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HOLLY COLE『TEMPTATION』 [音楽(洋楽)]

本年最後の記事は、大人の鑑賞に堪えうるボーカル・アルバムをピックアップすることにします。

表題のアルバムは1995年に発表された彼女の5枚目のアルバムである。このアルバムはTOM WAITSへのトリヴュート・アルバムであり、全ての曲がTOMのカヴァーということになる。カナダ出身の彼女は、ジャズ寄りの音楽を聴かせていたが、こういうアルバムもまた面白い所であるが、Tomの独特のボーカルを彼女は見事に自分のものに消化して、たっぷりと聴かせてくれている。本アルバムは特にビッグ・ヒットを記録していないが、隠れた名盤として知られている一枚である。

収録曲は以下の全16曲である。『Take Me Home』『Train Song』『Jersey Girl』『Temptation』『Falling Down』『Invitation To The Blues』『Cinny's Waltz』『Frank's Theme』『Little Boy Blue』『I Don't Wanna Grow Up』『Tango 'Til They're Sore』『Heart Of Saturday Night』『Soldier's Things』『I Want You』『Good Old Girl Waltz』『Briar And The Rose』。

本アルバムからのお薦め曲は、『Train Song』『Jersey Girl』『Temptation』『Invitation To The Blues』『Heart Of Saturday Night』『Good Old Girl Waltz』『Briar And The Rose』という所をピックアップしておく。

ここに収録されている曲は、全てTOM WAITSの作品である。よって、TOMのアルバムと聞き比べてみるという楽しみもある。(お馴染みの曲で聴き比べるのが最も簡単である。)が、単なるカヴァーとしてではなく、いずれの曲も、彼女の世界のサウンドに料理されていて、オリジナル曲とは随分と雰囲気が違っている曲がいくつもあり、新たな魂が曲に宿らせることに成功している。カヴァー曲の場合、オリジナルと同じ雰囲気では芸がないだけであり、何か個性を出すことが求められるが、癖のあるTOM WAITSの曲が見事に生まれ変わっているのは凄い所である。

以前から、シンガーとして定評がある彼女であるが、本作によって一段と音楽世界が広がることにもなったということで、彼女のキャリアにおいても一つの天気になったアルバムである。と同時に、大人の鑑賞に堪えうるボーカル・アルバムということで、じっくりと聴き込んで貰いたいアルバムである。

 

Temptation

Temptation

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Parlophone Jazz
  • 発売日: 1995/08/15
  • メディア: CD

Temptation

Temptation

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Metro Blue
  • 発売日: 1995/07/31
  • メディア: CD

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今週の「iしたい。」 [BS-TBS(BS-i)関連]

年末年始の特番関係の宣伝がメインになり、小川アナと青木アナがやたらと出てくるようになってますね。しかも、年末年始体勢に入っていることから、通常番組もお休みということが増え、通常とは違った時間帯に「iしたい。」が流れたり、いつもの時間帯には無かったりということになっていて、12/30はやたらと放送されていたとか、12/31は2回だけというようになっているなど、キーワードを使ってチェックしていないと、とてもカバーできません。(正月三が日はやたらと放送されるようですし...→例年、正月(特に三が日)はTVショッピングの方も、オペレータが休むこともあって、TVショッピングも流れないのだが、それだけに正月は同じもののリピート率が高くなるはずです。)

そんな中、1/7から始まる「恋する日曜日・ニュータイプ」の予告(第1話)が何度か流れるようになりました。1月の「東京少女・日向千歩」や、同じく再放送の「銭形海」(今度が最終回となる3rd.13話です。)、「東京少女・桜庭ななみ」の予告は流れていないことを考えると、どうして「恋日・ニュータイプ」だけ流すのですかね?(唯一の本放送となる「東京少女・日向千歩」に力を入れるべきだと思うんですけど...)→放送終了から丸2年になっての再放送となるが、DVD化もされていないし...(ようやくDVD化をするのでしょうか?映画「ニュータイプ」もあるとはいうものの...)

それにしても、この時期は地上波の方は、どこも同じような内容でつまらないものばかりだし、BSの方もそれに近い内容になっていて、TV放送が本当につまらないですね。まあ、こういう時期だからこそ、HDDに溜まっている映画を中心に消化することが出来るのですけど...

