篤姫#27 [ドラマ]
ホームドラマとして「家族」ということが前面に出て、落ち着いた物語もいよいよ大詰めということで、今回の物語は家定と御台が真の家族になった物語でした。(でも、描写の方は心の方で、身体の方は描かれないのはやっぱりと言う所でした。)
今回は、バトルとして対立する所は、滝山と幾島という、マリバロン・綾小路麗子・本寿院チームの参謀と、銭形愛・篤ちゃんチームの参謀の対立という形に集約されて、お世継ぎレースの争いを前面に出さずに、上手い形で決着を付けていました。
滝山が井伊を大老に、という嘆願書を提出しようとして御台様のところにやってきた。が、これに幾島が猛反発。中立の立場をと決めた御台様は預りという形をとり、幾島との間に亀裂が入っていく。
ということで、敗色が強くなった組織では幹部の裏切りが起こるのが常であるが、いよいよ幾島が離れていくことの布石をしっかりと用意しておいたということですね。
嘆願書について、御台様は滝山に一任する、という結論を出した。反発する幾島と、御台様がミカタになったと感じた滝山のリアクションの違いが面白い所でした。
で、井伊と、松平という紀州・慶福派と水戸・薩摩・慶喜派が推す大老候補の双方に会うことらする御台様。家定もすっかり篤ちゃんを頼りにしていて、いい感じ。
結局、家定は井伊を大老に選び、もはや紀州・慶福派の勝利は確定的に。が、家定が井伊を選んだ理由は、これまでは思ったこともない自分の家族を守りたいという気持ちからだった。で、それを知った御台様もある決意をした。
決意をしたら、一直線で止まらない御台様は、大奥から表に出て、家定の元へ。扉番に対しても凄い迫力でした。で「徳川将軍家の人間」として生きていく決心をしたことを告げた。
更に、夜、おわたりで、家定は世継を慶福と決めたことを告げた。もはや心の方は完全な家族になっている家定と篤姫。ラブシーンには突入しないが、ホームドラマとしたらハッピーエンディングということで、とても良い形でホームドラマに幕を下ろしてくれました。
今回、薩摩で小松帯刀と大久保という初代ダメ男と2代目ダメ男のやりとりがあったが、やっぱり初代の方がまたもという感じになっていて、いつまでこの役回りを担うのでしょうかねぇ???
家定が篤姫に対して頬を押さえて「面白い顔をしておるのぉ」と、やっぱり笑わせてくれることを仕込んでおくのを忘れませんね。ところでこの後、この夫婦は初夜となったのでしょうね...
本寿院が家定に話をしている最初の所で、扇投げをしている家定だったが、これをおわたりの時、篤姫に教えて、二人でそれをというのも面白いと思ったんですけどね...(赤いストラップ(紐)が伸びてきて、やっぱり愛ちゃんの圧勝にという図しか浮かびませんが...)
次回は、一気に物語が動きます。主要人物の2人の死ということで、いくら何でもホームドラマというのんびりした物語にはならないでしょう。と同時に篤姫の幸せそうな笑顔も見られなくなっちゃうのでしょうね。
※今回から「ダビング10」の運用開始によって、今までだとDISCにダビングしたら「ムーブ」となるので消えてくれていたのに、HDDに残るため、消去するということをしないと、HDDの残量がピンチになる可能性も...
