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新・必殺仕置人#41[Final] [ドラマ]

KBS京都で放送されていた「新・必殺仕置人」(シリーズ第10作、1977年の作品である。)の放送が本日終了した。必殺シリーズの最終回の物語は、第1作の「必殺仕掛人」からそうであるが、ハードな展開の物語となるが、本作もそれに倣った物語となっている。→「ケータイ刑事」も最終回はハードな展開の物語となっているが、傑作作品というのはやはり同じ傾向である。

「新・仕置人」は、中村主水だけではなく、念仏の鉄もレギュラー出演していると言うことで、人気の高い作品である。それにしても、本作も30年前の作品になっていたというのには、少々驚いた所がある。現在の放送倫理規定と照らし合わせると、放送できないのではないか?という所もあるが、最近は「お断り」というテロップを出して、そういう作品の放送が結構行われているというのは歓迎できることでもある。

本作の各話のサブタイトルは「○○無用」という漢字4文字で統一されている。最終回は「解散無用」である。最終回の物語は、寅の会が窮地に追い込まれ、元締・虎が殺されるなど、組織が壊滅してしまう。(1話前の40話で、虎の用心棒として活動していた死神にドラマがあり、一気に結末になだれ込んでいる。)結局は主水の裁量で、主水だけは何とか難を逃れるが、昼行灯の主水とは全く違うシャープでキレのある姿というのは、カッコイイですね。

やっぱり、必殺シリーズは面白い作品である。特に、光と影を巧みに使った演出にはしびれます。尚、中村主水も良いのだけれど、主水の登場しない作品も面白いものがたくさんあるのに、再放送に恵まれないというのが嘆かわしい所である。

尚、来週からはシリーズ第12作の「必殺商売人」(全26話)が放送されるが、やっぱり中村主水が登場する作品ばかりの放送です。(本放送では、「新・仕置人」の次は「新必殺からくり人 東海道五十三次殺し旅」であって、これは「からくり人」の第3弾であって、非主水シリーズである。)

非主水シリーズの放送は、TV東京/TV大阪の平日11:35~12:30の枠の「時代劇アワー」に期待するしかないんでしょうね。こちらでは、ボチボチ次の作品として「必殺橋掛人」の順番になるはずなんですけど...

 

↓本作は全話DVD化されています。

新 必殺仕置人 (子之巻)

新 必殺仕置人 (子之巻)

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2005/08/03
  • メディア: DVD

新 必殺仕置人 (丑之巻)

新 必殺仕置人 (丑之巻)

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2005/10/05
  • メディア: DVD
新 必殺仕置人 (寅之巻)

新 必殺仕置人 (寅之巻)

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2005/12/07
  • メディア: DVD

 

↓サントラ盤はこちら

必殺仕置人/新・必殺仕置人

  • アーティスト: 竜崎孝路, あかのたちお, 芥川隆行, 川田とも子, TVサントラ, 片桐和子
  • 出版社/メーカー: キング
  • 発売日: 1987/05/05
  • メディア: CD

↓参考まで

必殺シリーズ完全百科

  • 作者: 山田 誠二
  • 出版社/メーカー: データハウス
  • 発売日: 1995/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

必殺シリーズ完全殺し屋名鑑 荒野の果てに編 (ザ・テレビジョン文庫)

必殺シリーズ完全殺し屋名鑑 荒野の果てに編 (ザ・テレビジョン文庫)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2001/02
  • メディア: 文庫

秘録 必殺シリーズの舞台裏―カルト時代劇に賭けた男たち

秘録 必殺シリーズの舞台裏―カルト時代劇に賭けた男たち

  • 作者: 仲川 利久
  • 出版社/メーカー: 洋泉社
  • 発売日: 1999/03
  • メディア: 単行本

必殺シリーズ完全殺し屋名鑑 月が笑ってらぁ編 (ザ・テレビジョン文庫)

必殺シリーズ完全殺し屋名鑑 月が笑ってらぁ編 (ザ・テレビジョン文庫)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2001/02
  • メディア: 文庫

必殺シリーズ完全闇知識 瞬間の愛編

必殺シリーズ完全闇知識 瞬間の愛編

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2001/08
  • メディア: 文庫

必殺シリーズ完全闇知識 やがて愛の日が編 (ザ・テレビジョン文庫)

必殺シリーズ完全闇知識 やがて愛の日が編 (ザ・テレビジョン文庫)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2001/08
  • メディア: 文庫


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「網走番外地」(その8) [映画(邦画)]

「網走番外地」シリーズの8回目となる今回(新シリーズについて述べだしての第2回)は、1969年に製作された新シリーズの第2作と第3作(通算では第12作と第13作ということになる)の2本です。