 

↓映画「ニュータイプ ただ、愛のために」のノベライズ本

ニュータイプただ、愛のために (Linda BOOKS!)

ニュータイプただ、愛のために (Linda BOOKS!)

  • 作者: 加藤 淳也
  • 出版社/メーカー: 泰文堂
  • 発売日: 2008/11
  • メディア: 文庫


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ケータイ刑事銭形愛1話[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]

12/30は「ベストヒットUSA」がない(大晦日の夜の特番として放送される)ということと、火曜深夜のMBSの「銭形海」の放送もお休みなので、いつものスケジュールを変更して、ここに「ケータイ刑事」関係を持ってきました。


銭形愛」の第1話「消えた死体の謎 ~トップモデル殺人事件」の「裏ネタ編」は、なんとか年内に記してしまい、年明けからは第2話に入ることにします。よって、「銭形愛」第1話の「裏ネタ編」は今回が最後です。今回は劇中に登場した「ミニパト」について、トリックに使われた「新聞配達」について、そして五代さんが愛ちゃんに対して口にした「援交」について記すことにする。

尚、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

ミニパト」:警察車両のパトロール・カー(通称「パトカー」)の中で、車に軽自動車、若しくは排気量1500cc以下の小型自動車を用いたパトカーのことを指す。(軽自動車でなくても「ミニパト」はあり得る。)普通のパトカーと同様に、白黒模様のミニパトと、覆面パトカーのミニパトがある。

町中でよく目にするミニパトとしては、交通整理や交通指導のために使用される各警察署の交通課に配備される軽自動車である。TVドラマの影響もあって、婦警さんが乗っていて、駐車違反の取り締まりに使っているという印象が強いが、婦警さん専用という訳ではない。

パトカーであるため、赤色回転灯とサイレン・アンプを搭載しており、道路交通法施行令によって緊急自動車として指定されている。しかし、ミニパトは、警視庁や道府県警察本部の規定で、緊急走行を制限している。(某アニメでは、やたらと赤色回転灯を回して、サイレン高らかに走っていたが、それはフィクション、アニメの世界である。)

ミニパトは、大都市部では軽自動車が一般的であるが、地方に行くとリッターカーなどの小型自動車が中心で、軽自動車は少なくなる。

尚、警察車両であるが、一般的には市販車をベースにしたものであり、特別に性能アップされている訳では無い。

新聞配達」:新聞の配達(宅配)を行う業務に従事している人のこと、もしくはその業務のことをいう。瑛日では「新聞配達」を「Paper Round」と言い、「新聞配達人」のことを「Paper Carrier」と言う。日本語の「新聞配達」は、一般的には新聞を配達する人のこと指していることが多い。

専従者もいるのは当然であるが、「新聞配達」というとアルバイトというイメージが強く、特に、大学生や高校生が早朝に行うものというイメージが強いのも事実である。そのため、このアルバイトをすると、早寝早起きになり、健康的な(?)生活をしているというイメージを抱かれるのもまた事実である。

最近は、夕刊を廃止した新聞社もあるが、基本的に新聞配達は、朝刊と夕刊の配達がある。(中には朝刊だけというような契約もありますが...)また、契約は月単位であるのが普通であるため、契約家庭が急増もしくは急減することは殆どなく、1人の配達員が受け持っている区域や配達ルートが定まっているため、朝刊は毎朝、夕刊は毎夕(夕刊は日曜や祝日は休刊というのが殆どですが...)のほぼ決まった時刻に配達される。そのため、今回の物語のトリック(アリバイ工作)が可能になる。→「新聞配達」という業務の内容を上手く利用しているものである。

援交」:「援助交際」の略である。金銭を得る目的で、(主に)女子中高生が行う売春行為のこと。または、単にデートの相手だけをして性行為を伴わない場合もある。→五代さんが愛ちゃんに対して言った「援交」は、何処までのことを想定して言っているのですかね???

この分野に於いては、現在では児童売春・児童ポルノ禁止法や出会い系サイト規制法が施行されていて、18歳未満の児童との性交や性行類似行為を行い、その対価として金銭を与える行為を禁止している。(違反者には、3年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられる。)→とは言っても、こういうものは無くならないのが世の常で...

