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篤姫#19 [ドラマ]

物語の舞台がいよいよ江戸城・大奥に移るということで、今回からは第三部に突入。少しは作風が変わるかと思ったが、やっぱり変わらないですね。相変わらず篤姫の青春グラフィティといった感じでした。そして、幾島が存在感のある所を見せていたということで、このコンビの日常生活を面白おかしく、コメディ・タッチで描いていく作品となっていきそうに感じました。(特に、今回の結びの部分で...)

江戸城に入った篤姫。最初の挨拶から、やはり今までと同じような青春真っ直中というった所を出す篤姫。そんな中、将軍家定の母(まもなく姑になる)・本寿院が挨拶に来た時は、「義理とは言え、母上様になられるお方」と言って、自ら下座に行くなど、古来からのしきたりに捕らわれない篤姫。本寿院も一発で篤姫を気に入ったようで、何よりという所でした。(流石に「以後、お見知りおきを」という台詞は出なかったが、近いことを言ってました。)

大奥には古いしきたりがあり、それに捕らわれていたが、非合理的な所は非合理的なこととして改めていこうとする篤姫。で、早速「風変わりな姫様」という噂が広がる。→こんなことに捕らわれている様では、斉彬の密命を果たすなんて無理でしょうし...

そんな篤姫に対して、幾島は幾島で、しきたりや体面を重んじる姿勢を貫いていて、なかなか面白いコンビになったものですね。貫禄では既に何年、何十年も大奥にいるような幾島でした。その幾島は篤姫に、斉彬の密命のことを口にしてしっかりと釘を刺すことも忘れなかったが、これは今回のポイントでした。

家定にだけは会えない篤姫だったが、庭に出た時、「何かおる」と人影に気づいた。(「匂う、○○の香」というように鋭い、としておきましょう。)これに幾島が「おのれ、何やつ」と凄い迫力。「かくれんぼ」をしているという男だったが、初瀨の引きつった顔がコメディ路線へと進んで行く物語を予感させてくれる。で、「公方様」と呼ばれていることから、その男が家定だと篤姫は知った。

こうして、遂に家定と出会った篤姫だったが、色んな策謀が渦巻く大奥ということを、黒船来航から始まる激動の幕末という時代を、全て吹き飛ばしてしまったコメディ・タッチの出会いとなるなんて、面白い所でした。

途中までは、あの将軍様の御台所になるのだから、「風変わりな姫様」というのも面白いかと思ったが、家定がかくれんぼをしているところで篤姫との「ご対面!」となるなんて、こういう重さを感じさせない軽いタッチは実に良いですね。これからもこういうぶっ飛んだ所を見せて貰いたいところでした。

次回は、いよいよ家定と篤姫の結婚ということになるが、この感じだと、今回の延長戦上という物語となって、コメディ・タッチの喜劇になりそうな予感がします。が、その方がはるかに面白くなりそうですし...(そして、いよいよちゃんと高村さんもご対面になるのか...???→今後もこういうノリで見ていこうと思います。)

※5/14,15,16の朝9:00~10:50には、篤姫様、いや、愛お姉ちゃまが案内役を務めた「ぴあのピア」の『完全保存版ぴあのピア』の再放送があります。妹・泪ちゃんの出ている「名曲探偵アマデウス」というように、銭形ーズがNHKのクラシック音楽を扱う番組に出ているというのもまた面白い所です。

 

新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫 (み9-7))

新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫 (み9-7))

  • 作者: 宮尾 登美子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2007/03/15
  • メディア: 文庫

新装版 天璋院篤姫(下) (講談社文庫 み 9-8)

新装版 天璋院篤姫(下) (講談社文庫 み 9-8)

  • 作者: 宮尾 登美子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2007/03/15
  • メディア: 文庫
篤姫―NHK大河ドラマ歴史ハンドブック (NHKシリーズ)

篤姫―NHK大河ドラマ歴史ハンドブック (NHKシリーズ)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2007/12
  • メディア: 単行本
NHK大河ドラマ[篤姫] 完全ガイドブック (TOKYO NEWS MOOK)

NHK大河ドラマ[篤姫] 完全ガイドブック (TOKYO NEWS MOOK)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 東京ニュース通信社
  • 発売日: 2007/12/20
  • メディア: 大型本
「篤姫」オリジナルサウンドトラック

