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THE GLASS HOUSE(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は2001年のアメリカ映画「グラスハウス」である。誰の身にも起こりえそうな両親の交通事故から始まるサスペンス・スリラーである。リリー・ソビエスキーが可愛いのと、D.レインの怪演ぶりが注目点です。

作品データを記しておくと、時間は106分、監督はダニエル・サックハイム、脚本はウェズリー・ストリック、撮影はアラー・キヴィロ、音楽はクリストファー・ヤングである。そして出演は、リリー・ソビエスキー、ダイアン・レイン、ステラン・スカルスガルド、ブルース・ダーン、トレヴァー・モーガン、キャシー・ベイカー、リタ・ウィルソン、クリス・ノース、マイケル・オキーフ、アグネス・ブルックナー、ヴィト・ルギニス、たちである。

幸せに暮らしている女子高生・ルビー。ある日、突然の交通事故によって両親が死んでしまって、弟・レットと二人きりになってしまった。400万ドルの遺産を受け継ぎね両親の遺言で、昔の隣人であるグラス夫妻の家出暮らすことになる。グラス夫妻に迎えられ、新しい生活が始まったルビーとレット。養父母は優しく、不自由のない生活が始まるが、ルビーは何故か胸騒ぎを感じていた。やがて、グラス夫妻の行動に不審な所を感じたルビーは...

ホラー映画の怖さとはまた違うスリラーならではの怖さを堪能できる作品であり、サスペンスとしてもなかなかのものである。怖さを感じる映画を見ようと思っても、ホラー映画は苦手という方にも、サスペンスということで本作は十分堪能できる。

また、こういう作品では、音楽がポイントであって、音楽の出来不出来がそのまま作品に現れてしまうのだが、音楽の出来がよいから、一段とスリルを味わうことが出来る。ということなので、サントラ盤も一緒に楽しみたい所である。ただ、最近のサントラ盤としたら、収録時間が短い(約37分)という所が不満点と言えば不満点である。('80's前半までの、所謂LPの時代ならば気にならないが、CDの時代になって、アルバムの平均収録時間が伸びたため、短く感じてしまいます。)ただ、これは不満点ではあるが、内容の方にケチがつく訳ではないのですけど...

最後に、サントラ盤の収録曲を記しておく。収録曲は以下の全11曲である。『Glass House』『Sunken Bells』『Even If I Had An Ax』『Through A Glass Eye』『Twice Told Tales』『Sotto Voice』『Glasseration』『Diabetic Dancer』『Where in Time?』『Soubrette』『This Too Shall Pass』。

 

The Glass House [Original Motion Picture Soundtrack]

The Glass House [Original Motion Picture Soundtrack]

  • アーティスト: Christopher Young,Pete Anthony,Hollywood Studio Symphony
  • 出版社/メーカー: Varese Sarabande
  • 発売日: 2001/09/11
  • メディア: CD

↓映画DVDはこちら

グラスハウス

グラスハウス

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテイメント
  • メディア: DVD


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土屋昌巳『RICE MUSIC』 [音楽(特撮/邦楽)]

表題のアルバムは1982年に発表された彼の1st.ソロ・アルバムである。一風堂のリーダーである彼はミュージシャンのバックバンドを経て一風堂(1984年に解散)として活動するが、他のアーティストたちのサポートを務めたり、JAPANのワールドツアーをサポートしたことなどが有名である。また、本アルバムが発表された1982年は『すみれSeptember Love』が大ヒットした年でもある。そんな年に初めてのソロ・アルバムを発表したのも面白い所である。

サウンドの方は日本らしさを特徴としていて、一風堂のサウンドとはまた違ったものを聴かせてくれている。

収録曲は以下の全10曲である。『ライス・ミュージック』『せっせっせっ』『ハイナ・ハイラ』『タオ・タオ』『ネオ・ライス・ミュージック』『カフカ』『ライス・ドッグ・ジャム』『シークレット・パーティ』『サイレント・オブジェクト』『ナイト・イン・ザ・パーク』。

本アルバムからの筆者のお薦め曲は、『ライス・ミュージック』『ハイナ・ハイラ』『カフカ』『ライス・ドッグ・ジャム』『ナイト・イン・ザ・パーク』。本アルバムからシングル・カットされた曲は無く、ヒットを記録した曲も無いが、アルバムを1つの作品として鑑賞することの方が面白く、バラエティに富んだ内容になっていて、あっという間に時間が過ぎてしまう。(それだけ充実しているということでもあります。)

また、ゲストとして本アルバムに参加しているアーティストの顔ぶれも豪華であって、ここも注目点である。(特に、JAPANのスティーヴとミックが参加しているのがポイントである。)

'80's後半のブリティッシュ・ロックとの繋がりも深い彼であるだけに、'80'sのUKロックを聴くという方も聴いておいて貰いたいアルバムの1つである。(特に、JAPANのファンは聴いておくべきでしょうね。)

RICE MUSIC

RICE MUSIC

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: エピックレコードジャパン
  • 発売日: 1995/09/21
  • メディア: CD

 

 