 

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

↓こういうものがあります。

ミニパトラプソディー 1 (1) (バンブー・コミックス)

ミニパトラプソディー 1 (1) (バンブー・コミックス)

  • 作者: 奥谷 かひろ
  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 2002/10/26
  • メディア: コミック

ミニぱと〈第1巻〉 (1979年) (少年チャンピオン・コミックス)

  • 作者: 柳沢 きみお
  • 出版社/メーカー: 秋田書店
  • 発売日: 1979/03
  • メディア: -

ミニパト行進曲 1 (1)

  • 作者: とくまる やすじ
  • 出版社/メーカー: 日本文芸社
  • 発売日: 1989/06
  • メディア: 単行本

1/32 オーナーズクラブ '58 スバル 360 ミニパト

1/32 オーナーズクラブ '58 スバル 360 ミニパト

  • 出版社/メーカー: マイクロエース
  • メディア: おもちゃ&ホビー

1/32 オーナーズクラブ '62 マツダ キャロル ミニパト

1/32 オーナーズクラブ '62 マツダ キャロル ミニパト

  • 出版社/メーカー: マイクロエース
  • メディア: おもちゃ&ホビー


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HERB ALPERT & THE TIJUANA BRASS『WHAT NOW MY LOVE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1966年4月にリリースされたアルバムである。(彼らは、'60'sの後半は毎年2枚のアルバムを発表していました。)1966年のアルバムとしたら最初のアルバムということになる。また、前年の2枚のアルバムに続いて、「ザ・ティファーナ・ブラス」という邦題が付けられたアルバムの「第3集」である。本アルバムは、Billboardのアルバム・チャートで、8集連続1位のあと、6週に渡って1位を護ったが(フランク・シナトラに1週、ビートルズに5週)、そのあとに1週だけ1位に返り咲き、都合9週に渡って1位を獲得している。また、1966年の年間アルバム・チャートでは5位にランクインしている。

尚、1966年は、正に彼らの黄金時代であって、この年のBillboardのアルバム・チャートでは、年間に3枚のアルバムが1年の1/3にあたる17週1位を獲得している。年間アルバム・チャートでは、1、3、5位という用に、TOP 10内に3枚のアルバムが入っており、更に11、14、54位にも別のアルバムがランクインしていて、TOP 100内に6枚のアルバムがランクインしている。

収録曲は以下の全12曲である。『What Now My Love』『Freckles』『Memories Of Madrid』『It Was A Very Good Year』『So Whats New』『Plucky』『Magic Trumpet』『Cantina Blue』『Brasilia Start Start』『If I Were A Rich Man』『Five Minutes More』『The Shadow Of Your Smile』。

本アルバムからの筆者のお薦め曲は、アルバム・タイトル・ナンバーである『What Now My Love』を筆頭に、『Memories Of Madrid』『So Whats New』『If I Were A Rich Man』『Five Minutes More』という所をピックアップしておく。

'60'sという時代を感じさせる所があるが、彼らのサウンドは「魅惑のブラス・サウンド」と呼ばれ、発表から40年以上が流れた現在でも光り輝いている。をたっぷりと聴かせてくれる。そして、本アルバムわ堪能する場合は、三部作としてリリースされた前々作「WHIPPED CREAM & OTHER DELIGHTS」と前作「GOING PLACES」も忘れずに聴きたい所である。(「WHIPPED …」には、「オールナイトニッポン」のテーマソングであるあの曲が収録されています。)

ただ、本アルバムの不満点が一つだけある。それは、収録時間が短いことである。(12曲で30分強である。)→それ故、三部作をセットで聴くことをお勧めする。

 

What Now My Love

What Now My Love

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: A&M
  • 発売日: 2006/11/06
  • メディア: CD

そして今は

そして今は

  • アーティスト: ハーブ・アルパート,ティファナ・ブラス
  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2005/11/23
  • メディア: CD
↓三部作のセットはこちら
Collector's Edition

Collector's Edition

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Madacy Special MKTS
  • 発売日: 2008/08/19
  • メディア: CD

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「FLASH GORDON: PURPLE DEATH FROM OUTER SPACE」 [映画(洋画)]

