仮面ライダーキバ#3 [特撮]
今回は、脚本家をはじめ、監督、プロデューサーのこの番組の捉え方について、大いに疑問を感じることが出てくる物語であった。兎に角、モラルのないスタッフに呆れるばかりであった。こんなのを見たら、後味も悪く、「「楽しむ」なんてことは不可能である。
それは「横断歩道は右を見て左を見て渡りましょう」というところである。正しいのは「横断歩道は右を見て左を見て、もう一度右を見てから渡りましょう」である。
この番組は、お子様たちをメイン・ターゲットにしている番組である。子供は大人よりもテレビで言ったことをより真に受けるだけに、こういうところは正しく使わなければならない。それが出来ていないというのは、番組製作者としたら余りにも無知なバカとしか言いようがない。(「親の教育がなっていない」と逃げるでしょうが...)正に、サラリーマンとして番組を機械的に作っているだけという、ここ数年の「特撮氷河期」を象徴している。映画ならともかく、テレビ番組でお子様をメインにしているのなら、こういう配慮があって当然である。
更に、とっくに時効を迎えた事件に弁護士が首を突っ込むというのも、余りにも不自然である。また、実にお暇な弁護士ということになる。しかも「道義的責任」って、法曹界の人間が口にするような台詞ではない。(あまりにもぶっ飛んだ設定ということで、これが蛾の人間体でしょうね。)こんな脚本を書く御大もネジが外れている。
ということで、今回もバカという所をさらけ出したおバカ・スタッフ。今回犯した罪の重さを考えたら、こんな連中はお子様を対象にした番組に関わる資格はない。(大人を対象とした番組に関わっていれば良い。)お子様をターゲットにする道を進むのであれば、即刻スタッフの入れ替えを行う必要がある。と同時に、脚本に「道義的責任」と書いたのだから、御大もその言葉に従って、この番組から降りるが筋である。(今だったら、後任が路線変更を行っても容易である。)そうしないのなら、この番組は大人を対象とした作品として路線変更するしかない。→いずれにしても、存在価値のない時間の穴埋めのために放送している駄作でしかないですが...
また、スポンサーも、玩具を売りたいためだけとは言っても、こんな非倫理的な内容があれば、拒否することも考えるべきである。筆者にとったら、会社のイメージを(一段と)悪くしただけであった。
尚、深夜枠で放送している「キューティーハニーTHE LIVE」だったら、視聴ターゲットの年齢層がお子様ではなくて、もっと上になっているので、許される所はある。しかし、同じことをやったら、「常識を知らないバカ・スタッフです」とアピールするだけになるのは同じである。
それでもって、今回は怪人が出てくる所もオマケという感じだったし、奇人変人たちが繰り広げるだけの何も見る所のない暇つぶしにもならない内容となっているのだから、ゴミでしかなかった。→「オースティン・パワーズ」や「裸の銃を持つ男」「0093女王陛下の草刈正雄」のようなおバカ映画でも、このような非倫理的な所は無く、何らかの見所はしっかりと用意されている。「非倫理的」な所が出てしまったら、もはや存在価値はない!
ゲストに登場した橘実里も、こんなのに出演というのはあまりにも可哀想である。8日の「4姉妹探偵団」に出演していたのと、MBSでは12日深夜に「恋する日曜日・3rd.19話~アダルトな恋」が放送された(TBSでは21日深夜に放送される予定です。)ため救われるとはいうものの、キャリアに汚点を残すことになってしまった。(里奈ちゃんもななちゃんも「汚点」にしかならないというのも決定です。)
「ヒーロー番組は教育番組である」と宮内洋先生は言っていたが、その精神は何処に消えてしまったのか?「キバ」は「倫理欠乏俗悪番組」でしかなく、存在価値はない。
尚、お子さんがいる大人であれば、今回の問題点について、正しくことを子供に教えなければならないのは言うまでもない。それが出来ない大人はバカ・スタッフと同類でしかないですよ。
↓バカ・スタッフにならないように...
