やっぱり流れた1分版「iしたい。 ~銭形海・2nd.」 [ケータイ刑事]
先日、3分版(正確には2分55秒です。)の「iしたい。」の「銭形海・2nd.」が流たが、今日は1分バージョン(正確には55秒です。)がゲットできた。→やっぱり、キーワードを登録して録画しておくものですね。(尚、流れた時間は10/5の2:55からの1分間。これはTV局の時間で言えば10/4の26:55ということになり、深夜の時間帯です。→そのため気づいたのがちょっと遅くなりました。)
内容は、3分版をまとめたような内容である。(って、時間が短いのだから当然です。)まずは、海ちゃんバンドのパフォーマンスからタイトルのロゴが出る。続いて、五代さんが「公文書偽造で逮捕する」ということで海ちゃんを連行していこうとする場面、「2nd.1話」の被害者の部屋での捜査をしている海ちゃん、海原なみに話を聞きに言った海ちゃんと五代さん、というように、これは次回予告でもあった映像でした。
1分版の特徴は、この海原なみの部屋の所では、小画面があって、そこは絢ちゃんと山下さんのインタヴュー(3分版では後ろにありました。)が重なっているという所です。インタヴューの内容は3分版と同じで、「見所は?」「私、とか言わないでね」「私です」というものです。で、途中から全画面がその漫才のやりとりになり、絢ちゃんの「楽しみにしてて下さい」で締めでした。
ちなみに、アナウンサーは3分版と同じ岡村アナでしたが、衣装は違うものを着ていました。(→時間が違うだけなので、同じと思ったが、結構気を遣っているんですね...)
で、いよいよ明日からその「2nd.シリーズ」が始まるが、来週からもこの1分版や3分版は流れるでしょうが、登場回数は減るものと思われる。が、1st.を放送していた3ヶ月の間、「iしたい。」の「銭形海」は同じもの(1st.1話をベースにしたもの)が流れていたので、今後もゲット出来る機会はあるでしょうね。
京都(KBS京都)では、「パセリ」は今晩スタートですし、MBSの「ULTRASEVEN X」、TV大阪の「キューティーハニーTHE LIVE」は土曜深夜の放送なので「銭形海」の放送後である。今週からは「愛の迷宮」も加わり、ある程度消化していかないと、HDDレコーダーの残量が危なくなってしまうので、ちょっと大変です。(だからといって、キーワード登録している「iしたい」は消しません。)
そういえば、来週月曜日(10/8)は「愛の迷宮」はお休みなんですね。ということで、少しはホッと出来ます。が、ここまでは黒川芽以さんが登場していないので、楽と言えば楽なんですけど...
↓五代さんと銭形の出会いの物語の復習は出来ましたか?
「網走番外地」(その3) [映画(邦画)]
懐かしの邦画ヒーローの第11弾として記している「網走番外地」シリーズ、今回は4本製作された1966年の作品の中から、その前半となるシリーズ第4作と5作について述べる。
第4作「網走番外地 北海篇」(1966)
作品データを記しておくと、1966年の東映東京の作品で、時間は90分である。原案は伊藤一、監督と脚本は石井輝男、撮影は稲田喜一、美術は藤田博、音楽は八木正生である。そして出演は、高倉健、田中邦衛、嵐寛寿郎、杉浦直樹、千葉真一、由利徹、砂塚秀夫、山本麟一、吉野芳雄、安部徹、藤木孝、加茂良子、宝みつ子、大原麗子、小林千恵、沢彰謙、小沢栄太郎、加藤欣子、山田甲一、たちである。
この作品は、ジョン・フォード監督の1939年の名作「駅馬車」をベースとした作品であって、物語の舞台も北海道に戻っている。
網走刑務所に殺人傷害の罪で服役していた橘真一。真面目に務めあげて仮出獄となった橘は、特に行く所もなく、「社長が俺の保釈金を出してくれる筈だ」と言う葉山の願いを叶えてやろうと思って、釧路の志村運送店へと向かった。が、その運送店は今にも潰れそうな店で、オンボロ・トラックが1台あっただけだった。そんな所に、オホーツク海側の港町に荷物を運べば莫大な費用を出す、という2人の男・安川と金田が現れ、橘は葉山の保釈金を得るために、その仕事を受けた。安川、金田、志村の娘・弓子を同乗させて橘はトラックを走らせる。が、行く先々で色々とハプニングが起こる。色々とあったものの、目的地に到着した橘だったが、トラックが運んだ荷物が阿片であることを知った橘は安川に命を狙われる...
