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「THE TEXAS CHAIN SAW MASSACRE」 [映画(洋画)]

表題の作品は1974年の映画「悪魔のいけにえ」である。(夏になったということで、ホラー系作品を暫く続けようかと...)この作品はトビー・フーパー監督のデビュー作であり、スプラッター作品の先駆けのような作品となった。'80'sの中盤以降にシリーズ化されて、現在までシリーズ4作と、本作のリメイク作品が製作されている。「13日の金曜日」は第1作から'80'sの作品であるが、本作は'70's前半のオカルト・ブームの時に制作されたということで、「スプラッター映画」の元祖はこちらである。

アメリカ・ウィスコンシン州で実際にいた殺人鬼・エド・ケインをモデルにした作品である。このジャンルの後の作品に多大な影響を与えた作品であり、ホラー/スプラッター映画を見るというのであれば、本作は見ておかなければならない作品である。

作品データを記しておくと、時間は84分、トビー・フーパーは製作、監督、脚本、音楽を担当している。尚、製作はジェイ・パースレーと、脚本はキム・ヘンケルと、音楽はウェイン・ベルとの共同である。また、撮影はダニエル・パールである。そして出演は、マリリン・バーンズ、ガンナー・ハンセン、エド・ニール、アレン・ダンジガー、ポール・A・パーテイン、ウィリアム・ヴェイル、テリー・マクミン、ジム・シードウ、ジョン・デュガン、たちである。また、本作はアボリアッツ・ファンタスティック映画祭で批評家賞を獲得している。

夏休みを利用してドライブ旅行に出たサリー、ジュリー、フランクリン、カーク、パムの5人。楽しい旅を続けていたが、テキサスのある小さな町で、一軒の家を尋ねたところから惨劇の物語が始まった。扉を叩くも返事が無く、扉を開けると、人間の皮の面を被り、血に染まった白い殺人エプロンを着た大男が襲ってきた。一行は次々と殺されていく。一人生き残ったサリーは何とか脱出して道路沿いのガソリンスタンドに逃げ込んだが、そこの主人も仲間であって、サリーは麻袋に入れられて、あの家に連れ戻される。そして狂気の殺戮が...

本作は低予算作品ということ、そして'70's作品ということで、SFXやCGを多用した最近の作品のような映像はない。が、手作りの良さが感じられ、逆に怖さがある。また、単に凶器を振り回して襲ってくるだけでなく、人間の狂気の心が根底にあるため、一段と恐怖を感じることが出来る。

T.フーパー監督の演出も、出来る範囲のことをしっかりと行っていて、恐怖をしっかりと描いている。ということで、お金を掛けた大作映画でなくても、やることをしっかりと行っていれば恐怖は伝わってくる、ということを教えてくれている。(一時期のジャパニーズ・ホラー作品の中には、お金を掛けたものの、結局は凡作、駄作となったつまらない作品が幾つもありましたし...)

後のホラー映画に与えた影響も大きく、'80'sのホラー/スプラッター映画のブームは本作を抜きにしては語れない。

今年の夏も暑くなりそうなので、こういう作品をたっぷりと味わうというのもよろしいかと。

 

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ケータイ刑事銭形海12話[改訂版] [ケータイ刑事]

MBSでの放送に合わせて記している銭形海「[改訂版]」であるが、高村さんとのコンビも大詰めに近づいてきました。今回は第12話「ほんなこつ、このバカちんが! ~方言教室殺人事件」という物語である。タイトルにあるように、「方言」がポイントになる物語であるが、「」や「」でも方言(イントネーションを含む)がトリック解明の鍵になった物語がありましたね。その方言を知っていると思わず頷いてしまうが、知らないと「何のこっちゃ?」ということになってしまうだけに、結構微妙なネタとなるのだが、「ケータイ刑事」ではすっかりお馴染みのネタの1つである。

ただ、こういう場合、「ケータイ刑事」ではテロップ(これが日本語の標準語であると限らないのが「ケー刑事」です)が出るというサービスというかお遊びというかがあるのだが、それが無かったという所がちょっと残念な所でした。

では、今更ながらのネタバレ有りの長文の本編に行きます。(尚、本放送後に記したものは「ここをクリック」して下さい。)

警視庁。手作り弁当を広げたちゃんが「うわぁ~。我ながら美味しそう...」と言うと、早速「いただきま~す」と言っておかずのウインナー(のタコ→これがちゃんと物語の後半に繋がっているというのが「ケータイ刑事」らしいところです。)を口に運ぼうとする。すると高村さんの笑い声が届き、「ワシよ、高村よ」という声が届いた。ちゃんはウインナーを口に運ばず「ワシ?」と首をかしげていた。高村さんは携帯で誰かと通話をしていて「なんばしよんねん。…」と小倉弁丸出しで喋っている。それを耳にしたちゃんは「何故に鉄矢?」とカメラ目線で疑問を口にする。高村さんは更に小倉弁で電話を続ける。ちゃんは「意味不明だし...」と全く理解できないでいた。そんな中、高村さんが「このバカちんが!」と言うと「来た、ばかちん」とちゃん。高村さんは相手に誤解されたようで、電話が切れてしまうと「あっ、切りおった」するとちゃんが「誰と話していたんですか?」と尋ねる。これに「田舎の幼友達」と答える高村さん。すると「田舎って?」と尋ねるちゃん。「小倉だよ」と高村さんが応えると、「高村さん、小倉出身」と知ったちゃんでした。(→演じる草刈さんが福岡県小倉市(現在の北九州市小倉北区、または小倉南区)の出身ですから、そのままということになります。)高村さんは「知ってたの?」と返すが「全然」とちゃん。

すると、訛った「警視庁から入電中」と、事件を知らせる入電が入った。(中身の方もやはり訛っている。)で、携帯を開くちゃん。「世田谷区下北沢のマンションで女性の変死体が発見された模様。直ちに現場に急行せよ」これを聞いた高村さんは「麻耶ちゃん、故郷どこね?」と呟いていたが、ちゃんは「ばってん、急ぎましょう!高村さん。行きましょう」と言ってカメラ目線でポーズを決めると現場に向かった。(ちなみに、入電ボイスの声の主・マヤヤは東京都の出身です。)高村さんは「「ばってん」は小倉じゃない、博多弁」と口にするとちゃんの後を追った。