交通安全教育指導の手引 (住友海上福祉財団交通安全シリーズ)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 勁草書房
- 発売日: 2000/11
- メディア: 単行本
家庭における交通安全教育―おとうさん・おかあさんのテキスト (1982年)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 大阪府教育委員会
- 発売日: 1982
- メディア: -
- 作者: パネル園にじ組, 夏目 尚吾
- 出版社/メーカー: 童心社
- 発売日: 2001/01
- メディア: 大型本
聞いて読んで身につく交通安全絵本〈2〉みーつけた、みーつけた
- 作者: 矢橋 昇, 武村 理峰子
- 出版社/メーカー: 人間社
- 発売日: 2002/04
- メディア: 大型本
聞いて読んで身につく交通安全絵本〈3〉さわがない、さわがない
- 作者: 矢橋 昇, 武村 理峰子
- 出版社/メーカー: 人間社
- 発売日: 2002/04
- メディア: 大型本
- 作者: 宇留野 藤雄, 峰村 りょうじ
- 出版社/メーカー: 偕成社
- 発売日: 1989/07
- メディア: 大型本
自転車 ルールを守って楽しく乗ろう〈第1巻〉自転車のルールとマナー
- 作者: 高村 忠範, 日本交通安全教育普及協会, 和田 浩明
- 出版社/メーカー: 汐文社
- 発売日: 2003/10
- メディア: 大型本
↓一応これらを
恋する日曜日・3rd.19話「アダルトな恋」[追加版] [ドラマ]
筆者のお薦め作品の時のみ、「[追加版]」として記しているMBSの放送の「恋日・3rd.」。今回は第19話となる「アダルトな恋」という物語です。この物語は「恋する日曜日」というよりも「恋する佐藤二朗」と言っても良く、ジロー・ワールド全開ということで、完全にジローさんが「恋日」を乗っ取ったという物語です。物語としたら、一応はラブ・ストーリーであるものの、それは横に置いてあって、主題は第一にジロー・ワールド、第二に佐藤二朗、第三にBS-i制作作品の宣伝プロモ、と言った感じです。
主演は佐藤二朗さん、その二朗さんが憧れるマドンナが橘実里。ビデオショップの客には一癖も二癖もあるお馴染みの顔ぶれが集っています。テーマ曲は「北斗の拳」から『愛をとりもどせ』。これが作品の雰囲気にバッチリ合っていて、大笑いをしてしまうことになる。
最初は物語を楽しむことで良いが、二度三度四度…と見て、仕込まれているネタをたっぷりと探しながら味わうことも出来る作品である。
尚、BS-iの本放送では、この物語の時からスポンサーであるDoCoMoのテロップが出る所で、星マークに「2.0」という新しいロゴに変わったが、MBSの放送ではスポンサーが付いていないので、これは関係ありません。→MBSの放送では、「恋日」のOPタイトルと次回予告に余計なテロップがないので、嬉しい所でもあります。
BS-iの本放送時に記したものについては、ここをクリックしてご覧下さい。また、物語にの内容については、BS-i本放送時に記したものをベースに加筆しました。しかし、この物語は言葉で記すのが難しく、実際に見てたっぷりと楽しむべきです。
五十嵐富夫(いがらし・とみお)。東京大学を卒業後、弁護士になるために超難関の司法試験を毎年受け続ける執念の男である。何故、毎年受け続けるのか、それは毎年滑り続けているからだった。つまり、彼は司法浪人であり、司法浪人12年目、34歳、独身、親と同居。そして「冴えない...」と独白している。で、「レンタ百烈拳」というレンタルビデオ店でアルバイトをしていて12年になっていた。ただやみくもにレンタルビデオ店でバイトをしている訳ではなく、弁護士に必要なのは人間観察であり、レンタルビデオ店ではそれを培っているのだった。(単に、趣味としてやっているようにしか思えませんが...)で、お店にやってくる客の人間観察を楽しんでいた。また、「レンタル店にアダルト・コーナーある限り、この店内は喜び、悲しみ、そして愛と憎悪と欲望の駆け引きがうごめく修羅場の戦場、人間模様の縮図、錯綜地帯」と言っている。
が、何だかんだで「アダルト作品」を借りるかどうかをということを考えていた。で、野球のユニフォームを着ている男、名作映画コーナーにいる二人の客、アクションコーナーにいる高校生、マダム風のおばさん、店内でいちゃついているカップル、サラリーマン、外人さん、おじいちゃん、脂汗たっぷりの男(脂くん)がやってきて、それぞれがアダルトビデオを借りるかを頭で考えている五十風富夫だった。
