再び土曜夜が特撮ラッシュ? [特撮]
10月からは、関西ではまたも土曜夜が特撮ラッシュになるようです。(「牙狼」「リュウケンドー」を放送していた時期を思い出します。→関西では、「牙狼」は土曜深夜、「リュウケンドー」は日曜朝でした。)
現在、土曜の夜から日曜日というと、23:00からのBS-i「ケータイ刑事銭形海」があり、日曜朝のABCの「スーパーヒーロータイム」、日曜朝10時からのBS-i「ケータイ刑事銭形雷」の再放送ということになっている。これは10月になると土曜深夜に特撮作品が入ると言うことになる。
この時間帯の最初と最後の「銭形海」と「銭形雷」はこのままなので変わらないが、「ウルトラセブン」誕生40周年記念作の「ULTRASEVEN X」がMBSでは土曜深夜27:25~ ということでこの半日ぐらいの間に入ってくる。(TBSは金曜深夜(26:25~)の放送である。)
そして、「キューティハニー THE LIVE」はTV東京は火曜深夜(25:00~)の放送であるが、現在のTV東京が火曜深夜の該当時間に放送しているアニメ「キスダム」がTV大阪は土曜深夜26:05~ の放送になっているので、おそらく土曜深夜の放送になる物と思われる。
ということで、土曜の夜の「銭形海」から始まって、日曜のお昼前の「銭形雷」まで、またも忙しくなりそうです。(「セブン」と「ハニー」、日曜日の間に見ることが出来るのか、不安です。)
尚、MBSの土曜深夜25:55~からの30分刻みで3本放送されるアニメの中に何かあったら、それもあるし...(BS-iの例の(木曜深夜)アニメ枠をCMだけでなく本編も見ることになるのか???)
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2006/04/26
- メディア: DVD
キューティハニー 1 (1) (少年チャンピオン・コミックス)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 1992/12
- メディア: 新書
キューティハニー 2 (2) (少年チャンピオン・コミックス)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 1992/12
- メディア: 新書
ERASERHEAD(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]
1976年の映画「イレイザーヘッド」である。この作品はデヴィッド・リンチ監督の長編デヴュー作であり、5年の歳月を費やして完成した作品でもある。全編モノクロの映像によって表現されていて、そこが不気味さを見事に盛り上げてくれる。また、カルト作品として広く知られていて、「ミッドナイト・カルト」という言葉は本作によって生まれた単語である。
いつもならば、映画の作品データから記すのだが、今回はサントラ盤の方を先に述べる。本作のサントラ盤はちょっと変わったものが収録されている。(一応「SOUNDTRACK」となっていますけど...)収録曲は以下の2曲であるが、ここでは「曲」というよりも「劇中の音」と言った方が良いでしょう。(つまり、収録トラックが2と言った方が的確かと...)しかも、この2曲(2トラック)で37分という時間に達しているということで、何と言ったらいいのか... サントラ盤だけでは何が何だか分からないのは必至であり、DVDとセットにして揃えておくべきサントラ盤である。
尚収録曲(収録トラック)は『Exerpts from: Digah's Stomp/Lenox Avenue Blues/Stompin' the Bug/Messin'』『In Heaven (Lady in the Radiator Song)』である。
続いて作品データを記しておく。1976年の作品と言うことになっているが、1972年から製作が始められている。時間は89分、監督、監督、脚本、編集、特殊効果をデヴィッド・リンチが行っている。撮影はフレデリック・エルムズ、音楽はピーター・アイヴスである。そして出演は、ジョン・ナンス、シャーロット・スチュワート、アレン・ジョセフ、ジーン・ベイツ、ローレル・ニア、ダーウィン・ジョストン、たちである。
舞台はフィラデルフィアの工業地帯。印刷工のヘンリーはもじゃもじゃ頭の冴えない男であり、ある日、ガールフレンドのメアリーXから奇怪な赤子を生んだと告白される。ヘンリーは驚くこともせずにメアリーとの結婚を決意し、二人の新婚生活が始まる。しかし、2人は赤ん坊の泣き声に悩まされることになり、メアリーはノイローゼになって家出、ヘンリーが一人で赤ん坊の世話をすることになる。それからのヘンリーは次第に悪夢と狂気の世界に入り込んでいき、赤ん坊をハサミで刺し殺してしまった...
