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「SILENT RUNNING」 [映画(洋画)]

表題の作品は1972年のアメリカ映画「サイレント・ランニング」である。SFXの世界に於いて名を馳せたD.トランブルの監督デヴュー作でもあるSFカルト作品である。日本では'86年になってようやく劇場公開されたということも、本作をカルト作品としての本作の存在価値を無言の内に高めている。(何かと不遇な所があるのもカルト作品である...)'70'sの前半にエコを語っている近未来SF作品でもある。(近未来と言っても、本作の時代設定は20世紀末なので、既に過去の時間と言うことになってしまいますが...)

作品データを記しておくと、時間は89分、製作はダグラス・トランブルとマイケル・グラスコフの2人、監督はダグラス・トランブル、脚本はデリック・ウォッシュバーン、マイケル・チミノ、スティーヴン・ボチコーの3人、撮影はチャールズ・F・ホイーラー、特撮はダグラス・トランブル、音楽はピーター・シッケルである。そして出演は、ブルース・ダーン、クリフ・ポッツ、ロン・リフキン、ジェシー・ヴィント、マーク・パーソンズ、スティーヴン・ブラウン、シェリル・スパークス、たちである。

20世紀末、地球上から植物が全滅し、僅か3隻の宇宙船のドームの中で、辛うじて残った草木は育てられていた。そんな中、地球から、ドームを爆破して帰還するようにという命令が届く。8年間、ドームで植物を育生していた植物学者のローウェルは、ドームの爆破準備をしている3人の同僚たちを殺害し、小型ロボットと共に土生に宇宙船の進路を向けたが...

植物学者がロボットをプログラムし直して植物の栽培を行わせるが、その機械的であるが、生命感を感じさせるな所がまた何とも言えない世界になっている。そして色々と考えさせられる所でもある。当時と現在では、環境問題の位置づけが大きく変わったが、そんな現代こそ、本作を再評価して貰いたい所である。(リメイクしたら良いんじゃないか、と思う作品の1つです。)

 

サイレント・ランニング (ユニバーサル・セレクション第6弾) 【初回生産限定】

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サイレント・ランニング

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  • 発売日: 2006/11/30
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「多羅尾伴内」(その3) [映画(邦画)]

今回は、シリーズ第2作から第4作までの3本についてです。いずれもが制作から60年を越える作品ということで、色んな点で現在とのギャップがあるが、逆にそれが空想世界の作品ということを強くアピールしていて、楽しくなってくる。また、ツッコミ所も満載である。また、ここまでの作品には、いずれもタイトルに「多羅尾伴内」の文字が入っていない。第4作が制作された後、5年のブランクがあって復活し、そこから「多羅尾伴内シリーズ」という文字がタイトルに入ることになる。

シリーズ第2作十三の眼」(1947年)
作品データを記しておくと、1947年の大映京都の制作作品である。時間は77分の白黒作品である。監督は松田定次、脚本は比佐芳武、撮影は石本秀雄、音楽は白木義信である。そして出演は、片岡千恵蔵、喜多川千鶴、由利みさを、斎藤達雄、奈良真養、美奈川麗子、たちである。

物語は、刑事殺害事件が発生。その捜査に多羅尾伴内が乗り出していく、というストーリーである。変装が得意な多羅尾伴内であるが、色々と見せてくれる。(見たら伴内だと直ぐに分かると思うのだが、それが何故分からないの?というのはお約束である。)

シリーズ第3作二十一の指紋」(1948年)
作品データを記しておくと、1948年の大映京都の作品で、時間は84分の白黒作品である。監督は松田定次、脚本は比佐芳武、撮影は石本秀雄、美術は角井平吉、音楽は白木義信である。そして出演は、片岡千恵蔵、喜多川千鶴、日高澄子、大友柳太郎、美奈川麗子、高田稔、たちである。

ある女性を送り届けた藤村大造は男の惨殺死体を発見する。そして21の指紋が発見された。警察に通報し、自らも謎を追っていく。やがて麻薬密輸団の存在を知った...

お馴染みの(誰が見ても正体は分かってしまうという)変装をはじめ、ツッコミ所満載というのは楽しい所である。

シリーズ第4作三十三の足跡」(1948年)
作品データを記しておくと、1948年の大映京都の作品で、時間は75分、白黒作品である。監督は松田定次、脚本は比佐芳武、撮影は石本秀雄、美術は角井平吉、音楽は服部良一と深井史郎の2人である。そして出演は、片岡千恵蔵、木暮実千代、喜多川千鶴、月形龍之介、杉狂兒、大友柳太郎、服部富子、暁照子、藤井貢、山本礼三郎、進藤英太郎、たちである。

正月興行を間近に控えた太陽劇場で、鶴十郎の幽霊が出たという騒ぎが起こる。それは10年前に起こった人気役者・嵐鶴十郎がその劇場の楽屋で自殺をし、その幽霊だというものであった。劇場で背景係として首になった多羅尾伴内は建築技師として劇場に乗り込んでくる。そんな中、連続殺人事件が起こり、捜査を開始する伴内は...

