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ゴーオンジャー#22 [特撮]

新しい玩具と映画のプロモーションという内容で、今回もどうでもいい内容でした。ということで、今回も簡単に。(BGMを選ぶのも馬鹿馬鹿しいので、選びません。)

ヒラメキメデスの作戦で、「敵を欺すなら、まずは味方から」という作戦は昭和テイストの敵らしくて、本作が守っている部分であり、これは良い所である。何だかんだで、大がかりな芝居で欺すというのは、古くから用いられている作戦パターンであって、王道である。それに対抗するのが「ゴーオンジャーのおバカ」ということで、完全に「ゴーオンジャー」が「おバカ戦隊」に衣替えしいうのは頂けない。→カーレンジャーに続いて2代目「おバカ戦隊」です。(それにしても、車をモチーフにした戦隊がまたも「おバカ戦隊」になるって...)

ゴーオンウイングスが登場してから、ゴーオンジャーの存在感が空気になったことで、存在をアピールするために「おバカ」を前面に出すのは、「おバカ」が流行りとはいっても、ヒーローとしての存在価値を放棄してしまっていて、もう失格です。「適度なバカ」はそれなりに面白いが、全体が「おバカ」に走ってしまうと「度を超えたバカ」となってしまって、物語を白けさせるだけである。→ここ数年の東映作品はこれが分かっていなくて、「限度を超えたバカ」ばっかりで、「駄作」を繰り返している。

「昭和テイスト」の「マヌケ作戦」(「おバカ」の一種であるが、最近流行りの「おバカ」と違って、文化に対するリスペクトがある。)が独特の味を出していて、それが救いになっていたのに、それを放棄してしまったら、もう何も無い。ということで「ゴーオンジャー」の存在価値は無くなった。

更に、ヒラメキメデスがボーセキバンキに襲われているのを見て、バカレッドは「弱いものイジメじゃないか!」と言っていたが、それを言うなら、あんたたちは毎回、(数の上で)等身大でも、巨大化しても蛮機獣をいじめているではないか。(「悪を倒す」とは映らない。)自分たちの事を棚にあげて、こういう事で介入するんだから、これは完全な「ご都合主義」でしかなく、エゴである。

それに何ですか、あのG9の酷いデザインは。9体も合体するからとは言っても、あまりにもゴチャゴチャしすぎていて、見苦しいだけ。「バトルフィーバーロボ」のあのデザインが懐かしい...

ゴーオンウイングスの登場から一気に駄作に転落した「ゴーオンジャー」。転落するのは早いというが、本当にあっという間に見る価値もない駄作になっちゃいました。(見るとしても「音声付き早見再生」で時間を節約して見ることで十分。)→来週からは、「これぞ」という良い所が出てこない限り、記事にもしないでしょう。

 

↓カッコイイ・バトルフィーバーロボ

超合金魂 バトルフィーバーロボ

超合金魂 バトルフィーバーロボ

  • 出版社/メーカー: バンダイ
  • メディア: おもちゃ&ホビー

↓こういうことが言われるけど...

バカと天才は紙二重 (ベスト新書 187)

バカと天才は紙二重 (ベスト新書 187)

  • 作者: ドクター・中松
  • 出版社/メーカー: ベストセラーズ
  • 発売日: 2008/05/09
  • メディア: 新書

別冊宝島983号「天才とバカの境い目」

別冊宝島983号「天才とバカの境い目」

  • 作者: 植島 啓司
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2004/02/28
  • メディア: 単行本

TBは http://meichiku-et.seesaa.net/article/103305803.html を参照されたし
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ちわきまゆみ『ポッパーモスト』 [音楽(特撮/邦楽)]

表題のアルバムは1999年にリリースされたアルバムである。「'85~'88 BEST」という文字があるが、本人による選曲で構成されたアルバム未収録曲(シングルのB面など)を中心とした内容である。(本人選曲ということで、「裏」のベスト盤という事が出来る。→貴重な曲が詰まった宝箱のようなものでもある。)カヴァー曲を中心に、これまでCD化されていなかった曲がたっぷりと収録されているので、ポイントは高い。

