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恋する日曜日・3rd.25話「三姉妹」[追加版] [ドラマ]

筆者のお薦め作品の時のみ、「[追加版]」として記している「恋日・3rd.」。MBSの放送も大詰めになってきた今回は、第25話「三姉妹」です。テーマ歌は「家族ロビンソン漂流記 ふしぎな島のフローネ」からOP主題歌の『裸足のフローネ』ということで、耳に残るあのフレーズで有名な曲です。主演は岡本杏理ということで、夏帆ポンから3代つづくあの事務所の所属であり、「東京少女・セピア編」でも主演作があったということで、今後、銭形襲名の可能性がある一人です。

物語の方は、シリアス系のもので、派手さのない「恋日」としたら実にオーソドックスな物語であるが、「3rd.」の後半はギャグ路線で突出した作品が多くなっていたこともあって、ヒロインのハッピーエンドということで、ホッとすることの出来る物語でした。また、テーマ曲の主題は、田所三姉妹とフローネの境遇は天と地ほどの差があるが、共通している所もあるので、悪くない選択である。で、「恋日」にはこういう物語の方が似合います。

BS-iの本放送時に記したものについては、ここをクリックしてご覧下さい。また、物語の内容については、BS-i本放送時に記したものをベースに一部を修正してまとめ直しました。

田所三姉妹。両親は現在ハワイで休みを満喫していて、家には三姉妹だけだった。中学生の三女・杏奈(あんな)が自宅のキッチンで、レシピブックを見ながらシフォンケーキを作っている。オーブンレンジがチーンと鳴り、取り出すと「美味しそう」とご満悦。そこに「ただいま」と言って長女・紀子と次女・香織が帰ってくる。「何か、良い匂いしない?」とシフォンケーキの臭いに気づくが、杏奈はケーキを棚の中に隠すと自室に避難し、メッセージカードをせっせと作り始めるのだった。

夜、紀子は香織と共に夕飯のカレーを用意していて、香織が杏奈を呼びに行く。杏奈はカード(剣道部の山田先輩の誕生日を祝うカード)をベッドの枕の下に隠してから食事を食べに降りて行く。その時、棚に隠したケーキを確かめることを忘れなかった。が、そこに手作りクッキーを発見し、それを持っていく。そのクッキーは香織が作ったものだった。

翌日、学校が終わると、杏奈は走って家に帰ってきた。着替えると、棚に隠したシフォンケーキを取り出し、紙袋に入れる。そして気合いを入れると携帯を手にして山田先輩に電話を入れた。山田先輩が今いる場所を尋ねると「帰り道、おひさま公園に向かっているところ」と言う答えが返ってきた。で、「分かりました」と言うと電話を切り、シフォンケーキを入れた紙袋をもって飛び出していこうとする杏奈。が、メッセージカードのことを思い出して、それを取りに部屋に行き、カードを持ってからおひさま公演に出掛けて行った。

おひさま公園にやってきた杏奈。山田先輩がいることを目にした、向こう側から姉・香織がやってくるのを目にすると、物陰に隠れて様子を伺うことにした。香織の手には赤い紙袋があり、それを誕生日プレゼントと言って山田先輩に渡した。(中身は手作りクッキー)で、「私、山田のことが好きなんだよね。ずっと好きだったんだ」と告白した。(香織と山田は同級生であって、高校1年生です。)山田は「ありがとう」とお礼を言うと、赤い紙袋を鞄の中にしまいながら「でも俺、好きな子がいるんだよ」と告げた。香織は「そっか」と言うと納得して帰って行く。杏奈は姉がふられた所を目にして、姉を追い、山田にケーキを渡すことは出来なかった。

そのまま帰宅した杏奈だったが、香織はまだ帰っていなかった。キッチンにシフォンケーキが入った紙袋を置いた杏奈。隣の部屋にいた紀子はその紙袋に気づき「何それ?ケーキ?」と尋ねる。が、「ダメ。ご飯を食べ終わってから」と杏奈は必死にケーキを守った。で、紀子は「じゃあご飯しようか。今日もカレーだからね」ということで夕食の準備のためにキッチンへ行く。杏奈は紙袋からメッセージカードを抜いて、それを自分のポシェットの中に入れた。

香織が帰ってくるが、ふられたことで元気が無く、何も言わずに自室へ入っていく。その頃、紀子と杏奈は夕飯のカレーを食べていた。で、紀子が杏奈に「剣道部の山田って知ってる?」と切り出した。それなりに話を合わせる杏奈。紀子は香織が山田のことがずっと好きで、昨日のクッキーは山田のために作った、と説明し「もしかしたら、今日、遅くなるかもね」と言った。が、そこに「ただいま」と言って香織が姿を現した。開口一番の言葉は「何、またカレー?」ということで、元気に振る舞う香織。で、紀子は早速「どうした?」と山田のことを尋ねた。香織はふられたことを話したが、杏奈はその場を見ていただけに、何も言うことが出来なかった。

香織はカレーを食べ始めた、杏奈はそんな香織をじっと見ていた。そこに杏奈の携帯にメールが届いた。杏奈は席を外してメールを見る。それは山田先輩からのメールで「今日どうしたの?急に電話くれたけど…」という文面だった。紀子が「どうしたの?」と尋ねると「明日ノート見せてって。先、準備してくる」と言って玄関に移動した杏奈は返信メール(「なんでもありません。すみませんでした。」)とメールを返すと居間に戻ってくる。姉たちはカレーを食べ終えていて、紀子がシフォンケーキに包丁を入れている所だった。香織は「このケーキどうしたの?」と尋ねると、杏奈は「作ったの。レシピ見たら美味しそうだったから」と答えた。で、シフォンケーキを口にする三姉妹。香織と紀子には好評だったが、杏奈はただ黙って食べるだけだった。

その夜、ベッドの中の香織はふられたことがショックで落ち込んでいた、その様子を目にした杏奈は背を向けるだけで、何も言うことは出来なかった。(香織と杏奈は同じ部屋です。)

翌朝、雨が降る中、学校に行こうと家を出た杏奈。が、携帯が鳴ったということで傘を置いて、玄関前で電話に出る。それは山田先輩からの電話だった。最初は「おはよう」という普通の会話だったが、途中で山田が「昨日、どうしたの?」と気にしていて、尋ねてきた。これに「いえ、何でも」と返す杏奈。すると山田は「今度の日曜、暇?」と尋ね、杏奈を映画に誘った。「私とですか?」と問い返す杏奈に「うん。また電話するね」と言うと電話を切った山田先輩だった。

夜、自室で勉強している杏奈。香織はベッドに座っていたが突然泣き始めた。気になった杏奈が「どうしたの?」と尋ねると「この本読んでたら泣けてきて...主人公が私と同じでさぁ」と香織。(「恋空」という本を読んでいた。)杏奈はいたたまれなくなって何も言わずに部屋から出て行き、居間へ行く。居間では紀子がアイロンがけをしていた。杏奈に「お父さんとお母さん、おみやげ何買ってくると思う?」と尋ねるが杏奈は香織のことで頭がいっぱいで、何も耳には届いていなかった。そこに「ティッシュある?」と言って香織がやってきた。で、杏奈は逃げるように居間から出て行き、部屋に戻ろうとする。そこに杏奈の携帯が鳴った。山田先輩からの電話であり、杏奈は慌てて玄関先に出て行き、玄関先に出てると電話に出る。山田は日曜日の映画のことで「11時に駅で待ち合わせして…」と色々とスケジュールを話し始める。が、杏奈は何も言わないでいた。で「もしもし」と山田。すると「あのう。それってデートみたいじゃないですか」と言う杏奈。山田はそれを認め「デートの誘いだね」と言うが、「何でですか?」と訳を尋ねる杏奈。これに山田は「杏奈のことが好きなんだ」と告白した。しかし杏奈は「私、好きな人いるんです。本当です」と言い、日曜日のデートを断り、電話を切ると家の中にもどった。

が、そこには香織がいて「今の電話の相手って、山田?何だって?」と尋ねた。これに杏奈は家を飛び出して行ってしまった。香織は居間に走り紀子に「杏奈が大変」と告げた。

杏奈は夜のおひさま公園にきていて、そこで考え込んでいた。そんな所に紀子がやってきて「帰るよ」と言うが「帰らない」と言う杏奈。仕方なく紀子は話を始めた。「山田は杏奈のことが好きだったんだ。杏奈はどう思ってるの?」と尋ねる。これに「別になんとも...」と答える杏奈。しかし紀子は杏奈の気持ちを分かっていて「嘘つけ」と言い、シフォンケーキは山田のために作ったこと、香織のために杏奈は素直になれなかったと見抜いていた。杏奈はそれを否定するが、顔にはちゃんと書いてありました。

