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「THE FINAL CONFLICT」 [映画(洋画)]

WOWOWのシリーズ一挙放送ということで記している「オーメン」シリーズであるが、今回はシリーズ第3作となる「オーメン/最後の闘争」です。尚、この作品でダミアンが主人公の物語としては完結するが、「ダミアン」という名前は10年後に製作される第4作にもしっかりと登場する。(名前は登場するが、ダミアンは登場しない。)当時はまだ無名であったサム・ニールが主役に抜擢され、ここから彼はスター街道を進んでいくことになったのは有名である。

作品データを記しておくと、1981年製作の作品で、時間は108分、製作はハーヴェイ・バーンハードとメイス・ニューフェルド、製作総指揮はリチャード・ドナー、監督はグラハム・ベイカー、脚本はアンドリュー・バーキン、撮影はロバート・ペインターとフィル・メヒュー、音楽はジェリー・ゴールドスミス、出演は、サム・ニール、ロッサノ・ブラッツィ、ドン・ゴードン、メイソン・アダムス、リサ・ハーロウ、たちである。

32歳になったダミアンは、今ではソーン産業のトップ(社長)の座にいるだけでなく、合衆国大統領からも一目置かれる存在となっていて、大統領顧問という地位も得ていた。それで彼は大統領の指名によってイギリス大使としてイギリスに赴くことになる。実はそこでは「ヘブロンの書」に基づく救世主再臨の時が訪れようとしていた。ダミアンはそのことを察知すると、救世主再臨の日に生まれたロンドンの赤ん坊の全てを抹殺しようとする... 一方、イタリアのスビアコ修道院のデ・カーロ神父はダミアンが悪魔の子であることを知り、ダミアンを殺すように命じたが...

ダミアンが大人になり、戦略の方もより緻密になったが、残虐なトーンは少し後退している。(どっちも恐ろしさを感じるが、本作における大人のダミアンの目はやっぱり怖い所である。)本作では、ダミアンを殺そうとするのは肉親ではなくて恋人ということになったが、「異性関係は身を滅ぼす」と言った感じになったが、子供を思う母は強し、ということですね。

 

オーメン/最後の闘争

オーメン/最後の闘争

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2007/05/18
  • メディア: DVD

オーメン 最後の闘争 デラックス・エディション

  • アーティスト: サントラ, ジェリー・ゴールドスミス
  • 出版社/メーカー: Project-T
  • 発売日: 2002/02/14
  • メディア: CD

↓シリーズ全5作のセット

オーメン コンプリート・コレクション

オーメン コンプリート・コレクション

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2006/11/03
  • メディア: DVD


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恋日・ニュータイプ・9話[改訂版] [ドラマ]

今週からは放送形態が少し変わるMBSの「恋する日曜日 ニュータイプ」の放送。毎週水曜深夜だけの放送だったのが、今週からは火曜深夜と水曜深夜の二夜連続放送となりました。これに伴って、火曜深夜の方は内藤怜奈先生(後ろの2つは津木野ユリが登場)が主役の物語ばかり、水曜深夜は多々野ユリが主役の物語のみの放送となる。(週2になると、あっという間に終わってしまうことになる。)→これを考えての放送だったら、実に良く考えられた放送と言うことになる。つまり、1話からの多々野ユリが主役の物語は、ずっと水曜深夜の放送のままですし、それ以外の物語を火曜深夜に放送することで、これも1つの番組みたいになる。しかも、火曜の方になる怜奈先生の物語は、全4話あるが、後ろの2つの物語は6代目・ケータイ刑事を襲名した大政絢ちゃん出演ということを考えたら、来るべき「銭形海」の放送に備えた前準備ということにもなる。(MBSで「銭形海」が放送されるのは、早くても来年の春以降でしょうが...)が、それならば「東京少女」(当然「TOKYOかしましガールズ」を含む)の放送を行うべきだと思いますが...

今回の物語は、第6話で下良が「未来は変えられない」と言った言葉を受けて、更に「予知夢」(予知能力)というテーマを勧めた物語である。程よい笑いを絡めながらも、明るい未来を期待できるじー~んとくる物語です。で、ゲストは「アバレンジャー」でアバレイエローを演じたいとうあいこさん。劇中には「銭形愛・9話」で愛ちゃんが披露したネタの変形を下良が披露するのと、銭形零ちゃんの口癖を多々野ユリが口にする、というお楽しみがありました。それでは今更ながらのネタバレあり&長文で本編に行きます。(尚、BS-iの本放送時に記したものは、ここをクリックして下さい。)

今回は「多々野ユリ&下良」の物語なので、「多々野ユリ、16歳、超能力者。だが、彼女はまだ自分の能力に気がついていない。下良隆三、ハイパーサイエンス研究所所長。彼は自分に超能力がないことを隠している胡散臭い男である。これは、そんな二人が究極の超能力者・みのるの持つ莫大な財産を譲り受けようと悪戦苦闘する、おかしくもほろ苦い、ハイパーサイエンス・ドラマである」というナレーションがあり、それからOP主題歌というパターンでのスタートです。

