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篤姫#23 [ドラマ]

来年の大河ドラマの主要キャストの発表と、再来年の大河ドラマの作品が発表されたが、こちらは相変わらず大河ドラマらしくない雰囲気で、マイペースを貫いて進んで行きます。時代は幕末の動乱期であり、この時代を描いたドラマでも、本作のようにのんびりとしたドラマが見られるなんて、全く思っていないことでした。そして今回は、夫婦である家定篤姫だが、なんか恋人同士のような雰囲気を持った青春ドラマのようになっていました。(一応、少し変化があったということになるが、こういう形になるとは...)

「今週の目玉!」はも何と言っても「五つ並べ」でした。それにしても、囲碁が五つ並べという形になってまたも出てくるなんて、しかも家定がそれにハマっているというのは実に面白い所でした。今思えば、篤姫と尚五郎とが、しつこいまでの囲碁の対戦が描かれていたが、これは大奥編になると「囲碁」が「五つ並べ」に変わるということの伏線だったんですね。

篤姫と家定は恋人同士のような関係になるが、やはり幾島は幾島で存在感抜群で、斉彬の密命を遂行しようとする。途中で、篤姫に「近う寄れ」と言われた所はコントになったが、やっぱり笑いのツボも用意してあるというのは楽しくなります。また、篤姫と幾島の関係も、なんかちゃんと五代さんの関係のように、普段は上司と部下ということを感じさせないが、ここぞと言う時には上長だということを見せつけたちゃんと同様に、篤姫も幾島の上司というようなことを見せるのは面白い所です。(御台様とお付きの老女ということで、特に斉明の密命に関して動いている時は、上長と部下という関係を匂わせてくれます。)

会ったこともないのに、どうして将軍に推すのかと問われた篤姫は、慶喜と会うことにした。が、覇気が感じられなかった篤姫。しかし、滝山がその様子をチェックしていることまでは篤姫は分かっていない様子でしたね。一方、慶喜はそういう動きまで知った上での振る舞いのように見えました。

が、一方だけ会うのはおかしいということで、慶福にも会うことにした篤姫。(容疑者は全て対等に扱え、ということですかね、ちゃん風に言えば...)で、その時の慶福の言動、更には傷んでいた菓子の対処の的確さに感服した篤姫。(斉彬の密命がなかったら、御台様でなかったら、一気に恋愛モードに突入しそうな目をしてました。)

一応、どうでも良いようなサイドストーリーで、尚五郎のダメ亭主ぶりとお近の存在感を見せる一幕があったが、またも同じことで悩んでいる尚五郎。ちょっとしつこ過ぎると思いますが...

もう一つは、本寿院を中心とした井戸端会議の情報屋の滝山が、篤姫と幾島が慶喜を推していると知った所でした。篤姫のことを息子の嫁としてお世継ぎをと考える本寿院にしたら、ど迫力の噴火ということになりました。→マリバロンとしたら、「裏切り者は処刑だ」ということで絶対に許せないのでしょう。ということで、形の上では嫁いびりということで、掌を返したように篤姫に対していくということで、またまた面白くなりそうです。

次回は、「怒りのマリバロンVS銭形愛」と「家定VS篤姫の五つ並べ」という2つの対決が軸となりそうな感じです。(→どう見ても、幕末を舞台にした歴史ドラマではないですね...)

