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恋する日曜日・1st.#12「Flame」 [ドラマ]

今回の「恋する日曜日・1st.」の再放送も未見作品である「Flame」(残っている「恋日・1st.」の未見作品はあと5本になりました。「2nd.」以降は全て見ているので、「恋日」の未見作品もあと5本。)

今回の作品は掘秀樹監督の初監督作品である。掘監督というと、「ケータイ刑事」や「恋日・3rd.~アダルトな恋」、更には「東京少女」でもコミカル色の強い作品での監督が多いということで、どういう感じのコメディになるのかと思っていたら、シリアスな恋愛ドラマということで、ちょっと意外な感じがしました。(この作品が先にあって、コメディ色が濃くなっていったということですね。)

この物語は、「恋日」らしい描き方をしているが、少し違った視点に立って描いたら、修羅場となる描き方も出来るだけに、違った形で見てみたくなります。特に「恋日」では「終章」という物語が「A面」と「B面」ということで、違った視点から描いた物語があるだけに、そういうことを見終わった後に感じました。

また、この物語は実話を元にした物語と言うことが語られているが、この点ではちょっと注目出来る物語でした。(ただ、余りにも男にしたら話しが上手く進みすぎている用にも思えるのですけど...)

商社マンの優介は7年つきあった恋人の洋子にふられた。理由は、ブラジルに赴任することが決まり、仕事を理由に断られたのだった。優介は30歳で、海外に行けば6年間は日本に帰ってくることが出来ないので、何とかして結婚を決めてから赴任したいと思っていた。

同僚の友彦は、そんな優介をある合コンに誘った。で、その合コンで、男に振られたばかりという綱島和美と出会い、和美を気に入る。そしてデートに誘い、積極的に動く。最初は戸惑っていた和美だったが、優介に魅せられて、あっという間に恋中になる。で、優介は和美にプロポーズをした。が、和美は優介の海外赴任の話を知り、「遊びだったの?」と言って、離れていこうとする。これに優介は、仕事のことを抜きにして、自分の姿を見て欲しかったこと、そして真剣に和美を愛していることを話した。和美も本気であり、優介と結婚する決意をした。

和美は結婚指輪を買って貰えるということで、先に宝石店に来ていた。仕事が終わって宝石店に向かおうとする優介だったが、そこに洋子から電話が入る。洋子は「今からちょっと会えないかな。会って話しがしたいんだけど」と言い、優介の側にいた。優介の前にやってきた洋子は、今月限りで仕事をやめる、と言い、自分の名前を記した婚姻届を優介に渡した。優介のことが忘れられず、洋子はブラジルに着いていく決意をしたのだった。

そんなことを知らない和美は、優介がやってくるのをひたすら待っていた。優介は洋子を選ぶか和美を選ぶか悩み、意を決して和美の待つ宝石店に向かったが...

優介が、和美と洋子のどちらを選んだのかは描かれていないが、冒頭とエンディングからどちらを選んだのかは分かります。で、別れることにした女に一生の傷を負わせてしまったことになり、その自然の責が心に残っているということで、主人公のハッピーエンドが多い「恋日」にしたら、ちょっと珍しい内容の物語でした。→オムニバス作品ということを考えたら、こういう内容の物語があることで、幅が広がることになります。特に「恋日・1st.」は、「2nd./3rd.」には無いような大人の恋愛ドラマがいくつかあって、幅が広いです。

優介の立場から考えると、洋子はちょっと虫が良いように思えてしまうが、洋子にしても優介が短期間で真剣に愛する女と出会うなんて夢にも思っていないでしょうし、運命の残酷さを感じる所でした。特に、和美にしたら、優介の出会いとの状況が状況であっただけに、ひょっとしたら自殺してしまうかもしれないだけに...

次回は1/4の放送(BS-iはお休みにならずにちゃんと放送してくれます。)で、「STILL I'M IN LOVE WITH YOU」の前編ですが、この作品は「未見」ではないので、特に記すことはしない予定です。1月は「STILL I'M IN LOVE WITH YOU」の前後編と「DOWN TOWN」、「電車」と続くが、この中での未見作品は「DOWN TOWN」だけなので、次に「恋日・1st.」に記すのは1/18放送予定の「DOWN TOWN」とするつもりです。

尚、水曜深夜に放送していたアイシネが木曜夜(19時スタート)に移動になり、1/8は「恋する日曜日 私。恋した」、1/15は「恋する日曜日」が放送されます。

 

↓この物語は、残念ながらこれに収録されていません。

恋する日曜日 プレミアムDVD-BOX

恋する日曜日 プレミアムDVD-BOX

  • 出版社/メーカー: TBS
  • メディア: DVD

↓主題歌はこれに収録されています。

Flame

  • アーティスト: SING LIKE TALKING,藤田千章,佐藤竹善
  • 出版社/メーカー: ファンハウス
  • 発売日: 1996/11/07
  • メディア: CD