第12作新網走番外地 流人岬の血斗
作品データを記しておくと、1969年の東映東京の作品で、時間は109分である。(シリーズ全18作の中で最も時間の長い作品である。)原案は伊藤一、監督は降旗康男、脚本は村尾昭、撮影は林七郎、美術は中村修一郎、音楽は八木正生である。そして出演は、高倉健、土田早苗、岩崎加根子、志村喬、大木実、菅原謙次、山城新伍、由利徹、吉田昌史、安部徹、福山象三、長谷川弘、たちである。

物語は、懲役房入り17回という記録保持者である末広勝治の処遇に困った網走刑務所に、四国・松川刑務所からある依頼書が舞い込んだ。で、模範囚に仕立てられた末広は、同僚の宮田と共に松川刑務所にやって来た。が、そこで末広たちを待っていたのは、造船所を乗っ取ろうとした暴力団・矢頭組と手を組んだ所長の陰謀があった...

泥臭さに満ちあふれた東映作品らしい展開であるが、基本的なパターンは「網走番外地」シリーズの時と変わっていない。ちょっと小さく纏まってしまったという印象のある1本である。

第13作新網走番外地 さいはての流れ者」(1969)
作品データを記しておくと、1969年の東映東京の作品で、時間は93分である。原案は伊藤一、監督は佐伯清、脚本は村尾昭、撮影は飯村雅彦、美術は藤田博、音楽は八木正生である。そして出演は、高倉健、星由里子、谷隼人、南利明、由利徹、水島道太郎、山本麟一、下沢広之、須賀不二男、今井健二、土山登士幸、たちである。

物語は、久しぶりに北海道に帰って来た末広勝治と子供のふれあいを描いたものである。末広は幼い正一をつれてオホーツク海に面した小さな漁港にやって来た。その港では、漁業権を独占しようとした田丸組が幅をきかせていて、その悪徳ぶりに末広が立ち上がる、というものである。少年のために金を稼ごうとする末広というのは、本シリーズでは似合わない設定であって、別の作品としてもらいたい所である。ストーリー展開はいつものものであるため、最初に感じた(主人公の)違和感が最後まで浮かんでしまったのが辛い所である。

この年の2本は、物語の展開は今までの作品と変わらないものの、「網走番外地」ということではどうも違和感を抱いたしまうものであった。(まあ、「新網走番外地」シリーズだと言ってしまえばそれまでですけど...)ということで、やっぱり石井輝男監督の「網走番外地」が恋しくなりました。

 

↓DVD化されていないので、ビデオです。

新・網走番外地~流人岬の血斗~

  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • 発売日: 1989/04/28
  • メディア: ビデオ

新・網走番外地~さいはての流れ者~

  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • 発売日: 1989/08/25
  • メディア: ビデオ
↓やっぱりこちらの方が面白い...
網走番外地

網走番外地

  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • 発売日: 2002/07/21
  • メディア: DVD
網走番外地 北海篇

網走番外地 北海篇

  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • 発売日: 2002/11/21
  • メディア: DVD
網走番外地 望郷篇

網走番外地 望郷篇

  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • 発売日: 2002/09/21
  • メディア: DVD

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「iしたい。」~週末が楽しくなる番組編 [ケータイ刑事]

9月までは、日曜朝の30分枠の「iしたい。」では、冒頭に「週末が楽しくなる番組編」ということで5分程度のコーナーがあり、そこで「銭形海」の次回予告や、再放送の「銭形雷」の紹介が行われていたが、10月からは日曜朝の30分枠の「iしたい。」が無くなった。で、先週は日曜の午後の5分枠の「iしたい。」でそれが流れたが、今週は日曜に「iしたい。」がなかったということで、どうなるのかと思っていたら、火曜深夜(日付の上では水曜日)に放送された。(24:24~24:29でした。)

紹介されたのは3つの番組で、「銭形海」と「銭形雷」、そして「教えて からだのミカタ」であり、ピックアップされた番組は先週と同じ。(放送順は「」「からだのミカタ」「」で、これも先週と同じでした。)