これまでの作品と少し違うのは、ある劇場を中心として事件が起こり、それを中心として物語が進んで行く、というところである。相変わらずのツッコミ所満載ということで、やっぱり楽しくなってくる作品である。

兎に角、今回記した3作品は、色々とツッコミ所があり、それだけでも楽しくなる。現在のCGに頼った映像もそれなりの良さはあるが、手作りという雰囲気に満ちていて、こういう作品もまた娯楽作品としては大いに楽しむことが出来る。(特に「ケータイ刑事」には通じる所があるということを感じる。)時間的にも少し長めの中編ということなので、見やすい所がある。一度は目を通して貰いたい作品群である。

 

 

十三の眼

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  • 出版社/メーカー: Cosmo Contents
  • 発売日: 2007/11/20
  • メディア: DVD

二十一の指紋

  • 出版社/メーカー: 徳間ジャパンコミュニケーションズ
  • 発売日: 1983/08/16
  • メディア: ビデオ
多羅尾伴内―七つの顔の男

多羅尾伴内―七つの顔の男

  • 作者: 関 貞三
  • 出版社/メーカー: ワイズ出版
  • 発売日: 2005/03
  • メディア: 単行本

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ケータイ刑事銭形海28話(3rd.2話) [ケータイ刑事]

二段構成として記している「銭形海」。こちらの方は物語の中身を追っている長文&ネタバレたっぷり編です。今回の物語は3rd.2話(通算では28話)となる「吸われる魂! ~血を吸うカメラ殺人事件」である。ゲストの半海一晃さんは「・2nd.9話」以来の「ケータイ刑事」への登場で、8度目の登場となるお馴染みさんであるが、今回も色々と見せてくれました。

登場人物の名前は全て「魚」の名前が入っているというお遊びもあって、やはり「シリアル路線」を放棄したかのような内容です。(時々、「シリアル路線」に戻ったりするということで、良く言えば「幅が広い」ということになるが、悪く言えば「ぶれている」ということにもなる。)まあ、懐の広いのが「ケー刑事」という所でもあります。

それでは、いつものように、長文&ネタバレありで記していきます。尚、放送直後に記した「感想+次回予告」版はここをクリックして下さい。

「招待状」が届いて、ご機嫌で『喜びの歌』を口ずさんでいるマツ。(『愛のメモリー』以外にも色々と歌うようです。)そんな所にちゃんがやってきて「おはようございま~す」から「どうしたんです?」更にマツが手にしている招待状を奪うと「何です?」と言ってそれに目を通す。「警視庁刑事課巡査 松山進様」と書かれたその招待状には「天才ハマーチーの芸術撮影会に謹んでご招待します。」と記されていて、ちゃんが声を出して読んでくれる。(これはいつもの通りです。)が「ハマーチー?」とちゃん。するとマツが招待状をちゃんの手から奪い返し「天才ハマーチー知らないの?」と突っ込んできて、説明をする。(世界的な天才写真家ということです。→風貌は'70's前半の、BEATLES解散直後のJOHN LENNONのような感じです。)で、ご機嫌のマツ、が、「どうして松山さんなんかに招待状が?」とちゃん。すると「松山さんなんかに?」とマツは言うと、スーツの内ポケットから「五反田 日焼けカラオケ やけっぱち」の割引券を取り出してちゃんに見せて、その店の常連客であるハマーチーと意気投合して友達であり、招待状が送られてきた、と説明する。これに「へえ~」とちゃん。が、やはり唯ではすませず「でも、一体何の撮影なんですかね?」と問う。すると「それはに決まっているだろう」と言って、自分の身体(黒いこと)を自慢する。すると「ええっ~?松山さんがモデルですか?何か嫌だなぁ~」とちゃん。→漫才コンビとしたら早くも息が合っているちゃんとマツですね。

そろそろ時間と言うことでマツは出掛けて行こうとして「行くぞ、銭形」。これに「私もですか?」とちゃん。(完全に迷惑だという顔をしています。)すると「当たり前だよ」と言って「これから芸術誕生の瞬間をお前に見せてやる」から「アート・バースデー、Art Birthday」というと高笑いをして飛び出していった。ちゃんは「意味不明」とカメラ目線で呟いていた。→英語の発音ということでは高村さんを真似ているマツですね。(「当たり前だのクラッカー」と言ったら、五代さんの駄洒落好きをということになるが、流石にこれは口にしませんでした。)→何かと、五代さんや高村さんを思わせる言動をするマツですね。トミーに関しては対抗心があるから、出さないでしょうけど...