下良ハイパーサイエンス研究所。多々野ユリがコーヒーを入れようとしていて、マグカップにペーパーフィルターを入れ、ドリッパーを手にして考えて、ペーパーフィルターをカップからドリッパーに入れ替え、カップの上に置く。続いて隣に置いてあったインスタントコーヒーの瓶を手にすると蓋を開け、臭いを嗅ぐと瓶の中のインスタントコーヒーを全部ペーパーフィルターに入れた。そして「下良さん、お砂糖はどうします?」と尋ねる。これに下良は「当ててみなさい。私が砂糖を幾つ欲しているか」と答える。(予知能力を鍛える訓練だと言う下良。)それを聞き流しているユリは、ポットのお湯をドリッパーに注いでいる。→とんでもない濃いコーヒーができあがりますが、ここは予知能力がどうのと言う前に、インスタントコーヒーの入れ方をユリに教えるのが絶対に先でしょう...

下良は「(予知能力の)お手本を見せてあげよう」と言い、4つのスイート(イチゴショート、モンブラン、エクレア、プリン)を用意して、この中からユリが選ぶものを当てるという。「やったぁ。どれでも良いんですか?」と確認するユリに「お気に召すまま」と言う下良。で、ユリはじっと4つのスイーツを見てから「プリン」を選んだ。すると「やっぱりね」と言う下良。「えっ?」と言うユリに「プリンの底を見てごらん」と言う下良。で、ユリはプリンの底に一枚のメモを発見し、それを開くと「嘘っ」と声を上げた。そのメモには「ユリちゃんはプリンを選びマンボ!」と書かれていたのだった。驚いて「どうして分かったんですか?」と感心するユリに「これがセカンドサイト、つまり予知能力だ」と自慢げな下良。「凄い!」と感心するユリに「精神を集中させるんだ。そうすれば君も何かが見えるかもしれないよ」と下良、すかさず「やってみます」と言うユリが念じ始める。が、それと同時に地震が起こり壁が揺れた。で「あっ!」と声を出すユリ。「何か見えたの?」と下良が尋ねると「電話が鳴ります」と答えるユリ。すると下良はデスクの電話を慌てて取ったが「携帯ですよ、スタンプおじさんからの」とユリ。すると「わしじゃ、わしじゃ」と携帯が鳴った。それを見て「鳴った」と言うユリ。下良は携帯をユリに渡し、ユリが電話出ると「わしじゃ。今回のミッションを送るから、しかとお聞き。終わり」と、いつもの通りでした。

ここで下良は「このあとテレパシーでミッションが届く」と言うが「それは私にも分かります」と言うユリ。そして鐘の音が響くと「きました」とユリ。下良は「よーし、出掛けよう」と言う。「確認しなくていいんですか?」と尋ねるユリ。これに下良は「口に出すことはないだろう。行きたまえ、そして私は君の後についていく。私が聴いたルートと違った時は訂正してあげよう」と言うと、モンブランを手にして飛び出して行った。ユリは「後って言って、先行ってるじゃん」と突っ込んでから下良を追って飛び出していこうとして「待って下さい、下良さん」と言うが、一旦戻ってきてプリンを手にすると、下良を追って飛び出して行った。(ここでサブタイトル。バックの絵の具の色は「」でした。→多々野ユリの物語ですからね。)

ミッションで受けた場所(公園)にやってきたユリと下良。ユリが先導する形で下良が後ろから付いてきている。「場所はこの公園ですよね」と確かめるユリに「その通り、この公園だ」と言う下良。そしてブランコに乗っている女の子を見ると「そして困っているのはあの女の子だ」と言う。(が、この公園には、その女の子1人しかいない。)ユリは「今回は分かりやすいですよね。あの子しかいないから」と言うが「もちろん、この公園に百万人の子供たちがいようとも、私は見つけ出すことは出来たよ」と取り繕う下良。(100人ならばともかく、百万人もこの公園に入れませんが...)ユリは「手の甲に黒子が3つあるなんて珍しいですもんね」と言うが、これには「えっ?」と下良。(確かに女の子の右手の甲には黒子が3つありました。)

ユリはブランコに乗っている女の子に近寄ると、隣のブランコに乗り、「こんにちは」と声をかける。が女の子は何も言わない。下良がユリとは反対側から近寄ると「お嬢ちゃん、何か困ったことない?」と声をかける。しかし、これにも何も答えない女の子はブランコを降りると隣の滑り台に上っていき、滑り降りる。ユリは「私たち、怪しい者じゃないの、あなたの味方なの。だからね、何か困っていることがあったら遠慮無く相談して」と優しく話しかける。「私はユリ。名前、教えて」と言うと「アヤ」と名乗る。「アヤちゃんか...」と言うユリに「本当に、本当に味方になってくれるの?」と問うアヤ。これに大きく頷いて「うん、約束する」と答えたユリはアヤと指切りをした。

