「iしたい。 ～銭形海・3rd.」(3分バージョン2) [ケータイ刑事]
「銭形海・3rd.」の「iしたい。」3分バージョンにVersion 2と言って良い別バージョンがありました。ということなので、今回はそれについて。
「iしたい」というキーワードを登録して該当する番組を自動録画するようにしているが、本日1/10の12:54からの「iしたい。」がそうでした。青木アナで、お馴染みの
主題歌が流れてきたので、1分／3分版かのどちらかだと思っていたら、これが3分版の第2バージョンというものでした。青木アナの説明の部分は同じであるが、出てくる映像の一部が違っていました。（と言っても、全て「3rd.1話」からの映像ですけど...）
大きく違うのは、これには絢ちゃんと松崎さんの2人による部分（絢ちゃんの「BS-iをご覧の皆さん、…」で始まる部分）が無く、全てが3rd.1話からの映像である。これまでに流れた「3分バージョン」に出てきた映像は基本的に使われているが、差し変わった部分があるので、ドラマからの映像が増えている。（これは当たり前ですが...）
OP主題歌のライブ部分の映像で始まるのは同じである。まずは1話の冒頭部分で、海ちゃんがお参りしている所にひったくり犯を追いかけているマツが海ちゃんのマウンテン・バイクを奪っていく所から、「警視庁から入電中」、そしてその入電ムービーの全てが流れる。続いてはこれまでのものと同じで、マツが海ちゃんに「お前のおじいちゃん、警視総監？」と確認するところから「捜査を始めますよ」と海ちゃんに肩を叩かれる所に繋がる。
その次は最初のバージョンよりも少し前の部分からとなり、書道キング／クイーンのPC画像の部分から、海子と晴海を確認する所、マツの最初の珍推理を語る所、晴海が「鍵がありません」と言うい、海子が鍵を取り出してそれを捨てる所、柴田さんがナイフに付いていた指紋が海子のものと一致した、と報告し、海子が
泣き出す所、マツが海ちゃんに「刑事に一番必要なのは直感だ」と教えている所（この部分は前のバージョンから少し短縮されている。）、そして、最後はこれまでの3分版にはなくて1分版にあった所で、波が寄せてきて海ちゃんが「寄せる、悪のさざ波」と言う所となっている。
ということで、1分版の完全長尺バージョンと言った感じということになり、これを短縮したものが1分版になると言うことが出来ます。
ということで、絢ちゃんとギターを持った松崎さんという部分を見ることが出来ないのだが、何か問題でもあったということでしょうかねぇ。（松崎さんが『愛のメモリー』を歌っているが、持ち歌であると言っても、それを番宣に使うには問題があったということかも？→JASRACから指摘されたのかも？）
1分版はこれからもある程度流れるのは分かっているが、3分版の方は、ひょっとしたら今後は今回のVersion 2は流れても、最初のものは流れなくなるかもしれませんね。→最初の3分版も貴重なものになりますね。
尚、番組紹介ということで、最初のバージョンは放送開始（1/5）よりも前に流れているので「1月5日(土) よる11:00スタート」というテロップが出たが、今回のVersion 2では、その部分が「土曜 よる11:00」に変わっているが、これは当たり前のことであり、これだけのために「新バージョン」になったとは言いません。
- アーティスト: 松崎しげる/田中星児, 松崎しげる, 田中星児, カラオケ, 馬飼野康二, あかのたちお, たかたかし, D.Boone, R.McQueen
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 1993/10/27
- メディア: CD
↓今回はこういうものをピックアップしておきます。
- 作者: 松崎 しげる
- 出版社/メーカー: 衆芸社
- 発売日: 2000/09
- メディア: 単行本
- 作者: 松崎 しげる
- 出版社/メーカー: 明日香出版社
- 発売日: 2006/08
- メディア: 単行本
「SLIPSTREAM」 [映画(洋画)]
表題の作品は1989年のイギリス映画「風の惑星/スリップストーム」である。
「スター・ウォーズ」のM.ハミルはSWの後は作品に恵まれていないが、久しぶりに主演を務めた近未来SF作品である。（が、SWの頃の面影は全くなく、別人のようになっている...）それにしても、「近未来SF」というと、お決まりのように「荒廃した地球」というのは、ある意味ではお約束ですかね。
作品データを記しておくと、時間は103分、監督はスティーヴン・リズバーガー、脚本はスティーヴン・リズバーガー、チャールズ・ポーグ、トニー・ケイデンの3人、撮影はフランク・タイディ、音楽はエルマー・バーンスタインである。そして出演は、マーク・ハミル、ボブ・ペック、F・マーレイ・エイブラハム、ビル・パクストン、キティ・オルドリッジ、ロビー・コルトレーン、たちである。
物語は、環境汚染で文明が滅び、荒廃した地球。グライダーだけが交通手段となっていて、人々は小さな共同体で生きている時代。シェリフのタスカーは同僚のベリツキーと共に手配中の殺人犯・バイロンを逮捕したが、護送中にバウンティ・ハンターのマットによってバイロンを奪い去られてしまう。マットとバイロンは逃亡中に奇妙な友情が芽生えていく。が、文明を嫌う部族によって捕らえられてしまい、追ってきたタスカーとベリツキーに追いつかれるが...