まずは「銭形海」で、次回(2nd.3話)の27秒版の予告が流れ、その後の岡村アナの紹介コメントは「「寄せる、悪のさざ波」犯人を追いつめる銭形海。「ケータイ刑事銭形海・セカンドシリーズ」をお楽しみに」と、海ちゃんのお約束の台詞を(アナウンサーらしく感情が入っていないで)棒読みでした。また、「銭形雷」の再放送は、次回からいよいよ2nd.シリーズに突入するが、今回も前回と同様に、2nd.1話の映像を使ったものである(先週と同じ2分ものでした。)が、ようやく映像と物語が合致することになります。(9月までは2nd.8話を使ったものでした。)で、ここの岡村アナの紹介コメントは「「よどむ、悪の天気」犯人を追う銭形雷。「ケータイ刑事銭形雷」をお楽しみに」ということで、やはりアナウンサーらしい読み方でした。→「」と「」で一部の違いがあるものの、これは基本的には同じ定型文章を使っていますね。(「」の方で「セカンドシリーズ」と言っていないのは、これだったら1st./2nd.のどちらでも使えるということで、何かが起こって番組差し替えで「・2nd.」の放送が予定よりも週遅れが生じた場合にも対応できると言うことで、このようにしたんだと解釈します。→1st.も無事に終わったから、今度からは「銭形雷・セカンドシリーズ」と言っても良いけど、これは「秋になったらお休みをいただく」と言っていた岡村アナなので、9月の間に収録したものではないかと推測できる。)

尚、「教えて からだのミカタ」も約2分だったので、「銭形海」が1分と言うことになるが、27秒バージョンの次回予告を流すということと、一応は最初の挨拶があるので、これはこれでよろしいかと...

ただ、深夜の放送で、最初の挨拶が「こんにちは」と言うのはどうかと...→やはり9月の間に収録していて、日曜朝の放送予定であり、深夜の放送は想定していなかったのではないかと思います。

木曜深夜のアニメの放送枠で「銭形海」の次回予告は確実に流れるが、万一のことを考えると、それよりも先にゲットできる(土曜の放送では、次回予告にスポンサーのロゴが被るが、そのロゴの無い次回予告をゲットするということです。)というのは安心に繋がるのだが、その放送時間がゲリラ的になったというのは...(これだから、DVDレコーダーにキーワード「iしたい」を登録しておいて、自動録画を設定しておかなければなりません。)来週以降も日曜か月曜、または火曜という週の前半には放送されるでしょうが、それが五なのかが分からないということで、自動録画された「iしたい。」を捜すことになるが、何かくじを引いているような気分になっちゃいますねぇ...

 

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2007/05/25
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/12/22
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2007/01/26
  • メディア: DVD

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BEST HIT USA 2007[2007/10/16] [音楽(etc.)]

いつものように、一番早い放送となる火曜日夜のBS朝日での放送において、「TIME MACHINE」のコーナーの情報を中心にON AIR曲と共に記します。

最初は、「今日はいきなりゲストを招きました」ということで、スタジオにKELLY SWEETが登場し、インタヴュー(これまでの経緯などの話)があり、ON AIR曲は『We Are One』でした。

話題のアーティストを紹介する「HOT MENU」のコーナーは、5年ぶりのオリジナル・アルバムを発表したBRUCE SPRINGSTEENの新曲を、ということで、E STREET BANDとのナンバーである『Radio Nowhere』がON AIRされました。(いい感じのロック・ナンバーです。)

続いて「COUNTDOWN USA」の20位から11位までの発表があって、CMを挟んでの「STAR OF THE WEEK」のコーナーは、今年2番目の大ヒット曲を放ったGYM CLASS HEROESということで、TRAVISとMATTの2人にインタヴュー。メンバーの出会い、『Cupid's Chokehold』のネタ、ヒットした理由などを語り、ON AIR曲は当然のことながら『Cupid's Chokehold』でした。

それに続いては「C/D USA」の10位から4位までの発表があって、CMを挟んでから(筆者の目的の)「TIME MACHINE」のコーナーです。今回の「TIME MACHINE」のコーナーは、10/16ということで、以下の3件が紹介されました。

1964年:大作曲家のCOLE PORTERがサンタモニカの病院で腎臓病のため死去、享年72歳、1976年:STEVIE WONDERのアルバム「SONGS IN THE KEY OF LIFE」が発売される。彼の新しいスタイルを確立したとされる名盤であり、このアルバムは初登場1位で13週連続1位の座に居座る大ヒットとなった。(番組では12週連続と紹介されたが、年末のお休みの前後を挟んでの連続1位であって、13週連続ということになっています。また、1977年のBillboard年間アルバム・チャートでも2位にランクインしている。)、2006年:ニューヨークの伝説的パンク・クラブ・CBGBが閉店のためのファイナル・ギグを開催。33年の歴史に幕を下ろした。(去年の本番組の特番で、VJのMr. K. KOBAYASHIがCBGBに行った模様がON AIRされましたね。)

また、10/16が誕生日のアーティストとして紹介されたのは以下の4人でした。NICO(1938年生まれ、享年50)、RED HOT CHILI PEPPERSのFLEA(1962年生まれ)、WILSON PHILLIPSのWENDY WILSON(1969年生まれ)、JOHN MAYER(1977年生まれ)。

