SSブログ

篤姫#42 [ドラマ]

今回の物語は、重要人物の死という大きな節目を迎える物語であったが、一体誰が主役なのかと悩んでしまうような物語となり、大奥の方は開店休業状態となり、物語の蚊帳の外という感じでした。ある意味では「お近」が主役だったとも言えるし、「帯刀」が主役だったとも解釈できる内容で、天璋院と和宮の影が薄かった物語でした。この2人以外の大奥は空気のようでしたし... 尚、時代はいよいよ長州征伐ということで動乱の時代になるのだが、史実の方はいつものように置いてきぼりということで、このスタイルだけはぶれませんでした。

一応、今回のメインイベントは家茂の死であるが、終盤になってようやくこれについて描いていたが、帯刀と龍馬の描き方を考えたら、取って付けたような印象になってしまいました。(が、このようにその回の主題をぼかして描くのが本作ですからね。)今回は賛否両論出てくるでしょうね。

大奥編では、本寿院だけが存在感をアピールしようとピエロになっていたが、ここだけでした。一瞬、天璋院と庭田嗣子が手を組んで本寿院に食ってかかるのかと思われたが、そうはならずということで、妖怪軍団の生き残り・庭田嗣子の役回りは残っているものの、すっかり影が薄くなっちゃって...

今回の物語で神様の地位に就いたのがお近で、龍馬夫妻を連れて来た帯刀に対して全てを掌握してました。完全に頭が上がらない帯刀ということで、もう少し修羅場にならないかと思ったが、修羅場になる前にお近の全面勝利であり、この部分が今回の物語のヤマでした。

完全にサイド・ストーリーに追いやられた大奥では、新キャラ・唐橋のクリーンヒット(=公方様に漢方医を派遣すると進言したこと。)があったが、開店休業状態だったことには変わらない。

勝に見取られ、天璋院と和宮のことを託し、息を引き取った家茂。ここからようやく第二の見せ場となり、来世(=現世、現代)では姉妹となる天璋院と和宮の間では言葉は不要でした。その前から「匂う、悪の香」と「うずく、悪の予感」ということで、それぞれ予感していただろうが、受け入れたくない現実を知らされた天璋院、その天璋院から感じ取った和宮。最後の所はしっかりと見せてくれて、辛うじて主役のポストは守ったという感じでした。

それにしても、家茂の死を(天璋院に)伝えたのはやっぱり滝山ということで、何かの大きなものは全て滝山の言葉から始まるのは変わりませんね。

次回は、家茂の死によって始まる大奥の物語に戻ります。今回の大奥は開店休業状態だっただけに、リフレッシュした気分で見たいと思います。尚、次回のBS-hiの放送は、現時点では18:00からなのか、17:15からなのかが分からない。EPGでは現在は18時となっているが、野球中継が入ると繰り上がるかもしれないだけに、要注意です。(但し、録画予約は自動修正してくれるので、この点では楽ですけど...)

 

NHK大河ドラマ・ストーリー 篤姫 後編 (NHK大河ドラマ・ストーリー) (NHK大河ドラマ・ストーリー)

NHK大河ドラマ・ストーリー 篤姫 後編 (NHK大河ドラマ・ストーリー) (NHK大河ドラマ・ストーリー)

  • 作者: 宮尾 登美子
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2008/06/30
  • メディア: ムック

新装版 天璋院篤姫(下) (講談社文庫 み 9-8)

新装版 天璋院篤姫(下) (講談社文庫 み 9-8)

  • 作者: 宮尾 登美子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2007/03/15
  • メディア: 文庫

(仮)NHK大河ドラマ オリジナルサウンドトラック「篤姫」~2~

  • アーティスト: TVサントラ
  • 出版社/メーカー: PONYCANYON INC.(PC)(M)
  • 発売日: 2008/10/29
  • メディア: CD
NHK大河ドラマ 篤姫 完全版 第壱集

NHK大河ドラマ 篤姫 完全版 第壱集

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • メディア: DVD
NHK大河ドラマ 篤姫 完全版 第弐集

