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今週(10/25)深夜のBS-i「アニメ枠」+今週の「iしたい。」 [ケータイ刑事]

今週のBS-i・木曜深夜のアニメは、「逮捕しちゃうぞ フルスロットル」と「CLANNAD」となりました、が、途中に流れるCMは基本的にこれまでと同様である。よって、「ケータイ刑事」の次回予告を確実にゲットできる枠である。よって、筆者はこれまでと同様にアニメの本編ではなく、途中に流れるCMが目当てでチェックを続ける。(この枠でアニメ本編が目的だったのは今のところ「009-1」が最後です。)

日曜朝の30分枠の「iしたい。」が10月から無くなり、その冒頭部分の5分の「週末が楽しくなる番組編」の「iしたい。」は、24日(水)と25日(木)のそれぞれ23:54から放送され、筆者は水曜の方でゲット出来ました。(日曜の時は1度だけだったが、2度流れるとなると、ゲットするチャンスも増えますね。)内容はいつもと同様で「銭形海」の次回予告、「教えて からだのミカタ」の番宣、そして「2nd.1話」の映像を使った再放送「銭形雷」の宣伝である。岡村アナのアナウンサーらしい読み方である「「寄せる、悪のさざ波よどむ、悪の天気」犯人を追いつめる銭形。「ケータイ刑事銭形海・セカンドシリーズ/銭形雷」をお楽しみに」という部分は、やはり一度は聴いておきたい所です。

それ以外では、「M2」のDVDは週に1度見るか見ないかというように回数が減っているが、「銭形海・2nd.」は週に2度ぐらいは流れているので、未見の方は是非ともチェックしておきましょう。ちゃんと山下さんの漫才風のやりとりは面白いです。(「そうですねぇ~」と言っている絢ちゃんですが、「恋日・3rd.26話」のラストで振られた時と同様ですね。)

それでは今週のアニメ枠へ。まずはアニメ枠が始まる前の00:28~00:30の間。ここはBS-iの番組宣伝と普通のCM、更に約30分後にスタートする「CLANNAD」の宣伝があったものの、これでは通常の範囲でした。(ここに「銭形海」の予告が流れる場合もあるんですけどねぇ...)

ここまでBS-iでは一度も予告を見たことがない「逮捕しちゃうぞ フルスロットル」では、DVDの宣伝の顔ぶれが変わり「逮捕しちゃうぞ the MOVIE」「FREEDOM 5」「CLANNAD」「怪物王女」のDVDの宣伝がありました。それ以外はBS-i番組の宣伝という所は変わらない。そんな中、「ケータイ刑事THE MOVIE 2」の1分バージョンの「iしたい。」が主題歌後、Aパートが始まる前の最初のCMにありました。次回予告が終わった後には「銭形海」の次回(2nd.4話)の15秒バージョンの予告がありました。

後半の「CLANNAD」の方は、「CLANNAD」のDVD宣伝がヘビーローテになっているようで、これがこちらだけで3度も流れ、「ひだまりスケッチ特別編」のDVD宣伝もありました。それ以外はBS-iの番宣でした。そんな中、AパートとBパートの間のCM部分で、再放送「銭形雷」の次回予告(2nd.2話)の30秒バージョンと、間に華流ドラマの30秒予告を挟んで、「銭形海」の次回(2nd.4話)の15秒バージョンの予告がまたまたありました。→2回流すのだったら、15秒バージョンを2回ではなく、15/30秒バージョンを流してくれたらいいのに...

今回は「銭形雷」の方が1度、「銭形海」が2度ということで、先週とは逆になったが、しっかりと「ケータイ刑事」関係の予告は流れます。放送されるアニメ作品は変わったが、これでCMの方は同じと言うことが確認できました。(今回もカテゴリーは「ケータイ刑事」とします。)

 

↓この時間帯に1分版「iしたい。」のこれが流れました。

 

↓始まったばかりなのに、リリースが決定しています。

逮捕しちゃうぞ フルスロットル (1)

逮捕しちゃうぞ フルスロットル (1)

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • 発売日: 2008/01/25
  • メディア: DVD

逮捕しちゃうぞ フルスロットル (2)

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • 発売日: 2008/02/22
  • メディア: DVD
CLANNAD 1 (初回限定版)

CLANNAD 1 (初回限定版)

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2007/12/19
  • メディア: DVD
CLANNAD 2 (初回限定版)

CLANNAD 2 (初回限定版)

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2008/01/16
  • メディア: DVD
↓流れたCM
逮捕しちゃうぞ the MOVIE リマスター版

逮捕しちゃうぞ the MOVIE リマスター版

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • 発売日: 2007/11/23
  • メディア: DVD
FREEDOM 5

FREEDOM 5

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • 発売日: 2007/10/26
  • メディア: DVD
怪物王女 vol. 1 9巻収納デジパック付き 【初回生産限定】

怪物王女 vol. 1 9巻収納デジパック付き 【初回生産限定】

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • 発売日: 2007/10/11
  • メディア: DVD
ひだまりスケッチ 特別編 【完全生産限定版】

ひだまりスケッチ 特別編 【完全生産限定版】

  • 出版社/メーカー: アニプレックス
  • 発売日: 2007/10/24
  • メディア: DVD

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「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その22) [ケータイ刑事]

「ゲストキャラにおける類似点」の8回目となる今回のテーマは「占い」です。(占いを行うキャラクターということで、各種占いがどうのということではない。)また、今回からは「007」のキャラクターにボンド・ガールを絡めていくことになります。

「占い」に関するグッズということでは、「ケータイ刑事」ではネタとして「・1st.10話」の「開運手錠」が出てきているが、これはグッズであってキャラクターではないが、キャラクター以外でも登場している。とはいうものの、キャラクターに絞っているということなので、それは無視させてもらう。で、「占い」に関係する「ケータイ刑事」の登場キャラクターと言えば、「・3話」の風水師・Mr.ロバ、「・1st.13話」のカルーセル智美(睦月智美)がいる。(前者は殺された被害者、後者は犯人であった。)一方、「007」では「死ぬのは奴らだ」のボンドガール・ソリテアがこれに該当する。と言うことで、それぞれについて述べていく。

ケータイ刑事」:カルーセル智美。「・1st.13話」に登場した爆弾犯人であり、占星術を使う占い師でもある。また、ノストラダムスに傾倒していて、ノストラダムスを神と崇めていて、ノストラダムスの大予言をも信じていた。

占星術とは、文字通り、星を使った売らないである。古代バビロニアやペルシャ、インドなどを起源として、中世まで行われていた占いの一つで、惑星の位置や運行によって人や国家の吉凶を占っている。また、近代になって天文学が確立するまでの天文学の一つの形態であったということも出来る。

ケータイ刑事」:Mr.ロバ。「・3話」に登場した風水師である。彼は相談者の話を録音していて、それをタネにして相談者を強請っていて、それが原因で殺されてしまった。(まあ、悪どいことをやっていたのだから...)