話ながら家に戻ってきた二人だったが、杏奈は入りづらそうだった。家に入ると玄関前に香織がいた。で「何で逃げたの?」と杏奈に問う。「逃げてないよ」と素直になれない杏奈。香織は「バカじゃないの。同じ家に暮らしているのに」。更にさっき(電話で)山田に言ったことは本心なのかと問う。「そうだよ」と素っ気なく答える杏奈だったが、香織は杏奈の気持ちを分かっていて、山田へのメッセージカードが机の引き出しにあったと言って、それを杏奈に渡す。が、杏奈は「山田先輩なんて好きじゃない」と突っぱねた。香織は「私のせいで嬉しい時に嬉しいと思えないなんて嫌なの」と言う。が、杏奈は香織から逃げるように自室に行こうとする。後を追いかける香織は「杏奈は杏奈、私は私。それでいいじゃん。私のために諦めるとか、我慢するとか、素直に喜べないとか、そう言うのが一番傷つくんだからね」と言うが、杏奈は何も言わなかった。で、杏奈は階段に座り込んで色々と考えるだった。

翌朝、杏奈は早く家を出て、通学路で山田先輩を待っていた。山田の姿を見かけると笑顔で「先輩」と声を掛けた。これに「おはよう」と返す山田。杏奈も「おはようございます」と言い、笑顔を見せて仲良く話す二人だった。

休みの日の朝、杏奈はまたもシフォンケーキを作っていた。オーブンレンジに入れて、出来上がるのを待つ間に、庭の鉢植えに水を与えていた杏奈は、完成したということでオーブンレンジからシフォンケーキを取り出し、箱に入れようとしていた。そうしていると紀子と香織が起きてキッチンにやってきた。杏奈は「今日は山田先輩に会うんだ」と言うと、「やっぱり私、先輩のことが好き」と気持ちを口にした。これに紀子は微笑んでいて、香織も応援してくれた。が、香織の手がシフォンケーキに伸びて、一摘み。更に紀子も「大丈夫クリーム乗っければいいから」と言って一摘みする。で、ワイワイガヤガヤとやりながらシフォンケーキを仕上げる三姉妹だった。そして杏奈はデートに出掛けていった。

今回の物語、Aパートは約18分半強、Bパートは7分半弱でした。テーマ歌はラストに杏奈が「先輩のことが好き」と口にした辺りから流れ始めて、キャスト、スタッフのエンドロールが流れ、最後に「このドラマはフィクションです。ドラマのストーリーは、主題曲の作品とは一切関係ありません」といういつもの注釈テロップが出て終わりました。

今回の物語は、派手な所は一切なく、同じ人を好きになった姉妹の物語と言うことで、何処にでもありそうな物語でもある。が、ドロドロとしたものにはならず、「恋日」らしい爽やかな物語であり、更にヒロインのハッピーエンドで終わる「恋日」の王道となる物語でした。14話以降の「恋日・3rd.」はコメディ・タッチの作品が増えたこともあって、こういうオーソドックスな物語が懐かしくなっていましたが、久しぶりにやってくれました。見終わった後にちょっぴりと幸せな気持ちになれる物語が「恋日」の持ち味でもあり、オーソドックスであるが、だからこそ安心できる所でもある。テーマ曲の選曲も、さびの部分が印象に残る曲であるだけに、こういうのも悪くない所です。ただ、無人島で生きていくことになったフローネと田所三姉妹とでは、厳しさが全く違いますけど...

次回の物語は、最終回となる「昭和アニメ大行進 ~君は恋を信じられるか」という物語である。(これもお薦め作品なので、当然記します。→結局「恋日・3rd.」の全26話(24作品)からの筆者のお薦め作品は18話(16作品)ということになりました。(でも、14&22話は今ひとつプッシュ度は高くないのですけど...))この作品は、全編台詞無しで、アニメソングに乗せたダンスによる物語である。「68FILMS」の「美少年Hi」の中に『再先端恐怖ショウ』という作品があるが、それを拡大し、更に学園を舞台にした恋をテーマにしたものでもある。(こうしてみると「68FILMS」って「東京少年/東京少女」をはじめ、本当に先進的な実験作でもあったということがよく分かります。)テーマ曲は今までとは違って特になく、劇中に全21曲という大量のアニメソングが登場する。(一部はこれまでの「恋日・3rd.」でテーマ曲として使われた曲もあります。)主演は「恋日・3rd.21話 ~近くて遠い恋」に続いて、6代目・海の大政絢ちゃんである。(「銭形海」のスタートの前に主役を経験させておくという丹羽Pの戦略によって「恋日・3rd.」では2本目の主役と言うことになりました。同一シリーズで異なる物語で2本の主演があるのは初めてのことです。)→これによって「恋日・3rd.」は3代目・ちゃんで幕が上がり、6代目・ちゃんで幕を下ろすということになりました。ということで、「3rd.」ではハートマークが黄緑色になっているが、リボンの次女による第1話&最終話ということで、その理由も何となく納得です。尚、BS-iの本放送では、一番最後の部分に「渡邉プン太」が出てきましたが、MBSの放送ではその部分はカットされているでしょうね...(残念ですけど...)

そしてそして、4月からは予想通り「銭形海」の放送がスタートとなるので、「・1st.1話」の予告もしっかりと流れるものと思われます。但し、「銭形海」の放送は、火曜深夜ではなく、木曜深夜に移動して、ということになりますけど...(4/10深夜のスタートです。が、4/6からはBS-iでも「銭形海」の再放送が始まるので、同じ週に同じ物語が重なると言うことになります。)

 

↓この物語はBOX2に収録されます。

恋する日曜日 アニソンコレクション DVD-BOX2

  • 出版社/メーカー: ビーエス・アイ
  • メディア: DVD

恋する日曜日 アニソンコレクション DVD BOX1

  • 出版社/メーカー: キングレコード
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↓テーマ曲関係
ふしぎな島のフローネ

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  • アーティスト: TVサントラ,石川まなみ,竹田えり,古谷徹,戸田恵子,潘恵子
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 1999/06/09
  • メディア: CD
ふしぎな島のフローネ(1)

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  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: DVD
ふしぎな島のフローネ 完結版

ふしぎな島のフローネ 完結版

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: DVD
↓「シフォンケーキ」ということで
おいしい!生地―スポンジ、パウンド、シフォン…焼きっぱなしで極上に

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  • 出版社/メーカー: 文化出版局
  • 発売日: 2004/04
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もっちりシフォンさっくりクッキーどっしりケーキ―オーガニックなレシピノート

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  • 作者: なかしま しほ
  • 出版社/メーカー: 文化出版局
  • 発売日: 2007/10
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シフォンケーキ―21のバリエーション

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  • 作者: 杉山 一夫
  • 出版社/メーカー: 文化出版局
  • 発売日: 1996/11
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シフォンケーキのプロが教えるスペシャルレシピ (旭屋出版MOOK)

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  • 作者: 小沢 のり子
  • 出版社/メーカー: 旭屋出版
  • 発売日: 2005/12
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しっとりシフォンケーキ―初めて焼いてもとびきりおいしい35レシピ (別冊家庭画報)

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  • 作者: 赤堀 博美
  • 出版社/メーカー: 世界文化社
  • 発売日: 2000/12
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絶対失敗しないシフォンケーキ (おいしいホームメイド)

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  • 作者: 石橋 かおり
  • 出版社/メーカー: 雄鶏社
  • 発売日: 1996/01
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シフォンケーキの本―ふわふわ。しっとり。 (マイライフシリーズ 687 特集版)

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  • 作者: 福田 淳子
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  • 発売日: 2007/10
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↓香織が読んで涙した本はこれ(劇中では小説の「上巻」でした)
恋空〈上〉―切ナイ恋物語

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  • 作者: 美嘉
  • 出版社/メーカー: スターツ出版
  • 発売日: 2006/10
  • メディア: 単行本
恋空〈下〉―切ナイ恋物語

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  • 作者: 美嘉
  • 出版社/メーカー: スターツ出版
  • 発売日: 2006/10
  • メディア: 単行本
恋空~切ナイ恋物語~ 1 (1) (ジュールコミックス COMIC魔法のiらんどシリーズ)

恋空~切ナイ恋物語~ 1 (1) (ジュールコミックス COMIC魔法のiらんどシリーズ)

  • 作者: 美嘉
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2007/06/21
  • メディア: コミック
恋空~切ナイ恋物語~ 2 (2) (ジュールコミックス COMIC魔法のiらんどシリーズ)

恋空~切ナイ恋物語~ 2 (2) (ジュールコミックス COMIC魔法のiらんどシリーズ)

  • 作者: 美嘉
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2007/09/21
  • メディア: コミック
↓紀子の料理はこればっかりでした
喝采!家カレー―いつものルウだけで。うまさ新境地。

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  • 作者: 水野 仁輔
  • 出版社/メーカー: 主婦と生活社
  • 発売日: 2007/06
  • メディア: 単行本
本格カレーを作ろう!―家庭で楽しむインド・スリランカ・パキスタン・タイ・インドネシアのカレーのレシピ47

本格カレーを作ろう!―家庭で楽しむインド・スリランカ・パキスタン・タイ・インドネシアのカレーのレシピ47

  • 作者: ナヴィインターナショナル
  • 出版社/メーカー: ナツメ社
  • 発売日: 1998/08
  • メディア: 単行本
いっしょに作るカレー―ふたり暮らしのレシピ (SSCムック―レタスクラブ)

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  • 作者: 水野 仁輔
  • 出版社/メーカー: 角川SSコミュニケーションズ
  • 発売日: 2005/07
  • メディア: 単行本
究極のマイ・カレー

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  • 作者: ナヴィインターナショナル
  • 出版社/メーカー: ナツメ社
  • 発売日: 2003/06/27
  • メディア: 単行本
↓MBSでもこの放送が近づいてきました。
ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 1

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  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD

BEST HIT USA 2008[2008/3/25] [音楽(etc.)]