3人は「エンゼルファミリー」という名前の近所のスーパーにやってきた。その店先で「私、女の人が死んじゃう夢を見たの」と言うアヤ。そして店内で買い物をしている妊婦を指して「あっ、あの人」と言う。店内に入った3人はそっとその女性を追い、アヤは「車にはねられて...」と言う。で、下良はアヤが見たのは予知夢ではないかと考える。(6話(=前回のユリ&下良の物語)から続いています。)ユリも「予知夢って、未来に起こることを夢で見てしまうあれですね」と覚えていた。で「だったら見てあげたらどうですか。下良さんの予知能力で、あの女の人の未来」と言うユリ。しかし、下良は「はい?」と躊躇している。ユリは「もし、下良さんがあの人の未来を見ても、交通事故に遭うようなことがなかったら、アヤちゃんの心配も無くなるんじゃないですか?」と続ける。「まあまあ、それはそうだが...」と言う下良に「私がプリンを選ぶのだってちゃんと当てちゃうのだから下良さんならば簡単ですよね」と言う。これに下良は「私の力を持ってすればね」と言って笑うが「私だけが見るんじゃ味気ないじゃないか、多々野くん。君だって見たいだろう」と言う。すると「えっ?いいんですか?」と喜ぶユリ。下良は「勿論だよ、一緒に見せてあげるよ」(→ユリの能力を利用しているだけの下良ですが、それに気づいていないユリもユリですが、なかなかいいコンビネーションです。で、このパターンは最終回の良い物語に繋がっていきます。)

下良の手に手を重ねてたゆり。そうやって二人は未来を見始める。(が、呪文は下良、ユリ、の順で続く漫談です。尚、最後の「ボ~!」は二人一緒に口にする。)「未来はいずこ?」「伊豆高原」「コラーゲンなら」「フカのひれ」「」「」「ボ~!」で、二人が見たのは、買い物帰りのその女性が歩道を歩いていると、三輪車に乗った(暴走族気取りの)男の子が突っ込んでくる。で、それをよけた女性は、手にしていた買い物袋を落としてしまい、中に入っていたオレンジが車道に転がっていく。で、そのオレンジを拾おうとする女性だったが、そこに青い自動車が走ってきて轢かれてしまうというものだった。するとアヤが「オレンジが落ちたんでしょう?それで拾いに行こうとして...」と言う。で、ユリと下良が見たものとアヤが見たものは同じものだった。で、彼女が事故に遭うのは間違いないと判断する。

その頃、妊婦の女性は買い物を済ませていて、買い物袋を手に持ってスーパーから出て行こうとするところだった。それを見たアヤは「助けてあげられるよね」と言う。ユリは「というより、助けなきゃ」と言って、女性を追っていき、下良とアヤもユリに続いて女性を追った。

女性を追って歩道を歩いているユリたち3人。下良は「多々野くん、未来は変えられないって、前にも教えただろう」と言うが「だからって、何もせずに放っておくのはもう嫌なんです」と返すユリ。更に「だいたい、未来は変えられないなんい、誰が決めたんですか?」「やってみなきゃ分からないじゃないですか」「私、変えて見せますよ、未来」ということでこの辺りは高校生らしいところである。で、下良も「とにかくやってみよう」と言い、ユリの言うようにすることにした。

そうしていると、女性は角を曲がり先に進んでいく。見失ってはいけないと小走りで王ユリたちは、角から女性の姿を見ると、その先から三輪車に乗った男の子が走ってくるのを目にした。「来た。○○幼稚園」と言うユリ、「止めなきゃ」と言うアヤ。三輪車は女性に向かって走っていき、それをよけた女性は予知夢の通り、買い物袋を落とし、オレンジが車道に転がって行く。で、それを拾おうとする女性。その時「行っちゃいけない!」と下良がその女性の手を掴んだ。それと同時に青い車が走ってきて、オレンジを轢いて走り去っていった。下良は「このオレンジはあなただったかもしれない」と言うと、表情が変わる女性。それを見たアヤは「良かった...」、ユリも「変えられた」とホッとして、二人の間には笑顔が浮かんだ。

事情を話した下良たちに「ありがとうございました。お陰で助かりました」と感謝の言葉を言う妊婦の女性。(彼女は橋口ミキという名前でした。)ミキは、今週はついていなくて、洗濯物を干したらみんな風で飛ばされた、検診に行ったら看護師さんが順番を間違えて3時間も待ちされた、その帰り道に財布を落とした、ということで散々だとぼやく。で、これは「悪魔のウォンチュー・ベイビー・ウイーク」だという。(メフィスト・ファレス陰暦とメファスト・ファレス陽暦から算出した妊娠期間中最も不吉な一週間のことを言うそうです。)その話をしていると、アヤがこれから起こることを予知した。スケボーに乗った若者が公園にやってきて、ソフトクリームを手に持ったカップルがそれとは反対側から歩いてきてくる。ミキはサッカーボールが転がってきたのを遊んでいる子供に投げ返した所であって、スケボーとカップルがすれ違う時、スケボーをよけたカップルがよろめいて、ミキの拭くにソフトクリームが...というものだった。