ハマーチーの自宅にやってきたちゃんと松山さん。玄関には「天才ハマーチー アート・バースデー研究所」の文字が出ている。客まで待っている海ちゃんとマツ。衣装のことを自慢しているマツ。そんな所にハマーチー(浜地ノブヨシ、苗字は「ハマチ」というように、魚の名前でもある。)が現れると、コンパクト・カメラで1枚パチリ。そして「いいね~」と言うと、角度を変えて何枚かを撮影する。その都度ポーズを付けるマツ。が、マツに邪魔だと手で示すと、ちゃんのアップをパチリ。これに「えっ?」とちゃんは反応していた。すかさず「こんな小娘撮っている暇あったら、撮影しようよ」とマツ。すると、一眼レフの古カメラを持ってきたハマーチー。「このカメラは血を吸うカメラと呼ばれている伝説のカメラなんだ」と言い、今日の撮影はこのカメラでいくと告る。(「伝説の○○」というのは「ケー刑事」には色々と登場しますね。)

これにマツが「血を吸うカメラ?」と尋ねる。で、ハマーチーが説明する。このカメラで写真を撮られた人間は必ず死ぬと言われている、ということだった。(でも、人間はいつかは死ぬものですけど... と突っ込んであげます。)で、「俺が死ぬ...」とマツ。一方、ちゃんは冷静で「その話、前に聴いたことがあります」と言うと、それについて語り出す。20世紀の中頃、イエメン王国のヤフヤ王という人がいた。(以下はハマーチーが語る。)幼い頃、占い師に写真を撮られたら必ず死ぬと予言され、ヤフヤ王は誰にも写真を撮らせなかった。が、1948年、イギリスのあるジャーナリストが隠し撮りに成功し、それが新聞に載った。その日、ヤフヤ王はクーデターで命を落とした。で、このカメラは「血を吸うカメラ」として伝説になった。→イエメン王国について、少し記しておきます。現在はイエメン共和国と言う。古い所ではエチオピアやペルシャの支配を受けている。王家は9世紀に王朝が成立していて、1962年の軍事クーデターまで王家は存続していた。その後もオスマン帝国、エジプト、イギリスの支配下に入っていたが、1918年にイエメン王国として独立した。1962年の軍事クーデターで王国は崩壊し、内戦が始まる。南北の分断国家となったが、1990年に合併して現在のイエメン共和国となる。有名なのは「モカ珈琲」である。モカとはイエメン南西部・紅海に面した都市・モカから付けられた名前であり、「モカ珈琲」はイエメン産の珈琲である。

マツは「そんなので撮られるのは嫌だ。銭形、帰るぞ!」と言って帰ろうとする。すると「へぇ~、松山さんって意外と気が小っちゃいんだ~」とちゃん。また、ハマーチーも「俺は男なんか撮らないよ」と言い、モデルを紹介する。やってきたのはセクシー女優のキンメダイ・オブ・チョイトイだった。(インリン・オブ・ジョイトイの名前をパロっているのも直ぐに分かるが、「金眼鯛」ということで魚の名前がしっかりと入っている。)更に、そのマネージャーの間黒腹蔵(まぐろ・ふくぞう、これは「笑うセールスマン」の喪黒福造がモデルで、シルクハットを被っていて、黒い服をしっかりと着ている。また、この名前は「鮪」となるからやっぱり魚の名前である。)が現れる。今回の撮影会は、チョイトイが血を吸うカメラで撮影して欲しい、とお願いしたものだという。マネージャーが「落ち目で…」と言うと、チョイトイは手にしているムチを唸らせて「おだまり」というところで、やっぱりインリン様です...

マツは「自殺行為だよ」と言うが、ハマーチーは「いやいや、単なる噂ですよ、呪いなんて」と気にしていなかった。するとちゃんが「どうして刑事である松山さんを招待したんですか?」とハマーチーに尋ねた。すると「刑事だから呼んだんじゃないよ。黒光りしているからさ。呪いもテカテカと跳ね返してくれるかな、なんちゃって」ということでした。それからマツとハマーチーは意気投合しているような所を見せるが、ちゃんは「ついていけない...」

別室でチョイトイをモデルにして、ハマーチーの撮影が始まる。(それにしても、三脚は全くなくて全て手でカメラを持っているのは?→「天才」だからこそ、手で持ってもブレルとかの心配はないのでしょうね。普通は三脚ぐらいは用意するものですし...)で、写真を撮影したが、チョイトイは無事で「私、生きてる」と言う。すると「死ぬ訳ないよな」とハマーチーは言い、そこから色んなポーズのチョイトイを色んな角度から撮影するハマーチー。廊下でその様子を見ていたマツはすっかり顔がにやけていたが、「松山さん」とちゃんが制していた。(やっぱり新相棒も大きなお子様で、その保護者というちゃんのポジションは変わりません。)続いて、口紅を塗る所を撮影しよう、ということで、リップを手にしたチョイトイの撮影が行われた。もはやマツは天国にいるというような顔つきで、ご満悦となっていた。

撮影会が終了。マツは「呪いなんて迷信だな」と言って笑っていたが、ちゃんは「その割りにはさっきビビってましたよね」と突っ込んでいた。すかさず「そんなことはない」と言うマツでした。そんなやりとりをしていると、フラッシュと共にシャッター音がした。コンパクト・カメラを手にしたハマーチーが「やっぱりいいね」と言ってちゃんに迫ってきて写真を撮影しようとした。そんな所にチョイトイが苦しむ声が届いた。ということで、チョイトイのいるメイク室に駆け込むちゃんとマツ。チョイトイは死んでいた。