いつものように、一番早い放送である火曜日夜のBS朝日の放送において、ON AIR曲と「TIME MACHINE」のコーナーの情報を中心に記して行きます。今回も一部がいつもと違うフォーマットになっていました。

最初は、「存在で光る人がいる」という話で入り、ベテランで、ツアーをやったり、何年かに一度アルバムを出しているという活動状況が語られ、ニュー・アルバムを発表したと説明があって、RINGO STARRの『Liverpool 8』でスタートしました。尚、このPVにはEURYTHMICSのD.スチュワートが映っているということで、共同でで製作したということが語られました。

続いて「COUNTDOWN USA」の20位から11位までの発表があって、CMを挟んでからは「STAR OF THE WEEK」のコーナーでした。日本でもお馴染みのMARTY FRIEDMANがスタジオに登場してのインタヴューとなりました。MARTYは日本語が堪能ということなので、英語ではなくて日本語でのやりとりをしていました。(こういうインタヴューというのも珍しいですね。)で、ON AIR曲は『Simple Mystery』でした。(この後もスタジオに残って、ということになりました。)

それに続いて「C/D USA」の10位から4位の発表、今週のURBAN AC CHARTのTOP 10の紹介があって、その中から6位にランクインしているERYKAH BADUの『HONEY』がON AIRされました。

CMを挟んで、いつもの「TIME MACHINE」のコーナーに突入です。今週は3/25ということで、以下の4件が紹介されました。

1969年:5日前にジブラルタルで結婚したJOHN LENNONYOKO ONOがオランダ・アムステルダムのヒルトンホテルで「BED IN」を始めた。これによって、メディアは奇妙なカップルとして取り上げるが、反戦運動の重要人物として認識されるようになった、1970年:CROSBY, STILLS, NASH & YOUNGの1st.アルバム「DEJA VU」がゴールドレコードを獲得した。次に4人の名前によるアルバム「AMERICAN DREAM」は18年後に発表されることになる。(このアルバムは全米1位を1週獲得、1970年のBillboard年間アルバム・チャートでも11位にランクインしている。)、1976年:JACKSON BROWNEの妻・フィリスが自殺を図って死亡した、1986年:GUN'S 'N' ROSESがゲフィン・レコードと契約した。翌年の1st.アルバム「APPETITE FOR DESTRUCTION」でアメリカのハードロック界に衝撃を与えることになる。

また、3/25が誕生日のアーティストとして紹介されたのは以下の2人でした。ARETHA FRANKLIN(1942年生まれ)、ELTON JOHN(1947年生まれ)。

このコーナーにはMARTY FRIEDMANが残っていて、ここでも語っていました。で、そこで話題になったMEGADETHの1992年のヒット曲『Symphony Of Destruction』がON AIRされました。(結局、MARTYのコーナーのようになってしまいました。)

続いて「C/D USA」のTOP 3の発表があってから、ラストのリクエストのコーナーへ。プログレの歴史を作った人たちの二花目と言ってましたが、去年の来日公演は記憶に新しい所です。で、それはASIAで、1983年の大ヒット曲『Don't Cry』でした。このPVは映画「インディ・ジョーンズ」を思わせるドラマ仕立てになっていて、MTV創世記に残る名作でしたね。曲の方は、パワフルでありながらポップでとても聴きやすいものでしたしね。

次回は、EPGの番組情報によると、ゲストとしてMARAIHA CAREY、COLBIE CAILATTの名前がありました。(今回はこれだけとなっていました。→後日、修正されるものと思います。)

もう一つお知らせがあります。(放送で語られた訳ではありません。)現在は金曜夜の再放送は24:00スタートですが、4月からはこれが30分繰り上がって、23:30のスタートになります。(最初の火曜夜の放送は23:00のままで変更はありません。)

(3/26 00:35追記)
※EPGの情報が「【ゲスト】COLBIE CAILATT」となっていて説明が「全米で大ブレイクしたシンガーソングライターのコルビー・ギャレイがゲストに登場!マライヤ新曲も!」と修正されていました。

 

想い出のリヴァプール

想い出のリヴァプール

  • アーティスト: リンゴ・スター
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2008/02/14
  • メディア: CD

Future Addict

Future Addict

  • アーティスト: マーティ・フリードマン
  • 出版社/メーカー: エイベックス・エンタテインメント
  • 発売日: 2008/03/12
  • メディア: CD

New Amerykah, Pt. 1: 4th World War

New Amerykah, Pt. 1: 4th World War

  • アーティスト: Erykah Badu
  • 出版社/メーカー: Universal Motown
  • 発売日: 2008/02/26
  • メディア: CD

ニュー・アメリカ パート・ワン(第4次世界大戦)

  • アーティスト: エリカ・バドゥ
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
  • 発売日: 2008/03/12
  • メディア: CD

MEGADETH WARCHEST BOX(DVD付)

MEGADETH WARCHEST BOX(DVD付)

  • アーティスト: メガデス,シーン・ハリス
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2007/10/31
  • メディア: CD

Countdown to Extinction

Countdown to Extinction

  • アーティスト: Megadeth
  • 出版社/メーカー: Mobile Fidelity Koch
  • 発売日: 2004/07/27
  • メディア: CD

Alpha

Alpha

  • アーティスト: Asia
  • 出版社/メーカー: Universal Japan
  • 発売日: 1996/03/19
  • メディア: CD


ABBA『WATERLOO』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1974年に発表された2nd.アルバムである。本国スウェーデンでは当然のように1位に輝き、イギリスでも最高位28位を記録している。(アメリカでは人気に火が付く前と言うこともあって、Billboardにおける最高位は145位である。)ポップでありながら、美しいコーラス・ワークを聴かせてくれるとても優しいアルバムである。

収録曲は以下の全11曲である。『Waterloo』『Sitting In The Palmtree』『King Kong Song』『Hasta Maana』『My Mama Said』『Dance (While The Music Still Goes On)』『Honey, Honey』『Watch Out』『What About Livingstone』『Gonna Sing You My Love Song』『Suzy-Hang-Around』。

尚、2001年にリマスターされてリリースされた時に3曲のボーナス・トラックが追加されて、全14曲の収録になり、2004年の30周年盤では更に2曲のボーナス・トラックが追加されて全16曲の収録となった。リマスター時のボーナス・トラックは『Ring, Ring [US Remix 1974]』『Waterloo [Swedish Version]』『Honey, Honey [Swedish Version]』の3曲で、30周年盤に追加されたのは『Waterloo (German Version)』『Waterloo (French Version)』である。

この中からシングル・カットされて大ヒットとなったのはアルバム・タイトル・ナンバーの『Waterloo』であり、イギリス、アイルランド、西ドイツ、ノルウェー、南アフリカで1位を獲得、アメリカでも最高位6位、その他ヨーロッパの各国でもTOP 5入りを果たしている。また、国が限られるが、『Waterloo [Swedish Version]』『Honey, Honey』『Hasta Maana』がシングル・カットされてヒットを記録している。(尚、日本はまだ蚊帳の外という状況でした。)

本アルバムからの筆者のお薦め曲(オリジナルの全11曲の中から選んでいます)は『Waterloo』『Hasta Maana』『My Mama Said』『Honey, Honey』『Watch Out』『Gonna Sing You My Love Song』というところをピックアップしておくが、全部と言いたいところでもあります。

ヨーロッパでは既に人気を獲得していたが、日米ではまだまだ無名の存在だった彼らが、アメリカで注目されることになったアルバムでもある。初期のアルバムであるが、後に世界を席巻するABBAらしい所もしっかりとあって、心が表れた気持ちになることが出来るアルバムである。尚、これから購入するというのであれば、やはり30周年盤がお薦めです。

 

Waterloo

Waterloo

  • アーティスト: ABBA
  • 出版社/メーカー: Uptown/Universal
  • 発売日: 2005/12/22
  • メディア: CD

↑ 全14曲 | 30周年盤(全16曲+DVD)