「篤姫」オリジナルサウンドトラック

  • アーティスト: TVサントラ,吉俣良
  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2008/02/20
  • メディア: CD
歴史街道 2008年 06月号 [雑誌]

歴史街道 2008年 06月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2008/05/07
  • メディア: 雑誌
↓愛ちゃんと高村さん関係
ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX II

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX II

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD
 

TB はhttp://meichiku-et.seesaa.net/article/96384534.html を参照されたし。

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赤坂サカスグランドオープン特別企画「さくらSacasLIVE」~100万人を魅了した18日間~ [BS-TBS(BS-i)関連]

タイトルから予想していたのだが、内容は「赤坂Sacas」の紹介と、そのオープニング・イベントの簡単な内容紹介ということで、それぞれのイベントについてはダイジェストという感じの内容で、ちょっと長めの宣伝という感じでした。(これぞというお宝映像になるものがひょっとしたら流れるか?とも思ったが、そういうものは無かったですね。→わざわざ保存しておくようなものではなかったので、もう一度見てから消去します。)

最初に、簡単だが赤坂Sacasの説明があり、これによって完全にPR番組という形でスタート。そして、オープニング・イベントの簡単なダイジェストが流れ、宣伝色が益々強くなる。ここでどういう物が行われたかの簡単な紹介があり、概略は把握できる。

それから、施設の簡単な紹介と、6夜連続のイベントについてのもう少し踏み込んだハイライト・シーンを集めたもので構成されていました。(それぞれが6、7分程度にまとめられている。)→番組タイトルから、こういう内容だろうと予想していたが、もろに「赤坂Sacas」の宣伝と、イベント出演者の近い所に行われるライヴなどのイベント紹介という宣伝番組でした。

イベントのハイライトの放送順番は、イベントの日にちの順番になっていたので、最初は早乙女太一の演舞、続いてちゃん主演の生ドラマ「サクラノウタ」、Crystal Kayのライヴ、葉加瀬太郎のライヴ、石井竜也と辻村寿三郎のコラボ・ライヴ、渡辺美里のライヴ、という順番でした。

で、ちゃん主演の「サクラノウタ」に関しては、『はいからさんが通る』『キューティーハニー』などが流れてダンスシーンが5曲と、ドラマのクライマックスの部分から構成されていました。→物語について、簡単な説明が最初にあったが、それだけでは全く分からない。(生放送の時に見ているから、筋は分かってますけど...)

1時間枠(54分)の放送だったので、「赤坂Sacas」の宣伝ということでは時間的に長すぎるし、イベントのダイジェストということでは時間的に短すぎる。ということで、この番組としては中途半端であった。それぞれのライヴも、しっかりと放送枠を確保して放送したらいいのに... 生ドラマについては再放送をというのも良いかもしれないが、ドラマを「生放送する」と言うのがセールスポイントであっただけに、再放送はどうですかねぇ...

 

↓生ドラマ「サクラノウタ」 はこれに収録の「昭和アニメ大行進」の拡大版という感じでしたね。

恋する日曜日 アニソンコレクション DVD BOX 2

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • メディア: DVD

早乙女太一フォトブック「大舞台」

早乙女太一フォトブック「大舞台」

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 小池書院
  • 発売日: 2008/02
  • メディア: 単行本

早乙女太一写真集

早乙女太一写真集

  • 作者: 橋本 雅司
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2007/08/08
  • メディア: 大型本
早乙女太一「十五歳」

早乙女太一「十五歳」

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD
ALL YOURS

ALL YOURS

  • アーティスト: Crystal Kay
  • 出版社/メーカー: ERJ(SME)(M)
  • 発売日: 2007/06/20
  • メディア: CD
Call me Miss...

Call me Miss...