そして、ミキの足下にサッカーボールが転がってきた。ミキは笑顔でサッカーボールを拾うと、投げ変えそうとする。アヤが公園の入口に目をやると、スケボーに乗った若者が公園に入ってきて、その反対側からはソフトクリームを手にしたカップルがやってきた。で、アヤが突然スケボーの若者の前に飛び出して通せんぼをする。スケボーの若者はこれに止まり、カップルはそのまま歩いて通り過ぎていった。ということで、ミキの服はソフトクリームまみれになることはなかった。それを見たユリは「アヤちゃん、あなた、何か見えたの?」と尋ねる。これに「ソフトクリームが付きそうだったの」と答えるアヤ。「私に?」と尋ねるミキ。で「うん」と頷くアヤ。で、ユリと幹は顔を見合わせる。

が、次の瞬間、アヤは「嫌だ!」と叫んだ。すると「また何か見えたのね」と尋ねるユリ。下良は「多々野くん」と言うとミキたちからユリを引き離し、「私たちもやってみよう」と言う。ユリは「はい」と答え、手を重ねる二人は「マ・ン・ボ!」

ユリと下良が見た予知夢は、路上に割れた植木鉢が転がっていて、その側にミキが倒れている姿だった。そして下良が「しっかりしてください」とミキの体を揺すっているが、ミキは何の反応もしなかった。ということで「どうしてこんな風になっちゃうんですか、下良さん?私たち、未来を変えたんじゃなかったんですか?」と尋ねるユリ。これに下良は「考えられることは一つだ。変えた未来でも彼女には死が待っているということだよ」と言う。するとユリは「そんな...」と口にして呆然となる。ミキはそんなことも知らずに笑顔でお腹をさすっていたが、その隣にいるアヤは重苦しい表情をしていた。(ここでAパート終了。経過時間は14分半弱ということで、Bパートは11分強になります。)

ミキの元に集まったユリたちに「私、帰ります。帰って、今週は家から一歩も出ない」とミキが言うと「それが良い、私が送ります」と下良が言う。で、ユリたち3人はミキを守るようにしてミキの家に向かった。帰り道の途中で橋のある所にやってきた一同。ユリは「向こう岸を行きましょう」と言うが「でも、こっちの方が近道ですけど...」とミキは直進する道を指さして言う。これに「こっちの道は危険です。今日は遠回りでも向こう岸を...」と言うユリ。すると「分かりました」と言って頷くミキ。ということで、4人は橋の方に歩を進めて歩き出し、橋の途中までやってきた。その時だった、植木鉢が割れた音が響いた。その音を耳にして立ち止まって振り返る4人。一人の男が「危ないやないか、何しとんじゃ、こら!」と文句を言っていた。そしてその男の足下には割れた植木鉢があった。それを見たユリは「植木鉢、クリア」と言ってホッとすると、先に進もうとする。

が、アヤの目が星になると、「帰っちゃダメ!」と言う。で、立ち止まって振り返るユリたち。アヤは「帰ったらマンションのエレベータが止まってて...」と言う。(エレベーターは点検中で止まっていて、階段を上がろうとするミキは...)これに「まさか」と漏らすユリ。下良が「多々野くん」と言うと頷くユリ。そして二人は再度未来を見てみようとする。(下良が「マ~」と言うがユリが「マンボ!」と一人で言っちゃいました。)で、二人が見たのは、階段を上っていく途中でミキは躓いて転び、オレンジが買い物袋から落ちていき、ミキも階段を転落して...というものだった。で驚いて顔を見合うユリと下良だった。

ミキのマンションに帰るのを止めて川辺にやってきた4人。「また未来を変えたのに、待っているのは最悪の結果か...」とぼやく下良。「いくら未来を変えても同じ結果だなんて...」とユリも暗くなってしまう。これに「そんなことはない。彼女が死なない未来だってあるはずだ」と言う下良に「ですよね。そこに導いていくのが超能力者・下良さんの役目ですよ」と言うユリ。すると「えっ?」と驚く下良。間髪入れずにユリは「期待してマンボ!」と言って右手を高く突き上げる。→「未来」というのをもっと長い時間のスパン(例えば50年とか100年先ということにしたら、誰だって死んでしまってますけど...というツッコミもできますけど...)

