「RE-ANIMATOR」 [映画(洋画)]
表題の作品は1985年の映画「ZOMBIO 死霊のしたたり」である。アヴォリアッツ国際ファンタスティック映画祭で最優秀恐怖映画賞を受賞した本作は、'80'sを代表するホラー映画の1本である。そしてシリーズ作品として全3作が製作されることになった。ホラー映画を見るのであれば、しっかりと見ておかなければならない作品である。
作品データを記しておくと、時間は89分、原作はＨ・P・ラヴクラフト、監督はスチュアート・ゴードン、脚本はスチュアート・ゴードン、デニス・パオリ、ウィリアム・J・ノリスの3人、撮影はマック・アールバーグ、音楽はリチャード・バンドである。そして出演は、ジェフリー・コムズ、ブルース・アボット、バーバラ・クランプトン、ロバート・サンプソン、デヴィッド・ゲイル、ジェリー・ブラック、キャロリン・パーディ・ゴードン、ピーター・ケント、バーバラ・ピータース、イアン・パトリック・ウィリアムズ、たちである。
死体蘇生薬を開発した学生ハーバート・ウエスト。実験をしている間にしたいが蘇るが、ゾンビとなって暴れ出す。騒ぎの中で殺してしまった人に対して、死体蘇生薬を与えたことで、更にゾンビが増えていき、珍騒動が繰り返されていく...
首無し死体が甦って女学生をレイプするというとんでもないシーンなど、随分とコミカルな描写のある作品であるが、そういうドタバタ・コメディではなく、歴としたホラー作品である。所がたっぷりとあるホラー作品である。また、ブラックなスパイスが利いているところもミソである。
言葉で記すとコメディ映画の様になってしまうが、確かに恐怖（しかも、単に怖いというだけでなく、ブラックの利いた怖さもある。）を感じる作品である。ある意味ではてんこ盛りという内容の作品ということになるが、'80'sという時代を考えたら、サービス精神に満ちていると言うことで、如何にも'80'sらしい楽しい作品である。（たっぷりと恐怖を感じることも出来るのは言うまでもない。）
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- メディア: DVD
DIANA ROSS『TOUCH ME IN THE MORNING』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1973年に発表された彼女の6枚目のソロ･アルバムである。彼女が1st.ソロ･アルバムを発表したのは1970年であり、当時は年に2、3枚のアルバムを発表していたので、3年ちょっとで6枚目というハイペースになりました。本アルバムは、彼女のソロになって2曲目となる全米No.1ソングが生まれたこともあって、前作「LADY SINGS THE BLUES｣（これは彼女の初の全米No.1となったソロ･アルバムである）からの勢いに乗って、大ヒットとなったアルバムである。Billboardのアルバム･チャートで最高位5位を記録し、1973年の年間アルバム･チャートでも97位にランクインしている。
収録曲は以下の全9曲である。『Touch Me In The Morning』『All Of My Life』『We Need You』『Leave A Little Room』『I Won't Last A Day Without You』『Little Girl Blue』『My Baby (My Baby My Own)』『Imagine』『Brown Baby/ Save The Children [Medley]』。
この中からシングル･カットされたのは、アルバム･タイトル･ナンバーでもある『Touch Me In The Morning』である。アメリカではBillboardで1週だけだったとはいうものの、1位を獲得して、1973年の年間シングル･チャートでは10位にランクインしている。また、イギリスでは最高位9位を記録している。また、『All Of My Life』はイギリスでのみシングル･カットされて、最高位9位を記録している。
本アルバムからのお薦め曲は、アルバム･タイトル･ナンバーであり全米No.1ヒットとなった『Touch Me In The Morning』は外せない。（彼女の代表的な曲の一つでもありますし...）それ以外では、『All Of My Life』『Leave A Little Room』『Brown Baby/ Save The Children [Medley]』というところをピックアップしておく。また、『Imagine』はJOHN LENNONのあの有名な曲であるが、彼女が歌うと随分とまた雰囲気が変わるものであり、これも良いのだが、好みの違いによっては拒否反応をする方もいるでしょうね...
