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篤姫#11 [ドラマ]

今回は、またも青春ドラマに戻っちゃいました。薩摩を舞台にした物語もまもなく終わるが、やり残していたことをやっておこうということですかね。が、今回は人物描写がしっかりと出来ていて、篤姫、尚五郎、斉彬、幾島がそれぞれの持ち味をしっかりと出していました。

そんな中、御台所になる決意をした篤姫は完全に人が変わって、熱心に学びの日々、修行の日々を続けていたが、尚五郎の名前を聴くと、スイッチを切り替えたように昔に戻り、そして飛んで行った。(文字通り「飛んで行った」という表現がピッタリでした。)→この部分が今回の全てでしょう。全ては篤姫と尚五郎の再会のために、サイドストーリーがあったという感じでした。

実の父に御台所ということを話した斉彬。その言葉に舞い上がった父、落ち着いていた母、口の軽い兄。三者三様の反応は面白い所でした。で、兄が尚五郎に話し、またまた尚五郎の(失恋)青春ドラマに戻り、尚五郎だけがまたもピエロ状態になって話が進んでいく。西鄕と大久保も頭角を現してきていることが描かれているが、尚五郎ピエロとの対比はなかなか面白い所でした。

今回のメイン・イベントである「篤姫と尚五郎の再会」。全て斉彬の計らいによって実現したことであるが、上に立つ者らしく人を見目があるという所がしっかりと描かれていました。また、心配する幾島の行動も当然であろうが、キャラがしっかりと描かれていました。

再会した二人は囲碁をということで、二人きりにしてもらえたが、そうなると、篤姫が直ぐに昔のじゃじゃ馬時代に戻って笑顔を見せ、尚五郎も昔を思い出す、というのも、人物描写が上手くできている所であった。尚五郎は篤姫のことを「あなた」と言うが、直ぐに「あなた様」と言い直すなど、昔に戻っても主従上下関係を思い出し、戸惑いと自分の手の届かない大きな存在になったことを上手く表現していました。そして、篤姫が大きく成長したことを知った尚五郎も、今後が楽しみになりました。

その篤姫は、色恋話にだけは疎い、ということを間接的に斉彬から話されるが、それが分からないというのもキャラが出ていて面白い所でした。

今回の物語では、それ以外の部分、つまり、江戸での話やお近の香はちょっと浮いていて、別になくても良かったように思った所である。特に江戸の方は、薩摩編の総決算に向かっているだけに、簡単に語りだけで済ませるだけでも良かったかと...→大風呂敷を広げて、それを完全に畳むことが出来ない状態になっている...

で、江戸に出発する日が告げられ、その日まで一月弱ということで、青春ホームドラマも(本当に)まもなく終了ですよね???

おまけ:今回の篤姫の笑顔は、「銭形愛・17話」で五代さんのお見合いを影からチェックしている悪戯っぽさのちゃんの笑顔を思い出しました。

 

(新装版) 天璋院篤姫 (上)

(新装版) 天璋院篤姫 (上)

  • 作者: 宮尾 登美子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2007/09/07
  • メディア: 単行本

(新装版) 天璋院篤姫 (下)

(新装版) 天璋院篤姫 (下)

  • 作者: 宮尾 登美子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2007/09/07
  • メディア: 単行本
篤姫―NHK大河ドラマ歴史ハンドブック (NHKシリーズ)

篤姫―NHK大河ドラマ歴史ハンドブック (NHKシリーズ)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2007/12
  • メディア: 単行本
NHK大河ドラマ・ストーリー 篤姫 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)

NHK大河ドラマ・ストーリー 篤姫 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)

  • 作者: 宮尾 登美子
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2007/12/20
  • メディア: ムック
篤姫の生涯

篤姫の生涯

  • 作者: 宮尾 登美子
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2007/11
  • メディア: 単行本
↓尚五郎にはピッタリ???
ゆかり先生の囲碁初級教室〈1〉