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CRYSTAL GAYLE『WE MUST BELIEVE IN MAGIC』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1977年に発表された彼女の4枚目のアルバムであり、大ヒットを記録して、一躍彼女の名前を知らしめることになったアルバムである。カントリー界ではこれまでにヒットを放っていた彼女(カントリー界の歌姫として一定の人気を獲得していた。)であるが、本アルバムによってポピュラー・ミュージックの方でも知られるようになった。また、本アルバムは、カントリー・チャートでは最高位2位を記録したが、Billboardのアルバム・チャートでも最高位12位を記録している。(年間アルバム・チャートのTOP 100なはランクインしていない。)

収録曲は以下の全10曲である。『Don't It Make My Brown Eyes Blue』『I Wanna Come Back To You』『River Road』『It's All Right With Me』『Going Down Slow』『All I Wanna Do In Life』『Make A Dream Come True』『Green Door』『Funny』『We Must Believe In Magic』。

この中からシングル・カットされたのは『Don't It Make My Brown Eyes Blue』であり、Billboardのシングル・チャートで最高位2位を記録すると共に、1978年の年間シングル・チャートでも71位にランクインする大ヒットとなった。

本アルバムからの筆者のお薦め曲は、彼女の出世作となってシングル・ヒットを記録した『Don't It Make My Brown Eyes Blue』は当然であり、これを外すことは出来ない。それ以外ではアルバム・タイトル・ナンバーである『We Must Believe In Magic』、『I Wanna Come Back To You』『Going Down Slow』『Green Door』というところをピックアップしておく。

名前の通り、透明感のあるクリスタルなボーカルが魅力である彼女であるが、本アルバムではまだカントリーをやっていて、ポップスの味が出てくるのはこの後になるのだが、歌の方はデビュー時から上手く、聴いていても安心できるものである。特に本アルバムは、彼女のキャリアの上でも、ここから大きくブレークしていくことになったアルバムであるだけに、じっくりと聴いておきたいところである。

尚、現在は、本アルバムと、1978年に発表された本アルバムの次のアルバム「WHEN I DREAM」との2枚のアルバムがセットになってリリースされているが、なかなか味なことをやってくれるものです。

 

We Must Believe in Magic

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: United Artists
  • 発売日: 1994/07/26
  • メディア: CD

 

↓次のアルバムとのセットはこちら

We Must Believe in Magic/When I Dream

We Must Believe in Magic/When I Dream

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI/Collectables
  • 発売日: 2007/05/29
  • メディア: CD

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篤姫#30 [ドラマ]

今回は、BS-hiの放送と同時スタートで怪談新耳袋 ~幽霊マンション」の放送があり、そちらを見ることにしたので、「篤姫」を見たのがいつもより遅くなったため、レビューも遅くなりました。(お姉ちゃまとお姉ちゃまが被るとこうなります。ちゃん、ちゃん、ちゃん、ちゃんだったら、内容にもよるが、基本的にお姉ちゃまを優先させるのですけど...)



今回の物語は、これまでの「篤姫」とは随分と雰囲気の違う物語となりました。まあ、御台様から天璋院様になって、新たな章に突入したしたのだから、ある程度の変化があるとは思っていたが、こうも変わると別番組という感じがして、違和感の方が先にありました。

また、今回は篤ちゃん(天璋院)の周辺がサブという感じになっていたこともあって、開店休業とは言わないものの、半休といった感じがしました。で、その間に登場人物の方も次々とお役ご免ということになって、整理が進みます。(次回がその一つのヤマ場ですね。)

次の将軍になることが決まった慶福が江戸城に入り、名前の方も家茂と改めた。そんな中、大老・井伊は一橋派だった人間の弾圧に本腰を入れ、安政の大獄が進んで行く。追っ手は西鄕にも伸びていた。で、西鄕の逃亡劇と、薩摩の物語へと...

家茂が将軍となり、天璋院の元へ。井伊のたぬきぶりが何とも言えない所であって、敵役というものを全て背負っている。井伊は西鄕の居場所を尋ねるというように、憎まれ役としての素養をたっぷりと発揮していました。

また、家茂は天璋院に「母上様」と言って「家族」だと言うことを伝えた。で、天璋院もその言葉に安らぎを感じていた。→家茂の方が年下であるが、本作では恋人関係になりそうな二人という感じですね。(歴史では、家茂は13歳で将軍となるが、そんな年はに見えず、篤姫と同年代に見えてしまう(「キャスティング上のミス」ということが出来る。)だけに、(義理の)母と子ではなく、姉弟でもなく、恋人関係になる直前としか思い浮かびません...)それを思ったら、後に家茂と結婚する和宮に対しての嫁いびりには嫉妬も入っていて面白くなりそうな気が...(それでなくても、妹(ちゃん)イジメだけではなくなりそうな予感があるだけに、楽しみです。)

(次回への前振りとして)幾島が大奥を去りたいということを告げた。天璋院の側にいたいという気持ちがあるのに、それを押し殺して、色々と理屈をこねていたように見えました。

次回は、幾島が大奥を去ることになるが、単に暇を与えられての退場ではなく、村岡にも及んだ(弾圧の)追求の手を救うために天璋院が手を打ち、そのために大奥を去ることになるようですね。ということで、単なる退場とは違うようです。

今回は、これまでの「篤姫」にあった面白さがなくて、つまらない物語でした。(「新耳・幽霊マンション」を見ることにして正解でした。)まあ、こういう回もあるでしょう。それだけ長丁場の物語ですから...

