「THE MAN IN THE IRON MASK」 [映画(洋画)]
作品データを記しておくと、時間は132分、原作はアレクサンドル・デュマ、監督はランドール・ウォレス、脚本はランドール・ウォレス、撮影はピーター・サシツキー、音楽はニック・グレニー・スミスである。そして出演は、レオナルド・ディカプリオ、ジェレミー・アイアンズ、ジョン・マルコヴィッチ、ジェラール・ドパルデュー、ガブリエル・バーン、アンヌ・パリロー、ジュディット・ゴドレーシュ、エドワード・アタートン、ピーター・サースガード、たちである。
アラミス、ポルトス、アトスの3人もすっかりと老い、ダルタニアンだけが銃士隊長として若きルイ14世に仕えていた。国王・ルイ14世は民衆の声に耳を傾けず、豪華な宴にうつつを抜かす日々を過ごしていた。そのため民衆は飢えに苦しむという状況になっていた。そんな中、国王には秘密があって、双子の弟・フィリップがバスティーユ牢獄に幽閉されているということを知った元三銃士たち。で、アラミスはかつての仲間を集め、幽閉されている仮面の男を救出し、国王とすり替える計画を立てる。が、ダルタニアンだけはそれを拒んだ。しかし、アラミスたちは計画を実行に移し、まずは仮面の男の救出を果たす。で、次は仮面の男と国王とのすり替えを行おうとするが、3週間後の仮面舞踏会の時を決行の時と決めた。仮面の男には真の偉大な国王になるための訓練が始まる。そして迎えた仮面舞踏会の日。一旦はすり替えに成功するも、フィリップは囚われの身になり、クリスティーヌは自殺をしてしまう。で、ダルタニアンもようやく意を決めて、元三銃士たちに加勢する。が、ルイ14世との決闘で刺されてしまった。死を前にして秘密を語るダルタニアンは...
豪華で華やかな宮廷衣装、ロマンティックなロマンス、政治的な策謀、友情、親子の絆などが上手く絡んだスケールの大きな物語となっていて、見所が満載という作品に仕上がっている。ただ、「三銃士」と比べると、華やかさは本作(「鉄仮面」)の方がスケールアップしているが、青春、冒険アドベンチャーという部分は完全にトーンダウンしている。やはり、かつてのヒーローである三銃士たちも寄る年波には勝てぬ、ということなんですね。ということで「三銃士」の後日譚ではあるが、やはり別物と考えた方がいいですね。で、ディカプリオの二役に注目ということでよろしいかと...
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「THE THREE MUSKETEERS」(1993) [映画(洋画)]
作品データを記しておくと、時間は105分、原作はアレクサンドル・デュマ、監督はスティーヴン・ヘレク、脚本はデヴィッド・ローヘリー、撮影はディーン・セムラー、音楽はマイケル・ケイメン、主題歌『All For Love』をスティング、ブライアン・アダムス、ロッド・スチュアートの3人が歌った。そして出演は、クリス・オドネル、チャーリー・シーン、キーファー・サザーランド、オリヴァー・プラット、ティム・カリー、レベッカ・デモーネイ、ガブリエル・アンウォー、マイケル・ウィンコット、ジュリー・デルピー、ヒュー・オコナー、ポール・マッギャン、たちである。
若き国王・ルイ13世が統治するフランス。若者・ダルタニアンは銃士隊に入ろうとしてパリにやってくるが、銃士隊は公式に解散させられていて、銃士はアトス、アラミス、ポルトスの3人だけになっていた。その頃ね狡猾なリシュリュー枢機卿とロシュフォール伯爵が国王とアン王妃の失脚を企てていた。三銃士と意気投合したダルタニアンは陰謀を阻止することを誓った。枢機卿は国王失脚のために悪女ミラディ・ド・ウィンターを条約締結の使者として派遣した。ダルタニアンと三銃士は何とかミラディを補らえることに成功した。また、国王の誕生祝いの席で暗殺計画があることを知った4人は、それを阻止しようとして城に急いだ...
ディズニーが製作したということもあってか、アニメ的な所があり、テンポの良さはあるが、大人の鑑賞にはちょっと辛い所がある。登場人物が若者の陽気さ、明るさに満ちていて、所謂「お子様ランチ」的な作品と言ったらピッタリという感じの作品であり、それなりに楽しむことは出来る。もう少し、物語に厚みや重みが欲しい所である。が、ファミリー向け作品として、大人から子供までが一緒に楽しむ、所謂ファミリー向け作品としたら十分楽しめる。何度も映画化されている作品なので、こういう作品があってもよろしいかと...