NHK大河ドラマ 篤姫 完全版 第弐集

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • メディア: DVD


TBとコメントは http://meichiku-et.seesaa.net/article/108317015.html を参照されたし。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:テレビ

恋する日曜日・1st.#3「見つめていたい~トワイライトアヴェニュー~」 [ドラマ]

この物語は今まで見ていない物語でした。(「恋日・2nd」.以降は全て見ているが、「恋日・1st.」だけは何本か未見作品がある筆者です。)本放送は2003/4/20ということで、既に5年半前の作品ということになる。確かに、劇中に登場する携帯電話の端末はそれを感じさせてくれます。今回、再放送されたことで見ることが出来たので、簡単に記すことにします。

尚、この物語は、この後に特撮ヒーロー作品でヒロインを務めることになる顔ぶれが3人も集まっているということで、実に凄いキャスティングとなった。その3人とは、「仮面ライダー剣」の栞を演じることになる江川有未(現在は引退している。)、「ウルトラマンネクサス」の佐藤康恵(彼女は、この後「恋日・文學の唄」にも出演することになる。)、「デカレンジャー」と「仮面ライダー響鬼」「ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル」の蒲生麻由(本作ではちょっとだけ出ているという端役ですけど...)である。が、3人とも、本作の方が先であり、その後にそれぞれがヒーロー作品に抜擢されることになるので、特撮ヒーロー作品出演経験者を集めたということではない。(尚、「恋日・1st.」では、第8話の「FOR YOU」でも本作と同じように、後にヒーロー作品に出演することになる3人(石田未来、北条隆博、神崎詩織)が出演している。ちなみに、これには「仮面ライダー龍騎」に出演後の津田寛治も出演している。→今のペースだと、これは11/23に再放送されることになるはずです。)

物語の方は、実に「恋日」らしいラブ・ストーリーであり、何処に出もありそうな物語でもある。テーマ曲はスターダスト・レビューの『トワイライト・アヴェニュー』(物語のタイトルを見たら分かりますけど...)である。(「恋日・1st.」はテーマ曲を実に上手く津かつている作品が多く、本作もそういう1本です。)

ある玩具会社に務める2人のサラリーマンと2人のOLの物語である。契約を取ったことを上司から褒められている須田慶吾。彼に話しかけて親しげにしている松田美咲。そんな2人を目にして気が気でない神崎あゆみ。そんなあゆみを見て美咲の邪魔をする小林雅人。この4人が、自分の気持ちを素直に言えないことから展開される物語である。ある日、美咲はあゆみに指輪を見せびらかすが、あゆみはそれを須田から貰った物と勘違い。雅人は事実を確かめようとするが、あゆみのことが好きなのに、恋敵から彼女を奪うチャンスなのに、いい人ぶっていても振り向いてくれない、と言われる。そんな中、美咲の指輪が無くなったことから、あゆみが同僚たちの前で泥棒呼ばわりされて傷つく。雅人はあゆみを励まして、自分の気持ちを告げようとするが、あゆみがいつも填めている指輪を外したことに気づき、それを捜す。また、美咲の無くなった指輪も、美咲の勘違いから見つかり、4人はそれぞれ...

派手な所はない、身近な所にありそうなさりげない物語であるが、ホッとすることが出来る良い物語ですね。また、テーマ曲が優しく包み込んでくれるようで、4人の心を上手く表現していた佳作でした。

見終わった後に、ほんのちょっぴりだけ幸せを感じることができるのが「恋日」(特に1st.)であるが、そういう「恋日」らしい物語でした。

 

本作は↓には収録されていない作品です。

恋する日曜日 プレミアムDVD-BOX

恋する日曜日 プレミアムDVD-BOX

  • 出版社/メーカー: TBS
  • メディア: DVD

↓テーマ曲が収録されているアルバムはこちら

TO YOU~夢伝説~

TO YOU~夢伝説~

  • アーティスト: スターダスト・レビュー,根本要,林紀勝,三谷泰弘,手島昭,井上徳雄,竜真知子,きないのりこ
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2002/04/24
  • メディア: CD

