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UNIVERSAL SOLDIER : THE RETURN(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1999年のアメリカ映画「ユニバーサル・ソルジャー/ザ・リターン」である。前作から7年ぶりに製作された続編である。その間に2本のTVムービーが製作されたこともあって、満を持してのスクリーンに復帰ということになったが、やはりB級作品ということになった作品でした。(本作は2本のTVムービーとは無関係で、第1作の完全な続編である。)また、一般に「続編は面白くない」と言われているが、その言葉の通りになった作品であり、TVムービーという感じの作品である。

作品データを記しておくと、時間は83分、監督はミック・ロジャース、脚本はウィリアム・マローンとジョン・ファサーノの2人、撮影はマイケル・A・ベンソン、美術はデヴィッド・チャップマン、音楽はドン・デイヴィスである。そして出演は、ジャン・クロード・ヴァン・ダム、マイケル・ジェイ・ホワイト、ハイジ・シャンツ、ザンダー・バークレイ、ジャスティン・ラザード、キアナ・トム、ダニエル・フォン・バーゲン、ジェームズ・ブラック、カリス・ペイジ・ブライアント、ビル・ゴールドバーグ、たちである。

前作で人間の心を取り戻したリュックは、より強力なユニバーサル・ソルジャーであるU.S.2500の開発を行う政府の特別プロジェクトのテクニカル・アドバイザーとして従事していた。が、この計画が中止されることになり、コンピューターが自らの意志を持って自分の身を守ろうとして人類に反旗を翻した。そしてU.S.2500を操って人類に宣戦布告した。初代U.S.であるリュックはこの反乱を鎮めるために立ち向かって行く...

コンピューターの叛乱というアイデアは珍しいものではなく、旧型が立ち向かって行くという展開は某大ヒット作品でも見られたものであり、完全に二番煎茶である。(いや、B級作品まで考えたら、出し殻も良い所になる。)コンピューターと戦うということをどういう形で描くかと思ったら、コンピューターはU.S.2500を操って人間体としての戦いになるのだが、やっぱりという展開であって、スケールも小さく、眠くなってしまうストーリーでした。

やはり、第1作自体がB級作品ということを感じさせる続編であり、こんなところでしょうね、というものである。第1作を見ていたら見ても良いだろうが、そうでない方はスルーということでよろしいかと。

また、第1作と同様にサントラ盤の方に目を移すと、それなりに気合いが入っている。ただ、映画のスケールが前作よりも小さくなったために、こちらの方が目立っていると言った感じですけど... 本作を見たら、一応こちらもチェックしておきたい所である。

最後に、サントラ盤(スコアです)の収録曲のタイトルを記しておく。収録曲は以下の全12曲である。『Target: Devereaux』『Jet Ski Spree』『Luc Water』『Hillary Remembers』『Seth Mutinous』『Unisol Assault』『Romeo Rundown』『Seth Sentient』『Luc's Remorse』『Aftermath』『Abduction Of Hillary』『Final Confrontation』。

 

Universal Soldier: The Return

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  • アーティスト: Don Davis
  • 出版社/メーカー: Varese
  • 発売日: 1999/09/06
  • メディア: CD

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ユニバーサル・ソルジャー:ザ・リターン

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  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテイメント
  • メディア: DVD


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UNIVERSAL SOLDIER(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1992年のアメリカ映画「ユニバーサル・ソルジャー」である。J.C.ヴァン・ダムとD.ラングレンという肉体派アクションスター共演のSFアクション映画である。R.エメリッヒは本作の監督に抜擢されてからSF大作を次々とこなすようになったということで、彼の出世作である。但し、物語の前半(出だし)は良いのだが、後半になるとちょっと息切れしたようになって、単なる肉弾アクションになってしまい、せっかくのSF設定を十分に活かしきれなくなってしまったのが残念な所である。→本作はA級というよりもちょっと派手なB級作品と思った方が良く、B級と考えたら十二分な内容だと言うことが出来る。

作品データを記しておくと、時間は104分、監督はローランド・エメリッヒ、脚本はリチャード・ロススタイン、クリストファー・レイチ、ディーン・デヴリンの3人、撮影はカール・ウォルター・リンデンローブ、特殊効果はキット・ウェスト、音楽はクリストファー・フランケである。そして出演は、ジャン・クロード・ヴァン・ダム、ドルフ・ラングレン、アリー・ウォーカー、エド・オロス、ジェリー・オーバック、レオン・リッピー、チコ・ウェルズ、ラルフ・モーラー、リリアン・ショーヴァン、たちである。

