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ゴーオンジャー#20 [特撮]

今回は完全に開店休業状態で、物語の方も新しい玩具のプロモーションというだけの、内容のない、時間を無駄にした酷いものでした。先週が休みだったこと、6月末から7月頭には「新耳SP」「カルピス・ドラマスペシャル」をはじめ印象に残る作品が多く、更に「ドルフィンガールズショー」のCDブックも発売になったら、「ゴーオンジャー」の存在を忘れるのも当然である。水曜深夜(=木曜)になってようやく放送があったことを思い出したが、こんなレベルでは忘れたままでも良かったですね。(そもそも、番組タイトル「ゴーオンジャー」というのは偽りでした。)

また、今回が戦隊通算1599話であり、次回が「戦隊通算1600話」という記念となるのに、あまりにもズタボロで、一気に放送枠の穴埋め番組に落ちぶれただけだったので、今回はBGMの選曲も中止です。(流石に石原裕次郎とはしません。)

最近の戦隊は、メンバーの誰かが空気化するのは当たり前になっているが、ゴーオンジャー5人全員が空気となってしまったら、もう終わりです。→これを逆手にとって、本当に1人か2人は物語に全く姿を現さなかったら、かえって面白かったのに...(そこまでやる冒険心は無いか...)

5人に2人加わって7人になり、炎神の方は最初の5に+4ということになったが、「数が多ければいい」と勘違いしているんじゃないの?数が多くなると、玩具の品揃えは多くなり、スポンサーは嬉しいのかも知れないが、せいぜい半年の命の新キャラが増えても、何でも価格上昇という今の時期では見向きされないでけである。

まして、新たな巨大ロボの登場は、更に正義のゴーオンジャーに悪いイメージを与えるだけである。直ぐにも巨大ロボ戦は3対1という構図になるのだろうが、敵が「3」、ヒーロー側が「1」なら良いが、ヒーロー側が「3」となると、「悪を倒す」のではなく、力を誇示しての「弱いものイジメ」にしか見えない。(某政党が数の理論で国会を... というのと同じ。)で、ここから生まれるのは「反感」だけである。

打開策はあるのだが、今の戦隊では「禁じ手」でしょうね...(ゴーオンジャーの5人の中の誰かの「壮絶な戦死」である。が、こうもボロボロになってしまうと2、3人戦死しないと...)

前回のノコギリバンキがチェーンソーバンキとして復活、というのは昭和テイストを持つ本作としてら良いのだが、これもゴーオンジャーの空気化と共にし、何のための復活なのか、全く意味のない実に虚しい復活でした。

この時期は夏休みの映画の製作が絡むということで、色々とバタバタして、作品クオリティの低下が毎年見られるが、肝心のTVシリーズが一気に酷くなるのだったら、映画は止めるべきである。同時に、映画も全く期待できない凡作・駄作(場合によっては「金返せ映画」にもなり得る)というイメージしか生まれず、映画館に足を運ぶ気も無くなるだけである。(実際、「マジレンジャー」の次からのクオリティダウンが激しすぎる...)困ったもんだ、と言いたいところだが、このご時世では、映画館に行かないことで(小遣いの)節約となるのはありがたいこと言える...

 

↓ピックアップだけしておきます。

大全集

大全集

  • アーティスト: 鶴岡雅義
  • 出版社/メーカー: テイチク
  • 発売日: 1999/11/21
  • メディア: CD

全曲集

全曲集

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: テイチク
  • 発売日: 2000/09/21
  • メディア: CD
ベストヒット20

ベストヒット20

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: テイチク
  • 発売日: 1998/02/21
  • メディア: CD
全曲集

全曲集

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: テイチク
  • 発売日: 1994/10/21
  • メディア: CD
50th Anniversary 石原裕次郎~永遠の輝き(1956~2005)~Yujiro Isihara Collection

50th Anniversary 石原裕次郎~永遠の輝き(1956~2005)~Yujiro Isihara Collection

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: テイチク
  • 発売日: 2005/07/17
  • メディア: CD

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「APRIL FOOL'S DAY」 [映画(洋画)]

表題の作品は1986年のアメリカ映画「エイプリル・フール/鮮血の記念日」である。邦題を見たらホラー作品だと言うことが分かる作品である。(原題からは、何かと仕込まれている、と感じる事も出来ますけど...)また、ミステリーの一ジャンルである「クローズド・サークル」(人数のことを考えると、A.クリスティの「そして誰もいなくなった」がベースにある。)を用いたストーリー展開と、ラストのどんでん返しにやられた、ということになる作品であって、ホラー映画が苦手であっても、映画ファンであればそれなりに楽しむことが出来る作品である。また、原案と製作のフランク・マンキューソ・Jr.は「13日の金曜日」とリーズでお馴染みのあの人である。