今回は「篤姫」ではなくてこちらです。
怪談新耳袋劇場版 幽霊マンション

怪談新耳袋劇場版 幽霊マンション

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • メディア: DVD
NHK大河ドラマ・ストーリー 篤姫 後編 (NHK大河ドラマ・ストーリー) (NHK大河ドラマ・ストーリー)

NHK大河ドラマ・ストーリー 篤姫 後編 (NHK大河ドラマ・ストーリー) (NHK大河ドラマ・ストーリー)

  • 作者: 宮尾 登美子
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2008/06/30
  • メディア: ムック
新装版 天璋院篤姫(下) (講談社文庫 み 9-8)

新装版 天璋院篤姫(下) (講談社文庫 み 9-8)

  • 作者: 宮尾 登美子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2007/03/15
  • メディア: 文庫
安政の大獄―井伊直弼と長野主膳 (中公新書)

安政の大獄―井伊直弼と長野主膳 (中公新書)

  • 作者: 松岡 英夫
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2001/03
  • メディア: 新書
若者たちに維新を託して―吉田松陰、安政の大獄に散る (新ものがたり日本歴史の事件簿 2)

若者たちに維新を託して―吉田松陰、安政の大獄に散る (新ものがたり日本歴史の事件簿 2)

  • 作者: 小西 聖一
  • 出版社/メーカー: 理論社
  • 発売日: 2007/11
  • メディア: 単行本

 

TBは「MEICHIKUえんため・ぶろぐ」に同じ記事がありますので、ここをクリックの上、そちらにお願いします。(本ブログからTBを送るのは、seesaaからのTBを受け付けない一部(goo、livedoorなど)に限る特別措置です。


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TwellV・神宮前名画座「TO KILL A MOCKINGBIRD」 [映画(洋画)]

今週の神宮前名画座は、1962年のアメリカ映画「アラバマ物語」でした。この枠で放送する作品としたら、1962年の作品というのは新しい方になる。(それでも46年前の作品ですけど...日本で著作権が切れた作品ばかり放送するのかと思っていたら、そうでも無かったということです。)

この作品は、ピューリッツァ賞を受賞したハーパー・リーの「ものまね鳥を殺すには」映画化作品である。また、アカデミー賞で、主演男優賞(グレゴリー・ペック)、脚色賞、美術監督・装置賞(白黒)の3部門を獲得した作品でもある。そして、ロバート・デュヴァルのスクリーン・デビュー作でもある。

作品データを記しておくと、時間は129分、白黒作品である。原作はハーパー・リー、監督はロバート・マリガン、脚本はホートン・フート、撮影はラッセル・ハーラン、音楽はエルマー・バーンスタインである。そして出演は、グレゴリー・ペック、メアリー・バダム、フィリップ・アルフォード、ジョン・メグナ、ブロック・ピータース、ロバート・デュヴァル、フランク・オーヴァートン、ローズマリー・マーフィ、ポール・フィックス、コリン・ウィルコックス、アリス・ゴーストリー、ウィリアム・ウィンダム、たちである。

時は1932年。不況の真っ直中のアメリカ南部のアラバマ州・メイコムという小さな町。弁護士のフィンチは幼い2人の子供を抱えていた。ある日、そんな彼に、白人少女に暴行した罪で起訴された黒人・トムの弁護をするように指名される。が、人種差別が根強いこの町では、黒人の弁護をするフィンチは批難され、黒人の弁護をしたらただでは済まないと警告を受ける。そんな中で裁判が始まり、不正を嫌うフィンチはトムの無罪を主張する。また、フィンチの子供たちは、近所の幽霊屋敷に住むブーという謎の男と接していく。裁判と子供たちの交流が交錯して物語が進んで行くヒューマン・ドラマであり、人種差別問題を描いている。

派手な所はなく、正義を貫こうとする弁護士の姿と、子供の交流の物語という全く違う次元の物語が平行して進んで行き、これが町の人々の姿や人種差別問題を客観的に表現することになっていて、扱っているテーマを考えたら重くなりがちな物語を重くしないでいる。特に、ラストに向かって不達の物語が上手く融け合って収束する所は、何とも言えない暖かさを感じさせてくれる。

現在ならば、もっと違った表現方法もあるだろうが、本作が製作されたのは1962年ということで、まだまだ人種差別問題は大きな問題であっただけに、そういう時代に製作されている所に本作の価値がある。是非とも見ておきたい作品の1つである。

次回からの8月のラインナップは、最後の1作(再放送)意外は全て放送枠を30分拡大しての放送となります。(と言っても、120分ちょっとという作品ばかりなので、20~25分は余り、環境ビデオが流されることになるだけですが...)8/2、3は「我が家の楽園」(1938年)8/9、10は「市民ケーン」(1941年)、8/23は「ローマの休日」(1953年)、8/30は「黄昏」(1952年)で、8/31は7/19の再放送となる「ジェーン・エア」というラインナップです。

 

アラバマ物語

アラバマ物語

  • 出版社/メーカー: ファーストトレーディング
  • メディア: DVD

アラバマ物語

アラバマ物語

  • 出版社/メーカー: ビデオメーカー
  • メディア: DVD
アラバマ物語 (ユニバーサル・ザ・ベスト:リミテッド・バージョン) 【初回生産限定】

アラバマ物語 (ユニバーサル・ザ・ベスト:リミテッド・バージョン) 【初回生産限定】

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • メディア: DVD
↓原作はこちら

アラバマ物語

  • 作者: ハーパー・リー
  • 出版社/メーカー: 暮しの手帖社
  • 発売日: 1984/05
  • メディア: 単行本

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ゴルゴ13#16 [アニメ]