ゆかり先生の囲碁初級教室〈1〉

  • 作者: 梅沢 由香里
  • 出版社/メーカー: 日本棋院
  • 発売日: 2002/06
  • メディア: 単行本
ゆかり先生の囲碁初級教室〈2〉

ゆかり先生の囲碁初級教室〈2〉

  • 作者: 梅沢 由香里
  • 出版社/メーカー: 日本棋院
  • 発売日: 2002/07
  • メディア: 単行本
↓やっぱりこれを...
ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

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TwellV・神宮前名画座「FLYING LEATHERNECKS」 [映画(洋画)]

今週の神宮前名画座で放送されたのは、1951年のアメリカ映画「太平洋作戦」でした。この作品は、1955年の日本公開の時はそのタイトルであったが、1963年のリバイバル公開された時には邦題が「太平洋航空作戦」と変更された。

作品データを記しておくと、ビデオでの時間は98分ということになっているが、今回放送されたものは91分であった。原作はケネス・ガメット、監督はニコラス・レイ、脚本はジェームズ・エドワード・グラントとB・レイ・Jr.の2人、撮影はウィリアム・B・スナイダー、音楽はロイ・ウェッブである。そして出演は、ジョン・ウェイン、ロバート・ライアン、ドン・テイラー、ジャニス・カーター、ジェイ・C・フリッペン、ウィリアム・ハリガン、ジェームズ・ベル、バリー・ケリー、モーリス・ジャラ、アダム・ウィリアムス、たちである。

物語は、ガダルカナル島上陸作戦を描いた戦争映画である。戦闘シーンは当時のドキュメンタリー・フィルムを多く使っている。

1942年の夏、日本軍の攻撃を阻止し、一転して反攻に出るために、ハワイで猛訓練を行っていたアメリカ海兵隊VMF第247戦闘機中隊は、カービー少佐の指揮の下、ガダルカナル島上陸作戦に参加する。冷血な職業軍人であるカービー少佐に隊員たちは不満を持つことになる。が、カービー少佐の主張した作戦が上手くいくと、中佐に昇進すると共に、隊員たちも次第に理解していくことになったが...

戦争映画にしたら、登場人物たちがやたらとのんびりしていて、緊張感が無く、緊迫感も全くない。前線にいる部隊という感じが伝わってこないのは辛い所である。戦闘機も当時のドキュメンタリー・フィルムを流用しているということで、本物という迫力はあるが、物語で言おうとしていることをストレートに表現していないし、これという訴求ポイントも無い。

更に、今回の放送はカラーでの放送であったのだが、着色処理を行ったボケボケの映像だったということもあって、かなり見づらかった。映像が見づらいということに加えて、ストーリーの方にも冴がないため、こんな作品もあるのか、というだけでした。(毎週、これぞという名作を放送している「神宮前名画座」であるが、今回は完全にハズレでした。)→まあ、こういう時もあるでしょうね。

一応本作は、戦争映画として捕らえるのではなく、戦闘シーンのみを当時のドキュメンタリー・フィルムだと思って、資料というように解釈して、そこを見るということでよろしいかとと...

来週は、1949年の「私を野球につれてって」ということで、ここのところ続いた戦争映画からジャンルが変わります。主題歌は大リーグではお馴染みのあの曲であり、明るく楽しいミュージカル・コメディの傑作です。

 

太平洋作戦

太平洋作戦

  • 出版社/メーカー: ファーストトレーディング
  • メディア: DVD

太平洋航空作戦

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  • 出版社/メーカー: アイ・ヴィ・シー
  • メディア: DVD
太平洋作戦

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  • 出版社/メーカー: GPミュージアムソフト
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太平洋航空作戦

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  • 出版社/メーカー: アイ・ヴィ・シー
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太平洋航空作戦

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  • 出版社/メーカー: メーカーオリジナル
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キューティーハニーTHE LIVE #23 [特撮]

クライマックス間近だが、本当に作風が変わっちゃって、ハードな展開で進んで行く。今回は死んだはずのミキと烏川の対決、そして田中夫妻が中心になってました。

まずは、前回のラストで首が飛んだと思ったハニーだったが、実際は首は飛んでなかったんですね。深夜枠とは言っても、そこまでしちゃうとやっぱり問題があるということでしょうか。(そう考えたら、前回のラスト・カットはなかなか上手い構図で撮影できていたと言うことになります。)