トラックが行く先々で色々な出来事に巻き込まれるが、これは「駅馬車」を意識しているためである。が、そんなにも色々と巻き込まれるものなの?と思ってしまう。が、娯楽作品ということを思ったら、ツッコミながら楽しむことができるので、こういう展開もまたよろしいかと...
第5作「網走番外地 荒野の対決」(1966)
作品データを記しておくと、1966年の東映東京の作品で、時間は89分である。原案は伊藤一、監督と脚本は石井輝男、撮影は稲田喜一、美術は藤田博、音楽は八木正生である。そして出演は、高倉健、田中邦衛、田崎潤、杉浦直樹、待田京介、由利徹、嵐寛寿郎、水城一狼、谷隼人、河津清三郎、三原葉子、細川俊夫、関山耕司、大友純、小林稔侍、大原麗子、山本麟一、小塚十紀雄、志摩栄、たちである。
前作が西部劇の名作「駅馬車」をベースとした所がヒットしたことから、本作も西部劇を意識したタッチで描かれている。(タイトルの「荒野の対決」って、西部劇として十分通用するタイトルですし...)
物語は、網走刑務所から橘と秀が出所し、2人は道南射撃大会にやってくる。大会に出場した橘は優勝して賞品の仔馬を手に入れた。だが、この優勝は、影で銃を発射した栗田によるものだった。真相を知った決勝戦で敗れた鮫島と乱闘になるが、橘、秀、栗田を交えた4人は仲直りする。そんな所に、賞品の仔馬の売買を申し出た男が現れるが、仔馬を連れて行ったまま姿をくらましてしまう。橘は鮫島と共に仔馬を探し出し、悪名高い権田牧場で賞品の仔馬を発見するも、対立する牧場の争いが始まる...
本作では、日本映画徳有の無国籍アクション作品のテイストが感じられるが、これは娯楽作品ということでは良いのではないかと... シリーズ第1作が持っていた雰囲気は薄くなったが、長く続くシリーズ作品に衣替えしたので、こういうのも指方のない所ですよね。
↓参考まで
今週(10/4)のBS-i「アニメ枠」の収穫 [ケータイ刑事]
BS-i木曜深夜のアニメ「おお振り」と「怪物王女」は次回が共に最終回である。が、アニメ本編ではなくて途中のCM(基本的に「銭形海」と再放送の「銭形雷」の次回予告)が目的である筆者にとったら、それはどうでも良いことである。尚、10/18は1時間枠で「ひだまりスケッチ特別編」が放送され、10/25からは後番組として「逮捕しちゃうぞ フルスロットル」と「CLANNAD」が放送されることになっている。→番組が変わっても、途中のCM内容が大きく変わることはない(はず。これまでもそうでしたから...)ので、番組は変わってもこれまでと同じ目的の枠としての存在価値は変わりません。特に今週は、日曜朝の30分枠の「iしたい。」でいつもの「銭形海」の30秒版(正確には27秒ですけど...)の次回予告がなかっただけに、それを確実にゲットできる大切な放送枠ですし...(15秒版は既にゲットしたが、30秒版はここまでゲット出来ていなかったですから...)
一応、現在の2本のアニメが終了間近と感じさせることがあったのが今回の特徴であった。10/25から放送になる2本の作品の内、「CLANNAD」の番宣スポットが流れ始めていました。(といっても、これは消去するだけですけど...)→どうして1本だけ何でしょうか?
「おお振り」の中ではいつものDVDの宣伝と番宣があったが、22時から放送された「キ・ニ・ナ・ル!」の最後に流れた番宣(韓国ドラマやバスケットボール中継など)がしっかりとありました。で、「銭形海」の次回予告(14話(2nd.1話))の27秒バージョンもしっかりとありました。
「怪物王女」になると、いつものDVDの宣伝とBS-iの番宣という内容はこれまでと同じでした。そして日曜朝の再放送の「銭形雷」の次回予告(次回は1st.25話のひょっこりひょう多もん島の前編です。)はこちらでありました。(1st.が終わると、当然の如く、2nd.に突入となります。)→一時、「銭形海」の予告が2回流れたことがあったが、やっぱりそれは特別だったということでしょうね...