 

篤姫―NHK大河ドラマ歴史ハンドブック (NHKシリーズ)

篤姫―NHK大河ドラマ歴史ハンドブック (NHKシリーズ)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2007/12
  • メディア: 単行本

NHK大河ドラマ・ストーリー 篤姫 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)

NHK大河ドラマ・ストーリー 篤姫 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)

  • 作者: 宮尾 登美子
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2007/12/20
  • メディア: ムック
新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫 (み9-7))

新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫 (み9-7))

  • 作者: 宮尾 登美子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2007/03/15
  • メディア: 文庫
新装版 天璋院篤姫(下) (講談社文庫 み 9-8)

新装版 天璋院篤姫(下) (講談社文庫 み 9-8)

  • 作者: 宮尾 登美子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2007/03/15
  • メディア: 文庫
↓今回は何と言ってもこれです。

図解連珠(五目並べ)入門

  • 作者: 坂田 吾朗
  • 出版社/メーカー: 土屋書店
  • 発売日: 1985/11
  • メディア: 単行本

連珠 for Windows―対局五目並べ

  • 作者: 坂田 吾朗
  • 出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ
  • 発売日: 1996/10
  • メディア: 単行本

対局五目並べ 連珠 for Macintosh

  • 作者: 坂田 吾朗
  • 出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ
  • 発売日: 1997/01
  • メディア: 単行本
↓これらを家定に献上したら、大喜びしそう...
SIMPLE1500シリーズ Vol.3 THE 五目ならべ

SIMPLE1500シリーズ Vol.3 THE 五目ならべ

  • 出版社/メーカー: D3PUBLISHER
  • メディア: Video Game
Challenge Price 498 五目並べ

Challenge Price 498 五目並べ

  • 出版社/メーカー: マグノリア
  • メディア: CD-ROM
バリュー五目並べ

バリュー五目並べ

  • 出版社/メーカー: マグノリア
  • メディア: CD-ROM
Standard1500 The 五目ならべ

Standard1500 The 五目ならべ

  • 出版社/メーカー: サクセス
  • メディア: CD-ROM
有段連珠 ~初段が取れる五目並べ~

有段連珠 ~初段が取れる五目並べ~

  • 出版社/メーカー: MSDジャパン
  • メディア: CD-ROM

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TwellV・神宮前名画座「WUTHERING HEIGHTS」 [映画(洋画)]

今週の神宮前名画座は、1939年のアメリカ映画「嵐が丘」でした。言うまでもなく、E・ブロンテの原作小説の映画化作品であり、後に何度も映画化されている作品である。(舞台は他の場所に置き換えているというものが多いですが...)1939年製作の本作は、最初の映画化作品である。この後、1953年のメキシコ、1970年の米英合作、1986年のフランス、1988年の日本、1992年のイギリス作品が存在しているが、本作を含めた6作の中で最も内容のあるのは本作であり、後の作品群は本作に及びもしない。(原作に最も忠実という訳では無いですが...→原作に忠実なのは1992年のイギリス作品である。)

作品データを記しておくと、時間は103分、白黒作品である。原作はエミリー・ブロンテ、監督はウィリアム・ワイラー、脚本はベン・ヘクトとチャールズ・マッカーサーの2人、撮影はグレッグ・トーランド、音楽はアルフレッド・ニューマンである。そして出演は、ローレンス・オリヴィエ、マール・オベロン、デヴィッド・ニーヴン、ジェラルディン・フィッツジェラルド、フローラ・ロブソン、レオ・G・キャロル、ドナルド・クリスプ、たちである。本作はアカデミー賞で8部門に渡ってノミネートされたが、受賞したのは撮影賞(白黒)の1つでした。

物語の方は、イギリス文学史に名作として刻まれるものであって、余りにも有名であり、名優・L・オリヴィエのハリウッド・デビュー作として知られている作品であり、多く語られているので、細かい所まではともかく、大筋は誰でも知っているでしょう。よって、ここで述べることは省略する。(一応、知らない人のために、一行で記すと、「北イングランド、嵐が丘と呼ばれる名家の養子となったヒースクリフの復讐と愛の姿を描いた物語である。」というところでしょうかね。あまりにも簡単過ぎますが...)