ハニーの頼みによって甦ったミキは全てを知る。あの両親もアンドロイドだったということで、全ては如月博士が作りあげたものということになるが、これも凄いですね。でも、その如月博士とパンサークローの間にも何かありそうに思えちゃう。

今回はハニーは機能停止している状態だったので、フラッシュの方は甦ったミキだけになる、と思うのが普通であるが、何と田中のおばちゃんがフラッシュして田中ハニーになったというのには驚きました。それにしても、源さん、中条、田中とフラッシュをしてきたが、こうなると早見がフラッシュするというのが残っていることになるが、これもやってしまうような予感が...(それ以外では、夏ちゃん、烏川、渡が考えられる。→夏ちゃんは普通の女子高生だし、烏川はハニーには興味はないし、渡は中条の下部になっちゃったから、この3人はあり得ないと思うのですけど...)

ハニーを自分のものに出来たと思ったユキだったが、異物が頭を貫いて、そこまでということになってしまった。で、完全に漁夫の利というやつで、戦いに敗れた中条がハニーを手に入れた。が、それを田中夫妻が後をつけていて、ハニーの空中元素固定装置の移植手術をしようとした中条を襲ってハニーを強奪した。で、中条は哀れな状態に...(ここも深夜枠ですね。)

甦ったミキは両親に優しくされる。それにしても何でも記念日にしてしまったら、1年365日全てが記念日になってしまう。最近は祝日の方もかなり増えたが、何でもかんでも祝日法で「○○記念日」を祝日にしてもらいたい、なんて思ったりもする...

ミキの記憶の断片にハニーの記憶が甦る。で、ハニーを助けに向かうミキ。が、烏川が現れ、全てを知る。烏川は以前からミキを欲しがっていただけに、いよいよ決着を付ける時が来たか、と思ったが、まだまだ引っ張ってくれますね。(烏川にトドメを刺すのはミキしかあり得ないでしょう)

田中のおばちゃんの狙いは、自分に空中元素固定装置を移植するのではなく、ユキを下部として利用することだった、というのは、空中元素固定装置には危険があるということを感じていて、自分の腹を痛めないという考えだということが分かるが、いかにもおばちゃんらしい発想ですね。(が、計算通りにいかずに誤算が生じ、そこから破滅へと進んで行くことになるのでしょう)

コスプレを中心とした深夜枠ならではという内容から、エロ&暴力描写による深夜枠という感じになったら、もはややりたい放題になって、どこまで突っ走っていくのか、本当に凄い状況になっちゃいましたね。残り2回。目が離せません。

「キューティーハニー」と言えば「パンサークロー」、「パンサークロー」と言えば「シスター・ジル」の存在を忘れてはならないが、源さんが実はシスター・ジルで、早見と夏ちゃんも関係していた、なんて展開もあり得るかも...(ただのホームレスとは考えにくい源さんですからね。)

 

キューティーハニー THE LIVE 1

キューティーハニー THE LIVE 1

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: DVD

キューティーハニー THE LIVE 2

キューティーハニー THE LIVE 2

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: DVD
キューティーハニー THE LIVE 3

キューティーハニー THE LIVE 3

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: DVD

キューティーハニー (1) (中公文庫―コミック版)

  • 作者: 永井 豪
  • 出版社/メーカー: 中央公論社
  • 発売日: 1995/10
  • メディア: 文庫

キューティーハニー (2) (中公文庫―コミック版)

  • 作者: 永井 豪
  • 出版社/メーカー: 中央公論社
  • 発売日: 1995/10
  • メディア: 文庫

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チャーリーズ・エンジェル・1st.21話 [ドラマ]