SUPER DONUTS

SUPER DONUTS

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2002/04/24
  • メディア: CD


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

ゴルゴ13#28 [アニメ]

今回の物語は、ゴルゴのプロとしての一面を描いた物語であるが、派手な所はない人間ドラマでした。ゴルゴと運命的な出会いをした女・セシリアの悲劇の物語と言っても良いように、ゴルゴを脇に追いやったような人間ドラマであるが、ゴルゴのプロとしてのキャラクターを描くのには悪くない作品である。ただ、この物語は、原作も本当の初期のものであるだけに、3クール目になって登場させるような物語ではない。(例え、原作の全てをアニメ化するとしても、更にアニメのオリジナルストーリーまで作って、数百話までいったとしても、ここでの登場は遅すぎる。)せいぜい、第4話まで(=放送開始後一ヶ月以内)に登場させるべきだったでしょう...

ある雨の夜、一人でバーにいたゴルゴはセシリアという女と出会う。彼女は譜としたことから夫を殺してしまい(どう見ても、事故だったという形で処理出来ると思いますけど...)、その傷を持っていた。翌日、ホテルから空港に向かおうとするセシリアだったが、ストライキでタクシーが来ないということで、ホテルの車で空港に送ってもらうことになるが、そこでゴルゴと一緒になる。雨の中、途中で「歩いてみたくなった」と言うセシリアは車から降り、一人になるが、やはり夫殺しが彼女の心に重くのしかかっていた。

セシリアはノルウェー行きの飛行機に乗り、故郷に向かったが、そこでまたもゴルゴと鉢合わせになる。離陸した飛行機はトラブル発生によって、胴体着陸を試みることになる。客室では乗客たちが狼狽えるようになるが、セシリアの心はゴルゴに見透かれていて、ゴルゴに惹かれる。胴体着陸は無事に成功、セシリアも生きたいと感じ、ゴルゴに身を委ねる。客室では乗客たちが歓喜の声を上げる中、セシリアとゴルゴはキスをした。そしてその夜、2人は一夜を共にして、男と女の関係を持った。(一応、深夜番組ですし...)翌朝、ゴルゴは仕事に向かい、ある古城からターゲットを狙撃した。(これに関してはどういう人物なのか、その拝啓は全く語られていない。)仕事を終えて古城を出ようとしたゴルゴ(まだライフルを手に持っている。)は途中でセシリアの姿を目にした。「ついてきてしまったの...」と言うセシリア。だが「もういいの」と言って全てを悟り、目を閉じる。ゴルゴはそんなセシリアを撃つと、薬莢を拾って古城を後にした。

例え関係を持った女でも、仕事を見られたからには放置することは出来ず、セシリアを殺したゴルゴ。プロとしての一面をじっくり描いているということで、ゴルゴのキャラクターがはっきり分かる。が、ターゲットを狙撃した後、どうしてライフルを片手にしたままでいたのか、という疑問もありました。(狙撃をしようとした時に視線でも感じていたのなら納得できるが、そういう描写はなかったし...)→この点では初期作品である原作では良いのだが、3クール目になって取り上げるような物語ではない。

この物語自体は悪くないのだが、これが28話で登場するというのでは、余りにも遅すぎる。この物語のようにゴルゴのプロとしてのキャラクターをじっくりと描いている物語は、第1話とは言わないが、本当に初期に入れるべきでしょう。ということで、シリーズ構成に疑問を持ちました。

 

↓この物語は「SPコミック:2巻」に収録されています。

ゴルゴ13 (2) (SPコミックス)

  • 作者: さいとう たかを
  • 出版社/メーカー: リイド社
  • 発売日: 1997/04
  • メディア: コミック

 

↓「ノルウェー」ということで...

