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「THE RETURN OF THE TEXAS CHAINSAW MASSACRE」 [映画(洋画)]

表題の作品は1995年の映画「悪魔のいけにえ/レジェンド・オブ・レザーフェイス」である。言うまでも無く、「悪魔のいけにえ」シリーズの第4弾である。シリーズ20周年と言うことで、第1作でT.フーパーと共同脚本を書いたK.ヘンケルが初の監督を務めた作品でもあり、オリジナルの第1作に対する深い拘りを随所に見せている作品である。(第1作のキャストがカメオ出演しているという遊びがあるのは楽しい所である。)物語の方も、第1作のリメイクに近い所がある。

作品データを記しておくと、時間は96分、監督と脚本はキム・ヘンケル、撮影はレヴィー・アイザックス、音楽はウェイン・ベルである。そして出演は、レニー・ゼルウィガー、マシュー・マコノヒー、ロバート・ジャックス、トニー・ペレンスキー、ジョー・スティーヴンス、リサ・ニューメイヤー、タイラー・コーン、ジョン・ハリソン、ジェームズ・ゲイル、マリリン・バーンズ、たちである。

テキサスのある田舎町。高校の卒業パーティを抜け出した4人の高校生が来るのを走らせて夜のドライブに出ていた。が、途中で接触事故を起こし、相手のドライバーに怪我をさせてしまったことで、4人は助けを求めに付近を彷徨う。そんな中、一軒家を見つけ、助けを求めたら、その家の夫人・ダーラが手を貸してくれた。が、その一家は殺人一家であり、人の皮のマスクを被ったレザーフェイスがチェーンソーを振り回し、4人の高校生たちは次々と惨殺されていく。何とか生き残ったジェニーは、朝になるとその家から脱出するが、レザーフェイスが追ってきて...

物語のパターンは、前作と前々作もそうだが、第1作に準じたものであるが、本作には第2作と第3作では欠如していた低予算作品ならではの拘りが本作では甦っている。それでも本作の製作費は第1作とは比べものにならない額になっているものの、シリーズの原点に戻った精神をしっかりと受け継いでいる。

こういう形でシリーズに幕を下ろすことになったが、2003年になって、第1作のリメイク作品(原題は第1作と同じであるが、邦題は「テキサス・チェーンソー」というように横文字になった。)が製作されることになろうとは、本作公開時には考えたことはありませんでした。

ホラー映画ファンであれば、しっかりと見ておきたい作品である。(が、ソフトの方が酷い扱いで、日本盤DVDはリリースされていない...)

 

↓DVDではなくてビデオです。


↓輸入盤DVD(リージョンコード「1」のため、注意が必要!!)

 

The Return of the Texas Chainsaw Massacre

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↓一応、第1作を

悪魔のいけにえ スペシャル・エディション コンプリートBOX(3枚組)

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悪魔のいけにえ スペシャル・エディション(2枚組)

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漫画喫茶都市伝説 呪いのマンナさん #5 [ドラマ]

2つ目の物語・「ビューティサプリ」の第2回。このエピソードの主人公・直子がサプリによって別人に変わったが、演じる役者が交代して、というのはなるほど手っ取り早い所ですね。(お金をかけた作品だったら、特殊メイクで同じ日とが演ずることでしょう。→アメリカ映画だったら普通はそうするはず。)で、容姿だけでなく声まで変わっているという所はご愛敬ということで... それにしても、もう少し癖を描いておいて、やっぱり同一人物だ、と思わせる描写が欲しかったですね。(今までデートをしたこともなく、どうしたらいいのか戸惑っているというだけでは同一人物と理解するには足りない...)

赤い漫画本にあった通り、ウェブサイトでビューティサプリを手に入れた直子は、それを飲み、完全な別人の美人に変わる。そして、漫喫で憧れのホスト・響也に告白し、響也もいきなり食いついた。

直子は夢が叶ったということで幸せ一杯、しかし、サプリの方はあっという間に無くなり、追加注文をしようとする直子は漫喫へ。パスワードを入れてアクセスしようとするが、その時、不気味な手が直子に迫っていた...

一方、サヤカの死の謎を調べているシズカとリョウコだが、今回はリョウコは開店休業状態で、シズカが一人で調べていたような感じでした。(一応、シズカが本作の主役ですから...)

で、赤い漫画本のことを確かめようと、例の漫喫に向かったシズカ。途中、変身した直子とデートする響也とすれ違った時、シズカは硬直し、またも不思議な少女の姿を目にした...

シズカの首筋にある傷(傷のテープを貼っているのが見え見えで、とても傷とは思えない。もう少しまともなメイクは出来ないものでしょうか...)