今回もいつもより5分繰り下がって26:10のスタートでした。今回の物語は第21話「爆破!豪華客船の惨劇」(原題は「ANGELS AT SEA」)です。物語は、ある?D豪華客船内で不可思議な事故が相次いで起こり、乗客が犠牲になった。ということで、チャーリーの元に調査の依頼が入り、その豪華客船にエンジェルたちが乗り込んで調べることになった。乗客が犠牲になったということから、利用客も少なく、更に出港したら逃げ場のない洋上の密室となる船内で、犯人はエンジェルたちを襲ってきた。ボスレーが襲われ、そしてケリーが襲われた。で、ケリーがその犠牲になったと言うことにして、犯人に罠を仕掛けるエンジェル。で、犯人を捕らえることが出来たが、犯人は船に???e爆弾を仕掛けていた。無線で指示を受けながら3個の爆弾の解体処理を行うエンジェルたち。が、最終的に爆弾は爆発してしまうという。最後の処理を行ったエンジェルたちは爆弾を海に投げ捨てて難を逃れた。

洋上に出た豪華客船が物語の舞台ということで、今回は「クローズド・サークル」という形が用いられている。豪華客船には多くの人間がいるはずだが、そこは乗客が少ないということにして、このシチュエーションを上手く使った物語でした。更に、爆弾の解体処理をという緊張感もあって、サスペンスとしても密度の高い物語でした。

物語がサスペンスの方になったということで、いつものお楽しみは影を潜めることになったが、こういう物語も悪くない。一応、パジャマ姿のボスレーが襲われて、というのがコミカルな所であったが、いつもとは雰囲気の違う物語であった。

ケリーが犠牲になったということにして真犯人をおびき出そうとする作戦は上手い所であるが、スプレーでメッセージを現場に残そうとする犯人ねそういうことをするから墓穴を掘ったということで、これも面白い所であった。また、その犯人が「超能力」ということを口にしていたが、これがこの放送前に放送のあった「銭形海」の物語と上手くオーバーラップしていた(豪華客船、超能力が出てくる。)のは偶然にしても面白い巡り合わせである。(現在、「ケータイ刑事」と「007」の関連について連載しているが、「ケータイ刑事」と「チャーリーズ・エンジェル」との間にも色々と面白い共通事項があるのだが、それについても記していくかも...→「傑作」と言われる作品には何かと面白い共通点があるものです。)

※次回は1st.シーズンの最終話です。ジルの活躍する姿は最後と言うことになります。(一応、第3トーズンに何度かゲスト・エンジェルという形で登場することがありますけど...)で、放送はいつもよりも5分繰り下がった26:10のスタートです。


 

地上最強の美女たち! チャーリーズ・エンジェル コンプリート1stシーズン DVD-BOX

地上最強の美女たち! チャーリーズ・エンジェル コンプリート1stシーズン DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: DVD

地上最強の美女たち! チャーリーズ・エンジェル コンプリート2ndシーズン DVD-BOX

地上最強の美女たち! チャーリーズ・エンジェル コンプリート2ndシーズン DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: DVD

地上最強の美女たち!チャーリーズ・エンジェル コンプリート3rdシーズンBOX (6枚組)

地上最強の美女たち!チャーリーズ・エンジェル コンプリート3rdシーズンBOX (6枚組)

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: DVD

↓「クローズド・サークル」の名作と言えばこれですね。

そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

  • 作者: アガサ クリスティー
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2003/10
  • メディア: 文庫

↓これはまた別の舞台ですけど...


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ケータイ刑事銭形海37話(3rd.11話・感想)+38話(3rd.12話)予告 [ケータイ刑事]

二段構成で記している「銭形海」。放送後の最初は、いつものように簡単な感想と次回予告について、思ったことをそのまま記しています。今回の物語は春舞台の2回目で、通算では37話となる3rd.11話で、サブタイトルはとにかく長~い「シリーズ最後の舞台!!ついに公開!後悔しないよ!死の航海! ~超豪華客船キングアンドリウⅡ世号殺人事件 ~捜査編」です。

前後編の2回ならばともかく、3回に分けて放送となるその真ん中の回となると、基本構成は「起承転結」の「承」と「転」の部分ということになるだけに、かなり苦しいことになるのだが、なかなかどうして、楽しい趣向を色々と凝らしていましたね。が、物語の展開は実に遅く、これだけを単独で見るにはちょっと辛い所がありました。(やはり、次回の後に3話をまとめて見直すべきですね。)もしも今回の物語で初めて「ケータイ刑事」を目にしたという人がいたら、何が何だかさっぱり分からないようなネタがたっぷりだったということは間違いないでしょうね...

