BS-iナイター・東京少女 [BS-TBS(BS-i)関連]
4/10が雨で流れたということで、約一ヶ月後の本日に改めて設定されたBS-iナイター。昨日から天気が悪い(関東には台風接近まであったという大荒れ)ということで、今回もひょっとしたら?ということが頭をよぎったが、無事に行われてよかったよかった。
今回はなんと柴田太郎が登場、ということで、海ちゃんの始球式の時の柴田束志のような役回りをしていました。(エレナちゃんが7代目を襲名したら、鑑識も柴田太郎の復帰があるかも、と予感させてくれました。)で、柴田太郎は「結婚を」ということを盛んにネタにしていました。(舞ちゃんにプロポーズして、即座に撃沈して以来、お馴染みのネタになってますね。)で最後まで「結婚」をネタにいじられていた柴田太郎さんでした。
なんか、漫才コンビのようになっていた二人だったが、柴田さん(金剛地さん)のエアギターと、エレナちゃんの歌う『翼』があったのは嬉しい所でしたね。(残念ながら『蕾』はなし。)そんな中、「謎は解けたよ、柴田くん」というのは、やはり7代目は?ということを予感させてくれました。
内容としては、ある程度予想した通りであり、「東京少女」の説明(ちゃんと「68FILMS」の時から紹介されていました。ただ、映画「東京少年」だけは出てきませんでした。)と、メイキングなどを通しての水沢エレナの紹介というものでした。
で、当然のように「恋日・3rd.・卒業~春の嘘」と「東京少女~さよなら少女」が出てきました。(残念ながら「美絵素四姉妹」については出てきませんでした。)「さよなら少女」の方は本放送でメイキングがあったからともかく、「恋日・卒業~春の嘘」のメイキングが見られたのは大きなプレゼントになりました。(この物語は「恋日・3rd.」の中でもお薦めの1本(前後編なので、2本といった方が良いかもしれませんが...))
丹羽Pの話では、必ず口にする「華がある」という言葉が出てきたが、これまでの起用の仕方は、佐々木監督の英才教育でデビュー、古厩監督にしごかれ、難しい役を与える、そして歌まで歌ったということで、銭形ーズの仲間入りを果たす過程を着実に踏んでいっているように感じるのだが、果たしてどうなることか。(「恋日・3rd.」の時から、7代目の本命と見ているのですけど...)
4/10の製作発表の時の様子も流れたが、これはあの時が中止になったからこそ加わることが出来た部分でしょうね。で「雨なんかに負けないぞ。オーッ!」と元気な所を見せていたが、雨男・丹羽Pの神通力を吹っ飛ばしたということですかね。(泪ちゃん、海ちゃん、雷ちゃんの始球式の時は、球場にいる丹羽Pの姿が何処かに映っていたが、今回は気づかなかったのだが、ひょっとしたら今回は球場に足を運ばなかった???)
始球式直前も柴田太郎とコントをやっていたが、「ホームランを打たれたら結婚を考えても良い」と言う言葉に、熱くなる柴田さん。「始球式だから打つ訳ない」とは言っても、漫画「ドカベン」では岩鬼は何度も始球式のボールをスタンドに打ち込んでいますけど...
柴田さんが始球式の司会まで務めていたということで、エレナちゃんとのコンビ、実現させてもらいたい所です。で、投球の方はバッターの背中の方にワンバウンドなっちゃったが、それは柴田太郎が茶々を入れたから、ということにしてしまえばよろしいかと...