今回の物語は、見方によったら殺人マシーンとしてゴルゴが行動していて、しかも都会の中でテロを行っているようにも見える物語でした。洗脳されていて戦闘マシーンとなった人たちを容赦なく撃ち殺していくのは、非情のプロとはいっても、ちょっと疑問を持つところでもありました。

新興宗教の教祖・ミハイル。仮面を付けている彼は、信者たちのまえで奇蹟を演じ、自分に忠誠を誓わせて、自ら自爆テロを行う先頭集団を作り上げていた。彼の手先となった洗脳された信者たちは、自爆して要人暗殺を次々と成功させていた。そこに、潜入捜査で刑事が入り込むが、ミハイルに正体を見抜かれて殺された女刑事がいた。その婚約者である刑事のリンチは、彼女の復讐のために、ゴルゴにミハイルの殺害を依頼した。金はマフィアから奪った金だった。ゴルゴはミハイルの教団が入っている「ミハイルの城」と呼ばれる高層ビルに信者になるふりをして潜入する。が、ミハイルはゴルゴの雰囲気にただ者ではないと気づき、ゴルゴを監視するように命じた。また、マフィアは金を奪われたことで、リンチを襲い、金を取り返そうとしてミハイルの城に殴り込む。が、あっさりと返り討ちに遭い、ミハイルは自分が狙われていることを知り、ゴルゴが狙っていると気づく。で、戦闘マシーンを使ってゴルゴを始末するように命じた。戦闘マシーンは手榴弾を使って自爆してゴルゴを倒そうとするが、ゴルゴは次々と倒していく。そして高層ビルを舞台に、壮絶なバトルが始まる。マンホールに逃げたゴルゴは、そこから潜入、地下にある死体を沈めてあるコールタールのプールでミハイルを始末した...

展開は映画「ダイハード」や「ランボー」のような所があり、これはこれで面白いのだが、ミハイルがどうして仮面を付けるようになったのか、など、ミハイルに対する人物描写が足りない。また、ゴルゴも依頼された殺しとはいっても、まるでテロリストのような暴れぶりであって、プロのスナイパーらしさが無い。(ミハイルの殺し方も、スナイパーではなくて「必殺仕掛人」(あえて「必殺仕事人」と記さない)の某キャラクタのようでしたし...)

ということで、2クール目に入って、ここのところ、少しダレている物語が続いていて、今ひとつでした。(この前に「東京少女~エチュード・秘密」という面白い作品を見ているだけに、更に本作が悪く見えました。)

この物語は「SPコミック収録巻数:112巻」に収録されています。

ゴルゴ13 (112) (SPコミックス)

  • 作者: さいとう たかを
  • 出版社/メーカー: リイド社
  • 発売日: 1999/03
  • メディア: コミック

 

↓一応これらを

ダイ・ハード

ダイ・ハード

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD

必殺仕掛人 上巻

必殺仕掛人 上巻

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • メディア: DVD

必殺仕掛人 中巻

必殺仕掛人 中巻

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • メディア: DVD

必殺仕掛人 下巻

必殺仕掛人 下巻

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • メディア: DVD


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東京少女・大政絢#4「エチュード・秘密」 [ドラマ]

今月の最後の物語は、BS-i得意の「BS初」の企画で、エチュードでした。(今回の予告では「BS初」の文字があったのに、冒頭の説明部分ではこの文字がなかったですね。→バラエティ・ドラマだったらWOWOWが行ったことがあるので、「BS初」ではないということに気がついたということでしょうか?ただ、WOWOWだけだから「無料BS放送」ということにしたら「初」と言えますけど...)

今月の4つの物語は、「幸福荘」の異なる時間の同じ部屋に住む人物の物語であるが、今回は、絢ちゃんが部屋の住人ではなく、大家さんの孫娘で、家賃を取りに来たという設定でした。ということで、変化球ということになるが、面白く纏まっていました。

また、今回は物語がAパートで完結、Bパートはそれを振り返って、という内容だったので、BパートはDVDの特典映像のコメンタリーを見ているような感じになり、これはこれで面白い所でした。尚、ドラマの方は14分弱ということで、「ショートフィルム道」の時の「東京少女」(「Bitter Sweet」として再編集されたものの本放送の時)やセピア編の本放送の時のような感じがありましたね。ただ「東京」ということに関しては全く触れられていなかったですけど...

