1月の注目番組・「ケー刑事」BS-i関係 [ケータイ刑事]
今月は年末ということで、月刊TV誌の発売が、普段の24日ではなくて19日に繰り上がる。で、定期購読していると、発売日の前日に届くので、本日に届きました。ということで、「ケータイ刑事」を中心とする注目番組を記すことにする。尚、月刊TV誌の情報であるので、月の後半になると、結構変更があることをご承知下さい。また、筆者の見落としで、放送があるのにピックアップできなかったものもあろうかと思います。
まずは、シリーズ初のサード・シリーズに突入する「銭形海」から。1月のラインナップは次の4本です。1/5・3rd.1話「噂の刑事、ついに登場! ~日焼け書道家殺人事件」ゲストはお馴染みのクイーン・宝積有香さん。→マツということで、早速「日焼け」ということのようです。となると、お約束は「日焼けサロン」の会員証でしょうか?
続いて、1/12・3rd.2話は「吸われる魂! ~血を吸うカメラ殺人事件」ゲストは半海一晃さん。1/19・3rd.3話は「ザバーンザバーンは異国の香り! ~プリンセス暗殺計画」ゲストはデビット伊東さん。1/26・3rd.4話は「松山刑事、最大の危機! ~会社社長誘拐殺人事件」(ゲストは不明)、と続く。
1話のゲストが宝積さんというのは当然ですが、タイトルから察すると、今度は「書道クイーン」でしょうかね。→正月なので、おそらくクイーンは和服での登場となり、海ちゃんの振り袖姿もあり得ますね。(何か、「泪・1st.1話」のかるたクイーン/泪ちゃんの振り袖姿を思い出しますけど...)
日曜朝の再放送の「銭形雷」の方は、1/20が最終回となる。(順当な所です。)で、後番組は、「銭形海」は本放送が続くため時期尚早で、中断した「恋する日曜日」の2nd.の続きとなるか、「恋日・ニュータイプ」を放送するのではないか、と思っていたら、これは嬉しいことになりました。1/27は「堀北真希&夏帆SP」となっていて、この日は真希ちゃん出演の「恋日・1st.16話」の「電車」となっていました。2003/7/20に放送されてものなので、約4年半が流れたことになります。「銭形舞」の前の出演作なので、未見の方は注目です。
尚、2月の予定は不明であるが、2/3はおそらく夏帆ポン主演の「恋日・2nd.7話」の「僕の森」が放送されるのではないかと思います。(こちらは、アフター「銭形零」になります。)
真希ちゃん&夏帆ポン関係では、2月に映画「東京少年」「東京少女」が公開されるが、その「ナビ」が予想通り放送されます。「東京少年・ナビ」は1/13深夜24:00、1/27の14:00、「東京少女・ナビ」は1/27の14:30です。(これまでのことを考えると、「ナビ」は3回放送されるのが普通だから、「東京少年・ナビ」は2/1か2/2に3回目があり、「東京少女・ナビ」は2月になってから2回目、3回目が放送されるものと思います。)
日曜朝の「侍ショートフィルム」の所では、全ての放送作品までは分かりませんが、1/6のところに「宮崎あおい」「栗田梨子」、1/20のところに「堀北真希、小栗旬」とあるので、「寄生木」「東京タワー少女」「原っぱ」が放送されるということでしょう。また、1/13は出演者の名前から「美少年Hi」の「ラベル」と「侍ショート」の「ROOM SERVICE」、1/27は不明です。→この様子だと、銭形ーズで残っている早織ちゃんの「臭いものには蓋の日」の放送もあるでしょうし、3シリーズ全23話の全てが放送されると思って良いんじゃないでしょうか。
それ以外で、銭形ーズ6人衆関係の映画としては、12/31の正午から「ケータイ刑事THE MOVIE」がありますし、1/1の23:00からは真希ちゃん出演の「予言」、1/2の10:00からはあおいさん出演の「NANA」が放送されます。(いずれも、再放送ですけど...)