ノルウェー フィヨルドの旅 (AROUND THE WORLD LIBRARY―気球の本)

ノルウェー フィヨルドの旅 (AROUND THE WORLD LIBRARY―気球の本)

  • 作者: 村上 よしゆき
  • 出版社/メーカー: NTT出版
  • 発売日: 1998/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

A29 地球の歩き方 北欧 2008~2009 (地球の歩き方 A 29)

A29 地球の歩き方 北欧 2008~2009 (地球の歩き方 A 29)

  • 作者: 地球の歩き方編集室
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2008/05/31
  • メディア: 単行本

ノルウェー (目で見る世界の国々)

ノルウェー (目で見る世界の国々)

  • 作者: グレッチェン ブラットヴォルド
  • 出版社/メーカー: 国土社
  • 発売日: 1996/01
  • メディア: 単行本

ノルウェイの森 上 (講談社文庫)

ノルウェイの森 上 (講談社文庫)

  • 作者: 村上 春樹
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2004/09/15
  • メディア: 文庫

ノルウェイの森 下 (講談社文庫)

ノルウェイの森 下 (講談社文庫)

  • 作者: 村上 春樹
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2004/09/15
  • メディア: 文庫


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

東京少女・草刈麻有#3「ウィーアーダンス」 [ドラマ]

今回の物語は、ここのところ定期的に見るパパイヤ鈴木&おやじダンサーズ、そして電撃チョモランマ隊のダンスを見せるための物語という感じの物語でした。と言っても、ミュージカル仕立てではなく、コミカル・タッチの中で踊りを見せるという物語でした。一応、母と娘の対立ということが描かれていたものの、結局は「歌に国境はない」ということと同じ概念でなる「ダンスに垣根はない」ということを語ったというだけで、ストーリー的な点では、特にこれというものは無かったですね。(まあ、麻有ちゃんにしたら、かなりダンスの練習はしたでしょうけど...)

また、冒頭に東京の風景が出てきたものの、「東京」ということは全く関係なく、「68FILMS」の時から続く「東京少女」のテーマの一つはもはや完全に失われていますね。

更に、今回の物語の次回予告では『イケナイ恋』の歌有りバージョンが聴かれたが、結局今回も麻有ちゃんの歌う『イケナイ恋』はありませんでした。ということで、ヒロインが主題歌を歌うということも7ヶ月目にして置き去りになっちゃって、単に「4つの異なる役を演じる」ということだけになっちゃって、ガッカリというのが大きいです。

青島麻有は「伝説のプリマ」と呼ばれる元バレリーナの母・珠代の一人娘であり、生まれた時からバレエ一色の生活で、毎日バレエのレッスンを受けて育った。今日もいつものように、母からバレエのレッスンを受けていた。で、次のレッスンがあるということで、執事の宮本に次のレッスン場(鼻毛先生のレッスン)に向かった。

が、その車が途中でエンストして、レッスン場に着くのが遅れることになった。運転手の大津が車の修理をしている間、車の中でくつろいで待つことになった麻有だったが、日々の暮らしにうんざり気味だった。何とか逃げようとして「ちょっとコンビニへ」と言って食べ物を買いに行こうとするが、車には食べ物、飲み物が完備されていて、宮本に止められる。すると「じゃあ、雑誌を買いに行かせて」と言う麻有だったが、「バレエ大事典」を与えられて逃げられなかった。

そんな中、ヒップホップ・ダンスの音楽が届いてきて、それを尋ねる。が、宮本し「麻有様の目が腐ります」と言って、見せないようにする。が、それを見た麻有は興味を持ち、「あの踊り、なんて言うのかしら」と尋ねる。「あれは、ヒップホップと申しまして...」(「ヒップはお尻、ホップは麦」と言う適当なことを言った宮本ということで、笑いもしっかりと仕込んである。)と答えるが、野蛮な踊りと言ってそれを否定する。が、心を奪われた麻有は宮本の足に「バレエ大事典」を落とし、逃げるように車から脱出、その場に飛んでいった。

4人の若者たちがヒップホップを踊っている所にやってきた麻有は、暫くそれを見ていた。やがて、麻有の身体もリズムに乗っていた。そんな中、4人の1人(OH-SE)が麻有に気づき、ダンスを止めて、側に転がっていたバスケットボールを麻有に投げ、そして麻有の側にやってきた。