別冊歴史読本 天璋院篤姫ガイドブック (別冊歴史読本 14)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 新人物往来社
- 発売日: 2008/06/25
- メディア: ムック
ゴルゴ13#13 [アニメ]
今回の物語は、パパラッチ・カメラマンが最後の大仕事として、ゴルゴが狙撃する瞬間の写真を撮影しようとする物語。ゴルゴに挑むということだが、ゴルゴはそのを全く知らずに仕事をしようとして、カメラマンの方が勝手に勝負と決め込んでいる所がポイントでした。
世界中の有名人のスキャンダル写真を撮り尽くしていたカメラマンのビクター・ランス。(こういう輩は何処にでもいるものだが、それにしても凄いことをやって撮影するものですね。まあ、こういう輩が存在するのは、一般人がそういうものに興味を示すからに他ならないのですけど...)が、もはやその気を失い、引退を決意する。が、出版社の編集長からゴルゴ13の狙撃の瞬間の写真の話をされ、その瞬間を撮影することを最後の花道にと思い、ゴルゴの狙撃の瞬間を狙い始める。で、掴んだ情報からゴルゴの狙撃方法を考えて、用意を調えて、その瞬間を待つ。が、ランスの予想を超えた方法で狙撃をしたゴルゴの方が上手で、まずは撮影に失敗する。が、ランスは諦めず、次のゴルゴの仕事を狙うことにする。で、ロンドンということを知り、ロンドンに飛ぶ。狙撃ポイントを考えたランスは、更に確実にするために、ゴルゴの狙撃ポイントが一ヶ所になるように仕掛ける。そしてランスの思惑通り、ゴルゴの狙撃ポイントはランスが考えた通りとなる。で、その瞬間を撮影できると思った瞬間、太陽の光がカメラのレンズに反射して、ゴルゴがそれに気づいた。で、まずはカメラのレンズを撃ち抜き、続いてターゲットを狙撃したゴルゴ。ランスは狙撃の瞬間でも周囲に気を払うゴルゴの腕の前では完敗だった...
ゴルゴの行動を完全に読み切って、その瞬間を撮影できるところまで持っていったランスは、超一流のパパラッチという所を発揮したが、悪名高いパパラッチは、やっぱり神様が見ているのですね。太陽が照らなければ、おそらくゴルゴの狙撃の瞬間の写真の撮影は成功しただろうが、そうならないのは、世の中甘くないということでもある。やはりパパラッチは悪名高いものであると語ってます。
でも、ゴルゴがホテルから狙撃するのを防ぐために、ホテルに爆弾を仕掛けたという電話を入れたランス。いずれこの一件で警察に逮捕されることでしょう...
それにしても、太陽の光が反射して、しかもそれがゴルゴのいる所に向かって光るというのも、あまりにも出来すぎている。両者の位置関係だけでなく、時間も関係し、1時間早くても遅くても反射光の向かって行く方向は変わるだけに、これはパパラッチに対する戒めということをしっかりとアピールしていました。
ところで、最近のアニメは1クールで主題歌が変わるのが通例になっているが、今回から2クール目に突入ということで、ED主題歌が変わりました。(こんなにコロコロ変わると、「あっ、そう」ということになって全く残らないんですけど...)OP主題歌もそうだが、全く「ゴルゴ13」のイメージに合っていないのだが、新ED主題歌もそうですね。物語のエンディングの独特の雰囲気をあっという間に壊しているだけであって、実に酷い。ということで、はっきり言って要らないです。(どうせ、その部分は見ないで早送りですけど...)→酷いから、その曲が何かは記しません。
↓この物語はこちらに収録されています。
↓こういうものを...
ジャーナリズムとしてのパパラッチ イタリア人の正義感 (光文社新書)
- 作者: 内田 洋子
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2005/10/14
- メディア: 新書
東京少女・大政絢#1「幸福荘ものがたり」 [ドラマ]
7月のヒロインは6代目・銭形海の大政絢ちゃんということで、またまたこの時間に帰ってきてくれました。今月もやはり、4つの別々の物語ということだが、今月の4本は、あのアパートにまつわるヒロインということで、時間は別々だが、1つに繋がるストーリーの様です。(少しは「東京」という所に拘りを出して貰いたい所です。それが無ければ、「恋日」の作品群と言ってもおかしくない内容ですし...)
主題歌は絢ちゃんということで、ひょっとしたら「銭形海」の時に歌っていた曲を流用するのでは?という心配があったが、それもなく、バラード調の『トウキョウノウタ』という曲でした。(5月の水沢エレナの『蕾』が良い曲だったが、こちらも聴かせてくれる良い曲ですね。)
OPのタイトルの所、髪が短くなっているということもあって、銭形海とは違う雰囲気がありますね。でも、ドラマ本編の方ではそうなっていないので、OPの所だけの(ショートに見せる)演出でした。また、時々暗い表情をしていたが、そうなると「エコエコアザラク」の黒井ミサというような雰囲気を感じました。(以前からこれは感じていますが...)