そうしていると、突然ミキがお腹を押さえて苦痛の声を上げた。これにアヤが「どうしたの?」と尋ねる。下良は「陣痛だ」と言い、ミキに「病院はどこですか?」と尋ねる。これに「豊島東大病院(とよしま・とうだいびょういん)です」と答えるミキ。(本作「恋日・ニュータイプ」のチーフ監督は豊島圭介監督ということで、そこからのいじった名前ですね。)その病院ならば、ここから車で10分ぐらいで行ける距離と言うことで、ユリにタクシーを呼ぶように指示する下良。しかしアヤが「車はダメ!」と叫んでユリを止める。この先で事故が起こって大渋滞になるというのであった。アヤは語る。渋滞に巻き込まれた後に病院に到着したが、遅かったということで、赤ちゃんは何とか一命を取り留めるが母親・ミキは助からなかったというのであった。ということで、ユリは「今度も悪い未来なんだ」と呟くと車を呼ぶのを止めた。そしてユリも下良もどうしたらいいのか分からなくなってしまい「どうすりゃいいんだ、どうしたら良い未来にたどり着けるんだ?」とお手上げ状態になってしまう下良。

これに「連れて行ってください。タクシーで病院に」と言うミキ。下良は「そんなことしたらあなたの命が...」と言って止めようとするが「赤ちゃんが助かるんだったら、私の命なんてどうなってもいいわ」と言うミキ。そして、ミキはお腹の子に関することを告白する。ミキは未婚で、お腹の子の父親は妻子持ち、妊娠を知った時、直ぐに堕ろすと決めたものの、迷って悩んで結論を先延ばしにしたらお腹が大きくなってしまった。また、お腹の子が蹴ったことで「ママ、何しているの」と怒られた気がした。だからこの子は例え自分の命と引き替えにしても、この世に生まれてきて欲しいと思ったのだった。で、自分でタクシーを捕まえると言うミキ。これに「ダメ!生きなきゃダメ!」とアヤが言う。下良は「そうですよ、この子の言う通りだ。諦めちゃいけない」とミキを励ますと「歩きましょう」と言う。(車で10分なら歩けない距離ではないということだった。)で、4人は歩いて病院に向かうことにした。

病院に向かう途中の道。下良は「こう言う時はラマーズ法だ」と口にする。ミキは「どんな法律なんですか?」と問う。(ユリならともかく、妊婦さんだったら知っていて当然だと思うのですれど...)で、呼吸法だということを説明する下良。それを聞くとユリは「ああ、ラマーズ法。でもそれって、赤ちゃん出てきちゃうんじゃありません?」と言う。これに「そうなの?」と問う下良。(ということで、名前は知っていても、その内容までは下良は知らなかった。一応、簡単に記すと、最初はソ連で精神予防性無痛分別法として提唱されたものを、フランスの産科医・ラマーズが改めたものである。その後アメリカで広く普及して日本にも紹介された。しかし、その効果については学問的な裏付けは十分ではないのが現状である。(が、全ての人にとはいかないが、効果があったと言うのもまた事実です。))が、ミキの陣痛は更に大きくなり、「あそこに連れてってください」とミキ。ミキが指さしたのは、カラオケ店だった。「あそこで生むんですか?」と驚く下良だったが「もう間に合いません」と言い、ミキは子供と二人が頑張る決心をしたのだった。

カラオケ店に入っていく4人。ユリはカウンターで「お湯とタオルを用意してください」と言う。更に下良が「それと救急車の手配も」と告げると、店員もそれに従った。で、24番ルームに入った3人と部屋の表でウロウロと行ったり来たりして待っている下良。「こういう時、男って何て無力なんだ...」という言葉には実感がこもっています。で、「ユリちゃん、頼むよ」と言って柏手を打って祈る下良だった。

部屋の中ではミキの額の汗をタオルで拭いているユリ、それを見守っているアヤ。ユリはアヤに「神様にお祈りして。お母さんと赤ちゃんが無事でありますようにって...」と言い、これに大きく頷くアヤは手を合わせて祈り始める。ユリが頑張る中「悪い未来はいくらでも変えられると私は思う。先のことは分からない。だから怖い時だってある。でも、自分を信じて諦めなければ、きっとそこには素敵な未来が待っているはずだ」と言うユリの言葉はいいですね。ユリはミキに「頑張って」と声を掛けていた。

表では下良が相変わらず右に左にウロウロとしている。そんな中、赤ちゃんの産声がした。で、その声を確認すると「生まれましたよ」と言って抱き合って喜ぶ下良と店員だった。そしてミキは担架に乗せられて救急車に運ばれていくが、下良は「よく頑張りましたね」とミキに声をかけた。「みなさんのおかげです。本当に有り難うございました」と感謝の言葉を返すミキだった。ミキが運ばれていくとユリが出てきて「母子共に健康です。もう大丈夫ですって」と伝える。これにホッとする下良。そして救急隊員が生まれた赤ちゃんを抱いて出てきて、その赤ちゃんを見るユリと下良。その時ユリは赤ちゃんの右手の甲に3つの黒子があることに気がついた。で、部屋の中に入り「アヤちゃん?」と言ってアヤを捜すユリ。しかしアヤの姿は何処にもなかった。

ハイパーサイエンス研究所に戻ったユリと下良。ユリはオレンジを包丁で切ると、それを絞り器を使って絞りながら気づいたことを下良に告げた。(でも、絞り器を手にして、半分に切ったオレンジを下に置いて、上から絞り器を押しつけて回しています。→使い方が逆ですよ~)アヤは未来から来た子供だった。未来からお母さんを助けるために来たと考えたのだった。黒子も同じ位置に3つあり、赤ちゃんが生まれた途端にアヤは何処かに消えちゃった、というのがその理由で「もしそうだったら、素敵だと思いません?」と下良に尋ねる。これに「不思議なことは不思議なままにしておく。だからこそ、心が躍る。素敵だと思うよ。不思議なことを解明しようとすること自体、愚かなことだよ」とユリに共感して夢のある言葉を言う下良。(科学万能の時代だからこそ、こういう気持ちは大事に持っていたい所ですが、でも不思議なことの謎を知りたいというのもまた人間でして...)