麻有は「こんな踊りがあることも初めて知りました」と言って、すっかりヒップホップに魅せられた。が、そこに運転手の大津から、「車が直ったのでお戻り下さい」と電話が入る。麻有は「また来ても良いですか?」と尋ね、OKという返事を貰うと、嬉しくなって4人と一緒に写真を撮り、車に戻り、レッスン場に向かった。(ここでAパート終了。今回は9分過ぎということで、Bパートは16分半強となり、Aパートが短めでした。)

その夜、ヒップホップが楽しかったと言って思いだしていた麻有。そこに母が新しいレオタードにデザインを入れておいたと言って新しいレオタードを貰った。(「伝説未満」という文字が入っていた。)→ここで1曲、今の麻有の気持ちを綴った曲(タイトル不明)を歌っていた。で、麻有は「自由になりたい」という気持ちが強くなった。

翌日、昨夜母から貰ったレオタードを着て、朝のバレエの練習に望む麻有。が、母が着ていないと、昨日のヒップホップのステップを練習していた。それを目にした母・珠代は、その踊が何かと直ぐに気づき、咳払いをして、麻有に気づかせ、いつものようにレッスンを。

そして鼻毛先生のリッスン場。バレエのレッスンをしている麻有だったが、鼻毛先生が鏡に向かって鼻毛の手入れをしているのを目にすると、バレエではなくヒップホップの練習を始める。が、執事の宮本がやってくると、バレエに戻す。しかし、宮本が鼻毛先生と話しを始めたのを見ると、再びヒップホップを始める。宮本がそれを目にして、鼻毛先生にゴチャゴチャと話し始めると、麻有はその隙に逃げてしまった。

麻有は車にレオタードを脱ぎ捨て、「ビバ!ヒップホップ!」というメッセージを残して、昨日の4人の所にいて、一緒にヒップホップの練習をしていた。

いつしか夜になっていて、宮本が母・珠代をその場に連れて来た。麻有がヒップホップを踊っているのを目にした珠代は怒り心頭となり、「ヒップホップなんてママは認めません」と麻有に立ちはだかる。(雰囲気は「白雪姫」の魔女のような感じですね...)そして「私はバレエが嫌い」と言う麻有と対立する。

珠代は「いいのよ別に。嫌いなら無理矢理やってくれなくても結構です。でも、ヒップホップだけは止めて頂戴」と、ヒップホップを目の仇にする。「何でよ?」と問う麻有に、珠代は泣きながらその理由を語る。(ストリートでヒップホップを踊っている連中に足を踏まれ、2週間後のコンクールを辞退することになり、伝説に傷が付いた。で、ヒップホップを恨んでいた。)が「そんな理由?」と呆れ顔の麻有。(確かに、単なる個人的な恨みですからね...)

麻有と珠代は対立し、麻有は「青島珠代殿、お相手つかまつる」と挑戦状を叩きつけた。で、麻有たちのヒップホップ・ダンス、珠代たちのバレエが繰り広げられる。(第1ラウンド、第2ラウンドと繰り広げられる。→第2ラウンドの珠代の白鳥の湖のスピンは実に早く、「M1」でのちゃんの逮捕劇の所の睦月も真っ青という高速スピンでした。)

珠代は「この勝負、勝ったも同然ね」と言って麻有を家に連れ帰ろうとするが、「嫌だ」と麻有。で、「もう一戦お相手つかまつる」と挑戦状を叩きつける麻有、「望む所よ」と受ける珠代。

が、宮本が「お止めなさい、お二人とも」と待ったを掛け、これ以上ダンスを争いの武器にするなと割って入る。で「今まで隠しておりましたが...」と言って、自分は「元伝説のフリーダンス・ボーイなんです」と正体を明かした。(映画「サタデー・ナイト・フィーバー」のあのポーズを決めていた。)が、麻有は「フリーダンスって?」という有様だった。宮本は「つまり、ダンスに垣根何てありません」と言って珠代と麻有を仲直りさせ、それぞれのダンスを認めさせた。

