TwellV・神宮前名画座「GASLIGHT」 [ETC.(その他)]
9月にこの作品「ガス燈」については記しているが、TwellVの映画放送で放送されたことから、改めて記すことにする。(以前に記したものは、ここをクリックしてご覧下さい。
最初に、この作品データについて、改めて記しておく。1944年のアメリカ映画であり、ジャンルは心理サスペンス・ドラマということになる。また、白黒作品である。時間は114分、製作はアーサー・ホーンブロウ・Jr.、原作はパトリック・ハミルトン、監督はジョージ・キューカー、脚本はジョン・ヴァン・ドルーテンとウォルター・ライシュ、ジョン・L・ボルダーストンの3人、撮影はジョセフ・ルッテンバーグ、音楽はブロニスラウ・ケイパーである。そして出演は、シャルル・ボワイエ、イングリッド・バーグマン、ジョセフ・コットン、メイ・ウィッティ、アンジェラ・ランズベリー、テリー・ムーア、たちである。(アンジェラ・ランズベリーのスクリーン・デヴュー作でもある。)本作でI.バーグマンはアカデミー主演女優賞を受賞し、美術監督賞と室内装飾賞も獲得している。
TwellVの映画枠である「神宮前名画座」の良い所は、途中にCMが入らないというところである。(先週の「風と共に去りぬ」は1回入ったが、4時間近い作品であり、インターミッションと考えられるので、許せる。)しかも、今週はノーカットということで、2時間という放送枠で、113分半の作品が放送された。尚、番組タイトルを入れると、本編は約114分となり、CMが僅か5%というのは、無料放送の民放では考えられないところである。(WOWOWの映画放送を見ているような気になります。)但し、音声の方が二ヶ国語放送ということなので、WOWOWのように字幕スーパーはない。(こうなると、原語で見るのは辛い...)で、日本語吹き替え版で見ることになる。
本作はサスペンス・ドラマであり、このジャンルの作品では、途中にCMが入ると、どうしても緊張が緩んでしまうだけに、途中にCMが入らない形の放送というのは大歓迎である。BS JAPANの「シネマクラッシュ」のように、途中のCMが1回30秒であっても、サスペンスでは白けてしまう。(→この時間だったら、ジャンルによっては気にならない場合もありますけど...)
来週は、H.ボガードとI.バーグマンの名作「カサブランカ」の登場となるが、この作品の時間は103分である。ということは、今回の「ガス燈」よりも10分ほど短いと言うことになる。「ガス燈」がノーカットで途中のCMなしで放送されたので、「カサブランカ」も同様に、ノーカット、途中CMなし、二ヶ国語、字幕スーパーなし、という形で放送されるであろうが、やっぱり大歓迎である。
その後は「三十四丁目の奇蹟」「グランドホテル」が放送される予定になっている。先週の「風と共に去りぬ」もそうであるが、12月放送の5作品は、よくよく考えたら全て日本では著作権の保護期間が満了した作品ばかりである。(但し、日本語吹き替え音声や、日本語の字幕スーパーの部分に関しては、著作権の保護期間は満了していない。著作権が切れたのは、オリジナルの英語バージョンの映画の部分である。)よって、これらの作品はワンコイン・DVDとして廉価版が発売されているものということになる。後発局であり、先行する他局と差別化するための選択であろうが、貴重な名画が放送されるということで、この路線を続けて貰いたい所である。(何せ、筆者がTwellVでは唯一見る放送枠ですから...)
キューティーハニーTHE LIVE #10+苦言 [特撮]
今回は、前回お披露目となった剣持ユキのハニーフラッシュしたシスター・ユキのお披露目の物語でした。そこに、早見とユキのハニーに対する思いを込めた珍デートという展開で、楽しませてくれる物語であった。ただ、普通と違うところは、ユキはレズというキャラクターを発揮して、完全にストーカーになっているというのは、やっぱりこれも深夜枠ならではですね。
が、早見も早見で、ユキのストーカーになっている。が、早見は私立探偵ということを考えたら、趣味と実益を兼ねて、この職業を選んだというのは疑う余地は無いですね。
ハニーが苦戦して、勝てなかった渡に対して、シスター・ユキは簡単に迎撃してしまったということで、戦士としたらとてつもなく強い、ということになるが、愛しのハニーのためということを考えたら、いつもの能力以上の力を発揮したと考えておくべきでしょうね。
早見のストーカーとしての行動と、ユキのストーカーとしての行動は、全く同じという所がなかなか面白い。ということで、男女を問わず、恋い焦がれる相手に対する行動パターンというのは単純明快ということなんでしょうね。ただ、二人とも普通の人とは比べものにならないような重度のストーカーということで、人並み外れているということも忘れてはならず、その道の達人とバカは紙一重と言った所も忘れてはなりませんが...