今回は、地上波の番宣はなかったが、これが正常な姿です。(系列局とは言っても、やはりそれよりも自分の所の番宣をするべきでしょう...→WOWOWが民放BSデジタルの他局のスポンサーになっている番組がありますが、WOWOWは契約型なので、まあこれはいいでしょう。)
それにしても、確実に「ケータイ刑事」の次回予告はこの枠で流れるが、「ケータイ刑事THE MOVIE 2」のDVDの宣伝スポットが流れませんね...(まあ、他の所でゲットしているから、流れなくても構わないと言えば構わないのですけど...)
↓再放送も1st.シリーズはあと2回で終了です。
↓原作があるとやっぱり来年のカレンダーもありますね。
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- 発売日: 2005/02/24
- メディア: DVD
キ・ニ・ナ・ル!(10/4・#1) [ケータイ刑事]
初回放送で、ゲストが銭形海の大政絢ちゃんということで、しっかりとチェックをしました。青葉台学園の冬服の制服姿で、髪型はポニーテールということで、これはセカンド・シリーズでの姿ということになるが、これで歴代銭形の全員が冬服姿を見せてくれることになった。(夏服はTVシリーズでは泪、雷、海の3人だけであるが、劇場版では舞、零も夏服を着ているので、愛お姉ちゃまだけ夏服姿がありません。→「ケー刑事」ファンであれば常識なので、記す必要もないでしょうが...)
前置きはこのぐらいにして、番組の方に行きます。この「キ・ニ・ナ・ル!」という番組は今回が初回ということで、どういう番組なのかと思っていたら、思いっきりBS-iの宣伝番組ですね。一応、番宣番組である「iしたい。」との違いは、「気になるもの」「気になる人」へとことん迫る、と言っていましたが、ゲストを呼ぶという所が違う所ですね。(「iしたい。」でもゲストが登場するものもありましたけど...)冒頭の説明などは省略。やっぱりここは絢ちゃんが目的ですから...
紹介されて登場すると、笑顔で「よろしくお願いしま~す」と礼儀正しくて爽やかです。(銭形ーズ・6人衆はみんながみんな、良い子ばかりです。)
簡単な経歴紹介があって、「主演が似合う」と言われて照れてた絢ちゃん。丹羽Pは必ず「華がある」と言うことを言いますが、銭形を襲名する子だったら当然でしょう。
日曜朝の「iしたい。」30分枠でこの番組の宣伝があったが、その時に映っていた「20問のキ・ニ・ナ・ルチェック」のフリップが出て、そのコーナーへ。(ここはちょっと意地悪して、質問内容は記さないことにします。→この番組をしっかりとチェックした人だけのものということで...)この質問というのは、「ケータイ刑事マニアル」に掲載されていた真希ちゃん、芽以さん、夏帆ポンへの質問と言った雰囲気があります。(絢ちゃんも立派な銭形ーズの一員ですし、妹二人と雷お姉ちゃまの四姉妹で「マニアル2」の出版を期待したい所でもある。)最所の質問(小さい頃のあだ名は?)という話から始まり、まずはこの話をしていました。(MCの浦口アナが「政」と言った時、思い出したのは「必殺仕事人V」以降に登場した仕事人の花屋/鍛冶屋の政(「V」のみ花屋、「V・激闘編」以降は鍛冶屋でした。)を思い出した筆者でした。)
フリップでは20の質問に全て答えが書かれているが、ON AIRで話題となったのはその中の一部であって、「あこがれのアイドルは」「芸能界入りのきっかけ」「苦手なもの」「将来の夢」「最近泣いたこと」「リラックス法」と続きました。→話し方も丁寧で、好感が持てる話し方をしていました。
一応、番組に合わせて「最近気になっていることは?」と尋ねられた絢ちゃん。ここで大物ぶりを発揮する回答がありました。「温暖化とか、凄い気になります」という回答だったが、バラエティ慣れしていないというか、素直ですれていないというか、真面目というか、やっぱり銭形ーズの一員です。
CMが入ったが、この中では「銭形愛」のDVDの宣伝もありました。(見慣れたものですが、「海・2nd.」では五代さんが復帰するので、「愛/舞/泪・1st./零・2nd.」のDVD-BOXの宣伝が今後は増えるような予感がしました。)
CM明けは「銭形海・2nd.」の話へ。まずは「「愛」「舞」「泪」「零」「雷」「海」なぜ漢字一文字?」という質問が飛ぶ。「最後に「い」は付くと言われました」と答えていた絢ちゃんですが、これってお約束として理解しているだけに、どうしてなの?続いて「海」襲名のいきさつ、演技で心がけたこと、と質問が続く。尚、登場した映像は「海・1st.1話」のものが流れてきました。