最後は、麻有、珠代、宮本とおやじダンサーズ、電撃チョモランマ隊の11人が横一列になって踊を披露し、最後は麻有の「ウィーアーダンス!」という叫びで幕でした。

この後のエンドロールは、インスト・ナンバーの『イケナイ恋』が流れる中、麻有と電撃チョモランマ隊の5人がダンスを踊っていて、大ラスは「ウィーアージェット団&麻有!」とポーズを決めた麻有でした。

次回は、「東京少女・草刈麻有」の最後の物語となる「最高のラブレター」です。(4回って、本当にあっという間ですね。)次回予告を見た感じでは、まともなラブ・ストーリー(ここ2回がちょっと別世界に飛んでいた物語でしたからね...)という感じを受けました。ラブレターを巡っての女2人、男1人の物語のようですね。

この後の「BS-iドラマ倶楽部」からのお知らせのバックの風景は、いつも通りの「高速道路と東京タワーを中心としての夕景」でした。

今回の物語は、物語をと言うよりは踊りを見る物語でした。そのためもあるのか、ストーリー上ではありふれた展開であって、これというものは何もなかった平凡なものでした。一応、所々にネタを仕掛けてあったが、それも軽い笑いを取るためという程度でありました。

まあ、時には(何かを)見せる物語があっても良いのだが、それにしたら全編を通してミュージカル仕立てにするとか、もう一工夫何かが欲しい所でした。(今回はどちらかというと外れという感じの物語でした。)特に、ネタをやるにしても「女子大生会計士の事件簿」がスタートして、「ケータイ刑事」のノリで突っ走っているだけに、本作「東京少女」がそれと同じ方向に行く必要が無くなり、更に、本作が「主演が4つの異なる役柄を演じる」ということだけに成り下がったことで、方向性を見失って迷走状態に陥ったと言ったらいいでしょうか...

 

↓一応、こういうものを...

DVDで覚えるシンプルバレエジュニア〈Lesson1〉ストレッチからバー・レッスンまで

DVDで覚えるシンプルバレエジュニア〈Lesson1〉ストレッチからバー・レッスンまで

  • 作者: 牧阿佐美バレヱ団
  • 出版社/メーカー: 新星出版社
  • 発売日: 2005/08
  • メディア: 単行本

DVDで覚えるシンプルバレエジュニア〈Lesson2〉センター・レッスンとバリエーション

DVDで覚えるシンプルバレエジュニア〈Lesson2〉センター・レッスンとバリエーション

  • 作者: 牧阿佐美バレヱ団
  • 出版社/メーカー: 新星出版社
  • 発売日: 2005/08
  • メディア: 単行本
DVDではじめる やさしいバレエレッスン(DVD付)

DVDではじめる やさしいバレエレッスン(DVD付)

  • 作者: 谷桃子バレエ団
  • 出版社/メーカー: ナツメ社
  • 発売日: 2007/06/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
キッズのためのヒップホップダンス (SJセレクトムック No. 70)

キッズのためのヒップホップダンス (SJセレクトムック No. 70)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: スキージャーナル
  • 発売日: 2008/05
  • メディア: 大型本
はじめてのヒップホップダンス―ヒップホップダンスの基本を完全マスター! (SJセレクトムック No. 76)

はじめてのヒップホップダンス―ヒップホップダンスの基本を完全マスター! (SJセレクトムック No. 76)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: スキージャーナル
  • 発売日: 2008/07
  • メディア: ムック
ダンス・スタイル・ヒップホップ [DVD]

ダンス・スタイル・ヒップホップ [DVD]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: リットーミュージック
  • 発売日: 2005/05
  • メディア: 単行本
DANCE CLIMB ~電撃チョモランマ隊

DANCE CLIMB ~電撃チョモランマ隊

  • 出版社/メーカー: Victor Entertainment,Inc.(V)(D)
  • メディア: DVD
ダンスノチカラ HAPPY編

ダンスノチカラ HAPPY編

  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • メディア: DVD
パパイヤ鈴木の「バカな方の鈴木のDVDコミックス1」