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「キ・ニ・ナ・ル!」(2/28)+「iしたい。」+深夜「アニメ枠」 [ケータイ刑事]
「キ・ニ・ナ・ル!」終了後の22:24からの「iしたい。」は「一味違う個性豊かなドラマ編」ということで、いつものように「銭形海」の次回予告、「うさもち」「探偵事務所5」、そして真希ちゃん&夏帆ポン主演ドラマということで、「銭形舞/零」という内容でした。(尚、3月も日曜朝10時の枠は、「銭形舞」と「銭形零」が交互に放送されます。(「東京少女・セピア編」の方は3/16に終了しますが、3/23は「麻婆少女」、3/30は「入れ替わり少女」のリピート放送です。)尚、3/2の「銭形舞」は第6話の「闇の暗殺者!〜皆殺しの砦殺人事件」、3/9の「銭形零」は1st.13話の「バーボン刑事、死す?!〜無差別連続爆破事件」が放送されます。
また、23:54からの「iしたい。」は新井アナの「東京少女・セピア編」の3分バージョンでした。全6話の放送後、2つの物語の再放送があるので、この「iしたい。」は3月中は放送があると考えて良いでしょうね。
続いて、深夜のアニメ枠へ。まずは「逮捕FS」の始まる前に、「銭形舞」の予告ということで、第6話「闇の暗殺者!〜皆殺しの砦殺人事件」の30秒版(正確には27秒ですけど...)の予告が流れました。真希ちゃん主演作品で「恋日~電車」と「舞・5話」の時は予告が流れなかったが、今回、この度の放送における予告がこの枠で初めて流れました。
で、「逮捕FS」では、いつもの顔ぶれのDVDの宣伝と、BS-iで放送されるいくつかの番組の番宣でした。また、「東京少女・セピア編」の次の物語である瓜生美咲主演の「疾走少女」の30秒版(正確には27秒ですけど...)の予告も流れました。
そんな中、今回は「銭形愛」のDVD-BOXの30秒版の宣伝がED主題歌の後に流れたのがポイントでした。(見慣れているものですが、最後が「TBS VIDEO」というのは、今になってはちょっと珍しいです。)また、次回予告終了後に「銭形海」の次回予告の15秒版も流れました。
「CLANNAD」でも、基本的にいつもの通りであり、お馴染みの作品のDVDの宣伝とBS-iの番組の宣伝でした。そして、こちらでも「銭形愛」のDVD-BOXの宣伝がED主題歌の後に流れました。そして、次回予告の後には「東京少女・セピア編~疾走少女」の15秒版の予告も流れました。
愛ちゃん(のDVD)が複数回流れたとなると、次は泪ちゃんのDVD-BOXも流して欲しいところです。が、3/21には「ゴルゴダの森文化祭」のDVDがリリースされるので、このDVDの「iしたい。」や宣伝もまもなく流れることになるでしょうね。ところで、今回は「愛」が中心になっていましたが、ひょっとしたら、4月からの日曜朝10時の枠で、「銭形愛」の再放送を始めるつもりなのでしょうか?→やっぱりBS-iの看板は「ケータイ刑事」だということを感じる所ですね。
ケータイ刑事文化祭inゴルゴダの森~銭形海+THE MOVIE 2.1~
- 出版社/メーカー: ハピネット
- メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形海 夏舞台完全版 BS初!ついに舞台だ!~超豪華!演劇者殺人事件
- 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
- メディア: DVD
「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その40) [ケータイ刑事]
今回のテーマは「復讐」です。が、これだけでは余りにも広くなってしまうので、今回は肉親、それも兄弟(姉妹)の復讐を行おうとするヒロインという条件を付けることにする。ということで、「姉(兄)の復讐」がテーマとなります。
登場するのは、「007」からは「ゴールドフィンガー」のティリー・マスターソンと、「サンダーボール作戦」のボンドガールのドミニク・ダーヴァル(ドミノ)、「ケータイ刑事」からは「雷・2nd.10話」に登場した早乙女波江(綾小路波江)、の3人である。
「007」:ティリー・マスターソン。正確に言うと、彼女は「ボンドガール」としては認められていないのであるが、そこまで厳密なことは言わないことにする。シリーズ第3作「ゴールドフィンガー」に登場したキャラクターである。彼女の姉・ジル・マスターソンはゴールドフィンガーの秘書をしていたが、ボンドに情報を売ったことから殺された。(シリーズで最も美しい死体と言われる、全身に金粉を塗られて殺されたというあれです。)で、姉の仇を取るためにゴールドフィンガーの後を追って付け狙った。そして、ゴールドフィンガーを狙撃するが、やはりゴールドフィンガーの後を追っていたボンドがたまたま間に立っていて、ボンドをかすめることになった。で、ボンドは自分が狙撃されたものと思い、ティリーを追った。夜、ゴールドフィンガーの工場に潜り込んで復讐の機会を伺うが、そこでボンドと鉢合わせとなり、ボンドに助けられるも、銃撃戦から逃げようとした時、オッドジョブのシルクハットを喰らって絶命し、姉の仇を取ることは出来なかった。(姉妹揃って、ゴールドフィンガーの手に掛けられて殺された悲劇のヒロインになってしまいました。)