前回、絢蔵が開けた壁の穴(回転ドアを付けると言って記した枠線もしっかりと出てきたのは良かったが、スプレー+落書きの跡は出てきませんでした。)がしっかりと出てきたということで、今月の4つの物語の舞台設定を同じ部屋にした、という試みも上手く繋がっていて、面白い所でした。少なくとも4、5、6月は1話完結で別々の物語だったが、このように1つに繋がるという構成は面白いですね。

また、今回の物語は、時間は1話5分だった「佐藤四姉妹」と同じような雰囲気もありました。(大掘さんは「佐藤四姉妹」の2つの物語(「どうやって赤ちゃんは出来るの?」「どうしてジョン・レノンとオノヨーコは結婚したの」という細川徹監督作品)に出演していました。)こういう雰囲気は、舞台劇ならともかく、TVドラマには無いものであって、良いものですね。

台本も無く、簡単な筋しか知らされていない絢ちゃん。共演者が誰なのかも知らされていないということで、時々素に戻っていた所が出ていて、普通のドラマでは絶対に見ることの出来ない姿が見られたのも面白い所でした。また、クライマックスに流した涙は良かったですね。演技で本当に涙を流すことが出来るというのは、絢ちゃん、本物です。(やっぱり、銭形ーズの一員です。確かな演技力を身につけている。)

ただ、主題歌の『トウキョウノウタ』が(Bパートの)ラストで流れたが、単にエンディングの締めのために使われただけということになっていて、物語とは完全に浮いていたのが残念な所でした。

この企画、なかなか面白いので、丹羽Pの頭では、オムニバス集の映画にするとか、「ショートフィルム道」の新たな企画とするとか、考えているかもしれませんね。ただ、役者に技量が無いとズタボロになってしまうだけに、キャスティングが難しいということになりますけど...(「ケータイ刑事」でもと言いたい所だが、「東京少女」でやってしまっただけに、もはや「BS初」とはならないし、また、事件のトリックやアリバイ、更に動機に対してアドリブが入ったら、ストーリーに収拾が付かなくなってしまう恐れがあるだけに、まず無理でしょうね...)

最初に、今回の物語の説明が字幕という形で出て説明がなされたが、実に親切です。こういうのって、地上波ドラマでは味わうことが出来ないものであって、やってくれます。

今回は、概略だけ記すことにして、細かい部分まで記さないことにします。(本作の面白さは、登場人物の細かい表情、やりとりの間、さりげない動きなどと絡み合った所であって、文字にするというのには無理がありますから...)

大家の孫娘・絢は家賃の取り立てにやってきた。部屋にいたのはシャツ姿の松崎しげるだった。部屋は散らかっていた。絢は「家賃払って下さいよ」と言うが、「お金がない」と言って払わない松崎は、タンバリンを鳴らして惚ける。これに「騒音」「苦情」「ゴミ」という言葉を口にする絢。

更に、絢は台所の壁に穴が開いているのを見つける。松崎は「穴を開けたのは俺じゃない」と言い、「鼠が開けた」と言って惚ける。(で、ハムスターがいた。)そのことで揉めるが、松崎はハムスターの籠を窓から捨てて、白を切通した。

絢は家賃の取り立てに行って半分がお小遣いになる、と言い、ここから小遣いの使い道という話になる。が、使い道を話さない絢。松崎は「頑固だな」と口にするが「冷え性」という単語は出てきませんでした。

そんな中、ギターを弾き出す松崎。絢は再び「騒音」と言うが、隣も下も今はいない、と言う松崎。そこに「毎度どうも~」と言って大掘こういちが現れた。手には絢のパネル写真を持っていて5万で松崎に売ろうとする。が、絢がそれに気づくと「警察に電話します」と言って電話を使用とする?大掘は慌てて電話を掛けさせないようにするが、絢は電話してしまう。また、大掘は絢のことを「絢お嬢さん」と言い、自分は大政興行の社員だと言う。更に、(松崎の)部屋にある絢の写真を示す。(「六代目参上!」の時に出ていた絢ちゃんの子供の時の写真まであった。)で、自分も取ることが出来ない写真もあり、それは松崎が取った写真で、松崎は絢のお父さんだと告る。が、絢は、父は小さい時に失踪したと言う。大掘は「昔出ていったお父さんなんですよ」と説明し、事情を説明する。

しかし、松崎は、自分はストーカーだと言い、ゴミ箱に隠していた封筒からお金を出すと、絢と大掘を部屋から追い出し、大掘に写真代と言い、絢に「いいから持ってけ」と言って金を渡す。そして「早く帰れ」と言って追っ払った。

部屋に戻った松崎はギターを手にすると『若者たち』を歌い始める。絢は部屋に戻ってくると、その歌をじっと聴いていたが、目に涙を浮かべて聴いていた。曲が終わると、絢の目から涙がこぼれる。そして「お父さん」と口にした。(「完」と出て、物語は終了。経過時間は14分半を過ぎた所でした。)

Bパートは「エチュードを振り返って 出演者大座談会!!」ということで、物語の映像が上に大きく、その画面をモニターで見ながら話をしている絢、松崎、大掘の様子を移した画面が左下に小画面として出て、その右の部分に、メイキングのノリで語っていること(の一部)がテロップで出る。また、時々、画面の右端の部分に解説字幕が縦書きで入る。14分弱の本編の一部を端折りながら、コメンタリーと言う形で進んで行く。

監督の「OK」と言う声とともに、完全にメイキング映像ということで、「銭形海・3rd.」のメンバーの再会シーンがあり、それから左下にあった小画面が全画面となり、語り合っている所が流れる。(丹羽Pと古厩監督の姿も映っているが、話しているのは絢、松崎、大掘の3人だけでした。)

『トウキョウノウタ』が流、キャスト、スタッフのエンドロールが右から左に流れる中、大掘、松崎、絢の順番で感想を語り、大座談会も終わりとなりました。

次回からは、主役が岡本杏理となって、「東京少女・岡本杏理」となります。(8月は5週あるので全5話となるが、4&5話が前後編の物語です。)その最初の物語は「川の匂い」という物語です。まずは佐々木浩久監督、中江有里さんの脚本ということから始まります。物語は、理容店を営む父は友人から少年・ケンを預かっていた。杏理は弟が出来たと思っていたが、いつしか疎ましく思うようになっていた。そんな中、杏理とケンは母からお使いを頼まれ、出掛けたが、途中でケンが、川の匂いに敏感に反応したが...