8分半というここになってようやく「警視庁から入電中」と、事件を知らせる入電が入る。「世田谷区下北沢で変死体事件発生。被害者はキンメダイ・オブ・チョイトイ。直ちに捜査を開始せよ」→前回は港区赤坂だったが、2話は「」になって事件多発地域となった下北沢が現場でした。

ハマーチーは「私は本当に人を殺してしまったのか...」と呟き、「やっぱり血を吸うカメラだったか...」と伝説を信じていた。マツも「やっぱり俺のカンは正しかったか」と言うが、ちゃんは「呪いなんてあるはずありません。事件にはきっと裏があるはずです」と言い、ハマーチーと間黒に、重要参考人であり、調べが終わるまでこの家から出ないように、と告る。

そんなところに、逆立ちの掛け声がして、柴田さんが登場する。(「上から読んでも…」という自己紹介をするも、早送り処理されちゃいました。)ちゃんが死因を尋ねると、被害者の体内から青酸カリ(ウラリじゃなくて青酸カリですか。)が発見された、唇からの摂取と思われる、と報告する。で、あの口紅が怪しい、ということで、チョイトイに口紅を塗るように指示したハマーチーが疑われる。ハマーチーは犯行を否定するが、マツは「青酸カリが検出される」と自信たっぷりに言い「俺のカンに間違いはない」と言い、柴田さんに口紅の成分を調べるように言うが、柴田さんは先に調べていて、「青酸カリの成分は一切検出されませんでした」と報告する。で、ハマーチーは「バカにしちゃあいけないよ」とマツとちゃんに言い返す。柴田さんは続けて「ただ、何故ですかね、これから松ヤニの成分が検出されました」と言って、例の口紅をちゃんに渡す。口紅を手にした海ちゃんは「松ヤニ?」

捜査を続けるちゃん、一方マツは、血を吸うカメラを手にして、柴田さんをモデルにして撮影会ごっこをしていた。それを眼にしたちゃんは「松山さん、何やってるんですか?」が、マツは「シミュレーションだよ」と言う。そして「俺のカンによれば...」から始まって珍推理「氷の毒針」を披露する。「血を吸うカメラのレンズから毒の針が飛び出し、口の中に飛び込んだ。毒針は氷で出来ていて、刺さった瞬間に融けてしまった。」(ここまで大まじめに珍推理を口にすると、五代さん、高村さん、岡野さんの珍推理がすっかり霞んでしまいますね。)すかさず柴田さんも「それだ!」と叫ぶが、冷静なちゃんは「ちょっと待ってください」と制し、「このカメラのどこをどう調べても、そんな仕掛けはありません」と切り捨てる。が、次の瞬間、またも「分かった!」とマツ。で、珍推理PART2「サブリミナル効果の殺人」を語り始める。「ハマーチーはフラッシュにマイクロフィルムを貼り付けていた。例えばコップのイメージ。フラッシュを焚いたことでチョイトイの眼にコップのイメージが焼き付き、その後毒入りの水を飲んだ」(柴田さんも同意してマツと共に乗っていました。)が「そんなはずはありません」とちゃんはまたも否定する。(マイクロフィルムもコップも発見されていない。)そして「全くの憶測です」と切り捨てる。これに「何処かに隠せばいい」と言うマツだったが、柴田さんはこの邸宅内くまなく調べたが、そのような証拠品は一切見つからなかった、と告る。→ということは、柴田さんはマツの珍推理を楽しんでいたということですね。で「今日は俺のカンは全く冴えないなあ...」とぼやくマツ。(「今日」じゃなくて「今日」だと思うのですけど...)

そんな所に、間黒が「あの、刑事さん。ちょっと見ていただきたいものが...」と言ってやってきて、1冊の写真集をちゃんに渡す。それは「天才ハマーチーの世界の車窓だ」という写真集だった。ちゃんは「世界中の風景写真ですか」と漏らすが、間黒が「そう思うでしょう。でもこれは、風景じゃなくて車窓そのものばかりを撮影したものなんです」と説明する。(しかも、自費出版。→最近は、ネットもあるので、自費出版以外でも世の中に発表するのも簡単にできるようになり、同時に自費出版も垣根が低くできるようになりました。)で、中を開いて目を通すちゃん。(場所として、アメリカ、ロシア、韓国、日本とあったが、いずれも東京都内を走っている電車にしか見えませんが...)そして「こんなの、誰が買うんですかねぇ?」(まあ、世の中には物好きがいるもので、宣伝方法を工夫すれば、ごく少量ならば売れると思いますよ。)で、間黒は、これによってハマーチーはうん千万という借金を抱えてしまい、「血を吸うカメラ」で話題としたかったのはチョイトイだけでないことを告げる。で「動機がある」ということで、ハマーチーの元へ行くちゃんとマツ。