最初に40秒強で「前回のあらすじ」というのが流れたことにより、おさらいにはなったが、そんな短い時間で済んでしまうのだから、物語の進展が如何に遅かったか、お楽しみのネタが満載だったと言うことを改めて感じることになった。舞台は生で見るのが一番であるが、それを放送する場合は、やはり1時間以上の枠で一挙に放送するべきだということも感じた所でした。

前回はクイーンだったが、今回はクイーン金剛地さんが主役という感じで、松山さんにも見せ場が与えられていたが、ちゃんは完全に脇役になっていました。昇天斎のマジックの手伝いをさせられていたが、プロンプターの役割をも担っているセーラーちゃんの班長と言った方が適切だったような気がしました。

柴田さんの歌はもはやお馴染みの曲だし、舞台だからこそ許される所である。(船長が色々とツッコンで切れかかっていたが、その気持ちはよく分かります。)で、ここぞとばかりにフィンガー5『学園天国』を意識しちゃって...(柴田さんの世代なら、「フィンガー5」でしょう。)

また、松山さんも『愛のメモリー』ではなくて『カンのメモリー』を熱唱していましたね。『愛のメモリー』は松崎さんの代表曲だけど、『カンのメモリー』をたっぷりと歌うことになろうとは、「M2」のサントラ盤のレコーディングの時には思っていなかったでしょうね。で、今後松崎さんのディナーショーでは、『カンのメモリー』も必須の曲になったりして...

今回の物語は、第二の事件の謎解きと、第三の事件が発生するというものだったが、こんなに簡単に記すことが出来るのだから、如何に展開が遅かったか、ということになる。で、展開が遅くなったのは、歌とお約束のネタがたっぷりだったということになるのだが、ちょっとくどさも感じた。(舞台公演としたら良いのだが、それを30分枠×3の中で放送するとなると、歌ばかりが目立ってしまって、これは何だ?ということにもなりかねない。)これを教訓として今後に生かして貰いたい所である。

第二の事件の謎解きで、松山さんが珍推理を口にするのもお約束。松山さんのキャラを上手く活かしていた所であった。で、死因がウラリということで、第一の事件がオズマゴロシだったので、「ケータイ刑事」でお馴染みの毒物は揃いました。

・2nd.3話」に登場したネタを盾にしたクイーン。が、このネタは「・3rd.8話」でも出ていただけに、ちょっとうんざりしてしまいます。→2nd.で「利き腕」を鍵にした物語が続いた時期があったが、舞台(2nd.では「文化祭」)の準備によってシリーズ構成(捜査会議)が少し疎かになった弊害がここにも現れていました。

本来は全く独立しているキャラであるクイーンたちだが、「3rd.1話」の時と言い、今回といい、「ケータイ刑事」に関して色々と学んでいる。「007」において、初代ボンドの時には「スペクター」という宿敵となる組織が存在していたが、「ケータイ刑事」においては、「クイーン」ばかりが集まった秘密結社が存在しているのではないか、という気がしてきた。(当然、首領もクイーンであり、構成員も全て「○○クイーン」である。)で、銭形に勝つまでは次々と挑戦してくる。挑戦してくるクイーンの顔がいつも宝積さんであることに関しては、組織の掟として同じ顔にすることで、誰が首領なのかを悟られないようにしていて、誰もが首領の影武者でもある、と考えたら楽しくなってくる。→これに関しては別途、たっぷりと記すことにする。

今回は「冷え性」ネタをクイーンが口にしたが、「銭形海」ではこの「冷え性」ネタに関しても色々とバラエティに富んだことになりましたね。ちゃんもクイーンに言われたら「セクハラですよ」とは言えないし...