パパイヤ鈴木の「バカな方の鈴木のDVDコミックス1」

  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • メディア: DVD
 
↓一応「M1」をピックアップ。
↓この作品もピックアップ
サタデー・ナイト・フィーバー 製作30周年記念版 デジタル・リマスター版 スペシャル・コレクターズ・エディション

サタデー・ナイト・フィーバー 製作30周年記念版 デジタル・リマスター版 スペシャル・コレクターズ・エディション

  • 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
  • メディア: DVD

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

ケータイ刑事銭形泪10話[裏ネタ編]PART 1 [ケータイ刑事]

「名曲探偵アマデウス」がお休みのため、「ちゃん・裏ネタ編」にピンチヒッターを務めて貰います。尚、次の「名曲探偵アマデウス」の放送は、21日(火)朝のBS-hiが「事件ファイル#13」の『新世界から』の再放送、25日(土)夜のBS-hiが「事件ファイル#14」の『24の前奏曲』の再放送です。尚、25日昼のBS-hiの再放送枠はお休みです。


今回の「銭形泪[裏ネタ編]」からは1st.10話の「爆弾魔からの挑戦状 ~手錠は爆弾を結ぶ」に突入です。(ようやく二桁に辿り着きました。が、この物語はネタがいつも以上に満載なので...)

初回となる今回は、この物語の鍵になっている「クイズ」についてと「クイズ王」について、そしてタイトルにある「爆弾魔」と「手錠」について記すことにします。

尚、約2年7ヶ月前のBS-iでの再放送時に記した本編について記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

クイズ」:既知の事実を問題にして出題し、それを回答者となる相手に答えさせる遊びのこと、またはその問題のことをいう。また、教師の質問の中でも、短いテストや小試験などもこれに含まれる。

テレビやラジオなどでこれが多く用いられたことから、一般的に広く認知されるようになった。日本では、テレビ放送の開始前の1946年にラジオでクイズ番組が登場し、その後放送が始まったテレビでも多数の番組が製作されるようになった。

昔は視聴者が回答者として、複数の回答者で競い合うというゲーム形式のものが主流であり、人気を博した。が、いつしか視聴者参加型のクイズ番組は少なくなり、現在ではタレントが回答者となり、クイズ問題を競うと言うよりもバラエティとしての色合いが濃くなっている。

また、企業では、広報活動の一環として、簡単な問題(その広告内に正解があるのが殆ど。)を出して、懸賞プレゼントを行う、というものが多数行われている。

クイズには、問題に答えるというのは同じであるが、複数の回答者と競い合うということで、早押しによって回答権を得る「早押しクイズ」というゲーム形式になったものもある。

また、3つの選択肢から正解を選ぶ「三択クイズ」(選択肢の数は3以外の場合も当然ある。)、問題文が正しいか間違っているかを答えさせる「○×クイズ」など、出題形式に応じていくつかのバリュエーションがある。

クイズ王」:クイズ番組で優勝して活躍した人のことを言う。特に、基準は無いが、複数のクイズ番組で優勝した人、優勝者同士の大会や日本一決定戦での優勝者はこのように呼ばれる。

また、クイズ番組で優勝したことでタレント活動をするようになった一般人や、芸能人でもクイズに強い人のことをこう呼ぶこともある。

最初にこのように呼ばれたのは「アメリカ横断ウルトラクイズ」の優勝者に対してであり、それからいくつかのクイズ番組で、この名前が使われるようになった。(この時は、基本的に優勝経験があることがこの称号が使われる基準になっていた。)その後、クイズ番組のタイトルに「クイズ王」の文字が使われた番組が複数登場した'90年代には、優勝どころか、出場者自体にこの称号が使われることになり、一気に権威も失ってしまい、単なるクイズ好きのことを意味するようになった。→言葉は生きものである、ということを如実に表している単語の一つでもある。

爆弾魔」:火薬などの爆薬を使って破壊や殺傷を行う犯罪者のことを言う。尚、自爆テロのように自ら自爆して爆発事件を起こす人や、自らは爆発事件は起こさないが、爆弾を作る人もこのように呼ばれる。これは「魔」という言葉には「悪事をなす者」という意味と「熱中して異常な行いをする者」という意味があり、前者の意味としての自爆テロを行う者、後者としてマニアックな行動を行う者のそれぞれで使われているためである。