風水とは、漢民族の文化を起源としていて、3世紀の中国では既に体系的に整えられていた。環境と人間の相関関係に関する思想である。「生気」という神秘的な力は人間と完納すると吉福をもたらすと考えられていて、地形、風や水の流に陰陽五行説や方位を判断して、生気が集中し、かつ淀みなくめぐる所に生活空間や先祖の墓を設けることが行われる。これが転じて「風水占い」が派生した。基本的に「陽宅」(家相をみるもの)と「陰宅」(墓相をみるもの)がある。

007」:ソリテア。3代目・ロジャー・ムーアのお披露目作である第8作「死ぬのは奴らだ」のボンドガールで、演じたのはジェーン・シーモアである。(彼女のキャリアにおいて、何故か「死ぬのは奴らだ」に出演したことが消されている...これが本格的な映画への初出演であるのに...)占いの方は、タロット・カードを使った占いを行い、未来に起こることを予知する能力がある。が、ボンドとの恋に落ちて、その力を失い、命を狙われることになり、ボンドに助けられた。

タロット占いは、タロット・カードを使った占いである。そのタロット・カードは一組が22枚の絵札(「大アルカナ」と呼ばれる。愚者、太陽、死神などがある)と騎士の絵札3枚、トランプの53枚を合わせた78枚から構成されている。(騎士とトランプの56枚を「小アルカナ」と呼ぶ。)起源は定かではないが、13~14世紀のヨーロッパとされている。

「ケータイ刑事」の2人のキャラクターは、真犯人と被害者ということで対極に位置するゲスト・キャラである。とは言っても、両者とも「占い」ということでは物語の中でやっていたというようなことは特になかったですけど... 一方、「007」の方は、彼女の占いがストーリーを動かしていったということにもなって、物語の中でも何度か占いを行っている。(ボンドのイカサマによる占いで動揺し、それ以降は占いが出来なくなってしまったけど...)ということなので、相違点ばかりが目立つのだが、共通しているのは、占いの種類は違っているが、共に古い歴史のある占いを使っているという所が共通点である。(少なくとも、近代から現代に生まれたような占いではなく、いずれもが歴史のあるものである。→歴史の浅い新しい「占い」ということでは、血液型占いなどはこちらに属することになる。)が、これではあまりにも当たり前すぎることであり、とても「類似点」ということは出来ない。

ここで、キャラクターを「女性」ということに絞ると、またも「類似点」が出てくる。というのは、共に自身が行っている占いの力を強く信じているということである。智美はノストラダムスの信者であって、アンゴルモワの大王を復活させようというのがそもそもの犯行動機であった。で、ここまでやるということは、その力を信じていないと出来るものではなく、狂信的な考えを持っている人物と言うことになる。また、ソリテアは、恋をすると占いの力を失うと信じていて、処女であることを守り通していた。で、ボンドと恋に落ちてベッドインしたことで占いの力を失ってしまったが、それまでは頑なに処女を守ろうとしていた。実際、占いの力は処女でないと有することが出来ないのかは、別に議論が必要なことであり、それが事実かどうかということになると定かではない。しかし、ソリテアはそのように信じていたからこそ、ボンドと関係を持った後に占いが出来なくなってしまったという精神的な側面があるということも否定できるものではない。よって、ソリテアも「タロット占い」に関しては狂信的に信じていたということは言うことが出来る。つまり、女性陣は「狂信的な(占いの)信者」という共通点がある。

しかし、智美は狂信的な考えで世界を見ていたが、ソリテアは占いのことしか知らない世間知らずである、というように人間としては全く共通点がない対極にいるようなキャラクターでもある。考えは同じような所があっても、キャラクターは全く違うというのも、また面白いところであり、人間観察をする上でも興味深い所である。

まあ、平凡なキャラクターだったら、両作において、それぞれ全く目立たない存在になってしまうであろう。よって、キャラクターを目立たせるためには極端な所も必要になるのも仕方のない、というか当然でしょうね。→作品におけるキャラクターが共にしっかりしていて、しかもその道を極めているというような個性的なキャラクターが次々と出てくる、という所も両作品の類似点である。)

次回は、「ゲストキャラにおける類似点」の9回目の予定であり、まだまだ続きます。尚、「その19」で「双子」をテーマにして記したが、「・2nd.3話」において「ケータイ刑事」史上2組目となる双子が登場したので、近いうちにそのの加筆改訂を行う予定でいます。

 

 ↓今回述べた物語はこれらに収録されています。

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX I

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX I

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/12/23
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2004/04/23
  • メディア: DVD
007 死ぬのは奴らだ アルティメット・エディション

007 死ぬのは奴らだ アルティメット・エディション

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2006/11/22
  • メディア: DVD

死ぬのは奴らだ (デジタルリマスター・バージョン)

死ぬのは奴らだ (デジタルリマスター・バージョン)

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2007/08/25
  • メディア: DVD

↓参考まで

モダンホラリー占星術 ホロスコープ作成ソフト付き

モダンホラリー占星術 ホロスコープ作成ソフト付き

  • 作者: 和泉 茉伶
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2005/12/13
  • メディア: 大型本

運がよくなる風水収納&整理術

運がよくなる風水収納&整理術

  • 作者: 李家 幽竹
  • 出版社/メーカー: 日本実業出版社
  • 発売日: 2003/06/04
  • メディア: 単行本

完全マスタータロット占術大全

完全マスタータロット占術大全

  • 作者: 伊泉 龍一
  • 出版社/メーカー: 説話社
  • 発売日: 2007/04
  • メディア: 単行本


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「網走番外地」(その10) [映画(邦画)]

シリーズも終盤の方になってきたが、今回は1971年ら製作された第16作と第17作の2本です。(これで残るは最終作の1本だけとなる。)

まずは第16作新網走番外地 嵐呼ぶ知床岬」(1971)
作品データを記しておくと、1971年の東映東京の作品で、時間は105分である。原案は伊藤一、監督は降旗康男、脚本は村尾昭、撮影は星島一郎、美術は藤田博、音楽は八木正生である。そして出演は、高倉健、三橋達也、野添ひとみ、江夏夕子、谷隼人、流健二郎、玉川良一、田中春男、中村是好、汐路章、室田日出男、南利明、由利徹、今井健二、山本麟一、藤田進、安藤昇、たちである。

西部劇タッチを狙った作品である。物語は、傷害事件で網走刑務所に服していた末広勝治は、2年8ヶ月ぶりに出所し、結婚間近い妹のいる東京へ向おうとする。が、駅前の食堂で加納牧場と熊谷牧場の乱闘に捲き込まれたことから加納牧場で働くことになる。この2つの牧場は先代の時代からダービー馬を生むことを目指して競い合っていた。そんな中、加納牧場にダービー馬になりそうな有望な馬が生まれると、熊谷牧場はその馬を手に入れようと企む。また、熊谷には、末広を亡き親分の仇として追っていた五代がやってきた...