それにしても、早見がユキを撮影したビデオを見た源さんが、簡単にぬいぐるみがおかしいと言うことに気づいたが、この人の正体は相当な人物のようである。例えば、インターポールの秘密捜査官であって、身分を隠してホームレスになっての潜入捜査をしているとか、組織内で何かトラブルを起こして飛び出したとか、何か大きな秘密がありますね。
今回は、他の作品についても苦言と共に述べておくことにする。(見ていて、あまりの体たらくにあきれ果ててしまった...)
まずは、もはや詐欺と言っても良いような番組タイトルの「セブンX」から。この物語では、タイトルになっているセブンXが最も不要なキャラとして登場しているが、今回は、この番組タイトルであればあまりにも酷すぎた。回想として一応セブンXは登場するものの、はっきり言って登場させなくても物語の進行には影響を与えないという所まで落ちている。物語の集結に向けて動き出したとは言っても、これはあまりにも酷すぎる。「番組タイトルに偽りあり」ということを堂々と言っているだけであり、だからこそこの作品は「失敗作だ」と言うのである。「セブン」の名前を外し、「怪奇大作戦」の新シリーズということにしたら、それなりの内容なのに、「セブン」の名前があることがこの作品の根本的なミスである。1話30分という放送枠がある以上、全体を通しての物語として描きたいとしても、各話においてもしっかりとキャラを立てることが出来ない以上、これは監督や脚本ではなくて、監修やシリーズ構成が大いなる勘違いをしているだけであり、ここが悪いということになる。最初から全12話で、しかも放送開始前にクランクアップしていた本作であるが、これを撮影しながら放送していたら、間違いなく苦情の山で即刻打ち切りとなるのも確実である。それを逃れるための製作体制だっただけで、こんなことをしていたら、間違いなく放送してくれるTV局はなくなるだけである。
次は、5人もいらないカラフルな奴らについて。赤が主人公ということで、ドラマを持ってくると言うのは分かる。(実際、「ダイナマン」や「バイオマン」でも赤の父親が鍵となりクライマックスに突入していた。)しかし、ゲキレンジャーは赤以外の4色はあまりにもキャラとしての魅力が無く、空気と変わらない存在である。一段と空気化が進むだけで、邪魔なだけである。スタート当初、3人にしたことで各キャラを掘り下げて描けるので、言い選択をしたと思ったが、理央とメレに比重を置いて描いていたことで、キャラの描写が不十分であり、駄作へと突き進んでいき、そこに新キャラで2人を追加しても、まともに人物描写が出来る訳がない。で、一段とキャラに魅力がない、空気化に拍車を掛けた。玩具を売るための年中行事がこうも物語を酷いものにしたという、典型的な「まんねり病」として、「駄作」として歴史に残る作品ですね。
残るもう一つは、何があったの?松元環季が良い表情をしていた見せていただけで、他には何も印象に残っていない。(こんなのを制作するのは、時間と資源の無駄遣いでしかない。)
ところで、「キューティーハニー THE LIVE」のDVD化ということが流れていたということで、一言。「ハニー」はそれなりに面白いものの、他の作品がレベルが低すぎるために良く見えている、という部分もある。(DVDがリリースされても、購入までは至らない。)また、他の3作はDVDにするのは資源の無駄遣いでしかない。(1つはこのままリリースしたら「詐欺」になるだけである。)
今や、TV放送後のパッケージ・ソフト(DVD)の販売まで含めて製作費の回収を考えているのは常識であるが、もう少し後に残る内容に出来ないのであれば、何の意味もない。すこしは「ケータイ刑事」(これだけは別格で、今やエンタメ精神をしっかりと持っていて楽しめるのはこれだけである。)を見習って、内容のある物を製作して貰いたい所である。
↓これがリリースされてもねぇ...(2話収録って、資源の無駄遣いでしかないですよ。特典映像を入れても、5話ぐらいは十分収録できるはず。)
↓早見&ユキを知るにはこれが役立つ?