そんな五十風には、マイ・スイート・エンジェルと呼ぶ大好きな斉藤美奈(さいとう・なみ)がいた。彼女は売れないシナリオ・ライターであり、シナリオだけでは食べていけないのでこの店でアルバイトをしていた。で、その美奈が出勤してきた。
隣にいるのに美奈の携帯に電話をする富夫。で、映画に誘おうとする。(その映画は「恋する日曜日 私。恋した」であるが、BS-iの本放送(2007/5/12)の時には公開直前でした。)が、用事があると言って断られてしまう。で「撃沈!」。しかし「この映画、あんまり興味はない」と言って誤魔化していた。(当然、また誘うチャンスを狙う。)
そんな美奈が出勤したことで、店内は一気に混迷の度を高め、生死を賭けた戦場と化す。美奈の存在でアダルト・ビデオのレンタルは急激にその難易度を増すことになった。で、客たち(アダルト・レンタラー)たちの苦渋に満ちた表情を楽しんでいる富夫。
客たちは、アダルト・ビデオを借りようとしていろいろな手に出る。それを実況と解説を兼ねて五十風が語って行くドキュメンタリー・タッチで物語が進んで行く。(またそれを楽しんでいる富夫だった。)
そんな中、アダルト・ビデオを脂くんが借りていくと、美奈は「明日、行きます」と言って、前言撤回で映画に行くと告げた。で、舞い上がる富夫だった。
マイ・スウィート・エンジェルとのデートの日がやってきた。そんな中、昨日の脂くんが返却しにやってきた。適当に対応する富夫だったが、脂くんは返却したアダルト作品の感想を美奈に話した。で、美奈はそれを詳しく尋ねるのだった。が、富夫には「何の話だ?」と訳が分からなかった。その客が帰ると、美奈は映画のチケットを五十嵐に求め、その客を追いかけて行った。そして「待ってください」と呼び止めて、「この映画、一緒に行きませんか?」と誘った。五十嵐には全く訳が分からなかったが、その客が返却したビデオ・ケースを手にして見てみると「脚本:斉藤美奈」とあった。ということで、「お帰り、冴えない空気...」ということで五十嵐の恋は完全に撃沈ということに...
今回の物語、Aパートは11分強、Bパートは15分弱でした。主題歌はラストのキャスト、スタッフの名前が出る所で流れましたが、この部分が出演者によるミュージカル仕立てとなっていて、最後までたっぷりと楽しませてくれる作品となっている。一番最後は、いつものように「このドラマはフィクションです。ドラマのストーリーは、主題曲の作品とは一切関係ありません」と注釈テロップが出て終わりました。
BS-i作品で劇中に登場したものは、ポスターや宣伝グッズ、DVDジャケットなどの静止物と、カウンターのモニターに映った映像とがあるが、それらを列挙しておく。
・店内に張られたポスターなど、宣伝グッズ関係
「ケータイ刑事THE MOVIE」「ケータイ刑事THE MOVIE2」「恋する日曜日」「恋する日曜日 私。恋した」「恋する日曜日・3rd.」「恋する日曜日 ニュータイプ」「怪談新耳袋 幽霊マンション」「怪談新耳袋 ノブヒロさん」「Girl's BOX」
・カウンターのモニターテレビに映った作品
「恋する日曜日(劇場版)」「恋する日曜日 私。恋した」「恋する日曜日・2nd.~恋の唄」「恋する日曜日・2nd.~魚」「恋する日曜日・2nd.~僕の森」「恋する日曜日・2nd.~夏の記憶」「ケータイ刑事銭形愛」「ケータイ刑事銭形舞」「ケータイ刑事銭形泪」「ケータイ刑事銭形零」「ケータイ刑事銭形雷」「ケータイ刑事THE MOVIE」(基本的に、その作品の宣伝ビデオです。)→銭形ーズ五人衆(BS-i本放送時では、6代目は未発表でした。)は何らかの形でモニターに映像が映りました。また、水橋貴己、北乃きいの2人も映っていました。
・劇中に登場したレンタル・ビデオのタイトル
「怪談新耳袋(TVシリーズ)」「さそり」「恋する日曜日・1st./2nd.」「佐藤四姉妹」「さよならみどりちゃん」(以上、BS-i作品)、「ミュージカル 星の王子さま」、「雨の朝パリに死す」「黒水仙」「ローマの休日」「オズの魔法使い」「風と共に去りぬ」(以上、名前が劇中に出た作品)、その他、DVDのジャケットが映ったり、背中のタイトルが映った作品は数が多すぎるので、一部だけ記しておく。「レイダース 失われたアーク」「気狂いピエロ」「ゴースト」「戦争と平和」「十戒」「関ヶ原」「スティング」「世界遺産」「ミナミの帝王」、他多数。
ところで、主人公の五十風富夫というのは東大卒ということで、岡野富夫警部(補)を意識しているのでしょうね。(今回はジローさんの脚本でもありましたから...)