「007」:ドミニク・ダーヴァル。シリーズ第4作「サンダーボール作戦」のボンドガールであり、愛称は「ドミノ」である。また、「サンダーボール作戦」のリメイクでもある番外シリーズの「ネバーセイ・ネバーアゲイン」にも登場している。(但し、そちらではドミノ・ペタッチという名前になっている。)兄のフランソワ・ダーヴァル空軍少佐がスペクターのNo.2・ラルゴに利用されて、NATOから2発の原爆を搭載したヴァルカン爆撃機を強奪し、口封じのために消された。妹であるドミノはラルゴの愛人として囲われていて、兄の帰りを待っていたが、兄は帰ってこなかった。(尚、ドミノは兄・フランシスに対して近親相姦となるような思いを抱いていた。)また、彼女にボンドが接近したことから兄の死の真相を知り、兄の復讐を考えるようになる。クライマックスのバトルで、ピンチに陥ったボンドを助け、見事に兄の敵であるラルゴを仕留めることに成功した。
「ケータイ刑事」:早乙女波江。「雷・2nd.10話」に登場したキャラである。本名は「綾小路波江」で、言うまでもなく「泪・2nd.12話」に登場した綾小路波子の妹である。姉・波子が逮捕されて刑務所で死んだことから、銭形一族に恨みを持っていて、姉の恨みを晴らすために「早乙女波江」という名前を使って「予言者」と言って雷ちゃんに近づいてきた。また、雷ちゃんが以前に逮捕して刑務所に収監されている田沢孝治を脱獄させ、田沢と手を組んで銭形家への復讐を果たそうと企んだ。(田沢は利用するだけ利用したら消してしまうつもりでいた。)で、雷ちゃんを撃ち、田沢も処分できたかと思いきや、雷ちゃんが用意していた空砲の高村さんの銃が手に渡っていたことから、復讐計画は夢と散り、逮捕されることとなった。
今回取り上げた3人の復讐は、達成したのが1人で、2人はそれが叶わなかったという結果であったが、叶わなかった1人の復讐というのは単なる「逆恨み」であったことを思えば、当然と言える結果ですが... で、復讐に成功、失敗して死亡、失敗して逮捕というように三者三様という結末を迎えているので、一見した所は共通点は無いように思えるが、これまた不思議な共通点がある。
それは、3人全員に復讐を果たすチャンスがしっかりとあり、銃を使って仕留めようとしたことである。
物語の設定上、チャンスがあるというのはお約束ということも出来るが、いずれにしてもワンチャンスは確実にありました。また、時代劇や中世を舞台にした物語であれば「銃」ではなくて「刀」を使うことになったであろうが、現代劇だから「銃」を使うというのは当たり前かもしれません。しかし、銃を使わないでターゲットを狙うという方法もあり得ます。例えば、ドミノと波江だったら、毒を使うことも可能であった。(「仇討ち」としたら実にセコい方法だと言われますけど...)
使った銃は、ドミノが使ったのは水中銃、ティリーはライフル、波江は雷ちゃんマーク入りの拳銃ということで、三者三様であるが、いずれも立派な「銃」である。但し、雷ちゃんマークの拳銃は空砲で弾が込められていなかったということで、姿形は「銃」であるが、実質的には凶器になり得る物ではありませんでした。
で、ドミノはワンチャンスをものにしてラルゴを倒し、これが結果的にはボンドをも救うことになった。(だからボンドとのいちゃつきコーナーが待っていた。)ティリーは狙撃したもののターゲット(ゴールドフィンガー)を外してしまったため、運が離れて言ってしまい、悲しい結果になり、波江は実弾が入っていなかったために失敗したということで、自分で武器を用意しておらず、タナボタ式に得た銃を使ったことが失敗となった。
もしも、ドミノが外した/ティリーが狙撃に成功/波江が使った銃に弾が入っていたら、それぞれ違う結果になったのも明らかであるが、やはり「ワンチャンス」を物にした/出来なかったということになったのは、復讐心を果たすという気持ちの強さの違いがあったということですかね。→何度もチャンスがあるというものではなく、ここぞというチャンスを物にするかしないかによって、後の人生が変わってしまうということの教訓になるところでもある。
但し、同じ「復讐」と言っても、明らかに波江は向ける方向が間違っているのは言うまでもありませんが... また、その波江には、更に妹がいて、彼女が「波子と波江の仇を」と言って、またも銭形姉妹を狙ってくるかもしれませんねぇ...
次回も、やはり「ボンドガールとゲストキャラにおける類似点」というテーマが続きます。ボンドガールもかなり登場して貰ったが、まだ未登場のボンドガールもいますからね...
ケータイ刑事 銭形海 夏舞台完全版 BS初!ついに舞台だ!~超豪華!演劇者殺人事件
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ゴーオンジャー#2 [特撮]
3人のメンバーに2人の追加が実現して5人になる物語であるが、それ以上に'70'sヒーロー作品というように、メンバーや敵についての説明が行われたというのがポイントでした。最近は「謎」を引っ張ろうとして、その説明を語らないような凡作が横行しているが、やはりヒーローと敵については物語の始めとなる部分で、しっかりと語っておいてくれるからこと、色々と思い入れも出来るというものである。(やはり、前作での失敗点をそれなりに分析していますね。)
今回の敵の作戦というのも、'70'sヒーロー作品では、必ずと言ってぐらいに出てきた「水を汚す」というものであり、こういうスケールが大きいように見えて、冷静になって考えてみるとそんなことで地球侵略が出来るの?という抜けた所があるというものこそ、戦隊に登場する敵が行う正統派の侵略作戦である。(組織内の内部抗争とか、複数組織の入り乱れた争いは、ストーリーとしたらそれなりに面白い所もあるが、スケールが小さすぎて...)