表題の作品は1940年のアメリカ映画「フラッシュ・ゴードン 恐怖のパープル・デス」である。シリーズ第4作(シリーズの最終作でもある)となる本作は、1954年の日本公開時には「宇宙征服」という邦題で公開されていて、当時は「シリーズ最高傑作」と言われて高い評価を得た作品である。

作品データを記しておくと、時間は87分、白黒作品である。原作はアレックス・レイモンド、監督はフォード・ビーブとレイ・テイラーの2人、脚本はジョージ・プライプトン、出演は、バスター・クラブ、キャロル・ヒューズ、チャールズ・ミドルトン、フランク・シャノン、アン・グウィン、ローランド・ドリュー、たちである。

地球上で、死人の顔に紫色の斑点が出来るという謎の奇病が蔓延する。これが悪の帝王・ミンの陰謀だと知ったフラッシュは、友人バーリンの助けを借りて、ミンを倒すための戦いに向かったが...

白黒作品ということなので、「紫の斑点」ということはビジュアル的には分からないとか、特撮技術は陳腐なものであるのだが、そういうことを全く感じさせない恐怖と、連続活劇というテンポの良さもあって、たっぷりと楽しませてくれる作品である。

色彩の点では1980年の作品には叶わないが、これは白黒作品ならではの「脳内補間」によって穴埋めできるため、全く問題にはならない。娯楽作品として楽しめるということでは1980年作品を馬を待っていると言っても良い。ということで、見ておきたい作品の1つである。(SFファンであれば、「見ておきたい」ではなくて「見ておかなければならない」作品である。)

 

↓日本版はビデオです。

恐怖のパープル・デス [VHS]

  • 出版社/メーカー: ハピネット
  • メディア: VHS

 

↓輸入版DVD(リージョンコード「1」です)

Flash Gordon: Purple Death From Outer [DVD] [Import]

Flash Gordon: Purple Death From Outer [DVD] [Import]

  • 出版社/メーカー: Image Entertainment
  • メディア: DVD

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ケータイ刑事銭形泪14話[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]

6回目となる「銭形泪・2nd.1話」の「消えた凶器を探せ! ~お花見殺人事件」の「裏ネタ編」であるが、今回でみの物語についての「裏ネタ編」は終わりです。で、今回は殺された「鼻タレ・クイーン」に関する事柄から、「遺影」について、「整形」について、「シリコン」について、そして「クレオパトラの鼻」について記すことにする。

尚、約2年8ヶ月前(2年9ヶ月に近づいてきている...)のBS-iでの再放送時に記した本編について記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

遺影」:葬儀の時に用いられる故人の肖像や写真のことである。祭壇に飾る写真は、一般的にモノクロ写真が普通である。(最近ではカラー写真が使われることも珍しくなくなっている。)葬儀社が、カラー写真からモノクロ処理をして引き延ばしてくれる。また、少々ピンぼけ写真であったり、遺影に使うのには相応しくない衣装であっても、修正してくれる。(葬儀社と相談しましょう。)

整形」:「整形」とは、形を整えて正しくすることである。よって、ある物に対して、その形を整える場合に使う言葉である。が、一般的には「美容整形」のことを指す略語としての浸透度の方が高い。

「美容整形」は、容貌や容姿を美しくするために施す臨床医学の一つであり、形成外科の一分野という認識もされているが、見た目の改善を目指したものであるので、疾病の治療ではない。(このため、「形成外科」とは認められないという考えもある。)

二重まぶたにする、シワ取り、隆鼻、豊胸などが一般に知られているが、これを行うのは形成外科的な方法が用いられる。しかし、形成外科と違うのは、生物学的には正常である組織に手術を行うことになり、疾病の治療ではないということである。(このため、医療保険は適用されない。)

シリコン」:英語では「Silicon」、原子番号14番のケイ素(元素記号:Si)である。非金属元素であり、地殻中に、酸化物、もしくはケイ酸塩として大量に存在している。原子量は28.0855、比重は2.33である。半導体に使われる素材であり、工業的にも重要な物質である。