いつもの展開であるが、ちょっと強引な所があるのが難点である。(まあ、そうしないと物語が成立しないというのだから、仕方ない...)いよいよシリーズにも翳りが見えてきた作品である。

第17作新網走番外地 吹雪の大脱走」(1971)
作品データを記しておくと、1971年の東映東京の作品で、時間は106分である。原案は伊藤一、監督は降旗康男、脚本は大和久守正と降旗康男の2人、撮影は林七郎、美術は江野慎一、音楽は八木正生である。そして出演は、高倉健、星由里子、牧紀子、黒沢年男、谷隼人、田中邦衛、藤田進、南利明、玉川良一、小林稔侍、山本麟一、関山耕司、福山象三、今井健二、水島道太郎、清水元、室田日出男、由利徹、安藤昇、たちである。

物語は、久しぶりに網走刑務所を舞台にしたものとなった。網走刑務所の囚人たちは、末広のいる二舎、監獄ボス・熊沢のいる一舎、そして工藤や木村たちのひねくれグループの3つの派に分かれていた。熊沢は看守部長たちと組んで刑務所の物資を横流しをしてのさばっていて、更に、伐採した木材の横流しを計画し、暴動を起こそうと企んでいた。で、木村の死から一騒動あって、末広たちは山奥の豪雪地帯の深見農場に送られることになる。道中、末広の乗ったトラックは、熊沢が投げたダイナマイトによって谷に転落、辛うじて難を逃れた末広は瀕死の状態の俵星を網走へ連れて行くと、熊沢らが集まっている深見農場へと向う...

展開はともかく、網走刑務所が舞台になるというのは本シリーズとしたら、やはり必要なことである。それが久しぶりに見られるということで、新シリーズの中では上の部類に入る作品である。ただ、お決まりのパターンにもっていくためとはいうものの、結構ツッコミ所があるというのは...

シリーズとしては、翌1972年に最終作「新網走番外地 嵐呼ぶダンプ仁義」で幕を下ろすことになるが、長く続いてきたシリーズらしい所と、限界と思われる所が入り乱れているのがこの年の2本である。全作制覇を目標としないのであれば、特に見なくても良いかも...

 

新網走番外地~嵐呼ぶ知床岬~

  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • 発売日: 1991/10/25
  • メディア: ビデオ

新・網走番外地~吹雪の大脱走~

  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • 発売日: 1991/06/28
  • メディア: ビデオ
↓参考まで(各種)

網走番外地 (1965年)

  • 作者: 伊藤 一
  • 出版社/メーカー: プレス書房
  • 発売日: 1965
  • メディア: -

網走番外地/唐獅子牡丹/泣かせるぜ

  • アーティスト: 八木正生, 白石十四男, 高倉健, 伊藤一, 水城一狼, 矢野亮
  • 出版社/メーカー: キング
  • 発売日: 2004/11/03
  • メディア: CD
↓やっぱりこれですかね...
網走番外地

網走番外地

  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • 発売日: 2002/07/21
  • メディア: DVD

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LAST ACTION HERO(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1993年のアメリカ映画「ラスト・アクション・ヒーロー」である。シュワルツェネッガー主演のアクション作品であるが、本作ほど映画とサントラ盤の評価が大違いというのもまた珍しい。映画の方は大作として封切られたものの、今ひとつということになり、果てはゴールデン・ラズベリー賞で、ワースト作品賞、ワースト主演男優賞、ワースト監督賞、ワースト脚本賞、ワースト音楽賞というように主要デモンに全てノミネートされることになった。(受賞は1つもありませんでしたが...)

作品データを記しておくと、時間は131分、原案はザック・ペンとアダム・レフの2人、製作はスティーヴ・ロスとジョン・マクティアナンの2人、製作総指揮はアーノルド・シュワルツェネッガー、監督はジョン・マクティアナン、脚本はデヴィッド・アーノットとシェーン・ブラックの2人、撮影はディーン・セムラー、音楽はマイケル・ケイメンである。そして出演は、アーノルド・シュワルツェネッガー、オースティン・オブライエン、アンソニー・クイン、F・マーレイ・エイブラハム、チャールズ・ダンス、ブリジット・ウィルソン、アート・カーニー、トム・ヌーナン、マーセデス・ルール、ジョーン・プロウライト、アンジー・エヴァーハート、ノア・エメリッヒ、たちである。

物語は、映画のヒーロー・ジャック・スレイターに夢中の少年ダニーが、不思議なチケットを手に入れ、スレイターが大活躍する映画の中の世界に入りこんでしまう。スレイターを狙う殺し屋はダニーの持っている魔法のチケットに目を付け、それを手に入れてると現実世界にやって来た...

シュワちゃん作品らしく派手なアクションが売りになっているが、本作ではもう一つのお楽しみとして豪華なカメオ出演陣ということが用意されている。そして色んなパロディも取り入れられている。

一方、サントラ盤の方は、'80'sから売れるサントラ盤として、豪華アーティストたちが集結したオムニバス盤のようなサントラがサントラの世界を席巻していたが、そんな流れに乗ったサントラ盤である。で、集まったのはハードロック/ヘビーメタルのアーティストたちである。ということで、HR/HMの入門者にはピッタリという'90'sをリードするバンドが集まった豪華な内容であって、聴き応えがたっぷりのサントラ盤として仕上がっている。

収録曲は以下の全12曲である。曲名の後の括弧内はアーティストである。(ラストの1曲は例外曲です。)『Big Gun』(AC/DC)、『What The Hell Have I』(ALICE IN CHAINS)、『Angry Again』(MEGADEATH)、『Real World』(QUEENSRYCHE)、『Two Steps Behind』(DEF LEPPARD)、『Poison My Eyes』(ANTHRAX)、『Dream On』(AEROSMITH)、『A Little Bitter』(ALICE IN CHAINS)、『Cock The Hammer』(CYPRESS HILL)、『Swim』(FISHBONE)、『Last Action Hero』(TESLA)、『Jack And The Ripper』。

AC/DCの『Big Gun』からスタートする本サントラ盤は、ラストの1曲を除いて50分ちょっとに渡って熱いハードロック/ヘビメタを聴かせてくれていて、ロック・ファンにはたまらない所である。(こういうサウンドがお好きでない方には五月蠅いだけでしょうが...)ビッグ・ネームの複数のメジャー・バンドが1枚のCDで聴くことが出来るなんて、これだけでも凄い物である。

本作は、映画の方はおまけと考えて、サントラ盤に酔いしれるというのが正しい音楽ファンである。(映画ファンであれば、出来が今ひとつなので、一度見たらそれっきり、ということになるでしょうし...)考えてみたら、本作公開時はバブルが崩壊し始めていたが、まだまだバブル期であった。それを思ったら、映画の方もサントラ盤もバブル期を象徴するかのような内容でしたね。(笑