次回予告を見た所、「恋日・3rd.21話」の「近くて遠い恋」に理容店が出てきたことを思い出しました。(繋がりはないでしょうけど...)また、主題歌の方はなかなかアップテンポな曲であって、今月とは随分と雰囲気が違いますね。(5月・水沢エレナの『翼』に似た雰囲気を感じました。)

BS-iドラマ倶楽部」からのお知らせは、今回もバックの映像は、高速道路と東京タワーを中心としての夕景でした。(特に「東京」でなくても成立する物語であり、舞台が幸福荘の一室だけだったので、これが正解でしょう。)→4月の「東京少女・山下リオ」だけが特別だったということで、もはや異論もない...

今回は、実験作でもあったが、この企画、なかなか面白いですね。ただ、役者の技量がもろに出てしまうだけに、難しい所もあります。でも、舞台を経験している絢ちゃんだったら大丈夫でした。

今回は、物語自体は短くて直ぐに終わってしまうものであるが、何度か見ていると、また新たな発見がある物語となるだけに、視点を変えて何度か見てみようと思います。また、監督が思い描いていたものがどれだけ出たのか、思っていたこと以上のことがあったのか、古厩監督の話も聞いてみたかったところです。

それにしても、台詞一つ一つの間や、些細な仕草、顔の表情など、文字では表すことの出来ない要素が物語の方向を決めるスパイスともなるだけに、是非とも本作は実際に見てもらいたい所です。(少なくとも、こういう作品は今の地上波では味わうことの出来ない要素があることだけは間違いない所です。)でも、地上波での放送はかなり先のことでしょうし...

 

↓「エチュード」 と言えば思い出すのはこれですけど...

ショパン エチュード集 作品10 原典版

ショパン エチュード集 作品10 原典版

  • 作者: 山崎 孝
  • 出版社/メーカー: 全音楽譜出版社
  • 発売日: 2005/09/05
  • メディア: 楽譜

ショパンエチュード集  全音ピアノライブラリー

ショパンエチュード集 全音ピアノライブラリー

  • 作者: ショパン
  • 出版社/メーカー: 全音楽譜出版社
  • 発売日: 1998/12/10
  • メディア: 楽譜
ショパン・アルバム

ショパン・アルバム

  • アーティスト: ホロヴィッツ(ウラディミール),ショパン
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
  • 発売日: 2004/11/17
  • メディア: CD
↓現時点で「銭形海・3rd.」のメンバーが見られるのはこれだけです。(まだ予約の段階ですけど...)
↓松崎しげるのCDをいくつか
〈COLEZO!TWIN〉松崎しげる

〈COLEZO!TWIN〉松崎しげる

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2005/12/16
  • メディア: CD
エッセンシャル・ベスト

エッセンシャル・ベスト

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2007/08/22
  • メディア: CD
松崎しげる

松崎しげる

  • アーティスト: 松崎しげる,荒木とよひさ,前田憲男,斉藤ノブ,林哲司,植田芳暁,小笠原寛,パイントリー・ファミリー・バンド
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 1999/08/04
  • メディア: CD
「愛と復讐の嵐(『ビクトリア 愛と復讐の嵐』日本語主題歌)/愛のメモリー21」

「愛と復讐の嵐(『ビクトリア 愛と復讐の嵐』日本語主題歌)/愛のメモリー21」

  • アーティスト: 松崎しげる,くまのきよみ,たかたかし,水島康貴
  • 出版社/メーカー: GENEON ENTERTAINMENT,INC(PLC)(M)
  • 発売日: 2007/09/21
  • メディア: CD

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ケータイ刑事銭形海17話(2nd.4話)[裏ネタ編] [ケータイ刑事]

今回の「銭形海[裏ネタ編]」は、2nd.シリーズ第4話「明日のスターを目指せ! ~芸能プロダクション社長殺人事件」についてです。今回の物語は佐々木浩久監督でゲストに三輪ひとみさんということなので、まずは「三輪ひとみ」について、そしてこのコンビによる作品の一つである映画発狂する唇」について、そして五代さんが口にした「武道館ライヴ」について述べることにする。(佐々木&三輪コンビでは「血を吸う宇宙」という作品もあるが、これは「・3rd.2話」に繋がる所があるので、それまでお預けです。)

尚、BS-iの本放送の時に記した長文&ネタバレあり版は「ここをクリック」してご覧下さい。(放送直後に記した感想版もここを経由してください。)

三輪ひとみ」:1978年生まれの女優。三輪明日美、三輪恵未は実妹である。1996年にCMで本格的にデビューし、1997年からはテレビよりも映画の方の出演が多く、女優として活動を始めた。1999年の「発狂する唇」では初主演し、第10回日本映画プロフェッショナル大賞の新人奨励賞を受賞。ここからホラー映画への出演が多くなって、「ホラー・クイーン」の名前を持つようになる。また、この作品は佐々木浩久監督作品ということもあって、佐々木監督のお気に入りの一人であって、佐々木監督作品にはよく出演している。