作品データを記しておくと、時間は89分、原案と製作はフランク・マンキューソ・Jr.、監督はフレッド・ウォルトン、脚本はダニロ・バック、撮影はチャールズ・ミンスキー、音楽はチャールズ・バーンスタインである。そして出演は、エイミー・スティール、グリフィン・オニール、ケン・オランド、ジェイ・ベイカー、デボラ・フォアマン、デボラ・グッドリッチ、クレイトン・ローナー、トーマス・F・ウィルソン、たちである。

ある週末、大学生のスキップ、キットたち9人は、金持の息子でリッチな生活をしているマフィに招待されて、孤島にある別荘に招待される。その夜から乱痴気パーティが始まり、楽しむ一同。が、1人、また1人と姿を消していく。そして、キットとロブを除く7人のが行方不明になってしまう。そして、キットも何者かに襲われて... が、その日は4月1日、エイプリル・フールだった...

邦題に期待して、スプラッター・ホラー作品という認識で見ていたら、途中で見るのを止めてしまいたくなってしまうような、ホラー映画としたら散々な出来で物語が進んで行く。が、最後のどんでん返しを知ったら、それも納得できる。これは「クローズド・サークル」を上手く使った物語だからこそ成り立つものでもある。

「シベリア超特急」シリーズや、「ケータイ刑事THE MOVIE」(=「M1」)におけるラストのどんでん返しに繋がる部分があると言うことが出来る。ホラー映画のファンにとっては「何だ?」と言うことになるが、これぞ映画の醍醐味でもある。「シベ超」や「ケー刑事」のファンであれば、ホラー映画は苦手であっても、見ておくことをお薦めしたい作品である。(ある意味では「ホラー」というジャンルに入れることが間違いと言うことが出来る作品でもあります。)

 

↓DVDではなく、ビデオです。 

エイプリル・フール鮮血の記念日

  • 出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
  • メディア: VHS

 

↓輸入盤(日本語字幕はありません。また、DVDはリージョンコード「1」です)

April Fool's Day

April Fool's Day

  • 出版社/メーカー: Paramount
  • メディア: VHS

April Fool's Day

  • 出版社/メーカー: Paramount
  • メディア: DVD


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ケータイ刑事銭形泪1話[裏ネタ編]PART 2 [ケータイ刑事]

今回は、物語に出てきたネタにに関しての「裏ネタ編」です。(今週は「カルピス・ドラマスペシャル」が月曜夜にあったので、火曜日の「裏ネタ編」はお休みしました。)劇中に登場した事柄から、「カルタ」「競技カルタ」「百人一首」について記すことにする。(他にもいくつか知るそうと思いましたが、第1話から膨れすぎると、今後、何処まで膨れるか分からなくなるので、これぐらいにしておきます。)

尚、約2年半前のBS-iでの再放送時に記した本編について記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

カルタ」:「カルタ」というのはポルトガル語の「carta」から来ている言葉であり、漢字では「歌留多」、もしくは「骨牌」と書く。(ちなみに、イタリア語の「carta」は献立表、メニューという意味である。)

遊戯、または博奕で使われるもので、絵や文字が書かれた長方形の札のことを指す。また、その札を使って行う遊びのことも指す。(対になった複数の札があって、片方が取り札、もう片方が読み札となり、取り札の中から読み手が読みあげた読み札の対となる取り札を取り合う遊びである。)

歴史は古く、室町時代にポルトガルから伝来したカルタに倣って、「花札」や「うんすんかるた」が生まれる。が、これらは賭事に使われることが多かった。また、それ以前、平安時代から、札ではなくて貝殻を使った貝覆(かいおおい)や貝合(かいあわせ)というものが日本にはあり、これが所謂「よみかるた」と言われる「歌かるた」や「いろはがるた」の元になる。「いろはかるた」は知識を教えることを本来の目的として江戸時代初期に生まれたものである。

現在では様々な競技会が行われていて、社団法人・全日本かるた協会の定めたルールによって行われる競技会は、正月の風物詩となっている。

競技カルタ」:小倉百人一首を用いて、社団法人・全日本かるた協会が定めたルールによって行われる競技である。正月に滋賀・大津の近江神宮で行われる名人戦(男性)、クイーン戦(女性)はあまりにも有名である。

A級の者に与えられる東日本/西日本予選のトーナメントに出場し、その挑戦者優勝者同士が、挑戦者決定戦の3番勝負を行う。この勝者が名人/クイーンへの挑戦資格を得て、1月に近江神宮での5番勝負(名人戦)/3番勝負(クイーン戦)を行い、勝者が「名人/クイーン」、敗者が「準名人/準クイーン」となる。