こうなると、幼稚園バスのジャック(←これは定番中の定番です!!)とか、宝石強盗とか、そんなことで侵略が出来るの?というような定番の作戦を期待したくなる。全体を通した大きな筋を辿って行くストーリーでは、テンポの速い現代には、大河ドラマならばともかく、他の作品では時代遅れも良い所である。「戦隊」はあくまでも1話完結の物語の積み重ねであり、2クール目に新たなロボや新メンバーの追加、3クール目に新たな敵幹部の登場など、玩具を売るためのスケジュールに合わせたイベントが控えている。それだけに、1話完結の(ちょっとお馬鹿な)敵の侵略作戦を打ち破っていくという、正統派戦隊の路線を突き進んでいって貰いたいところである。そうなると、歴代戦隊のここだあそこだ、を引っ張ってきても「戦隊だから」ということになり、許されることになる。
ただ、CG全盛の現在ということもあって、CGによる描写が多用されているが、ここに関してはやはり出来が悪い。部分的には良い所もあるが、その描写が余りにも酷い所が必ず出てきているようでは、CG=悪という生賀より深くなっていくだけである。「戦隊」はやはり着ぐるみとミニチュアを駆使して作ってもらいたいところである。
現在、何度目かの「特撮氷河期」によって寒冷化が進んでいるが、「ゴーオンジャー」には少なくとも「雪解け」に向かって行く希望の光だけはあるようですね。3月末には現在唯一の希望の星である「C.ハニーTHE LIVE」が終わってしまうが、「ゴーオンジャー」が受け継いでくれることを祈るだけである。(本当に面白くなったら、かつてのように、何かBGMを選んで記していくフォーマットを復活させますが、そのようになってくれるかなぁ???)
とりあえず、第2話もDVD-RWへムーブしておきます。(酷くなっていって、呆れかえるようになったら消去すれば良いだけですし...)さて、来週は何曜日に見ることになるかなぁ???
スーパー戦隊画報―正義のチームワーク三十年の歩み〈第1巻〉 (B media books special)
- 作者: スタジオ・ハードデラックス
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2005/08
- メディア: 単行本
スーパー戦隊画報〈第2巻〉正義のチームワーク三十年の歩み (B media books special)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2006/06
- メディア: 単行本
30大スーパー戦隊超全集―秘密戦隊ゴレンジャーから轟々戦隊ボウケンジャー+獣拳戦隊ゲキレンジャー! (てれびくんデラックス 愛蔵版 スーパーV戦隊シリーズ)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/03
- メディア: 単行本
↓とりあえず、こういうのがリリースされるけど...
「THE RETURN OF THE THREE MUSKETEERS」 [映画(洋画)]
作品データを記しておくと、時間は98分、原作はアレクサンドル・デュマ、監督はリチャード・レスター、脚本はジョージ・マクドナルド・フレイザー、撮影はベルナール・リュティックである。そして出演は、C・トーマス・ハウエル、キム・キャトラル、マイケル・ヨーク、オリヴァー・リード、ジェラルディン・チャップリン、クリストファー・リー、レベッカ・デモーネイ、ジャン・ピエール・カッセル、リチャード・チェンバレン、フランク・フィンレイ、たちである。
物語は前作(「四銃士」)から20年、久しぶりに再会した四銃士たち。イギリス国王を救出せよ、という密命を受けてイギリスに渡る。が、彼らを付け狙うミレディの娘の策略によって、イギリス国王は処刑されてしまった。彼女は、フランスに戻ると枢機卿と共謀して幼いフランス国王を操ろうと企んでいたるで、邪魔な存在の銃士を付け狙っていたのだった。その陰謀を防ぐために銃士たちは立ち上がった...
「四銃士」から15年という歳月が流れていることを、「20年後」ということにした設定は、同じキャストで製作するということにおいては良く考えられた所であったが、やはり演じる4人もそれだけ年を重ねていて、アクションというこでは今ひとつである。それを補うために、四銃士の一人・アトスの息子・ラウルを登場させて、彼に花を持たせるようにしているところがポイントである。
前2作を見ていたら、やはり見ておきたい所であるが、見ていないのであればあえて見る必要はないかと...(見る場合は「三銃士」から順に見ましょう!)
↓本作はDVD化されていません。(ビデオです)
三銃士(1973) (ユニバーサル・セレクション第2弾) 【初回生産限定】
- 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
- メディア: DVD
四銃士 (ユニバーサル・セレクション第2弾) 【初回生産限定】
- 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
- メディア: DVD
WHAM!『MUSIC FROM THE EDGE OF HEAVEN』 [音楽(洋楽)]
収録曲は以下の全8曲である。『The Edge Of Heaven』『Battlestations』『I'm Your Man』『Wham Rap! '86』『A Different Corner』『Blue [Live]』『Where Did Your Heart Go?』『Last Christmas』。
この中からはシングル・ヒットが続々と登場しているが、『Last Christmas』は本アルバムのリリース前にシングル・ヒットを記録しており、その後再発されて再びヒットしているが、「本アルバムから」とは言えない所もあるので、除外することとする。(イギリスでは最高位2位(最初のリリース時)、アメリカでは1997年に最高位58位を記録している。)
で、イギリスでは3曲が1位に輝いている。それらは『I'm Your Man』(アメリカでは最高位3位、1986年のBillboard年間シングル・チャートでは63位)、『The Edge Of Heaven』(アメリカでは最高位10位、年間チャートのTOP 100にはランクインしていない)、『A Different Corner』(アメリカでは最高位7位、年間チャートのTOP 100にはランクインしていない)である。また『Where Did Your Heart Go?』はアメリカでシングル・カットされていて、Billboardで最高位50位を記録している。
曲数は8曲と少なめであるが、時間の方は47分ちょっとということで、1986年にリリースということを考えたら時間的には長めの方になる。
構成は、テンポの良い曲の前半と、じっくりと聴かせるバラード系の後半ということで、LPではA/B面がそれぞれ違って感じになって纏まることになっていい感じとなる。(CDでは連続してしまうために、こういう構成のアルバムをCD化すると、ちょっと冷めてしまう...)