Waterloo

Waterloo

  • アーティスト: ABBA
  • 出版社/メーカー: Universal International
  • 発売日: 2004/07/13
  • メディア: CD

↓アナログLP(全11曲)

Waterloo [12 inch Analog]

  • アーティスト: ABBA
  • 出版社/メーカー: Polar
  • 発売日: 2003/03/03
  • メディア: LP Record


URBAN COWBOY(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1980年のアメリカ映画「アーバン・カウボーイ」である。ロデオ・マシーンに熱中する若者の恋愛模様を描いた青春ラブ・ストーリーである。また、オーディションで選ばれたデブラ・ウィンガーが好演を見せてスターになるきっかけとなった作品でもある。(彼女と言えば「愛と青春の旅だち」が忘れられません。)派手な所もなく、ごく普通のラブ・ストーリーである。が、音楽の方は「ロデオ」ということもあって、カントリー系を中心とした選曲になっていて、こちらの方は大注目である。

作品データを記しておくと、時間は135分、原作はアーロン・レイサム、監督はジェームズ・ブリッジス、脚本はジェームズ・ブリッジスとアーロン・レイサムの2人、撮影はレイ・ヴィラロボス、音楽はラルフ・バーンズである。そして出演は、ジョン・トラヴォルタ、デブラ・ウィンガー、スコット・グレン、マドリン・スミス、バリー・コービン、ブルック・アルダーソン、クーパー・ハッカビー、ジェームズ・ギャモン、たちである。

テキサスの田舎町で育った若者・バドが、ヒューストンの叔父・ボブを頼って都会に出る。で、職を得て、あっという間にとか衣生活に馴染むバド。ある夜、叔父夫婦に連れられて行った町の名物バー・ギリーズでシシーという美しい娘と出会い、恋に落ちる。直ぐに結婚し、新婚の2人はギリーズのロデオ・マシーンに夢中になる。そんな二人は仮釈放で刑務所から出てきたウエスという男と巡り会ったことから生活が変わっていく。ウエスはシシーに目を付け、バドは気が気でなくなり、仕事で足を踏み外し、骨折してしまう。で、仕事もクビになってしまう。で、当てつけにパムという金持の娘と同棲生活を始める。そして、ウエスの鼻をあかすために、ギリーズで行われるロデオ大会の優勝を目指すことにする。そんな中、叔父・ボブが仕事中の事故で亡くなってしまった。ボブの葬儀で久しぶりに再会したバドとシシーだったが、元の鞘に収まらない二人。やがてロデオ大会の日がやってきた。バドとウエスは最終ラウンドまで勝ち残っていた。ロデオ・マシーンを全力で操る二人。優勝したのはバドだったが...

J.トラヴォルタ主演と言うことから「サタデー・ナイト・フィーバー」を連想させる所があるのだが、本作出演当時は波に乗っていた時期でしたね。若者が熱を上げるものがあるということでは「サタデー・ナイト・フィーバー」に近い所もあるが、ここぞという強烈に印象に残る所が無いのは、映画としたら辛い所である。(日本では馴染みの低い「ロデオ」ということもあると思われる。)それよりも、劇中に登場する音楽の方がキニナル作品である。

本作サントラ盤は、当時の蒼々たる顔ぶれのアーティストたちが集まったオムニバス形式になっている。後にこういう形のサントラ盤が大ヒットして、続々とこういう形のサントラ盤が生まれることになるが、本サントラ盤はそういった'80'sのサントラ盤の走りになったということも出来るアルバムである。カントリー系を中心とした当時のヒットメーカーたちのオムニバス盤と言っても良い内容になっていて、映画と完全に切り離しても、これだけでも多いに存在価値のあるアルバムである。

そのサントラ盤の収録曲は以下の全18曲である。(曲名の後の括弧内にアーティスト名を記しておく。)『Hello Texas』(JIMMY BUFFETT)、『All Night Long』(JOE WALSH)、『Times Like These』(DAN FORGELBERG)、『Nine Tonight』(BOB SEGER & THE SILVER BULLET BAND)、『Stand By Me』(MICKEY GILLEY)、『Cherokee Fiddle』(JOHNNY LEE)、『Could I Have This Dance』(ANNE MURRAY)、『Lyin' Eyes』(EAGLES)、『Lookin' For Love』(JOHNNY LEE)、『Don't It Make Ya Wanna Dance』(BONNIE RAITT)、『Devil Went Down To Georgia』(CHARLIE DANIELS)、『Here Comes The Hurt Again』(MICKEY GILLEY)、『Orange Blossom Special / Hoedown』(GILLEY'S URBAN COWBOY BAND)、『Love The World Away』(KENNY ROGERS)、『Falling In Love For The Night』(CHARLIE DANIELS BAND)、『Darlin'』(BONNIE RAITT)、『Look What You've Done To Me』(BOZ SCAGGS)、『Hearts Against The Wind』(LINDA RONSTADT / J. D. SOUTHER)。

中心になっているのはカントリー系であるが、カントリーの範疇だけではなく、A.O.R.系のアーティストや、'70's後半に大ヒットを放ったバンドも参加していると言うことで、受け入れやすい構成のアルバムになっている。

この中から筆者は、LINDA RONSTADTとJ. D. SOUTHERのデュエット曲をお薦め曲ということにするが、EAGLES、BOZ SCAGGS、B. SEGERという辺りはロック系がお好きな方に、JOHNNY LEE、KENNY ROGERS、DAN FORGELBERG、ANNE MURRAY、BONNIE RAITTという辺りはカントリー系がお好きな方に、ということで、たっぷりと聴くことが出来るだけに、じっくりと聴いてもらいたいところである。(映画はともかく、サントラ盤は是非お手元に...)

 

Urban Cowboy: Original Motion Picture Soundtrack

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  • アーティスト: Original Soundtrack
  • 出版社/メーカー: Elektra/EEG
  • 発売日: 1995/03/14
  • メディア: CD

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アーバン・カウボーイ

アーバン・カウボーイ

  • 出版社/メーカー: パラマウント ジャパン
  • メディア: DVD


「TWISTER」 [映画(洋画)]

表題の作品は1996年のアメリカ映画「ツイスター」である。スタッフの名前が実に凄い顔ぶれであり、スピルバーグが製作総指揮、M・クライトンが脚本、「スピード」の大ヒットを放ったヤン・デ・ボン監督(「スピード」に続く第2作である。)ということで、これだけでも凄い作品だということを予感させてくれる作品である。(が、CGによる竜巻は迫力あったが、それ以外の部分では完全にコケてしまった...)→スピルバーグ作品って、本作のような期待はずれという作品も結構あるのですよね。ヤン・デ・ボン監督も「スピード」の時の冴がないし...

作品データを記しておくと、時間は113分、製作総指揮はスティーヴン・スピルバーグ、製作はキャスリーン・ケネディ、イアン・ブライス、マイケル・クライトンの3人、監督はヤン・デ・ボン、脚本はマイケル・クライトンとアン・マリー・マーティンの2人、撮影はジャック・N・グリーン、特撮はILM、音楽はマーク・マンシーナである。そして出演は、ヘレン・ハント、ビル・パクストン、ジェイミー・ガーツ、ケイリー・エルウィズ、ロイス・スミス、フィリップ・シーモア・ホフマン、アラン・ラック、ショーン・ウェーレン、ザック・グルニエ、エイブラハム・ベンルービ、ジョーイ・スロトニック、グレゴリー・スポーレダー、たちである。

幼い頃に父親を竜巻によって亡くしていたジョー・ハーディング。彼女は竜巻観測チームのリーダーになっていた。そんなジョーの所に夫のビルが、恋人のメリッサと共にやってきた。離婚届にサインを本目にやってきたのだった。が、「ドロシー」と名付けられた竜巻観測機を見せられると、ビルの心は騒ぎだした。「ドロシー」はかつてビルがジョーたちと同じ竜巻観測者だった時考案した観測機であり、竜巻の中心に放って竜巻の構造を調べるという装置であった。で、ビルはジョーたちのチームに同行することにした。また、かつてジョーやビルたちの仲間だったジョーナスも竜巻を追うチームを作っていて、豊富な資金によってビルのアイデアを盗用した観測機を持っていた。で、2つのチームは竜巻を追う競争を始める。が、2つのチームが出会った竜巻はとてつもなく巨大なものであって、猛威を振るっていた...