Welcome To Another World

Welcome To Another World

  • アーティスト: SING LIKE TALKING,藤田千章,Cat Gray,佐藤竹善,小林正弘,塩谷哲
  • 出版社/メーカー: ファンハウス
  • 発売日: 1997/05/28
  • メディア: CD


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Pocky 4 Sisters! [ドラマ]

既にネット配信されているので、そちらでも見ることは出来るとはいうものの、BS-iで放送されたので、記すことにします。

それにしても、「ケータイ刑事」の「銭形四姉妹」、ショートフィルム道の「佐藤四姉妹」、BSデジタルのキャンペーンの「美絵素四姉妹」、そして今度のポッキー4シスターズの「木所四姉妹」というように、「四姉妹」が次々と生まれますね。少子化の昨今では4人兄弟というのも珍しいですが、四姉妹となると、更に少ないだけに...(といっても、ポッキー四姉妹は15年ほど前に生まれていますけど...)

タイトルに「ポッキー」のいうお菓子の名前が入っているので、全ての物語にポッキーが出てくるが、特に物語上に違和感は感じなかったです。また、ポッキーのCMでお馴染みの、あの食べ方をしっかりとしていたということで、これはこれでよろしいかと...

ところで、ポッキープリンセスの忽那汐里は「出せない手紙編」の冒頭部分に、語り部(ストーリーテラー)として登場したが、それだけというのは残念なところでした。

配信されているのは「出せない手紙編」が4話と、「四姉妹編」が4話の、合わせて全8話である。放送されたのは、「出せない手紙編」の4話と、「四姉妹編」の中の「伝言ゲーム」ということで、全8話の中の5話でした。しかし、ネット配信されていないものが頭に付いて、途中にCMが入らないで、27分のON AIRでした。→こういう形での放送ならば、放送する価値もあります。

冒頭に、木所四姉妹の両親が世界一周旅行に出掛けていき、四姉妹だけになる、ということが語られているため、物語に入って行くのが非常にやさしくなっているというのはいいですね。(ネット配信では、「あれ?両親は?」ということが何度か頭に浮かんできましたから...)

以下、放送順に簡単に記していきます。

出せない手紙編」の4本は、「恋する日曜日」とか、ショートフィルム道での「東京少女」(「Bitter Sweet」)のような雰囲気のある作品で、四姉妹それぞれが主役となった約5分のショート・ストーリー。いずれもが、何処にでもあるような物語ということもあって、親近感が持てました。

時間的には「佐藤四姉妹」とほぼ同じであるが、「佐藤四姉妹」は色々と実験的な試みも行われいるので、違いがある。

はじめてのオシゴト」:長女・アヤの物語。友達と海外旅行するための資金を作るため、初めてバイトをすることになったアヤの物語。林和義さんが店長として出演していました。先輩バイトのお姉さんのような人も、何処にもいますね。

ずっとあなたが好きでした」:次女・エリナの物語。4月以降の「東京少女」で、同じような展開の物語がいくつかあるが、5分の作品としたらこんな所ですかね。2月の「東京少女・真野恵理菜」が楽しみです。

君への返事」:三女・アンリの物語。バスが出てきたことで、ひょっとして家出?なんて思ってしまった(「東京少女・岡本杏理 ~家出のススメ。」)のだが、何処にでもありそうな物語の一つの回答例ということですね。(個人的には、気持ちは分かるが、別のやり方にするべきだったと思います。)

ヒミツの約束」:四女・ミキの物語。正直言って、小学5年生になるまで自転車に乗れなかったというのはちょっと疑問がある(せいぜい2年生で、3年生でも疑問が生まれます。)のだが、役者の年齢の関係ですかね。が、友達になっていくには色々とあるものでして、身近な物語と言うことでは良かったですね。

「四姉妹編」で放送されたのは「伝言ゲーム」の1本でした。こちらは四姉妹が揃って登場する物語で、「佐藤四姉妹」のような楽しい物語でした。(未放送の他の3本も同様です。)

伝言ゲーム」:伝言ゲームって、必ずといって正しく伝わらない(「ゲーム」だから、わざと面白おかしく変えようとする人もいますけど...)だけに、楽しい物語でした。

放送されたのはここまでだが、ここまで記したのだから、未放送の3本についても記しておきます。

ある休日の風景」:ある休日の一コマであるが、同じようなことを考えたことがあります。「○○1年分」というのは、一度気になったら、頭から忘れられなくなりますし... でも、「ポッキー1年分」というところで、「1日1本」という意見は面白かったですね。

おでかけ」:出掛けようとすると、何か忘れているのでは?と思うことはよくあるだけに、面白おかしく楽しめました。それにしても、最初から振り回されていたアンリが、最後は美味しく持っていきましたね。が、パジャマのズボンに違和感を感じなかったんですけど...