事件現場となったマンション・ゴールドコート谷原にやってきたちゃんと高村さん。早速捜査を開始する。柴田さんが「亡くなったのは旭川晴海(あさひかわ・はるみ)さん22歳、赤坂にある英会話スクールの学生さんです」と説明する。「死因は何?」と尋ねる高村さんら「服毒死です。ペットボトルからウラリが検出されました」と報告する。(ペットボトルの銘柄は「赤坂の雫」であり、「ケー刑事」ではすっかりお馴染みの銘柄の水である。が、このいかがわしい「赤坂の雫」だったら製造上のミスでウラリが混入していた、なんてこともありそうな気がするのですけど...)高村さんはペットボトルを指差して「この中にウラリを入れて飲んだって訳?」と言うが、ちゃんは「飲まされたという可能性はないんですか?」と尋ねる。しかし柴田さんは「その可能性は低いと思いますね」という。理由を問われると「遺書が見つかったんです」と言う柴田さん。で、鑑識員から受け取ると「これです」と言って発見された遺書を高村さんに渡した。

受け取った高村さんは遺書を開くと声を出して読んでくれる。「私は本当に不運に人間だ。3日前、カラスにフンを落とされた。2日前はライターで前髪を燃やした。そして昨日はタコを釣ってしまった。最悪だ。私はこの先、生きていく自信がない。さようなら」という文面だった。読み終えた高村さんは「本当に可哀想なな死因だ」と漏らすが、ちゃんは「これ、本当に本人が書いたものなんですか?」と疑う。これに柴田さんが「筆跡鑑定の結果、本人のものと断定」と応える。すると高村さん「じゃあ自殺に間違いない訳だ」と決めつけた。

しかしちゃんは、テーブルの上に置いてあったペットボトルをチェックして、ペットボトルが置かれていたレポート用紙が濡れていないことを見て「変だ」と呟く。そしてペットボトルを置くと、冷蔵庫の方に移動して扉を開けて中身をチェックする。3本の「赤坂の雫」が冷えていて、そのうちの1本を手にすると少し考える。そして「待って下さい。これは自殺じゃないかもしれませんよ」と言う。すかさず高村さんは「えっ?理由は何?」と問う。すると「結露です」と素早く答えるちゃん。冷蔵庫の扉を閉めると「結露」の説明を始めるちゃん。で、晴海が冷蔵庫に入っていたペットボトルに毒を入れて飲んだとしたら、テーブルの上にあったレポート用紙には結露で濡れて、丸く波打っているはずだが、そのレポート用紙には結露で濡れた跡がないと言って、レポート用紙を見せる。高村さんは偽装工作としてぬるくなっていたペットボトルをレポート用紙の上に置いたってこと?と尋ねるが、ちゃんは犯人はウラリを入れた時、ペットボトルを触ったのかもしれず、自分の指紋を拭き取るためにペットボトルを拭いて、その時結露も一緒に拭き取られた、と考えた。高村さんは「もしそうだとしたらこの遺書は?本人の筆跡だよ、これ」と指摘する。これにちゃんは「問題はそこなんです。その遺書、書かれている内容も含めて、もっと調べた方が良さそうですね」と言い、晴海が通っていた英会話スクールに向かうことにした。

英会話スクール(「英会話スクール」とテロップが出る。つまり校名は出ない→「英会話スクール」という校名かもしれませんが...)にやってきたちゃんと高村さん。廊下では2人の男が泣いていた。2人は晴海が死んだことを知っていて、そのため泣いていたのだった。が、2人はそれぞれ方言丸出しで泣きながら語っている。それを耳にしたちゃんは「晴海さんのことを話しているみたいですね」と言うが、方言丸出しの2人の会話に首をかしげていて「何言っているんですか?」と全く理解できなかった。一方、高村さんは「半分分かるけど、半分は全然(ちぇんちぇん)分からん...」と言っていた。そうしていると、そこに「お待たせしました」と言って、このスクールの講師・鮭久保真由美(さけくぼ・まゆみ)がやってきた。で、教室に移動して真由美から話を聞くちゃんと高村さん。

真由美が語る。「晴海さんは先月、北海道から出てきたばかりで、標準語と英会話を同時にマスターしたい、とウチのスクールを選ばれたと聴いています」海ちゃんが「標準語と英会話ですか?」と問い返すと、このスクールは、東京に出てきた地方出身者のために標準語と英会話を教えていると語る真由美。「せっかく英会話をマスターしてバイリンガルになっても、標準語が話せないんじゃ意味がないでしょう」と言っていた。これに高村さんは「つまり、トリプルリンガルを養成しようと?」と尋ねるが「トリリンガルですね」と真由美。更に海ちゃんが「三ヶ国語を話せる人はトリリンガルって言うんです。知らなかったんですか?」とツッコミを入れる。高村さんは「まさか...」と取り繕って返すが、いつものように怪しいものでした。→ちゃんのように「知らないんですか?」と言う台詞が出てきて、これも嬉しい所です。

ちゃんは「ところで最近、晴海さんに何か変わった様子はありませんでしたか?」と本題に入り、真由美に尋ねる。すると真由美は「晴海さん、この頃、何だかとても元気のない様子でした」と答える。「うぉー、元気ががなかったんね」と高村さんが口を挟むと「ですから昨日、元気をつけようと、タコ釣りに誘ったんですけど...」と真由美。ちゃんは「タコ釣りって、遺書に書いてあったタコ釣りと一緒ですね」と高村さんに向かって言うと、真由美に対して「そのタコ釣りで何かショックなことが晴海さんにあったんでしょうか?」と問う。これに真由美は「特に気になるようなことは...」と答える。すると高村さんが「ちなみにそのタコ釣りには2人で行ったん?」と尋ねる。これに「いえ、明太子さんと笹釜さんも一緒でした」と証言する。