お薦め曲は、早い話全曲である。一応、他のアルバムには収録されていない『Blue』を聴くことが出来る、というのが目玉になるが、それ以外の曲は「THE FINAL」で、一部はアレンジが違っているものの聴くことが出来るだけに...→「THE FINAL」の方が後からリリースされたが、現在では本アルバムは「THE FINAL」のダイジェスト盤というものに『Blue』をボーナス・トラックとして追加したような印象になってしまった...
本アルバムは、LPでこそ構成が素晴らしいと言うことの出来るアルバムであり、どちらかというとコレクターズ・アイテムとして持っていることに価値を感じるアルバムである。
「必殺!」(その3) [映画(邦画)]
シリーズ第2作「必殺仕掛人 梅安蟻地獄」(1973)
作品データを記しておくと、1973年の松竹作品であり、時間は88分である。原作は池波正太郎の「仕掛人・藤枝梅安」である。監督は渡辺祐介、脚本は宮川一郎と渡辺祐介の2人、撮影は小杉正雄、美術は森田郷平、音楽は鏑木創である。そして出演は、緒形拳、山村聡、林与一、松尾嘉代、津坂匡章、佐藤慶、たちである。
ある夜、梅安は一人の浪人に本道医師・宗伯と間違えられて襲われた。人違いと知るとその浪人は闇に消えた。数日後、梅安は元締・半右衛門から伊豆屋長兵衛を仕掛けるように命じられる。で、伊豆屋を見張ることにした梅安。そんな中、梅安は伊豆屋と宗伯が密会している現場を目にした。そして梅安を襲った浪人も宗伯を見張っていた。浪人は小杉十五郎と名乗り、梅安は、薄幸な女郎・お仲の母を犯して自殺に追いやった宗伯を狙っていることを知った。梅安は伊豆屋の過去を調べてそれを知った。紀州の侍だった伊豆屋は、藩内の政権争いで2人の家老のために宗伯から毒薬を手に入れて藩主を秘かに毒殺していた。そして侍を捨て、家老からは金を強請っていたのだった。また、伊豆屋の仕掛を依頼したのは強請られていた家老だった。一方、伊豆屋も自分たちが狙われていると察知すると、宗伯を甲府へ逃がし、他の仕掛人に梅安と小杉の殺しを依頼する。そのため、梅安が家に帰ってくると殺し屋たちが梅安と小杉を襲った。窮地に追い込まれた梅安だったが、駆けつけてきた半右衛門の助けで窮地を脱する。小杉は殺し屋の1人から宗伯の居場所を聞き出すと、直ぐに後を追い、宗伯を斬った。梅安は祭りの夜に伊豆屋を仕掛けで仕留めた。
TVシリーズの1つの物語のほぼ2倍の時間があるということで、色々と見せ場が用意されていて、たっぷりと堪能できるのは良い所である。が、後の「必殺!」シリーズの劇場版ゆ「必殺スペシャル」に見られる、敵対する殺し屋たちに狙われるという所もしっかりと出てくるというのは、やっぱりパターンですかね。(製作年を考えると、こちらが先ですけど...)
↓TVシリーズはこちら
恋する日曜日・3rd.21話「近くて遠い恋」[追加版] [ドラマ]
前々回と前回がコミカルな物語であっただけに、シリアスな物語で、いかにも「恋日」らしい物語である。派手な所は一切無いけれど、見た後にちょっとだけHappyな気分になることが出来る淡いラブ・ストーリーである。で、テーマ曲は名作アニメ「母をたずねて三千里」から、OP主題歌の『草原のマルコ』です。
BS-iの本放送時に記したものについては、ここをクリックしてご覧下さい。また、物語の内容については、BS-i本放送時に記したものをベースに一部を修正してまとめ直しました。
高校1年生の寺崎レナ(てらさき・れな)が学校の帰り道、売店に立ち寄ってお茶を買う。で「ありがとうございます」と言うと、売店横のベンチに座っている幼なじみの荒木一郎の隣に座る。一郎はお菓子を手にしていたが、何かを考えていてボーッとしていた。で、レナはそれを奪って口に運ぶが、むせてしまい、慌ててお茶を口にする。で、落ち着くと「死ぬかと思った...」と漏らす。が、一郎は元気がないままでいた。そんなレナは近くのベンチにいる3年生の久美が友達と一緒にしゃべっている姿を目にすると、「久美先輩だね」と言う。これに「ああ」と素っ気なく返す一郎。一郎は久美のメールアドレスを知っている、ということをレナは知っていて、「何てメール打つ?」と切り出すと、一郎の携帯を奪い、久美に告白するメールの下書きを始めた。が、一郎は「センスないなぁ」とレナの文章を貶し、「もし良かったら、少しで良いから時間を作って貰えませんか、とかさぁ」と漏らす。これにレナはその通り入力すると「あっ、送っちゃった」と言う。「嘘だろう」と言って慌てる一郎に「嘘」と言うレナ。で、一郎はレナから携帯を取り返そうとするがふざけるレナ。何とか携帯を取り返した一郎だったが、誤ってメールの送信ボタンを押して、メールを送ってしまった。