本作は製作からまもなく70年ということになるが、物語の舞台が現代ではないこともあって、全く古さを感じることはない。こういう名作を今後も、野球中継などで休むことなく放送し続けて欲しい所である。

尚、次回の神宮前名画座は6/21と6/22放送の1949年の「硫黄島の砂」ということで、来週は土日のいずれもお休みです。(その次は6/29で、1948年の「ジャンヌ・ダーク」です。)

 

嵐が丘

嵐が丘

  • 出版社/メーカー: ファーストトレーディング
  • メディア: DVD

嵐が丘

嵐が丘

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD

嵐が丘

嵐が丘

  • 出版社/メーカー: GPミュージアムソフト
  • メディア: DVD

嵐が丘

嵐が丘

  • 出版社/メーカー: アイ・ヴィ・シー
  • メディア: DVD

嵐が丘

嵐が丘

  • 出版社/メーカー: GPミュージアムソフト
  • メディア: DVD

嵐が丘

嵐が丘

  • 出版社/メーカー: アイ・ヴィ・シー
  • メディア: DVD

↓原作はこちら

嵐が丘 (新潮文庫)

嵐が丘 (新潮文庫)

  • 作者: 鴻巣 友季子
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2003/06
  • メディア: 文庫

嵐が丘(上) (岩波文庫)

嵐が丘(上) (岩波文庫)

  • 作者: エミリー・ブロンテ
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2004/02/19
  • メディア: 文庫

嵐が丘〈下〉 (岩波文庫)

嵐が丘〈下〉 (岩波文庫)

  • 作者: エミリー ブロンテ
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2004/03
  • メディア: 文庫

嵐が丘 (名作映画でペラペラ英会話)

嵐が丘 (名作映画でペラペラ英会話)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: コスミック出版
  • 発売日: 2005/11
  • メディア: 単行本


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ゴルゴ13#9 [アニメ]

今回は刑務所に収監されたゴルゴが何かと問題を起こし、死刑囚となってしまうが、脱走を試みて成功、そして... という物語。この物語では、映画「アルカトラズからの脱出」を色々と感じることになりました。(でも、この物語の原作の方が前記映画よりも前に書かれている。)

アラスカにある刑務所。周囲は激しい潮流という孤島にあり、脱走に成功した者はこれまで誰もいなかった。そしてまた、脱走を試みて失敗した19人目の囚人が殺された。そんな時、ゴルゴ13が無期の囚人として送られてきた。何かと所長のキッカースを挑発するゴルゴ。そして、食事の時に騒ぎを起こし、やってきた所長を殴る。これに怒った所長はゴルゴを死刑囚にして、死刑囚が収容されている房に移す。で、ゴルゴは死刑囚のザラスと出会うことになる。ザラスはゴルゴがただ者ではないと感じていて、ゴルゴと共に刑務所を脱獄することを決意して、ゴルゴの指示通り、必要な物を集める。そして全てが整った夜、ゴルゴとザラスは鉄格子を切断し、房から出た。更に雨樋を登り、屋上に到達する。が、そこには所長が放っていた鼠がいて、ゴルゴに一緒に脱走させて欲しいと頼み込んできた。更に所長が現れ、ゴルゴとザラスの脱獄の現場を押さえ、ゴルゴを20人目として殺そうとする。が、ゴルゴの反撃パンチを食らった所長は屋上から転落死、一瞬の隙を突いてゴルゴとザラスは海にダイブして逃亡を図る。直ぐに船が出て2人を追う。が、それを呼んでいたゴルゴとザラスは、捜索に出た船に忍び込み、看守たちを倒し、その船を奪い、脱獄に成功した。で、ゴルゴが用意していた服に着替えるが、ザラスは、ゴルゴは最初から脱獄することを考えていた事を知る。その時、ゴルゴのライフルがザラスを狙っていた。ゴルゴの目的は、ザラスの暗殺であった。依頼者は死刑囚であるザラスの処刑される日を待ちきれず、ゴルゴに暗殺を依頼したのだった...