ちゃんと高村さんは名前の挙がった2人に話を聞くことにして、まずは小倉出身の(晴海の)クラスメート・明太子博(めんたいこ・ひろし)に話を聞く。彼のしゃべりは小倉弁であった。明太子はタコ釣りに一緒に行ったことを認め、高村さんが小倉弁で色々と問う。で、晴海は結構楽しんでいる様で、タコを釣れたのは晴海だけで、「これで不運続きの毎日とおさらばできる」と晴海が言っていて楽しそうだった、と証言する。すねとちゃんが「不運続きの毎日?」と言って問うた。これに、3日前に明太子は晴海を映画に誘い、マンションに迎えに行った。「そしたら」、いきなりあえたと」と言う。「あえた」というのは「落ちた」と言う意味だと高村さんが説明してくれる。晴海のおでこにカラスのフンを落とされたのだった。するとちゃんは「カラスのフンが落ちたって、遺書に書いてあったことと同じですね」と言うと「だとしたら、2日前の出来事も...」と高村さんに言う。「ライターかい?」「ええ」ということで、そちらについて確認することにした。

柴田さんが走って英会話スクールにやってきた。廊下にいる高村さんの顔を見ると「呼びました?」と口にするが、「あっ、通り過ぎちゃった」と小ネタも忘れなかった束志さんでした。で「すぐ来いって、何かあったんですか?」と尋ねる柴田さん。高村さんは「柴田くん、仙台出身でしょう。助けてよ、訳分かんないんだ...」と言いながら柴田さんの頭をナデナデしてヘルプを求める。(柴田束志の出身地は宮城県仙台ということだが、演じる大堀さんは宮城県の出身であり、こちらもそのままです。)

続いて、仙台出身の(晴海の)クラスメート・笹釜仙一(ささかま・せんいち)に話を聞くちゃんたち。笹釜の強烈な方言のために、柴田さんが呼ばれたのだった。で、方言で柴田さんが問い、ちゃんと高村さんは静観していた。「おめえ、どこの生まれだべ?」と出身地の話から入る柴田さん。すると2人は隣町の出身と分かる。(柴田さんの出身は岩沼でした。)で、盛り上がる。が、高村さんが「いいから、先行こう」と注意する。で、一昨日、晴海がライターで前髪を燃やしたのか?と尋ねる。これに「んだんだ」と言って、晴海が前髪を燃やしたと証言する笹釜。彼の話によると、教室内に蚊が飛んでいて、蚊をたたきつぶそうとしていた笹釜。そんな所に晴海が「(蚊取り)線香つけたらいいっしょ」と言って蚊取り線香を出し、ライターを出して火を点けようとした。が、ライターの炎の調整が大きくなっていて、いきなり大きな炎が出て、その時に前髪を燃やしてしまったのだった。(→蚊取り線香は豚の置物という定番でした。が、そんなものがどうして教室にあるの?)また、その時、晴海は元気がなかったことはなく、自殺する様子はなかった、ということだった。(笹釜の方言が分からず、柴田さんがしっかりと通訳して語ってくれました。)これにちゃんは「そうなんだ...」と言って考え込んでしまった。

英会話スクールを後にしたちゃんと高村さんは、公園の池の端を歩きながら話していた。「どうやら君の推理には翳りが出てきたなぁ」と高村さん。「どうしてですか?」とちゃんが返すと、「遺書だよ」と言って高村さんが語り始める。遺書に書かれていた出来事(タコ、カラス、ライター)は実際に起こったことであり、誰かが捏造した文章ではない。しかもカラスは明太子だけ、ライターは笹釜だけが目撃しているので、3つの出来事の全てを知っているのは晴海しかいない。高村さんは自信満々に言うが、ちゃんは「それで?」とその先を尋ねる。高村さんは「えっ?まだ分からないの?今一度、自殺説に立ち返れ、ってことだよ」と言って、晴海は自殺だと決めつける。しかしちゃんは「そんなこと、いくらでも書かせることは出来るじゃないですか」と言い「例えば、最近あったついていないことを書けって、脅すとかして...」とやはり上まで考えていた。高村さんはちゃんの言葉に「なるほど」とあっさりと納得してしまった。ちゃんは「そんなことより、私、ずっと気になっていることがあるんです」と言い、それを語る。カラスのフンが頭に落ちてくる、ライターで前髪を燃やしちゃうというのは確かに「不運」だが、3つ目の「タコ」の何処が最悪なのか、みんなでタコ釣りに行って、一人だけ釣れたのだから、これは「ラッキー」なことのはず、と言う。高村さんは「タコに墨を掛けられたんだ」と言うが「だったら、墨を掛けられた、って書きますよね」とちゃん。高村さんは「なるほど」とまたもあっさりと納得し、それ以上返せなくなる。ちゃんは「タコはもう一度洗った方がよさそうですね」と口にする。高村さんは「塩で揉んだ方が良い」とボケを漏らしていた。

再び英会話スクールにやってきたちゃんと高村さん。真由美は「まだ私に何か」と、ちょっと面倒くさそう・高村さんが「タコ釣りの話を少し...」と言い、ちゃんが尋ねていく。晴海は遺書に、タコを釣ったことを最悪だと書いていた。だからその時の様子を詳しく聞こうというのだった。で、明太子の話で、タコを釣り上げた時、大変嬉しそうだった、と語る高村さん。これに「そうですね。確かに私にもそういう風に見えました。」と言って、タコ釣りの様子を語る。釣り竿を垂らしている4人。そんな中、晴海の釣り竿がヒットした。で、釣り竿を挙げると(ゆでタコのような)タコが釣れた。(アンドリウ鮹だった)で、釣れたことを喜んでいた晴海、盛り上げていた明太子と笹釜。真由美は表情を変えずにそれを見ていた。そして「だけどあんまりはしゃぎすぎて、その後一人になった時、急に寂しさがこみ上げてくるっていうのも、あるんじゃないかしら」と真由美。これに「確かに...」と、またもあっさりと納得する高村さんだった。真由美は「よろしいかしら、そろそろ授業なの」と言って立ち去ろうとする。ちゃんは「もう1つだけ」と言って呼び止めて尋ねる。「手短にね」と言って立ち止まる真由美。「晴海さんをタコ釣りに誘ったのはあなただとおっしゃいましたよね。どうしてタコ釣りだったんですか?」と尋ねるちゃん。これに「どういう意味かしら?」と真由美。海ちゃんは「元気のない晴海さんを励ますなら、他にも方法は色々あったはずですよね」と補足する。これに「晴海さんがタコ釣りが好きって聞いたからよ。だから成城の海岸に誘ったの」と真由美は答える。「成城の海岸?」と確かめるちゃん。すると「そうよ」と真由美。その時、授業開始のチャイムが鳴り、真由美は「ごめんなさい、時間だから」と言って教室に向かった。それを見送ったちゃんは熟考に入り、「寄せる、悪のさざ波」(ここでAパート終了。経過時間は15分半を過ぎたところでした。よってBパートは10分弱になります。)