BS-i以外のチャンネルに関しては流し読みしただけですが、愛お姉ちゃまは1/6からは大河ドラマ「篤姫」がありますし、夏帆ポンは1/18から「4姉妹探偵団」がありますが、チェック済ですよね。また、芽以さんは「パセリ」と「愛の迷宮」がそれぞれ大詰めの上、出演映画が3本控えています。→それにしても「銭形ーズ」の活躍は本当にどこまでいくんでしょうか。考えてみると、これだけの人材が主演してバトンを繋いできた「ケータイ刑事」シリーズは凄い番組だということを改めて感じました。
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 スタンダード・エディション
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2006/08/25
- メディア: DVD
名探偵コナン 工藤新一の復活! ~黒の組織との対決 [ドラマ]
去年の第1弾と比べると、今回のドラマは格段に良くなっていました。新一からコナンにいつ戻るのか分からないという状況で事件を解いていくというのは、時限爆弾のタイムリミットのように残り時間がはっきりとしていないだけに、サスペンスという意味では格段に緊張感が出る。更に、黒の組織が狙っているというのも緊張感を高めていて、面白くなっていました。
また、コナンと灰原の声だけはアニメと同じキャスティングということで、違和感は無かったですからね。何せ、江戸川コナンの姿を見た時は、江戸川コナンではなくて、どう見ても多摩川ドイルでしたから。声がコナンだったので、一応コナンに見えました。(多摩川ドイルは江戸川コナンをパロったキャラクターであるが、実写映像作品としてはドイルの方が先に登場しているだけに...)
脚本の渡邉睦月さん、前回は憧れの「名探偵コナン」の脚本を書けると言うことで、ちょっと舞い上がっていたように感じられたが、今回はしっかりと練った脚本を書いていました。が、睦月さんにとったら、過去に書いた脚本をアレンジしているようでしたけど...
いつコナンに戻るか分からない、というのは、「銭形愛・15話」の「時速7km以下になると爆発するルームランナー」の変形(体力の限界で、スピードが落ちるのは分かっていても、あと何分というのは分かりません。)である。(この「愛・15話」をベースにした変形が先日の「銭形海・2nd.10話」に出てきたが、最初のアイデアが面白いだけに、そこから色々と面白い物語が生まれてくるものです。)また、ミス・ジャパネスクとその姉・美々という人物設定は、「銭形零・2nd.2話」のダイエット・クイーンの細井美々華とその姉・華奈を思い出させてくれました。(姉が犯人ではなかったが、環境や立場、状況はそのまんまでした。)
毛利小五郎は怪我をしていると言うことで、殆ど出てこなかったが、これも新一と蘭、宮野志保を中心にした物語を一段と盛り上げていて、良かった所であった。しかも、事件を解いていくだけではなくて、久しぶりに新一と会った蘭の心をしっかりと表現していたのも良い所でした。
忘れてはならないのは、ジンの存在で、これが存在感たっぷりで、緊張感を与えていました。それ以外のキャラクターでは、園子だけがいてもいなくてもよかったような存在でしかなかったが、阿笠博士や目暮警部もいい味がありました。(アニメ版のキャラから共に少し空気を抜いてダイエットしたような姿で、仮装大会という雰囲気もありましたけど...)
ある意味では、今回の物語では最も重要なキャラである蘭であるが、パンチや回し蹴りもしっかりとあった上に、涙まで見せるということで、最も幅広い表情を見せていたが、これはキャスティングもバッチリでした。
前回(去年)の物語だったら、テレビドラマだということを強く感じたが、今回の内容だったら、去年の一番最初に「映画」と言っていた(結局、TVドラマに落ち着いた)ように、「映画」として劇場公開しても悪くはなかったですね。
それにしても、睦月さん、「名探偵コナン」は良いとして、地上波ドラマに浮気をしていないで、「ライフワークだ」と言った「ケータイ刑事」に戻って来て下さい!!真犯人を見抜いた「左利き」ということは「銭形海・2nd.」で何度か出てきているが、気持ちだけは「ケータイ刑事」にあるということは分かっていますけど...