尚、絢ちゃんがヒロインとなると、これまでの3人(山下リオ、水沢エレナ、桜庭ななみ)、そして8、9月の2人(岡本杏理、瓜生美咲)たちよりも実績があるだけに、安心して見ていられます。(よって、少し厳しい目で見ることにします。)尚、芸歴と言う点では、岡本杏理の方が長く、「牙狼」に出演していました。
ケータイ小説を書くヒロインということで、それをテロップで上手いこと映像に重ねてスクロールさせていたが、字幕スーパーとは違って上手く物語に溶け込ませていましたね。
また、今回は八木小緒里(八木小織、または八木さおりという表記の方がピーンと来るのだが、現在は「八木小緒里」と改名している。)が出ていたが、3話の「恋忍者☆服部絢蔵」にも出演しているのと、「怪談新耳袋SP・ぎぃ」にも出演しているので、立て続けに絢ちゃんと共演したことになる。それにしても「八木小織」の名前だった時とあんまり変わっていないですね。→20年前に「ケータイ刑事」があったら、と思ってしまう一人です。
高校生の水垣絢が幸福荘というアパートに引っ越してきた。(荷物を運んでいる軽トラックが「丹羽運送」というのは、やっぱりという所ですね。)これまで嘘ばかりを書いてきた絢は、これからは本当のことを書くと決めていた。彼女は夏休みを前にして学校を辞めて、2学期から定時制高校に転入、またこのアパートは母が、家を離れて一貸せやり直せるように、と用意してくれたものだった。
アパート(やはり、これまでのBS-iドラマで見たことのあるアパートです。)の前で「幸福荘」という表札を見て「しあわせそう」と読んでいた絢。で、「幸福荘ものがたり」というケータイ小説を書き始める。
部屋の片付けをしながらも、少しずつケータイ小説を書いては投稿していた。
夜、下の部屋の志摩さんの部屋から喧嘩の声が聞こえ、窓から外を見ると、志摩さんが階段に腰を下ろしていて、缶ビールを飲んでいた。で、話をする2人。(この時「幸福荘」が「こうふくそう」ということも教えて貰っていた。)前髪を赤く染めている志摩さんは、彼と喧嘩別れしても飄々としていて、信じていれば幸せになれると信じている前向きな女性だった。
絢は自分のケータイ小説の人気ランキングが気になっていた。で、ベスト10に無いとふさぎ込んでいた。
昼過ぎにチャイムが鳴って目が覚めた絢。それは新聞の販売員で、無理矢理契約させようとしていた。(かなり強引でした。)そこを「人の娘に何か用?」と言って首根っこを掴む志摩さんに助けられた絢。この辺りはやはり年の功ですね。
メールをする相手もおらず、孤独を感じる絢は、やはり、ケータイ小説の人気の事が気になっていた。一日中アパートに閉じこもり、携帯を相手にしている絢に、志摩さんが声を掛けてきた。で、志摩さんの部屋で食事を食べさせて貰い、色々と話をする。(志摩さんって、結構世話好きですね。しかもいい人です。)
そんな志摩さんは、正社員になれるかも知れないと浮かれていた。また、志摩さんは「こんなノート書いてる」と言って「はっぴーえんでぃんぐのーと」というものを見せてくれた。「遺書」と言う志摩さんは、これに自分の人生を、その時の目標や夢、そしてどんな葬式を出して欲しいかなど、自分の幸せの形を記していたのだった。
そのノートを見た絢は、志摩さんが不幸になるという内容のケータイ小説を書き始めることにした。(ここでAパート終了、経過時間は約13分半ということで、Bパートは約12分半となります。)
それから暫くして、志摩さんが「私、仕事辞めちゃった」と絢に声を掛けてきた。で、絢は自分が書いた小説が現実になったことを知る。志摩さんは、正社員どころか契約を切られてしまったと言うが「強は私の退職祝い」と言って前向きだった。で、「はっぴーえんでぃんぐのーと」を書き始める志摩さん。絢もケータイ小説を書き始める。
そんな中、ケータイ小説の人気ランキングで「幸福荘ものがたり」が突如1位となった。それを師って喜ぶ絢。で「これで私も新進気鋭の高校生作家だ」とその気になり、志摩さんを更に不幸にする内容にすることにした。