特撮ヒーロー作品の日本の3大メジャー・シリーズの「ウルトラ」「ライダー」「戦隊」の全てに出演していることから、特撮ファンの間でも知名度は高い。「ケータイ刑事」へは「・2nd.22話」と「・2nd.4話」に出演している。また、「怪談新耳袋」の第1シリーズの「ビデオ」では、妹・明日美と共演しているが、一時期は姉妹共演というのが多かった。

尚、女優として活動を始めたのは1997年であって、「ウルトラマンティガ」に出演したが、「ケータイ刑事」繋がりでネタを記すと、3代目・黒川芽以さんも「ウルトラマンティガ」に出演(別の回ですけど...)していて、更に女優としては同じ1997年のデビューとなる。更に、クイーン女優・宝積有香さんも同じ1997年に女優デビューしている。(黒川さん、宝積さんと女優としては同期生ということになる。)

発狂する唇」:1999年の作品で、バサラ・ピクチャーズの作品である。B級映画の王道を行くバカバカしさに満ちたナンセンス・コメディであり、映画の楽しさを教えてくれるカルト作品でもある。また、三輪ひとみの初の主演作品でもある。

作品データを記しておくと、監督は佐々木浩久、アクション監督は熊欣欣、脚本は高橋洋、撮影は喜久村徳章、美術は鈴木清倫、音楽はゲイリー芦屋である。そして出演は、三輪ひとみ、夏川ひじり、由良宜子、吉行由実、栗林知美、下元史朗、阿部寛、大杉漣、鈴木一真、たちである。

連続女子中学生殺人事件の容疑者・倉橋美智夫が失踪。警察と世間は残された家族に向けられ、倉橋家は非難の集中砲火にあう。美智夫の無実を信じる妹・里美は、間宮という霊能者に兄の捜索と事件の調査を依頼した。で、倉橋家にやって来た間宮は降霊の儀式と称して、助手の当麻に母と姉を犯してセックスづけにしてしまう。そんな中、FBIの成本とルーシーが里美の前にやってくる。FBIは間宮たちが恐ろしい陰謀を企んでいるというのだが...

ホラー、サスペンス、コメディ、アクション映画のエッセンスが散りばめられていて、それらがとんでもない方向で絡んでいく。佐々木監督の名前を広く知らしめることにもなった作品でもあり、BS-i作品の一部に繋がる世界がここにある。「ケータイ刑事」はともかく、「スパイ道」や「0093女王陛下の草刈正雄」の世界が理解できるのであれば、見ておきたい作品である。

武道館ライヴ」:「武道館」と言えば日本各地にあるが、普通は東京千代田区にある「日本武道館」のことを言う。1964年に完成し、東京オリンピックの柔道会場として使われた。以後、日本武道の聖地という感じで、多くの武道大会が行われている。また、1万人以上のキャパ(最大で14471席)があることから、音楽コンサートも多数行われている。また、大学の入学式や卒業式、企業の株主総会会場として使われたり、有名人の葬儀会場として使われる事もある。(例えば、ジャイアント馬場や総理大臣経験者など。)

コンサート会場としての日本武道館の歴史は、1965年の日本フィルハーモニー交響楽団によるコンサートから始まる。翌1966年にはビートルズの来日公演が行われた。'70年代になると、レッド・ツェッペリン、ディープ・パープルがコンサートを行い、それを収録したライヴ・アルバムがリリースされ、「日本武道館」は「Budokan」として世界中にその名前を広めることになった。

1978年には、ボブ・ディラン、チープ・トリックのライヴが行われ、前者は8回の公演が行われ、ライヴ・アルバムが大ヒット、後者のライブ・アルバムは世界中で大ヒットを記録してチープ・トリックは世界的なバンドとなった。また、2008年にはそのライブから30年ということで、'78年のライブを再現した公演が行われたのは記憶に新しいところである。

日本人のライヴも多数行われていて、1971年のザ・タイガースの解散コンサートから始まり、矢沢永吉は武道館で通算100回のライヴを行っている。

「武道館ライヴ」は単なるライヴと違って、一流としてのステータスという意味合いがあって、ミュージシャンに取っては誰もが抱く夢となっている。また、解散コンサートなどのように、アーティストにとっての節目となるライヴが多数行われていることもあって、他の会場とは比べようがない重要な場所である。確かに、キャパの点では各地にあるドーム球場や大阪城ホールの方が上であるが、ステータスとしては「武道館」の方が上である。ただ、最近は実績のない者が事務所やレコード会社、ファンクラブの力を借りて、組織的な大量動員を行って、形の上で武道館ライヴを成功させている者がいるのも、嘆かわしいことであるが、また事実でもある。

 

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD

 

発狂する唇

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  • 出版社/メーカー: アップリンク
  • メディア: DVD

血を吸う宇宙

血を吸う宇宙

  • 出版社/メーカー: アップリンク
  • メディア: DVD

F-breeze 三輪明日美 三輪ひとみ

F-breeze 三輪明日美 三輪ひとみ

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • メディア: DVD

3on3

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  • 出版社/メーカー: ケイエスエス
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ヴァンパイア・シンドローム[HATU]1