小説名探偵コナン特別編「工藤新一の復活」 (少年サンデーコミックススペシャル)
- 作者: 青山 剛昌, 渡邉 睦月, 平良 隆久
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/11/16
- メディア: コミック
↓去年の実写版第1弾
「名探偵コナン」10周年記念ドラマスペシャル 工藤新一への挑戦状-さよならまでの序章-【通常盤】
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/03/23
- メディア: DVD
「名探偵コナン」10周年記念ドラマスペシャル 工藤新一への挑戦状-さよならまでの序章-【初回限定盤】
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/03/23
- メディア: DVD
↓「銭形愛・15話」と「銭形零・2nd.2話」はこちら
ケータイ刑事銭形海24話(2nd.11話) [ケータイ刑事]
二段構成として記している「銭形海」。こちらの方は物語の中身を追っている長文&ネタバレたっぷり編です。(と言っても今回は文章にするのがちょっと辛い...)今回の物語は2nd.11話(通算では24話)の「歌だ!祭りだ!芸術だ! ~ケータイ刑事文化祭 in ゴルゴダの森(前編)」です。すっかり舞台付いている「銭形海」ですが、いつものようにネタバレありの長文で記します。が、文章にしにくい部分の詳細は省きます。(やっぱり、ON AIRを見るに限りますからね。)尚、放送直後に記した「感想+次回予告」版はここをクリックして下さい。
こういう時のお約束で、OP主題歌の後は、開演ブザーが鳴り、海ちゃん、五代さん、柴田さんが舞台に登場する。「みなさん、こんにちは」と海ちゃんの挨拶で始まり、「今日は、日頃からお世話になっている市民のみなさんのために、こちら、ゴルゴダの森署の協力の下、様々な出し物で楽しんでいただきたいと思います」と言うと自己紹介。(まずはお約束。)「私、今回の実行委員を務めます警視正・銭形海です」と言って警察手帳を見せる。(が、青葉台学園の学生証でした。)続いて「巡査部長の五代潤です」と五代さんも警察手帳を見せる。(が、相撲キャバクラの会員証でした。)で一礼をする二人。が、五代さんが「おいおいおい、銭形。お前、青葉台学園になってないこれ?」と気づき、海ちゃんも「五代さんこそ...」と気づくが、はっきりとは言わない。「今日は、よい子の皆さんもたくさん来てるんだから...」ということで「早くしまって下さい」。これに五代さんは「今、小結だけど、あと2回行くと関脇になって、エリーゼちゃんがここに(ほっぺに)チュウしてくれるんだ」。(→お約束とは言っても、やっぱりやってくれます。)で、「改めまして、銭形海です」と言って警察手帳を見せる海ちゃん、そして五代さん。
話題を変えて「ところで五代さん。五代さんは文化祭と言えば、何を思い浮かべます?」と海ちゃん。五代さんは「俺は体育会系だったから、どちらかというとお客さんになる方が多かったなぁ」と言うと「思い出すなぁ、マリンちゃん。可愛かったなぁ、ポニーテールが...」と思い出に浸り「たこ焼き」の話になるが、「台詞間違えちゃたじゃないか」(これは舞台ならではですね。)海ちゃんは「話が長くなりそうなんで、始めましょうか...」(「恋日・3rd.26話」のラストで話を振られた絢ちゃんが話を遮られたことがあったのを思い出します。)
これに「ちょちょちょっ、ちょっと待ってください。誰か忘れてませんか?」と柴田さんが割り込んでくる。すると「いたの?」と五代さん。「いたでしょう」と必至でアピールする柴田さんは「自己紹介させて下さいよ」。で、自己紹介させて貰えることになった柴田さんは「五代さん、お手を拝借」すると五代さんは手を広げて「よーぉ」とやり始めようとする。これに「違うでしょう」と柴田さん。で、逆立ちだということをアピールし、足を支えて貰えることになり、逆立ちをする。が、五代さんは柴田さんの足を受けずに払いのける。すると立ち上がった柴田さんは「ちょっと、やめてくださいよ」と文句を言うが「お約束でしょう」と五代さん。「お約束じゃないでしょう。ちゃんと持つというのがお約束でしょう」とお怒りモードに。(「本当に怒ってますよ」と海ちゃんのツッコミもありました。)で、改めて逆立ちをして「上から読んでも柴田束志、下から読んでも柴田束志。世界的にも非常に希少な価値の高い名前だと自負しています」とお馴染みのご挨拶を言うと「以上」と言って自己紹介を終わろうとするが、五代さんは柴田さんの足を離さなかった。で「離して、もういいよ」と柴田さん。で、手を離す五代さん。(やっぱりたっぷりと遊んでくれます。)
で、海ちゃんが「それでは、ケータイ刑事文化祭 in ゴルゴダの森、スタート!」で、最初の出し物へ。
画面には「警視庁推薦 よいこのためのケータイ刑事劇場 シンデレラ」と出て、マヤヤの読み上げる声が入る。(こういうのって「文化祭」という雰囲気がたっぷりで、いいですね...)