ある日、志摩さんが出掛けるのを見て、声を掛けようとした絢だったが、志摩さんは新しい彼と出かける所であって、声を掛けられなかった絢。それと共に、「幸福荘ものがたり」の人気人キングは下降線で、「何で?」と絢はその原因が分からず、もっとドラマティックに、不幸に書くことにする。
夜、志摩さんが絢の部屋に転がり込んでくる。「ふられてしまいました」と言う志摩さんに絢はこれまでのいきさつを話す。自分の理想型を書いただけなのに、それを本気にした友達から嘘つき呼ばわりされたことを話し、志摩さんに「落ち込まないで下さい」と励ます。が「何で私が落ち込む?」と志摩さん。「ふられたんですよね?」と確認する絢に「私は雨に降られたのよ」と笑って返す志摩さん。が、志摩さんは、絢が、自分がふられたら嬉しそうなのに、そうではないと分かった途端、落ち込むのをしっかりと分かっていた。また、「私を可愛そうという目で見るのは止めなさい。私を不幸にすることで自分はそれより幸せだって思いたいんだろうけど、それじゃあいつまで経っても本当の幸せはやってこないよ。他人から幸せって思われるんじゃなくて、あなた自身が幸せだって思わなきゃ意味がない」と、良いことを言ってくれます。(やっぱり、年の功ですかね。)で、絢は自分の幸せを分かっていないことに気づいた。
数日後、志摩さんが帰ってくると、丁度引っ越しの荷物運びが行われていた。実家に実家に帰ることにしたのだった。志摩さんに挨拶をする絢に「ケータイ小説、まだ続くの?」と志摩さん。志摩さんはタイトルと作者名(AYA)から知っていたのだった。で「結末はハッピーエンディングにしてよね」と注文していた。
絢は、今、幸せなのか、よく分からなかったが、ほんの少しだけ、幸せに近づいた気がする、と感じていた。(そして、絢ちゃんの歌う『トウキョウノウタ』が流れてくると、エンドロールとなりました。)
次回の物語は「100万回の孤独」という物語です。今回の物語では小説家志望の少女だったが、今度はマンガ家志望の少女ということになっています。周囲から存在を感じて貰えず、孤独に悩む少女の物語ということだが、今回の物語のB面というような気がしないでもないのですけど... 兎に角、存在感が薄いの孤独という心を如何に演じているのかが楽しみです。
「BS-iドラマ倶楽部」からのお知らせのバックの映像は、やはりいつもの高速道路と東京タワーを中心として夕景ということでした。(やはり、4月の「山下リオ」の時が特別だったようです。)
絢ちゃん、随分と上手くなりましたね。やっぱり丹羽Pが見出した人材です。が、この物語では、その絢ちゃん以上に、八木小緒里が良い味を出していました。高校生の絢にとっては、全てを分かった上で力になってくれる、実に良いお姉さんという感じが出ていました。この辺りは、やっぱり人生経験の差が出ていて、今回の物語のポイントでもあって、良い所でした。(童顔で若く見える(流石に女子高生は無理ですが...)が、良い年齢の重ね方をしていますね。)こうなると、「怪談新耳袋SP・ぎぃ」と「東京少女・大政絢」の第3話の「恋忍者☆服部絢蔵」(ひょっとしたら、志摩さんと繋がりがある役を演じているのかも???)がとても楽しみです。
ところで、7/4から「ダビング10」が運用されることになったため、今回の物語からは「コピーワンス」ではなくて「ダビング10」になったので、DISCにダビングする時、失敗しても大丈夫という点では良くなりました。が、DISCにダビングした後、いつまでもHDDに残しておくと、あっという間にHDDの残量が無くなってしまうので、消去しないといけない、という手間が増えることにもなる。コピーワンスだと、自動消去となるので、「消去」という作業は不要だったが、「消去」を意識していないと、今後大変なことになりそうで...(DVDならともかく、BDだとあっという間に50Gぐらいは消費しちゃいますから...)
今朝、↓に関して入電が入りましたね。しかも、仕組んだように10時に送信しちゃって...
↓「幸福荘」、↓のように、もう少しオシャレであっても...