池の畔で事件について考えていたちゃんと高村さん。ちゃんが口を開く。「高村さん、彼女、嘘をついています」と言う。「真由美さん?」と高村さんが言うと、頷いて「ええ」と言い「あの人。成城の海岸って言いましたよね。だけど、成城の海岸ではアンドリウ鮹は捕れないんです。潮の関係で今年の夏から下北沢海岸に全部移動したみたいで...」と続ける。すると高村さんは「そうなの?でも、タコが釣れた所は明太子さんも笹釜さんも見てるんだよ」と言う。これにちゃんは「そうなんですよね~。どうして釣れるはずがないタコが釣れたのか?」と言って、困ったという表情になって考え始める。すると高村さんが「よ~し、もう一度現場に戻ってみよう。現場ワンハンドレッド、何か取りこぼしているかも知れない」と言う。するとちゃんも笑顔に戻り、「ですね」と言い、事件現場となった晴海のマンションに向かった。

晴海のマンション・ゴールドコート谷原の前に走ってやってきた二人。が、高村さんが突然変な顔をして立ち止まった。「どうしたんですか?」とちゃんが尋ねたら、高村さんの足は落とし水たまりに填り靴が汚れたということで、それを嘆いていたのだった。が、その落とし水たまりを見たちゃんはふと気づいたように見上げる。すると、防犯カメラがあり、この場所はマンションの防犯カメラの画角内にあることに気づいたのだった。で、笑顔になって「高村さん、犯人分かるかも知れませんよ」と言う。これを聴いた高村さんも見上げると、防犯カメラに気づき「よ~し、必ず捕まえてとっちめてやる」と言ってやる気を取り戻し、駆けていった。これにちゃんは「とっちめてやるって、高村さん、現場ワンハンドレッドですよ~」と言って追いかけていった。

防犯カメラ映像を収めたビデオテープを借りてきたちゃんと高村さんは、警視庁に戻るとそれを見始める。高村さんは「さあ出てこい、水たまり泥棒!」と燃えていたが「泥棒じゃないし...」と呆れ顔のちゃんだった。で、「始まってるよ」と高村さん。二人は真剣にビデオを見る。暫く見ていたら、手にバケツをもった人影が現れた。高村さんは「銭形くん、これ...」と漏らし、ちゃんは「まさか...」と言うと携帯を開き、現場写真と比べる。すると「分かった、そういうことか」と笑顔になると、カメラ目線で「謎は解けたよ、ワトソンくん

英会話スクール。真由美が授業を終えて廊下に出てきた。三味線の音を耳にすると真由美は立ち止まり「えっ、何?」と口にする。久しぶりの岩場に砕け散る白波。「大波小波かき分けて。…」ちゃんの口上が始まり、「私の碇で沈みなさい!」で「神奈川沖浪裏」の波がうねり、赤い碇が飛び、床に突き刺さる。すると碇に繋がった鎖が真由美を拘束していた。ちゃんが鎖を引くと、大回転してその場に倒れる真由美。直ぐに立ち上がる真由美は休憩コーナーに。そんな真由美の前にちゃん、そして高村さんが立ち塞がる。ちゃんに対して「一体どういうこと?弁護士呼ぶわよ」と言う真由美。ちゃんは「晴海さんを殺したのはあなたですね、真由美さん」と言う。これに「何、バカなことを...」と真由美。するとちゃんは説明を始める。

真由美は、晴海にある英文を訳すように宿題を出した。「そこにはこう書かれていました」と言ってその英文を口にするちゃん。(ちゃんは英語を、画面にはその日本語訳の字幕テロップが出る。)「私は本当に不運な人間だ。三日前、カラスにフンを落とされた。二日前はライターで前髪を燃やした。そして、昨日は水たまりを踏んで靴を汚してしまった。最悪だ。私はこの先、生きていく自信がない。さようなら…」ちゃんの言葉に表情が変わる真由美。ちゃんが「そうやってあなたは晴海さんに遺書を書かせたんです」と続けるとちゃんから目をそらす真由美。ちゃんは続ける。「そして、あなたはそこに書かれている出来事を次々起こして、遺書に信憑性を持たせようとした」(スポイトでカラスのフンを落とし、ライターの炎の調節を大きくした。)仕上げは水たまりで、水たまりを作って晴海の靴を汚せばあの遺書は完璧になる。が、晴海の訳してきた文章によってその計画に狂いが生じた。(「そして昨日は水たまりを踏んで靴を汚してしまった」という部分を「そして昨日はタコを釣ってしまった」と訳していた。)これを見た真由美は、晴海が書いた通りのことを起こさざるを得ず、晴海をタコ釣りに誘った。(赤い釣り竿にタコを予め繋いでおき、そのタコを海に投げ入れた真由美は、晴海と釣り竿を交換した。(晴海が青い釣り竿を使っていたが「今日は青がラッキーカラーだ」と言って赤い釣り竿は晴海の手に渡った。)

ちゃんは続ける「だけど、あなたはそんなことをする必要は少しもなかったんです」と言う。すると真由美は「何が言いたいの?と言うより、あなたが言おうとしていることが私にはさっぱり分からないわ」と言って開き直り、休憩コーナーの椅子に腰を下ろす。ちゃんは真由美の前に座ると、説明を続ける。「晴海さんは、あなたが出した宿題を間違えることなくちゃんと訳していたんですよ」と告る。「えっ?」と驚く真由美。ちゃんは「晴海さんは北海道出身です。北海道で「タコを釣る」というのは「水たまりを踏んで靴が汚れる」と言うことなんです」と続けた。(ちゃんは北海道出身だし、これを考えると、ここも出身地を活かしていることになります。)