全図解 セクハラ・DV・ストーカー・ちかん―被害者を救う法律と手続き
- 作者: 中野 麻美, 飯野 財
- 出版社/メーカー: 自由國民社
- 発売日: 2002/12
- メディア: 単行本
これで撃退!ストーカー最強対処術―被害に遭う前にするべきこと、遭ってしまってからするべきこと (アクアブックス)
- 作者: 佐伯 幸子, さえき ゆきこ
- 出版社/メーカー: 実業之日本社
- 発売日: 2002/09
- メディア: 単行本
- 作者:
- 出版社/メーカー: 新書館
- 発売日: 2005/11
- メディア: 単行本
- 作者: 桧垣 重臣
- 出版社/メーカー: 立花書房
- 発売日: 2006/11
- メディア: 単行本
浮気男とストーカーをギャフンといわせる方法―プロの探偵が明かした!
- 作者: 継野 勇一
- 出版社/メーカー: 出版文化社
- 発売日: 2005/03
- メディア: 単行本
↓このシリーズは別格。
チャーリーズ・エンジェル・1st.9話 [ドラマ]
今回は26:35のスタートでした。物語は第9話「エンジェル!陸軍部隊に殴り込む」(原題は「BULLSEYE」)です。物語は、陸軍女性部隊の兵士が、演習中何者かに撃たれて死亡した。軍はチャーリーにその事件の調査を依頼し、ジルとケリーは兵士として、サブリナは看護師として軍の内部に潜入し、調査を開始する。また、ボスレーも軍と接触して調査に加わる。調査を進める内に、ケリーが一味に悟られてしまい、毒ガス演習の時、ケリーのガスマスクだけフィルターが抜き取られていたという事態が発生する。そんな中、軍医が期限切れの薬をさばいて私腹を肥やしているということが分かる。一方、軍医はグルになっている教官に、何者かが調べているので、ズラかることを告げ、薬の不正流用で稼いだお金を銀行からおろしてきた。ジルが逃亡の人質として捉えられる中、軍医と教官は仲間割れから軍医が射殺される。ジルを連れて逃亡しようとする教官に、サブリナとケリーが駆けつけるが...
今回のコスプレは、サブリナのナース姿に、ジルとケリーの軍服姿があって、楽しませてくれる。そんな中、ボスレーはスーツ姿で豚の中で泥まみれになって調査をするという所があって、エンジェルたちのコスプレとは全く違う楽しみを与えてくれました。
クライマックスの軽飛行機でメキシコに逃亡しようとする教官をシープで追うエンジェルたち。今回は派手なアクションと言うことになったが、その結末(小型機が建物に突っ込んで爆発炎上)というのは、ちょっとあっけない結末となったが、もう少し見せ場が欲しかったのもまた事実でした。が、ジープのエンジェルたちの髪が風になびいている姿は、やっぱりサービス・ショットでした。
潜入捜査で色々と調査をするエンジェルたちだが、「007」のJAMES BONDは完璧に秘密裏に調査をして情報を得るが、エンジェルたちは時には現場を悪人に発見されてピンチに陥ることがあるが、このあたりは諜報部員であるボンドと、私立探偵のエンジェルという違いがあって良い所でもある。(その後の、ピンチのエンジェルというサービス・カットを楽しめるということで、こっちの方が...)
※次回は26:15スタートということになる。また、年内では最後の放送ということになります。1st.は全22話ということであるが、年内にはその半分に1本届かないのですね。(まあ、新年に続きが放送されますけど...)