また、このケイ素と酸素の結合を骨格とする人口高分子として「シリコーン」(英語では「Silicone」)という物質がある。美容整形で用いられるのはこちらである。(分子レベルで見ると、「シリコン」が主体であることに代わりはないですが...)が、美容業界ではこれも「シリコン」と呼んでいる。(→半導体技術者が、豊胸手術でシリコンを注入すると聴いて、半導体の材料となる固体を入れると勘違いした、という笑い話があります。)

耐油性、耐酸化性、耐熱性に優れていることから、様々なものが作られている。その一例としては、シリコーンオイルは不燃性オイルとして利用され、プロジェクターの冷却液としても利用されている。シリコーングリースやオイルコンパウンドは電子機器の放熱板に半導体素子を取り付ける際、熱伝導性を高めるために用いられている。ゴム状に加工したシートは、耐熱性や放熱性が良いことから、ゴム系部品として色々と利用されている。そして、親水性ゲルと配合したものは、酸素透過型コンタクトレンズとして、また、形成外科や美容整形において、充填剤として利用されている。

クレオパトラの鼻」:17世紀のフランスの数学者、物理学者、哲学者、思想家、宗教家であるブレーズ・パスカルが、著書「パンセ」の中に記した有名な一節「クレオパトラの鼻がもう少し低かったら、世界の歴史は変わっていたであろう」のことを指している。

尚、「パンセ」はパスカルが晩年に、キリスト教護教論の溜めに書き綴った断片的なメモ、ノートを、彼の死後に編纂されて出版された瞑想録である。発刊されたのは1670年である。(パスカルが亡くなったのは1662年である。)人間の本性の矛盾に関する深い洞察と、信仰に対する鋭い分析がされている著書として有名である。また、「パンセ」とは、フランス語で「思想」「思考」という意味である。

 

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX II

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX II

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

↓一応こういうものを...

プチ整形&美容整形本当のこと教えます

プチ整形&美容整形本当のこと教えます

  • 作者: 猪熊 勉
  • 出版社/メーカー: ブックマン社
  • 発売日: 2007/10
  • メディア: 単行本

Q&A整形外科100の常識―専門医からのアドバイス

Q&A整形外科100の常識―専門医からのアドバイス

  • 作者: 松井 達也
  • 出版社/メーカー: 文芸社
  • 発売日: 2005/08
  • メディア: 単行本

間違いだらけの美容外科選び―後悔しない病院のかかり方

間違いだらけの美容外科選び―後悔しない病院のかかり方

  • 作者: 百束 比古
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2005/08
  • メディア: 単行本

↓参考まで

はじめての半導体シリコン (ビギナーズブック)

はじめての半導体シリコン (ビギナーズブック)

  • 作者: 福田 哲生
  • 出版社/メーカー: 工業調査会
  • 発売日: 2006/09
  • メディア: 単行本

シリコンの科学

シリコンの科学

  • 作者: 松本 信雄
  • 出版社/メーカー: 電子情報通信学会
  • 発売日: 2004/06
  • メディア: 単行本

新しい有機ケイ素ポリマー (高分子新素材One Point)

新しい有機ケイ素ポリマー (高分子新素材One Point)

  • 作者: 石川 満夫
  • 出版社/メーカー: 共立出版
  • 発売日: 1991/11
  • メディア: 単行本

シリコーン―広がる応用分野と技術動向

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 化学工業日報社
  • 発売日: 2004/05
  • メディア: 単行本

 

↓時間があれば、勉強のために読んでみるとよろしいかと...

パンセ (中公文庫)

パンセ (中公文庫)

  • 作者: パスカル
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 1973/12
  • メディア: 文庫

パスカル『パンセ』を読む (岩波セミナーブックス)

パスカル『パンセ』を読む (岩波セミナーブックス)

  • 作者: 塩川 徹也
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2001/03
  • メディア: 単行本


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「兵隊ヤクザ」(その3) [映画(邦画)]

今回は、シリーズがスタートした1965年のもう1本の作品となる、シリーズ第2作についてです。尚、物語は前作の続きである。

シリーズ第2作続兵隊やくざ」(1965年)
作品データを記しておくと、1965年の大映作品で、時間は92分、白黒作品である。原作は有馬頼義、監督は田中徳三、脚本は舟橋和郎、撮影は武田千吉郎、美術は内藤昭、音楽は小杉太一郎である。そして出演は、勝新太郎、田村高廣、小山明子、水谷良重、須賀不二男、五味龍太郎、上野山功一、睦五郎、杉田康、芦屋小雁、芦屋雁之助、阿部脩、堀北幸夫、玉置一恵、酒井修三、石原須磨男、伊角静江、毛利郁子、たちである。