展開は、いつものゴルゴの物語と違った緊迫感と緊張感があり、なかなかスリリングなものであり、面白いのだが、冷静に考えると、脱獄不可能な刑務所からの脱獄ということをまんまと成功させてしまったゴルゴ13は凄いのだが、世の中って計算通りには行かないものであり、計画した通りに脱獄できるとは限らない。なのに、それに挑んで達成してしまうというのだから、ゴルゴは神がかり的な存在になる。この点ではゴルゴのキャラをより超人化させることになるので良いことに繋がるが、逆に、用意周到とは言っても、ちょっと都合が良すぎないか、という疑問も浮かんでくる。第一、計画通りに事が運んでも、「脱獄囚」として追われることになるのだし...よって、とんでもない金額の報酬を受け取り、その金の力で「脱獄囚」ということを消そうとするのでしょう。が、そうなると金によって解決するという醜い姿を直接描いていないものの、間接的に語ることになり、ゴルゴ13というキャラが闇の世界のダーク・ヒーローというようになっていくだけで...

物語としたら面白いが、その裏のことまでも考えると、複雑なことになってしまうということで、評価が分かれる物語でしたね。

 

↓原作漫画はこれに収録されています。

ゴルゴ13 (2) (SPコミックス)

  • 作者: さいとう たかを
  • 出版社/メーカー: リイド社
  • 発売日: 1997/04
  • メディア: コミック


↓今回思い出した映画はこちら

アルカトラズからの脱出

アルカトラズからの脱出

  • 出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
  • メディア: DVD

アルカトラズからの脱出

アルカトラズからの脱出

  • 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
  • メディア: DVD


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東京少女・桜庭ななみ#1「恋より大切なこと」 [ドラマ]

6月になったということで、ヒロインが桜庭ななみに変わり、今回はその初回となる「恋より大切なこと」です。BS-i作品には初めて登場ということになるが、最初が佐々木浩久監督作品ということで、佐々木監督夫妻の英才教育を受けてからの主演デビューとなるので、大丈夫でしょう。(水沢エレナも「恋日・3rd.」でのドラマ・デビュー時、そうでした。)また、佐々木監督の英才教育となると、奥さんの滝本ゆにさんも関係するが、その滝本さん、ななみの母親役として出演していました。「銭形海・1st.5話/3rd.5話」以来のこの枠への出演と言うことでした。

それにしても、桜庭ななみって、4年ほど前の真希ちゃんを見ているような気になります。初々しさもそうだが、髪型も近いですし...(事務所も同じだし、しばらくは同じような路線で売り出していこうということかもしれませんね。)

ポップな感じの主題歌のタイトルは『恋はみぢかい』(漢字で「短い」としないところがいい感じです。)。歌い始めの部分は滑舌の練習になりそうな感じがしますね。また、チェンバロ風のメロディ・ラインがちょっと新鮮な所を感じます。

物語の方は何処にでもありそうな物語であるが、それだけ身近に感じられるドラマというのも良いですね。でも「東京少女」というドラマのコンセプトである「東京を舞台にした」という所が置き去りにされているのが気になります。完全に「月単位で4つの役を演じる」ということに主眼が変わっているのがちょっと残念。「68FILMS」からのシリーズであるだけに、「東京を舞台にした」という所にも拘って貰いたい所です。しかし、「東京」という拘りを捨ててしまえば、「恋する日曜日」で主人公が女子高生というものばかりを集めたようになり、これはこれでまた楽しみでもあるんですけど...