「むかーしむかし、ゴルゴダの森のその奥に、シンデレラという若い娘が住んでおりました。」(マヤヤのナレーション)シンデレラが「私の名前はシンデレラ。私って、とっても不幸な女の子」と言って生い立ちを語る。幼い頃、お母様と死に別れ、継母とその姉妹たちにいじめられる毎日。そんなシンデレラの夢は、お城に住むコンゴー王子と一緒にダンスを踊ること。今日は年に一度の舞踏会で、継母と姉妹たちはおめかしをして出かけて行ったが、自分は一人で留守番。舞踏会に着ていくドレスもないということだった。で、ダンスを夢見るシンデレラ。
そんな所に笑い声と共に杖を持ち、マントを羽織った男がやってくる。「呼ばれて出てきてジャジャーンジャーン」(「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン」というハクション大魔王の登場時のお馴染みの台詞をいじっていますね。)これにシンデレラは「誰も呼んでないんですけど、どなたですか?」すると「俺だよ、俺だよ俺」と答える。するとシンデレラは「もしかして、オレオレ詐欺?」(こういうボケ、海ちゃんのお得意ですね。)そして「悪質な振り込め詐欺にはご注意しましょう」(テロップも出る。)と行って、「皆さんもご一緒に」とシンデレラ。(→「警視庁推薦」「よいこのための」という言葉があるというのも、これで納得です。)
男は「しょうがないなぁ」と言って顔を隠していたマントを脱いで顔を見せると「整形前のブラッド・ピットです」すると「全然似てないし...」とシンデレラ。(あの...「整形前」だったら似てなくても当然かと... ブラック・ジャックに整形してもらったら、どんな顔にでもして貰えますよ。但し、とてつもない巨額を請求されるでしょうが...)すると「あっ、似てない。じゃあ帰るよ」と言って帰って行こうとする男。で、シンデレラが慌てて「帰らないでくださいよ」と呼び止める。すると男は「分かるでしょう、このマントに杖持ってたら...」と言って足をトントントンと鳴らす。すると笑顔を浮かべてシンデレラが「その足、その顔、馬だ!」(出ました、五代さんならではのこのネタが...)
男は「違うでしょう。怒ったよ。バカにしてるのか」と言ってまたも「帰るよ」と言って帰って行こうとするが、またもシンデレラは呼び止め「冗談です」。男は「だから魔法使いでしょう、私は、どこから見ても」と名乗る。(魔法使いというより、正体がばれて困惑するキングアンドリウのマントを剥がされた男のように見えるんですけど...)
「その魔法使いさんが私に何かご用ですか?」と訪ねるシンデレラ。魔法使いは「魔法を掛けに来たんでしょう」と言って、お城に行きたい、パーティに行きたい、ドレス欲しいでしょう、ということで「だから、私の言うことを聴けば美味しい思いが出来ますって」と目的を告げる。が、シンデレラは「悪質なキャッチや勧誘には十分に注意しましょう」(またも出るテロップ)と言って、再び「皆さんもご一緒に」。(こういうノリ、楽しいですね。)
魔法使いは「随分オレのこと信用していないじゃないか」と文句を言うが、シンデレラは「だって、今はスペースシャトルが宇宙に飛んで、地球温暖化のため北極の氷が溶けようとしている時代ですよ。そんなのちゃんちゃらおかしいです」と非科学的なことは全て否定する。すると魔法使いは「じゃあオレ、この舞台、台無しにして良いんだな」から「本当に帰るよ」と言ってまたも帰ろうとする。すると慌てて「ちょっと待った」とシンデレラ。そして猫なで声で「よろしく御願いします」
戻って来た魔法使いは「今から魔法を掛けますから」と言って呪文を唱え始める。「オー、エリーゼ、エリーゼ。ラブ・ミー・ラブ・ミー…」(どこが呪文なんでしょうか?)これにシンデレラが「あの?大丈夫ですか?」と割って入る。(気持ちは良く分かります。でも、非科学的な物を信じないにしても、「よろしく御願いします」と言ってのだったら、ここは全て委ねるべきですよ。)魔法使いは「大丈夫に決まっているでしょう。そこまで来てるんだから」と言って再び呪文を唱える。で、警官姿のプロンプターが現れて、シンデレラの服を脱がせる。(これぞ、人海戦術によるローテクのなせる技であり、何でもCGに頼る現在の映像作品に警鐘を鳴らしています。(と言っても、舞台だったらCGを利用というのはできませんけど...))で、シンデレラは青葉台学園の制服(冬服)姿になる。「何か、変わったドレスですね、女子高生みたい」と言うシンデレラ。更に魔法使いは、側のテーブルにあったカボチャを手にする。シンデレラは馬車に変えてくれると思うが「さあ、どうかな」で、またも変な呪文を唱え、それを投げる。で、人間の姿になったパンプキンが現れ「鑑識のかぼちゃで~す」と言う。これにシンデレラは「馬車じゃないですか」と文句を言うが、かぼちゃはそれに構わず「ハロウィンのかぼちゃの提灯は...」と豆知識を語り出す。これに「誰もそんな豆知識、求めてませんから」とシンデレラ。(柴田束志よりも柴田太郎の方がこういう所はより似合うと思うんですけど...)