真由美は「嘘?」と反応する。すると、高村さんが真由美の背後にやってきて、耳元で「とうとうボロを出しましたね」と囁く。しかし「証拠はあるの?私がやったっていう証拠は?」と真由美。するとちゃんは「証拠はこれです」と言って携帯を開き、晴海のマンションの防犯カメラが写していた映像を見せた。その映像は、真由美が水たまりを作っている姿を写していた。すると真由美は観念して「だから方言は嫌いよ」と口にした。

ちゃんは「でも、どうして晴海さんを?」と殺害動機を尋ねる。真由美は「明太子くんと笹釜くん。あの二人をあの女は虜にしたの」と語り出して動機を語った。自分はその二人にふられたのに、晴海は二人から同時に告られて、田舎者のくせに、そんなことは許せなかったのだった。するとちゃんは「どんなに綺麗な標準語を使っても、心が綺麗じゃなきゃ、私は意味がないと思います」と諭すように言う。真由美は「そうかもね...」と返していた。→ちゃんも良いことをいってくれます。やはり、緑リボンの次女・ちゃんと同じですね。

その様子を聴いていた明太子と笹釜が泣きながら真由美の元に駆け寄ってくると「なして殺したんだ、このバカちんが」「本当はあんたのことば好いとったに...」「おらもだ...」と言って真由美のことを責める2人だった。これに真由美は「ほんま?ほんまなん?」と返していた。それを見たちゃんは「京都弁?」とカメラ目線出口にする。で、高村さんが真由美に手錠を掛けて逮捕した。(この時、小倉弁で言ってました。)

事件解決後の夜の街。ちゃんと高村さんが並んで歩いている。高村さんが「だけど、方言にも色々あるもんだねぇ~。同じ言葉でも地方によって全然意味が違ったりさぁ」と素直な感想を口にする。これにちゃんは「私も高村さんの相棒だから、小倉弁を覚えちゃいました」と言う。高村さんは「えっ?本当?」と返す。ちゃんは歩を止めて振り返ると「いいと、あんしゃんええらしい人やけど、黙っちょると、もっとばりやらしかね」と口にして笑顔を見せた。が、高村さんは「えっ?何て言ったの?」と全く理解できなかった。ちゃんは「秘密です」と言うと自転車にまたがり、「お先に~」と言って先に帰っていく。高村さんは「秘密って、全然通じとらんじゃないの、銭形しゃ~ん」と叫んでいました。で、ちゃんは最後に「ほんなこつ、ええらしいおじさん」と言って笑顔を見せていた。

次回・13話は、ちゃんと高村さんコンビの最後の物語となる「さよなら相棒! 銭形海VS高村一平」です。次回予告でも「もうすぐコンビ解消ですね」とちゃんが言っているように、ちゃんが高村さんの栄転を全く知らなかったことから、それ以後、ちゃんからはおじいちゃまは予め銭形に伝えるようになっています。ということで、別れの物語のお約束がしっかりと出てきます。物語は高村さんの昔の知り合いが登場し、黒田福美さんが演じます。尚、高村さんの栄転先は、「ケー刑事ファン」であれば直ぐに納得できる所です。

また、その次(2nd.シリーズ)からは、ちゃんの制服は冬服になり、髪型も変わることになるので、夏服・ちゃんは見納めとなります。

鑑識メモ。「夏舞台」の特別版というスタイルから元のスタイルの「鑑識メモ」に戻りました。柴田さんが険しい顔をしていて「迫りつつ、アンドリウ鮹の恐怖~!!」と言うと「アンドリウ鮹」と書かれたフリップを見せる。(「鮹」と言う文字があるので「さかなへんの漢字」シリーズに戻っているが、「アンドリウ」とあるのは完全に「ケー刑事・ワールド」です。)怪談口調で恐怖感を出しながら語る柴田さん。「あのアンドリウ鮹が成城の海岸から下北の海岸に大移動したのは、もしやプロデューサの丹羽多聞アンドリウ氏が下北へ引っ越したことと関係があるのかもしれません...」と語る。すると柴田さんの肩に、額に「ア」と書かれた鮹が現れた。それを見た柴田さんは驚き「アンドリウ鮹が出たぁ~、僕に迫っている~、チュウしようとしている~」とパニックに陥った...

BS-iの本放送では、この後は「着ボイスDLのおしらせ」が続くが、MBSの放送では、先日のBS-iの再放送と同様にカットです。また、A/Bパート間のCMの所に入ったちゃんCMは「公園のベンチ編」でした。これはDoCoMoのロゴやテロップも出なかったこともあって、当時とはロゴが変わった現在でも流しても問題ないと思える(使用期間の契約など、別の問題はあるでしょうけど...)だけに、こういう所は流せるように努力して貰いたいところでした。

今回の物語は、レギュラー・キャストの出身地がそのまま活かされた方言をネタにした物語ということで、「ケー刑事」らしい遊びがあるのだが、日本語の言語学者でもなければ、100%理解することはまず無理でしょう。そのために字幕スーパーを使うということがあるのだが、今回、方言の全てに(標準語の)字幕スーパーが出なかったのは何か意味があったのでしょうかねぇ?

何はさておき、ちゃんと高村さんのコンビもあと1回、そして「・2nd.」以来となる五代さんが戻ってきます。

尚、MBSの次回放送は、繰り下がりは無く、26:30からとなるので、時間指定で録画予約している方はまたも時間修正が必要です。(EPG利用の番組指定予約なら自動修正なので気にすることはありませんが...)ご注意をば...

 

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 1

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↓こちらも発売になりました

↓「鉄矢」と言えば...

