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BS-iナイターは中止... [BS-TBS(BS-i)関連]

本日4/10の横浜球場の横浜-巨人戦は中止となったために、5月の「東京少女」のヒロイン・水沢エレナによる始球式をはじめとする一連のイベントは中止になっちゃいました。よって、17:30から放送予定だった特番も放送が無くなりました。(18:00からの野球中継の方は予め用意していたものに差し変わりました。)で、野球が中止になったということで、この放送枠がどうなるのかと思っていたら、「in TAHITI vol.2」という環境ビデオという内容の番組が放送されました。→「東京少女・ナビ」が放送されなかったので、それに準ずる別内容のもの(予想通り、制作発表が行われたので、それを中心にした内容)が放送されるか、完全に放送が無くなって「TVショッピング」を放送するかのどちらかになると思っていたら、ちゃんと別のものが用意されていました。

本日10日に「東京少女・水沢エレナ」の制作発表が行われたということで、予定では「銭形海」の時と全く同じで、制作発表の後に横浜球場へ行ってイベントになるはずだったのに、完全に無くなってしまったのは残念でした。丹羽Pは「雨男」としても有名だが、ちゃん、ちゃん、ちゃんの始球式の時(「ケータイ刑事」)は神様がその力を封じていたが、「ケータイ刑事」ではなくなると、「雨男」の本領を丹羽Pが発揮したということですかね...

ところで、スポーツ紙の情報を総合すると、ちょっとした疑問が生まれる。5月は土曜日が5回あるため、「東京少女・水沢エレナ」は全5回になると思っていたのだが、「全5回放送」と記されているものがあると思ったら、回数の記載が無く、「1話完結」「4役を演じる」というものもある。→これだったら、全4話だと解釈できなくもない。(まあ、1つだけ「前後編」が入ると無理矢理解釈することもできないでは無いですが...)とは言っても、全5回で間違いないと思いますけど...

ちなみに、本日のセリーグの3試合は全て中止となったため、兄貴の2000本安打は横浜球場へ持ち越しになりました。尚、個人的には、加藤博一氏追悼試合となる4/12の横浜-阪神戦の方に興味が集まります。(両チームのOBであるだけに、良いカードを設定したものですね。)

 

↓水沢エレナ出演作があります。(6/4発売です)

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THE VALLEY OF GWANGI(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1969年のアメリカとイギリスの合作映画「恐竜グワンジ」である。日本の円谷英二とはまた違った特撮技術で「特撮の神様」の一人であるレイ・ハリーハウゼンが、彼の恩師であるウィリス・H・オブライエンの原案を元にして作り上げた作品であり、特撮が見所となっている怪獣映画である。(彼は(共同)製作も務めている。)物語の舞台が20世紀初頭のメキシコということで、日本の怪獣映画では見られない独特の世界が生まれている。

作品データを記しておくと、時間は92分、原案はウィリス・H・オブライエン、監督はジェームズ・オコノリー、脚本はウィリアム・E・バスト、撮影はアーウィン・ヒリアー、特撮はレイ・ハリーハウゼン、音楽はジェローム・モロスである。そして出演は、ジェームズ・フランシスカス、ギラ・ゴラン、リチャード・カールソン、ローレンス・ネイスミス、デニス・キルベイン、フリーダ・ジャクソン、グスターヴォ・ロホ、たちである。

1910年代、メキシコに住むジプシーのカルロスは、禁断の谷と呼ばれる渓谷の入口で兄が死んでいるのを発見する。数年後、彼は近くの町のサーカスに入る。ある日、そのサーカスの女座長・テレサのかつての恋人で、今はライバルのサーカスで働いているタックがやってきた。カルロスは兄の死体を発見した時に側に落ちていた麻袋をタックに見せ、タックはそれを古生物学者に見せた。すると、その麻袋の中身は、5000年前に絶滅したはずの動物だと告げられる。サーカスのみんなは、これは見せ物として大儲けが出来ると思い、ジプシーたちに道案内させて、禁断の谷に向かう。禁断の谷とは、恐ろしい怪獣たちの谷だった。犠牲者を出しながらね、落石の下敷きになって身動きが取れなくなったグワンジと呼ばれる怪獣を生け捕りにすることに成功した一同は、サーカスに連れて来て、見せ物としてとようとする。そして、怪獣興行の日がやってきた。が、グワンジは暴れだして、町は大混乱となり、人々は恐怖のどん底に叩き落とされた...