Nゲージ ストラクチャー(鉄道関連施設) 二階建アパート ブルー (完成品) #23-402A
- 出版社/メーカー: カトー
- メディア: おもちゃ&ホビー
↓こういうものをいくつか
ケータイ小説がウケる理由 [マイコミ新書] (マイコミ新書)
- 作者: 吉田 悟美一
- 出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ
- 発売日: 2008/02/20
- メディア: 新書
ケータイ小説活字革命論―新世代へのマーケティング術 (角川SSC新書 37)
- 作者: 伊東 寿朗
- 出版社/メーカー: 角川・エス・エス・コミュニケーションズ
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- メディア: 新書
超入門!ケータイ小説の書き方―フツーの子でも小説家になれる! (別冊JUNON)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 主婦と生活社
- 発売日: 2008/06
- メディア: 単行本
「キ・ニ・ナ・ル!」(7/5) [BS-TBS(BS-i)関連]
今回の放送は、土曜の23:30からということで、「東京少女・大政絢」の終了後ということになりました。(イレギュラー枠での放送でした。)以前もそうだったが、イレギュラー枠での放送となると、とても貴重なものが流れることがあるのが特徴であるが、今回はまさにそういう内容でした。
ゲストに黒川芽以さんの登場ということになりました。当然、7/7放送のカルピス・ドラマスペシャル「私の恋と父」の主演ということからのゲストであるが、BS-i&黒川芽以さんといえば、「ケータイ刑事銭形泪」や「怪談新耳袋 幽霊マンション」(これは7/27(日)18:00からBS-iで放送されます)「0093女王陛下の草刈正雄」という、今回の中でも語られていた作品があり、それ以外でも「佐藤四姉妹」「恋する日曜日」というように、あまりにもたくさんあります。
また、MCの松嶋初音とは同い年(誕生日は黒川さんが5月で、その半年後の11/13が初音の誕生日)でもある。(キャリアは全然違って、黒川さんは既に女優歴11年のベテランです。)
「銭形海」「東京少女」のゲストの絢ちゃん、山下、水沢、桜庭と違って、今回は「20の質問」はなかったが、黒川さんならば既にお馴染みなので、その必要はないということですかね。で、これまでの芸歴から、BS-i作品についての話がありました。→今になって「銭形泪」の裏話をまたまた聴くことが出来たというのは嬉しい所でした。
「銭形泪」以外では、「怪談新耳袋 幽霊マンション」の話と、「0093女王陛下の草刈正雄」の話がありました。→TVシリーズの「怪談新耳袋」の第4シリーズでは黒川さんは主演で、20話の内の半分の10話に出演していました。また、7/6の朝10:30からの再放送枠で「怪談新耳袋」が放送されます。(第1シリーズからなので、第5シリーズまで全部放送されるかは分かりません。第5シリーズまで放送するとなると19週必要となり、完全に秋になっちゃいますし...)
で、カルピス・ドラマスペシャル「私の恋と父」の話に突入へ。とにかく、7/7は「カルピスの日」ということで、2004年から毎年この日にドラマ・スペシャルが放送されている。(去年はこれまでの作品を含めて、全4話をまとめて放送してくれました。)その第5弾ということだが、毎年、内容のある良い作品ばかりなので、今年も大いに期待できます。キャストの点では、今年は一番「ケータイ刑事」関係者が強いですね。(ちなみに、宝積さんは去年のドラマに出演していました。→そうそう、本日7/6は宝積さんのバースデーですね。(「七夕イヴ」ということで覚えちゃいました。)おめでとうございます。)
特に、「手話」ということが多く語られているが、「手話」で思い出すのは、'90'sに全10作製作された「わが町」シリーズ(主演は渡辺謙さん、その妻に有森也実さん。有森さんがしゃべれなくて手話だけで台詞を言っていました。)です。刑事ドラマであるのに、派手な所が控えめで、人の心と心を美味く描いていたシリーズでした。(現在、月に1本のペースで、TV大阪が再放送してくれていて、7月は16日に第5作が放送予定になっています。)
黒川さんも言ってましたが、ドラマを見て、カルピスを飲みましょう。(筆者は、毎年、カルピスを飲みながら見ています。)
ただ、黒川さんのサイン入りの、カルピスの公募エッセイ本のプレゼントがなかったのは残念でした。(期待していたんですけどね...)