CGによる竜巻の描写は確かに迫力があるが、物語の方はどうでも良いようなものになっている。巨大竜巻が有無を言わせずに何でもかんでも吹き飛ばしていく、というだけの作品である。本作製作時は、「CG」ということだけでもまだ売りになっていた時代であるが、何でもかんでも「CG」を使った表現が行われるようになった現在では、全く以て何にもない映画だと言うことが分かる。やはり「CG」は表現方法の一つの手段であって、それを看板にした作品というのは、技術の発展によってあっという間に陳腐化してしまう、ということを教えてくれている。脚本に良い所があれば、まだ救われるのだが、それが無いとなるとなると、見ている方が辛くなってしまう。で、製作から10年以上も流れた現在では、「そんな作品もあったなぁ」ということだけである。また、本作関係者に大物の名前が揃っているが、大物ばかりが集まったから面白い作品が出来る、ということが偽りであるということを教えてくれる作品である。→ある意味では、色んな事をシニカルに教えてくれる作品である。

 

ツイスター (ユニバーサル・セレクション2008年第4弾) 【初回生産限定】

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  • 出版社/メーカー: Universal Pictures Japan =dvd=
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ツイスター デラックス・エディション

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  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
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ケータイ刑事銭形海38話(3rd.12話) [ケータイ刑事]

二段構成として記している「銭形海」。こちらの方は物語の中身を追っている長文&ネタバレたっぷり編です。今回の物語は、通算では38話、3rd.第12話の「シリーズ最後の舞台!!ついに公開!後悔しないよ!死の航海! ~超豪華客船キングアンドリウⅡ世号殺人事件 ~解決編」ということで、3回に分けて放送された舞台の最終回です。(これによって、残りもあと1話ということになりました。)それにしても、このタイトル、本当に長い...

タイトルが示しているように事件が解決することになるが、舞台として「起承転結」がしっかりとした物語の「結」の部分と、舞台ならではのおまけと言う内容であり、いつもの1話完結の物語と比べたら内容は薄い。今回を単独で見たら、消化不良という感じは免れない。但し、お祭り的な内容という部分で、それなりの存在価値はありますけど...(やはり舞台編はまとめて一気に見るべきです。放送するにしても、30分単位に分割するのではなく、スペシャルとでもして特別枠を用意し、一挙に放送するべきである。→実験的な試みの一つとして、今後活かして貰いたい所である。)

それでは、いつものように長文&ネタバレありで記していきます。尚、放送直後に記した「感想+次回予告」版はここをクリックして下さい。

OP主題歌はいつもの様に始まるが、1フレーズでタイトルが出たらそこまでとなって、スポンサーのテロップを経て本編に突入しました。そして「今回のケータイ刑事銭形海も前回、前々回に続き舞台中継をお送りいたします」とテロップにマヤヤの声が語る。(ここまでで40秒弱ということで、いつもより約1分早く本編に突入し、「前回までのあらすじ」もありませんでした。)

昇天斎が殺された事件の捜査をしているちゃんたち。松山さんは「銭形、何でこのマネキンが動き出すんだよ?」と、マジックの謎を口にする。ちゃんは「昇天斎さんはマジシャンです。だったら、絶対にタネがあるはずです」と言って箱に近づくと「この箱を調べてみましょう」と口にする。で、柴田さんが箱を引っ張ってきて、昇天斎のマジックの種明かしが始まる。→昔からあるマジックの一つであり、扉の開け方を考えたら誰でも簡単にタネは分かるでしょうし、いちいち説明しなくても...まあ、松山さんが尋ねたということで「・1st.20話」のお姉ちゃまのようにタネ明かしをするということで、やっぱり姉妹ということですね。

ちゃんはあの時の状況を思い出しながら語り始める。まずは自分が前の扉を、昇天斎が後ろの扉開けた。(松山さんに後ろの扉を開けて貰うように指示を出す。)で、松山さんが後ろの扉を開け、ちゃんが前の扉を開けた。(先に前の扉を開けてしまったら、それだけでタネは明らかになっちゃうのに...)で、松山さんは箱を見て「何でもないもない箱だな」と口にする。ちゃんは箱の中を通って後ろに回ると「あれっ?何だろう」と口にし、柴田さんに箱を回転させるように指示を出す。で、柴田さんが箱を回転させて前後を逆にした。ちゃんは後ろの扉で「これですよ。後ろの扉だけ、内側に台があるんです」と言って、タネを明かした。(本当なら、マジックのタネ明かしは省略するのだが、大々的に語ってしまえば、隠す必要もないですし、これは古くからあるマジックでもあるので、誰でも知っているでしょうから、記してしまいます。)

台の上に立ったちゃんは「もし、開けた時ここに立っていたら、前からは見えない」と言うと笑顔になって「そうか、分かった」と言った。これに「マジックのタネがか?」と松山さんが尋ねると「はい、再現してみます」とちゃん。で、箱の中にちゃんが立ち、箱の前の扉(今は後ろにある扉)を松山さんに、箱の後ろの扉(今は前にある扉)を閉めるように指示する。で、箱が閉められる。続いて「柴田さん、開けてください」とちゃんの声がして、柴田さんが扉を開ける。(ちゃんは扉の台に乗っている。)続いて「松山さんも」とちゃんが指示を出し、松山さんも扉を開ける。が、ちゃんが箱の中にいないということで「消えた!」と叫んでちゃんを捜そうとする。ちゃんは「違いますよ、ここです、ここ」と言い、タネを語り始める。箱の中には最初から人(=共犯者)が入っていて、マネキンを完成させて扉が閉められると、中にいた人がマネキンを台の上に乗せ、自分はマネキンの立っていた場所に立った。で、扉が開けられたら命を吹き込まれたように動き出す。「これがマジックのタネ明かしです」とちゃんが。→「それだけ」ではなく、前後の扉の開閉の順番についても言っておかなければなりませんよ。(先に前の扉を開けてしまったらマジックにもなりません... また、「箱を調べて下さい」と言われたちゃんが後ろの扉までしっかりとチェックしなかったということで、ちゃんもマジックの協力者だったということになります。(先週記した通りです。)

松山さんが「この箱の中にいたのは誰だ?」と尋ねると「昇天斎さんのアシスタントの人だと思います」とちゃん。すると、どうしてアシスタントが昇天斎を殺したのか?と疑問を口にする松山さんと柴田さん。これには「それは絵里子さんに聴いた方が良いと思います」と答えるちゃんは、絵里子の側に移動し「絵里子さん、あなたは昇天斎さんのアシスタントと共犯だったんじゃありませんか?」と切り出す。「えっ?」と惚ける絵里子にちゃんは説明を続ける。

絵里子とアシスタントは超能力で昇天斎を殺したように見せる計画を立てた。これならば殺人の罪は免れられる。が、それを聴いた絵里子は「またお得意の頓珍漢な推理。あなた、どうしても私を犯人にしたいみたいねぇ~」と呆れ顔で返す。ちゃんは「あなたを犯人にしたいんじゃありません。私は真実が知りたいんです」と毅然と言う。すると「教えてあげるわ、真実を」と絵里子は言うと、昇天斎のアシスタントが誰か知らないし、会ったこともないと自信たっぷりに語り、そんな人とどうやって共犯になれるのか?と逆に問う。これに「それを証明できますか」とちゃん。が、「しつこいわねぇ」と絵里子は逆ギレ。で、「じゃあ連れてらっしゃい、そのアシスタントを」と激しく言った。

そうしていると、船長が「刑事さん、あんな所に人が」と言って客席の手すりの方を指差した。そちらに目をやると、そこには昇天斎のアシスタントがいたが、首にロープが巻かれていて死んでいるようだった。で、柴田さんが走っていった。

柴田さんが戻ってきて「報告します」と言って語る。乗船名簿から調べた所、遺体は昇天斎のアシスタントの昇天斎海豚(しょうてんさい・いるか)と判明し(最初に「鯨」と口にして噛んでいた柴田さんでした。)、死因は首を絞められた事による窒息死、死亡推定時刻は30分ほど前だと告げる。ということで、昇天斎がマジックをやっていた時間には海豚は既に死んでいたことになる。「じゃあ、あのマネキンは何なんだ?誰なんだ?」と松山さん。すると船長が「霊の仕業なんですよ」と言い、絵里子は「超能力があるように霊もこの世には存在するかも知れないわね」と否定しなかった。そして、ちゃんに「どうして知ろうとしないか分かる?」と尋ねる。「どうしてですか?」とちゃんが問い返すと「知ったところで、霊とか超能力とか、そういう不思議な力の前では人間は無力だからよ。だから知らない振りをして目を背けるの、怖いから」と小馬鹿にしたように答える。が、すかさず「違います」とちゃん。そして、自分も不思議なことは好きだし、超能力とか本当にあったらいいなと時々思ったりもする、偶然起こったことを奇跡だと呼んだりするのも素敵だと思うが、今、この船で起こっていることは絶対に超能力や霊の力で起こっていることではない、と言い「今ここで起こっていることは、悪意に満ちた犯人が起こした殺人事件なんです」とはっきりと言った。

松山さんと柴田さんも「そう思う」とちゃんに同意するが、絵里子は腕組みしたままちゃんから離れていき、船長は左腕をぐるりと回した。で、船長のその動きを目にしたちゃんは「そうか、そういうことか」と漏らし、笑顔になり、「謎は解けたよ、ワトソンくん」で、松山さんが「ワトソンくん、万歳!」柴田さんが「万歳!」、ちゃんも加わって「万歳!!」(ここでAパート終了。経過時間は8分弱ということで、やたらと短いAパートでした。Bパートは17分半強ということになります。(でも、舞台劇部分は13分弱ですけど...))