下良は「今朝のケーキ、食べちゃおうか」と言うと「そうですね、賞味期限切れちゃいますもんね」とユリ。そしてオレンジをそのままにしてイチゴショートとエクレアの元に駆け寄ると、素早く手を伸ばしてエクレアを手にした。が、エクレアの袋には「ユリちゃんはエクレアを選びマンボ!」と書かれたメモが貼り付けられていたのに気づいた。すると「これって、もしかして全部のケーキに?」と疑問に思ったユリはイチゴショートから「ユリちゃんはイチゴショートを選びマンボ!」と書かれたメモを発見した。すると「やばい、不思議解明しちゃった...」と呟くユリ。これに下良は「そうだよ。でもケーキ当てでは君の心は躍らないんだ。不思議なことは不思議なままにしておくことが望ましい。だからその教訓を君に教えるために私は姑息な小細工をしたんだよ」と言い訳を始める。(色々と言うことが出来るものですね。でもこれって「銭形愛・9話」に登場したマジックの種と同じです。)下良はユリの肩を叩いて「一つ大人になったな」と言うが「これって大人なのかな?」と首をかしげるユリは続けて「レレレ」(出ました、銭形零ちゃんの口癖をやってくれました。)

そうしていると「わしじゃ、わしじゃ」と携帯が鳴った。「あっ、スタンプおじさん」と反応が早いユリ。電話に出ると「わしじゃ。それもまた人生。ポン!終わり」と言ういつものメッセージでした。そしてスタンプカードには4つ目のスタンプが押されました。それを確認した下良は「来た、来た来た、来たよ、大人のユリちゃん」とマラカスを手にして言い、「来た来た来ましたね、子供の下良ちゃん」とユリもマラカスを手にして言う。そして、久しぶりに「いただきマンボ!」が出ました。(そして画面には「Mission complete」の文字。)

今回の物語はファンタジックな要素があるちょっと不思議な物語でもありましたが、「恋日」の王道を行くハッピーエンドというのはホッとさせてくれます。(このようにちょっぴり幸せな気持ちにさせてくれるのが「恋日」です。)ここしばらく、切なくなってしまう物語が続いていただけに、(分かっていても)嬉しくなる物語でした。1話1話も良い物語ですが、それらが合わさると実にバラエティに富んだ内容になるのも「恋日」らしい所です。(7話以降は多々野ユリ内藤怜奈の2本の物語が同時進行する形になり、ますますオムニバス形式ということが強くなりました。)

それよりも、多々野ユリには日常生活に関して(特に、キッチン・グッズの使い方は絶対ですね)色々と教えてあげないとダメですね。少なくとも、今回、ユリが入れた(インスタント)コーヒーは飲めるような代物ではありませんし、オレンジを搾っても、あれじゃあ殆どこぼしていることでしょうし...

次回・第10話の物語は「一人ぼっちの魔女」という物語ですが、これは多々野ユリと下良は出て来ません。(MBSの放送は来週火曜深夜26:25からです。)前回の前後編の物語に登場した内藤怜奈先生が高校の教師という設定を上手く使った物語で、津木野ユリ(演じるのは6代目ケータイ刑事を襲名した大政絢ちゃん。→初回からOP映像には登場していましたが、ようやく本編に登場となります。)この時のちゃんは銭形海よりも長髪で「魔女」という雰囲気にピッタリでした。で、「高校生」「魔女」と言えば思い出されるのは「エコエコアザラク」の黒井ミサであり、この物語のBS-i本放送時には「エコエコアザラク R-page/B-page」という2本の映画がまもなく劇場公開という時期(5代目黒井ミサ・近野成美)であり、ちゃんは6代目黒井ミサが良いのでは、と思っていました。

次週・水曜深夜の放送(いつもより10分繰り下がって26:40からです。)は、第11話「初恋を成就せよ!」という物語で、こちらは多々野ユリと下良が登場する物語です。下良の初恋の人が登場し、下良が主役のような物語で、下良の過去がいくらか明らかになります。が、これが甘酸っぱく、それでいてほろ苦い初恋を上手く扱った物語となります。尚、ゲストは山口いずみさんです。(週2の放送だから、再来週には最終回を迎えることになります。)