地上最強の美女たち! チャーリーズ・エンジェル コンプリート1stシーズン DVD-BOX
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2007/03/23
- メディア: DVD
地上最強の美女たち! チャーリーズ・エンジェル コンプリート2ndシーズン DVD-BOX
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2007/06/06
- メディア: DVD
地上最強の美女たち!チャーリーズ・エンジェル コンプリート3rdシーズンBOX (6枚組)
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2007/09/05
- メディア: DVD
ケータイ刑事銭形海23話(2nd.10話・感想)+24話(2nd.11話)予告 [ケータイ刑事]
二段構成で記している「銭形海」。放送後の最初は、いつものように簡単な感想と次回予告について思ったことを記しています。今回の物語は、2nd.第10話「BS初のサイレント! ~パントマイム爆弾事件」である。今や「BS初」という試みはお馴染みのものであるが、今回は「サイレント」ということで、これは100年を越える映画の歴史、人類が生んだ文化遺産をしっかりと受け止めて、その魂を受け継いでいることの証でもある。(だからこそ「ケータイ刑事」も既に人類が残した偉大な文化遺産として後世にしっかりと受け継がれていく作品になっている。)で、タイトルから分かるように、「チャップリンとマルセル・マルソーに捧ぐ」と言っても良いものでした。
また、映像の方も、セピア調にしていて、白黒にはなっていないものの、なかなか考えられたものになっている。→どうせやるなら、完全な白黒にした方が良かったのでは、と思います。(海ちゃんのストラップだけパートカラーにしたら、より栄えたと思われるだけに、ちょっと残念な所でもあった。)
主題歌をはじめ、台詞、歌詞、ナレーションが一切無く、バックの音楽と効果音だけという作りは「サイレント」らしくて良い所でありました。(提供の所だけは流石に声があったが、これは仕方のない所ですかね。→DVDやMBSの放送ではこれは無くなるので、完全に「サイレント」らしくなります。)OP主題歌も歌詞がなく、インスト・ナンバーで聴くというのも、ちょっと味があって良い所でした。で、「銭形海、17歳。…」という部分はテロップで出ましたし、次回予告の後の「鑑識メモ」と「着ボイスのDLのお知らせ」もそれに合わせていたというのは、一貫性があって良い所でした。→それを思うと、次回予告の部分に台詞があったのは、仕方ないとは言っても、ちょっと残念に感じてしまいました。(せめて、着ボイスDLのお知らせの後というように順番を入れ替えてくれたら...→まあ、仕方ないですね。)
物語のベースにあるのは「愛・15話」で、その時は五代さんの誕生日に爆弾付きのルームランナーが贈られ、五代さんが走り、愛ちゃんが一人で勝負(なぞなぞを解く)に行くというものだったが、今回は、柴田さんに贈られて、海ちゃんと五代さんが勝負に行くということで、変形されていたものの、今回も「愛」の物語の形を変えたリメイクでした。そんな中、爆弾事件ということで、「泪・2nd.13話」や「零・1st.13話」、更には「M1」から引っ張っている所もあり、楽しい所でした。特に「下北沢バベルの塔」の所では、「M1」に登場したバベルの塔のマークが出ていたのをはじめ、やってくれましたね。
こういう回では、冒頭にマヤヤの説明が入るのだが、「サイレント」ということで、テロップで「今回のケータイ刑事は、音声さんがストライキのため、サイレントでお送りします。」と説明されたが、「ストライキ」と言えば、アメリカでは、ブロードウェイの劇場舞台係の組合のストライキでブロードウェイ・ミュージカルが休演になっているのと、ハリウッドの脚本家たちがストライキに入っていて、TVドラマや映画の製作に支障が出始めている、という時事ネタがバックにあるが、これは「ケータイ刑事」の実に上手い所でもある。
劇中の音楽は、ピアノ調のアレンジがされていて、これも往年のサイレント映画を思い起こさせるものであって、楽しい所でした。→やっぱり抑える所はしっかりと抑えています。
それにしても、海ちゃんは爆弾事件で時間が大事なのに、結構楽しんでいましたが、完全に弾けちゃいましたね。まあ、雷お姉ちゃまもそうでしたけど... こうなると、シリアス路線に戻すのは難しいでしょうし、キャラの迷走はもう終点でしょう。(完全に「泪」化したと言うことも出来る。→何だかんだと言って、「銭形泪」が「ケータイ刑事」のスタンダードという証でもある。)
海ちゃんと五代さんが警視庁から赤坂多聞館に向かう所で、チャップリン風の男に付いていく所の歩き方は、当然、チャップリンに捧ぐ、と考えるべきでしょうが、何となくドリフのヒゲダンスを思い出しました。(ヒゲダンスもベースにはチャップリンがあるのですけど...)
勝負はパントマイム、二人羽織、リンボーダンスということで、このノリは「愛・15話」のなぞなぞ(愛ちゃん一人でした。)というよりは、「雷・2nd.9話」の(オマヌケな)殺し屋たちとの勝負というノリでしたね。(この時は高村さんが相棒でしたけど...)そんな中、二人羽織では「わんこそば28杯」ということで、しっかりと「28」が出ていたのも「ケータイ刑事」ですね。リンボーダンスでは、絢ちゃんが身体の柔らかい所を披露していましたし、頑張っていることが伝わってきます。ただ、観客(審査員)がたった5人というのは...