船長が絵里子に語りかける。「犯人が分かったんだってさ。」これに「一体誰だって言うのよ」とバカにしたように言う絵里子。そこに三味線の音が届いてきた。「♪大波小波かき分けて~」いつもの口上を曲に乗せて歌うちゃん。「その名も人呼んでケータイ刑事銭形海。私の碇で沈みなさい!」からストラップを投げる。(バンク映像はなし)で、黒子が鎖を持って出てきて、船長と絵里子が鎖に縛られて出てくる。(夏舞台や文化祭の時と同じやり方ですが、人海戦術という「・1st.9話」のやり方の方が面白いのですけど...)で、黒子がちゃんに鎖を渡し、ちゃんが鎖を引くと、(大回転なしで)その場に倒れ込む船長と絵里子。(黒子は赤い碇と鎖を片付けて退場。)

「一体何なんですか」「私が何をしたと言うのよ」と船長と絵里子。ちゃんが「連続殺人事件の犯人は、港圭一さん、磯崎絵里子さん。あなたたちですよね」と言う。が「何をバカなことを」と絵里子は言うと「私がやったっていう確かな証拠が?」と言いだす。これにちゃんが「港さんの手の甲に張ってある絆創膏です」と答え、松山さんが船長の左手を取り押さえようとするが、左手を振り解く船長。ちゃんはその絆創膏は海豚が殺された後に貼ったもので、傷は海豚を絞殺しようとした時に出来たものだと言う。(抵抗した海豚の爪が船長の手の甲をひっかいた。)で、海豚の爪の中に残っている皮膚と船長の皮膚を調べたら一致するはずだと言い、続けて海豚に変わってマネキンを演じて昇天斎を殺したのも船長だ、と言い「それには絵里子さん、あなたも共謀していた」とちゃん。これに絵里子は悪びれた所も見せず鼻に掛けて笑っただけだった。が、船長は観念したのか「もう終わりにしよう、絵里子」と言い、「銭形さん、あなたのおっしゃる通りですよ」とちゃんの言ったことを認め、(長い)語りが始まる。

黒板消しにウラリを塗ったのも、飲み物にオズマゴロシを入れて小板に渡したのも自分だと認めて、「私が4人を殺しました」と自白する。ちゃんが「どうして?」と動機を尋ねると、船長は続けて語る。15年前、一人の超能力少女が脚光を浴びた。母親と二人三脚で様々な超能力を披露して時の人となった。そんな少女の人気に目を付けたのがテレビ局のプロデューサであり、科学者とマジシャンをつかって少女の超能力は本物かを検証する番組を作った。(この番組が「超能力者バスターズ」)そして、少女の嘘が暴かれた。そして何処へ行っても嘘つきと罵られることになった。また、母親は娘にインチキをさせた罪の重さから自ら命を絶った。少女は施設で育てられたが、母を死に追いやった3人の男を忘れることが出来ず、いつか必ずその3人の男たちの命を奪ってみせると復讐を誓った。それから10年以上が経過してから、少女の前に父親が現れた。母と自分を捨てた父を許せなかった少女、父はどんなことをしても娘に償いたいと思った。そんな父に娘は悪魔の誘い「3人の男を一緒に殺して欲しい」と持ちかけ、父はそれを叶えてやろうと思った。

その少女というのが絵里子であった。船長は「4人の男を殺したのは全て私です。絵里子は誰一人殺めていない」と言ったが「違うわ」と絵里子。「あの人が言っていることは全部デタラメ」と言い「私が全部超能力で殺したのよ」「私は本物の超能力者」と主張する。そして自分が超能力者であることを証明するとして、船長を指差して「あなたはもうすぐ死ぬ。この場でね」と予言した。更に、これによって超能力は本物だと認めざるを得なくなり、自分は罪には問われない、と口にする絵里子。で、船長の側に移動すると「最後に一つ、いいことを教えてあげましょう」と言い、船長の話の中で娘が一番恨んでいたのは、自分と母親を捨てた父親だと告げ「必ず当たるわ、私の予言は」と言い、十字を切ると、祈りを始めた。

それを見た船長は柴田さんを突き飛ばして逃げると、上着に隠していた毒を取り出し、それを口にした。そして「絵里子は本物の超能力者ですよ」と言うと、苦しみだし、そのまま絶命した。で、柴田さんが「5時25分、死亡確認」と、船長の死を確認した。

すると絵里子は「ほらね、当たったでしょう」と言って誇らしげに笑い出した。これに「許さん、俺はお前を絶対に許さないからな」と松山さん。すると絵里子は涙を浮かべた。大きく深呼吸をして息を整えた絵里子は、ちゃんの前に歩み寄ると、すっきりとした表情になっていて、両手を前に出して「行きましょうか」と言った。で、松山さんから手錠を受け取ったちゃんが「連続殺人教唆容疑で逮捕します」と言って絵里子に手錠を掛けたが、絵里子は「果たして法律で私が裁けるかしら。楽しみだわ、とっても」と、自信は失っていなかった。で、柴田さんが絵里子を連行していき、ちゃんはそれを見送っていたが、切なさを感じていた。

松山さんが「終わったな」とちゃんに言う。「お疲れ様でした」とちゃんが返す。松山さんは「何か後味の悪い事件だったな」と感想を漏らす。ちゃんは絵里子が泣いていたことを口にして「あの涙が全てを語っていたような気がします」と言った。で「気分を変えて、最後はあれをやりますか!」と元気に言うちゃん。が、松山さんは頭の中でモヤモヤしていることがあり、「十の位と一の位...」と言う。すると海ちゃんは「松山さん、まだ分かってなかったんですか?」とちょっと小馬鹿にしたように言った。(こういうのはちゃんが得意としていました。)で「当たり前じゃないですか、パパ...」(噛んじゃって、笑っていたちゃん。→舞台ならではですね。まあ、こういう経験をして大きくなってくくものですし...)ちゃんは「あれは簡単な数字マジックなんですよ」とあっさりと片付けるが、松山さんは「教えてくれたら日焼け焼き肉で、お前がビキニを着ながら…」と言って教えて貰おうとする。しかし「ダメです」とちゃんは一蹴すると「皆さんも考えてみて下さいね」と言い、「じゃあ柴田さん、いきますか!」と催促した。で、柴田さんが「銭形海」と入った団扇と横断幕を巻いたものを持ってきて、団扇をちゃんに手渡し、横断幕の片方を松山さんに渡す。「せ~の、で引っ張って下さい」と松山さんに言い、「せ~の」。が、柴田さんと同じ方向に動く松山さん。(というボケが入る。)

で、改めて「せ~の」で横断幕が広がっていく。そこにはサブタイトル「シリーズ最後の舞台!!ついに公開!後悔しないよ!死の航海! ~超豪華客船キングアンドリウⅡ世号殺人事件」の文字があり、ちゃんが団扇をひっくり返すと「」とありました。(いつものようにタイプライターの音が入るが、余りにも短かったです。)

ということで、物語の方はここまでで、経過時間は途中のCMを省いて、20分40秒。つまり、あと4分50秒の本編時間が残っている。ここから後は、1st.の夏舞台の時と同じように、カーテンコールのおまけコーナーに突入です。

カーテンコールの拍手の中、舞台中央にちゃんが登場し、左右に松山さんと柴田さんを従えている。また、舞台の左右からは、セーラーちゃん(3人います。)を含めた他の出演者たちが登場。(セーラーちゃんを除いて)横一列になると、主題歌を歌い始める。(一応「海のうた」ということになっているけど、TVシリーズの放送では一度もこの表示は出ていない。が、「文化祭」のDVDで初めてそのように出たことで、もはやこのタイトルからの変更というのは無理ですね...)1番から歌い始め、林さんのナレーションもしっかりと入る。が、途中で何度も詰まってしまうちゃん。それだけ一生懸命演じてきたということの証拠でもあります。尚、歌の途中からキャスト、スタッフのテロップが画面下に流れるが、レギュラーの3人以外でも今回は役名までしっかりと出ました。

歌い終わり、順番に退場していき、レギュラー3人が残り、柴田さんが退場すると、松山さんがハンカチを取りだしていて、それを見たちゃんが照れ笑いを見せる。「涙を拭けよ」という仕草をして、ハンカチを渡すと、「ありがとうございます」とちゃん。(このように礼儀正しい所は好感が持てる所です。)で、松山さん退場。最後に「みなさん、本当にありがとうございました」と言って深々とお辞儀をしてから、笑顔で手を振っていたちゃん(ちゃん)でした。

次回は3クール続いた「銭形海」の最終回ということで、通算では39話、3rd.13話となる「さらば松山刑事! ~愛のメモリーは聞こえるか?」という物語である。松山さんがパプアニューギニア警察に移動が決まったということだが、ここの所は銭形の相棒って、海外へ行くことが多いですね。(五代さんは沖縄でしたが、本州から出るということでは一応「海外」みたいなものですし...)また、松山さんの昔の相棒が登場ということで、それが木之元さんです。「波越哲平」ということで、岩城創(「太陽にほえろ!」のロッキー)ではありませんでした。(ロッキーは「太陽にほえろ!」で殉職していますしね。)

ちゃんはやはり前の夜におじいちゃまから松山さんの異動を聞かされていて、何かプレゼントを用意しているものと思いますが、やっぱりイルカのストラップですかね?また、お姉ちゃまも最終回で「二階級特進で警視監」になったが、ちゃんもやはりラストでは警視監に昇進することが語られるのでしょうかね。→今のところは発表されていないが、来るべき「M3」があることでしょう(岡野さんとコンビを組むことになると思われる。)で、早くて今年の秋、遅くても来年の2月か3月公開で、それをもってちゃんが「ケータイ刑事」から卒業することになると思います。(ちゃんも来年春に高校卒業ですから...)