↓「卒業~春の嘘」はこれに収録されています。
↓「東京少女・水沢エレナ」の原作はこちらです。
WILLOW(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]
表題の作品は1988年の映画「ウィロー」である。悪の女王が支配する時代に、その世界を救うという赤ちゃんを拾った若者・ウィローの冒険物語である。(結構、コミカル・テイストに満ちている物語でもある。)
作品データを記しておくと、時間は127分、原作と製作総指揮はジョージ・ルーカス、監督はロン・ハワード、脚本はボブ・ドルマン、撮影はエイドリアン・ビドル、音楽はジェームズ・ホーナーである。そして出演は、ワーウィック・デイヴィス、ヴァル・キルマー、ジョアンヌ・ウォーリー、ジーン・マーシュ、パトリシア・ヘイズ、ビリー・バーティ、パット・ローチ、ギャヴァン・オハーリヒー、たちである。
尚、本作での共演がきっかけで、ヴァル・キルマーとジョアンヌ・ウォーリーは後に結婚することになった。結婚後、ジョアンヌ・ウォーリー・キルマーの名前で女優を続けていたが、離婚しちゃいました。
悪の女王・バヴモルダが支配する世の中。が、女王は「体に印を持つ特別な子が生まれ、女王を殺すだろう」という予言を恐れていた。女王は生まれた子を殺そうとしていたがねその子供は秘かに川に流され、ネルウィン族の農夫・ウィローが拾う。長老の指示でウィローは旅立ち、最初に会ったダイキニ族に赤ん坊を渡すそうとする。で、宙吊りの檻に拘置されている戦士・マッドマーティガンと出会い、彼に赤ちゃんを託すが、赤ちゃんは連れ去られ、ウィローは捕らわれてしまう。その夜、妖精の女王・シャーリンドリアが現われ、ウィローはこの希望の子を守るために選ばれたと告げられた。次の日、ウィローは良い魔女・フィン・ラゼルに会うために再び旅立つが、マッドマーティガンと再会した旅籠で赤ちゃんを捜すバヴモルダの娘・ソーシャとぶつかり、辛うじて逃げるが、再び捕まる。そんな中、ブラウニー族の惚れ薬を吸ったマッドマーティガンがソーシャに恋し、その混乱に脱出する。それから怪獣や追っ手たちと争いながら、悪の女王・バヴモルダに立ち向かって行く...
ジェットコースター・ムービーのようにテンポよくストーリーは進んで行くが、全体的にコミカル・テイストに満ちていて、ノリは軽く、伝説というような重みは感じられない。どちらかというと、ファミリー向けの冒険ファンタジーと言った作品である。
物語の方は今ひとつ詰めが甘いのだが、音楽の方はなかなか出来がよい。結構色んな所で使われていて耳にすることが多いのだが、それが本作の音楽が優れていることを証明している。流石はJ.ホーナーと言った所である。スケールが大きいサウンドは、緩急を付けてテンポ良く進む所は進み、じっくりという所はじっくりと聴かせてくれる。映画の内容を考えたら、出来すぎと言っても良いレベルで、映画本編を忘れてこちらをBGMに使うのに持ってこいである。耳にすることも多いだけに、一度はじっくりと聴いておきたいところである。
最後に、サントラ盤の収録曲を記しておく。収録曲は以下の全8曲である。『Elora Danan』『Escape From The Tavern』『Willow's Journey Begins』『Canyon Of Mazes』『Tir Asleen』『Willow's Theme』『Bavmorda's Spell Is Cast』『Willow The Sorcerer』。
Willow [Original Motion Picture Soundtrack]
- アーティスト: Original Soundtrack,James Horner,London Symphony Orchestra,Robin Williamson
- 出版社/メーカー: Virgin
- 発売日: 1998/11/17
- メディア: CD
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BEST HIT USA 2008[2008/5/13] [音楽(etc.)]
いつものように、一番早い放送である火曜日夜のBS朝日の放送において、ON AIR曲と「TIME MACHINE」のコーナーの情報を中心に記しますが、最近はPVに対する扱いが酷くなり、構成の方も詰め込んでしまえ、という実に酷いものになっている。色んなチャートを紹介すると言っても、同じチャートが毎週出てこないというのは致命的な欠陥である。それに以前よりも格は上がったものの、BILLBOARDではなくてRADIO & RECORDSじゃあね... 兎に角、こうもズタボロになっちゃうと、存在価値も無く、「TIME MACHINE」で2つも紹介された大騒動の観客になった気分でした。
最初は、「今日はいきなりとても注目されている2人組をゲストに…」ということで、今回もゲスト・コーナーでスタートしました。(いい加減に「今日は…」じゃなくて「今日も…」といった方が絶対良いと思う...)ゲストはNUTTIN' BUT STRINGZの2人で、ON AIR曲は『Thunder』でした。で、またもPVの途中から小画面でのインタヴューが出るということで、最近はPVに対する扱いが酷い回がやたらと増えました。その後、スタジオで生演奏をチラッとやっていました。
これに続いて「COUNTDOWN USA」の20位から11位までの発表(わざわざ「TOP40部門」と言っても、虚しく感じるだけでした。)があり、DEF LEPPARD featuring TIM McGRAWの『Nine Lives』に乗せて今週のROCK CHARTのTOP 10の紹介、RAHEEM DEVAUGHNの『Woman』に乗せてURBAN AC CHARTのTOP 10の紹介がありました。