このコーナーからのON AIR曲は、STEVIE WONDERの『Sir Duke』でした。尚、アルバム「SONGS IN THE KEY OF LIFE」について語るインタヴューもありました。(これは貴重です。)

そして「C/D USA」のTOP 3の発表があり、ラストのリクエストのコーナーは、1998年のCHERの『Believe』でした。'60'sからの長いキャリアのある彼女ですが、この曲はテンポの良いポップで明るく楽しいダンス・ナンバーで、年齢を全く感じさせない所は流石です。

今回は「TIME MACHINE」のコーナーで1年前のことが取り上げられたり、リクエスト曲も9年前ということで、比較的新しい話題が揃いましたが、やっぱりこの番組では「'80's」の話題やリクエスト曲を中心にしてもらいたい所です。

次回は、EPGの番組情報によると、今、イギリスで最も尊敬されるバンドのひとつである、あのSTEREOPHONICが最新作を引っさげ、ゲストに登場!ということです。

 

 

We Are One

We Are One

  • アーティスト: Kelly Sweet
  • 出版社/メーカー: Razor & Tie
  • 発売日: 2007/03/06
  • メディア: CD

ウィー・アー・ワン(初回限定価格)

ウィー・アー・ワン(初回限定価格)

  • アーティスト: ケリー・スウィート
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2007/08/22
  • メディア: CD
Magic

Magic

  • アーティスト: Bruce Springsteen
  • 出版社/メーカー: Columbia
  • 発売日: 2007/10/02
  • メディア: CD
As Cruel as School Children

As Cruel as School Children

  • アーティスト: Gym Class Heroes
  • 出版社/メーカー: WEA/Fueled by Ramen
  • 発売日: 2006/07/25
  • メディア: CD
メイキング・オブ・キー・オブ・ライフ

メイキング・オブ・キー・オブ・ライフ

  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2006/09/27
  • メディア: DVD
Songs in the Key of Life

Songs in the Key of Life

  • アーティスト: Stevie Wonder
  • 出版社/メーカー: Motown
  • 発売日: 2002/06/10
  • メディア: CD
Believe

Believe

  • アーティスト: Cher
  • 出版社/メーカー: Warner Bros.
  • 発売日: 1998/11/10
  • メディア: CD

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LIONEL RICHIE『COMING HOME』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは2006年に発表された彼のソロ・アルバムとしては8枚目のアルバムである。(ベスト盤は含まず。)2年ぶりのアルバムで、'80'sには「ミスター・アメリカン」と言われた彼も、ソロとしてのキャリはも四半世紀を超えて、円熟味のある聴かせてくれるアルバムを届けてくれた。尚、本アルバムは、彼のアルバムとしては初めて、Billboardのアルバム・チャートで、初登場がTOP 10内ということで話題になった。最高位は、その初登場の時に獲得した6位であった。(こういうチャートの動きって、全く面白みがない...)

収録曲は以下の全13曲である。(UK盤、US盤は後ろ2曲がない全11曲である。)『I Call It Love』『Sweet Vacation』『Why』『What You Are』『Up All Night』『I'm Coming Home』『All Around The World』『Out Of My Head』『Reason To Believe』『Stand Down』『I Love You』『I Apologize』『I'm Missing Her』。

この中からは、『I Call It Love』と『What You Are』がシングル・カットされたものの、かつての彼の生み出したヒット曲を考えると、こぢんまりとしたヒットであった。(前者がBillboardで最高位62位を記録している。)尚、『Why』はイギリスでのみシングル・カットされている。また、『I Call It Love』のPVには彼の娘が出演していると言うことも話題になったのは記憶に新しい所である。→「ミスター・アメリカン」と言われた彼もお父さんになって、少し老けたなぁ、と感じられました。

サウンドの方は、相変わらずの彼らしいものである。で、本アルバムからのお薦め曲は、話題のPVの『I Call It Love』は当然ピックアップしておくが、それ以外では『Why』『Up All Night』『I'm Coming Home』『All Around The World』『Out Of My Head』『Reason To Believe』など、たっぷりと聴かせてくれるので、全てと言いたいぐらいである。→捨て曲が無いということであるが、逆に、突出した曲もないということになる。

安定したボーカルは相変わらずであり、腰を落ち着けて聴きたくなるアルバムである。

 

Coming Home

Coming Home

  • アーティスト: Lionel Richie
  • 出版社/メーカー: Mercury
  • 発売日: 2006/09/11
  • メディア: CD

↑UK盤 | US盤 ↓

Coming Home

Coming Home

  • アーティスト: Lionel Richie
  • 出版社/メーカー: Island Def Jam
  • 発売日: 2006/09/12
  • メディア: CD


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