本作については、とにかくその描かれているイメージを目で見て、そして感じ取るべきであり、文章で表現することには無理がある。(悪夢の世界を目で見て感じてもらうしかない。)最低3回は見て、リンチ監督の描き出した悪夢を感じ取ってもらいたいところである。(カルト的な人気を得ていることも、数回見たらその理由が分かりますよ。)
今週(9/6)の収穫 at BS-i「アニメ枠」+「e2 by スカパー! Life」 [ケータイ刑事]
「世界陸上」も終わり、いつもの番組が流れるように戻ったBS-iということで、いつものCMが流れるだろうという予想の下で、いつものようにチェックしました。また、「ケータイ刑事THE MOVIE 2」のDVDのスポットの登場を期待していましたが...(やっぱりこれは流れませんでした。)
「おお振り」の始まる前、ここには「銭形海」の予告が流れることが多いのだが、今回はここにはなし。川田アナが退社してから「iしたい。」に出るようになった岡村アナがやたらと出てくるのだが、そういえば「M2」のDVDの「iしたい。」も岡村アナだったということを思い出しました。
「おお振り」が始まってからは、「銭形海」の30秒バージョン(正確には27秒)の次回予告がA/Bパートの間にあったのをはじめ、「うさもち」や「ガンダムW」の宣伝、「AIR」のBD-BOXのCMなど、いつものものが流れていました。(「Kanon」のDVDのCMが無かったですが、こちらにも「怪物王女」のDVDのCMがあったのがいつもとの違いでした。)
「怪物王女」の方では、日曜の再放送の「銭形雷」の30秒バージョン(正確には27秒)の次回予告がありました。(次回は1st.21話の「フットサン」なので、Jリーグ中継の番宣に続いていたらもっと面白く突っ込めたのですけどねぇ...)こちらでは「AIR」のBD-BOXのCMが「ひだまりスケッチ」のDVDのCMに変わっていたことから、アニメのDVDのCMもピックアップされるタイトルもボチボチ変わっていくということなんでしょうね。そして(「怪王」の)次回予告終了後に、こちらでも「銭形海」の30秒バージョンの次回予告がありました。
今週は「銭形海」の次回予告が(2本のアニメ枠の中で)2回あったことになりますが、2回流すのだったら1つは30秒バージョン、もう1つは15秒バージョンとしてくれた方が嬉しく思うんですけどねぇ...(今週は既に「銭形海」の次回予告はゲット済なので、「収穫はなし」でしたが、ここの枠で確実に「銭形海」の次回予告をゲットできるので、やっぱりありがたい所です。)
今週はもう一つ。明智さんのブログでCSのスカパー!のプロモ・チャンネル(CS 100ch)で、来週TBSチャンネルで放送される「ケータイ刑事 多聞's セレクション」(「銭形愛(9/10)/舞(9/11)/泪(9/12)」がそれぞれ4本ずつ放送される。)のプロモ番組で丹羽Pが色々と語っている、ということを知ったので、それを見てみました。(筆者は、CSの契約していないが、無料チャンネルであれば見ることはある。(3/31まではep055チャンネルで放送される映画や音楽番組は結構見ていたが、筆頭株主が変わって4/1からショップチャンネルにリニューアルしてからは見なくなりました)尚、毎月第一日曜の無料開放デーは見ることがあるものの、その日って、これという番組が意外と無いので...)
内容は、「ケータイ刑事」(愛/舞/泪(1st.)の簡単なおさらいと、丹羽Pのセレクト作品の簡単な解説と見所の説明であるが、「大きな企画、小さな予算」というキャッチフレーズについて語っていた所がちょっと面白いところでもありました。(でも、「大きな企画、大きな予算」が実現したら、作品クオリティが低下しそうに思ったのですけど...→「愛・13話」をはじめ、厳しい環境だからこそアイデアという物は冴えるものなんですよね...)