 

Last Action Hero: Music From The Original Motion Picture

Last Action Hero: Music From The Original Motion Picture

  • アーティスト: Original Soundtrack
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 1993/06/08
  • メディア: CD

↓映画DVDはこちらです。

ラスト・アクション・ヒーロー

ラスト・アクション・ヒーロー

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2006/11/29
  • メディア: DVD

ラスト・アクション・ヒーロー

ラスト・アクション・ヒーロー

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2007/11/28
  • メディア: DVD

ラスト・アクション・ヒーロー [SUPERBIT(TM)]

ラスト・アクション・ヒーロー [SUPERBIT(TM)]

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2003/05/21
  • メディア: DVD


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必殺商売人 #1 [ドラマ]

ABCでの「必殺仕事人V・風雲竜虎編」の再放送が終了したら、今度はKBS京都で「必殺商売人」の再放送がスタートとなった。(先週までは「新・仕置人」を放送していた。順番から言うと「新必殺からくり人 東海道五十三次殺し旅」が放送されるはずであるが、これは中村主水が登場しないということでパスされて、次の主水登場作品である本作に飛びました。)

この作品の最大の見所は、これまでは「種なしカボチャ」と言われて姑・せんから散々言われていた主水であるが、妻・りつが「懐妊した!」ということで物語が始まるところである。必殺シリーズ第12弾である本作は、主水登場作品としても第6作になり、マンネリ気味になるところに、今までとは違った設定を導入したというのは良い所です。(これに関して「商売人」では色々とイビられることになる主水ですし、その結末にはまたドラマがあります。)

そして、闇の仕事人仲間となるおせいは、シリーズ第5弾の「必殺必中仕事屋稼業」に登場したおせいと同一人物という設定になっているため、闇の仕事人たちの世界も色々と広く繋がることになります。(飛脚問屋は店じまいしていて、現在は踊りの師匠になっている。)そしてもう一人の闇の仕事人は梅宮辰夫が演じる新次である。設定上はおせいの別れた元亭主ということになっていて、表の仕事は芸者置屋の箱屋兼髪結いである。そのため、櫛を使った殺しの業を披露する。(体格から考えると、力業を得意とするように感じられるが、そのようにストレートにならない所が設定の妙である。)また、「仕事人」で何でも屋の加代を演じることになる鮎川いづみが秀英尼としてレギュラー出演しているのも見逃せないポイントの一つである。

また、OPのナレーションは桜田淳子、主題歌は小林旭が歌う『夢ん中』である。(主題歌は次作の「必殺からくり人 富嶽百景殺し旅」と同じであるが、本作が1番で「富嶽百景」が2番だったと記憶しています。)

「必殺」シリーズの大きなターニング・ポイントは第15作の「必殺仕事人」である。本作「商売人」は、主水が登場する作品としては、「仕事人」の1つ前の作品である。娯楽色よりも人間ドラマに重きが置かれた主水作品の最後の作品(実際は「仕事人」の28話辺りまでですけど...)として、チェックしておきたい作品である。

尚、KBS京都の放送は毎週水曜日の13:00からであるが、KBS京都は京都府議会や京都市議会の中継を行う場合があるので、全26話と言っても半年ではなくて8ヶ月程度かかることになると思われる。また、毎回Blogの記事としては記していかず、ポイントになる時だけ記す予定である。(ひょっとしたら、次に記すのは最終回かも???)

 

江戸プロフェッショナル 必殺商売人 (上巻)

江戸プロフェッショナル 必殺商売人 (上巻)

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2006/02/08
  • メディア: DVD

江戸プロフェッショナル 必殺商売人 (下巻)

江戸プロフェッショナル 必殺商売人 (下巻)

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2006/04/05
  • メディア: DVD

江戸プロフェッショナル 必殺商売人 /必殺からくり人富嶽百景殺し旅 ― オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト: 桜田淳子, 吉田日出子, 小林旭, TVサントラ
  • 出版社/メーカー: キング
  • 発売日: 1996/05/22
  • メディア: CD

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必殺仕事人V・風雲竜虎編 #19[Final] [ドラマ]

4月の始めにスタートしたABC朝日放送の「必殺仕事人V・風雲竜虎編」の再放送がようやく最終回を迎えた。全19話なので、毎週放送していれば8月の真ん中には終了していたのに、何だかんだでお休みが入り、30週目にしてようやく全19話が放送されたため、「ようやく」ということである。

最終回の物語は、「必殺」シリーズではお約束の、仕事の相手は大物であり、同時に仕事人たちの組織がバラバラになる(時には死亡する仕事人もいるが、今回は本作レギュラー仕事人の中には死亡者無しでした)という内容である。但し、仕事人たちが別れ別れになっていくドラマを描くため、頼み人の悲劇の描写は少なく、仕事人たちが仕事に入って行くのもいつもより早くなっている。(今回も冒頭でそれなりの説明を語りで処理していた。)

この作品は1987年の作品であり、この次の作品の「必殺剣劇人」で一旦シリーズは終了することになる。4年のブランクがあって、1991年10月に「必殺仕事人・激突」が製作されることになるが、「風雲竜虎編」は主水主演作品としたら、一旦は締めくくりとなったのである。(「剣劇人」の最終回に主水は登場しますけど...)

初回と最終回の物語では、やっぱり主水は凄い活躍をするが、今回もその通りでした。いつもと全く違って、昼行灯の主水という姿は全くなく、これまでにも何度も死線をくぐり抜けてきた主水の鋭い眼光が光っていました。主水がここまで生き延びてきたのはこういう姿があるためであるが、見方を変えれば「やるときにはやる」ということである。(「要領が良い」とも言うことも出来る。)ダメキャラと凄腕の殺し屋という正反対のキャラクターがしっかりしているだけに、やっぱり面白いですね。

物語では、結局主水だけがそのまま江戸に残り、他の仕事人のメンバーたちは散り散りになって江戸を離れていった。(お玉と影太郎も別れて別々に消えていった。)死亡者が出ない終わり方だったので、またいずれ戻って来ることが出来る終わり方であるが、その通りで、鍛冶屋の政はこの後の劇場版第5作(1991年作品)に登場することになる。しかし、それ以外のメンバーはどうなったのか湧かせない...

本作が終了したということで、次作は次の「剣劇人」が放送されると考えるのが普通であるが、朝日放送での放送なので、そういう訳にはいかない。朝日放送は中村主水が登場する作品でなければ再放送しない傾向である。よって、次は「激突」の放送が始まるのかと思いきや、来週からは「必殺」シリーズの再放送はありません。→深夜の録画する作品が1本減るということで、水曜日が少し楽になる... はずだったのだが、水曜は昼間(13:00~)にKBS京都で「必殺商売人」の再放送が始まっちゃった...

