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仮面ライダーキバ#1 [特撮]

日付が木曜日になってからようやく目にした新番組。まあ、ここのところの作品が「♪ズタズタボロボロ~」(『ラブラブサンダー』のメロディで...)状態なので、期待も何も無いのだが... (もし、日曜に見ていたら、武田航平が「恋日~電車」に出演していただけに...)

流石に2年続けて三流ヒロインを起用していたことから、今度はキャスティングには頭を使ったようで、学芸会レベルという初回ではなかったというところが大きな改善点になってました。そして脇には芸達者な人を揃えているので、ドラマとしたらそれなりになってくれそうである。(が、こういうキャスティングが正論であり、去年があまりにも酷かっただけのこと。)でも、以前に東映ヒーロー作品の出演経験のある人を引っ張ってきただけという安易な印象が...(ゲストもクワガライジャーだったし、次回のゲストは滝沢みどりだし...)

やっぱり「セーラームーン」のルナの小池里奈ちゃんはしっかりと演技が出来ている。「恋日・2nd.~東京タワー」に出演していたのと、「怪談新耳袋・5th.」で三女・綾を演じていたことから、いずれはケータイ刑事・銭形襲名を期待していたのだが、「東京少女・セピア編」に主演作が無いことと、彼女のキャリアを考えると「多聞チルドレン」とは言えないものがあり、本作への出演によって、その可能性はどうやら消えてしまったような気がするのが残念なところである。(青葉台学園の制服は似合いそうなだけに...)一方、「ボウケンジャー」にゲスト出演していた柳沢ななちゃんだが、現時点では氷川梨花(「パセリ」)のイメージが強い。(楽器を演奏するのなら、キーボードしかあり得ないでしょう!!)とにかく、あの強烈なお嬢様ぶりからの変身を楽しみにしています。→この2人だったら、3年続けてということにはならないでしょう。(学芸会レベルの範疇だったもう一人については特に言いません。)

最初に登場したのはやっぱり蜘蛛の怪人ということで、「ライダー」の名前がある限りはお約束と言えばお約束であるが、相変わらず「ライダー」と感じさせないだけに、いい加減にその呪縛から脱出を考えるべきである。また、CGのレベルの低さと主題歌がどうも雰囲気が違うということについては相変わらずであり、本当に救いようがないという所も変わらない。

1986年と2008年という2つの時代の物語がパラレルに進んで行くという所は、試みとしたら悪くないが、最初から風呂敷を広げているようで、いざとなったらご都合主義で物語をまとめてしまうのであろうし、メイン・ターゲットである小さなお友達がついていけるのかは疑問である。この辺りはメイン・ライターが御大らいしところである。(途中参加ではないだけに、途中で手抜きをしないようにしてもらわなければ...)

主人公がまたもヘタレでおバカ・キャラということ、平成ライダーの寄せ集めという展開、デザインもリュウケンドーを思わせるだけの新鮮みが全くなく、マンネリのぬるま湯に浸っているという所は変わらないが、一番大きな変化は、2話で1つのエピソードを描くという形ではなかった所である。が、こういうジャンルの作品はこれが正道であり、1話完結の連続ものというのが本来の姿である。ようやくまともになったということになるが、最初だけかも知れないし...

元々、何も期待していなかっただけに、考えていたより高い点数(でも、とても「優」には達していない。辛うじて「」という所。)を付けられるが、それでもまだ「C.ハニー」の方が面白いのだから、本当に「ライダー」を続ける必要はあるのか?まあ、里奈ちゃんとななちゃんに期待するだけですね。また、マスターが「さそり」の恩田であり、先日「侍ショートフィルム」で放送された「美少年Hi」の中の1本である「ラベル」の監督でもあるだけに、ここにも注目。

※来週以降も、しばらくは日曜日には見ることはないだろうから、記すかどうかは分かりません。2/3はともかく、2/10からは日曜朝に「東京少女・セピア編」が始まりますからね。→「古都少女」以外の5本の主演の中に、おそらく7代目ケータイ刑事がいるはず。(美絵素四姉妹でもあるあの人の可能性が高いと見ています。)

 

↓「恋日・電車」はこれに収録

恋する日曜日 プレミアムDVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: TBS
  • 発売日: 2004/11/05
  • メディア: DVD