部隊から脱走して機関車を分捕った大宮と有田だったが、途中でゲリラが仕掛けた地雷にに吹っ飛ばされて、気がついた時には2人とも陸軍病院にいた。そして、そこには美しい従軍看護婦の恭子がいて、彼女の看病は2人にとっては正に天国にいる気持ちにさせていた。が、まもなく2人は北支の最前線にある独立守備隊へ配属されることになり、逆戻りとなる。そして、そこには、大宮がいやというほどつきあわされた鬼曹長やゴマすり軍曹、エロ中隊長たちがいて、部隊の方では、軍隊の腐敗が全て集まっていた。大宮は直ぐに部隊の名物男となり、有田の配慮で、八木曹長に当番兵として預けられることになる。八木曹長は官舎で岩波と同居していて、大宮は岩波の身辺も任せられることになる。そんな中、岩波は、八木が当直の夜に芸者・染子を呼んで、大宮にみせつけるようになる。ある晩、初年兵の脱出が起こり、岩波が中隊に泊まることになると、八木が染子を連れて現われる。しかし、岩波が夜中に帰って来たことから曹長官舎は大騒ぎとなって、岩波は八木に強い憎悪を抱くようになる。それからまもなく、八路軍の夜襲によって八木曹長は死亡する。しかし、八木の死因に疑問を持った有田は、八木の体から出た弾と岩波の弾を比較させた。その頃、恭子は野戦病院に転属していて、岩波に目を付けられる。岩波は一企みをして恭子の身体を狙うが、大宮と有田がそれを防ぐ。これに岩波は、2人を上官侮辱罪で軍法会議にかけると脅す。が、有田が、八木の体から出た弾が岩波の弾と一致したことを告げ、岩波を叩きのめした。そして恭子を連れて、大宮と有田はトラックで脱走を図った...

何だかんだで、本作でも色々と暴れてくれる大宮です。また、有田は有田で、インテリぶりな所をしっかりと見せてくれる。そして、看護婦の恭子を巡って、ちょっとした恋話が描かれているのが特徴である。しかし、これが戦時下の軍隊を舞台とした物語とは思えない一面を前面に出すことになり、社会の縮図を軍に当てはめることがすんなりと出来るようにしてくれて、大宮と有田の行動に気持ちよさを与えてくれることになる。

前作の続きという形で始まる物語であるために、前作を見てから見ることにしましょう。

 

続 兵隊やくざ [DVD]

続 兵隊やくざ [DVD]

  • 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
  • メディア: DVD

↓第1作から第4作までのセットです。(当然、本作も含まれている。)

兵隊やくざ DVD-BOX 上巻

兵隊やくざ DVD-BOX 上巻

  • 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
  • メディア: DVD

↓こちらは第5作から第8作のセットです。

兵隊やくざ DVD-BOX 下巻

兵隊やくざ DVD-BOX 下巻

  • 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
  • メディア: DVD


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横溝正史シリーズ ~獄門島(全4話)」 [ドラマ]

KBS京都の12月放送作品は「獄門島」でした。本放送は1977年7月末から8月だったので、30年以上の歳月が流れていることになる。尚、1977年と言うと、市川崑監督、石坂浩二が金田一耕助を演じた映画「獄門島」の公開された年であるが、その映画公開は8月だったので、こちらのドラマの方が僅かに先に放送されたと言うことになる。

全4話ということで、時間的には約3時間あるということで、映画版よりもじっくりと描かれている。ただ、4話構成という形から、順番に殺人事件が起こっていくというのは、本作ドラマの構成上、仕方のない所ですね。(1話で花子が殺され、2話で雪枝、3話の終わりで月代が殺される。)→4話を一気に見るよりは、1話ずつバラバラに見た方がよろしいかと...