 

必殺仕事人V風雲竜虎編/必殺剣劇人

  • 出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ
  • 発売日: 1996/11/20
  • メディア: ビデオ

必殺仕事人 激闘編 / 旋風編 / 風雲竜虎編 ― オリジナル・サウンドトラック全集 16

  • アーティスト: 梅沢富美男, 中村梅之助, 鮎川いずみ, 芥川隆行, TVサントラ
  • 出版社/メーカー: キング
  • 発売日: 1996/05/22
  • メディア: CD

必殺仕事人中村主水の秘密

  • 作者: 江戸町奉行所仕事人探索係
  • 出版社/メーカー: データハウス
  • 発売日: 1994/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

必殺シリーズ完全百科

  • 作者: 山田 誠二
  • 出版社/メーカー: データハウス
  • 発売日: 1995/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
必殺シリーズ完全殺し屋名鑑 荒野の果てに編 (ザ・テレビジョン文庫)

必殺シリーズ完全殺し屋名鑑 荒野の果てに編 (ザ・テレビジョン文庫)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2001/02
  • メディア: 文庫
必殺シリーズ完全殺し屋名鑑 月が笑ってらぁ編 (ザ・テレビジョン文庫)

必殺シリーズ完全殺し屋名鑑 月が笑ってらぁ編 (ザ・テレビジョン文庫)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2001/02
  • メディア: 文庫
必殺シリーズ完全闇知識 やがて愛の日が編 (ザ・テレビジョン文庫)

必殺シリーズ完全闇知識 やがて愛の日が編 (ザ・テレビジョン文庫)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2001/08
  • メディア: 文庫
必殺シリーズ完全闇知識 瞬間の愛編

必殺シリーズ完全闇知識 瞬間の愛編

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2001/08
  • メディア: 文庫

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恋する日曜日・3rd.5話「またあえる日まで」[追加版] [ドラマ]

MBSの「恋する日曜日」の第3シリーズの放送では、これというお薦め作品のみ、「[追加版]」として記しているが、1&2話の「綾子の恋」に続くのは第5話の「またあえる日まで」です。(「ケータイ刑事」では「[改訂版]」として更に加筆することにしたが、「恋日」はある程度はBS-iの本放送時に記した物を参照していただくということで「[追加版]」としています。BS-iの本放送時に記したものは、ここをクリックしてご覧ください

この物語の主演は岩田さゆりさん、テーマ曲は「めぞん一刻」から『悲しみよこんにちは』である。(当然、このアニメ作品とは関係のないストーリーである。)物語は「綾子の恋」と同じ部分(友達と同じ相手を好きになったら...)があるが、こちらは中学生ということで、社会人が主人公である「綾子の恋」とは 違った展開であって、こちらは学園ドラマである。また、結末も大きく違っていて、淡い初恋の香がするちょっと切なさのある物語である。(4話と24話のように、共に高校生で同じようなネタの物語とは違います。)

そして、筆者が「恋日」に期待している「主演が主題歌を歌う」ということに該当する物語でもある。(「3rd.」ではこれが少なかったんですよね。)ただ、岩田さゆりさん、歌はお世辞にも上手いとは言えませんけど...

物語の方は、BS-iの本放送の時に記した物を少し整理しておきます。

学校の屋上で、聖クラリス学園高等学校のパンフレットを見ている内野千佳(うちの・ゆか)は、高校受験を間近に控えた中学3年生。千佳は鞄から携帯を取り出すと、去年のホワイトデー(この物語のBS-iの本放送は2007/2/3なので、時期的には丁度いい感じでした。)に受け取ったメールを開く。「屋上で待ってる。」という文面で、送信者は甲斐弘之(かい・ひろゆき)。このメールが届いてから1年が経とうとしているが、千佳は屋上に来る度にこのメールを何故か読み返してしまうのだった。また、そのメールを消去しようと思っても、消去出来なかった。そうしていると、親友で幼なじみの唐沢めぐみ(からさわ・めぐみ)がやって来た。で、ノートを見せてと言う約束を思い出して、二人は教室へ。

教室で千佳のノートを借りて写しているめぐみ。千佳は高校のパンフを見ている。しかし、偏差値が僅かに届かないと言うことで志望校を変えていて、その学校は諦めていた。「無理したってダメかもしれないし、落ちるの分かってて受けても辛いじゃん」と言う慎重派の千佳。一方めぐみは、担任に絶対無理と太鼓判を押されても、頑張れば手が届くかも知れないし、99%ダメでも1%の可能性があればやってみたい、という積極的な性格だった。そんな二人は雑談を始める。また、めぐみはチョコレートを出して二つに割り、半分を千佳に渡し「もうすぐバレンタインデーだね」と思い出したように話す。そして千佳の回想ということ形で1年前の話に突入する。

去年のバレンタインデーにめぐみは自分の名前を書かずにクラスメートの甲斐弘之(かい・ひろゆき)にチョコを贈った。が、それは千佳に頼んで始業前に甲斐の机に入れてもらったのだった。今では名前を書かなかったことを後悔していためぐみ。一方、千佳は千佳で、あの日(ホワイトデー)のことを後悔していたのだった。

千佳と甲斐はクラスメートで、何でも話せるような仲で、甲斐が千佳にタオルを借してと頼めば、平気でタオルを貸す千佳だったが、千佳は甲斐のことを気が合うクラスメートとしか思っていなかった。去年のバレンタインデー、千佳は甲斐の机にめぐみが作ったチョコを無事に入れた。その日の放課後、そのチョコを鞄にしまう甲斐。が、友達に見つかると早速冷やかされることになる。「贈り主に思い当たる人はいない」と言う甲斐だったが、その時自分を見つめている千佳に気づき、友達からは「内野じゃないか」と言われる。これに「知らないよ」と惚ける千佳。めぐみは千佳が誤解されたことを謝るが、千佳は全く気にしていなかった。

チョコが無記名だったので、めぐみと甲斐の仲は進展のしようがなく、千佳と甲斐との間は逆にぎくしゃくするようになっていた。そんな中でホワイトデーの朝を迎えた。登校途中の千佳の携帯に甲斐からメールが届いた。(例の「屋上で待ってる。」という文面のメール。)登校した千佳は屋上に向かう。甲斐がチョコの贈り主を誤解したままならば、自分を呼び出した理由は一つしかないと分かっていた千佳は、めぐみの甲斐に対する思いを知っているということで、甲斐に「あのチョコレート、冗談だからさ」と悪びれて言う。しかしそれを聴いた甲斐は「ふざけんな。だったらチョコレートなんかよこすなよ。人の気持ちで遊ぶな」と怒鳴りつけると屋上から去っていった。で、この一件以来、千佳は甲斐のことを意識するようになってしまった。しかし千佳と甲斐の仲は悪化して、二人が同じ日の日直になっても会話一つしないというぎくしゃくした関係となってしまった。