↓「新耳・5th.」

怪談新耳袋 最終夜 DVD BOX

怪談新耳袋 最終夜 DVD BOX

  • 出版社/メーカー: キング
  • 発売日: 2006/07/05
  • メディア: DVD

↓恩田はこちら

さそり DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: アートポート
  • 発売日: 2004/10/22
  • メディア: DVD

↓これに収録されている29話にも恩田は登場しています。

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX II

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX II

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/02/25
  • メディア: DVD

↓「パセリ」の主題歌

HELLO.SWEET~陽の当たる坂道~(初回限定盤)(DVD付)

HELLO.SWEET~陽の当たる坂道~(初回限定盤)(DVD付)

  • アーティスト: 少年カミカゼ, CHOKKAKU, SACO, 和教
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2008/01/16
  • メディア: CD

HELLO.SWEET~陽の当たる坂道~

HELLO.SWEET~陽の当たる坂道~

  • アーティスト: 少年カミカゼ, CHOKKAKU, SACO, 和教
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2008/01/16
  • メディア: CD

↓里奈ちゃん関係

小池里奈 里奈探しツアーご招待

小池里奈 里奈探しツアーご招待

  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 2006/11/04
  • メディア: DVD

小池里奈 里奈。誕生してから12年

小池里奈 里奈。誕生してから12年

  • 出版社/メーカー: ジーオーティー
  • 発売日: 2006/02/22
  • メディア: DVD

ケータイ少女~恋の課外授業~Vol.3

ケータイ少女~恋の課外授業~Vol.3

  • 出版社/メーカー: ギャガ・コミュニケーションズ
  • 発売日: 2008/03/07
  • メディア: DVD
小池里奈 里奈は本日天然なり

小池里奈 里奈は本日天然なり

  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 2007/10/19
  • メディア: DVD

小池里奈写真集 『一年四組十九番』

小池里奈写真集 『一年四組十九番』

  • 作者: HIROKAZU
  • 出版社/メーカー: アスコム
  • 発売日: 2006/10/01
  • メディア: 大型本

天真らんまん―小池里奈1st写真集

天真らんまん―小池里奈1st写真集

  • 作者: 木村 晴
  • 出版社/メーカー: 彩文館出版
  • 発売日: 2006/01
  • メディア: 大型本

小池里奈 写真集

小池里奈 写真集

  • 作者: 倉繁 利
  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 2007/10/19
  • メディア: 大型本

↓ななちゃん関係

集団殺人クラブ GROWING

集団殺人クラブ GROWING

  • 出版社/メーカー: ケイエスエス
  • 発売日: 2004/06/25
  • メディア: DVD

柳沢なな message~4/7の願い~

柳沢なな message~4/7の願い~

  • 出版社/メーカー: イーネットフロンティア
  • 発売日: 2006/04/20
  • メディア: DVD

柳沢なな写真集『sister』

柳沢なな写真集『sister』

  • 作者: 木村 晴
  • 出版社/メーカー: ワニマガジン社
  • 発売日: 2003/11/22
  • メディア: 大型本

↓この新鮮みのない酷いデザイン、なんとかして...

装着変身 仮面ライダーキバ (キバフォーム)

装着変身 仮面ライダーキバ (キバフォーム)

  • 出版社/メーカー: バンダイ
  • メディア: おもちゃ&ホビー


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勝負あり。BD vs HD-DVD [科学/技術]

ソニーCIE(ソニーケミカル&インフォメーションデバイス)がBD DISCの製造コストを大幅に引き下げることに成功したという発表があった。(現行DVDと同等以下になる。)これによって、世代DVDの2つのフォーマットであるBDとHD-DVDの勝負の行方は完全にBDの勝ちということが決まりましたね。というのは、BDの弱点であったメディアのコストが高いということがこれで克服されたことになりますから...

両者の企画が発表された時、1層DISCの記録時間が、BSデジタル放送で、BDは130分、HD-DVDは75分、地デジでBDが180分、HD-DVDが115分というのを知って、これだけでBDが勝つだろうと思った筆者であるが、コンピューター関係の会社がHD-DVDの支持に回り、もしかして、という可能性が生まれ、少しは延命になったようであるが、やっぱりBDですね。既にハリウッドの大手映画会社もBDに傾き、アメリカのレンタル市場でもHD-DVDは撤退が進んでいるということですし...