そして「2nd.」のタイトルバックの話で、海ちゃんがバンド(柴田束志がギター、男の警官がベース、2人の婦警さん、ドラムスがいて、海ちゃんがセンターでリードボーカルといったところです。→これがOPの映像だと思われます。)を率いて主題歌を歌っている映像が流れ、「私の碇で沈みなさい!」という口上の部分を問われると「そこは...」と言って答えなかった絢ちゃん。→少なくとも制服が夏服から冬服になるので、手が加えられていると思いますが、ひょっとしたら「神奈川沖浪裏」にも大きな変化があるのかも知れませんね。(→全ては2nd.1話を見たら分かることです。)
相棒が変わったことについて問われ、それに答えている所では、五代さんが登場するメイキング映像(全て2nd.1話だと思います。)が流れていました。そして約40秒の宣伝スポットが流れました。(これは3分版の「iしたい。」で流れた映像であり、また「2nd.1話」の予告の少し長いものといったものでした。)で、絢ちゃんからのメッセージということで「皆さん、よろしくお願いします」と締めくくるが「今日はありがとうございました」と、本当に礼儀正しい絢ちゃんです。(以前からそうですが、好感度も更にUPです。)最後に「ありがとうございました。皆さん、是非見て下さい。ありがとうございま~す」と笑顔で手を振っていました。(「見ないと逮捕しちゃいま~す」とでも言ってくれたら良かったんですけど、今の絢ちゃんにはそこまでの余裕はないと言ったところですね...)
番組はここまでで約18分(途中に1分半のCMが1回入っている。)ということで、残りの放送枠は4分半。「気になる人」に続いて「気になるもの」を紹介しましょう、ということでピックアップされたのは「ケータイ刑事THE MOVIE 2」のDVDでした。プレミアム・エディションのボックスが出され、早織ちゃんの歌う『ケータイ刑事』がバックに流れてきて、このDVDの宣伝映像が10秒ばかり流れました。(で、この部分は約30秒で終了でした。)
その後は「BS-iではキニナル番組がいっぱいです」ということで、番宣に突入しました。(ここから先は省略です。)
この番組は再放送はしないでしょうし、今回の絢ちゃん登場の部分も「銭形海」のDVD-BOXに収録される可能性も低いでしょうから、お宝映像になると思って良いでしょうね。(「ケータイ刑事」を見るには、やっぱりBS-iを見られる環境を整えないとダメということですね。)
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 銭形姉妹への挑戦状 オフィシャルガイドブック
- 作者:
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 2006/01
- メディア: 単行本
ケータイ刑事THE MOVIE2石川五右衛門一族の陰謀~決闘―+TVシリーズ雷★零
- 作者:
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 2007/02
- メディア: 単行本
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状+TVシリーズ オリジナル・サウンドトラック
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ケータイ刑事 THE MOVIE2 オリジナル・サウンドトラック・アルバム
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「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その19) [ケータイ刑事]
「ゲストキャラにおける類似点」の6回目となる今回のテーマは「双子」です。(兄弟、姉妹ではなくて双子ということに限定する。→そうなると、それぞれ1組しかいないんですけど...)→物語の設定上は「双子」というと色々と面白いストーリーを期待することが出来るが、実写作品では演じる役者の問題があって、難しい所がある。(兄弟姉妹ならば似て無くても何とかなるが、双子となると... ただ、一卵性双生児ならば似るが、二卵性双生児ならば似ていなくても不思議ではない。ただ、そうするのならば「双子」と設定する意味が無くなってしまいますけど...)