新学期が始まり、中3になった千佳たち。クラス替えの発表で、千佳とめぐみは同じ3年1組、甲斐は3年3組になる。が、千佳は益々甲斐のことが気になる。しかし甲斐は千佳と校内ですれ違っても全く口も聞くことはしなかった。

ある日、顔を洗った千佳にハンカチを貸しためぐみ。千佳がそのハンカチをめぐみに返した時、以前に千佳が甲斐にタオルを貸した時のことを思い出しためぐみは、「チョコを送ったのは千佳だと甲斐は思ったのじゃないか」と漏らした。また、チョコを無記名で送ったことをずっと後悔していて、「名前を書くべきだった」とも言う。更に、去年のホワイトデーに千佳が甲斐に呼び出されたことを知っていためぐみは、その時の様子を見ていた、とも告げる。甲斐は告白しようとしていたが、それを言う前に千佳が遮った。めぐみは、甲斐はチョコをもらう前から千佳のことが好きだったと分かっていて、「こんな形でふられるのなら、堂々と告白してふられた方が良かった」と言うと、仲が変になったことを謝るめぐみ。で、「これだけは謝りたかった、でもあとは謝らない」と言うと「千佳は甲斐のことが好きなんでしよう」と切り出した。千佳は「違うよ」と否定するが、めぐみには千佳の気持ちが分かっていて、「好きな人は分けられないよ」「そういう友情、凄く傷つく」と言って真剣に千佳を見つめるめぐみ。これに「ごめん」と謝る千佳。そして、最初は(甲斐のことを)何とも思っていなかったが、ホワイトデーの朝、甲斐に怒鳴られた時に自分の気持ちに気づいたと口にする千佳。また、めぐみは(甲斐に贈る)チョコを千佳に頼んだことが千佳の気持ちを目覚めさせたと知ると、チョコを甲斐に贈ったことを後悔する。

しかしめぐみは既に決心していて、「約束があるから」と言って甲斐を屋上に呼び出していたことを告げる。「(千佳と甲斐の気持ちが)そうであっても自分の気持ちをちゃんと甲斐に言わなければならない、ダメ元でも1年前に言えなかったことを伝えたいから」と千佳に告げると「結果はメールで報告する」と言って屋上に向かった。

千佳はホワイトデーの甲斐からのメールを開いていて、それを見つめたまま教室の席に座っていた。そしてめぐみの積極的なところと自分の慎重さを考えていた。で、めぐみが言った「頑張れば手が届くかも知れない」と言った言葉を思い出した。そんなところにめぐみから「報告」という形でメールが届く。しかしそのメールを開かなかった千佳。「めぐみみたいにぶつかって傷つく勇気、私も持ちたい」と思った千佳は屋上に向かって走り出した。

階段を上る千佳。屋上に出る扉の前で立ち止まると「まだ間に合うのなら、自分の気持ちを伝えたい」と決心した。で、屋上の扉を開けて出て行く千佳。めぐみと甲斐を捜す千佳だったが、二人の姿は屋上にはなかった。屋上からグランドを見下ろした千佳は、めぐみが手を振っている姿に気づいた。(めぐみは屋上の千佳には気づいていない。)が、それは甲斐に手を振っているところであり、直ぐに自転車に乗った甲斐がめぐみの所にやってきた。そして自転車の後ろにめぐみを乗せると走って行った。千佳は何も言うことが出来ず、呆然とそれを見送るだけだった。

そんな千佳は携帯を取りだすと、ホワイトデーの朝の甲斐からのメールを開いた。今までは何度消去しようとしても出来なかった千佳だったが、ようやく「はい」を選択して消去することが出来た。そして「ちょっと、遅すぎたか」と呟き、失恋したことを受け入れるしかなかった...

ヒロインのハッピーエンドとはならない物語は「恋日」では珍しいのだが、本作ではヒロインが中学生ということで、甘酸っぱい初恋と、ほろ苦い失恋の思い出として、ヒロインに取っては今後積極的に変わっていくことで希望が持てたので、良い所でした。1&2話の「綾子の恋」と、着眼点(友達と同じ相手を好きになったら...)は同じであるが、全く違う展開、違う回答が用意されていたので、全く問題になるようなことはないです。

途中で主演の岩田さゆりさんの歌う『悲しみよこんにちは』(声を聴いたら、オリジナルの斉藤由貴ではないですから、直ぐに分かりました。)が流れ、エンディングはこの主題歌をアレンジしたスローなテンポのインスト・ナンバーだったのも物語に余韻を与えることになり、良い所でした。(この曲も良い曲だということもあります。)

そして、エンドロールの最後には「このドラマはフィクションです。 ドラマのストーリーは、主題曲の作品とは一切関係ありません」と出るが、1&2話以外は全てこの文言です。

「岩田さゆり」演技の点ではいい表情を見せてくれるし、安心して見ることも出来るので良いんですが、歌の方はもう少しレッスンを積んでくださいね。で、この物語のBS-i本放送時に、6代目ケータイ刑事候補ではないかとして記したのですが、ひょっとしたら歌の点で外れたというような気がしないでもありません。また、6代目を襲名したちゃんとは同じ学年であるが、生まれは半年少し岩田さんの方が早いということから考えると、7代目以降を襲名する可能性はゼロになったと言って良いでしょうね。

次回・6話の物語は「失恋の傷の癒し方」という物語であるが、「恋日・3rd.」では主演の年齢が高い方になる物語である。(全26話の主役の平均年齢は19.5歳、女性に絞ると17.2歳である。)。主演は白田久子さんで、23話の主役を務める松尾敏伸さんも出ている。テーマソングは「みゆき」から『想い出がいっぱい』です。大人の物語かと思ったら、結構シニカルな物語でもある。結末は「恋日」らしいものです。しかし、次回の物語は記すのをパスして、第7話の「ジャスト・ニート」を次に記す予定です。これは「タッチ」の主題歌『タッチ』をテーマ曲としていて、BS-iでは「さそり」「愛の道 チャイナロード」でお馴染みの水橋貴己さん主演作であり、同時に第3回BS-i脚本賞受賞作でもある。ラブ・ストーリーではないですが、なかなか良い物語です。

 

↓「恋日」シリーズ(本作・3rd.はまだリリースされていません)

恋する日曜日 プレミアムDVD-BOX

恋する日曜日 プレミアムDVD-BOX

  • 出版社/メーカー: TBSビデオ
  • 発売日: 2004/11/05
  • メディア: DVD

ゆらゆら ~南Q太セレクション

ゆらゆら ~南Q太セレクション

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/08/26
  • メディア: DVD

恋する日曜日 ラブソング コレクション DVD BOX

恋する日曜日 ラブソング コレクション DVD BOX

  • 出版社/メーカー: キング
  • 発売日: 2007/02/07
  • メディア: DVD
恋する日曜日 文學の唄 ラブストーリーコレクション

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  • 出版社/メーカー: KINGRECORDS.CO.,LTD(K)(D)
  • 発売日: 2007/09/05
  • メディア: DVD
 