今回の物語で最も華やいでいた所は昇天斎のマジックである。ちゃんをアシスタントにしちゃって、やってくれました。が、このマジックというのは古くからあるものであって、トリックの方も広く知られているものである。(マジックのタネは明かさないのがお約束なので、ここには記さないことにするが、マジックの本を読んだら必ず出てくるような有名でありポピュラーなものです。)

尚、マネキンを使っていたことで「恋日・3rd.3話」の「マネキンの恋」や映画「マネキン」等を思い出しました。→今回は物語の展開が遅い上に、お楽しみのサービス編と言った性格のものだったから、そういう方への頭の回転もしていました。

次回は、舞台の完結編となる3rd.12話(通算では38話)で、サブタイトルは「シリーズ最後の舞台!!ついに公開!後悔しないよ!死の航海! ~超豪華客船キングアンドリウⅡ世号殺人事件 ~解決編」です。残りは舞台の完結編と「さらば松山刑事! ~愛のメモリーは聞こえるか?」だけになりました。次回予告を見た範囲では、やっとちゃんが栄えるような所が出ていました。一応、公式HPの更新を見て、火曜日にUPする方にもう少し詳しく記すことにします。

鑑識メモの方は、やはり「さかなへんの漢字」シリーズではなく、公演の時に収録したものでしたが、柴田さん一人でボケていても面白くありません。今回はここも3回に渡る真ん中であって、繋ぎという感じが漂っていました。

その後の「着ボイスDL」のお知らせは、最終回はご挨拶になるのが恒例だから、次回が最後の登場になるはずです。また、海ちゃんCM(インフォマーシャル)の復活も無く、その後の15秒のCMは「東京少女・セピア編~古都少女」になると思っていたらそうはならず、別のものでした。「東京少女・セピア編」の最後の締めをちゃんがやってくれるのに、どうしてここに流さないのか...(木曜深夜のアニメ枠でゲット済とはいうものの、ちょっと寂しい所でした。)

 

ケータイ刑事文化祭inゴルゴダの森~銭形海+THE MOVIE 2.1~

ケータイ刑事文化祭inゴルゴダの森~銭形海+THE MOVIE 2.1~

  • 出版社/メーカー: ハピネット
  • メディア: DVD

ちょい不良(ワル)オヤジの人モテ術 (アスカビジネス)

ちょい不良(ワル)オヤジの人モテ術 (アスカビジネス)

  • 作者: 松崎 しげる
  • 出版社/メーカー: 明日香出版社
  • 発売日: 2006/08
  • メディア: 単行本
親父の爪のあか―教えられたこと・伝えたいこと

親父の爪のあか―教えられたこと・伝えたいこと

  • 作者: 松崎 しげる
  • 出版社/メーカー: 衆芸社
  • 発売日: 2000/09
  • メディア: 単行本
エッセンシャル・ベスト

エッセンシャル・ベスト

  • アーティスト: 松崎しげる
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2007/08/22
  • メディア: CD

愛のメモリー

  • アーティスト: 松崎しげる/田中星児,松崎しげる,田中星児,たかたかし,D.Boone,R.McQueen,馬飼野康二,あかのたちお,カラオケ
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 1993/10/27
  • メディア: CD

松崎しげる/ベスト・オブ・ベスト

  • アーティスト: 松崎しげる
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント株式会社
  • 発売日: 1994/06/25
  • メディア: CD
↓『カンのメモリー』はこれに収録されています。
ケータイ刑事 THE MOVIE2 オリジナル・サウンドトラック・アルバム

ケータイ刑事 THE MOVIE2 オリジナル・サウンドトラック・アルバム

  • アーティスト: サントラ
  • 出版社/メーカー: BS-i
  • 発売日: 2007/02/28
  • メディア: CD
↓こういうものがありますけど...
びっくり!かんたん!スーパー手品―演出とタネ明かしを1度にイラストで紹介

びっくり!かんたん!スーパー手品―演出とタネ明かしを1度にイラストで紹介

  • 作者: 花島 世津子
  • 出版社/メーカー: 高橋書店
  • 発売日: 2000/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