呪いの箱」:ホラー仕立てのコメディということで、こういう作品は好きです。ただ、自宅なんだから、懐中電灯で恐る恐ると言うのではなくて、堂々と天井の照明器具のスイッチを入れたらいいと思うんですけど...

未放送の3話を含め、全8話は、PCからも視聴できます。「出せない手紙編」が1話5分半、「四姉妹編」が1話4分強なので、前部見ても40分弱なので、見てみることをお薦めします。(「出せない手紙編」はここをクリック、「四姉妹編」はここをクリックしてください。但し、いつまで公開しているのかは分かりません。)

そういえば、最近は「ショートフィルム道」の新作が無いですね。「スパイ道3」や「先生道2」も見たいところですが、何か新しいものを作ってもらいたいところです。

 

↓やっぱりこれを...(色々と種類がありますね)

↓これもピックアップしておきます。

佐藤四姉妹 白版 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ショウゲート
  • メディア: DVD

佐藤四姉妹 赤版 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ショウゲート
  • メディア: DVD

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ゴルゴ13#38 [アニメ]

年内最後の放送となる今回の物語は、パリを舞台にした物語で、いくつかのフランス映画を思い出させてくれた物語でした。(ゴルゴと少女・サラの出会いには、何となく「地下鉄のザジ」を思い出させてくれました。→ジャンルは違い、ただ何となくですけど...)犯罪サスペンス映画のような感じが色濃く出ていた物語で、なかなか面白い物語でした。ただ、時間の関係もあってか、サラの過去についてや、組織についての描写がもっとあれば、更に良くなった物語になったことを思うと、残念な所もありましたね。

パリ。スリのパトリックの片棒を担いでいる家出少女・サラは、地下鉄でスリを働いたパトリックの盗んだ財布を受け取った。その地下鉄内で、男が殺されるという事件が起こるが、サラは財布の中に、暗号が書かれたメモを見つけたが、逃亡する。が、それからサラは謎の男につきまとわれるようになる。そしてパトリックが殺され、サラも追いつめられる。そんな所をゴルゴに助けられたサラ。記事によると、地下鉄で男を殺したのはパトリックとサラということになっていて、仲間割れしてサラがパトリックを殺したことになっていたということで、ゴルゴは「オレを信じるしかない」と言って、サラを保護し、暗号のメモを手に入れた。そして、メモから謎の男がやってくるとして、罠を仕掛けた。謎の男は思惑通りに現れた。謎の男はカルナックという男で、ある組織から活動資金を盗み出した裏切り者で、パリで細菌兵器を使ったテロを行おうとしていた。ゴルゴに対峙したカルナックは、ゴルゴに手を組むことを持ちかけたが、ゴルゴは拒否して「オレの仕事をやり遂げるだけだ」と言って、カルナックを倒した。バスルームに身を隠していたサラが出てくると、ゴルゴの姿はなく、カルナックが死んでいた。そこに、サラの父が現れて、サラを救出、ゴルゴの姿は夜の闇に消えていった。

今回の物語には、ED主題歌はいい感じでマッチしているのだが、次回からは第4クールに突入すると言うことで、おそらく今回がこの曲が使われる最後になるのでしょうね。OP主題歌はズタボロで作品の雰囲気に全く合っていないので、変わってくれた方が良いが、現在のED主題歌は続いて使って貰いたい所です。(最近の作品は1クールで主題曲が変わってしまうが、これって、酷い曲の場合は良いのだが、雰囲気が合っている曲の場合は止めてもらいたい所である。)

尚、TV大阪の放送は、1/3は正月特番ということでお休みになって、次回は1/10深夜です。(TV東京では1/2深夜ですが、正月特番でお休みのため、次回は1/9深夜、BS-JAPANは1/4深夜はお休みで、1/11深夜となります。)

この物語は「SPコミック132巻」に収録されています。

ゴルゴ13 (132) (SPコミックス)

  • 作者: さいとう たかを
  • 出版社/メーカー: リイド社
  • 発売日: 2004/04/05
  • メディア: コミック

↓現在のED主題歌はこれです。

その笑顔よ 永遠に

その笑顔よ 永遠に

  • アーティスト: 北原愛子,北原愛子,SPICA,古井弘人
  • 出版社/メーカー: GIZA(J)(M)
  • 発売日: 2008/11/05
  • メディア: CD

↓名前を記したのでピックアップしておきます。

地下鉄のザジ [DVD]