細かいところでは、丹羽Pの口にした数字にずれがあった(例えば「5年で2年半放送している」というのは「5年で3年」ですし...→「銭形愛」のスタートが2002/10なので、まもなく誕生から丸5年になりますが、「海・1st.」は通算で12クール目なので、放送期間も丸3年になります。)という所に「突っ込んで下さい」と言ったところでしょうか...???
そして「M1」もTBSチャンネルで放送される(9/14)ということで、これについてもお話がありました。それ以外には「ケータイ刑事」以外の作品として10/13から劇場公開される「0093 女王陛下の草刈正雄」のことを話していた丹羽P。これって、当然「007」シリーズのパロディでもあり、2代目ボンド・G.レイゼンビーの唯一の作品である「女王陛下の007」のタイトルをいじっていることも分かります。(「007」のパロディと同時に「オースティン・パワーズ」のノリもあるようですね。)しかもこの作品は「銭形泪・2nd.」のコンビが再び顔を合わせるということで、黒川芽以さんが初代マサオ・ガール(当然、「ボンドガール」をいじった設定である。)として登場というのも楽しみな所です。→筆者は日本を舞台にした「007」シリーズの新作に銭形姉妹をボンドガールとして登場させて欲しい、と思っているが、もはや「銭形姉妹」ではなくて「泪ちゃん」しかあり得ない、と思うようになっています。(時期的にはやっぱり2010年頃というのが妥当という考えは変わっていませんが...)
特に目新しいことは語っていない丹羽Pでしたが、「ケータイ刑事」について詳しくない方には分かりやすく語っていたと思います。尚「ケータイ刑事であと20年は飯を食う」と言っていたのが「25年」と長くなっていましたが、そうなると30代目ぐらいまでは誕生することになるでしょうね。(4姉妹×8=32というのが目安?→銭形警視総監の息子は8人兄弟で、それぞれに4姉妹の娘がいる、というところまで行ってしまう...→32人の孫が全て女の子という確率はかなり低いですが... それよりも20年後だったら、愛ちゃんたち本家四姉妹の娘たちということも可能になるでしょうし、婿養子をもらえば「銭形姓」のままとなるので、全く以て問題はないことになりますけど...)
↓「フットサン」の物語はこれに収録
↓「ケータイ刑事」の劇場版
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 プレミアム・エディション
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2006/08/25
- メディア: DVD
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 スタンダード・エディション
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2006/08/25
- メディア: DVD
ケータイ刑事 THE MOVIE2 石川五右衛門一族の陰謀~決闘!ゴルゴダの森 プレミアム・エディション
- 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
- 発売日: 2007/08/24
- メディア: DVD
ケータイ刑事 THE MOVIE2 石川五右衛門一族の陰謀〜決闘!ゴルゴダの森 スタンダード・エディション
- 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
- 発売日: 2007/08/24
- メディア: DVD
↓黒川芽以さん出演作品で近日発売となるもの
学校の階段 スペシャル・エディション (初回限定生産 スペシャル・フォトブック付)
- 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
- 発売日: 2007/10/26
- メディア: DVD
↓一応これらも...