今回の物語は、幼稚園時代の恨みを今だに根に持っている女子高生の物語。タイトルから「恋より大切なこと」は「友情」だろうと思っていたが、思った通りの物語でした。が、ストレートというのもまた良い所です。

ところで、高校生の幼稚園時代と言うと一応10年以上前のことになる。また、高校生と言えば10代後半なので、10年の歳月と言えば高校生にとっては人生の半分以上ということになる。これが20代からの10年、30代からの10年、…、と比べると同じ「10年」であっても、その人の人生をスケールにすると、重みが全く違うことになる。それに、子供の時のことって、深く思った事はトラウマになって一生を左右することになることもあるぐらいなので、「執念深い」と言うような言葉で片付けられるものではない。そういう意味では良い物語でした。

高校生のななみと小川千夏は幼稚園の時からの親友だった。勉強も運動も千夏は出来るが、ななみは不器用で千夏のようにはいかない。みんなは「仲が良い」と言うが、ななみは、自分は千夏の単なる引き立て役だと思っていた。お母さんは「被害妄想」だと言うが、ななみは「千夏は本当は友達とは思っていない」と思っていた。

幼稚園の時、ななみの初恋の相手・順二に対して、千夏はななみの悪口を吹き込んだため、ななみの初恋をぶちこわさ、いつか仕返しをしてやると決めていた。

家庭科の授業でパジャマを作っている時、ななみは千夏から「相談がある」と言われ、塾の後、相談を受ける。千夏は「好きな人が出来ちゃった」と打ち明けられる。で、その仲を取り持つことを頼まれる。ななみは「これは神様が暮れたチャンスだ」と思い、千夏の悪口を言ってその恋を破滅させてやる、と決意して行動に出る。

千夏の恋した相手は、隣のクラスの高志だった。ななみは高志に千夏のことを話すが、高志は「彼女がいる。それでもよかったら」「お前が黙っていてくれたら」と言ってOKした。

家庭科で作ったパジャマ。ななみが作ったのは何故か片方だけ半袖ということになっていてみんなから笑われる。ななみはそれを笑う千夏に対して、「(千夏のパジャマを)見せてよ」と言うが、「ダメよ」と断られる。ななみは長袖の方をはさみできると、「OKだって」と千夏に伝えた。で、千夏は高志とつきあい始め、「今日、一緒に帰ろう」と言われたことを喜んでななみに伝える千夏。

放課後、ななみは高志が彼女と電話しているのを目にするが、通り過ぎていく。が「やっぱ、許せん」と思って高志を追いかけていこうとする。が、ななみは順二とぶつかり、膝を怪我してしまう。で、順二と共に下校するななみ。そこで順二は千夏から聞かされたななみの悪口を口にするが「信じていなかった」「お前のこと好きだった」「今でも結構気になっている」と言ってななみをデートに誘った。ななみは初恋は実ったと思い「正義は勝つのだ」と言って、デートの時の服選びをしていた。(ここでAパート終了。経過時間は12分半を過ぎた所ということで、Bパートは13分と少しになります。)

デートの日、赤坂サカスで順二を待つななみ。(赤坂サカスを選ぶ所はBS-i作品らしいところです。この春にオープンしたばかりでもあるし...)そんな時、千夏から電話が入り、携帯に出るななみ。千夏が誘うが、「お母さんと一緒だから」といって断ったななみ。そこに順二がやってきて、デートが始まる。お上りさん状態になっているななみは写真を撮ろうとするが、その時高志が彼女とデートしている姿を目にした。

夜、公演で昼間の写真を見ていたななみ。そこに千夏がやってきた。で、「お母さんと一緒」と嘘をついたことを謝るななみだったが、千夏は全く気にしていなかった。千夏は、今日一日中高志と連絡が取れなかったこと、更に明日弁当を作っていく、と話す。これからななみは、千夏のパジャマは彼のために作っていると察知した。で「だから見せてくれなかったの?」と塔。これに「まあね」と千夏。ななみは、夏が自分の初恋をぶちこわしたので自業自得だと思おうとしたが...