久美の携帯にメールが届き、それに気づいた久美はそのメールに目を通した。その様子を見ていた一郎は慌てて立ち上がると去っていき、「お前のせいだ、バカ野郎」とレナに言う。するとレナも立ち上がって一郎を追いかけて「アンタがムキになるからいけないんでしょう」と他人事の様子だった。「どうするんだよ...」と落ち込む一郎に「いいじゃん、別に」とあっけらかんとしているレナだったが「よくねえよ」と一郎は落ち込むだけだった。レナはこのままだったら何も出来ずに久美先輩は卒業してしまい、後悔するだけだ、と言う。そうしていると一郎の携帯に返信メールが届いた。で、それを見る二人。「明日の5時、車庫前で。私もちょうど話したかった。久美」という文面で、レナは「あっちも気があったりして...」と冷やかし半分の笑顔を見せたが「でも、全然違うとガッカリするからね。あんまり期待すんなよ」と言うと別れて去っていった。
翌日、同じ売店の横のベンチに座ってボーッとしている一郎。それを見つけたレナは「あんた、何してんの」と言い、腕時計で時間を確認すると「待ち合わせ5時だろう。こんな所でのんびりしていたら間に合わないよ」と言う。が、一郎は「もういいや」と全く気がない様子だった。で、レナは「バカか」と言うと一郎の手を掴んで、久美との約束の場所に引っ張っていった。
踏切を渡り、約束の場所に一郎を連れてきたレナ。久美は一人でその場で待っていた。で「すみません、遅れて」と謝るレナは、一郎の背中を押して久美の方に突き飛ばすと「じゃあな」と言って帰って行く。一郎と久美は二人になるが、最初の一言が出なかった。
次の日、一郎は仮病で学校を休んだ。で、レナが一郎の家(理髪店)にやってきた。一郎はマネキンを使ってカットの練習をしていた。暫く一郎の様子を黙って伺っていたレナは、突然声を掛けて「お見舞い」と言って大福を出すと、店内に入ってきた。「何だよ、お見舞いって?」と尋ねる一郎に「どうせふられたショックで休んでいるんだろう」と言う。これに一郎は「それがさ...」と言うと、一旦言葉に詰まるが「向こうも俺のことが好きだ」と告げた。すると「何、その展開、奇蹟じゃん」とレナ。が、一郎は「でも俺、引っ越すんだよ。転校するんだ」と意外な言葉を口にした。東京のおじさん(父の兄)が成功していて、チェーン展開するということで、この店と家を売って東京に行くことになり、6月(あと2ヶ月後)に引っ越すことになっていた。一郎は行きたくないと言ったが、どうにもならないということで悩んでいたのだった。で、久美にもそのことを言い、今付き合っても別れるのが寂しいだけなので付き合わないことにした、と告げる。更に「終わりのある始まりなんて、始まらない方がいいさ」とも言う。するとレナは「それで良いの?両想いなのに...」と尋ねるが「いい」と一郎。そして「先があるから楽しいんだよね」と続ける。この言葉にレナは返す言葉を失ってしまった。
レナが理髪店から出てくると、久美が店の前に来ていて、レナと久美は目が合った。久美は「ゴメン、ちょっといいかな」と一郎に言うとレナは「じゃあな」と言い、「明日来なかったらサボりだって先生にチクルからな」と言って帰って行った。で、久美を店内に入れた一郎。
しかしレナは帰っていなかった。こっそりと戻ってくると、店内の一郎と久美のやりとりをこっそりと見ていた。久美は考えたことを口にする。「転校とか、引っ越しとか、そんなこと関係ないんじゃない。離れてても、別れてても、好きなものは好きだし、先のことは先のことだと思うの。こんなことで諦めたくないと思う」と気持ちを伝える。そして「明日も5時に、車庫前で待ってるから。明後日も、その次の日も」と言う。これに返す言葉のない一郎。レナもそこから先は聴かないことにして、こっそりと帰って行った。
翌日、車庫前。一郎がレナの手を引っ張りながらやってくる。レナは「私は関係ないでしょう」と言って嫌がっているが、一郎はそんなことは気にしていなかった。そして久美の前にやってくると「引っ越しがどうのこうのじゃなく、俺、こいつのことが好きなんです」と言う。これに「えっ?」と驚くレナ、何も言わない久美。一郎は「本当のことが言えなくてすいませんでした」と言って頭を下げる。すると久美は「嘘でしょう。私のことが好きだからメールくれたんじゃないの?」と問う。一郎は「あの時はそうだったんですけど、でも、いざ東京に行くってなって分かったんです」と言って再度頭を下げる。久美は「そう言うことならしょうがない」と言うと「じゃあ」と言って振り向いてそのまま帰って行った。
久美が去るとレナが「一郎」と口にした。すかさず「ゴメン」と言い、久美が言った言葉を口に出し「そう言うのって辛い。面白いことがあっても、全部思い出作りになるなんて辛いじゃん」と、苦しい心の内を語る。レナは「今の、嘘」と口にすると「当たり前だろう」と一郎。すると「バカにすんじゃねえよ」と怒りだすレナ。「自分さえ良ければそれでいい訳、人の気持ちなんて関係ない訳」と一郎を責めると「バカ!」と言い捨てて怒って帰っていった。