サウンドの方は、所謂「モータウン･サウンド」そのものであり、すんなりと受け入れられるものである。（特に拒否反応することは無いでしょう。）ということで、特にマイナス点となる所がない無難にまとめられたアルバムである。が、これぞという突出した所も無いのも正直な所である。本アルバムからは全米No.1シングルも生まれているので、一度は聴いておきたいアルバムである。
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Motown
- 発売日: 1991/12/16
- メディア: CD
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Spectrum
- 発売日: 2004/08/09
- メディア: CD
9月の(BS-i)中心注目番組 [BS-TBS(BS-i)関連]
今月は24日が日曜のため、月刊TV誌が23日発売になります。ということで、23日発売の月刊TV誌から9月の注目番組情報を記しておきます。
まずは「東京少女･瓜生美咲」から。9/27に「終」マークがないことから考えると、10月以降も「東京少女」が続くということですかね。ヒロインを誰が演じるかということに関しては、候補者ならばまだ何人もいることですし、丹羽Pのことだから、ノーマークの新人というのもあるでしょうからね。
9月は4週なので「東京少女・瓜生美咲」は全4話です。ラインナップは「東京タワー」「目ン玉少女」「三角形の恋」「ロミオと美咲」の4本です。この中から最初の「東京タワー」は、豊島圭介監督ということで、「68FILMS」の「東京タワー少女」、ショートフィルム道（後に「Bitter Sweet」というサブタイトルが付いた）での「西東京タワー少女」に続く第3弾ということになるのでしょうね。（いくら何でも「東京タワー少女」のリメイクということにはならないと思いますけど...）
また、「ロミオと美咲」は当然のことながら「ロミオとジュリエット」を意識した内容になっていることでしょうね。で、この物語には半海一晃さんが出演します。
日曜朝の再放送「銭形海」はセカンド･シリーズが9月末で終了と言うことになります。（10月からは3rd.に突入です。）また、「怪談新耳袋」の方は、8/24で「第4シリーズ」が終了となり、その後は「第5シリーズ」となります。（星野真里さんや里奈ちゃん、美玲ちゃんが出演している。）で、9/21に終わり、9/28は「劇場版」のオムニバスの中の1つから全99話の4つに振り分けられることになった「夜警の報告書」です。→この夏は、1st./4th./5th./＋αが放送されることになり、2nd.と3rd.が放送されないということになります。
映画の方では、9/16(火)のジャパシネが「病院坂の首縊りの家」が放送されますが、これに高村さんこと草刈正雄さんが出演しています。（1979年の作品なので、随分と若い姿が見られます。）
「キ・ニ・ナ・ル!」は9/5、12、19はいつもの金曜19:30の放送だが、26日はゴルフの放送が入るため、27日（土）の18:30からというイレギュラー枠での放送です。→何だかんだで、この番組も1年間続いたことになりますね...
それ以外では、9/28(日)16:00～17:54に「鋼の錬金術師」の劇場版が放送されます。この作品のTVシリーズの新作が作られることが決まったそうです。（10月から「ガンダム00」の2md.が始まるが、これが2クールで、この後番組として2009年4月のスタートではないのかと思います。(現時点では、いつからスタートなのか発表されていない。)）
BS-i以外の方は、十分にチェックしていないので、いつもの作品のみ記しておきます。「名曲探偵アマデウス」は9/12、19は野球中継でお休みで、金曜日は9/5、26の2回だけです。BS-2の日曜日の放送は、9/21はお休みですが、7、14、28日はあります。現在、BS-hiの金曜放送から1回分遅れているので、一応追いつくことになるのでしょうね。ちなみに、火曜のBS-hiの再放送（朝8:00～）と土曜お昼（12:45～）の再放送は、火曜5回、土曜4回の全て放送があります。（いずれも再放送です。）
TwellVの懐かしの映画を放送する「神宮前名画座」は、9/6、7に1946年の「郵便配達は二度ベルを鳴らす」が放送されますが、その9/7に「終」マークが付いていて、それ以後はありません。→古い名画と言われている作品の貴重な放送枠なのに、終わってしまうなんて... 終わってしまったらTwellVを見ることは無くなりますね。
ちなみに、9/13(土)の18:30～20:00に、BS11で「ウルトラマンティガ･ダイナ･ガイア 超時空の大決戦」が放送されます。
地上波・MBSの「銭形海」の放送は、9/4、18、25は放送があるが、9/11は甲子園の阪神－ヤクルト戦の中継が深夜に入るため、お休みになる可能性があります。（試合中止の場合は放送される。）ここでお休みということになったら、年末年始にはお休みが入るだろうから、MBSでの「銭形海」の放送は、確実に来年の頭まで続くことになりますね。また、BS-iの再放送から1週遅れということにもなります。
※月刊TV誌の情報のため、直前になっての番組変更があるかも知れません。EPGや放送局HPなどで直前に再確認しましょう。（情報内容に関しての責任は持ちません。）
※ここに記した内容を、何処かの掲示板やブログ等にそのまま記すバカには、それなりの責任を取って貰うような対応をする場合があります。
- 出版社/メーカー: キングレコード、ビーエス・アイ
- メディア: DVD