次回の物語は「30 - Thirty -」という物語である。テーマ曲は「キャッツアイ」から『CAT'S EYE』です。主演は有坂来瞳さん、「銭形零・2nd.3話」の青葉台学園初等部の依田校長先生&「恋日・ニュータイプ」の伝説の超能力者・みのるの白木みのるさん、「ウルトラマンネクサス」の川久保拓司さんの名前もあります。今回に続いてのコミカル編です。「恋日・3rd.」の後半はシリアス編とコミカル編が基本的に交互になっているが、今回の19話と次回の20話はコミカル編が続くことになったが、構成を考えると、その次の21話と順番を入れ替えるべきだったと思います。が、この作品も面白い作品であり、お薦め作品として記すことにします。(その次は6代目を襲名した絢ちゃんの「近くて遠い恋」、7代目の有力候補の一人である山下リオの「お引越し」、そして関西弁の味を上手く活かした「おにぃの恋」と続いていきます。)また、「恋日・3rd.」は残り7本ということになりますが、その後はやっぱり「銭形海」の放送が始まるのではないかと言う気がします...
↓これには含まれていません。(BOX2に収録されるはず)
↓主題歌関係
「北斗の拳」25周年記念 DVD-BOX~TVシリーズHDリマスターエディション~ (初回限定版)
- 出版社/メーカー: エイベックス・エンタテインメント
- 発売日: 2008/03/28
- メディア: DVD
「北斗の拳」25周年記念 DVD-BOX~TVシリーズHDリマスターエディション~ (通常版)
- 出版社/メーカー: エイベックス・エンタテインメント
- 発売日: 2008/03/28
- メディア: DVD
↓一応これを
新・旧司法試験完全整理択一六法民法 2008年版 (2008) (新・旧司法試験択一受験シリーズ)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 東京リーガルマインド
- 発売日: 2007/10
- メディア: 単行本
↓出てきた作品を...
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 スタンダード・エディション
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2006/08/25
- メディア: DVD
ケータイ刑事 THE MOVIE2 石川五右衛門一族の陰謀〜決闘!ゴルゴダの森 スタンダード・エディション
- 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
- 発売日: 2007/08/24
- メディア: DVD
TBS世界遺産 THE WORLD HERITAGE RELAXING
- 出版社/メーカー: アニプレックス
- 発売日: 2006/11/22
- メディア: DVD
↓名作映画も...
ゴースト ニューヨークの幻 スペシャル・デラックス・エディション
- 出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
- 発売日: 2007/05/25
- メディア: DVD
BEST HIT USA 2008[2008/2/12] [音楽(etc.)]
いつものように、一番早い放送である火曜日夜のBS朝日の放送において、ON AIR曲と「TIME MACHINE」のコーナーの情報を中心に記して行きます。
最初は、歴史上最も売れたアルバムはMICHAEL JACKSONの「THRILLER」ですが、「では2位は?」ということで、それはAC/DCの「BACK IN BLACK」です。ということで、そのAC/DCのライヴDVDがリリースされているので、そこからということで、1978年のライヴから『Let There Be Rock』でスタートしました。(HRのライヴで幕開けとなると、いきなりテンションが上がります。)
続いて「COUNTDOWN USA」の20位から11位までの発表、CMを挟んでは「HOT MENU」のコーナーとなり、新しいグループを紹介しましょうということで、イギリスのENTER SHIKARIがピックアップされ、彼らのインタヴューがありました。出身地について、アルバム「TAKE TO THE SKIES」とシングル『Anything Can Happen In The Next Half Hour...』について語り、その『Anything Can Happen In The Next Half Hour...』がON AIRされました。その後は、メジャー・レーベルを断った訳、10年後何をしているかについて語るインタヴューが続きました。
それに続いては「C/D USA」の10位から4位の発表があり、今週のHOT AC CHARTのTOP 10が紹介され、その中から9位のTHE LAST GOODNIGHTの『Pictures Of You』がON AIRされました。
CMを挟んで、目的の「TIME MACHINE」のコーナーです。今週は2/12ということで、以下の5件が紹介されました。