これはびっくり!化学マジック・タネ明かし―スーパーマーケット・ケミストリー

  • 作者: 山崎 昶
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1988/11
  • メディア: 新書
クラシック・マジック事典〈2〉タネも仕掛もあるマジック

クラシック・マジック事典〈2〉タネも仕掛もあるマジック

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 東京堂出版
  • 発売日: 2003/04
  • メディア: 単行本
ドキュメント タネも仕掛けも―古今東西マジック見聞録〈2〉

ドキュメント タネも仕掛けも―古今東西マジック見聞録〈2〉

  • 作者: 村上 健治
  • 出版社/メーカー: 燃焼社
  • 発売日: 2004/06
  • メディア: 単行本
@驚く!マジック―超カンタンで絶対ウケるテクニックをタネあかし!

@驚く!マジック―超カンタンで絶対ウケるテクニックをタネあかし!

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 大泉書店
  • 発売日: 2001/04
  • メディア: 単行本

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ケータイ刑事銭形零14話(2nd.1話)[裏ネタ編] [ケータイ刑事]

銭形零[裏ネタ編]」も、今回からは2nd.シリーズの物語に突入です。で、その物語は「帰ってきた男! ~福笑いキング殺人事件」です。この物語の本放送は2005/1/2ということで、正月気分に満ちたネタが登場している。(2nd.の第1話ということで「クイーン」も登場するが、正月ということで、そちらに持って行かれたようになっちゃいました。→だから次の2話にもクイーンが登場したものと思われる。)

今回は、ちゃんが劇中でおみくじを引いていたことから「おみくじ」について、そしてこの物語だと「福笑い」について触れない訳にはいかないので「福笑い」について、そして学をということから劇中に名前が登場した「ピカソ」「ムンク(叫び)」「ミレー」について簡単に記すことにする。

尚、MBSの放送の時に記事は「ここをクリック(MBS)」、BS-iの再放送時に「[改訂版]」として記したものは「ここをクリック(改訂版)」して下さい。

おみくじ」:神仏に祈願して、事の吉凶を占うために引く籤(くじ)のことである。吉凶を記した多くの串を箱または筒に入れて、その小箱を振って取り出すのが一般的である。
古くは、国の祭政に関する重要な事項についてや命名、後継者を決める際に神の意志を占うために籤引きが行われていて、これが起源とされている。また、現在の個人の吉凶を占うものは鎌倉時代初期から行われるようになった。

福笑い」:正月の遊びの一つであり、顔の輪郭だけを書いた紙の上に、眉、目、口、鼻などを模った部品(紙)を目隠しをした者が置いていき、出来上がった顔のおかしさ、または普通の顔を作った者を勝者とする遊びである。(勝者をおかしい方/より普通の顔とするかは、どちらでもよい。)

正月の遊びとして定着したのは意外と新しく、明治になってからである。が、カルタ、双六、凧、コマと共に正月の遊びの代名詞となっている。

ピカソ」:スペインの画家で、フルネームはパブロ・ピカソ(Pablo Picasso)。スペインのマラガで1881/10/25に生まれ、亡くなったのは1973/4/8。フランスに定住し、画家としてはフランスで活動を行った。作風が大きく変わった画家として有名であり、そのため「変貌の画家」と呼ばれる。(「青の時代」「赤の時代(バラ色の時代)」「アフリカ彫刻の時代」「分析的キュビスムの時代」「総合的キュビスムの時代」「新古典主義の時代」「抽象派の時代」「表現派の時代」というような変遷を辿った。)

生涯に制作した作品の数は膨大であり、絵画、版画、彫刻などに及んでいる。作品数が膨大であるが、「ゲルニカ」「アヴィニョンの娘たち」ぐらいは常識として知っておくべき作品である。

ムンク(叫び)」:エドヴァルド・ムンク(Edvard Munch)はノルウェーの画家であり、1863/12/12の生まれ。(亡くなったのは1944/1/23)。ノルウェーの国民的な画家であり、表現派の先駆け的な画家である。また代表作「叫び」は余りにも有名である。生と死、病患を主題にした作品が多い。

「叫び」が代表作であるが、それ以外でも「マドンナ」「嫉妬」「思春期」という所は常識として知っておきたい所である。

「叫び」はノルウェー語では「SKRIK」というタイトルであり、1893年に発表された作品である。尚、この作品は4点制作されている。2004年にオスロのムンク美術館から盗まれ、2006年にオスロ市内で発見されたということも記憶に新しい所である。(が、こんなにも有名な作品を盗んでも、換金するのは不可能である。贋作ならば金にならないし、本物だったら窃盗したということになりますからね...)