「007」:ミーシカ&グリーシカ。「オクトパシー」に登場した殺し屋である。二人ともナイフを使い、巧みなナイフ投げはサーカス団員として身を隠すのにはもってこいである。二人は、卵形の宝飾品のを証拠品として奪った009をベルリンで殺害している。その後、009の後任として任務に当たったボンドを狙うことになるが、グリーシカはボンドとの格闘中に自分のナイフをボンドに投げられて絶命し、ミーシカはドイツのアメリカ軍基地内のサーカス興業(実は核爆発を起こす計画のカムフラージュ)で、核爆弾を巡る戦いの際、人間大砲で命を落とした。(二人ともボンドによって倒され、ボンドは無事に任務を遂行して核爆発を防いだ。)尚、演じたのはデイヴィッド・メイヤーとトニー・メイヤーである。
「ケータイ刑事」:日本橋仙太&雷人&仙太。「泪・2nd.3話」に登場した波動砲研究所でワープ装置の開発を行っていた研究員である。兄・雷人が開発したワープ装置の公開実験の際、弟・仙太を実験台に使ったが、これは研究資金を得るために、仙太に掛けた保険金を受け取るための策略であって、マジックのようなタネを使って実際は開発されていないワープ装置の実験を利用して仙太を殺した。それを海王星団が狙っている、と言って巧みに騙そうとした。(結局、泪ちゃんの活躍によって逮捕された。)尚、演じたのは並木史朗で二役を演じた。(この物語には柴多太郎(しば・たたろう)が登場した。劇中で「ツインカム柴田」と言っているが、この柴田太郎と柴多太郎の2人は双子ではなくて従兄弟である。)
両作とも登場キャラクターの数はかなり多いのだが、「双子」というのは、両作ともこの一組だけしか(現時点(「007」は21作「カジノ・ロワイヤル」まで、「ケータイ刑事」は「銭形海・1st.13話」まで)では)登場していない。(まあ、設定はいくらでも可能であるが、両作とも実写作品なので、演じる役者を見つけるという難しい所があります。)共通点(「類似点」)は、男の双子ということぐらいである。「007」ではナイフ投げの名人という設定であり、女の双子とした方がサーカスを隠れ蓑にするには華があることになるが、悪事を企む者の配下の殺し屋という設定で、色々と力仕事をこなさなければならない、という所を考えると、男になるのも当然と言った所でしょうね。一方、「ケータイ刑事」でも女の双子であっても問題ないが、元ネタとして使っているのが「宇宙戦艦ヤマト」であり、飛行機を発明したライト兄弟であるので、男の双子とした方が無難だったということですね。(ここで述べた男の双子にした理由は筆者の推測ですけど...)
逆に相違点は多数ある。「007」は二人ともボンドによって倒されたが、「ケータイ刑事」では1人はもう1人によって殺され、1人は銭形に逮捕されたので、殺されてはいない。また、運動能力の高い「007」の双子に対して、「ケータイ刑事」の双子は頭脳が高い(少なくとも、マジックや慣性の法則を利用したトリックを考えつくにはある程度の知識がないと無理である。)とか、「007」では雇われている(殺し屋)が、「ケータイ刑事」では研究所の所長、すなわち雇う側である、「007」では2人で二役を演じたが「ケータイ刑事」では1人が二役を演じる、というように次々と相違点がある。(と言うより、「共通点」ってあるの?と思ってしまうのが妥当であろう。)
双子には一卵性と二卵性がある。一卵性の場合は同性になるが、二卵性では男女となる場合もあり得る。そう考えたら、男同士、女同士の双子だけでなく、男女の双子であっても問題はない。しかし、両作とも「男の双子」としたのは、筆者の推測ではあるが、ほぼ同じような理由が考えられるということで、「双子」という希な設定を用いたキャラクター(「双子」としなくて「兄弟」という設定であっても特に問題ないが、それを「双子」としたということが重要である)においても類似点がある、ということで、よろしいかと...
今回は少し苦しい所もあったが、「ゲストキャラにおける類似点」はまだまだ続きます。次回はその7回目となるが、何を取り上げるかは来週のお楽しみということで...(このテーマでの連載はまだまだ続きます。)
↓参考まで
双子&三つ子ママの妊娠・出産・育児―妊娠~3才代の育児まで、まるごとわかって安心! (たまひよ新・基本シリーズ+α)
- 作者:
- 出版社/メーカー: ベネッセコーポレーション
- 発売日: 2006/03
- メディア: 単行本
双子&多胎の本―妊娠・出産・育児のすべてがわかる (ベネッセ・ムック―たまひよブックス)
- 作者:
- 出版社/メーカー: ベネッセコーポレーション
- 発売日: 2000/07
- メディア: 単行本