  • アーティスト: Crystal Kay,CHEMISTRY
  • 出版社/メーカー: エピックレコードジャパン
  • 発売日: 2006/02/22
  • メディア: CD
情熱大陸~葉加瀬太郎 SELECTION~

情熱大陸~葉加瀬太郎 SELECTION~

  • アーティスト: TVサントラ,小曽根真,溝口肇,葉加瀬太郎 with 西村由紀江,古澤巌,葉加瀬太郎,葉加瀬太郎 with 小松亮太&ディープ・フォレスト,葉加瀬太郎 with 小松亮太,葉加瀬太郎 with 姜建華,coba,柳家花緑
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
  • 発売日: 2002/03/06
  • メディア: CD
PENDULUM

PENDULUM

  • アーティスト: 石井竜也,MICRO
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
  • 発売日: 2008/03/26
  • メディア: CD
旅の途中で(初回生産限定盤)(DVD付)

旅の途中で(初回生産限定盤)(DVD付)

  • アーティスト: 石井竜也,光田健一,TATOO
  • 出版社/メーカー: ソニーレコード
  • 発売日: 2008/03/12
  • メディア: CD
PENDULUM(完全生産限定盤)

PENDULUM(完全生産限定盤)

  • アーティスト: 石井竜也,MICRO
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
  • 発売日: 2008/03/26
  • メディア: CD
M・Renaissance~エム・ルネサンス~

M・Renaissance~エム・ルネサンス~

  • アーティスト: 渡辺美里
  • 出版社/メーカー: エピックレコードジャパン
  • 発売日: 2005/07/13
  • メディア: CD
ribbon

ribbon

  • アーティスト: 渡辺美里
  • 出版社/メーカー: エピックレコードジャパン
  • 発売日: 1991/07/01
  • メディア: CD

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ゴルゴ13#5 [アニメ]

今回の物語は、ブロードウェイの大手芸能プロダクションの社長と副社長が互いにスナイパーを雇って消そうとする物語で、ゴルゴ13とニコラヴィッチという凄腕のスナイパーが同じ場所でそれぞれのターゲットを狙うという物語。

芸能プロの副社長ボブは、自分を拾って育ててくれた社長を殺害するために凄腕のスナイパー・ニコラヴィッチを雇おうとしてテストをする。一方、社長はその事実を知って、逆にボブを暗殺するためにゴルゴ13を雇う。が、ボブが雇った殺し屋が自分を殺そうとする直前に殺せという難しい条件を付ける。ゴルゴはボブが雇った殺し屋がニコラヴィッチだと知ると、相手を研究する。また、ニコラヴィッチもゴルゴが動いていることを知る。ターゲットを狙うのは、商用でシカゴに行く時、空港に着いて飛行機から降りる時ということで、2人の殺し屋は用意を調える。ニコラヴィッチはゴルゴが入り込む余地はないとして、依頼された仕事に自信を持っていた。で、社長と副社長の乗った飛行機がシカゴに到着、車椅子に乗った社長をボブが押して飛行機から降りようとする。ニコラヴィッチは社長を狙撃しようとするが、ゴルゴの放った銃弾がボブの眉間を貫いた。そして次の瞬間、ニコラヴィッチもゴルゴによって狙撃されて死亡。難解な依頼を片付けたゴルゴは去っていった。

「世界で五本の指に入る」と言われたニコラヴッチが、そのことを全く気にしていない一匹狼ぶりを出しているとか、難しい条件を付けられたゴルゴはしっかりと相手を研究するとか、それぞれのキャラがしっかりと描かれている。また、社長と副社長に関しても、背景がしっかりと描かれていて、それぞれの思惑が交錯する所がしっかりとしているため、ハードボイルドな物語に緊張感が出ていて、いい感じの物語でした。ただ、自分にとって邪魔な存在をスナイパーを雇って始末するという考えは、如何にもアメリカっぽいところであって、ちょっと怖い所でもありました。

 

↓今回の物語はこれに収録されています。

ゴルゴ13 79 (79) (SPコミックス)

  • 作者: さいとう たかを
  • 出版社/メーカー: リイド社
  • 発売日: 2006/02/28
  • メディア: コミック

 

↓いくつかお薦め本を

さいとう・たかをセレクション BEST13 of ゴルゴ13 Author’s selection

さいとう・たかをセレクション BEST13 of ゴルゴ13 Author’s selection

  • 作者: さいとう たかを
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2003/11/13
  • メディア: 単行本

リーダーズチョイス BEST13 of ゴルゴ13

リーダーズチョイス BEST13 of ゴルゴ13

  • 作者: さいとう たかを
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2001/12
  • メディア: 単行本