尚、原作では「きちがい」と言う言葉が使われているが、本作では「きがかわっている」という言葉に置き換えることで放送禁止用語を登場させないようにしているが、ほぼ原作小説通りの事件として描かれている。(本作の別のTVドラマでは、放送禁止用語を回避するために、犯人を変えたり、事件の細部を別のものに置き換えている作品があるだけに、原作通りというのは嬉しい所である。)

復員した金田一が、戦友の遺言に従って訪れた獄門島で、連続殺人事件に巻き込まれる、ということで、この事件は、金田一耕助が復員して最初に携わった事件である。死体を隠すトリックはなかなか面白く、こういうものは映像作品で見るからこそ面白い。(大変なのは、逆さ吊りにされて殺される花子を演じる役者さんの方で、本作では「バトルフィーバーJ」の2代目ミス・アメリカの萩奈穂美さんが演じていました。)

来月(1月)の放送は「仮面舞踏会」です。これは「横溝正史シリーズⅡ」の方で放送された作品である。(本放送は1978年6月でした。)全4話であるが、1月第1週(1/3)はお休みなので、1/31深夜に終了することになります。酔って、次にこれを記すのは2月になってからということになります。

 

↓本作はこちら

獄門島【リマスター版】 [DVD]

獄門島【リマスター版】 [DVD]

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • メディア: DVD

↓同年公開の市川崑監督の映画はこちら

獄門島 [DVD]

獄門島 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東宝ビデオ
  • メディア: DVD


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堀江美都子『歌のあゆみ7 ~Mitsuko Horie Heartful』 [音楽(特撮/邦楽)]

ミッチの「歌のあゆみ」も今回が最終ということになる。で、その最後となる第7弾は1996年のリリースです。今回は全58曲が3枚のDISCに、19曲/20曲/19曲に分けて収録されているが、冒頭の3曲はライヴ収録の曲である。(ライヴ収録曲は、これはこれで貴重なものであるのだが、「歌のあゆみ」シリーズの企画を考えると、ちょっと外れているように思いますが...)

ここには、アニソンが中心であるものの、DISC 2はアニソンではなくてファミリー向けの歌が中心になっているが、シンガーとしてのミッチの幅の広さを感じさせてくれる所である。

DISC 1の収録曲は以下の通りである。『キャンディキャンディ』『ひみつのアッコちゃん』『ふりむけばデンジャー!』『ぼくが飛んでた…』『シャイン・オン~永遠の夢』『ロンリー・ストレイキャット』『赤毛の戦士』『ワンニャンDR.』『裸の心』『キャンディキャンディ'92』『はたらくくるま3』『アイル・ビー・ホーム』『ディックを呼ぶ唄』『月の光』『太陽を追いかけて』『ふるさとが聴こえる~ノスタルジア』『パールピンクの予感』『思い出の鏡』『ディア・フレンド』。

DISC 2の収録曲は以下の通りである。『君が創る詩』『やくそくは』『イン・マイ・ハート~夢のままで』『希望子午線~ホライズン・ブルー』『ひとみ』『はじめてのことばかり』『ぼくんちに赤ちゃんがやってくる』『ファースト』『はやくあいたい』『ラ・ラ・ルー』『星に願いを』『いとしのアリス』『フランスの子守歌』『雨の日の子守唄』『ゆりかごの歌』『きみのて』『ひつじのラムダ』『ひつじのラムダの子守歌』『愛は無限~小明・愛のテーマ』『しずくはあなたのサイン』。

DISC 3の収録曲は以下の通りである。『僕らの島』『赤ちゃん』『日本アニメーション名作劇場オープニング主題歌メドレー~夢よ永遠に』『心の中のエヴァーグリーン』『ねっ、ムスティ』『朝はキラキラ』『とにかくニンジン』『かめさんのうた』『ホネはどこだ』『君のステップ』『ママとぼくと』『ねむりの国へ』『あそぼトイちゃん』『トイちゃんたらッタ』『宇宙に抱かれて眠りましょう』『フライ・トゥ・スペース!』『灯りの里へ』『ルウは風の中で』『赤い恋~キス・エヴァーモア』。

本アルバムは、DISC 2に注目である。アニソンの女王と呼ばれるだけに、アニメ関係の曲は当たり前のように感じるが、家族みんなで楽しむことの出来る歌をまとめて聴くことが出来るというのはとても貴重である。また、歌の上手さに関しては昔からなので、安心して聴くことも出来る。