鑑識メモ。舞台終了後の客席にちゃん、松山さんを従えた柴田さんがいる。で「ケータイ刑事の舞台、終わってしまいました」と力んで言うと、「松山さん、如何でしたでしょうか?」と松山さんにふる。「いや、何をしても勉強ですね。楽しかった」と優等生的なことを言っていました。続いて「ちゃん、どうでした」と柴田さんはちゃんに尋ねる。「色々なゲストの方も来て頂いて、本当に心に残る舞台になりました」と答えていました。で、柴田さんは涙ぐみながら「私、柴田も終わった瞬間に、泣いてしまいそうでした」と言い、「ありがとうございました」と続ける。ちゃんも「ありがとうございました」と言って軽く会釈する。一方、松山さんは「泣いてしまいそうじゃなくて、泣いてるじゃないか。明るくいこう」と突っ込んでいた。で柴田さんは「泣いちゃいました」と訂正していました。

続いて、今回が最後となる(はずの)「私の碇で沈みなさい」という着ボイスDLのお知らせが続き、これにて終了でした。(最終回はDLのお知らせではなくて、海ちゃんと松山さんのご挨拶になるはずです。)

今回の物語は、舞台の完結編ということで、3回に分けて放送された物語の完結編であったが、内容がいつもと比べて薄くなってしまっているのは辛い所でした。また、稽古の時間も少なかったのか、結構噛んでいるところがあって、舞台公演と言うことではレベルは高くなかったですね。(TVシリーズのお祭ということでの舞台だから許される所があるが、単独の舞台公演だったら、準備不足も露呈していて、レベルとしては低いものと言わざるを得ません。→この点は大いなる反省点でもある。)「謎は解けたよ、ワトソンくん」は出てきたが、「警視庁から入電中」と「寄せる、悪のさざ波」が出てこないだけで、こうも印象が変わってしまうのだから、いつものフォーマットに如何に慣れきっているのか、ということを痛感することになりました。

舞台公演を否定することはしないけど、それを放送することについては、考え直すべきという宿題が残った、ということで、よろしいかと...何せ、舞台だけでDVDをリリースするのだから、細切れにしていつものレギュラー放送に入れる必要はないですからね。時間の制約もあって、突然飛んでしまったような部分もありましたし、細切れにすることで確実にテンションの持続が困難になり、消化不良という所が出てきましたからね。(スペシャル枠を設けたら、時間の制約からは解き放たれることになるので、舞台の面白さがより伝わるようになります。)これが地上波なら、放送に関しては「失敗」と言われてもおかしくないが、BSならではの果敢なチャレンジをしたということだけは多いに評価できるところである。ただ、分割して見るのではなく、通して見るべきです。(→今後予定している「改訂版」は、より長くなるけれど、1話ごとに分割するのではなく、舞台はまとめて1つにするかもしれません。(長さのことから複数に分けるかも知れませんが...))

ところで、今回の舞台の物語って、夏舞台と「恋日・ニュータイプ」の第4話の設定を足し合わせてアレンジしたような内容になっていたけど、もう少し練り上げて欲しいところでした。また、キャラとしても海ちゃんが霞んでいて、クイーンが喰ってしまったという舞台でした。

舞台だ、文化祭だ、ということで、捜査会議がちょっと疎かになり、それが今回の舞台にも影響していたようですね。「銭形海」は時々傑作と言うことの出来る物語もあるが、シリーズ構成では所々アナがあって、それが同じネタを連続させたり、キャラがぶれるということになったが、この点は反省点として今後に活かしてもらいたい所です。

 

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 1

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  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD

ケータイ刑事文化祭inゴルゴダの森~銭形海+THE MOVIE 2.1~

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  • 出版社/メーカー: ハピネット
  • メディア: DVD
↓こういうものを思い出します。
インチキ霊能力者にダマされるな!―正しい霊能の見分け方、使い方を公開!

インチキ霊能力者にダマされるな!―正しい霊能の見分け方、使い方を公開!

  • 作者: 松林 秀豪
  • 出版社/メーカー: アクア出版
  • 発売日: 2005/05
  • メディア: 単行本

不思議現象の正体(トリック)を見破る―超能力や心霊現象に、人はなぜ騙されるのか (KAWADE夢新書)

  • 作者: 安斎 育郎
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2001/04
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超能力のトリック

  • 作者: 松田 道弘
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1985/12
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超能力・トリック・手品 (ものの見方考え方文庫)

  • 作者: ものの見方考え方研究会
  • 出版社/メーカー: 季節社
  • 発売日: 1994/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
超能力(メンタル)マジックの世界

超能力(メンタル)マジックの世界

  • 作者: 松田 道弘
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 1993/07
  • メディア: 単行本
超能力のなぞをとく―マジックのなぞとき実験

超能力のなぞをとく―マジックのなぞとき実験

  • 作者: 猪又 英夫
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
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清田益章の超能力開発講座―エスパーが教える念力・透視・テレパシー!

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  • 出版社/メーカー: 学研
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  • メディア: 単行本
↓人海戦術の「泪・1st.9話」(公開収録)はこれにあります。
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX I

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX I

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
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「TWIST」 [映画(洋画)]

表題の作品は1992年のカナダ映画「ツイスト」である。この作品は、1950年代にアメリカでブームとなったツイストを追ったドキュメンタリー・フィルムである。ということで、当時のツイスト・ブームを知る貴重な資料にもなる作品である。

作品データを記しておくと、時間は78分、製作と監督はロン・マン、製作総指揮はドン・ハイグ、撮影はボフ・フレスコ、音楽はニコラス・スターリングとキース・エリオットの2人である。そして出演は、チャビー・チェッカー、アレサ・フランクリン、ハンク・バラード、ジョーン・バック・キーン、ジミー・ピートロス、コーリー・アトキンス、ディー・ディー・シャープ、ママ・ル・パークス&ザ・パーケッツ、たちである。

ドキュメンタリーであるため、ストーリーというものは特にない。が、「ツイスト」の歴史というものを、ツイスト誕生前のダンスの紹介から、ブームに火が付いて若者たちの間にあっという間に浸透していく様、数々の亜流まで生まれた絶頂期が順を追って語られている。

更に、一世を風靡したシンガーやダンサーたちへの当時のインタヴューがあるのは貴重な所である。(現在のインタヴューもある。)

本作は、映画ファンではなく、'50'sや'60'sのカルチャーを知る貴重な資料でもあるので、古き良き時代について知りたいという方は必見である。また、'50'sから'60'sの、所謂オールディーズ・ソングを聴くという方も見ておきたいものである。また、'80'sや'90's以降のダンス・ミュージックについて知りたいという方も、「ダンス」の歴史を知るということで、目を通しておかれることをお薦めする。

それにしても、当時のインタヴューなど、貴重なフィルムがよくもまああったものですね。それだけでも、映画作品ではなく、文化資料としての存在価値があります。

 

ツイスト!

ツイスト!

  • 出版社/メーカー: ナウオンメディア(株)
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「必殺!」(その9) [映画(邦画)]

今回は、中村主水が亡くなった後、新に「必殺」の看板を背負うことになった勇次を主役にした作品です。TVシリーズでは「必殺仕切人」で主役となった勇次であるが、劇場版でも主役に昇格したことで、新たな必殺の看板になるはずだったのですけど...