武田鉄矢の人生相談―バカチンたちに捧げるバラード

武田鉄矢の人生相談―バカチンたちに捧げるバラード

  • 作者: 武田 鉄矢
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2005/07
  • メディア: 単行本

光陰矢のごとし-3年B組金八先生主題歌集-

光陰矢のごとし-3年B組金八先生主題歌集-

  • アーティスト: 海援隊,武田鉄矢,千葉和臣,惣領泰則,瀬尾一三,若草恵,原田末秋,中牟田俊男,大村雅朗,坂本昌之
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルJ
  • 発売日: 2005/02/09
  • メディア: CD

3年B組金八先生 THEME SONG COLLECTION(DVD付)

3年B組金八先生 THEME SONG COLLECTION(DVD付)

  • アーティスト: 海援隊,武田鉄矢,瀬尾一三,若草恵,原田末秋,坂本昌之,惣領泰則,大村雅朗
  • 出版社/メーカー: NAYUTAWAVE RECORDS
  • 発売日: 2008/03/12
  • メディア: CD

3年B組金八先生 第1シリーズ 初回限定BOXセット

3年B組金八先生 第1シリーズ 初回限定BOXセット

  • 出版社/メーカー: TBS
  • メディア: DVD

3年B組金八先生 第2シリーズ昭和55年版 初回生産限定BOX

3年B組金八先生 第2シリーズ昭和55年版 初回生産限定BOX

  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • メディア: DVD

3年B組 金八先生 第4シリーズDVD-BOX1

3年B組 金八先生 第4シリーズDVD-BOX1

  • 出版社/メーカー: TBS
  • メディア: DVD

3年B組金八先生 第6シリーズ DVD-BOX

3年B組金八先生 第6シリーズ DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • メディア: DVD

3年B組金八先生 第7シリーズ DVD-BOX 1

3年B組金八先生 第7シリーズ DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: TBS
  • メディア: DVD

3年B組金八先生 第7シリーズ DVD-BOX 2

3年B組金八先生 第7シリーズ DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: TBS
  • メディア: DVD

3年B組金八先生 第8シリーズ DVD-BOX I

3年B組金八先生 第8シリーズ DVD-BOX I

  • 出版社/メーカー: Victor Entertainment,Inc.(V)(D)
  • メディア: DVD

3年B組金八先生第8シリーズ DVD-BOXII

3年B組金八先生第8シリーズ DVD-BOXII

  • 出版社/メーカー: Victor Entertainment,Inc.(V)(D)
  • メディア: DVD

 

↓「方言」ということで

博多華丸・大吉式ハカタ語会話

博多華丸・大吉式ハカタ語会話

  • 作者: 博多華丸・大吉
  • 出版社/メーカー: マイクロマガジン社
  • 発売日: 2008/03/30
  • メディア: 単行本

方言の日本地図―ことばの旅 (講談社プラスアルファ新書)

方言の日本地図―ことばの旅 (講談社プラスアルファ新書)

  • 作者: 真田 信治
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2002/12
  • メディア: 単行本

お国ことばを知る方言の地図帳―新版 方言の読本

お国ことばを知る方言の地図帳―新版 方言の読本

  • 作者: 佐藤 亮一
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2002/06
  • メディア: 単行本

「県民性」なるほど雑学事典―出身県でわかる人柄から、食、方言、おもしろデータまで (PHP文庫)

「県民性」なるほど雑学事典―出身県でわかる人柄から、食、方言、おもしろデータまで (PHP文庫)

  • 作者: 日本博学倶楽部
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 1998/06
  • メディア: 文庫

日本の方言学

  • 作者: 日野 資純
  • 出版社/メーカー: 東京堂出版
  • 発売日: 1986/01
  • メディア: -

日本の方言地図 (中公新書 (533))

  • 作者: 徳川 宗賢
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 1979/01
  • メディア: 新書

日本方言辞典―標準語引き

日本方言辞典―標準語引き

  • 作者: 佐藤 亮一
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2003/11
  • メディア: 単行本

↓「タコ」ということで(アンドリウ鮹は出ていませんが...)

タコは、なぜ元気なのか―タコの生態と民俗

  • 作者: 奥谷 喬司
  • 出版社/メーカー: 草思社
  • 発売日: 1994/02
  • メディア: -

初めてのイカ・タコ釣りまるわかり大全―グニュッと熱いぜ (BIG1シリーズ (80))

初めてのイカ・タコ釣りまるわかり大全―グニュッと熱いぜ (BIG1シリーズ (80))

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 海悠出版
  • 発売日: 2005/09
  • メディア: 単行本

磯の生きものの飼いかた―ヤドカリ・タコ・ヒトデほか (飼ってみよう!海べの生きもの)

磯の生きものの飼いかた―ヤドカリ・タコ・ヒトデほか (飼ってみよう!海べの生きもの)

  • 作者: 松久保 晃作
  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 2000/07
  • メディア: 大型本

海の幸―さかなBEST95・たこ貝BEST35・かにえびBEST20

  • 作者: 山口 昭彦
  • 出版社/メーカー: 山と溪谷社
  • 発売日: 1987/07
  • メディア: 単行本

 

↓「マルチリンガル」ということで

バイリンガル教育の方法―12歳までに親と教師ができること

バイリンガル教育の方法―12歳までに親と教師ができること

  • 作者: 中島 和子
  • 出版社/メーカー: アルク
  • 発売日: 2001/05
  • メディア: 単行本

思ったことが瞬時に言える英会話トレーニング―バイリンガルになれるYou Can Speakメソッド

思ったことが瞬時に言える英会話トレーニング―バイリンガルになれるYou Can Speakメソッド

  • 作者: 木下 和好
  • 出版社/メーカー: 日興企画
  • 発売日: 2006/12
  • メディア: 単行本

子どもをバイリンガルに育てる方法

子どもをバイリンガルに育てる方法

  • 作者: 木下 和好
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2001/10
  • メディア: 単行本

赤ちゃんからの英語レッスン―絵本で育てるバイリンガル

赤ちゃんからの英語レッスン―絵本で育てるバイリンガル

  • 作者: 中村 敦孔
  • 出版社/メーカー: リヨン社
  • 発売日: 2003/12
  • メディア: 単行本

マルチリンガルWEBガイド―マルチリンガルWebページの見方と作り方

  • 作者: 三上 吉彦
  • 出版社/メーカー: オライリー・ジャパン
  • 発売日: 1997/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