ただ、「歌のあゆみ」の主旨からすると、ライヴ収録曲が収められているということに疑問をもつことになるため、いよいよこの企画も終了だということを感じさせたのだが、結局、そのようになっちゃいましたね。(本アルバムがリリースされてから12年が流れているので、第8弾をリリースしようとすれば十分可能であるが、リリースされませんからね...)が、冒頭の3曲を除くと、「歌のあゆみ」の主旨に乗っ取った内容になっており、ミッチの歌の世界をたっぷりと堪能出来る。欲を言うと、アニメ・ソング以外のオリジナル・アルバムの曲も、ここに収録しておいてくれたら、より完璧な「ミッチ全集」となっただけに、この点は残念でした。

いずれにしても、膨大な数となるミッチの歌を一通り堪能出来るということでは、とても価値のあるシリーズである。(特に、殆ど耳にすることの出来ない曲を聴くことが出来るのは嬉しい所である。)

 

歌のあゆみ(7)

歌のあゆみ(7)

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  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 1996/05/21
  • メディア: CD


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ケータイ刑事銭形愛1話[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]

今の内に貯金を作っておこうということで、月曜の1番の洋楽アルバムをお休みさせて、「銭形愛」の裏ネタ編をお送りします。


3回目となる「銭形愛」の第1話「消えた死体の謎 ~トップモデル殺人事件」の「裏ネタ編」は、劇中で愛ちゃんが行っていた「差し入れ」について、何とかこれでということを口にしていた「経費」について、そしてそれが叶わずに自腹となったことから「自腹」について記すことにします。

尚、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

差し入れ」:ある場所に閉じ込められている人に、外部から物品を届けること、または、仕事で忙しい職場などに、激励や慰問のために飲食物を届けることである。

前者では、警察に拘留されている人に対して行われるのは一般的なことであり、今回の物語で愛ちゃんが行ったのはこれに該当する。また、刑務所に収監されている受刑者に面会する場合には、何かを差し入れるというのは一般的なことである。尚、届けるものは物品であれば、飲食物で無くても問題ない。(衣類の差し入れというのは一般的である。)但し、何でも認められるということはなく、刑務所に於いては、脱獄を助長するような物品は拒否されるのは言うまでもない。

後者の場合は、ちょっとした手土産の感覚で行われるものであり、飲み物やお菓子といった軽食の類が一般的である。(まあ、誰もが経験しているでしょうが...)

経費」:あることを行うのに必要な費用のことである。英語では「Expense」と言うが、「Cost」(日本語に訳すと「原価」)と言う単語が使われることもある。

経済学や会計学の世界では、もう少しはっきりと規定されていて、製造原価の内、材料費と労務費以外の全ての費用のことを言う。また、経費には、製品との関係から直接経費と間接経費とに分けられる。

学問的なことはここでは省略するが、何をするにも「経費」は必要となるのは当然である。が、経費の無駄遣いはいけません。(特に、税金を使っている政府、自治体などは襟を正して貰わないと...)

自腹」:自分の腹という文字通りの意味から、「自分の財布」という意味である。または、「自腹を切る」という言葉の略でもある。

必ずしも自分で支払うには及ばない経済的な負担を、自分でその支払いを行って済ませることである。(支払いを済ませた時点で完了となり、後にその負担を求めることは行わない。)

英語では「自腹を切って払う」ことを「Pay out of (one's) pocket」と言うが、これは慣用句として使われるものである。(「自腹を切った」を英語で言うと「I paid out of own pocket.」と言う。)

この物語では、ちゃんは自販機でジュースを買い、それを「経費で...」と言うが、五代さんに一喝されて自腹を切る羽目になったが、それにしても、「何が良いか分からなかったから、全部買いました」というのはいくら何でもオーバーですね。また、ちゃんが届けようとしたピザも、殺人事件に巻き込まれたことから、支払って貰えなかったので、ちゃんのバイト代から差し引かれることになっているでしょうから、ちょっと可哀想と言えば可哀想ですけど...(まあ、そうやって経験していくことで、社会を学んでいくのですけど...)

 

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  • メディア: DVD

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