には前者が「地震」、後者が「地震動」と言われるが、一般的には両者とも「地震」と言って問題はない。)尚、「地震」というのは地球で起こる現象のことを言い、月で発生する地震は「月震」と呼ばれる。→皆さん、大地震はいつ起こるか分からないので、非常持ち出し袋を用意していますか?

氷河期」:地球の歴史において、氷河期はこれまでに少なくとも4回の大きな氷河期があったとされている。要するに、地球上の気候が極めて寒冷であって、広大な地域にわたって大陸氷河が拡大発達していた時代のことを指す。(そのため「氷河時代」とも言う。)現在の地球では、南極とグリーンランドに氷床があるので、見方によっては現在も「氷河期の真っ直中」と言う考え方もある。しかし、現在は「氷河の拡大期」ではないので、一般的には氷河期は約1万年前に終わった、という加賀江が一般的である。(しかし、46億年とされている地球の歴史から見れば、1万年というのは、ほんの一瞬前ということになる。)が、多くの科学者は「氷河期」が終わったのではなく、現在は「氷期と氷期の間の間氷期」と考えているのが一般常識となっている。

津波」:地震による海底陥没や隆起、地滑り、海中への土砂崩れ、海底火山の噴火、海への隕石落下などによって引き起こされる水面の波動のことであり、海岸線に到達すると多大な被害を及ぼす可能性のある高波のことも指す。水深が浅くなるとその高さは急激に高くなる。尚、現在では、日本語の「津波:tsunami」という単語が国際的な一般語となった。(以前は英語で「tidal wave」と言われたが、これは過去の言い方であり、「東京」を「江戸」、「サンクト・ペテルブルグ」を「レニングラード」(これは改名です)、スリランカの首都「スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ」を「コロンボ」(これは首都移転←「・1st.10話」に出てきましたね。)、と言うのと同じである。)

竜巻」:積乱雲の底から地表に向けて垂れ下がる猛烈な風の渦巻のことである。下が海面だと水を吸い上げ、地面だと地表にある物を巻き上げて破壊する。局所的には風速100mを越える。藤田スケール(F-スケール)でその強さを示す。一般的にはF0~F5の6段階で現されるが、F6クラスの竜巻が非公式ではあるものの報告例がある。ちなみに、それ以上の風速の竜巻もF12まで定義されている。(F12の風速は音速(=約343m)とされている。)F5の竜巻の発生率が1%以下、F6の竜巻の発生率が0%強とされているだけに、F12の竜巻が発生したら、地球も吹き飛んでいる?(また、劇中に登場した風速130mの竜巻アンドリウはF5ということになる。)

オゾンホール」:成層圏のオゾン層に穴が開いたように濃度が異常に低くなる現象のことであり、1970年代から発生していたことが確認されている。主に、「南極上空に顕著に現れる。」「春から初夏にかけて現れる。」「年々規模が拡大する。」ことが分かっている。

エルニーニョ」:元の意味は、スペイン語で「幼子・イエス」を意味しているが、現在では気象用語として広く使われるようになった。ペルー沖の海水温度がクリスマスの時期に上昇する現象を指す。尚、「エルニーニョ」はペルー沖のものを指すが、「エルニーニョ現象」と言えば、ペルー沖に限らず、世界的、長期的に発生する海水温度上昇現象のことを指す。(「エルニーニョ」と「エルニーニョ現象」は区別されていて、「エルニーニョはエルニーニョ現象の一例」ということになる。)

トルネード」:主としてアメリカで発生する竜巻のことなので、上記の「竜巻」と同じ。尚、料理用語として、ドイツ語(tournedos)で「フィレ肉の細かい部分を小さめに切ったもの」という意味もある。

 

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2007/01/26
  • メディア: DVD

↓スリランカの首都については、これも見てね(第10話)

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX I

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX I

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2004/10/22
  • メディア: DVD

↓参考文献

地震のすべてがわかる本―発生のメカニズムから最先端の予測まで

地震のすべてがわかる本―発生のメカニズムから最先端の予測まで

  • 作者: 土井 恵治
  • 出版社/メーカー: 成美堂出版
  • 発売日: 2005/06
  • メディア: 単行本

来るべき巨大地震―地震発生のメカニズムと規則性

来るべき巨大地震―地震発生のメカニズムと規則性

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 悠飛社
  • 発売日: 1995/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

ヒマラヤと地球温暖化―消えゆく氷河

ヒマラヤと地球温暖化―消えゆく氷河

  • 作者: 中尾 正義
  • 出版社/メーカー: 昭和堂
  • 発売日: 2007/04
  • メディア: 単行本

知ってそなえよう!地震と津波―ナマズ博士が教えるしくみとこわさ (知の森絵本)

知ってそなえよう!地震と津波―ナマズ博士が教えるしくみとこわさ (知の森絵本)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 素朴社
  • 発売日: 2007/08
  • メディア: 大型本

台風と竜巻―なだれからエルニーニョ現象まで異常気象を一望する

台風と竜巻―なだれからエルニーニョ現象まで異常気象を一望する

  • 作者: ジャック シャロナー, 平沼 洋司
  • 出版社/メーカー: 同朋舎
  • 発売日: 2000/11
  • メディア: 大型本

オゾンホール―南極から眺めた地球の大気環境

オゾンホール―南極から眺めた地球の大気環境

  • 作者: 岩坂 泰信
  • 出版社/メーカー: 裳華房
  • 発売日: 1990/07
  • メディア: 単行本

オゾンホールのなぞ―大気汚染がわかる本

オゾンホールのなぞ―大気汚染がわかる本

  • 作者: 桐生 広人, 山岡 寛人, 多田 ヒロシ, 村沢 英治
  • 出版社/メーカー: 童心社
  • 発売日: 1999/01
  • メディア: 大型本

地球大循環とエルニーニョ (パリティブックス)

地球大循環とエルニーニョ (パリティブックス)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 丸善
  • 発売日: 2003/03
  • メディア: 単行本


コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。