今週の「キニナルもの」は、やはりBS-iで放送されている番組(「吉田類の酒場放浪記」)のDVDの宣伝と、CDブック「ケータイ刑事銭形海 TSPOドルフィンガールズショー スピンオフは映画だけではないのだよ、ワトソン君!」のプレゼント告知で、絢ちゃんが案内してくれました。ただ、衣装から考えると、次回の「東京少女」のヒロイン3人衆の撮影の時に一緒に撮影したものではないか?と思われる。(ここも、イレギュラー枠ならではの目玉です。)既にモバイルの方では応募出来るということを先日記したが、ハガキでの応募についての案内がありました。(サイン入りで、当選者は2名です。)
「BS-iのキニナル番組」は、やはり来たということで「東京少女・大政絢」、そして「怪談新耳袋スペシャル」の「ぎぃ」が取り上げられたということで、このコーナーでは絢ちゃんが主役でした。→今回は緑リボン・次女の泪ちゃん&海ちゃんでした。
次回はいつもの定時枠の金曜19:30の放送ですが、7、8、9月の「東京少女」のヒロイン3人衆(大政絢、岡本杏理、瓜生美咲)がゲストです。ただ、9月の瓜生美咲については、ドラマからの映像はまだ何も無いでしょうし、8月の岡本杏理にしても、この時期だと期待できないでしようね...
やっぱり泪ちゃんを...
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 プレミアム・エディション
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- メディア: DVD
「カルピス」の忘れられないいい話―感動の公募エッセイ集 (集英社文庫)
- 作者: 山田 太一
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2000/06
- メディア: 文庫
ケータイ刑事銭形海 TSPOドルフィンガールズショー スピンオフは映画だけではないのだよ、ワトソン君 (Linda BOOKS!)
- 作者: ワトソン君
- 出版社/メーカー: 泰文堂
- 発売日: 2008/06/25
- メディア: 単行本
ケータイ刑事銭形海14話(2nd.1話)[裏ネタ編] [ケータイ刑事]
日曜朝のBS-iの再放送も今回から2nd.シリーズに突入です。ということで、引き続き「裏ネタ編」を続けていきます。物語の方は、五代さんと出会いの物語である「スニーカー、復活! ~エリーゼのためにならない殺人事件」であるが、前半はクイーン・宝積さんのプロモーションと思わせる所のある物語です。
今回は、冒頭で五代さんのエアピアノ(?)で取り上げられている「エリーゼのために」について、五代さんが口にする「最後の晩餐」について、そして事件の鍵にもなった「腱鞘炎」について記すことにする。
尚、BS-iの本放送の時に記した長文&ネタバレあり版は「ここをクリック」してご覧下さい。(放送直後に記した感想版もここを経由してください。)
「エリーゼのために」:ベートーヴェン作曲によるピアノ曲であり、あまりにも有名な一曲である。バガテルの1つであり、ピアノを始めたら必ず出会う曲でもある。よって、ピアノを弾くのであれば、この曲を弾くことが出来て当たり前という入門曲でもある。
元々は「テレーゼのために」という題名であったが、ベートーヴェンの悪筆(乱筆)が原因で「Telise」が「elise」とされて「エリーゼのために」という曲名になったとされている。
尚、テレーゼというのはベートーヴェンが曲を捧げた女性であり、彼が愛した女性の名前である。この曲の原稿はテレーゼ・マルファッティが持っていたことから彼女がその女性とされているが、テレーゼ・フォン・ブルンズヴィック、またはテレーゼ・フォン・ドロスディックだとも言われている。
泪お姉ちゃまが出演している「名曲探偵アマデウス」で取り上げて欲しい一曲であるが、あまりにも有名すぎる曲なのて゜、果たして取り上げてくれるでしょうか???
「最後の晩餐」:キリスト教・新約聖書に記述されているキリストの事跡の一つであり、聖書では「The Last Supper」と記されている。イエス・キリストが処刑される前夜に、12人の弟子たち(十二使徒)と共にした晩餐の席のことである。この席でキリストは、聖体の制定を行い、最後の教訓が行われたと伝えられている。
また、これを題材にした絵画は多数存在している。2世紀のカタコンベの壁画に見られるものが最初とされている。中でも、15世紀のダヴィンチによる絵画はあまりにも有名である。(ミラノにあるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院(世界遺産登録されている)の食堂の壁画であり、4.2m×9.1mという巨大な絵画である。)その他では、ジョットの作品が有名な所である。尚、絵画の方は、キリストと12使徒の13人を描くのが通例となっているので、大作になるのが普通である。
「腱鞘炎」:腱鞘の各種原因によって起こった炎症のことであり、手や指周りの症状(病気)の一つである。原因は、細菌感染によるものと、機械的刺激や、手や指の過労によるものとがある。特に、ピアニストやキーパンチャーなどによく見られることから、そういう職業の職業病とされているが、そうでない人が発症することも当然ある。また、文字を非常に多く書く作家についても「ペンだこ」を含めて職業病の一つだったが、パソコンを使うことが多い現在では、少し形が変わったものの、作家にとってはやはり職業病の一つと言って良いでしょうね...
