メジャー・4th.#4+ウルギャラ#9 [アニメ]
今週は、土曜日の放送分だけでまとめてしまいます。(傑作「銭形海」は当然、いつものように独立させます。)で、いよいよ軌道に乗ってきた「メジャー」についてはとりあえずは書き納めということにします。
メジャー・4th.#4
メジャー球団・サーモンズのキャンプに参加することになった吾郎。「56」という背番号をもらい、グローブが盗まれてしまったが、新しいものを貰い、ご機嫌で練習に参加する。日本語を話すことが出来るフォックスを相手にブルペンで投球練習をしていると、吾郎を追い払おうとするピッチャーが現れた。彼はチームのエースであるサンチェスだったが、吾郎はサンチェスのことを全く知らず、一悶着となる。で、勝負することになり、ストライクゾーンを示す枠にどちらが多く投球を当てられるかという勝負になる。先に投げた吾郎は10球中8球当てて上機嫌。しかも、サンチェスが初球を外した。が、枠が僅かにずれて置かれていた。それから9球全てサンチェスは枠に当て、吾郎は完敗と認めざるを得なかった。そんな吾郎に、オープン戦のエレファンツ戦の先発が言い渡された...
キャンプとは言っても、ようやく「メジャーリーグ」が舞台となった物語。が、吾郎の無鉄砲で怖い者知らずというキャラがしっかりと出ていましたね。また、メジャーリーガーの実力の高さを思い知らされたというのも、反骨精神に火が付くこととなってくれるでしょう。(今回は、落ち込んでいましたけど...)
スタートはちょっとたるかったものの、ようやく目覚めたということで、これからも楽しみです。
ウルトラギャラクシー#9
こちらは好対照に、相変わらずボロボロという内容でした。冒頭のアングロスとグロマイトのバトルは四つ足怪獣同士ということで、見応えもないバトルでした。しかも、キングジョーブラックの飛行形態にあっさりと倒されてしまうのだから...
水中戦となったゾアムルチVSエレキングも、とにかく水中の戦いに全く見えないのだから、「酷い」という言葉に尽きる。水中戦らしく、気泡を入れるとか、もっと工夫をしないと...(ゾアムルチの最期となった爆発も、水中とは全く思えない酷い描写でした。)
トドメは、何のために出てきたのか分からないアリゲラの大群がいたというのもボロボロの物語を象徴していた所である。リトラもそうだが、とにかくCGでの描写が酷すぎるのが本作の特長である。また、海底に沈むペンドラゴンもCGでの描写だから、全く迫力が無く、リアル感の欠片もなく、本当に酷いものでした。(こういう場面は、ミニチュアの方が機体が海底と接触して傷つく所などはよりリアルになるのに...)
売りの怪獣バトルがここまでボロボロになっちゃうと、もはや存在価値もないですね。残り4回、このまま「駄作」の道を突き進んでいくことになりそうです。
ところで、去年の10月にTYOの100%完全子会社となった円谷プロであるが、バンダイが33.4%の株を取得して、同時に円谷プロ作品の商品化の権利を独占的に取得したということが発表された。当初からTYOには胡散臭さを感じていたが、やっぱりボロボロというような作品しか作れないということだったので、こういうことは予想していましたけどね... でも、これでバンダイの玩具を売るためだけの駄作が「ウルトラ」シリーズにも蔓延するというのも明かであり、「ライダー」に続いて「ウルトラ」も死んでしまったと言って間違いでしょう。「特撮氷河期」はどこまでも突き進んでいく...
現在、この辺りの物語です。
Major―Dramatic baseball comic (49)
- 作者: 満田 拓也
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2004/05/18
- メディア: コミック
↓これまでのシリーズから
↓こちらはズタボロで存在価値無し。(資源の無駄遣いでしかない。)
「007/QUANTUM OF SOLACE」製作発表 [映画(洋画)]
イギリスで、遂に発表された「007」シリーズの第22作。少し前から噂は届いていたが、噂に踊らされると、ガセネタを掴まされることもあるので、今まで書かないでいました。製作発表記者会見が行われたということで、(個人的に解禁ということで)記すことにします。
6代目ボンドを襲名したダニエル・クレイグの第2作ということになるシリーズ第22作のタイトルは、表題のように「QUANTUM OF SOLACE」(クォンタム・オブ・ソラス)ということで、直訳すれば「慰めの分け前」という意味になる。邦題については改めて発表されるらしいが、ここのところのタイトルを考えると、そのままカタカナ表記にする可能性が高いように感じます。(直訳の「慰めの分け前」というのだと、ボンド映画という雰囲気ではなく、不倫に絡んだサスペンスというような印象を受ける...)
物語は第21作「カジノ・ロワイヤル」の続編ということで、リンドの死を引きずっているボンドということになるようです。
注目のボンドガール(名前はカミール)には、ウクライナ出身のオルガ・キュリレンコということで、2004年の「薬指の標本」、2006年の「パリ、ジュテーム」、2007年の「ヒットマン」などに出演しているが、女優としてのキャリアは、最近のボンドガールと比べると、少ないですね。→「カジノ・ロワイヤル」のエヴァ・グリーンと同様に、今後の期待の星ということに重きを置いたということでしょうか?