 

↓「水たまり」ということで

深い深い水たまり

深い深い水たまり

  • 作者: 奈良 美智
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1997/11
  • メディア: ペーパーバック

ぼくの水たまりバケツ

ぼくの水たまりバケツ

  • 作者: エリサ クレヴェン
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 1999/01
  • メディア: 大型本

水たまりおじさん

水たまりおじさん

  • 作者: レイモンド ブリッグズ
  • 出版社/メーカー: BL出版
  • 発売日: 2005/06
  • メディア: 大型本

水たまり―清なる水の善なる人

水たまり―清なる水の善なる人

  • 作者: いづい 央佳
  • 出版社/メーカー: 文芸社
  • 発売日: 2007/03
  • メディア: 新書


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「iしたい。」+BS-i深夜「アニメ枠」(6/26)CM [BS-TBS(BS-i)関連]

今週の「iしたい。」は、29日放送の「怪談新耳袋SP」(「ぶぅん」)が結構流れているが、特にこれというものはない。再放送「」は、テロップの方には「セカンドシリーズ」という文字があるが、使われている映像は全て1st.12話からのものであり、現在放送中なのは「1st.シリーズ」であるが、今度の日曜日(29日)で終了となり、7月になると「2nd.」となるので、まあよろしいかと...(でも、2nd.なら2nd.の映像を使って貰いたいところです。)そして「iしたい。」ではないが、6/29と7/6放送の「怪談新耳袋SP」のDVDの宣伝が流れていますね。DVDのリリースは7/9ということなので、BS-iで放送されると直ぐにリリースということになるだけに、DVDの宣伝が始まっていても不思議ではないですし...(筆者が目にしたのは12秒バージョンのものであり、「ぶぅん」と「ぎぃ」の2本をまとめた宣伝です。)そういえば、今週の「キ・ニ・ナ・ル!」は金曜ではなくて土曜日(28日)の同じ時間です。(この時間帯なら、TwellVの懐かしの名画を放送する「神宮前名画座」と被るのだが、今週は土曜日の「神宮前名画座」は放送休止のため、全く問題ありません。)で、東京の何処かの散策だろうと思ったら、そうではなくて、山梨県小淵沢(北杜市)の散策です。→イレギュラー放送だが、プレゼントの方は無さそう。でも、「キニナル番組」で、「新耳SP」が流れることでしょう。(その翌週も土曜日の放送で、さんがゲストです。→「カルピス・ドラマスペシャル」ですね。)ではアニメ枠のCMの方に行きます。今回はいつものように「TVショッピング」が前に放送されていたので、いつもの形になりました。で、「xxxHOliC◆継」(BS-iでは7/17に終了です。)の始まる前の1分の間に、30秒版の「」DVD-BOXの宣伝がありました。始まった後のCMは、OP主題歌の後に、30秒版の「東京少女」のDVDの宣伝がありました。(この枠では流れていないけど、映画「東京少女」のDVDの宣伝も既に流れ始めています。→共に9/3発売ということで、まだ2ヶ月以上先ですけど...)しかし、A/Bパート間、ED主題歌の後、次回予告の後は、それぞれこれというものはありませんでした。

後半の「To Loveる」では、OP主題歌の後に、今度の日曜日の再放送「恋する日曜日・文學の唄」(最終回、7月からは「怪談新耳袋」の再放送となって、第1シリーズの「第1夜」から順番に放送されます。)の27秒版の予告があったものの、A/Bパート間、ED主題歌の後にはこれというものが無く、次回予告の後に(しかも29分になってから)27秒版「東京少女・桜庭ななみ~小さな恋」(「東京少女・桜庭ななみ」の最後です。7月からは「東京少女・大政絢」となります。)の予告、「怪談新耳袋SP」の「ぶぅん」の27秒版の予告がありました。

最近、最後の所に目的の予告が集中して放送されるという形になってますね。今回は「東京少女」の15秒版が流れないというように、一部が変わっていたのと、再放送「銭形海」の予告がありませんでした。来週からは一部作品が入れ替わるので、流れるパターンは少し変わるでしょうね。今回はそれが先行した形になったのかも??? 

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: TBS
  • メディア: DVD

怪談新耳袋 絶叫編 上 ぶぅん

怪談新耳袋 絶叫編 上 ぶぅん

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • メディア: DVD

怪談新耳袋 絶叫編 下 ぎぃ

怪談新耳袋 絶叫編 下 ぎぃ

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • メディア: DVD

東京少年 (デラックス版)

東京少年 (デラックス版)

  • 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
  • メディア: DVD
東京少年 (通常版)

東京少年 (通常版)

  • 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
  • メディア: DVD
東京少女 (デラックス版)

東京少女 (デラックス版)

  • 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
  • メディア: DVD
東京少女 (通常版)

東京少女 (通常版)

  • 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
  • メディア: DVD
恋する日曜日 文學の唄 ラブストーリーコレクション

恋する日曜日 文學の唄 ラブストーリーコレクション

  • 出版社/メーカー: KINGRECORDS.CO.,LTD(K)(D)
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD

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「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その57) [ケータイ刑事]

今回のテーマは「キャディ」である。(言うまでも無く、ゴルフ・プレーヤーに随行して、クラブを運んだり、プレー状の助言を与えるキャディさんである。英語では「CADDIE」であって、茶を入れる茶筒を意味する「CADDY」ではありません。)このテーマはかなり絞り込まれたテーマということになるが、これがまた面白いように「007」に登場するキャディさんと「ケータイ刑事」に登場するキャディさんが重なるのである。(だからこそ、本連載のネタになる。)

「007」からは「ゴールドフィンガー」に登場したキャディさん(オッドジョブ)、「ケータイ刑事」からは「・2st.3話」に登場したキャディさん(棹盾ピン子)に登場して貰う。尚、今回はこの2人を「キャディさん」ということで扱うが、二人とも本職は「キャディさん」ではないという共通点が既にあります。(これは今回のテーマの条件には入れていない。)。