会社の同僚の受付嬢はそんな直子に対して意外と冷静というのが面白い。「整形」と思っているが、昨日の今日というのはいくら何でも無理があると思うんですけどねぇ。

細かい所は、詰めが甘く、至る所に「?」と言うシーンの連続で、今回はホラーというよりも、笑い声こそ出さないものの、コメディといった感じでした。低予算と言うことは分かるが、もう少し頭を使って、それなりに見せる、ということをして貰いたいところである。「恐怖」を感じる事が全くなかったのは、「ホラー作品」と謳っていることを思ったら完全に失敗だったと言える。せめて、次回の「ビューティサプリ」の完結編の物語で、それなりに「恐怖」を感じさせて貰いたい所である。今回の物語は、(単独では)出来の方はよくなく、赤点でした。(そうそう、漫喫の店長、メイドカフェの店長は、共に出ていたとは言うものの、完全に空気でした。)

途中、そして終了後に本作DVDの宣伝CMが流れたが、8月に6話まで(「ビューティサプリ」、次週放送分まで)が2巻に分けてDVDが発売になるんですね。(色々と特典を付けている。)でも、愛衣、次原、松嶋、長澤のファンはともかく、そうでない人はレンタル、または放送で十分だと...(松嶋のファンには、余りにも出番が少なく、早々に自殺してしまうということで、苛立ちばかりとなりそうだし...)

 

漫画喫茶都市伝説 呪いのマンナさん 第一章

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漫画喫茶都市伝説 呪いのマンナさん 第二章

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  • 出版社/メーカー: エースデュースエンタテインメント
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BEST HIT USA 2008[2008/7/1] [音楽(etc.)]

いつものように、一番早い放送である火曜日夜のBS朝日の放送において、ON AIR曲と「TIME MACHINE」のコーナーの情報を中心に記します。相変わらず、時間配分の構成が悪いですね。全部流した曲もあったが、一部は酷い扱いでした。

最初は、「今日は、いきなりゲストです」ということで、スタジオにGAVIN DeGRAWが登場してのゲストコーナーでした。(「今日は」ではなくて「今日も」だと思うんですけどね...)で、2nd.アルバムについての話が始まり、GAVINは色々と語っていました。(最近のOPにしたら、やたらと会話部分が長かったですね...)で、ON AIRされたのは『In Love With A Girl』でした。(歌詞の日本語訳字幕が出ていました。尚、今回は途中でカットされずに最後まで流れました。)で、PVの後もまたまたおしゃべりに、ということで、このコーナーが終わったのは14分になろうというところでした。

続いて話題のアーティストを紹介する「HOT MENU」のコーナーということで、YAEL NAIMをピックアップ。最初にインタヴューが流れてから『New Soul』が流れました。(この曲も日本語訳の歌詞の字幕が出ていました。)が、構成が悪く、曲の方は途中で強制フェードアウトという形で部ちぎられ、「COUNTDOWN USA」の20位から11位までの発表に切り替わりました。

CMを挟んでからは、「STAR OF THE WEEK」のコーナーとなって、ASIAの話が始まり、JOAN WETTONのインタヴューが流れ、2008年のライヴの『Never Again』が流れ始めたと思ったら、家具にインタヴューの小画面が現れ、曲をバックにインタヴューという形になりました。ニューアルバムが生まれた話などがありました。で、ライヴ・ビデオを酷いことにしたと思ったら、1982年の『Only Time Will Tell』のPVがスタート。でも、良い所でフェードアウトと言う形で強制終了、「C/D USA」の続き(10位から4位)の発表に切り替わりました。それに続いて、今週のTRIPLE ACHARTのTOP 10紹介が、今週のこのチャートの1位のDEATH CAB FOR CUTIEの『I Will Possess Your Heart』に載せて行われました。

CMを挟んでから、ようやく「TIME MACHINE」のコーナーへ。(今回は少し遅めでした。)7/1ということで、以下の4件が紹介されました。

1956年:ELVIS PRESLEYが「THE STEVE ALLEN SHOW」に出演して『Hound Dog』を歌った、1969年:JOHN LENNONONO YOKO、ジョンの息子・ジュリアン、ヨーコの娘・KYOKOがスコットランドで自動車事故に遭い、ジョンは顔を17針、ヨーコは14針縫う怪我を負った、1975年:RINGO STARRとモーリンが離婚した(BEATLESとしてデビューする前からの恋人で、1965年に結婚した)、1981年:STEPPENWOLFのRUSHTON MOREVEが自動車事故で死亡、享年32歳、1995年:伝説のDJ・WOLFMAN JACKが北カリフォルニアの自宅で、心臓発作のため死亡、享年57歳。

また、7/1が誕生日のアーティストとして紹介されたのは以下の5人でした。WILLIE DIXON(1915年生まれ、享年76歳)、DELANEY BRAMLETT(1939年生まれ)、DEBORA HARRY(1945年生まれ)、DAN AYKROYD(1952年生まれ)、MISST ELLIOTT(1971年生まれ)。

この中からは、DAN AYKROYDの誕生日ということで、当然のように、THE BLUES BROTHERSの話になり、実に貴重なライヴとなる『Soul Man』がON AIRされました。

続いて「C/D USA」のTOP 3の発表を挟んで、最後のリクエストのコーナーとなりました。今回は1987年のU2の『With Or Without You』でした。そう言えば、この曲が収録されているアルバム「THE JOSHUA TREE」は発売20執念ということで、CDが2枚にDVDが1枚という3枚組の「Limited Edition」が去年の暮れにリリースされたんですよね。時代を越えた名盤というのは、やっぱり齊藤いても良いものですね。今からでも遅くないので、その3枚組を聴きましょう!