慌ててレナを追いかける一郎。「お前、もしかして」と声を掛けるが「何だよ」と怒っているレナ。一郎は「俺のこと好きとか...」と言うも「はっ?そんなことねえだろう、タコ」と一段と怒り、更に早足になって帰って行った。そんなレナは河原にやってきて、咲き乱れている菜の花や綺麗な夕日を目にすると、一つの決心をしたの。
数日後、売店横のベンチに座っている一郎。そこにレナがやってくる。「こないだはゴメン」と謝る一郎だったが、レナは「私さあ、もうお前には会わないわ」と告げた。「何で?」と理由を尋ねる一郎に「あんた、もうすぐ東京に行っちゃうじゃん。だったら、他の友達と遊んだ方が良いし...」「あんたといても先が無いんだもん」「縁切る訳じゃ無いんだし、学校で会ったらその時はよろしく」と言うと、帰って行こうとする。それに一郎が立ち上がり、レナの腕を掴むと「お前って最低だな。見損なった。すっげえガッカリ」と吐き捨てるように言った。が、レナも「お前だって酷いじゃん」「何で同じこと先輩にしてるって分かんないんだ」と反論した。そんな所に久美がやってきた。久美の姿を目にしたレナは「今度は逃げるんじゃねえぞ」と言うと、その場を久美に譲ると、一度も振り返ることなく一人で帰って行った。
数日後、一郎の家の理髪店には「閉店のお知らせ」と言う張り紙が貼ってある。店内では一郎とレナが話している。「久美先輩と付き合って良かったでしょう」と言うレナに「うん、すっげえ楽しい」と返す一郎。で、久美が東京の大学を受けることにしたと伝える一郎。これに「良かったじゃん」と笑顔を見せるレナ。そんなレナは突然「アタシの髪、切らせてやる」と言い出すと、椅子に座った。「マジで言ってるの?」と問う一郎に「マジマジ」と返すレナ。で、手元のボタンを押している内に、背もたれが後ろに傾き、それを無邪気に喜ぶレナ。一郎は慌てて元に戻そうとしてレナの所に来る。そして、まだ誰の髪も切ったことがないと告げるが、レナは「だから言ってんじゃん。早くしろ」と急かす。で、「好きな奴だあぁ」と漏らすと一郎はレナの髪を切ることにした。
準備を整えて、櫛とはさみを手にした一郎。レナの髪を手にするが、改めて「マジで?」と確認する。レナは笑顔で「マジで」と言う。で、髪を切ろうとする一郎だったが、はさみを入れようとすると「無理だ、絶対失敗する」と言って手を放してしまった。レナは「ビビんな。失敗しても良いから」と言う。で「マジで?」と再確認をする一郎。これに「ちょっとだけならね」と答えるレナ。すると「やってみる」と言った一郎は、手にしていた櫛とはさみを置き、別の櫛を手にしてレナの髪を整えた。「今日のこと、俺、忘れられないな。お前との何気ないことも、もしかしたら何年経っても忘れないのかもしれないなあ」と感慨深げに語ると、スプレーでレナの前髪を濡らし、再度櫛とはさみを手にすると前髪にはさみを入れた。
菜の花が咲き乱れる川辺、髪が短くなったレナが立っている。そこに「寺崎さん」と言って自転車を押してこちらに向かってくる久美がいた。久美は東京の大学に行こうと決意し、これから予備校だと言う。が、次の言葉が出てこない二人だった。そんな中、レナが「私、好きだったんです、あいつのこと」と口を開いた。これに久美は「知ってた。私も見てたから」と返すと「ありがとう」と告げ、予備校に向かった。(テーマ曲が流れてくる中)自転車に乗った久美が見えなくなるまで見送るレナ。そして久美の姿が見えなくなると、レナは振り返って川辺の道をゆっくりと歩き出した。
今回の物語は、Aパートが14分強、Bパートが12分弱でした。主題歌はラストのエンドロールの所で流れました。そして一番最後はいつものように「このドラマはフィクションです。ドラマのストーリーは、主題曲の作品とは一切関係ありません」と注釈テロップが出るといういつもの終わり方でした。
今回の物語は、転校していく幼なじみに対し、残りの限られた時間を大事にしして、旅立っていく幼なじみにエールを送るという良いものでした。そしてテーマ曲の歌詞が、旅立っていく少年の心を見事に表現していることになっていて、選曲の方もバッチリでした。高校生らしい爽やかさとほろ苦さの両方が出ていて、ちょっとだけ幸せな気分にさせてくれる秀作でした。
次回の物語は「お引越し」という物語であって、主演は山下リオ、テーマ曲は「魔法の天使クリィミーマミ」からOP主題歌の『デリケートに好きして』である。物語の方は女子中学生の恋をコミカルに綴ったものである。「銭形海」の後番組が「東京少女山下リオ」ということが(ようやく)発表されたということで、やっぱり注目すべき物語です。(これによって、7代目は、やはり水沢エレナが本命と考えて良さそうな気がします)尚、その「東京少女山下リオ」は全4話(オムニバスのようですね。)ということですが、これだったら4月中に終了と言うことになってしまうが、そうなると5月からは???