↓「恋日」の劇場版
恋する日曜日

恋する日曜日

  • 出版社/メーカー: キング
  • 発売日: 2007/01/11
  • メディア: DVD
恋する日曜日 私。恋した

恋する日曜日 私。恋した

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2007/11/21
  • メディア: DVD
 
↓テーマ曲の作品(本作とは関係ありませんけど...)
めぞん一刻 DVD-BOX

めぞん一刻 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ユニバーサルJ
  • 発売日: 2005/06/29
  • メディア: DVD
めぞん一刻【劇場版】

めぞん一刻【劇場版】

  • 出版社/メーカー: ファイブエース
  • 発売日: 2000/10/18
  • メディア: DVD
めぞん一刻 テーマソングベスト

めぞん一刻 テーマソングベスト

  • アーティスト: TVサントラ, 斉藤由貴, 来生たかお, PICASSO, ギルバート・オサリバン, 安全地帯
  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 1999/03/17
  • メディア: CD

悲しみよこんにちは

  • アーティスト: 斉藤由貴
  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 1988/04/29
  • メディア: CD
「めぞん一刻」ベストセレクション

「めぞん一刻」ベストセレクション

  • アーティスト: 安全地帯, 松尾清憲, PICASSO, TVサントラ, 斉藤由貴, 来生たかお, 音無響子, 松井五郎, 湯川れい子, 森雪之丞, 来生えつこ
  • 出版社/メーカー: キティ
  • 発売日: 1994/11/02
  • メディア: CD
YUKI’s BEST

YUKI’s BEST

  • アーティスト: 斉藤由貴
  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 1995/01/06
  • メディア: CD
↓主演の岩田さゆり関係
Thank You For...

Thank You For...

  • アーティスト: MissTy, 小澤正澄, 鎌田真吾, Dr.Terachi, Shuntaro, 岩田さゆり, 小松未歩, 凛々, 佐々木美和, 上原あずみ, 加藤沙香菜
  • 出版社/メーカー: GIZA studio
  • 発売日: 2005/12/07
  • メディア: CD
空色の猫

空色の猫

  • アーティスト: 古井弘人, 林良, GARNET CROW, 岩田さゆり, AZUKI 七, 凛々
  • 出版社/メーカー: GIZA studio
  • 発売日: 2005/03/30
  • メディア: CD
best friend―岩田さゆり写真集

best friend―岩田さゆり写真集

  • 作者: 渡辺 達生
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2005/11
  • メディア: 大型本
実写映画 テニスの王子様 プレミアム・エディション

実写映画 テニスの王子様 プレミアム・エディション

  • 出版社/メーカー: 松竹
  • 発売日: 2006/09/28
  • メディア: DVD
地獄少女 DVD-BOX

地獄少女 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 2007/03/28
  • メディア: DVD
First Scene~岩田さゆり 1st Visual Collection~

First Scene~岩田さゆり 1st Visual Collection~

  • 出版社/メーカー: B-VISION
  • 発売日: 2006/05/03
  • メディア: DVD

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BEST HIT USA 2007[2007/10/23] [音楽(etc.)]

いつものように、一番早い放送となる火曜日夜のBS朝日での放送において、「TIME MACHINE」のコーナーの情報を中心にON AIR曲と共に記します。

最初は、「今年はBEATLESの「SGT. PEPPERS」から40年、また、OTIS REDDINGの没40年」という話から入り、そのOTIS REDDINGが亡くなる直前の1967年のモントレー・ポップ・フェスティバルで
のライブ『Shake』でスタートしました。→今年は色々なことの節目の年でもあるんですね~

続いては、話題のアーティストを紹介する「HOT MENU」のコーナーとなって、5人から4人に減ったBACKSTREET BOYSの新曲『Inconsolable』がON AIRされました。

続いて「COUNTDOWN USA」の20位から11位までの発表があって、CMを挟んでの「STAR OF THE WEEK」のコーナーは、STEREOPHONICS。発売されたばかりのニュー・アルバム「PULL THE PIN」とシングル『It Means Nothing』について語ってくれました。で、ON AIR曲は(当然ながら)シングルの『It Means Nothing』でした。この後、デヴュー10周年になる彼らが「デヴュー10周年」ということで語っていました。来年の来日公演も楽しみです。

それに続いて「C/D USA」の10位から4位までの発表があり、この中から今週6位NICKELBACKの『Rockstar』がON AIRされました。

CMを挟んでから、いよいよ(筆者の目的の)「TIME MACHINE」のコーナーです。今回の「TIME MACHINE」のコーナーは、10/23ということで、以下の4件が紹介されました。(今回はチャート関係が多かったです。)

1961年:DIONの『Runaround Sur』が全米シングル1位を獲得。2週連続1位を獲得(1961年のBillboard年間シングル・チャートでは46位にランクインしている。邦題は『悲しい恋の物語』であるが、どうしてこんな邦題になるのでしょうか???)原曲では「ロベルタ」だったが彼の妻の名前が「スージー」だったことから変更された、1971年:ISAAC HAYESの『Theme From Shaft』(邦題『黒いジャガーのテーマ』)が2週目にして全米TOP 40入りを果す。(11/20,27付けで1位を獲得する大ヒットになった。(番組では「3週連続1位」と紹介されたけど、Billboardでは2週連続1位です。)1971年のBillboard年間シングル・チャートでは89位にランクインしているが、この時期のNo.1ソングは集計時期の関係で年間チャートではどうしても低くなっちゃうのですよね...)、1976年:CHICAGOの『If You Leave Me Now』(邦題『愛ある別れ』)が全米シングル1位獲得、2週連続1位となる(1976年のBillboard年間シングル・チャートでは48位にランクインしている。)スタイルを変えてポップ・スタイルでも頂点に立った、1995年:DEF LEPPARDが24時間で3つの大陸で3つのライブを行った。(ギネスに登録されている。場所はタンジール(モロッコ・アフリカ)、ロンドン(イギリス・欧州ユーラシア)、バンクーバー(カナダ・北米))。

また、10/23が誕生日のアーティストとして紹介されたのは以下の1人でした。WEIRED AL YANKOVIC(1959年生まれ)。

このコーナーからのON AIR曲は、1987年のDEF LEPPARDの大ヒット曲『Hysteria』でした。

そして「C/D USA」のTOP 3の発表があり、ラストのリクエストのコーナーは、2000年のBRITNEY SPEARSの『Oops! ... I Did It Again』でした。(リクエスト曲としたら良いんだけど、こんな新しい曲はリクエストのコーナーでは取り上げて欲しくない所です。よって、この曲についてのコメントはしません。)

次回は、EPGの番組情報によると、ゲストとしてRASCAL FLATTS、HANOI ROCKSの名前が記されていて、説明の方は、「全米を代表するカントリーバンドのRASCAL FLATTSが登場!」とありました。