爆弾を前にして閉じこめられた海ちゃんが五代さんにメールで連絡というのは、「サイレント」という物語を上手く使っていましたね。普通ならばTV電話を使って連絡をするでしょうから。(出来るだけテロップを減らそうということだと思いますが、テロップに頼らずに済む所は頼らない、というのも上手い所でした。)
爆弾の所に五代さんと柴田さんがシャーク兄弟を連れてきて、海ちゃんと柴田さんも「残る」というところは「泪・2nd.13話」や「泪・1st.10話」を思い出させる良い所でもありました。その後の「阿波踊り」は「泪・2nd.14&15話」の「ポン踊り」にも見えましたけど... ただ、爆弾が1秒前で解除出来て、それを喜んでいる間にシャーク兄弟が逃げてしまうのは、冷静な海ちゃんとしたら、らしくないところだったが、そのまま逮捕していたら、いつもの口上の部分が無くなってしまうだけに、難しい所でもありましたね。で、海ちゃんの口上は、手振りで表現していたが、20話も過ぎると、口上も頭にしっかりとインプットされているだけに、下手にテロップを出さなくて正解だったと思います。(但し、今回、初めて「銭形海」を見たという方には辛かったでしょうけど...)
ところで、下北沢バベルの塔の地下にやってきた海ちゃんだが、何となく「恋する日曜日~ニュータイプ」の12話を思い出させてくれました。(共に絢ちゃんですし...)また、台詞無しということでは「恋日・3rd.26話」がある絢ちゃんだけに、慣れていると言えば変だが、悪くはなかったですね。
次回・2nd.11話は「歌だ!祭りだ!芸術だ! ~ケータイ刑事文化祭 in ゴルゴダの森(前編)」ということで、11/24に新宿・シアターアプルで行われた「ゴルゴダの森文化祭」が2回に分けての放送となり、その1回目です。次回予告では「シンデレラ」と「大喜利」「海ちゃんの歌」が出てきましたけど... ところで、来年2月にもまた舞台をするということで、その様子も3月、すなわち「海・3rd.」の10話過ぎに放送されるでしょうが、「海」は本当に舞台付いちゃいましたね。(これに関しては、火曜日UPの方で述べることにします。)
鑑識メモの方も「サイレント」に合わせていたのも良い所でした。それでいて、ちゃんと「さかなへん」の漢字シリーズを受け継いでいましたしね。(詳しくは火曜一番にUPする方に記します。→でも、今回の物語は、文字に記すのが結構難しいですね...)
ところで、絢ちゃんのブログに、「海・3rd.」の写真で、海ちゃんとマツのツーショットの写真が出ていたが、海ちゃんの髪型はポニーテールからストレートに降ろしたものになっていましたが、これで完全に泪ちゃんの髪型を逆に追っていったことになりますね。(3rd.の髪型は予想できましたけど...)また、DoCoMoが905iシリーズを発売したということもあって、手にしている携帯はSO905iのようでしたが、SOというのは舞ちゃんがSO505i(SO505iS)を使っていたが、それ以来の登場ということになります。
↓チャップリン関係をいくつか
ラヴ・チャップリン ! コレクターズ・エディション BOX 1
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2007/12/26
- メディア: DVD
ラヴ・チャップリン ! コレクターズ・エディション BOX 2
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2007/12/26
- メディア: DVD
CHARLES CHAPLIN COMEDY FILMS-SPECIAL BOX-
- 出版社/メーカー: ドリームエッグス
- 発売日: 2004/05/28
- メディア: DVD
↓マルセル・マルソーということで
ケータイ刑事銭形雷34話(2nd.8話)[裏ネタ編] [ケータイ刑事]
BS-iの再放送枠(毎週日曜日朝10時)に合わせて書いている「銭形雷[裏ネタ編]」。今回の物語は2nd.8話(通算では34話)の「心に嘘はつけないぜ! ~サイコドクター殺人事件」である。今回は「舞・9話」や「零・2nd.12話」のネタが登場するというように、実にバラエティに富んだ内容の物語である。そんな中、今回は雷ちゃんが「恐怖症」ということでいくつか説明をしてくれるが、その「恐怖症」について取り上げる。また、今回の物語のゲストが矢部美穂さんということで、彼女は記念すべき「ケータイ刑事」の第1話である「愛・1話」で犯人を演じたということで、「ケータイ刑事」の歴史を語る上では忘れてはならない一人であるので、少しだけ触れることにする。
尚、BS-iの本放送時に記した記事は「ここをクリック(本放送)」、MBS放送時に「[改訂版]」として記したものは「ここをクリック(改訂版)」して下さい。