各界著名人セレクション BEST13 of ゴルゴ13

各界著名人セレクション BEST13 of ゴルゴ13

  • 作者: さいとう たかを
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2008/03
  • メディア: 単行本

↓現時点の最新巻はこちら

ゴルゴ13 148 (148) (SPコミックス)

  • 作者: さいとう たかを
  • 出版社/メーカー: リイド社
  • 発売日: 2008/04/05
  • メディア: コミック


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東京少女・水沢エレナ#2「君の歌(後編)」 [ドラマ]

今回の物語は、先週の続きとなる後編です。『翼』だけでなく、今月の主題歌でもある『蕾』(アコースティック調という所が、歌詞の内容にも合っていて、いい感じです。)をたっぷり聴くことが出来た物語で、物語の内容とこの曲の歌詞が上手く繋がっていて、上手くまとめられた物語でした。

そんな中、今回から提供のDoCoMoのロゴが変わり、docomoというように小文字だけになりました。この弊害は、今まで以上に提供の所でロゴが大きくなったこと。ロゴの枠を透過処理しているため、バックの映像の方もそれなりに見えるのだが、影響を受けるエリアが今までよりも更に大きくなったというのは頂けません。次回予告の方は、木曜深夜のアニメ枠などで流れる所で確実にゲットしたい所です。(OPの方は諦めるしかない。地上波での放送や、BS-iでの再放送まで待つしかないし...)

「後編」ということなので、冒頭は前回のおさらいがあるものと思っていたが、それは無く、いきなり後編の物語が始まったが、内容は充実していて、メインとなる『蕾』をたっぷりと聴かせてくれることを考えたら、これはこれで良かったですね。一応、尺の関係もあるでしょうが...(一応、「前編」を始まる前に再度見ておさらいをしておいた筆者です。)

カナエのシークレットライヴが決まり、社長はライヴ・バージョンのレコーディングをエレナに促す。「これ以上、カナエのゴーストはやらせないから。それに明日から個人レッスンを受けて貰うことになっている」と言って、デビューを約束する社長。で、エレナは「分かりました」と言って了承した。

そんな所にカナエが姿を見せた。エレナと2人になるとカナエは先輩らしく語りかける。が「アンタは私のお化けだから」と口にしていた。

エレナは『翼』のライヴ・バージョンのレコーディングを行った。スタジオから出てきたエレナにカナエが声を掛けた。そして自分も苦しい立場にいることを口にした。エレナはは希望に燃えていることを口に出すが、カナエは「東京に来たばっかりの頃、アンタと同じ目をしていた気がする」と言い「でもね、変わっちゃうんだよ」と、先輩らしいことを口にする。そんなカナエは「バイバイ」と告ると姿を消した。

その頃、カラオケ店では啓太が、カナエがシークレット・ライヴをすると言う話を聞くと、エレナのことが頭に浮かんだ。

エレナはライヴが終わったらデビューできると思っていて、マネージャーの掘口も「ああ、社長が約束してくれただろう」と言うが、エレナの心は複雑だった。

カナエのシークレット・ライヴの日。エレナもライヴハウスにやってきた。店内には客も入っていたが、社長はカナエがまだ来ていないことにイライラしていた。そこにマネージャーの掘口がやってきて、「カナエがいなくなりました」と告げた。カナエは失踪したのだった。で、シークレット・ライヴはドタキャンとなった。(「急に体調を崩しまして...」と言う社長。)

エレナはライヴハウスを後にする。たまたま表に啓太がいて、エレナに声を掛けた。「歌って欲しい歌あるからさ。俺が作ったんだ」

カナエが失踪したことで、ニュースター・プロダクションは潰れる寸前になっていた。エレナの個人レッスンも、デビューの話も「それどころじゃない」ということで吹っ飛んでしまった。(新聞に「カナエ失踪」という記事があって「お騒がせ若手女優」と言う文字がある。→誰とは言わないが、頭に浮かぶ人が...)