1972年:'70's前半を代表するセクシー・シンガーのAL GREENの『Let's Stay Together』が全米シングル1位になる。(1位にいたのは1週だけでした。また、1972年のBillboard年間シングル・チャートでは11位にランクインしています。)、1975年:BOB DYLANのアルバム「BLOOD ON THE TRACKS」がゴールド・レコードを獲得した。このアルバムはアサイラム・レコードからコロムビアへの復帰第1作で、彼としては2枚目の1位となった。(BILLBOARDのアルバム・チャートでも2週連続1位を獲得し、1975年の年間アルバム・チャートでは44位にランクインしている)、1977年:THE POLICEがロンドンのパットウェイ・スタジオで初のシングル『Faiiout』をレコーディングした。費用は150ポンドだった。5月に彼らの初のレコードとして発売されることになる、1981年:ABBAのベニー・アンダーソンとフリーダ・リングスタットが正式に離婚した。「個人的な問題だから」と離婚後も解散し無いと発表したが、翌1982年、ABBAは事実上の解散に至った、1981年:JOHN LENNONの『Woman』のビデオクリップが全米で初放送された。
また、2/12が誕生日のアーティストとして紹介されたのは以下の5人でした。DOORSのRAY MANZAREK(1939年生まれ)。MICHAEL McDONALD(1952年生まれ)、GENESUSのSTEVE HACKETT(1950年生まれ)、WILLSON PHILLIPSのCHYNNA PHILLIPS(1968年生まれ)、MEJA(1969年生まれ)。
このコーナーからのON AIR曲は、THE POLICEの1978年の『So Lonely』でした。この曲のPVは日本で撮影されたと言うことも話題になりましたね。
「C/D USA」のTOP 3の発表があり、ラストのリクエストのコーナーは、1987年のMIDNUGHT OILの『Beds Are Burning』でした。彼らもダウンアンダー勢であり、メッセージ性の高い曲を放っていましたね。そう言えば、'80's前半にはオーストラリアのバンドが一時的に世界を制覇していた時期があり、底からいくつかのバンドがビッグ・ヒットを放ちました。彼らもそのオージー旋風に乗ってブレイクしましたが、彼らのプレイは本格的なものであり、凄いものがありましたね。
次回は、EPGの番組情報によると、今回のスターはSUZANNE VEGAが登場。さらにスティングの息子JOE SUMNERがスタジオに登場!となっています。
プラグ・ミー・イン~コレクターズ・エディション・3DVD・セット~
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
- 発売日: 2007/11/21
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VILLAGE PEOPLE『LIVE AND SLEAZY』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1979年に発表された彼らの5枚目のアルバムである。が、普通のアルバムとは少し違うアルバムとなっている。2枚組のアルバムとして発表され、6曲のライヴ収録曲と5曲のスタジオ収録曲という構成である。そのため、彼らのお馴染みのヒット曲のライヴ・テイクを堪能できるという貴重なアルバムにもなっている。
収録曲は以下の全11曲である。6曲目までがライヴ収録である。『Fire Island』『Hot Cop』『Medley: San Francisco (You've Got Me)/In Hollywood (Everybody Is A Star)』『Macho Man』『In The Navy』『Y.M.C.A.』『Sleazy』『Rock & Roll Is Back Again』『Ready For The 80's』『Save Me [Ballad]』『Save Me [Up Tempo]』。
この中からのお薦め曲は、ライヴ収録の6曲である。特に『Medley』から『Macho Man』『In The Navy』『Y.M.C.A.』という大ヒット曲が続くところは、感涙ものの歓びがあるところである。(実に貴重なライヴと言うことにもなる。)また、スタジオ収録曲からは、スロー・テンポの「Ballad」とアップテンポで彼らのサウンドの特徴が出ている「Up Tempo」の2バージョンが収録されている『Save Me』をお薦め曲としてピックアップしておく。
本アルバムは、また、リードボーカル担当がころころと変わっているというのも特徴である。本アルバムが発表された1979年になると、世界的なディスコ・サウンドのブームも沈静化してきて、来るべき'80'sという新しい時代に向けて、新しいサウンドが次々と出てきた時期でもあり、彼らも新たな試みを行っていたのである。(その試みは今ひとつ当たらず、更に彼らはゲイを売りにしたグループに変身していくことになる。)決して成功したとは言い難いが、新たなチャレンジをすることは悪いことではない。と言うこともあって、お馴染みの彼らのスタイルの曲(しかもライヴ・テイクである)と、今までの彼らとは一味違う姿を堪能できるアルバムである。(セールスの方は良くなかったですけど...)
'80'sも中盤になると、エレポップの全盛となり、'90'sには更にダンス・ミュージックのサウンドは大きく変わり、21世紀になっても変化をし続けている。が、'70'sのディスコ・ミュージックを中心としたダンス・ミュージックには、機械的なサウンドとは違う手作りの集大成という所があり、その頂点を極めたのが'70's終盤のディスコ・ミュージックである。聴いていると、何処かで安心できる優しさがあるのですよね。楽しんで聴きたいアルバムである。楽しみながらたっぷりと堪能しましょう!