翌日、学校の屋上。千夏は高志に弁当を作ってきて、それをだす。「旨そう」と言って感激する高志だったが、そこにななみが現れて「ちょっと待った!!」そして、「こいつには彼女がいるんだよ。そいつを隠して千夏とつきあっているんだよ」と言って、デートの日に撮った高志と彼女の写真を見せる。「これ、誰?」と問う千夏に「もう一人の彼女」と答える高志。が、ななみに「お前も知ってて黙っていたくせに」と言う。で、ななみは知っていたことを誤り「でも、もう私、千夏を裏切るのは嫌だから」と言うと、高志に向かって「千夏の前から消えろ、この二俣男」と言って高志を追っ払った。

改めて千夏に謝るななみ。が、千夏は「この写真、何?」と言って、ななみと順二のツーショット写真を問う。で、幼稚園の時のことを口にするななみ。(で、よくある喧嘩に...→ななみは千夏が「(私の)アイスの当りを捨てた」と持ち出し「カビが生えてたから捨てた」と返す千夏。(3ヶ月も筆箱に入れていた)なんて、どっちもどっちだが、そういう小さな事でも、本人にしたら大きいことであり、微笑ましく思いました。)で弾みから「千夏は私を友達だなんて思ってないんでしょう」と口にしたななみ。「何それ」と千夏。が、千夏は「待って、そろそろ来るかも...」と口にすると、ななみの手を引っ張っていって物陰に隠れる。

そんな所に順二が彼女と共にやってきた。で、千夏はこの前高志とお昼を食べていたら、順二が彼女とやってきたということを話し、昔からそういう奴であるため、順二をななみに近づけないようにしていた、と話す。で、千夏は順二の前に飛び出すと「私の親友に近づくな、って言ったはずだよね」と告げた。

放課後、千夏は手提げ袋を「これ、あげる」と言ってななみに渡した。その中には「NANAMI」と入ったパジャマが入っていた。で「彼の為じゃなくて、ななみのために作っていたんだ」と千夏。で、驚かせたかったので、見せられなかったことを謝る。これに感激したななみは「私の、半袖になっちゃったけど、もらってくれる?」と口にした。これに笑顔で「もちろんだよ」と千夏。

その夜、二人はパジャマ姿でマクラ投げをして戯れていた。(ななみの作ったパジャマの袖が敗れると「ノースリーブにする?」と言うななみだった。→微笑ましいですね。)で、ななみは「きっと死ぬまで、ずっと一緒」と思っていた。

そして、主題歌『恋はみぢかい』が流れてきて、物語のダイジェストの小画面とエンドロールが流れました。

次回は、「鏡の国のななみ」という物語です。タイトルからはファンタジックな印象を受けるが、そう言う物語ではありません。今回の物語に近いものがあるように感じたのですけど... が、今度は女子高生のラブストーリーのようです。

また、着ている制服についてだが、今回は「学校の階段」(これも佐々木監督でしたね。)の天栗浜高校のものだったが、次回予告での制服姿は、上は違っているが、スカートの方は夏服の青葉台学園のものですね。

BS-iドラマ倶楽部」からのお知らせの映像は、今回も高速と東京タワーを中心とした夕景でした。これがスタンダードだということは分かるが、こうなってくると4月の「山下リオ」の時が特別で、毎回物語に関係した場所を使っていたというだけなんでしょうかねぇ?

相変わらず派手さはないが、色々と頷いてしまう所があって、微笑ましくなってしまう物語でした。「東京少女」でも「セピア編」に見られた切なさというものは無く、ラブストーリーでは無いものの、見終わった後にちょっぴり幸せを感じる「恋する日曜日」のテイストの物語でした。また、製作発表などの様子から、初々しさが桜庭ななみにはあるのかなぁ?と思っていたが、落ち着いて、なかなかしっかりとした演技をしていましたね。やっぱり丹羽Pの目に止まった人材ですね。

 

↓原作ノベライズはこちら

恋より大切なこと (リンダブックス 東京少女 3)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 泰文堂
  • 発売日: 2008/06
  • メディア: 文庫

 