ミレー」:ジャン=フランソワ・ミレー(Jean-François Millet)はフランスの画家であり、1814/10/4の生まれで、亡くなったのは1875/1/20。

パリに出て活動を開始するが、1849年から郊外の農村であるバルビゾンに移り住み、その地で農民生活を主題とした名作を生み出した。写実主義代表的な画家である。代表作は「落穂拾い」「種蒔く人」「晩鐘」で、この3つは知っていて当然という有名な作品である。尚、この3作品はいずれもが1850年代に製作された作品である。

ところで、ムンクとミレーは共に死後50年以上が流れていることで、彼らの発表した作品の著作権は既に消滅している。(ピカソは死後35年のため、著作権は存続している。)そのため、「叫び」や「落穂拾い」をWeb上に無断で掲載しても問題にはならないのだが、余りにも有名な作品であり、誰でも何度かは目にしているだろう、ということで、ここにはそれ画像は掲載しません。(自分で調べてみましょう!)

 

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX II

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX II

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形零/夏帆style

ケータイ刑事 銭形零/夏帆style

  • 出版社/メーカー: アルケミスト
  • メディア: おもちゃ&ホビー
↓「おみくじ」ということで
日本おみくじ紀行

日本おみくじ紀行

  • 作者: 島 武史
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2001/05
  • メディア: 文庫
フォーチュンクッキー―幸運のおみくじ

フォーチュンクッキー―幸運のおみくじ

  • 作者: 水晶 玉子
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2004/07
  • メディア: 単行本
おみくじの原価は1円! 時代を超えて生き残るビジネス [宝島社新書] (宝島社新書 261)

おみくじの原価は1円! 時代を超えて生き残るビジネス [宝島社新書] (宝島社新書 261)

  • 作者: 金子 哲雄
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2008/02/08
  • メディア: 新書
↓「福笑い」ということで
 

双六・福笑い

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 京都書院
  • 発売日: 1992/05
  • メディア: 大型本
こころ歳時記 笑福満福

こころ歳時記 笑福満福

  • 作者: 安川 真慈
  • 出版社/メーカー: 木耳社
  • 発売日: 2005/05
  • メディア: 単行本
笑う顔には福きたる―笑い方のレッスンしてみませんか

笑う顔には福きたる―笑い方のレッスンしてみませんか

  • 作者: さとう ピカ一
  • 出版社/メーカー: 健友館
  • 発売日: 1997/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
福音と笑いこれぞ福笑い

福音と笑いこれぞ福笑い

  • 作者: 山北 宣久
  • 出版社/メーカー: 教文館
  • 発売日: 2004/12
  • メディア: 単行本
すごろく ふくわらい ポケッットモンスター

すごろく ふくわらい ポケッットモンスター

  • 出版社/メーカー: ショウワノート株式会社
  • メディア: おもちゃ&ホビー
↓画家の皆さん
脳は美をいかに感じるか―ピカソやモネが見た世界

脳は美をいかに感じるか―ピカソやモネが見た世界

  • 作者: セミール ゼキ
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
  • 発売日: 2002/02
  • メディア: 単行本
西洋絵画の巨匠 ピカソ

西洋絵画の巨匠 ピカソ

  • 作者: 関 直子
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2006/08
  • メディア: 大型本
ムンク

ムンク

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1996/01
  • メディア: 大型本
ピカソ

ピカソ

  • 作者: 神吉 敬三
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1995/07
  • メディア: 大型本
 
ミレー

ミレー

  • 作者: 高階 秀爾
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1995/10
  • メディア: 大型本

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