魔法使いは更に携帯電話を取り出して、シンデレラに渡す。で、ケータイを手にしてポーズをとらせる。「360゜どこから見てもケータイ刑事」と言う魔法使いとパンプキン。で「シンデレラ、17歳。ゴルゴダの森の奥に住み、不幸な少女にして刑事。事件が起きればいかなる時でも現場に走り、人並み外れた推理で謎を解く。しかし彼女が刑事であることは本人も知らない」と林和義さんのナレーションが入る。(やっぱりこれが「ケー刑事・テイスト」ですね。)
シンデレラは「ちょっと待った!何ですか?」と尋ねるが、説明しない魔法使いは、12時を過ぎれば効力が無くなるということを告る。シンデレラは「私は舞踏会に行きたいんです。普通のドレスと、馬車を用意してください」と言うが、「そんなのオレに関係ねぇよ」と突き放す魔法使い。で、帰って行った。で、愚痴を語るシンデレラ。だったが、魔法使いが戻ってきた。が、それは杖をテーブルの上に置き忘れていたのを取りに来ただけであり、杖を手にすると小走りで帰っていった。
パンプキンは「我々もお城に行こうとしますか」と言うがシンデレラは「馬車も無いのに、どうやっていくんですか?」と尋ねる。で、パンプキンは「ちょっと待ってください」と言って一旦消えると、マウンテンバイクを持って戻って来る。で、シンデレラは自転車でお城に行くことにした。(「ケー刑事」と言えば自転車ですからね。)ここでシンデレラは「お出かけは一声かけて鍵かけて」(これもテロップが出る。)と言って「皆さんもご一緒に」(→微笑ましくなってきますね。)更にパンプキンが「夜間の自転車ライトは必ず点けましょう」(テロップが出る。)しかし、これには反応なしでした。で、お城に向けてシンデレラとパンプキンは出発した。
「こうして、ケータイ刑事になったシンデレラは、仕方がないのでお城へ行くことになりました」(マヤヤのナレーション)
パパイヤ城。パパイヤ国王は手にしたグラスの酒を口にしてから、おやじダンサーズと共にダンスを披露する。(こういう所では「ウィリアム・テル序曲」はテンポもあっていい感じです。)→「恋日・3rd.26話」に登場したのと同じ振り付けの所もありますね。また、「侍ショートフィルム」においては、是非とも「美少年Hi」の1本である「再先端恐怖ショウ」をON AIRしてもらいたいところです。
そんなところにシンデレラも父ちゃん、「夢にまで見た舞踏会、何て素晴らしいんでしょう!!」と大感激していた。パパイヤ国王は「我が息子のコンゴー王子を紹介しましょう」と言って、息子を呼ぶ。で、いつものパフォーマンスであるエアギターを披露して登場するコンゴー王子。シンデレラは「コンゴー王子、なんて素敵なのかしら...」と王子を目にして感激しているが、パンプキンは「えっ?素敵ですか?」と言っていた。そんな所にコンゴー王子が語りかけてくる。「ニワタモン」が、何のことか分からない。王子はパンプキンに通訳せよと命じ、パンプキンが通訳する。「「初めて見る顔だね」と言っております」これにシンデレラは「なんて言えば?」と答えに詰まるが「適当に言って」とパンプキン。で、「ウイ、アンドリウ」とシンデレラ。これをパンプキンは「「初めておめにかかりますわ」と言っております」と通訳する。これに「ウラリハソッコウセイ?」と返す王子。「「ボクと一緒に踊りませんか」と言っております」とパンプキン。シンデレラは「ウイ、オズマゴロシハチコウセイ」と返すがパンプキンは「「私でよければ」と言っております」(「ウラリ」「オズマゴロシ」はお馴染みの猛毒ですが、「海」ではあんまり出てきていないですね...→今後の登場に期待です。)で、王子とシンデレラはダンスを始める。