 

アット・ザ・モントレー・ポップフェスティバル

  • 出版社/メーカー: BMGメディアジャパン
  • 発売日: 1998/05/21
  • メディア: ビデオ
The Very Best of Otis Redding, Vol. 1

The Very Best of Otis Redding, Vol. 1

  • アーティスト: Otis Redding
  • 出版社/メーカー: Rhino
  • 発売日: 1992/11/10
  • メディア: CD

Very Best of Otis Redding

Very Best of Otis Redding

  • アーティスト: Otis Redding
  • 出版社/メーカー: Warner
  • 発売日: 2002/10/05
  • メディア: CD

Unbreakable

Unbreakable

  • アーティスト: Backstreet Boys
  • 出版社/メーカー: Zomba
  • 発売日: 2007/10/30
  • メディア: CD
Pull the Pin

Pull the Pin

  • アーティスト: Stereophonics
  • 出版社/メーカー: Universal/V2
  • 発売日: 2007/10/09
  • メディア: CD
オール・ザ・ライト・リーズンズ (初回限定盤)

オール・ザ・ライト・リーズンズ (初回限定盤)

  • アーティスト: ニッケルバック
  • 出版社/メーカー: ロードランナー・ジャパン
  • 発売日: 2007/05/02
  • メディア: CD

All the Right Reasons

All the Right Reasons

  • アーティスト: Nickelback
  • 出版社/メーカー: Roadrunner
  • 発売日: 2005/10/04
  • メディア: CD
Hysteria

Hysteria

  • アーティスト: Def Leppard
  • 出版社/メーカー: Bludgeon Riffola
  • 発売日: 2006/10/24
  • メディア: CD
Greatest Hits: My Prerogative

Greatest Hits: My Prerogative

  • アーティスト: Britney Spears
  • 出版社/メーカー: Jive
  • 発売日: 2004/12/14
  • メディア: CD


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LITTLE RIVER BAND『TIME EXPOSURE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1981年に発表された彼らの7枚目のアルバムである。1975年に結成し、オーストラリアのバンドとして第一線で活躍を続けていた彼らであるが、この頃はノリに乗っていた時期でもある。本アルバムはBillboardのアルバム・チャートで最高位21位を記録し、1982年の年間アルバム・チャートでも52位にランクインするヒットを記録している。

収録曲は以下の全12曲である。(最後の1曲はリマスター時に追加されたボーナス・トラックである。)『Night Owls』『Man On Your Mind』『Take It Easy On Me』『Ballerina』『Love Will Survive』『Full Circle』『Just Say That You Love Me』『Suicide Boulevard』『Orbit Zero』『Don't Let The Needle Win』『Guiding Light』『Other Guy』。

この中からは『Take It Easy On Me』がBillboardのシングル・チャートで最高位10位、1982年の年間シングル・チャートで41位にランクイン、更に『Man On Your Mind』が最高位14位、1982年の年間シングル・チャートで92位にランクインするヒットとなっている。

本アルバムは、全体のバランスが良く、シングル・カットされた曲も、そうでない曲も、当たり外れが無くて上手く仕上がっている。ということで、全曲お薦めしたいところである。が、一応絞るとしたら、シングル・カットされた『Take It Easy On Me』と『Man On Your Mind』、そして『Love Will Survive』『Night Owls』『Guiding Light』という所をピックアップしておく。

本アルバムの後、MEN AT WORKなどのバンドが凄い勢いで飛び出してくることになるダウンアンダー勢であるが、彼らはAIR SUPPLYと共に先輩バンドとしての貫禄をしっかりと示してくれている。'80's初期では、LRBの存在も忘れずに、しっかりと聴いてもらいたいところである。

 

Time Exposure

Time Exposure

  • アーティスト: Little River Band
  • 出版社/メーカー: One Way
  • 発売日: 1996/10/01
  • メディア: CD


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KILLING ZOE(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1993年のアメリカとフランスの合作映画「キリング・ゾーイ」である。(ビデオ化された時のタイトルは「キリング・ゾーイ/破滅への銃弾」である。)バイオレンス・アクション作品であって、クエンティン・タランティーノの名前があることから注目の一本であるが、ロジャー・エイヴァリー監督はタランティーノと旧知の仲であり、昔なじみで彼の名前をクレジットに入れただけで、実際、タランティーノは本作については何もしていない。

作品データを記しておくと、時間は96分、製作はサミュエル・ハディダ、製作総指揮はクエンティン・タランティーノ、監督と脚本はロジャー・エイヴァリー、撮影はトム・リッチモンド、音楽はトムアンドアンディである。そして出演は、エリック・ストルツ、ジュリー・デルピー、ジャン・ユーグ・アングラード、ゲイリー・ケンプ、カリオ・セイラム、ブルース・ラムゼイ、タイ・サイ、サルヴァトール・ゼレブ、たちである。

物語は、アメリカからやってきたプロの犯罪者がパリの銀行を襲撃するものであるが、彼はエイズにかかっていて自暴自棄となっている。そんな彼に昔の仲間たちが集まって、銀行を襲う、というものである。タランティーノの名前がクレジットされているので、それなりのバイオレンス作品であると思いきや、実際はタランティーノは関わっておらず、消化不良な所がある。

それよりも、本作は音楽の方がなかなか良く仕上がっている。サントラ盤に収録されているのは以下の全12曲である。『Go! (Opening)』『Red Drugs』『2 Names』『Entering The Bank [Romance Remix]』『Clarinets』『Safe Heroin [Disco 2000 Remix]』『Assembler』『Gold』『But You Must [Brothers In Rhythm Remix]』『Ambient Dixie』『Canaan』『Flying Home』。

サウンドの方は、'90'sの時代では少し懐かしい感じのするテクノ・サウンドであり、そのオムニバス盤と言っても通用するようなアルバムである。

タランティーノ作品と言えば、音楽の方も力が入っている作品が目立つが、本作はクレジットだけのタランティーノの名前が音楽の方に辛うじて影響していると言ってもよいもので、映画本編よりもはるかに内容があるものになっている。映画はダメでもサントラ盤の方は内容が高い、という作品は珍しい物ではなく、たくさん存在するが、そういう映画/サントラ盤の一つである。映画の方は、特殊メイクが辛うじて見所と言った所でしょうか。

本作はサントラ盤を先に聴いて、気に入ったら映画も見る、ということでよろしいかと...

 

Killing Zoe: Original Soundtrack

Killing Zoe: Original Soundtrack

  • アーティスト: Original Soundtrack
  • 出版社/メーカー: Milan Music
  • 発売日: 1994/11/08
  • メディア: CD

↓映画DVDはこちら

キリング・ゾーイ~破滅への銃弾~(字幕版

  • 出版社/メーカー: パイオニアLDC
  • 発売日: 1994/09/25
  • メディア: DVD


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