スーパーヒーローや近代的な武器は全く登場しないで、35mの巨大な怪獣・グワンジが暴れ回り、それに立ち向かって行く所と、'60's特撮の持つ手作り感がマッチしていて、これがツボにはまってしまう。確かに、近年のCGを多用したリアルな映像の迫力には敵わないが、逆に手作りの暖かさ、チープな感じが物語に妙にハマっているのは面白い所である。やはり、ハリーハウゼンの特撮作品は独特の味わいがあって面白いですね。特撮ファン、怪獣映画ファンであれば、チェックしておきたい作品である。

また、サントラ盤の方も、'60'S作品らしい独特の味を出している音楽が、本作の独特の世界観を一段と上手く描き出している。怪獣映画らしくない音楽であるが、それがハリーハウゼンの特撮作品には逆に妙にマッチしている。ということなので、出来れば映画と一緒に、セットとして楽しむのがよろしいかということで、ピックアップしておきます。最近の怪獣映画のような派手な音楽でも無いが、'60'sらしさに満ちたサウンドであって、これが楽しくさせてくれます。

最後に、サントラ盤の収録曲を記しておく。収録曲は以下の全14曲である。『Adventures Of Huckleberry Finn Suite: Prelude』『Adventures Of Huckleberry Finn Suite: Huck's Escape』『Adventures Of Huckleberry Finn Suite: The Mississippi』『Adventures Of Huckleberry Finn Suite: Flight And Finale』『Five Finger Exercise Romanza』『Wagon Train Theme』『War Lord Suite: Prelude & Main Title』『What Of The Future/ Vengeance & Death/ Finale』『Sharkfighters Overture』『Rachel, Rachel Americana Miniature』『Mountain Road Overture』『Valley Of Gwangi Suite: The Landscape』『Valley Of Gwangi Suite: Capture Of Gwangi/ Gwangi Enchained』『Valley Of Gwangi Suite: Night In The Valley/ Gwangi At The Cathedral』。

 

Valley of the Gwangi

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恐竜グワンジ 特別版

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「LES VACANCES DE MONSIEUR HULOT」 [映画(洋画)]

表題の作品は1952年のフランス映画「ぼくの伯父さんの休暇」である。本作は彼の長編第2作であり、風刺コメディである。彼のトレード・マークであるユロー氏が初めて登場した作品である。また、彼の代表作「ぼくの伯父さん」とシリーズのような邦題が付けられているが、「ぼくの伯父さん」は1958年の制作であって、本作よりも後の作品である。(日本では本作の方が「ぼくの伯父さん」よりも後になって公開された。)

作品データを記しておくと、時間は87分の白黒作品である。監督はジャック・タチ、脚本はジャック・タチとアンリ・マルケの2人、撮影はジャン・ムーセルとジャック・メルカントンの2人、音楽はアラン・ロマンである。そして出演は、ジャック・タチ、ナタリー・パスコー、アンドレ・デュボワ、ヴァランティーヌ・カマクス、たちである。尚、本作はカンヌ映画祭で国際批評家連盟賞を獲得している。

誰もがバカンスを楽しむために海へと向うバカンス・シーズン。そんな人波の中に「ぼくの伯父さん」ことユロー氏のオンボロ車もあった。のんびりと動く彼の車もある海辺の宿に着く。他の客たちは既にくつろいでいる。そんなところでユロー氏の休暇も始まる...

本作は、ユロー氏の一夏の休暇を描いている。ユロー氏は何かと他の滞在客たちに迷惑となることを繰り返し、邪魔な奴なのだが、そんなユロー氏の行動がまた色々と笑わせてくれていて、面白い。ギャグは言葉ではないということで、サイレント映画時代のギャグのようなものであり、これが長閑な雰囲気の中で妙にマッチしている。しかも、白黒という本作に上手くマッチしている。

せわしない日常から離れて、実にのんびりした気分に浸ることも出来、古典的なギャグがかえって新鮮に見えるということで、なかなか面白い作品である。

 

ぼくの伯父さんの休暇

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ケータイ刑事銭形零20話(2nd.7話)[裏ネタ編] [ケータイ刑事]

今回の物語は、2nd.7話の「音声スタッフは語る ~ノイズに埋もれた殺人事件」という物語に付いてです。この物語は、音声スタッフ・奥泉秀信氏(でかちょうさん)のアイデア(殺人トリック)を渡辺千穂さんが書き直したという作品である。そのため、トリックには音声さんの小道具が出てくるが、その中には日常において応用できるものもある。ということで、今回は劇中に登場した「アルミホイルを使ったシールド」について記すことにする。(一例も記しておきますが、すべて自己責任です、とお断りしておきます。)また、お勉強コーナーとしては、鑑識メモに出てきた「ドップラー効果」についても記しておく。

尚、MBSの放送の時に記事は「ここをクリック(MBS)」、BS-iの再放送時に「[改訂版]」として記したものは「ここをクリック(改訂版)」して下さい。

アルミホイルを使ったシールド」:シールドというのは、電磁波や磁気などの影響を避けるために、構造的に遮蔽をすることである。アルミはシールド効果のある金属であり、加工も容易なことから、古くからシールド材料に使われている。