みのる超能力教室。「わしじゃ」といつもの調子のみのる。今回は視聴者からのおたより(質問)紹介ということで、「ペンネーム・東大卒の映画監督さんからの質問じゃ」と言ってハガキを読み始める。(「東大卒のノンキャリア」という「銭形雷」に登場した岡野富夫警部補を意識していますね。)→ハガキには郵便番号も住所も書いて無くて、単に「みのる様」とあるだけでした。これでよくもまあ届いたものですね。で、質問は「千里眼という能力は、一里を約4kmとした場合、4000km先までしか見えないのでしょうか?」というものでした。で、みのるがこれに答えようとするが「さあなぁ…、それはだなぁ…」と言うと「それもまた人生か」と言うことで、答えてくれませんでした。

 

 ↓今回の「ケー刑事」ネタはこれらからでした。

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2003/05/22
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX I

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX I

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/12/23
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX II

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX II

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/01/27
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/12/22
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2007/01/26
  • メディア: DVD
 
↓いとうあいこ、といえばこれらです。
スーパー戦隊シリーズ 爆竜戦隊アバレンジャー VOL.12

スーパー戦隊シリーズ 爆竜戦隊アバレンジャー VOL.12

  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • 発売日: 2004/09/21
  • メディア: DVD
ラブサイコ 狂惑のホラー

ラブサイコ 狂惑のホラー

  • 出版社/メーカー: 角川ヘラルド映画
  • 発売日: 2006/09/22
  • メディア: DVD
劇場版 爆竜戦隊アバレンジャーDELUXE アバレサマーはキンキン中!

劇場版 爆竜戦隊アバレンジャーDELUXE アバレサマーはキンキン中!

  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • 発売日: 2004/02/21
  • メディア: DVD

いとうあいこ(Chao) Torenia

  • 出版社/メーカー: キング
  • 発売日: 2002/11/06
  • メディア: DVD
いとうあいこ写真集『Don't Stop Me Now!』

いとうあいこ写真集『Don't Stop Me Now!』

  • 作者: 根本 好伸
  • 出版社/メーカー: ぶんか社
  • 発売日: 2003/09/18
  • メディア: 大型本
↓「予知能力」ということで...

未来を予知する気学―先見力・予知能力を高める人類四千年の秘術

  • 作者: 川西 庸介
  • 出版社/メーカー: 学研
  • 発売日: 1983/01
  • メディア: -
予知夢という能力

予知夢という能力

  • 作者: 泉 山秋
  • 出版社/メーカー: 葉文館出版
  • 発売日: 1999/09
  • メディア: 単行本
未来を創る力はあなた自身の中に

未来を創る力はあなた自身の中に

  • 作者: リンダ・M. ジョージアン
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1997/11
  • メディア: 単行本
予知夢 (文春文庫)

予知夢 (文春文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2003/08
  • メディア: 文庫

予知夢“運命の赤い糸”

  • 作者: 泉 山秋
  • 出版社/メーカー: 中央アート出版社
  • 発売日: 1998/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
ずっと不思議だった夢の秘密―予知夢・デジャヴ・自覚夢

ずっと不思議だった夢の秘密―予知夢・デジャヴ・自覚夢

  • 作者: 泉 山秋
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2000/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

雑学 夢の世界・謎と不思議―予知夢・透視夢・テレパシー・死者との交信

  • 作者: 超心理研究会
  • 出版社/メーカー: 日東書院本社
  • 発売日: 1992/01
  • メディア: 単行本
予知夢という能力

予知夢という能力

  • 作者: 泉 山秋
  • 出版社/メーカー: 葉文館出版
  • 発売日: 1999/09
  • メディア: 単行本
 
↓多々野ユリに使い方を教えてあげなきゃ...
HARIO V60透過ドリッパー01 セラミックW 1~2杯用

HARIO V60透過ドリッパー01 セラミックW 1~2杯用

  • 出版社/メーカー: ハリオ
  • メディア: ホーム&キッチン
Kalita 銅製 コーヒードリッパー 2~4人用 102-CU

Kalita 銅製 コーヒードリッパー 2~4人用 102-CU

  • 出版社/メーカー: Kalita (カリタ)
  • メディア: ホーム&キッチン
HARIO 耐熱ガラスドリッパー・マルチ 1~4人用 GDB-100TB

HARIO 耐熱ガラスドリッパー・マルチ 1~4人用 GDB-100TB

  • 出版社/メーカー: ハリオ
  • メディア: ホーム&キッチン
コーヒードリップバッグ 80枚入

コーヒードリップバッグ 80枚入

  • 出版社/メーカー: アーネスト
  • メディア: ホーム&キッチン
シトラスエキスプレス

シトラスエキスプレス

  • 出版社/メーカー: STARFRIT
  • メディア: ホーム&キッチン
 
↓これらが好きな多々野ユリ、やっぱり女子高生ですね
美食の王様 スイーツ―絶対おいしい169店 厳選の380種

美食の王様 スイーツ―絶対おいしい169店 厳選の380種

  • 作者: 来栖 けい
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2006/04
  • メディア: 単行本
いちご会―ショートケーキの上のいちごは、みんな大人が食べてしまおう