そんなところに魔法使いが現れ、杖をふるって魔法を掛けると消えていく。それと同時にパパイヤ国王が腹を押さえて苦しみだす。みんなは国王の回りに集まるが、シンデレラは一人でダンスを続けていた。(このように一人だけ場から浮いたようになるというのは「海」では何度かあります。)で、たっぷりとネタをやってから倒れる国王。慌てたパンプキンは踊続けているシンデレラに「優雅に踊っている場合じゃない」と伝えるが、シンデレラは「えっ?何が起こったんですか?」と全く気づいていなかった。で、パンプキンが国王を示す。シンデレラは国王の側に近づくと「これは、...シンデレラ?」(ぶっ飛ぶ一同)→昔、「シンデレラ」「トンデレラ」という某殺虫剤のCMがありましたね。(世代を考えたら、絢ちゃんは知らないでしょうが...→そういう所が出ていて、面白い所です。)
ここで「警視庁から入電中」という事件を知らせる入電が届いたことを伝えた声が入る。シンデレラは「何だろう?」と言ってケータイを取り出して開く。「港区赤坂ゴルゴダの森・パパイヤ城で殺人事件発生。殺害されたのは国王陛下。直ちに捜査を開始せよ」(→やっぱりゴルゴダの森は港区赤坂なんですね。「M2」とも一致しますけど、それにしても港区赤坂は本当に凄い所です。)
入電を聴いたシンデレラは「さ、殺人事件?」と驚く。するとパンプキンが「どうやらあなたの出番のようですね」と言うが「私の出番って?」と訳が分からないシンデレラ。これに「だってあなたは今、ケータイ刑事なんですから」と言う。しかし「でも、どうすれば?」とシンデレラ。すると「とりあえず、やることがあるんじゃないですか」とパンプキン。で、笑顔を浮かべて「そうか」とシンデレラは言うと、ポーズをとって「寄せる、悪のさざ波」
「突如、お城の中で起きた殺人事件。果たしてシンデレラは、魔法が切れる12時までに事件を解決することが出来るのでしょうか」(マヤヤのナレーション)そして画面には「次回へ続く…」(ここでは○の「続」ではありません。)(ここでAパート終了。経過時間は20分を過ぎたところでした。よってBパートは5分強になります。→Aパートがここまで長いのは久しぶりですね。)舞台を録画した物であれば、途中にCMはなしの方が良いんですが、今回はこの後はコーナーが変わるということなので、途中のCMも筆者はOKです。
CM明けの最初は「ケータイ刑事歌謡ショー イケナイ恋」ということで、海ちゃん(絢ちゃん)の歌のコーナーです。(この曲は、作詞 丹羽多聞アンドリウ 作曲 遠藤浩二 ということで「ケー刑事」ではお馴染みのコンビです。→雷お姉ちゃま(『ラブラブサンダー』)のように海ちゃんの作詞はないのでしょうか?)一応、マヤヤの声は「警視庁推薦 銭形海の歌謡ショー」と言っていました。が、「警視庁推薦」って???
『恋の全国指名手配』の時と同様の赤いベストを着た海ちゃんが、2人の婦人警官を連れて、ダンス付きで歌う。(もう少し、練習をしておいてね)
続いて「ケータイ刑事 大喜利」と画面に出るが、マヤヤの声は「警視庁推薦 大喜利大会」でした。→本当に警視庁がここも推薦するの???