銭形姉妹と言えば、本家の四姉妹が「暗所恐怖症」であり、岡野さんは「高所恐怖症」であり、これまでにも登場しているが、今回は「尖端恐怖症」が出てきた。(今後も色々と出てくることが予想されるが「海・1st.3話」で再び「尖端恐怖症」が出てきたのにはちょっと驚きました。)
で、「恐怖症」についてであるが、「恐怖症」とは、特定のある一つのものに対して、他人には不可解な理由から、心理学的、及び生理学的に異常な反応を起こす症状のことをいい、強迫観念、つまり精神疾患の一種である。英語では「Phobia」という。「怖い」と感じる恐怖感は、不合理だと頭では理解していてもそれを自分でコントロールできる物ではなく、そこから動悸、発汗、ふるえ、呼吸困難、痛みという身体の変調を来すこともある。
「恐怖症」は大きく分けると3種類のものがある。それらは「単一恐怖」「社会恐怖」「広場恐怖」である。「単一恐怖」は、ある特定の一種類の物に対する恐怖症であり、この対象となるのは無限である。(早い話、誰にでも、特定のある物が怖い、ということがあり、その恐怖を感じる物は人それぞれですからね。但し、「○○恐怖症」というレベルに達するには、何らかの身体の不調となる事象が必要ですけど...)「社会恐怖」は、社会や人前でマイナスなイメージで批判されたり、他人に辱められる事に対する不安感から来る恐怖症であり、引きこもりやニートの原因の一つとされている。最近になって言われることが多くなったものであるが、昔からあります。「広場恐怖」は、「もし何か(不安発作)が起きたら」と恐れ、またはそこに人だかりのできることを恐れる恐怖症で、雑踏、慣れない場所、自宅から遠く離れた場所で恐怖を感じるものである。パニック障害につながることが多いのも特徴である。
人に会うと赤面するため人に会わなくなる「赤面恐怖症」、不潔だと言って物に触らない「不潔恐怖症」、高い所にいると転落してしまうのではないかと感じる「高所恐怖症」などはよく知られている。また、異性恐怖症、暗所恐怖症、閉所恐怖症なども結構有名である。
映画の世界では、主人公が「高所恐怖症」ということで描かれたヒッチコック監督の「めまい」は有名である。また、主人公が「飛行機恐怖症」ということでアメリカの東から西に陸路で移動することになった「レインマン」も記憶に残る作品である。→アメリカでは日本よりも早くから「恐怖症」は精神疾患として認知されていて、精神科医の活躍する場が多いということもあって、映画に登場するのも多い。(色んな作品があるので、少しずつでも見ていくことをお薦めする。)
また、コメディ映画では「○○恐怖症」ということを面白おかしく描いた作品もいくつかあるが、その恐怖症の人にとったら笑い事ではすまされないということも忘れないで貰いたい所である。
矢部美穂:1977年6月7日、北海道生まれ。(10年後に生まれていたか、シリーズが10年前からあったら、銭形を演じていたかもしれませんね... いや、10年遅く生まれていたら、黒川芽以さんと同い年ということになるけど、黒川さん相手だったら、銭形襲名は無理か...)女優としての出演作品はそんなに多くない。(だから、「タレント」という。→何か1本でもドラマなり映画に出演したら「女優」というのは言いすぎである。)が、「銭形愛」の第1話のゲストで第1号の犯人役を演じたが、人気シリーズとなったことから名前をしっかりと刻み込むことになった。(現在では、第1話と言えば、クイーン・宝積有香さんが切っても切り離せないことになっている。)劇場版「M1」、そして今回のゲストということで、もはや「ケー刑事・ファミリー」の一員でもあるので、今後の再登場も期待したい所である。
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 スタンダード・エディション
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2006/08/25
- メディア: DVD
↓「恐怖症」ということで
TFT(思考場)療法入門―タッピングで不安、うつ、恐怖症を取り除く
- 作者: ロジャー・J. キャラハン
- 出版社/メーカー: 春秋社
- 発売日: 2001/12
- メディア: 単行本
社会不安障害のすべてがわかる本 (健康ライブラリー イラスト版)
- 作者: 貝谷 久宣
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/03
- メディア: 単行本
新版 不安・恐怖症―パニック障害の克服 (健康ライブラリー)
- 作者: 貝谷 久宣
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/10
- メディア: 単行本
症状別 神経症は治る〈1〉外出・乗車・閉所・高所・尖端恐怖症編
- 作者: 和久 広文
- 出版社/メーカー: 日本教文社
- 発売日: 2002/03
- メディア: 単行本