失意のエレナはカラオケ店にやってきた。目からは涙がこぼれていて「歌いに来た」と告る。その後、啓太と近所の公園にやってきたエレナは、カナエのゴーストだったことを話した。(啓太は「やっぱ、そうだったんだ」と気づいていた。)で「田舎に帰ろうかなぁ~」と言うエレナ。これに啓太は「なんだ、そんなこと」と言い、「当たり前のこと」「成功が約束されて田舎から東京に出てくる奴なんかいないだろう」「やりたいことがあるから頑張るんだろう」「簡単に諦めるなよ」とエレナを励ます。エレナは「今が半分くらいかなぁ?マラソンだったら...」と漏らすが「半分どころか、まだスタートラインに立つ前だろう。やっと入場門入りましたって感じ」と啓太。

それからエレナは啓太の勤めているカラオケ店でバイトを始めた。アパートを探し、啓太の作った曲『蕾』を練習するようになった。で、ストリート・ミュージシャンとして多くの人に聴いて貰うことになった。(ここでAパート終了。経過時間は15分半強ということで、Bパートは10分半弱となります。)

町中にやってきたエレナと啓太。準備をすると啓太がギターを弾き始め、エレナが『蕾』を歌い始める。それからエレナと啓太はストリート・ライヴを続ける。

その頃、掘口がニュースター・プロダクションを辞めると言って退職届を出した。で、田舎に帰る決意をして街中を歩いていると、エレナの姿を見かけ、声を掛けた。啓太は「エレナを幽霊にした奴」「プロダクションの人間だろう、共犯だろう」と掘口のことを言う。掘口は「悪かった」と言って頭を下げると、事務所を辞めたことと田舎に帰るということを話した。これにエレナは笑顔で「もし良かったら、聴いていってください」と言った。

人だかりが出来て、エレナは『蕾』を歌う。掘口は遠巻きに聴いていた。拍手の中、エレナは「夢」を語る。それを聴いていた掘口は、ストリートライヴが終わるとエレナの側に行き「手伝わせてくれないか。君の歌」と口にする。これに笑顔でエレナは「はい」と答えた。

三年後、エレナの初めてのライヴハウスでのライヴが行われる。チケットは大盛況でSOLD OUTになっていた。啓太はライヴハウスで演るのが初めてで不安でいたが、エレナは「いつも通りで演ればいいんじゃない。聴かせたい人を思い浮かべて...」と落ち着いていた。啓太は「エレナの聴かせたい人って誰なの?」と尋ねると「おばあちゃん」とエレナ。

東京に出て3年が流れ、エレナは初めてのCDを発売した。それをおばあちゃんに送った。手紙には「東京へ来て3年。やっと私のCDを出すことが出来ました。長かったような、短かったような3年間でした。でも、一つだけ言えるのは、今日があるのは、おばあちゃんのお陰」という書き出して始まり、「エレナはこれからも頑張ります」と結ばれていた。

おばあちゃんがエレナのCDを再生するのと、エレナのライヴハウスでのライヴがオーバーラップして、『蕾』をたっぷりと聴かせてくれる。(この歌詞がエレナの気持ちを上手く伝えていて、実に良いエンディングでした。)

次回は、「一日限りのデート」という物語です。「キ・ニ・ナ・ル!」で、最近恥ずかしいと思ったこととしてエレナちゃんが語っていたペアルックが出てくる物語です。同じ相手を好きになった少女の物語ですが、これにペアルックが絡んだデートが出てくるが、結末は...

今回の「BS-iドラマ倶楽部」からのお知らせの映像は、前回と全く同じものでした。まあ、前回の物語の後編なので、同じ物語という位置づけになるから、これは当然かも知れませんね。次回からは劇中で舞台になった場所が使われるものと思います。

今回の物語は、『蕾』の歌詞を考えたら、この曲をテーマ曲とした「恋日」のような雰囲気もあった物語で、「若いっていいなぁ」と年寄りじみたことを感じた物語でした。そんな中、社長が口にした「きれい事だけじゃ世の中渡っていけないことぐらい分かっているでしょう」という台詞、啓太がエレナを励ます台詞、挫折を感じて夢を諦めかけようとするエレナが夢のために頑張っていく姿など、分かっているけど、こういう物語にはウルウルきちゃうんですよね。内容のある良い物語でした。