いちご会―ショートケーキの上のいちごは、みんな大人が食べてしまおう

  • 作者: 山口 秋生
  • 出版社/メーカー: 文芸社
  • 発売日: 2006/11
  • メディア: 単行本
かんたん、おやつ―30yenクッキー50yenプリン100yenケーキ (別冊すてきな奥さん)

かんたん、おやつ―30yenクッキー50yenプリン100yenケーキ (別冊すてきな奥さん)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 主婦と生活社
  • 発売日: 2007/06
  • メディア: 大型本
プリン (おいしいホームメイド)

プリン (おいしいホームメイド)

  • 作者: 柳瀬 久美子
  • 出版社/メーカー: 雄鶏社
  • 発売日: 2001/06
  • メディア: 単行本
笑うスイーツ

笑うスイーツ

  • 作者: ハマダ ルコラ, 大森 いく子
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2004/12
  • メディア: 大型本
かんたんスイーツ たまごのお菓子 (かんたんスイーツ)

かんたんスイーツ たまごのお菓子 (かんたんスイーツ)

  • 作者: 石橋 かおり
  • 出版社/メーカー: 雄鷄社
  • 発売日: 2005/10
  • メディア: 大型本
アジアンスイーツ

アジアンスイーツ

  • 作者: 沙智
  • 出版社/メーカー: 柴田書店
  • 発売日: 2002/07
  • メディア: 単行本
デザート&スイーツ 人気の95レシピ

デザート&スイーツ 人気の95レシピ

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ディーアート
  • 発売日: 2004/09
  • メディア: 大型本
 
↓「ラマーズ法」に関して

新ラマーズ法図説―精神予防性無痛分娩

  • 作者: 尾島 信夫
  • 出版社/メーカー: 鳳鳴堂書店
  • 発売日: 2004/07
  • メディア: 単行本

結婚 妊娠 お産百科―わかりやすく独習できるラマーズ法解説つき

  • 作者: 尾島 信夫
  • 出版社/メーカー: 主婦の友社
  • 発売日: 1983/01
  • メディア: 大型本
自然出産を支える実践ラマーズ法

自然出産を支える実践ラマーズ法

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: メディカ出版
  • 発売日: 2000/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

ラマーズ法の基礎と実際

  • 作者: 小林 隆
  • 出版社/メーカー: 医学書院
  • 発売日: 1981/10
  • メディア: 単行本

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EURYTHMICS『REVENGE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1986年に発表された6th.アルバムである。ユニットとしては大成功を収め、しかもアニー・レノックスは前年にアレサ・フランクリンとのデュエットでヒットを飛ばすというようにシンガーとしても順調であり、EURYTHMICSとしても大きく期待されたアルバムであり、その期待に応える内容で、世界中で大ヒットを記録したアルバムである。(が、不思議なことに、チャートの記録では以外と地味である。)イギリスでは最高位3位、アメリカでは最高位12位を記録しているが、Billboardの年間アルバム・チャートのTOP 100にはランクインしていない。まあ、発売時期の関係もあるが、世界で1500万枚を越えるセールスを記録したアルバムとしたら、ちょっと以外な所である。(→チャートというのは人気投票みたいな一面もあって、ヒットの大きさを正しく現していないということを証明しています。)

収録曲は以下の全10曲である。『Missionary Man』『Thorn In My Side』『When Tomorrow Comes』『Last Time』『Miracle Of Love』『Let's Go』『Take Your Pain Away』『Little Of You』『In This Town』『I Remember You』。

この中からは、アメリカでは2曲、イギリスでは4曲がシングル・ヒットを記録している。『Missionary Man』はBillboardのシングル・チャートで最高位14位(年間シングル・チャートのTOP 100にはランクインしていない)、イギリスでは最高位31位を記録、『Thorn In My Side』はイギリスでは最高位5位、アメリカでは最高位68位あった。また『When Tomorrow Comes』はイギリスで最高位30位、『Miracle Of Love』がイギリスで最高位23位を記録している。

この中からの筆者のお薦め曲は、シングル・ヒットを記録した『Missionary Man』と、『Miracle Of Love』『Take Your Pain Away』『In This Town』という所をピックアップしておく。

クールで無機質的なポップなサウンドだったが、アニーが歌姫として大きく進化してきたことがサウンドの変化に現れることになったが、アニーのボーカルは本当に引き込まれる巧さがある。

本アルバムはアニーのシンガーとしての魅力と、デイブのエンジニアとしての技量の高さが見事に融合した本アルバムは、大きなシングル・ヒットこそ生まれていないが、アルバムのトータル・クオリティは非常に高く、アルバムとしてじっくりと聴き込みたくなるものである。じっくりと聴きましょう。

 

Revenge

Revenge

  • アーティスト: Eurythmics
  • 出版社/メーカー: SMG
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD


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