↓桜庭ななみって、この頃の真希ちゃんに近い雰囲気がありますね。

堀北真希 2004年度カレンダー

堀北真希 2004年度カレンダー

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: TRY-X(ハゴロモ)
  • 発売日: 2003/11/30
  • メディア: カレンダー

堀北真希 2005年度 カレンダー

堀北真希 2005年度 カレンダー

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: トライエックス (ハゴロモ)
  • 発売日: 2004/11/30
  • メディア: 大型本


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ケータイ刑事銭形海10話[裏ネタ編] [ケータイ刑事]

今回は「夏舞台」の3回目となる第10話「BS初! ついに舞台だ! ~超豪華!演劇者殺人事件 混迷編」についてということだが、「夏舞台」に対しての3回目の「裏ネタ編」という扱いである。で、今回は劇中に登場したネタの中から「シロナガスクジラ」、「イタコ」、「幽霊」について記すことにします。(「イタコ」は「・18話」の裏ネタ編でも記しているが、今回は追記があります。)

尚、BS-iの本放送の時に記した長文&ネタバレあり版は「ここをクリック」してご覧下さい。(放送直後に記した感想版もここを経由してください。)

シロナガスクジラ」:漢字で書くと「白長須鯨」と記す。クジラ目ナガスクジラ科に賊するヒゲクジラである。地球上の動物の中で最も体長が大きく、全長の平均は約24m、体重は100トンに達する。尚、メスはオスよりも大きく、平均で1.3mほど体長が大きい。生息域は北太平洋、北大西洋、南氷洋であり、冬になると温暖な地へ回遊する。オキアミやカラヌスなどの小甲殻類を食べる。

現在では個体数が減少したため、国際捕鯨取締条約によって捕鯨は禁止されている。(当然、ワシントン条約に出ている絶滅危惧種である。)

イタコ」:「いちこ」とも言うことがある。東北地方において、口寄せ(いたこよせ)を行う巫女のことである。死者や行方不明者の霊を自分に乗り移らせて、その言葉を語る。口寄せとしては、毎年7月に行われる青森県・恐山大祭で行われるものは有名である。交霊術を使うということで、霊能力者とされているが、先天的または後天的な盲目の女性というのが多かった。(科学的な説明は出来ないが)弱視であることから厳しい修行を経て交霊能力を身につけた霊能力者ということになる。

青森県・津軽のイタコの習俗、秋田県・羽後のイタコの習俗、等は、現在では国指定選択無形文化財となっている。

最近では「イタコ」が行う交霊術を、通常の通信方法では交信することが出来ない相手(神、霊、死者、宇宙人など)と交信することを「チャネリング」と呼び、「チャネリング」をする人の一つとして「イタコ」が語られている。→何でもかんでも横文字にすれば良いというものではないと思うんですけどね...

幽霊」:日本の民間信仰で、人間が死んで肉体が消滅した後でも現世に未練や恨みを持っているために成仏できず、浄土に行くことが出来ない魂が、姿と声を持って因縁ある人の前に出現するもの、という定義である。その存在は科学的には証明されていないが、現在でも怪談という形で語り継がれている。
また、それ以外でも、死者の魂、おばけ、という意味でも使われていて、これらから派生した意味としては、「実体を持たず、名前だけ存在しているものの頭に付ける接頭語としても使われている。(例えば、幽霊会社、幽霊部員、幽霊会員など。)

ちなみに、1825年7月26日に江戸・中村座という芝居小屋で「東海道四谷怪談」が初公演されたことから、7月26日を「幽霊の日」ということになっている。

語り継がれている怪談では、日本ではこの世に未練や恨みを持つ魂が化けて出るというものが多いが、西洋でも同じようなものがあり、「Ghost」と呼ばれる。しかし、西洋では、幽霊屋敷、幽霊船というように、人間以外のものに魂が宿ったというものが多い。ちなみに、「妖怪」とは特定の場所や時間に現れる化け物のことであって、特にこの世に未練をもっているとか、恨みがあるというわけではないので、「幽霊」とは別物である。