ちゃんとマツがやってくると、ハマーチーは「刑事さん、逮捕してください」と言う。チョイトイを呪いで殺してしまったと認めたのだった。間黒が「人殺し」と罵ると、つかみ合いになるハマーチーと間黒。その仲裁に入るちゃん。で、「ハマーチーさん、あなたを逮捕することは出来ません」と言うちゃんは、呪いと殺人の因果関係は刑法では認められていないということを語る。(これって、「・2nd.3話」では「超能力」でしたが、同じことがありましたね。)

間黒は「帰らせていただきます」と言って、帰って行こうとする。「待ってください」とちゃんが言うが間黒は出ていこうとする。するとマツの手にあった血を吸うカメラを奪ったハマーチーが「あの野郎、許さない」と言って間黒を追いかけて行き、血を吸うカメラを向けて「殺してやる」と叫んだ。慌ててそれを止めようとするマツは、ハマーチーからカメラを奪い取る。そして「呪いだなんて非科学的なこと、この世に存在する訳ないんだよ」と諭す。で「馬鹿馬鹿しい」と散々なことを言いながら、間黒にカメラを向けてシャッターを押すマツ。「何ともないじゃないか」と笑っていたが、その時、間黒が突然倒れた。で、駆け寄ると間黒は死んでいた。マツは「ああ゛っ、何てことを...」と壊れるが、ちゃんは熟考に入り、「寄せる、悪のさざ波」(ここでAパート終了。経過時間は16分半を越えた所でした。よって、Bパートは9分弱になります。)

マツは「あ゛あ゛あ゛っ!!!俺は人を殺してしまった...」と言って頭をかき乱ししてぶっ壊れるが、ちゃんは「大丈夫ですよ、松山さん。全ての事件は科学的に実証できるはずです」と言うも、マツの耳にはその言葉は届いておらず、「銭形、お前とは短いつきあいだったな」と語りだし、一緒にいろいろとしたかったと言うことを口にする。(割引券をたくさん持っていることもしっかりと言っていた。)そして「日焼けピンポン」「日焼け麻雀」と共に「日焼けカラオケ」で『愛のメモリー』を絶唱したかったとまで言う。これに「そんなこと考えていたんですか?」と呆れ顔のちゃんだった。(前2つって、単に太陽の下で卓球/麻雀をするだけですよね。「・14話」の五代さんと柴田太郎さんの温泉での卓球、「・24話」の麻雀が思い出されます。)

そんなコントをしていると、柴田さんが駆け込んできて「間黒さんの死因が判明しました」と報告しに来た。で、体内から青酸カリが発見されたと言うことだった、これにちゃんは「やっぱり」と言う。これに柴田さんは「ですが、…」と言った報告を続け、間黒は水分、食料を摂った形跡はなく、毒物の摂取方法は不明だという。それを聴いたマツは「ということは、俺は犯人じゃない!」と叫び、地獄から天国に生還しました。ちゃんは「だから、そう言ったじゃないですか」と言って笑顔を見せる。で、喜びのマツと柴田さんは歓喜の抱擁を始めていた。(マツと束志さんって、「M2」と「・3rd.」の間に何か親交を深めていたようですね。)が、ちゃんは「でもこれで、事件は振り出しに戻っちゃいましたね...」と呟いていた。

そんなちゃんを見て、ハマーチーはコンパクト・カメラちゃんに向けて「その悔しそうな顔、いいねぇ」と言ってシャッターを切る。(が、この時はフラッシュは光らなかった。)これにちゃんは「んっ?」ハマーチーは「実にいい顔している」と満足して笑っていた。が、ちゃんは閃き、笑顔になって「謎は解けたよ、ワトソンくん

ハマーチーはチョイトイの撮影を行った部屋の椅子に座り、勝ち誇った表情をしていた。そこに三味線の音が届いてきた。白波が岩に砕け散って夜の闇に包まれると、「大波小波かき分けて。…」ちゃんの口上が始まり、「私の碇で沈みなさい!」から「神奈川沖浪裏」の大浪がうねり、赤い碇のストラップが飛ぶ。碇が床に突き刺さると、碇に繋がった鎖はハマーチーを捕らえていた。「何なんだよ、これは!」と叫ぶハマーチー。ちゃんが鎖を引くと、ハマーチーは大回転してその場に倒れ込む。そして「何だ~!」と叫ぶ。目の前にはちゃんとマツが立っていて「キンメダイさんと間黒さんを殺害したのは、やはりあなただったんですね、ハマーチーさん」とちゃん。が、ハマーチーは笑い始めて「呪いで人を殺しても罪にはならないって言ったのはあんたじゃないか」と言って立ち上がり、呪いで殺したというのならオッサン刑事(=マツのこと)も同じ罪に問われる、と言う。マツは「あんたに言われたくないよ」と口にするが、ちゃんはそんなことは気にしないで「血を吸うカメラでは、やはり人は殺せなかったんです。あなたはある方法で二人に青酸カリを摂取させた」と言ってトリックの解明を始める。