CMを挟んでからは、「STAR OF THE WEEK」のコーナーで、取り上げられたのはPLAIN WHITE T'S。それにしても、紹介するまでの能書きが長い。先にチラッと映像でバンド名が分かっているが、こういう形で紹介されると、頭に残りにくいんですよね... で、インタヴューと『Hey There Delilah』がON AIRされました。(当然のように、途中から再びインタヴュー画像が小画面として出ました。)続いて「COUNTDOWN USA」の10位から4位までの発表、TRIPLE A CHARTのTOP 10がSTEVE WINWOOD featuring ELIC CLAPTONの『Dirty City』に乗せて紹介されました。
CMを挟んでからはお待ちかねの「TIME MACHINE」のコーナーです。(本当に、ここで紹介される情報だけが目的になっている筆者です。)今週は5/13いうことで、以下の6件が紹介されました。
1955年:ELVIS PRESLEYがフロリダ州でのコンサートの後、観客が騒いで大混乱となる。彼のコンサートで熱狂した客が大騒ぎをするのはこれが初めてだった、1970年:BEATLESのドキュメンタリー映画「LET IT BE」が公開される。この映画は同時にBEATLESの最後の映画にもなった、1974年:JACKSON 5のワシントン・KRFスタジアムでのコンサートで若者たちがステージに瓶を投げつけて大騒ぎとなった。50人以上が負傷して43人が逮捕された、1978年:YVONNE ELLIMANの『If I Can't Have You』が全米シングルNo.1を獲得した。(この1週のみの1位でした。尚、1978年のBillboard年間シングル・チャートでは19位にランクインしている。)、1985年:BRUCE SPRINGSTEENがモデルで女優のジュリアン・フィリップスと結婚。(3年後に離婚することになる。)、1992年:ツアーで来日中のRED HOT CHILL PEPPERSのギター・ジョンが突然脱退して全てを放り投げて帰国した。(1999年に復帰する。)。
また、5/13が誕生日のアーティストとして紹介されたのは以下の2人でした。RITCHIE VALENS(1941年生まれ、享年17歳)、STEVIE WONDER(1950年生まれ)。
今回は、先週に続いてCHICAGOの2人(LEEとJAMES)がこのコーナーに登場となり、彼らの話があって、2003年のライヴの『Saturday In The Park』が流れました。
続いて「C/D USA」のTOP 3の発表があり、最後のリクエスト曲は、1996年のBJORKのライヴで『Hyper Ballad』でした。これはチベットに対するコンサート「フリー・チベット~チベタン・フリーダム・コンサート1996」のものであるが、あれから12年となるのに、この問題は全く進展せずに同じことを繰り返している中国ですね。時節柄、ナイスな取り上げ方でした。(でも、前説が長すぎる解説にはちょっと嫌気が...「BJORK」の名前をそんなに引っ張らなくても良いのに...)
次回は、EPGの番組情報によると、ゲストはエリオット・ヤミン。説明文の方は、オーディション番組から飛び出したエリオット・ヤミンがついにベールを脱ぐ。さらに意外な人がマイケルのビート・イットをカヴァー!とあります。
Struggle from the Subway to the Charts
- アーティスト: Nuttin But Stringz
- 出版社/メーカー: Koch
- 発売日: 2006/10/03
- メディア: CD
ANDY SUMMERS『I ADVANCE MASKED』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1982年に発表された彼の初のソロ・アルバムである。(ROBERT FRIPPとの共作であるが、主導権はANDYが取っていた。)邦題は「心象現象」。'80'sを代表する名アルバム「SYNCHRONICITY」が発表される前年の発表であるが、既にPOLICEはメンバーがソロ活動を始めていたということになるが、そういう時系列のことを考えても注目しておきたいアルバムである。
収録曲は以下の全13曲である。『I Advance Masked』『Under Bridges Of Silence』『China - Yellow Leader』『In The Cloud Forest』『New Marimba』『Girl On A Swing』『Hardy Country』『Truth Of Skies』『Painting And Dance』『Still Point』『Lakeland / Aquarelle』『Seven On Seven』『Stultified』。
本アルバムからの筆者のお薦め曲は、アルバム・タイトル・ナンバーの『I Advance Masked』から始まる前半の『Under Bridges Of Silence』『China - Yellow Leader』、そして『Painting And Dance』とラストの『Stultified』。
ギターめサウンドがお好きな方には嬉しいところで、しっかりと聴かせてくれる2人のプレイは聴いていて気持ちが良くなるものである。セールスの方では時に記録に残る物ではなかったが、ツボを抑えたサウンド(ギター・プレイ)は味があり、セールスとアルバムのクオリティは比例関係にないと言うことを教えてくれるアルバムである。'80'sサウンドを聴くのであれば、外せない一枚である。