以前は、電磁波に対する認識も低く、磁気記録のもの(カセット/ビデオテープなど)が多くあったり、TVはブラウン管(CRT)方式であったため、磁力の影響を避けるために「磁気的シールド」を行うということが多く見られた。(シールドと言えば「磁気シールド」という時代があった。但し、磁気シールドにアルミは役に立たない。)が、デジタル機器が色々と登場するようになると、電磁波の不要輻射の影響が問題になってきた。(従来のアナログ機器でも少ないながらも不要輻射は出るが、問題にならないようなレベルでもあった。)特にCDやパソコンの普及によって、この問題は大きくなり、現在ではその対策として「シールド」は至る所で利用されている。そのため、現在「シールで」と言うと、電磁波シールドが中心である。(例えば、TVのアンテナ線である同軸ケーブルはシールド構造になっていて、古くからあるシールド構造のものである。)

アルミは電磁波シールドに効果があり、昔からよく使われている。また、アルミホイルは容易に入手出来る、容易に作業が出来る、簡単に効果が得られる、ということで、電磁波対策ということで、これもまた昔から用いられてきたものである。(素人でも簡単にシールドを行うことが出来、それなりの効果が得られるので、とても有効なアイテムである。)

シールドを行うのは実に簡単である。シールドを行いたい信号ケーブルをアルミホイルを覆ってやればいい。(ケーブルに巻けば良い。)が、単に巻いただけでは「シールド効果」は十分に得られず、逆にアンテナとなって電磁波を拾うことになって、より悪化する可能性がある。大事なのは隙間無くケーブルに巻くことである。(隙間があれば意味がない。)そして、たいてい忘れられているのが、そのシールドをグランド・レベルにアース接続することである。これをしなければ、シールドではなくアンテナになってしまう。(ケーブルで接続する機器の金属筺体に電気的に接続すればいいので、簡単にできます。)

その一例として、ビデオやDVDレコーダー(プレーヤー)とTVの接続に、付属のピンケーブルや安物のピンケーブルを使って接続していたら、画面にノイズが入る場合があるが、そういう場合の簡易的な対策として、この方法は有効である。特定の機器の映像だけノイズが入ると言う場合は、その機器の接続ケーブルをアルミホイルでシールドすると改善されることがある。(そういう悩みがある人は試してみたらいいでしょう。但し、シールドをTV、またはビデオの筺体(金属部分)に電気的に接続するのをお忘れなく。)→TVやビデオのカバーを開ける必要もないので簡単です。ところで、この文面を読んで試したが、感電したとか事故になったと言っても、それは自己責任であって、筆者は一切責任を持ちません。電気の知識がなければ、それなりの知識を持った人に任せるのが良いでしょう。

ドップラー効果」:オーストリアの物理学者・ドップラー(1803~1853年)が1842年に発見したしたもので、彼の名前にちなんで命名された。波動の源と観測者が相対的に運動している時、観測者が振動数が波源の振動数と異なる現象である。学術的用語を使って記すと、難しいものの様に感じるが、日常、誰もが経験することとしたら、自分に近づく救急車やパトカーのサイレンの音は高く聞こえ、遠ざかる時は低く聞こえる、という現象がこれである。(これを経験したことがないという人はまずいないでしょうね。)

音源の周波数、観測者の移動速度、音源の移動速度、音速(正確には、気圧や温度によっても変化する。気温が1度変化すると、約0.6m/s変化する。)が分かれば観測者が耳にする観測周波数も計算できる。

「ドップラー効果」は一般的には音について体験することが殆どであるが、振動数をもったものであれば他の事象でも起こる。それが「光のドップラー効果」である。宇宙観測で、銀河系から遠ざかる別銀河から届く光は、地球から遠ざかることになるため、元の周波数から下がって観測されて元の色よりも赤色の方にシフトする「赤方偏移」という現象がこれである。(同じ理屈で、近づく場合は「青方偏移」によって、元の色よりも青(紫)色の方にシフトする。)→光の場合は特殊相対性理論が必要になるため、音の場合と少し事情が違ってくる。

尚、原理的には、自分に近づいてくる光源の光はより「青」く、遠ざかる光源の光はより「赤」く観測されることになるが、光速(約30万km/s)に対して観測者や光源の移動速度は無視できるような極微少であるため、そこまでの変化は感じられない。(例えば、相対速度が時速100kmであっても、0.02%の変化しかない。ピッチャーが投げた150kmの野球ボールもバッターの目には0.026%周波数が上がって見えるが、これも誤差の内である。→原理的には、ピッチャーが投げたボールはより青く見え、打ったボールはより赤く見えます。)日常生活において、光のドップラー効果による色の変化が分かるというような人がいたら、何よりも眼科に言って診てもらうことをお薦めします。

 

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