ハマーチーは「私の行動はあんたたちが全部見ていたはずだ」と言うが、ちゃんは「ヒントはここにありました」と言って、チョイトイが使った口紅を証拠として示す。そして、この口紅には松ヤニの成分が含まれていた。通常よりは落ちにくい口紅を落とすために、メイク室でチョイトイは、クレンジングペーパーで何度も唇を拭かなければならなかった。青酸カリはそのクレンジングペーパーに仕組まれていた。黙って聞いていたハマーチーは「笑わせるねぇ。で、間黒も私の仕業だって?」と部外者のような口ぶりで問う。

で、ちゃんは間黒殺害について語り始める。ハマーチーは間黒に因縁を付けた。そしてその時、間黒のポケットに青酸カリを仕込んだ爪楊枝を入れた。そして間黒はその爪楊枝を銜えてしまった。マツが撮影した時に倒れたのは毒素が身体に回った瞬間だった。(→なるほど、だから「ウラリ」ではなかったということですか。)

これを聴いたハマーチーは「見事な推理だね。あんまり見事すぎて、私は笑っちゃうよ」と言って不適に少しだけ笑う。そして「「あの鑑識の兄ちゃんも言ってたじゃないか」と言って、この家からは何も毒物は検出されなかったということを口にする。

ちゃんは説明を続ける。ハマーチーはメイク室に最後に入った。で、ちゃんたちがチョイトイの遺体に気を取られている隙にクレンジングペーパーを回収した。また、間黒が居間を出た時は爪楊枝を銜えていたが、遺体にもその周辺には爪楊枝は発見されなかった。あの時、一番に間黒に近づいたのはハマーチーであり、それは誰よりも早く爪楊枝を回収するためだった。

するとハマーチーは「それは全部推測じゃないか、憶測じゃないか。証拠は何処にある」と言って開き直る。これに海ちゃんは「松山さん、彼のカメラを開けてみてください」と指示を出す。これにマツが、ハマーチーが手にしているコンパクト・カメラを奪おうとする。「これだけはダメだって」と抵抗するハマーチー。で、カメラは二人の手を離れて床の上に落ちた。そして電池の蓋の部分が開き、その中から口紅の付いたクレンジングペーパーと爪楊枝が出てきた。で、表情が変わるハマーチー。

ちゃんは「あなたは先ほど、このコンパクト・カメラで私を撮影しました」と言って、カメラとクレンジングペーパー、爪楊枝を拾い上げ、「その時あなたはフラッシュを焚かなかった。いや、焚けなかったんです。何故なら、電池の代わりに証拠品が入っていたからです」と告げた。そしてマツが「電池は何処へやったんだ?」と問う。それと同時に柴田さんが入って来て「そこの植木鉢に突き刺してありました」と言って発見した電池を証拠として突きつける。「電池を育てるご趣味でもおありですか?」とトドメを刺した。

ハマーチーは観念してその場に腰を下ろした。ちゃんの説明は続き、「血を吸うカメラ」の呪いを客観的に実証する人が必要であり、マツを招待したのはそのためだった、と口にする。マツは、何故間黒まで殺す必要があったのかを問う。すると、キンメダイ殺しを持ちかけてきたのは間黒であり、写真集の売り上げは2人で折半するつもりだった。が、売り上げの半分では借金に全然足りないので殺した、ということだった。これを聴いたちゃんは「血を吸うカメラに呪われたのは、あなただったんですね」と口にした。そしてマツがハマーチーを2人の殺人容疑で手錠を掛けて逮捕した。

事件解決後、街中を歩いているちゃんとマツ。ちゃんはイエメン王国のヤフヤ王の話の続きを語る。「調べたら実は、写真を撮られたからって死んだんじゃないんです」と言い、新聞に載ったのは似顔絵だったと続ける。また、マツは、あのカメラは謂われも何もない日本製だったと言い「血を吸うカメラなんて始めからおかしいと思っていたんだけどさぁ~」と平然と言う。するとちゃんは「その割りには随分と泣きそうになってましたよね。「俺は人を殺してしまった」って」と突っ込む。これにマツは笑うと「君はまだ青い。あれはね、ハマーチーを陥れるための俺の演技だ」と自信たっぷりに言う。すると「へぇ~、随分上手な演技だったんですね」と言うと、携帯を開き、その時のマツの顔写真を表示させて、それを見せる。マツは慌てて「いつの間に撮ったんだ?」と言うが、ちゃんは自転車にまたがり、走り出していた。そして「泣いたり怒ったり、忙しいおじさまだな、まったく」と言って舌をちょこっと出して、走り去っていった。

次回は3rd.3話(通算では29話)となる「ザバーンザバーンは異国の香り! ~プリンセス暗殺計画」ということで、サブタイトルに「事件」という単語が入っていない物語です。(珍しい方になります。)何と言っても、ちゃんの二役というのがポイントです。(柴田太郎さんや一部のゲストが二役を演じたことはあるが、銭形が、となると、シリーズ初になります。)次回予告で「ザバーン王国王女・カイリー・…・ジョナッペ様」とやたらと長い名前を言っていたけど、やっぱり遊ぶ所はたっぷりと遊んでますね。ちゃんが倒れていたけれど、「鏡でも見ているみたい」と言うことは、王女とちゃんが入れ替わっていて、ということが予想できますけど...(→1/14は祝日ということで、公式HPの更新が火曜日になっているので、更新後、「追記」ということで少しだけ加筆します。)