予防は、手や指を使うことを行わないことが一番良いが、これはこれで現実的な予防法とは言えない。一応、作業の開始前、最中、終了後に、手や腕のストレッチをすることが挙げられる。
発症してしまった場合の治療方としては、まずは安静にすることである。そして湿布などが一般的である。また副腎皮質ホルモンが有効とされている。(これは素人ではとても出来ることではないので、医者に診てもらいましょう。)長期にわたって症状が続く場合は、腱鞘切開手術という方法もある。→いずれにしても、「過度」ということが悪化させるということで、何事にも言えることであるが、「適度」にするということである。まあ、作業終了後にストレッチをすることですね。
(パソコン入力については、将来、音声入力が一般的になれば、腱鞘炎患者は減少するものと思われるが、手先の運動までが減ることになるということで、便利になることが健康に対して良いのかどうかは疑問がありますが...)
↓今回からはこちらに収録されることになります。
↓「エリーゼのために」(たくさんあるので、ほんの一部です。)
- アーティスト: イングリット・フジコ・ヘミング,ショパン,ラヴェル,ドビュッシー,リスト,シューマン,ベートーヴェン,チャイコフスキー,ラフマニノフ,ウィリス(アラステア),スーパーワールド・オーケストラ
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2006/09/20
- メディア: CD
- アーティスト: オムニバス(クラシック),シューマン,ベートーヴェン,ネッケ,シューベルト,メジューエワ(イリーナ),トロップ(ウラジーミル),オコーナー(ジョン),ピリス(マリア・ジョアオ),シフ(アンドラーシュ),リグット(ブルーノ)
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2003/07/23
- メディア: CD
- アーティスト: オムニバス(クラシック),ヘンデル,シューベルト,ブラームス,ルース(ラルス),コヴァセヴィチ(スティーヴン),アラウ(クラウディオ),ダヴィドヴィッチ(ベラ),ディヒター(ミッシャ),アルペンハイム(イルゼ・フォン),ヘブラー(イングリット)
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2005/06/22
- メディア: CD
特撰!ピアノ名曲150<1> エリーゼのために/ジムノペディ
- アーティスト: メジューエワ(イリーナ),ショパン,リスト,スクリャービン,ラフマニノフ,ベートーヴェン,バダジェウスカ,ドビュッシー,チャイコフスキー,エルガー,メンデルスゾーン
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2005/07/27
- メディア: CD
- アーティスト: ブレンデル(アルフレッド),ベートーヴェン,ラビツキー,メンデルスゾーン,オースティン,ヘンデル,サティ,バダジェウスカ,ワイマン,ルース(ラルス),ヘブラー(イングリッド)
- 出版社/メーカー: マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
- 発売日: 1997/10/08
- メディア: CD
- アーティスト: オムニバス(クラシック),シカゴ交響合唱団,ベートーヴェン,フィルハーモニア管弦楽団,シカゴ交響楽団,アシュケナージ(ウラジミール),バックハウス(ウィルヘルム),クーパー(ジョセフ),パールマン(イツァーク),ウィーン・モーツァルト合奏団,ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
- 出版社/メーカー: ポリドール
- 発売日: 1996/07/01
- メディア: CD
- アーティスト: エフゲニ・ザラフィアンツ,ハイドン/ベートーヴェン/リスト/ショパン/チャイコフスキー/ラフマニノフ/スクリャービン/,なし
- 出版社/メーカー: ALM RECORDS
- 発売日: 2004/06/07
- メディア: CD
↓参考まで
レオナルド・ダ・ヴィンチ復活『最後の晩餐』 (ショトル・ミュージアム)
- 作者: 片桐 頼継
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1999/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)