また、敵役にはフランスのマチュー・アマルリックが演じる。
それ以外のキャストには、ジュディ・デンチとジェフリー・ライトの名前があるので、「M」とフィリックスもそのまま同じ顔ぶれであり、やはり「カジノ・ロワイヤル」の続編という物語だと感じさせてくれる。
ロケはイギリスの他にパナマ、ボリビア、チリ、ペルー、イタリア、オーストリア、スペインで行われるということで、南米に絡んだストーリーになるようです。(中米は結構登場しているが、南米となると「ムーンレイカー」以来となるような気がします。)
公開は、イギリスでは2008/11/7ということで、当初の予定よりも半年ばかり遅れることとなったが、ちょっとバタバタがあったことを考えたら、こんな所でしょうね。尚、日本公開は2009年の初春の予定ということになっている。
また、その次の第23作については、今のところ2010年ということが予定されている。ボチボチ、日本を舞台にした物語として、「ケータイ刑事」との融合(ボンドガールは銭形ーズの誰かを!)を実現してもらいたい所です。(笑
※WOWOWでは3月に「カジノ・ロワイヤル」の初放送があるということです。
007 アルティメット・エディション スペシャル・コレクターズBOX
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2007/08/25
- メディア: DVD
4姉妹探偵団#2 [ドラマ]
何だかんだと言って、今回もやっぱり「ケータイ刑事」を意識している物語でした。先日の「銭形海・3rd.3話」のゲストだったオルカディアトロス・サザンウインドバード・タイガーシャーク(デビッド伊東)が出てくる(流石に「ポポロパンピン・エクスレアード・トレビアーン」は出てきませんでしたが...)し、ダイイング・メッセージは「銭形零・1st.2話」で使われたものをそのまま使っていたし、次女がやたらと泣くというのも泪お姉ちゃまを意識しているのも明白だし...(泪ちゃんはあそこまでボケることはなく、ツッコミをしてくれますけど...) また、相変わらず亀のネタを出している(いい加減に「空飛ぶ亀」と夕里子に言わせてしまった方が良いんじゃないの)し、不必要なキャラクタがたくさん登場しているのも相変わらず(地上波のドラマって、どうしてこうも冗長度が高いのでしょうかねぇ?1時間枠ではなくて30分枠で密度を高めた方が良いんじゃないの?)だし...
EPGの番組情報にある「本格ミステリー」という言葉がお笑いにしか感じないですね。(というより、期待する方が間違っていますね。)→やはり夏帆ポンを見るためのドラマです。邪魔者をバッサリと切ってしまって、もっと整理して内容を高めるべきである。
TV雑誌を見ると、この番組は「放送回数未定」と出ている。この調子だと、打ち切りで3月になったら直ぐにも終了という可能性が高まっているように感じます。兎に角、夏帆ポンは頑張っているけど、企画(何故4姉妹にしたのか)ミスがある上に、脚本もいまいちだし...(奥の手で、銭形ーズをゲストに引っ張り出す?)
こういうお茶を濁したような内容では、消化不良を起こすだけである。(来週からはどうしましょうかねぇ...ただ、夏帆ポンが出ているから...)とりあえず、1/27(日)の14:30からのBS-i「東京少女ナビ」でお口直しが必要です。
↓やっぱりこれを
↓泪お姉ちゃま
↓現時点では海ちゃんはこれだけです。
ケータイ刑事文化祭inゴルゴダの森~銭形海+THE MOVIE2.1~
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2008/03/21
- メディア: DVD
↓一応、リリースするんですね...
TALKING HEADS『LITTLE CREATURES』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1985年に発表されたかれらの6th.アルバムである。兎に角、随分とサウンドの方が変わり、(原点に戻ったということで)驚かされるアルバムである。相変わらず奇抜さがある所は彼ららしいところでもあります。で、本アルバムは、Billboardのアルバム・チャートで最高位20位を記録して、1986年の年間アルバム・チャートでは38位にランクインするヒットを記録している。
収録曲は以下の全9曲である。『And She Was』『Give Me Back My Name』『Creatures Of Love』『Lady Don't Mind』『Perfect World』『Stay Up Late』『Walk It Down』『Television Man』『Road To Nowhere』。
また、ビデオとセットになったもの(2枚組のものと、DUAL DISC(2層・1枚もの)がある。)に収録されているオーディオ・ボーナス・トラックは以下の3曲である。『Road To Nowhere (Early Version)』『And She Was (Early Version)』『Television Man (Extended Mix)』。
この中からシングル・カットされたのは、アメリカでは『And She Was』であり、Billboardのシングル・チャートで最高位54位を記録している。(最高位がこの位置だと、年間シングル・チャートのTOP 100にランクインするのは無理です。)また、イギリスでは最高位17位を記録している。また、イギリスではこの曲以外に『Lady Don't Mind』と『Road To Nowhere』もシングル・カットされていて、前者は最高位81位、後者は最高位6位を記録している。と言っても、彼らの場合はシングル志向ではなく、アルバムで聴くのが正しい道なので、チャートの成績は参考資料にしか過ぎませんけど...
本アルバムからの筆者のお薦め曲は、『And She Was』『Stay Up Late』『Television Man』『Road To Nowhere』という所をピックアップしておく。特に6分を超える大作である『Television Man』は筆者のお気に入りの曲の一つである。
彼らのアルバムは、ニュー・アルバムが登場する度にスケールアップして、新たな要素が加わっているということで、信夫の期待は高まる一方であったが、本アルバムは原点回帰のようにシンプルなサウンドになっているのには驚かされたが、スタジオ録音アルバムのサウンドとライブ・サウンドの間にも、ライブではスケールアップするというのが当たり前であるだけに、ライブの方と聴き比べるというのもまた面白い所である。やっぱり、奥の深いグループです、T.H.は...
↓ボーナス・トラック3曲とビデオ版のセット