鑑識メモ。ひょっとこのお面を外し「柴田です」と始め、「魬」と書かれたフリップを出す。「「さかなへん」に「反る」と書いて「ハマチ」」と説明する。ハマチは数千種類の魚の中でも一番反りっぷりが良い魚だ、と言う柴田さん。「そこで、私、柴田も反ってみたいと思います」と言って軍配を手にして「はっけよい、そこった」と言って開始。まずは人差し指、続いてはアゴ、そして身体を後ろに反らせようとしたが、その時バキッという音がして...

その後は、地上波の放送ではカットされることになるが、着ボイスDLのお知らせが今回は復活し、海ちゃんCM(インフォマーシャル)と続きました。(内容は前回と同じなので省略。)でも、1分のこのCM、「ケータイ刑事」だけでなくて地上波でも流したらいいのに...

今回の物語は、前回の逆で、(筆者の)事前に予測したことと随分と違う方向に行ってくれたと言うことで、1話の「予想した通り」に展開していった物語の揺れ戻しといったように感じました。何せ、「血を吸うカメラ」ということで、佐々木浩久監督の「血を吸う宇宙」をある程度パロるものになるものと思ってたが、そういう所は全くなかったですからね。(でも、「血を吸う宇宙」のことを考えた方は殆どいなかったと思いますけど...)また、トミーと同様に、2話で弱点が暴露されるかと思ったら、トミーのような「恐怖症」という感じではなかったですし...

そんな中、1話ではマツの顔写真に関する絡みがなかったが、正月の振り袖姿というのがサービス・ショットだったと考えれば、2話でマツの顔を写真に撮るというのは、やり残したお約束を回収していると考えられます。が、マツはこれまでは「M2」にしか登場していないから「噂通りのおじさん」という台詞は言えないので、「泣いたり怒ったり」ということになったのでしょうが、「ケータイ刑事」で「泣く」と言えば嘘泣きを含めてちゃんの専売特許ですからねぇ...(クイーンも時々泣いているけど、やっぱりちゃんには敵いません。)

柴田束志さんまでマツを半分からかっている所があったが、「M2」の後、おそらく酒でも一緒に飲みに行って、多少なりにも意気投合したんでしょうね。マツと束志というコンビも意外と波長が合っていますしね。で、束志としたら、「ケータイ刑事」では先輩になるので、少し先輩ずらをしようということで、態度も大きくなってきたように思います。太郎さんに時たま出てきてもらって、カツを入れて貰いたい、なんて思いました。

※1/14は「成人の日」ということで、今年新成人となった人たちの中に、「ケータイ刑事」関係者ということでは、ちゃんこと黒川芽以さんがいます。歴代銭形では、あおいさんに続いて2人目の成人ということです。(これは年齢順ですから、上から順番と言うことになるのは当然ですけど...)尚、真希ちゃんと早織ちゃんは今年二十歳になるので、来年成人式を迎えることになります。で、その芽以さん、14日放送の「オジサンズ11」に出ていましたね。

(1/15 17:00 追記)
公式HPが更新されたので追記します。次回はKJ脚本で、監督は「ケー刑事」には初登場となる高成麻畝子監督です。「恋日・2nd.10話」のBS-i作品では「Baby Baby」がありますが、新風を吹き込んでくれることに期待したいところです。尚、やっぱり予想通り「王女と身代わりとなって捜査をすることになった海は、…」ということで、次回予告もフムフムということになりますね。

それにしても、今回の「イエメン王国」(これは歴史上実在した王国)と、次回の「ザバーン王国」って、第1話の(書道)クイーン(+キング&プリンス)から続く「王様」ネタが続くのは、何か糸があるのでしょうかねぇ?

 

 ↓参考まで

魚の名前

魚の名前

  • 作者: 田口 哲, 川崎 洋
  • 出版社/メーカー: いそっぷ社
  • 発売日: 2004/11
  • メディア: 単行本

魚の名前

魚の名前

  • 作者: 中村 庸夫
  • 出版社/メーカー: 東京書籍
  • 発売日: 2006/03
  • メディア: 単行本
 
↓キンメダイ・オブ・チョイトイの元ネタのインリン様
月刊インリン・オブ・ジョイトイ 2 (2) (SHINCHO MOOK 92)

月刊インリン・オブ・ジョイトイ 2 (2) (SHINCHO MOOK 92)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2007/07
  • メディア: ムック
月刊インリン・オブ・ジョイトイ (SHINCHO MOOK)

月刊インリン・オブ・ジョイトイ (SHINCHO MOOK)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2002/10
  • メディア: ムック
インリン写真集「最終闘争」

インリン写真集「最終闘争」

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ぶんか社
  • 発売日: 2004/07/30
  • メディア: 大型本
インリン・オブ・ジョイトイ写真集「ミールのM」

インリン・オブ・ジョイトイ写真集「ミールのM」

  • 作者: クラタノフ
  • 出版社/メーカー: ぶんか社
  • 発売日: 2006/04/28
  • メディア: 大型本
インリン・オブ・ジョイトイの闘争開始!