さて、来週の水曜(14日)はエレナちゃんの始球式が予定されています。天気の方は大丈夫でしょうか?17:30から特番が組まれていますし、本作のメイキング映像も少しは流れそうだし、中止にならないように祈るばかりです。また、同じ日の深夜には、「東京少女・セピア編」が「「東京少女~セピアの思ひ出」というタイトルになって、未放送の映像も加わって手直しされたものが放送されます。(深夜25:00から)

 

↓原作はこちらです。

好きといえない (リンダブックス 東京少女 2)

  • 作者: リンダブックス編集部
  • 出版社/メーカー: 泰文堂
  • 発売日: 2008/05
  • メディア: 文庫

 

↓違う曲ですが、『蕾』というタイトルを含むものを集めてみました。

蕾 (通常盤)

蕾 (通常盤)

  • アーティスト: コブクロ,小渕健太郎
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2007/03/21
  • メディア: CD

蕾(つぼみ)【ブラバン・マーチ・バージョン】

蕾(つぼみ)【ブラバン・マーチ・バージョン】

  • アーティスト: エコダ・ウインド・オーケストラ,小渕健太郎,黒田俊介,藤井理央
  • 出版社/メーカー: Warner Music Japan =music=
  • 発売日: 2008/03/19
  • メディア: CD

BLUE/蕾-blue dreams-

BLUE/蕾-blue dreams-

  • アーティスト: Suara,大倉雅彦,Bee’,藤間仁,藤田淳平
  • 出版社/メーカー: KINGRECORDS.CO.,LTD(K)(M)
  • 発売日: 2007/10/24
  • メディア: CD

蕾~つぼみ~

蕾~つぼみ~

  • アーティスト: 久保田洋司
  • 出版社/メーカー: インディーズ・メーカー
  • 発売日: 2005/01/19
  • メディア: CD

蕾 tubomi

蕾 tubomi

  • アーティスト: Angelique,326,康珍化,清水信之,西慎嗣
  • 出版社/メーカー: フォーライフ ミュージックエンタテイメント
  • 発売日: 2001/02/21
  • メディア: CD

 

↓『蕾』と『翼』の作者の別のアルバムです。

カレイドスコープ(DVD付)

カレイドスコープ(DVD付)

  • アーティスト: Bahashishi,ユラリ,朝本浩文
  • 出版社/メーカー: Columbia Music Entertainment,inc.( C)(M)
  • 発売日: 2008/04/09
  • メディア: CD

心の世界

心の世界

  • アーティスト: Bahashishi,ユラリ,Toru Minami
  • 出版社/メーカー: Aer-born
  • 発売日: 2006/05/24
  • メディア: CD


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ケータイ刑事銭形海6話[裏ネタ編] [ケータイ刑事]

今回の「裏ネタ編」で語る物語は、第6話「生きていた恐竜!? ~未確認生物殺人事件」です。今回は未確認生物ということで、元ネタになった「ネス湖のネッシー」についてと、「未確認生物(U.M.A.)」について記すことにする。→柴田太郎さんが得意とする世界です。柴田さんならばいくらでも語ってくれそうですが...

尚、BS-iの本放送の時に記した長文&ネタバレあり版は「ここをクリック」してご覧下さい。(放送直後に記した感想版もここを経由してください。)

ネス湖のネッシー」:ネス湖はイギリス・スコットランド北部のハイランド地方にあるイギリス最大の淡水湖である。ある狭長な形をした湖であり、実に細長い。最大深度は230mである。氷食を受けた地溝湖である。ネス湖から北東に流れ出るネス川の河口にある都市・インヴァネス(ハイランド地方の唯一の市、人口約5万人)が最寄りの都市である。(本当に何もない所にある湖である。)

20世紀の最大の謎の一つということで、怪獣の目撃例が多数報告されている。20世紀以前から目撃例はあるが、特に1933年以降、目撃例が多くなった。「ネッシー」というのは「ネス湖の怪獣」の通称であり、この種のものには「○○シー」という名前が付けられたことから日本では「ネッシー」の名前が広く知られている。(例えば、屈斜路湖のクッシー、池田湖のイッシーなど。)また、日本では未確認生物の代表という存在になっている。