ヴァンパイア・シンドローム[HATU]1

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

怪談新耳袋 1stシーズン DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • メディア: DVD

武道館

武道館

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ソニーレコード
  • 発売日: 1993/09/22
  • メディア: CD

武道館ライヴ

武道館ライヴ

  • アーティスト: 美空ひばり
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 1996/05/29
  • メディア: CD

チープ・トリック at 武道館

チープ・トリック at 武道館

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
  • 発売日: 2002/06/05
  • メディア: CD

at武道館:ザ・コンプリート

at武道館:ザ・コンプリート

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: エピックレコードジャパン
  • 発売日: 1998/05/30
  • メディア: CD

Live In Japan (UK)

Live In Japan (UK)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI Int'l
  • 発売日: 1998/06/30
  • メディア: CD


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「FRIGHT NIGHT」 [映画(洋画)]

表題の作品は1985年のアメリカ映画「フライトナイト」である。一時期はスクリーンにやたらと登場していた吸血鬼であるが、その吸血鬼が'80'sという時代に久しぶりに姿を現した作品である。内容は、'80'sらしいノリと、コメディ、青春映画という要素を持ったものであり、ホラー映画であるが、明るく楽しい作品でもある。吸血鬼の設定に関しては正統的なものとなっていることも評価できる。で、本作がヒットしたことから続編が製作され、また、スクリーンには吸血鬼(色んなアレンジされたものもいました)がやたらと出てくる事にもなった。→ある意味では、'80's後半から'90'sの「吸血鬼ブーム」のきっかけとなった作品と言うことが出来る。

作品データを記しておくと、時間は106分、監督はトム・ホランド、脚本はトム・ホランド、撮影はジャン・キーサー、音楽はブラッド・フィーデルである。そして出演は、クリス・サランドン、ウィリアム・ラグズデール、ロディ・マクドウォール、アマンダ・ビアース、スティーヴン・ジェフリーズ、ジョナサン・スターク、ドロシー・フィールディング、たちである。

どこにでもいるような普通の高校生・チャーリー。ある日、隣の家に引っ越してきた2人が棺のようなものを運んでいるのを目にし、翌日の夜に女性の悲鳴を耳にした。ということで、引っ越してきたのは吸血鬼ではないかとチャーリーは悟った。ガールフレンドのエイミーに話しても、悪友のエドに話すが、全く信じて貰えない。で、警察に駆け込むチャーリー。刑事と一緒にその家を訪れるが、住人・ビリーは笑うだけで、刑事も呆れて帰ってしまう。チャーリーは人気恐怖番組「フライト・ナイト」のホストを務めるヴィンセントの元を訪ねて助力を求める。で、ヴィンセントはその話が真実だと知った。その頃、吸血鬼のジェリーとビリーは、エドを仲間にし、エイミーを人質にしてしていた。チャーリーはヴィンセントと共に乗り込んで吸血鬼に立ち向かっていった...

前半は青春映画という要素が前面に出たコメディという感じで、「ホラー」という所が薄いのだが、中盤からは「ホラー」の要素が強くなってくる。吸血鬼の基本的な設定もしっかりと受け継いでいて、変なことをしていないので、特に抵抗感も無くて受け入れやすい。

'80's作品らしい作品であるが、それなりに「ホラー」としても楽しむことが出来るので、ホラー映画が苦手という方も楽しむことが出来る作品である。暑い今の時期に鑑賞するのがよろしいかと...

 

フライトナイト

フライトナイト

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: DVD


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CYNDI LAUPER『A HAT FULL OF STARS』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1993年に発表された彼女の4th.アルバムである。4年ぶりのアルバムということで、'90'sになって初めてのアルバムと言うことになったが、これまでのアルバムと違ってセールスの点では大きく苦戦して、'90'sは低迷することになる彼女であるが、それを象徴する結果になってしまったアルバムである。本人は全ての曲作りに参加して、やりたいことをすべてやった内容となったが、ドイツで最高位9位、日本で最高位15位をヒットを記録するも、アメリカでは最高位112位、イギリスでも最高位56位と、チャート成績は振るわなかった。

収録曲は以下の全12曲である。『That's What I Think』『Product Of Misery』『Who Let In The Rain』『Lies』『Brokern Glass』『Sally's Pigeons』『Feels Like Christmas』『Dear John』『Like I Used To』『Someone Like Me』『Part Hate』『Hat Full Of Stars』。

この中からシングル・カットされたのは以下の4曲であるが、低迷することを象徴するように、いずれの曲もBillboardのHot 200にランクインしなかった。『Who Let In The Rain』『Sally's Pigeons』『That's What I Think』『Hat Full Of Stars』。

本アルバムからの筆者のお薦め曲は『That's What I Think』『Lies』『Feels Like Christmas』とアルバム・タイトル・ナンバーである『Hat Full Of Stars』をピックアップしておく。

内容的にはチャート成績が示すような悪いものではないが、時代が求める方向とのズレがあったということでしょう。(所謂、「商業路線」を離れて、やりたい音楽を追究したということです。)が、新たなシンディ・ワールドをたっぷりと堪能することができるだけに、聴いておきたいアルバムである。

 

A Hat Full of Stars

A Hat Full of Stars

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 1993/06/15
  • メディア: CD


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