凶悪テロリストたちが観光客を人質に取るという事件が発生した。この事件にペリー大佐が率いる特殊部隊・ユニバーサル・ソルジャーが駆けつけると、瞬く間に人質を救出して解決させた。彼らは、戦死した後、死体を蘇生させ、記憶や感情を完全に消し去られた改造戦闘マシーンだった。テレビリポーターのヴェロニカは、彼らの正体を暴くために、カメラマンのヒューイと共にペリー大佐を追った。そしてユニバーサル・ソルジャーが戦死した兵士の改造人間だと知る。が、彼女たち2人は捕らえられて処刑されることになってしまう。が、兵士のリュックが突然記憶の断片を思い出し、ヒューイを撃ち殺し、とっさにヴェロニカを庇うとその場から逃亡した。ペリー大佐はヴェロニカにヒューイ殺しの汚名を着せて指名手配にして、リュックたちの追跡を行う。リュックは少しずつ記憶を取り戻していきながら故郷を目指す。ヴェロニカは次第にリュックに惹かれていく。故郷に辿り着いたリュックは両親と再会を果たすが、そこを襲ってきたスコットはヴェロニカとリュックの両親を人質にとってしまう。で、リュックは素手でスコットと対決することになり...

筋肉もりもりの肉体派スターのアクション作品ということで、見所はやはり肉体を使ったアクションになっている。そのため、SF設定を十分にこなしきっていない所がある。また、ヒロインの影が薄くなっている。ということで、B級作品に羽が生えたような感じの作品であるが、肉体アクションの迫力だけはA級作品である。

一方、音楽の方はB級作品というよりもA級作品というレベルに達していて、迫力或るアクション・シーンを中心に多いに盛り上げてくれる。ということで、サントラ盤にも注目という作品である。

最後に、サントラ盤の収録曲のタイトルを記しておく。収録曲は以下の全14曲である。『Vietnam Jungle』『Explosion』『Unisols On Fire』『McGregor』『Grand Canyon』『I'm Already Dead』『Truck』『Escape From Airfield』『Hoover Dam Takeover』『Security Deposit』『Going Home』『Fight』『Back From Dead』『Finale』。

 

Universal Soldier (1992 Film)

Universal Soldier (1992 Film)

  • アーティスト: Christopher Franke
  • 出版社/メーカー: Varese Sarabande
  • 発売日: 1995/05/09
  • メディア: CD

Universal Soldier

  • アーティスト: Christopher Franke
  • 出版社/メーカー: Varese Sarabande
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ユニバーサル・ソルジャー

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  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • メディア: DVD

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ALBERT HAMMOND『YOUR WORLD AND MY WORLD』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1981年に発表されたアルバムであり、1972年の「IT NEVER RAINS IN SOUTHERN CALIFORNIA」と共に彼の代表的な大ヒットアルバムである。が、アメリカよりも日本でヒットを記録していることもあって、原題ではなくて邦題の方がピーンとくるであろう。本アルバムの邦題は「風のララバイ」である。(どうして原題がこのような邦題になるのかはは全く理解不能であるが、綺麗なメロディ、爽やかなボーカルを考えたらぴったりの邦題ですけど...)

収録曲は以下の全10曲である。『Your World And My World』『Memories』『When I'm Gone』『Anyone With Eyes』『World Of Love』『I Want You Back Here With Me』『Experience』『Take Me Sailing』『By The Night』『I'm A Camera』。(本アルバムは邦題を記しておいた方が分かりやすいだろうから、曲の邦題も記しておく。『風のララバイ』『メモリーズ』『ひとりぼっちの渚』『孤独な瞳』『ワールド・オブ・ラヴ』『想い出のテラス』『エクスピリアンス』『テイク・ミー・セイリング』『遠い日のサンセット』『アイム・ア・キャメラ』)

本アルバムからの筆者のお薦め曲は、『Your World And My World』『Memories』『When I'm Gone』『I Want You Back Here With Me』という所をピックアップしておくが、『Your World And My World(風のララバイ)』は別格である。(『カリフォルニアの青い空』と共に彼の代表曲である。)ただ、収録時間がちょっと短めということだけが不満になっちゃいますけど...

それにしても、爽やかである。『カリフォルニアの青い空』も爽やかであるが、それとはまた違った爽快感がある。メロディ・ラインも綺麗であり、'80'sに入って発表されたのだが、何処かに'70'sの雰囲気が漂っている。(エバーグリーン・ミュージックといった感じである。)ただ、じっくりと聴くには、季節は夏の方がピッタリなのだが、心を晴れた気持ちにしてくれるので、味わいながら聴いて、心を晴れた気持ちにしましょう!

 

Your World & My World

  • アーティスト: Albert Hammond
  • 出版社/メーカー: Sony / Bmg Japan
  • 発売日: 2008/01/13
  • メディア: CD

風のララバイ

風のララバイ

  • アーティスト: アルバート・ハモンド
  • 出版社/メーカー: ソニーレコード
  • 発売日: 1991/10/25
  • メディア: CD
風のララバイ(紙ジャケット仕様)

風のララバイ(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト: アルバート・ハモンド
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
  • 発売日: 2007/12/19
  • メディア: CD

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