 

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD

↓シロナガスクジラ関係
コモドドラゴンと暮らす本―シロナガスクジラからパンダまで驚天動地の巨大動物飼育読本

コモドドラゴンと暮らす本―シロナガスクジラからパンダまで驚天動地の巨大動物飼育読本

  • 作者: 空想飼育研究会
  • 出版社/メーカー: 日本文芸社
  • 発売日: 2002/07
  • メディア: 単行本

絶滅危惧動物百科 4 (4)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 朝倉書店
  • 発売日: 2008/05
  • メディア: 大型本

薄明の海―あるシロナガスクジラの一生 (1977年)

  • 作者: サリー・キャリガー
  • 出版社/メーカー: 三笠書房
  • 発売日: 1977/08
  • メディア: -
クジラ・イルカ大百科

クジラ・イルカ大百科

  • 作者: 水口 博也
  • 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ
  • 発売日: 1998/07
  • メディア: 大型本
クジラとイルカの図鑑―完璧版 (地球自然ハンドブック)

クジラとイルカの図鑑―完璧版 (地球自然ハンドブック)

  • 作者: マーク・カーワディーン
  • 出版社/メーカー: 日本ヴォーグ社
  • 発売日: 1996/04
  • メディア: 単行本
クジラ・イルカ大図鑑

クジラ・イルカ大図鑑

  • 作者: アンソニー・R. マーティン
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 1991/12
  • メディア: 大型本
↓イタコ関係
イタコとオシラサマ―東北異界巡礼 (Esoterica selection)

イタコとオシラサマ―東北異界巡礼 (Esoterica selection)

  • 作者: 加藤 敬
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2003/06
  • メディア: 単行本

霊場・恐山とイタコ (1976年)

  • 作者: 祐川 法幢
  • 出版社/メーカー: 新人物往来社
  • 発売日: 1976/05
  • メディア: -

光のチャネリング―すべての人はチャネラーである (エルブックスシリーズ)

  • 作者: 加納 真士
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 1997/06
  • メディア: 単行本

チャネリング体験記 (1) (ソノラマコミック文庫)

  • 作者: 大和 真紀
  • 出版社/メーカー: 朝日ソノラマ
  • 発売日: 2001/01
  • メディア: 文庫
↓幽霊関係
日本怪談集 幽霊篇〈上〉 (中公文庫BIBLIO)

日本怪談集 幽霊篇〈上〉 (中公文庫BIBLIO)

  • 作者: 今野 円輔
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2004/12
  • メディア: 文庫
日本怪談集 幽霊篇〈下〉 (中公文庫BIBLIO)

日本怪談集 幽霊篇〈下〉 (中公文庫BIBLIO)

  • 作者: 今野 円輔
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2004/12
  • メディア: 文庫
怪談の解釈学 (異界シリーズ)

怪談の解釈学 (異界シリーズ)

  • 作者: 広坂 朋信
  • 出版社/メーカー: 希林館
  • 発売日: 2002/08
  • メディア: 単行本
幽霊お岩―忠臣蔵と四谷怪談

幽霊お岩―忠臣蔵と四谷怪談

  • 作者: 藤原 成一
  • 出版社/メーカー: 青弓社
  • 発売日: 1996/07
  • メディア: 単行本
写真で見る日本妖怪大図鑑

写真で見る日本妖怪大図鑑

  • 作者: 『妖怪大戦争』全日本妖怪推進委員会
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2005/07/20
  • メディア: 単行本
図鑑・日本の妖怪

図鑑・日本の妖怪

  • 作者: さこやん
  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 1997/07
  • メディア: 大型本

お化けの図鑑―妖怪がとび出す

  • 作者: 佐藤 有文
  • 出版社/メーカー: ベストセラーズ
  • 発売日: 1985
  • メディア: -

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