007」:オッドジョブ。シリーズ第3作の「ゴールドフィンガー」に登場したキャラクターであり、大富豪・ゴールドフィンガーに使える執事というのが本職である。(通称「よろず屋」と呼ばれている。)東洋人であり、ゴールドフィンガーに忠誠を誓っている。また、空手の達人でもある。そのため、ゴールドフィンガーの身の回りの世話をはじめ、日常生活における雑用を行うのは当然であるが、ゴールドフィンガーがゴルフ用心棒としての役割や、汚い仕事も受けていた。

黒のモーニングとシルクハットが彼のトレードマークであり、そのシルクハットのツバの部分は鋼鉄製であり、フリスビーの用にシルクハットを投げて人を殺すという技を持っている。ゴルフ場(オーナーはゴールドフィンガー)では彫像に向けて投げて、その彫像の首を切り落としている。ということで、主人であるゴールドフィンガーがゴルフをプレイした時は、キャディとしてラウンドを一緒に回った。

ゴールドフィンガーがラウンドした相手はボンドであった。そして賭けゴルフをしていた。ボンドが有利になり、ゴールドフィンガーが林に打ち込んだ時、ボールがなかなか見つからないということで、ポケットからゴルフボールをこっそりと取り出し、ズルをしようとしていた。(実際はボンドがゴールドフィンガーのボールを発見していたが、それを教えず、隠すようにしていた。)で、ボンドはオッドジョブがボールを出す所を見ていたが、何も言わなかった。

で、そのゴルフ勝負は、ボンドがゴールドフィンガーのボールが違っているとクレームを付け、ボンドの勝ちとなった。(ボンドもなかなかずる賢いことをします。)で、正しいゴールドフィンガーのボールをボンドから受け取ったオッドジョブは、それを握りつぶしていた。(それだけ握力が強いということでもある。)→「紳士のスポーツ」と言われるゴルフであるが、ボンドは情報を得るために接近しただけであって、ゴルフ客を装って接近しただけで、ゴルフをプレーすることは目的ではなかった。

その後もゴールドフィンガーの「グランドスラム作戦」を進める上で、色々と役割を担っていた。最期は、フォート・ノックスのアメリカの金塊保管所でのボンドとの対決で、彼が投げたシルクハットが鉄格子に挟まり、それを取ろうとした所をボンドが切れた電線を鉄格子に接触させ、感電死した。

ケータイ刑事」:棹盾ピン子。「・1st.3話」に登場したゲスト・キャラである。明日は警視庁ゴルフ大会が行われるということで、前日練習に高村さんがゴルフ場(隋縁(ずいえん)カントリークラブ)に向かったが、何だかんだで途中でちゃん、柴田太郎さんと合流。やってきたゴルフ場・隋縁カントリークラブの支配人がピン子である。その日は芝刈りでお休みだったが、高村さんが頼むと、ピン子は高村さんたちのラウンドをOKした。さらに、今日はキャディが休みでいないので、自らキャディを引き受けた。

ちゃん、高村さん、柴田さんのラウンドでキャディを務めるが、実際は高村さんにラブラブという感じのピン子は、高村さんのボールにマジックでハートマークを書いたりしていた。(当然、高村さんに惚れたのではなく、計算ずくの行動である。)それは、2番ホールで高村さんのボールをすり替えることで、打ってもOBとなって林に飛んで行くように金属片を仕込んだボールを使い、自分が犯した殺人の被害者が、(高村さんが打った)OBのボールが当たって死んだように誤魔化そうというものだった。そして、発見された死体の側にハートマークのボールを落とすという細工までしていた。

結局、ちゃんにトリックを見破られ、あえなく逮捕された。

今回の2人は、一番違うのは男女ということ、そしてオッドジョブは死亡、ピン子は生きている(逮捕されました。)、という所がある。が、本職はキャディではないのにキャディを務めていて、しかも、ゴルフボールのすり替えという不正行為を行ったという共通点がある。(共に林に打ち込んだ時にそれを行っている。(ピン子はそうなるように仕組んだのですけど...))ゴルフにおける不正行為は、ボールのすり替え以外にも色々とあるが、それらの不正行為の中から両者は共に「ボールのすり替え」を行っている所が共通点であり、「007」と「ケータイ刑事」との間にある不思議な因縁である。だからこそ「驚くべき類似点」ということになる。→「紳士のスポーツ」と言われるゴルフで不正行為を行うなんて、人間としての信用を全て失うだけで、良いことは何も無い。とはいっても、オッドジョブは死亡してしまうことになるので、人間としての「信用」を失っても関係ないのでしょうけど... ピン子にしても殺人を犯したことによって人間としての信用を失ってしまうのだから、すり替えによる信用失墜は彼女にとっても関係ないことになるのでしょうね...

次回も、「ゲストキャラにおける類似点」というテーマを続けます。(主だった登場人物は随分と語ってきたが、何だかんだと、まだ色々とネタはあります。)誰が登場するのかはお楽しみに。

 

ゴールドフィンガー (デジタルリマスター・バージョン)

ゴールドフィンガー (デジタルリマスター・バージョン)

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX I

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX I

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD
↓参考まで
スタイリッシュ・ゴルフ マナー&ルール読本 (PHPハンドブックシリーズ)

スタイリッシュ・ゴルフ マナー&ルール読本 (PHPハンドブックシリーズ)

  • 作者: 魚住 了
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2005/04/16
  • メディア: 単行本
マンガで覚えようゴルフ・ルールブック

マンガで覚えようゴルフ・ルールブック

  • 作者: 竹本 みつる
  • 出版社/メーカー: 日東書院本社
  • 発売日: 1994/02/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
すぐにひけるゴルフ・ルール

すぐにひけるゴルフ・ルール

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 成美堂出版
  • 発売日: 2008/02/06
  • メディア: 単行本
ゴルフルールブック―初めての人からベテランまで

ゴルフルールブック―初めての人からベテランまで

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 竹内書店新社
  • 発売日: 2000/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
わかりやすいゴルフのルール

わかりやすいゴルフのルール

  • 作者: 今井 汎
  • 出版社/メーカー: 成美堂出版
  • 発売日: 2008/01/31
  • メディア: 文庫

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