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REALITY BITES(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1994年の映画「リアリティ・バイツ」である。'90'sに入り、混沌とした時代の中、X世代映画である。が、それ以上に、懐かしい洋楽が次々と登場するということで、音楽の方でも色々と注目することが出来る作品である。また、主演のウィノナ・ライダーが良いですね。

作品データを記しておくと、時間は99分、製作はダニー・デヴィートとマイケル・シャンバーグの2人、製作総指揮はステイシー・シェアとウィリアム・バークレイ・マルコムの2人、監督はベン・スティラー、脚本はヘレン・チルドレス、撮影はエマニュエル・ルベツキ、音楽はカール・ワリンジャーである。そして出演は、ウィノナ・ライダー、イーサン・ホーク、ジャニーン・ガロファロー、スティーヴ・ザーン、ベン・スティラー、スウージー・カーツ、ジョー・ドン・ベイカー、ジョン・マホーニー、レニー・ゼルウィガー、アフトン・スミス、ハリー・オライリー、たちである。

大学を卒業した4人の男女の交流を描いた物語。卒業式で総代としてスピーチをしたリレイナはTV局に就職をする。彼女は、自分たちの世代を表現したドキュメンタリーを発表することを夢見ていたが、日々の仕事にうんざりすることになる。そんな所に働かずにバンド活動に精を出していたとろいが仲間のサミーと共にリレイナのところに転がり込んできて、彼女のルームメイトのヴィッキーを加えた4人の共同生活が始まる...

映画のストーリーも良いが、それ以上にサントラ盤には感激する曲が詰まっているのが本作である。'80'sには豪華アーティストたちが結集したオムニバス盤のようなサントラ盤が大ヒットを記録して市民権を得たが、'90'sになると、それに輪を掛けた形で、時代に残る名曲がそれに加わり、懐かしのヒットソング集という様なサントラ盤が生まれたが、本作はそんなサントラ盤の一つでもある。(他にも「FORREST GUMP」のサントラ盤なども当時、大ヒットを記録した。)Billboardのアルバム・チャートで最高位13位を記録して、1994年の年間アルバム・チャートでも40位にランクインする大ヒットとなった。

収録曲は以下の全14曲である。『My Sharona』『Spin The Bottle』『Bed Of Roses』『When You Come Back To Me』『Going, Going, Gone』『Stay』『All I Want Is You』『Locked Out』『Spinning Around Over You』『I'm Nuthin'』『Turnip Farm』『Revival!』『Tempted '94』『Baby I Love Your Way』。

1曲目のKNACKから始まると、映画の物語の方は何処かへ飛んで行ってしまうことになり、音楽ファンにとったらあまりにも美味しい曲が集まっているというのは嬉しい所である。映画はともかく、本サントラ盤は是非お手元に!!

 

Reality Bites: 10th Anniversary Edition

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「REBECCA」 [映画(洋画)]

表題の作品は1940年のアメリカ映画の「レベッカ」である。この作品はヒッチコック監督がアメリカに渡り、最初の作品である。アカデミー作品賞と撮影賞を受賞しているゴシック・ロマンに満ちた物語で、恋愛ドラマとして十分楽しめる作品である。

作品データを記しておくと、時間は131分、白黒作品である。原作はダフネ・デュ・モーリア、製作はデヴィッド・O・セルズニック、監督はアルフレッド・ヒッチコック、脚本はロバート・E・シャーウッドとジョーン・ハリソンの2人、撮影はジョージ・バーンズ、音楽はフランツ・ワックスマンである。そして出演は、ローレンス・オリヴィエ、ジョーン・フォンテイン、ジョージ・サンダース、ジュディス・アンダーソン、グラディス・クーパー、レオ・G・キャロル、ナイジェル・ブルース、たちである。

イギリスのコーンウォル海岸近くにマンダレイという荘園を持つマキシム・デ・ウインターは、モンテカルロで知り合ったアメリカ娘と結婚して帰邸した。彼は美しい先妻・レベッカを失っていて、二度目の結婚であった。家政婦のデンヴァー夫人は、レベッカへの熱愛から新夫人を召し使い扱いするばかりで、レベッカの居間は生前のままにしていて、家はレベッカが支配しているような状況だった。新夫人はマキシムの心にはレベッカがいると悟り、絶望して身を投げようとするが、難破船があったという合図の花火に救われた。で、海底に沈んでいたレベッカのヨットと、レベッカの死体が発見される。で、レベッカの子音について、再度審議されたが、自殺と判定される。が、マキシムは新夫人に事実を打ち明ける...

物語の方は、ヒッチコック作品であれば、サスペンスを期待してしまうが、サスペンスという感じがない。が、ヒッチコック作品はサスペンスだけではなく、恋愛映画もあり、本作は恋愛映画に入ることになる。謎が明るみに出ていく展開は、ヒッチコックらしさがあるものの、サスペンスという演出が控えられているということで、本作の評価は低いが、それは期待するものが間違っているためである。(恋愛映画と捉えたら、酷評されるようなものではない。)

ヒッチコック作品にもこういう作品があって悪くない。もっと評価されて言い作品だと思いますけど...(ご覧になって、自分の目で判断しましょう。)

 

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ROD STEWART『VAGABOND HEART』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1991年に発表された彼の16枚目のスタジオ・アルバムである。(3年ぶりのアルバムになり、'90'sに入ってからは初のアルバムである。)ソロとしてのキャリアも随分と長くなった('90'sになったということで20年を越えました。)ロッドであるが、'90'sになっても健在ぶりを発揮するアルバムとなった。(セクシーという所は衰えてきた感もあるが、円熟味が増してきました。)やはり、ロックを楽しむという内容のアルバムに仕上がっていて、元気な所は変わりません。で、本アルバムはイギリスでは最高位2位を獲得する大ヒットとなり、アメリカでもBillboardのアルバム・チャートで最高位10位を記録すると共に、1991年の年間アルバム・チャートでも38位にランクインしている。

収録曲は以下の全12曲である。『Rhythm Of My Heart』『Rebel Heart』『Broken Arrow』『It Takes Two』『When A Man's In Love』『You Are Everything』『The Motown Song』『Go Out Dancing』『No Holding Back』『Have I Told You Lately』『Moment Of Glory』『If Only』。

この中からシングル・カットされたのは、イギリスでは4曲、アメリカでは3曲であり、それぞれが大ヒットを記録している。まが、イギリスのみでシングル・カットされた『It Takes Two』は最高位5位を記録し、続いて『Rhythm Of My Heart』がアメリカ・Billboardのシングル・チャートで最高位5位、イギリスでも最高位3位を記録した。またこの曲は、1991年のBillboard年間シングル・チャートでも50位にランクインしている。更に、『The Motown Song』が、イギリスでもアメリカでも最高位10位、『Broken Arrow』がイギリスで最高位54位、アメリカでは最高位20位を記録している。

本アルバムからの筆者のお薦め曲は、シングル・カットされてヒットを記録した『Rhythm Of My Heart』と『The Motown Song』、更に『Rebel Heart』というロック・ナンバーと、たっぷりと聴かせてくれる『You Are Everything』も忘れないでピックアップしておく。

セクシーさはともかく、ハスキーなボーカルは一段とうま味が出てきて、円熟期に入って安定した所を聴かせてくれているので、落ち着いて聴くことが出来るアルバムである。楽しみながら聴きましょう!

 

Vagabond Heart

Vagabond Heart

  • アーティスト: Rod Stewart
  • 出版社/メーカー: Warner Bros.
  • 発売日: 1991/03/26
  • メディア: CD


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