その次からは、「おにぃの恋」「きのこの恋」「三姉妹」「昭和アニメ大行進」と続きます。後のことを考えて、次回の「お引越し」についても記すことにします。
この小説がすごい!―BS-i「恋する日曜日・文学の歌」原作集
- 作者: 宮沢 賢治
- 出版社/メーカー: シーエイチシー
- 発売日: 2005/11
- メディア: 単行本
- アーティスト: TVサントラ,大杉久美子,曽我部和行,永井一郎,こおろぎ’73,深沢一夫,高畑勲,坂田晃一,青木望,小六禮次郎,コロムビア・オーケストラ
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2004/09/22
- メディア: CD
- アーティスト: TVサントラ,曽我部和行,大杉久美子,小原乃梨子,信沢三恵子,永井一郎,富山敬,東美江,二階堂有希子,松尾佳子
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2005/01/26
- メディア: CD
大杉久美子 スーパー・ベスト~アタックNo.1/母をたずねて三千里~
- アーティスト: 大杉久美子,セントメリーチルドレンコーラス,肝付兼太,ヤング・フレッシュ,ザ・チャープス,フィーリングフリー,伊藤アキラ,岸田衿子,つかさ圭,若林一郎,東京ムービー企画部
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2005/07/20
- メディア: CD
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- メディア: DVD
2008年度 集中マスター 美容師国家試験合格対策&模擬問題集
- 作者: 石井 至
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こどものヘアカットとまとめ髪―初めてでもプロの美容師さんのような仕上がり (レディブティックシリーズ―美容 (2402))
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さすがと言わせる文書の書き方―ビジネス文書・季節の手紙・eメール文例満載!
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- メディア: 単行本
BEST HIT USA 2008[2008/2/26] [音楽(etc.)]
最初は、「25年前の今頃、例のアルバムがアメリカで1位になりました」ということで、あのアルバムの話を語り始め、「25周年を記念して」と言うことで色々と語られると、まずは『Thriller』が流れてくる中でQ.ジョーンがのインタヴューを、それに続いては1983年モータウン25周年記念のステージでのMICHAEL JACKSONの『Billie Jean』でした。この時、ムーンウォークを披露したのでした。
続いて「COUNTDOWN USA」の20位から11位までの発表があって、CMを挟んでは「HOT MENU」のコーナーとなり、MICHAELの妹の新曲をということで、JANETの『Feedback』がON AIRされました。JANETも一時期はMICHAEL以上に凄い時期がありましたが、果たしてかつての勢いを取り戻せるでしょうか?
それに続いては「C/D USA」の10位から4位の発表があり、続いては今週のURBAN CHARTのTOP 10が紹介され、この中から今週3位のJ. HOLIDAYのインタヴューがありました。そして『Suffocate』がON AIRされました。
CMを挟んで、目的の「TIME MACHINE」のコーナーです。今週は2/26ということで、以下の3件が紹介されました。
1966年:NANCY SINATRAの『These Boots Are Made For Walkin'』が全米シングル1位を獲得した。(1位を獲得したのは週だけでした。1966年のBillboard年間シングル・チャートでは13位にランクインしています。)、1977年:「BUKKA WHITE」の愛称で親しまれたブルース・アーティストのBOOKER T. WASHINGTON WHITEがメンフィスの病院でガンのため亡くなった。享年70歳、1977年:EAGLESの『New Kid In Town』が全米シングル1位を獲得した。名盤「HOTEL CALIFORNIA」からの1枚目のシングルで、彼らにとって初のゴールド・シングルとなり、3曲目のNo.1ソングとなった。(1位は1週だけでした。また、1977年のBillboard年間シングル・チャートでは59位にランクインしている。→やはり『Hotel California』です。※1977年は30曲のNo.1ソングが生まれたが、その中の21曲が1週だけの1位という凄い年でした。)
また、2/26が誕生日のアーティストとして紹介されたのは以下の6人でした。(今回は多かったですね...)FATS DOMINO(1928年生まれ)、JOHNNY CASH(1932年生まれ、享年71歳)、BOB "THE BEAR" HITE(1945年、享年36歳)、MICHAEL BOLTON(1953年生まれ)、ERYKAH BADU(1973年生まれ)、CORINNE BAILEY RAE(1979年生まれ)。
このコーナーからのON AIR曲は、最年長のFATS DOMINOをということで、1956年のエド・サリヴァン・ショーから『Blueberry Hill』、そしてもう一人、JOHNNY CASHをということで、1969年のTVから、LINDA RONSTADT & JOHNNY CASH『I Will Never Marry』でした。(これは、まだブレークする前のLINDAということで、とても貴重なものでした。)→間もなくDVDがリリースされるそうです。
続いて「C/D USA」のTOP 3の発表があり、ラストのリクエストのコーナーは、1984年のSCORPIONSの『Rock You Like A Hurricane』でした。これ以前がギンギラのヘビーなサウンドを聴かせていたので、随分とギンギラからハードロックにサウンドが変わったと感じたものでした。やっぱり'80'sのHRという感じの曲ですね。
次回は、EPGの番組情報によると、ゲストとしてJIMMY PAGE(LED ZEPPELIN)とあって、説明文の方は、レッド・ツェッペリンの再結成は果たしてあるのか!?小林克也がメンバー最重要人物、JIMMY PAGEを直撃!果たして真相は!?、とありました。
- アーティスト: マイケル・ジャクソン,ヴィンセント・プライス,ウィル・アイ・アム,エイコン,ファーギー,ポール・マッカートニー
- 出版社/メーカー: SMJ(SME)(M)
- 発売日: 2008/02/20
- メディア: CD
Thriller (25th Anniversary Edition CD/DVD)
- アーティスト: Michael Jackson
- 出版社/メーカー: EPIC/LEGACY
- 発売日: 2008/02/12
- メディア: CD
エド・サリヴァン presents “ゴールデン・エイジ・オブ・ロック2” ~ロック誕生と黄金期の到来
- 出版社/メーカー: ビデオアーツ・ミュージック
- メディア: DVD