収録曲は以下の全16曲である。『GOOD MORNING I LOVE YOU』『A-GIRL』『DIAMOND IS MY BEST FRIEND』『THE PUNK』『MARBLE EYES』『YUMMY,YUMMY,YUMMY』『よごれたいのに(シングル・ミックス)』『ANGEL FATE』『恋のビューティフル・レボリューション』『SCIENCE FICTION/DOUBLE FEATURE』『THE UNCONVENTIONAL』『PLEASURE LAND』『ROCK'N'ROLL LOVE LETTER』『遊星少女フィオラ』『HA!HA!HA!』『ANDY AMERICA』。

彼女の曲の中でも、どちらかというとあまり知られていない曲が集まっているが、それだけに彼女の(一般的に)知られざる一面がおもちゃ箱のように詰まっているということで、全ての収録曲を一度はじっくりと聴いておきたい所である。尚、お薦め曲の方は、曲のジャンルが広すぎて、本アルバムの意図に添った絞り込みは不可能であるので、今回は「放棄」とします。(「全部」というのも芸がないですからね...)

'80's中期にデビューして、様々な逸話のある彼女であり、サウンドの方は次々と変わっていったが、その変化し続ける時代の曲を、しかも「レア・トラック」ということが出来る曲が集まっているので、彼女の裏側と接するような感じがする。そしてこれが「'80's」という時代の香りを感じさせてくれる所でもある。'80'sサウンドを堪能するのであれば、接しておきたいアルバムである。

 

ポッパーモスト

ポッパーモスト

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 1999/07/16
  • メディア: CD


COMMODORES『NIGHTSHIFT』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1985年に発表された彼らの11枚目のスタジオ収録アルバムである。(ベスト盤を除く。)また、ライオネル・リッチー脱退後の2枚目のアルバムでもある。また、ライオネル・リッチー抜きでもグラミー賞(最優秀リズム&ブルース・グループ賞)を本アルバムで獲得し、存在感を示したアルバムでもある。(が、奇しくも、L.リッチー脱退後、唯一のヒット・アルバムという形になったのもまた事実である。)で、Billboardのアルバム・チャートで最高位12位を記録し、1985年の年間アルバム・チャートでも46位にランクインしている。また、イギリスでも最高位13位を記録している。

収録曲は以下の全9曲である。『Animal Instinct』『Nightshift』『I Keep Running』『Lay Back』『Slip Of The Tongue』『Play This Record Twice』『Janet』『Woman In My Life』『Lighting Up The Night』。

この中からシングル・カットされたのは3曲であり、アルバム・タイトル・ナンバーでもある『Nightshift』はBillboardのシングル・チャートで最高位3位を記録する大ヒットとなり、1985年の年間シングル・チャートでも40位にランクインしている。また、『Animal Instinct』は最高位43位、『Janet』は最高位87位を記録している。

本アルバムからの筆者のお薦め曲は、シングル・ヒットを記録し、L.リッチー脱退後でも存在感を示すことになった『Nightshift』、シングル・ヒットを記録している『Animal Instinct』、そして『I Keep Running』『Lighting Up The Night』というところをピックアップしておく。

現在も活動を続けている彼らであるが、'90's以降は彼らのサウンドからファンキーな部分が無くなり、また、オリジナル・メンバーも次々と脱退していったことから、もはや完全に別バンドと言って良い状態になっている。そんな彼らの歴史の中で、本アルバムは最後の結成時のスピリットを持っていたアルバムと言っても良い。(本アルバムの後にも何枚か同じ路線のアルバムを発表しているが、さっぱりでしたし...)ソウルフルで、ファンキーな所があるかと思えば、ハーモニーをじっくりと聴かせる所もあって、彼ららしいアルバムということで、'70'sの彼らのヒット曲を知っている者には、彼らのラスト・アルバムという認識で聴いておきたい所である。

 

Nightshift

Nightshift

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Motown
  • 発売日: 1992/03/09
  • メディア: CD


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