インリン・オブ・ジョイトイの闘争開始!

  • 出版社/メーカー: ぶんか社
  • 発売日: 2004/09/24
  • メディア: DVD
インリン・オブ・ジョイトイ  「ヴァプリキー」

インリン・オブ・ジョイトイ 「ヴァプリキー」

  • 出版社/メーカー: ぶんか社
  • 発売日: 2003/03/25
  • メディア: DVD
インリン・オブ・ジョイトイ 非武装地帯

インリン・オブ・ジョイトイ 非武装地帯

  • 出版社/メーカー: ぶんか社
  • 発売日: 2006/04/28
  • メディア: DVD
 
↓電車の写真集をいくつか
電車の写真家 (岩波フォト絵本)

電車の写真家 (岩波フォト絵本)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2004/02/26
  • メディア: 大型本
最新JR特急列車

最新JR特急列車

  • 作者: 広田 尚敬, 坂 正博
  • 出版社/メーカー: 山と溪谷社
  • 発売日: 2002/02
  • メディア: 単行本
20世紀なつかしの東京・大阪の電車 (ヤマケイレイルブックス)

20世紀なつかしの東京・大阪の電車 (ヤマケイレイルブックス)

  • 作者: 広田 尚敬, 吉川 文夫
  • 出版社/メーカー: 山と溪谷社
  • 発売日: 2000/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
開業40年 新幹線のすべて (ヤマケイレイルブックス)

開業40年 新幹線のすべて (ヤマケイレイルブックス)

  • 作者: 広田 尚敬, 坂 正博, 広田 泉
  • 出版社/メーカー: 山と溪谷社
  • 発売日: 2004/08
  • メディア: 単行本
↓車窓に関するものをいくつか

夢の車窓―櫻井寛写真集

  • 作者: 宮脇 俊三, 桜井 寛
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1994/12
  • メディア: 単行本
遙かなる車窓―ヨーロッパ編

遙かなる車窓―ヨーロッパ編

  • 作者: 桜井 寛
  • 出版社/メーカー: バウハウス
  • 発売日: 1998/03
  • メディア: 大型本
車窓のことば

車窓のことば

  • 作者: 真島 満秀
  • 出版社/メーカー: 世界文化社
  • 発売日: 2007/03/01
  • メディア: 大型本
世界の車窓から~スイス鉄道の旅~

世界の車窓から~スイス鉄道の旅~

  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 2004/08/25
  • メディア: DVD
世界の車窓から~イギリス鉄道の旅~

世界の車窓から~イギリス鉄道の旅~

  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 2004/08/25
  • メディア: DVD
世界の車窓から~フランス鉄道の旅~

世界の車窓から~フランス鉄道の旅~

  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 2004/08/25
  • メディア: DVD
世界の車窓から~アメリカ鉄道の旅~

世界の車窓から~アメリカ鉄道の旅~

  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 2004/11/10
  • メディア: DVD
世界の車窓から~スペイン鉄道の旅~

世界の車窓から~スペイン鉄道の旅~

  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 2004/08/25
  • メディア: DVD
世界の車窓から~オーストリア鉄道の旅~

世界の車窓から~オーストリア鉄道の旅~

  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 2004/11/10
  • メディア: DVD
世界の車窓から~中国鉄道の旅~

世界の車窓から~中国鉄道の旅~

  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 2004/11/10
  • メディア: DVD
車窓と列車の風景でつづる列島縦断鉄道12000kmの旅

車窓と列車の風景でつづる列島縦断鉄道12000kmの旅

  • 出版社/メーカー: NHKエンタープライズ
  • 発売日: 2005/05/25
  • メディア: DVD
世界の車窓から~インド鉄道の旅~

世界の車窓から~インド鉄道の旅~

  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 2004/11/10
  • メディア: DVD
 
↓「イエメン」に関して
イエメン

イエメン

  • 作者: コリーン ゼクストン
  • 出版社/メーカー: 国土社
  • 発売日: 1996/03
  • メディア: 単行本

イエメン もうひとつのアラビア (アジアを見る眼)

  • 作者: 佐藤 寛
  • 出版社/メーカー: アジア経済研究所
  • 発売日: 1994/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

イエメンものづくし―モノを通してみる文化と社会 (アジアを見る眼)

  • 作者: 佐藤 寛
  • 出版社/メーカー: 日本貿易振興会アジア経済研究所
  • 発売日: 2001/07
  • メディア: 新書
↓関係なかったですが...
血を吸う宇宙

血を吸う宇宙

  • 出版社/メーカー: アップリンク
  • 発売日: 2002/10/25
  • メディア: DVD
↓思い出したということで
ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2003/05/22
  • メディア: DVD

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