怪物王女 vol. 1 9巻収納デジパック付き 【初回生産限定】
- 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
- 発売日: 2007/10/11
- メディア: DVD
「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その15) [ケータイ刑事]
今回のゲストキャラにおける類似点に関する話は「表と裏の顔を持つキャラクター」ということで、「クリスタトス」と「荒畑任五郎」を取り上げる。尚、荒畑には、前回取り上げた「ブロフェルド」にも通じる所があるので、それについても少しだけ触れることにする。
クリスタトス:登場作品は「ユア・アイズ・オンリー」。本名はアリス・クリスタトス。ギリシャの大富豪である。この人物は、戦中は二重スパイとして暗躍し、多くの味方を売って生き延び、その後はレジスタンスとして共産主義と戦ってイギリスから叙勲されている。その後、政府の協力者として海運業を営み、更にはオリンピック出場を夢見る少女の支援者の顔があって、善人に見えるが、裏の顔は麻薬取引、殺人を請け負う秘密組織の黒幕である。ボンドと最初に接した時も、善人を装い、自分たちと対立するミロス・コロンボの組織が自分たちの悪事を行っている組織として情報提供を行い、ボンドに協力する素振りを見せた。また、手下のロックという名前の殺し屋は服役中に担当の精神科医を殺して脱走するという過去がある。
荒畑任五郎:「銭形泪」に登場。(1st.13話と2nd.13話)国家転覆を企む秘密結社・海王星団の首謀者である。表の顔は警視庁の参事官ということなので、善人の顔を見せているが、実は海王星団のボスという男である。「泪・1st.13話」で逮捕された後の「泪・2nd.13話」では、収監されている姿で登場したが、この時の荒畑は映画「羊たちの沈黙」のハンニバル・レクター博士(精神科医)と同様に厳重に監禁されていた。
ブロフェルド:世界征服の野望を持つ国際犯罪組織・スペクターのボス。(前回も記しているので、以下省略。)
「表」と「裏」の顔ということで、クリスタトスと荒畑任五郎は同じ特徴がある。(類似点ということになる。)クリスタトスはイギリスから叙勲されているということで、誰が見てもイギリスに取っては功績有る人物と映る。一方、荒畑は警視庁の参事官である。彼の警察官としてのこれまでの業績は全く語られていないが、その地位になるためにはある程度の功績を挙げていることは明かであり、警視総監賞や本部長賞などを何度かは受けていることは疑う余地がない。(同胞が存在することからも明かで、表彰が一度もないようだったら、秘密結社のボスとしては誰も認めないでしょう...)また、海王星団の存在は一般には知られていないので、一般の人から見たら、警視庁の参事官である荒畑は善人として映る。
更に、クリスタトスの配下の殺し屋・ロックが精神科医を殺しているが、荒畑が精神科医のハンニバル・レクターのようにしっかりと監禁されていた所は「精神科医」つながりがあります。(「精神科医」ではなく、例えば外科医、歯科医、…でも良いのだが、共に「精神科医」ということは、後から製作された「ケータイ刑事」(荒畑任五郎)の設定は狙っているということになる...)
相違点は、クリスタトスはオリンピックを目指す少女のパトロンにもなっている(しかし、見方を変えたら「援交」と解釈されるかもしれない...)が、荒畑任五郎にはそういう所はない。(募金への寄付ぐらいはやっているでしょうが、特定の人物を援助している様子はない。→警視庁にいる立場上、誤解されるかもしれないので、そういうことは出来ないでしょうね...)また、クリスタトスは逮捕されることなくコロンボにトドメを刺されて死んでしまったが、荒畑は逮捕されて収監されると、改心して海王星団の情報を提供するように変わった。
ということで、全く繋がりが無いと思われるクリスタトスと荒畑任五郎の間にも意外な類似点が設定されている。但し、これらは全て設定上のことなので、意図的にやろうとすれば可能なことでもある。しかし、そこまで調べ、考えて設定しているとも思えない。(「007/ユア・アイズ・オンリー」はどちらかというと絶大な人気作でもないし、設定を持ってくるのなら、(この頃の作品からは)より知名度のある「私を愛したスパイ」「ムーンレイカー」のキャラを使うでしょう...)→やっぱり、偉大な文化遺産・レベルに達している作品は色々と似てくるということですね。
また、闇の組織を率いているということでは、荒畑任五郎はブロフェルドと同じポジションになり、通じる所があるのだが、持っている野望は「国家転覆」と「世界征服」ということで、スケールが違うという所はあります。実際、スペクターの作戦は世界規模の作戦でした。まあ、海王星団も日本という国を転覆させることに成功したら、次は世界進出するのは疑う余地はないでしょうけど...
次回は、ゲストキャラにおける類似点に関する話の3回目です。(個性豊かなゲストキャラは「007」にも「ケータイ刑事」にもたくさんいますから...)
↓それぞれの登場作品
007 ユア・アイズ・オンリー アルティメット・エディション
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2006/11/22
- メディア: DVD
007 ショーン・コネリーBONDセット スペシャルBOX付
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2007/01/12
- メディア: DVD
↓ 参考まで
↓「銭形泪」を演じた黒川芽以さん出演作(これから発売になる作品をいくつか)
学校の階段 スペシャル・エディション (初回限定生産 スペシャル・フォトブック付)
- 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
- 発売日: 2007/10/26
- メディア: DVD