記録時間について、少し記しておく。この録画時間だったら、HD-DVDだと1層DISCには映画の録画は時間的に不可能であり、1時間枠のドラマも地デジだと2本録画できるという時間だし、BDだったらCMカットをすれば地デジだと4本録画できるのだから、勝負にならないでしょう。「2層DISCを使えば...」と言い声が出るだろうが、それはBDにも当てはまることであり、更に「3層、4層、…」と言った所でも、やはりBDにも当てはまり、結局、時間ではHD-DVDはBDには勝てないですからね。

で、思い出したのがVHSとβの競争である。この時も、1本のテープに記録できる時間が一つのポイントになっていた。標準テープであるT-120にVHSは2時間、L-500にβはβIで1時間であり、長時間とするためにβII、βIIIという長時間モードが定められたが、それでも3時間。VHSも同様に長時間モードを導入して6時間の記録が可能になりました。(その後、より長尺テープが登場して、βは最長で5時間、VHSは10.5時間と伸びましたけど...)

また、VHSとβの競争には、メカの精度がβの方がVHSよりも高いものが必要ということもあり、いくつかの電機メーカーは精度の高いメカの量産が出来ず、VHSに参入したという所もあると聴く。これはBDとHD-DVDにも当てはまるのが面白い所であるのだが、当時よりは生産技術も進化していて、量産できないというようなメーカーはもう無いですからね。(或いは、DISCドライブは外注という方法もありますし。)

尚、電気的な裸特製はβの方がVHSよりも高かったので、Hi-Bandということも直ぐに出来て、メタルテープを使ったED-βの登場と、Hi-Band化しただけのS-VHSの差は歴然でした。ED-βの画質はデジタル放送にも十分対応できるものので、SD放送だったら余裕のスペックがあったのだが、そのβ(ED-β)は消えてしまいました。→VHSとβの競争は、基本性能は劣るが、安価に製造でき、長時間録画に勝ったVHSが勝ったと言って良い。(一応それ以外の要素もあるが、性能に関しては「悪貨は良貨を駆逐する」という言葉が当てはまった。)

次のLDとVHDの競争の時は、光ディスクという新技術を使ったLDと、アナログ・レコードの延長線上の技術を使ったVHDということもあり、VHDは「安く出来る」ということをポイントにしていた競争でもあった。(VHD陣営とHD-DVDがあまりにも似ている...)しかも最初はLDはパイオニアの一社だけで、他のメーカーは全てVHD陣営に加わっていた。よって、当初はVHDの圧勝と言う肥が高かったが、CDという助け船(LDと同じ技術である)もあって、LD+CDというコンパチ・プレーヤーによって一気に形勢逆転となり、LDが圧勝した。尚、LDとVHDでは、電気的特製は圧倒的にLDが上だったので、時間を掛けて量産コストを下げることに成功し、性能の勝るものが勝った(「良貨が悪貨を駆逐した」)という順当な結果でした。

で、BDとHD-DVDの競争は、DISCが高いBDと安いHD-DVDという構図はLDとVHDの構図に似ていて、長時間記録ということではVHSとβの構図と同じである。よって、最初は高価であっても、いずれは何らかのブレークスルーがあって、急激に安価になる可能を考えると、いずれはBDが勝つだろうと思っていた。メディアの高値がいつまで続くかがポイントになり、それに耐えられるかどうかと思っていたのだが、先の発表により、直ぐには無くても、BDのメディアの価格が下がるということもはっきりと見えることになった。ということで、もはやHD-DVDの普及というのはあり得ないでしょう。→HD-DVDのDISC価格がDVD並になっても難しく、更に1桁下がる(1枚10円以下)となっても無理でしょうね。(CDも安くなったとはいっても、1枚10円以下まで下がっていないですし...)と同時に、BDのメディアが現行DVD並になったら、現行DVDも駆逐されてしまうでしょう。

ということで、筆者が思っていたよりも早く、BD vs HD-DVDの決着が付くのは確実である。(2010年頃に決着が、と思ってました。)ただ、こうなると、予約したDVDソフト「ケータイ刑事文化祭 in ゴルゴダの森 ~銭形海+THE MOVIE 2.1」に付いている「THE MOVIE2.1」のHD-DVD仕様のDISCは、筆者の所では永久に再生されることはないというになります。(が、同じ内容のDVD仕様のDISCも付いているから、オーディオ・コメンタリーの完全版を楽しむことは出来ますけど...)