バイロンは実はロボットだったということで、どことなく「ブレードランナー」を思わせるが、本作はテンポがゆっくりしていて、のんびりとしたテンポで物語が進んで行き、追跡劇の物語にも今ひとつ緊張感がない。が、時間に追われる現代社会と違う文明が滅んだ時代であれば、のんびりとしているのも当然なのかも...???
それなりに見せ場は用意されているものの、派手さを売り物にするハリウッド映画と違うイギリス映画らしい所はあるのだが、ごく平凡なSF作品と言った所である。
↓DVD化されていません。ビデオです。
↓M.ハミル出演作と言えば、やはりこれですね。
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2005/06/25
- メディア: DVD
「スター・ウォーズ」トリロジー リミテッド・エディション 30周年記念特製缶BOX
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2007/08/10
- メディア: DVD
SAMANTHA FOX『SAMANTHA FOX』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1987年に発表した彼女の2nd.アルバムである。'80'sのUKポップスの王道を行くような明るくて楽しいサウンドに満ちたアルバムであり、聴いていても身体が自然と動いてきて、楽しくなるアルバムである。が、悪く言えば、この時期のUKポップスと言えば、KYLIE MINOGUEの後追いという感じもしないでもない。（それだけ、'80's後半というのが一聴したら分かるというサウンドである。）尚、本アルバムは、イギリスでは最高位22位、アメリカではBillboardで最高位51位を記録するスマッシュ・ヒットとなっている。
収録曲は以下の全10曲である。『I Surrender (To The Spirit Of The Night)』『I Promise You』『Naughty Girls (Need Love Too)』『True Devotion』『(I Can't Get No) Satisfaction』『Nothing's Gonna Stop Me Now』『If Music Be The Food Of Love』『That Sensation』『Dream City』『Best Is Yet To Come』。
この中からシングル・カットされて大ヒットを記録したのは『Naughty Girls (Need Love Too)』である。イギリスでは最高位31位であったが、アメリカではBillboardで最高位3位を記録していて、1988年の年間シングル・チャートでも28位にランクインしている。更に『Nothing's Gonna Stop Me Now』はイギリスでは最高位8位を記録するビッグ・ヒットになった。（アメリカでは最高位80位であった。）また、本国イギリスでは更に『I Surrender (To The Spirit Of The Night)』が最高位25位、『I Promise You』が最高位58位、『True Devotion』が最高位62位と言うように、次々とシングル・カットされてヒットを記録している。
本アルバムからの筆者のお薦め曲は、ポップス路線というところからは『I Surrender (To The Spirit Of The Night)』『I Promise You』『Nothing's Gonna Stop Me Now』『Dream City』という所をピックアップしておく。また、テンポを落として聴かせることに注力した『True Devotion』と『Best Is Yet To Come』もなかなかのものである。が、最も注目というのは『(I Can't Get No) Satisfaction』である。タイトルから分かるように、この曲はROLLING STONESがオリジナルのあの有名な一曲である。が、ここにはロック色はあるものの、'80'sのポップ・ミュージックに生まれ変わっている。こういう『Satisfaction』もまたある意味では面白いものである。ロック・ファンという方には一度は聴いてもらいたい所である。
一聴するだけで'80'sのポップスという事が分かるという実に分かりやすいアルバムである。が、逆に言うと、当時はありふれていたサウンドでもある。が、'80'sポップスがお好きな方は、やはり、しっかりと抑えておきたい所である。
- アーティスト: Samantha Fox
- 出版社/メーカー: Jive/Novus
- 発売日: 1990/10/25
- メディア: CD