シリーズ第7作必殺! 三味線屋・勇次」(1999年)
作品データを記しておくと、1999年の松竹京都映画の作品で、時間は101分である。監督は石原興、脚本は野上龍雄、撮影は藤原三郎、音楽は平尾昌晃と長部正和の2人である。そして出演は、中条きよし、中尾彬、阿部寛、天海祐希、清水健太郎、石橋蓮司、名取裕子、藤田まこと、たちである。尚、藤田まことは主水ではなく、上方から江戸に流れてきたかつての仕事人の元締・伝兵衛として登場している。

江戸の町では秘薬・回春丸が大人気になっていた。が、回春丸の服用者に死人が出たことから、その開発者である上総屋は人々から人殺しの汚名を着せられ、父娘で姿を隠す。が、悪徳薬問屋の富貴屋によって上総屋は囚われの身となり、行方不明の父を思う娘・おとよは夜明かしの女将となっていた。そんな中、上総屋が富貴屋に囚われていることを知り、上総屋を助けだそうと弥助は動く。しかし、上総屋は富貴屋の療養所で死んでしまい、自殺のように見せかけて上総屋の死体を川に流す富貴屋。弥助は勇次に富貴屋殺しの仕事の依頼をしたが、情が絡んだ仕事は受けられない、と勇次は拒否。仕方なく弥助は内田という仕事人と共に富貴屋に乗り込むが、内田は富貴屋に通じていて、弥助は返り討ちに遭った。更に富貴屋の背後にいた火盗改・坂巻は、弥助を獄門さらし首にして、それを見たおとよは失意の末に自害してしまった。それを知った勇次は、窃盗集団の元締・お喜和と弥助の上方時代の仕事人の元締・伝兵衛らと共に、富貴屋一味に立ち向かって行く...

「必殺」シリーズの劇場版と言えば、仕事人が陰謀に巻き込まれて命を狙われる、というのがパターンであったが、本作はそういうことは排除し、TVシリーズの延長線上にくるような物語となっている。ということで、スケールは小さくなり、時間的なことからもTVシリーズのスペシャルというような感じの作品になっている。が、じっくりと人間関係を描いているので、「必殺仕事人」(特に「Ⅲ」)以降のショーのような派手さはないが、作風は前期「必殺」シリーズを思わせる作品になっている。また、後期「必殺」シリーズらしく、時事ネタをベース(回春丸の元ネタはバイアグラです)にしているなど、後期「必殺」シリーズの要素もしっかりと出ている。もっと評価されても良い作品ですけどね...

 

必殺!三味線屋勇次

必殺!三味線屋勇次

  • 出版社/メーカー: GPミュージアムソフト
  • メディア: DVD

↓参考まで

必殺シリーズ完全殺し屋名鑑 月が笑ってらぁ編 (ザ・テレビジョン文庫)

必殺シリーズ完全殺し屋名鑑 月が笑ってらぁ編 (ザ・テレビジョン文庫)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2001/02
  • メディア: 文庫

必殺シリーズ完全殺し屋名鑑 荒野の果てに編 (ザ・テレビジョン文庫)

必殺シリーズ完全殺し屋名鑑 荒野の果てに編 (ザ・テレビジョン文庫)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2001/02
  • メディア: 文庫

必殺シリーズ完全闇知識 やがて愛の日が編 (ザ・テレビジョン文庫)

必殺シリーズ完全闇知識 やがて愛の日が編 (ザ・テレビジョン文庫)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2001/08
  • メディア: 文庫


ZEBRAHEAD『PLAYMATE OF THE YEAR』 [音楽(洋楽)]

月曜日の一番が久しぶりに洋楽アルバムに戻りました。4月からは一部の順番を変更する予定でいます。(今週と来週の月曜の1本目は洋楽アルバムとします。)



表題のアルバムは2000年に発表された彼らの3枚目のスタジオ・アルバムである。人気を獲得することになったアルバムであり、ラップ・パンク系バンドのサウンドとしてはとても聴きやすく、かなりポップなアルバムになっている。

収録曲は以下の全12曲である。(JP盤はこの後に2曲のボーナス・トラックがあるようですけど...)『I Am』『Playmate Of The Year』『Now Or Never』『Wasted』『I'm Money』『Go』『What's Goin' On?』『Subtract You』『Hell That Is My Life』『E Generation』『Livin' Libido Loco』『In My Room』。

この中からはアルバム・タイトル・ナンバーである『Playmate Of The Year』がシングル・カットされてヒットを記録している。

本アルバムからの筆者のお薦め曲は、シングル・ヒットを記録した『Playmate Of The Year』と、『I Am』『I'm Money』『Subtract You』『Livin' Libido Loco』『In My Room』というところをピックアップしておく。アルバム全体を通して緩急のバランスがよい構成になっていて、この曲をというよりも、アルバム全体を通して聴くべきだというアルバムである。

キャッチーな曲が続くということ、そして全体的にカリフォルニアの青い空のような爽やかな雰囲気のある曲が続くと言うことで、肩を張らずにリラックスして聴くことが出来るのだが、こういうアルバムというのは何かという時に耳にすると、気持ちが良くなる。ということで、元気を出したい時などには処方箋として、手元に置いておくことをお薦めしたいアルバムである。楽しみながら気分良く楽しみましょう!

 

Playmate of the Year

Playmate of the Year

  • アーティスト: Zebrahead
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 2000/08/24
  • メディア: CD

↓SACDでもリリースされています。

Playmate of the Year

Playmate of the Year

  • アーティスト: Zebrahead
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 2000/10/24
  • メディア: CD


篤姫#12 [ドラマ]

薩摩編は今回までということで、今回は薩摩を旅立つ所まで、という物語。今後もしばらくは薩摩も出てくるが、篤姫が今後薩摩の地にということはない。ということで、細かく分けると、今泉編と鶴丸城編に分けられる「薩摩編」はここまでということになりました。

物語は、薩摩に別れを告げるための儀式と逝っていいものがたっぷりと描かれていて、まずは江戸に出立する篤姫のお披露目の宴ということで、家臣たちとの対面が続く。

途中で、ちょっとうんざりという表情を見せていたところが良かったですね。で、久しぶりに父と母と対面することになったが、感情を抑えきれなくなって泣き崩れてしまった。で、幾島がそのことを厳しくしかる。が、その後で斉彬は今泉島津家の面々を呼び、久しぶりの水入らずの対面をする事が出来た。→分かっているが、ちょっとウルウルと来ました。

そして、ついに江戸に出立する日がやってきた。籠に乗り、今泉島津家を通り、桜島が見える思い出の場所へ向かう。そして、桜島に薩摩を守ってくれるように願った。

途中で尚五郎は行き先を察知して駆けてくるのは良いのだが、それまでは失恋の傷を何処かに引きずっていた尚五郎だったが、本当に薩摩から旅立っていく篤姫の姿を目にして、今度こそようやく吹っ切ることが出来たようですね。

船に乗った篤姫は桜島を眺めながら涙を流した。そして幾島に「お前は嫌いだ」と言ってから「薩摩を思って泣くのはこれが最後」と誓った。

篤姫の旅立ちということで、今回は「別れ」ということがベースに置かれる物語であったが、それぞれ異なる立場の登場人物たちがそれぞれ違った反応をしていて、これまでの物語に区切りを付けることになり、いい感じにまとめていましたね。ただ、「お涙頂戴」の方向に持っていこうとするのがちょっと多すぎましたけど...

今泉の父が、篤姫を見送った後に倒れたが、これは今後も何かあれば登場させようという魂胆のように感じてしまったのですけど...

今回は涙と笑顔の両方が印象に残った篤姫であるが、あおいちゃんはやっぱり上手いですね。ただ、泣きの演技はちゃん(芽以ちゃん)の方が一枚上手だと思いますけど...(何処かにちゃん、更にはちゃん、ちゃん、ちゃんを出演させてもらいたいと思っているのですけど...)

次回からは江戸に入る前で、篤姫は京にいるということになる。その後に江戸に輿入れすることになるが、簡単に輿入れとはならず、ちょっとドラマが展開されることになるが、まずは新たな登場人物を学んでおかなければ...

 

↓再びこれで登場人物を学んでおきましょう。

NHK大河ドラマ・ストーリー 篤姫 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)

NHK大河ドラマ・ストーリー 篤姫 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)

  • 作者: 宮尾 登美子
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2007/12/20
  • メディア: ムック

篤姫―NHK大河ドラマ歴史ハンドブック (NHKシリーズ)

篤姫―NHK大河ドラマ歴史ハンドブック (NHKシリーズ)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2007/12
  • メディア: 単行本
NHK大河ドラマ「篤姫」 (カドカワムック 263 別冊ザテレビジョン)

NHK大河ドラマ「篤姫」 (カドカワムック 263 別冊ザテレビジョン)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 角川ザテレビジョン
  • 発売日: 2007/12
  • メディア: ムック
↓一応こういうものを

薩摩大隅・桜島

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ワラヂヤ出版
  • 発売日: 1997/12
  • メディア: 単行本

写真集 桜島―火山幻想

  • 作者: 西井上 剛資
  • 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
  • 発売日: 1993/02
  • メディア: 大型本

薩摩歴史散歩―燃える桜島 (1978年)

  • 作者: 中村 光至
  • 出版社/メーカー: 創元社
  • 発売日: 1978/07
  • メディア: -
↓名前を出したから一応...
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX II

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX I

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 1

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  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD

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