正体については色んな説があり、目撃証言や写真から、恐竜時代に生息していた大型水棲爬虫類の首長竜の生き残り説が古くから語られてきた。また、竜脚類の生き残り説、哺乳類説、両棲類説、魚類説、海牛類説などがある。しかし、目撃証言、写真の多くが自然現象の誤認で、他の既知の動物、船舶や流木、波であったり、或いは捏造と判断されて、決定的な証拠はない。また、首長竜の生き残り説についても、ネス湖は彪我の侵蝕によって誕生した湖であり、恐竜が生きていた時代には氷の地であったことから、科学的には否定されている。

そして、長い間、ネッシーの存在の根拠となっていた1934年に撮影された写真(既に、大型生物ではなく、小さなものということが証明されていた。)がトリック写真であったと、1993年に告白されたことから、一気にネッシーの存在を否定する意見が大勢を占めるようになった。

未確認生物(U.M.A.)」:Unidentified Mysterious Animalのことで、文字通り、生物学的に確認されていない生物のことである。略して「UMA(ユーマ)」と呼ばれるが、これは日本だけでしか通用しない。(高村さんが口にした「うま」とは言いません。念のため。)尚、神話などに出てくる動物や、小説などの世界に登場する空想上の生物はUMAには含まれない。

コンピューター用語として「Unified Memory Architecture」も「U.M.A.」という同じ略語を持つが、これはメモリ技術の一つであり、未確認生物とは全く関係ないものである。

「UMA」の代表的な存在は、やはりネッシーやビッグフット、イエティ(雪男)などであろう。また、日本ではクッシーやイッシー、ツチノコなどが「UMA」というものに分類される。

「UMA」は生物学的に存在が確認されていない生物なので、それを見たというのは「確認」にはならない。(物理的な目撃確認と、生物学的な確認とは全く別物である。)学問的にどういう分類がされるのか、進化の過程は、等が明らかにならない限りは「未確認」ということなる。よって、生物学的に確認されると、その時点で「UMA」ではなくなる。

 

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD

 

↓この手のものはたくさんあります。

ネッシーに学ぶ生態系

  • 作者: 花里 孝幸
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2008/03
  • メディア: 単行本

[東スポ永久保存版]エンタメ劇場

[東スポ永久保存版]エンタメ劇場

  • 作者: 東京スポーツ新聞社
  • 出版社/メーカー: 東京スポーツ新聞社
  • 発売日: 2007/08/02
  • メディア: ムック

ネッシー60年の軌跡それでも生きている (ワニ文庫)

  • 作者: 平川 陽一
  • 出版社/メーカー: ベストセラーズ
  • 発売日: 1994/07
  • メディア: 文庫

ネッシーは生きている (1977年)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1977/10
  • メディア: -

なぞの怪獣大図鑑―ネッシーから雪男・野人まで (1981年)

  • 作者: 風林 順平
  • 出版社/メーカー: 立風書房
  • 発売日: 1981/07
  • メディア: -

ネッシーはそこにいる―ネス湖国際探検隊の記録 (1974年)

  • 作者: 康 芳夫
  • 出版社/メーカー: 浪曼
  • 発売日: 1974
  • メディア: -

本当に会った!!未確認生物目撃ファイル

本当に会った!!未確認生物目撃ファイル

  • 作者: 並木 伸一郎
  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 2007/04/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

あなたの知らない未確認生物本当にいる!UMAの正体 2 (2) (コアコミックス 84)

あなたの知らない未確認生物本当にいる!UMAの正体 2 (2) (コアコミックス 84)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: コアマガジン
  • 発売日: 2007/09
  • メディア: コミック

図説・世界未確認生物事典

図説・世界未確認生物事典

  • 作者: 笹間 良彦
  • 出版社/メーカー: 柏書房
  • 発売日: 1996/10
  • メディア: 単行本

未確認動物UMAの謎 (ムー・スーパーミステリーブックス)

未確認動物UMAの謎 (ムー・スーパーミステリーブックス)

  • 作者: 並木 伸一郎
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2002/12
  • メディア: 新書

未確認動物UMA大全

未確認動物UMA大全

  • 作者: 並木 伸一郎
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2007/05
  • メディア: 単行本

本当にいる世界の「未知生物」(UMA)案内

本当にいる世界の「未知生物」(UMA)案内

  • 作者: 天野 ミチヒロ
  • 出版社/メーカー: 笠倉出版社
  • 発売日: 2006/08
  • メディア: 単行本


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