次回は、EPGの番組情報によると、ゲストはジェイソン・ムラーズ、カザルスの名前があります。そして説明文の方は、ゲストにAORの新旗手として話題を集めるジェイソン・ムラーズが登場!またUK話題のオシャレバンド、カザルスも登場!とあります。

 

Gavin DeGraw

Gavin DeGraw

  • アーティスト: Gavin DeGraw
  • 出版社/メーカー: Sony BMG Europe
  • 発売日: 2008/05/06
  • メディア: CD

Yael Naim

Yael Naim

  • アーティスト: Yael Naim
  • 出版社/メーカー: Tot ou Tard
  • 発売日: 2008/02/25
  • メディア: CD

ヤエル・ナイム

ヤエル・ナイム

  • アーティスト: ヤエル・ナイム,キッド・ウィズ・ノー・アイズ
  • 出版社/メーカー: Warner Music Japan =music=
  • 発売日: 2008/03/26
  • メディア: CD
Phoenix

Phoenix

  • アーティスト: Asia
  • 出版社/メーカー: Nexus
  • 発売日: 2008/04/15
  • メディア: CD
Asia

Asia

  • アーティスト: Asia
  • 出版社/メーカー: Geffen
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD
Narrow Stairs

Narrow Stairs

  • アーティスト: Death Cab For Cutie
  • 出版社/メーカー: Atlantic / Wea
  • 発売日: 2008/05/13
  • メディア: CD
ザ・ベスト・オブ・ザ・ブルースブラザーズ

ザ・ベスト・オブ・ザ・ブルースブラザーズ

  • 出版社/メーカー: ビデオメーカー
  • メディア: DVD
The Joshua Tree

The Joshua Tree

  • アーティスト: U2
  • 出版社/メーカー: Universal/Island
  • 発売日: 2007/12/10
  • メディア: CD
ヨシュア・トゥリー~スーパー・デラックス・エディション(初回限定盤)(DVD付)

ヨシュア・トゥリー~スーパー・デラックス・エディション(初回限定盤)(DVD付)

  • アーティスト: U2
  • 出版社/メーカー: UNIVERSAL INTERNATIONAL(P)(M)
  • 発売日: 2007/12/12
  • メディア: CD

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BILLY SQUIER『SIGNS OF LIFE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1984年に発表された彼の4th.アルバムである。2nd.、3rd.アルバムの2枚が全米TOP 5入りをする大ヒットを記録した彼が、満を持して2年ぶりに発表したアルバムである。新たな試みは、プロデューサにジム・スタインマンを迎えたということで、MEAT LOAFやBONNIE TYLERのヒット曲と同様に、スケールの大きなドラマティックなサウンドが彼のロックと融合し、実にエネルギッシュで聴き応えのあるアルバムとなった。尚、本アルバムは前作、前々作の様に全米TOP 10入りはならなかったが、Billboardのアルバム・チャートで最高位11位を記録している。

収録曲は以下の全10曲である。『All Night Long』『Rock Me Tonite』『Eye On You』『Take A Look Behind Ya』『Reach For The Sky』『(Another) 1984』『Fall For Love』『Can't Get Next To You』『Hand-Me-Downs』『Sweet Release』。

この中からシングル・カットされたのは3曲であり、『Rock Me Tonite』はBillboardのシングル・チャートで最高位15位を記録し、1984年の年間シングル・チャートでは99位にランクインしている。また、『All Night Long』は最高位75位、『Eye On You』は最高位71位を記録しているが、年間シングル・チャートのTOP 100にはランクインしていない。

本アルバムからの筆者のお薦め曲は、シングル・ヒットを記録した『Rock Me Tonite』と『All Night Long』、そして『Reach For The Sky』『Fall For Love』『Hand-Me-Downs』という所をピックアップしておく。

前年の1983年発表のアルバムは全体的にレベルが高く、内容のある傑作アルバムが続出したが、そういう'83年を感じた上で製作された本アルバムは、内容の方はとても充実していて、BILLYのエネルギッシュなロックがドラマを持ったものとなり、実に聴き応えのあるアルバムとなっている。セールスとチャート成績の点では前作、前々作には及ばなかったが、クオリティの方は本作の方が優れている。正に脂の乗りきった時期に製作されてアルバムということで、たっぷりと堪能しましょう!!

 

Signs of Life

Signs of Life

  • アーティスト: Billy Squier
  • 出版社/メーカー: Capitol
  • 発売日: 2008/01/08
  • メディア: CD


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