また、名人戦を連続5期、または通算で7期勝ち取ると「永世名人」の称号を、クイーン戦を通算5期勝ち取ると「永世クイーン」の称号が得られる。2008/1時点で、永世名人は4人、永世クイーンは2人いる。
→劇中に登場する新日本競技かるた協会では、10連覇で「永世クイーン」だから、これはかなり厳しい規定ですね。(この規定を、全日本かるた協会の競技カルタに当てはめると、「永世名人」は2人、「永世クイーン」は1人ということになる。)しかも、同じ日に挑戦者決定戦とクイーン戦が行われるというのだから、挑戦者に取っては過酷なスケジュールです。

ルールはシンプルであり、百人一首の100枚の札の内、50枚を使い、それを対戦相手と25枚ずつ、裏返した状態で2つに分け、その25枚の札を自陣に3段に並べる。15分の暗記時間の間に、自陣と敵陣の50枚の札の位置を覚え、競技開始となる。読み札が読まれ、それと対になる札を自陣、または敵陣の中から取り合う。

お手つきをした場合、相手から1枚札を自陣に送られる。自陣の札を取った場合はそのままで、敵陣の札を取った場合は、自陣の中から任意の1枚の札を敵陣に送る事が出来る。

百人一首」:短歌を集めた歌集の一つであり、藤原定家撰の「小倉百人一首」のことを一般的に指している。これは鎌倉時代前期の成立で、藤原定家が、天智天皇から順徳天皇の時代に至る古来からの100人の歌人の歌を1人1首ずつ撰して集めたものである。(尚、宇都宮頼綱(蓮生)撰説もある。)

単に「百人一首」と言えば、100人の歌人が詠んだ短歌を集めたことによって成立してしまうので、他にも多数の「百人一首」は存在する。「歌かるた」として使われる「小倉百人一首」が余りにも有名であるため、このようになっているが、現在では「新百人一首」をはじめとする他の「百人一首」と区別することから、「歌かるた」で使われる(藤原定家撰)百人一首は「小倉百人一首」と呼ぶのが普通になっている。

中学の頃、古典の授業で百人一首を覚えさせられたが、誰でも百首の中のいくつかは覚えていることでしょう。(筆者も全てまで覚えていません...)

 

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX I

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

↓参考まで

歌加留多―英訳 (1948年)

  • 作者: 安田 健
  • 出版社/メーカー: 鎌倉文庫
  • 発売日: 1948
  • メディア: -

うんすんかるた (1961年)

  • 作者: 山口 吉郎兵衛
  • 出版社/メーカー: リーチ
  • 発売日: 1961
  • メディア: -

草絵かるた―妣田圭子画文集

  • 作者: 妣田 圭子
  • 出版社/メーカー: 希望社
  • 発売日: 1983/01
  • メディア: -

絵入り百人一首入門―薫り高い文学を味わいながら“歌かるた”を楽しむ

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  • 作者: 佐藤 安志
  • 出版社/メーカー: 土屋書店
  • 発売日: 2003/12
  • メディア: 単行本

いろはカルタ

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  • 作者: みさお
  • 出版社/メーカー: 新風舎
  • 発売日: 2006/02
  • メディア: 単行本

かるた屋さんの 無地かるた (フチあり )

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  • 出版社/メーカー: 奥野かるた店
  • メディア: おもちゃ&ホビー

ととあわせ 江戸前

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  • 出版社/メーカー: 奥野かるた店
  • メディア: おもちゃ&ホビー

まんが版 小倉百人一首 (まんが攻略シリーズ)

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  • 作者: 浅野 拓
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1996/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

百人一首 (講談社学術文庫 (614))

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  • 作者: 有吉 保
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1983/01
  • メディア: 文庫

私の百人一首 (新潮文庫)

私の百人一首 (新潮文庫)

  • 作者: 白洲 正子
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2004/12
  • メディア: 文庫

小倉百人一首

小倉百人一首

  • 作者: 猪股 静弥
  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 1993/12
  • メディア: 単行本

百人一首が面白いほどわかる本

百人一首が面白いほどわかる本

  • 作者: 望月 光
  • 出版社/メーカー: 中経出版
  • 発売日: 2004/12
  • メディア: 単行本

百人一首 練習用小倉

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  • 出版社/メーカー: 田村将軍堂
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特選 小倉百人一首

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  • 出版社/メーカー: 田村将軍堂
  • メディア: おもちゃ&ホビー


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