 

↓記したDVDソフトです。

ケータイ刑事文化祭inゴルゴダの森~銭形海+THE MOVIE 2.1~

  • 出版社/メーカー: ハピネット
  • 発売日: 2008/03/21
  • メディア: DVD

↓いよいよ骨董品の仲間入りですかね...

TOSHIBA HD DVDプレーヤー HD-XF2

TOSHIBA HD DVDプレーヤー HD-XF2

  • 出版社/メーカー: 東芝
  • メディア: エレクトロニクス

TOSHIBA HD DVDプレーヤー HD-XA1

TOSHIBA HD DVDプレーヤー HD-XA1

  • 出版社/メーカー: 東芝
  • メディア: エレクトロニクス

三菱化学メディア HD DVD-R(Video) SL 15GB 1倍速 1回録画用 AACS対応 1枚10mm厚ジュエルケース(透明)1P VR75T1

三菱化学メディア HD DVD-R(Video) SL 15GB 1倍速 1回録画用 AACS対応 1枚10mm厚ジュエルケース(透明)1P VR75T1

  • 出版社/メーカー: 三菱化学メディア
  • メディア: エレクトロニクス


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TONY BENNETT『STEPPIN' OUT』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1993年に発表されたアルバムである。1949年から音楽活動を始めているので、キャリア40年を超えるまさにベテラン中のベテランということになる。(ちなみに、現在も現役であり、このまま活動を続けていくと、来年(2009年)には歌手生活60年ということになる。現在81歳であり、8月で82歳となる。→日本の年号で言うと、大正15年の生まれと言うことになる。)本アルバムはフレッド・アステアを賛辞する内容であり、アステアに関係する曲が集められている。また、こういう世界に進出したということで、新たなファン層を獲得することにもなったアルバムでもある。

収録されているのは以下の全18曲である。『Steppin' Out With My Baby』『Who Cares?』『Top Hat, White Tie And Tails』『They Can't Take That Away From Me』『Dancing In The Dark』『Shine On Your Shoes』『He Loves And She Loves』『They All Laughed』『I Concentrate On You』『You're All The World To Me』『All Of You』『Nice Work If You Can Get It』『It Only Happens When I Dance With You』『Shall We Dance?』『You're Easy To Dance With/Change Partners/Cheek To Cheek』『I Guess I'll Have To Change My Plans』『That's Entertainment!』『By Myself』。

本アルバムからのお薦め曲は、『Steppin' Out With My Baby』『Top Hat, White Tie And Tails』『Dancing In The Dark』『Shall We Dance?』『That's Entertainment!』という所をピックアップしておくが、MGMミュージカル映画(勿論、ここではアステアです。)の代表的な曲が出てくるということもあって、オールド映画ファンにも嬉しい所であり、アステアを知らなくても、あまりにも有名な曲もあることから、安心して聴くことが出来る。

本アルバムを発表した後、彼はMTVに出演したこともあって、彼が全盛期を迎えた'60's以降を過ぎて、あまり名前を耳にしなくなっていた時期以降に生まれた若い世代にも、実際のライブによって名前が知られるようになるなど、大御所と言えどもしっかりと音楽活動をするという所は好感の持てる所でもある。ボーカルの方は、キャリア40年以上の円熟した旨みのあるものであり、兎に角、リスナーとしたらじっくりと聴くだけである。こういうところからジャズ・ボーカルの世界に足を踏み出すというのもよろしいかと...

 

Steppin' Out

Steppin' Out

  • アーティスト: Tony Bennett
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 1993/10/05
  • メディア: CD

フレッド・アステアを唄う~Steppin’Out

フレッド・アステアを唄う~Steppin’Out

  • アーティスト: トニー・ベネット
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
  • 発売日: 2002/03/20
  • メディア: CD

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