「大喜利」と言えば長寿番組の「笑点」である。「笑点のテーマ」に似たへんてこりんな曲が流れてきて、海ちゃん、五代さん、パパイヤ、柴田太郎が入ってくる。(順に、緑、青、ピンク、黄の法被を着ている。)また、反対側からは司会の林和義さんが入ってくる。(黒の法被)で、着席すると、「最初のお題はこちらです」と言って「鮪」と書かれたフリップを出す。更に「鰯」と書かれたフリップを出す。で、お題は「さかなへん」に何か新しい字を付け足して漢字を作ってもらう、というものでした。(それぞれ回答は省略します。)尚、座布団運びは柴田束志でした。
海ちゃんの2回目の回答が終わった所(残り30秒です。)で、「前編」は終了となり、海ちゃん、五代さん、柴田さんが並んでいて、語る。「「ケータイ刑事文化祭 in ゴルゴダの森」前編が終了しました」と海ちゃんが言う。「五代さん、どうでした?」と海ちゃんが振ると「いやぁ、なんか燃えてきたよ」と答える。海ちゃんは「後編ではもっと色んな事にやってもらいますからね」と言い、「柴田さんは?」と束志に振る。これに束志は「えっと、僕はですね、お芝居の台詞を覚えるのがもういっぱいいっぱいで。でも楽しかったです」(色々といいたそうな柴田さんでした。)海ちゃんは「それでは、「ケータイ刑事文化祭 in ゴルゴダの森」まだまだ続きます」ということでタイトルが出て、「○「続」」マークが出て、以下は次回へ。
次回、25話(2nd.12話)の物語は今回の続きとなる「歌だ!祭りだ!芸術だ! ~ケータイ刑事文化祭 in ゴルゴダの森(後編)」です。次回予告ではいきなり「韓流スター! シン・ドンウク登場」とでましたが、「韓流スター」とくれば「零・1st.10話」のゴ様の方が先に頭に浮かんだ筆者でした。公式HPによると、「シンデレラ解決編」に加え、とある韓流スターがゲスト出演する「恋のケータイ刑事劇場」をお届けする、となっていました。→次回予告では、海ちゃんや柴田さんの歌などもありましたけど、それらは???
鑑識メモ。1st.の舞台編の時と同様に、楽屋での収録ということで「さかなへんの漢字」シリーズはお休みでした。息を切らせながら柴田さんが楽屋に戻ってくると「一部、一部終わりました」と言う。横には林和義さんがいて、「おつかれでした」柴田さんは「いやぁ、もう大盛り上がりですよ」と言ってから腰を下ろすと「もうここまでで僕の仕事は終わりです。二部は林和義さんが全開で行きますから」と言うと、林さんは敬礼をして「頑張りますよ」と言う。柴田さんは「じゃあ皆さん。次回二部、よろしく、楽しみに見て下さい」とアピールしていました。
1st.8~11話の舞台編に続いて、またも舞台の様子を物語にした今回だったが、テレビや映画とは違って、客席の反応を確かめられながら進んで行く舞台というのはまた独特の物があります。サブタイトルにあったように、「お祭り」という感じが出ていて良かったんじゃないでしょうか。とくに、役者は舞台を経験すると(本物だったら)一回りも二回りも大きく成長するものですが、絢ちゃんも随分と成長して演技の方も上達しました。(やっぱり「ケータイ刑事」を襲名するだけの器の持主ですね。)但し、歌の方は、まだまだカラオケ好きなお姉ちゃんという所だったので、もう少し練習して下さいね。
公開収録、オペラ編など、「舞台」を思わせる物語が収録されているものを...
シンデレラ ディズニー名作絵本復刻版シリーズ (ディズニー名作絵本復刻版)
- 作者: ジェーン ワーナー, リタ・スコット ウォーチェスター, ウォルトディズニースタジオ
- 出版社/メーカー: うさぎ出版/ネコ・パブリッシング
- 発売日: 2003/12/06
- メディア: 大型本
シンデレラ―2・3・4歳向け (ディズニー名作ゴールド絵本 (25))
- 作者: 森 はるな
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/03
- メディア: ムック
200ピース かぼちゃのびっくり箱 <光る仕様> D-200-888
- 出版社/メーカー: テンヨー
- メディア: おもちゃ&ホビー
パンプキン ヘアクリップ Pumpkin Hair Clip
- 出版社/メーカー: RUBIE'S JAPAN
- メディア: おもちゃ&ホビー
9インチ スケアリー ジャックオー ランタン 9”Scary Jack-O’-Lantern 802471
- 出版社/メーカー: RUBIE'S JAPAN
- メディア: おもちゃ&ホビー