この言葉に関しても、明確な使用基準は無いが、テロリストや犯罪者で爆弾に関係する者を言い、爆弾の材料となる火薬の製造者や武器メーカー、または爆弾解体処理班などについてはこの名前は使わない。よって、「爆弾魔」というと基本的に犯罪者を指す。

手錠」:手首に填めて腕の自由を奪うことを目的とした拘束具である。左右それぞれの腕を填める腕輪のような形をしていて、主に金属製である。(近年では樹脂製のものもある。)また、左右両方の腕を拘束するため、2つの腕輪が鎖などで繋げられているか、それぞれ独立して2本の腕を別々に拘束する1枚板のようなものもある。

尚、手錠は警察が犯人を逮捕するために使用する物と認識されているが、この認識は正しくなく、腕の自由を奪うことによって、逃走行為、暴行行為更には自殺しようとするのを防ぐための拘束具である。警察が犯人逮捕に使用されるのは、逃走を防ぐためであり、もしも逃走しても、簡単に外せないため、目立ち、目標になるので、捕まりやすくなるためである。

また、手錠は腕の自由を奪うことを目的としたものであるが、指の自由を奪う目的の「指錠」、足の自由を奪う「足錠」、全身の自由を奪う「拘束衣」などがある。

尚、現在の日本では、市中に出ることを禁止されている。更に、それぞれの手錠にシリアル番号が刻み込まれているため、市中に出てもその番号から出所が全て分かる仕組みになっている。TVや映画で使われる手錠は、容易に外せる玩具の類であり、市中に出回っている手錠は、容易に壊せるか、外せるものであり、あくまでも「玩具」の範疇にあるものである。

ところで、手錠のように左右両手を別々に拘束せずに、一緒に拘束して自由を奪うのなら、ケーブルなどを束ねるクランパーでもその役割を果たすことが出来る。これは樹脂製であり、計良であるため、犯罪多発地域においては、警察がこれを手錠の代わりに使っている所もある。(日本ではありませんが... コストが安い&軽量という利点がある。)

 

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX I

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX I

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

↓参考まで

アメリカ横断ウルトラクイズ 虎の巻

アメリカ横断ウルトラクイズ 虎の巻

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本テレビ放送網
  • 発売日: 1998/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

クイズ雑学王―今すぐ使える豆知識

クイズ雑学王―今すぐ使える豆知識

  • 作者: 「クイズ雑学王」番組
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2008/09/10
  • メディア: 新書

TVクイズ番組攻略マニュアル〈3〉

TVクイズ番組攻略マニュアル〈3〉

  • 作者: フレームワークジェイピー
  • 出版社/メーカー: 新紀元社
  • 発売日: 2003/12
  • メディア: 単行本

史上最強のクイズ王決定戦公式問題集〈PART1〉

史上最強のクイズ王決定戦公式問題集〈PART1〉

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 情報センター出版局
  • 発売日: 1992/12
  • メディア: 単行本

つい誰かに出したくなる○×クイズ777問

つい誰かに出したくなる○×クイズ777問

  • 作者: 長戸 勇人
  • 出版社/メーカー: ごま書房
  • 発売日: 2006/04
  • メディア: 単行本

ユナボマー 爆弾魔の狂気―FBI史上最長十八年間、全米を恐怖に陥れた男

ユナボマー 爆弾魔の狂気―FBI史上最長十八年間、全米を恐怖に陥れた男

  • 作者: 「タイム」誌編集記者
  • 出版社/メーカー: ベストセラーズ
  • 発売日: 1996/08
  • メディア: 単行本

↓これはあくまでも玩具です。

手錠

手錠

  • 出版社/メーカー: アイコ
  • メディア: おもちゃ&ホビー

囚人 手錠 鍵無し パーティーグッズ

囚人 手錠 鍵無し パーティーグッズ

  • 出版社/メーカー: ルービーズ
  • メディア: おもちゃ&ホビー


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。