地下鉄のザジ [DVD]

  • 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
  • メディア: DVD


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東京少女・福永マリカ#4「大晦日の告白」 [ドラマ]

「東京少女・福永マリカ」の最後の物語は「大晦日の告白」というもので、時節を考えた物語でした。また、物語のジャンルは違っているが、作風ということでは「銭形泪・2nd.20話」に繋がるものがあった物語で、少ない登場人物(姿が映ったのは2人だけでした。)ながらも、上手く展開させた物語でした。(→低予算作品のツボはしっかりと抑えているということで、今後も丹羽Pはマリカに時々脚本を書かせるでしょうね)

物語の方は、結構ツッコミ所(その代表的なものは、大晦日の23時半を過ぎて、ピザ屋が営業しているのですかね???)があるものであり、また、コミカルなものでもありました。(ドタバタ・コメディという類ではない。)→もう少しコメディの要素を強くしても良かったかも...

また、劇中で、携帯電話で語られる話って、日常的な話もあったが、結構シュールな所があって、これは面白い所でした。

ただ、最近の「東京少女」に多くなっている「東京」ということは置き去りにされていて、何処であっても全く問題ない物語でした。(宅配ピザ屋と携帯電話が使える所であれば、外国であっても全く問題はない。)また、ラストがハッピーエンドだったことから、「恋する日曜日」の1本としても全く問題のない物語でもありました。

今月は、これまでの8人のヒロインと違って、主演&脚本ということになったということで、いつも以上に注目したのだが、演技の方はともかく、脚本についてはまだまだ素人に毛が生えたレベルだったので、色々と学んでいって貰いたいところであるが、少なくとも今後に期待出来る部分を見せたので、これも一つの実験ではあったが、一応は成功したといっていいですね。

大晦日の夜、新年まであと1時間を切っていた。両親は初詣に出掛け、一人で留守番をしている矢野マリカはボーッとしながら小図子を振り返っていた。色んなことがあって充実した一年だったと振り返るが、今年の目標であった「自分の気持ちをちゃんと伝えられるようなる」ということに関しては達成できなかったということで、凹んでいた。

そんな所に、友達の絵里から電話が掛かってきた。「何してた?」という話から、「今年もあと30分しかないね」と言ったマリカに対して「まだ30分もある」と言う絵里。(「カップメンだって10個も作れる」という発言は面白いものです。ちなみに「カップうどん」でも6個も作れますね...)これにマリカは触発されて「今からピザ注文する」と言って、電話を切って、ピザの注文の電話を掛けた。

「出ないで...」と言いながら呼び出し音を聞いている時の表情は面白かったです。で、電話が繋がると、ピザの注文をしたマリカ。(1枚ではなくて、3枚も注文していた。→そんなに食べられないと思いますけど...)更に、「配達は川島さんにお願いしたい」という注文を付けていた。で、20分少々で配達する、と伝えられ、電話を切った。→ピザのサイズの指定や生地の種類などの注文はしなくていいんでしょうか?(そういうものまで含めて、品名を言ったら分かるということなのか、マリカが常連客だから、言わなくても「いつもの」ということ何でしょうか???)

マリカは2月にピザを注文した時に、ピザの配達に来た川島に恋をして、自分の気持ちを川島に伝えようと決意したのだった。それを振り返っていたマリカだったが、再び電話が掛かってくる。それは絵里からで、さっきの話の続きとなる。で、絵里に告白することをマリカが告げると、絵里は色々とアドバイスをして、「パーッと華やかにね」と言う。マリカはそれを受けると、姉の結婚式の時に着たドレスに着替え、更にメイクを始めた。

メイクをしているマリカ。携帯が鳴り、電話に出ると「なっちゃん?」と言って男が一方的に話をする。明かな間違い電話であり、それを伝えるが、男には通じず、一方的に話を続ける。マリカはメイクをしながらその話を聞いていたが、「また掛けますから」と言って電話を切ると、メイクに専念する。(話しながらメイクをしている時に、手が滑ってお化けメイクにでもなったりしたら面白かったのに...)

再び絵里から電話が掛かってくる。マリカのことを煽てるように持ち上げる絵里。マリカもその気になっていく。が、キャッチホンで別の電話が掛かってきたということで、そちらに出るマリカ。さっきの男からの電話で、マリカのことを「なっちゃん」と呼び、さっきの話の続きをする。口紅を差しながら聴いているマリカ。(ここで筆が滑って...となって、激怒して電話を切ってしまうということでも面白い展開になりそうでした。)が「人のせいはイケナイと思います」とマリカは男に言うと、「自分から動かないとダメ」と説教し、自分はそれに気づいたと言う。すると男はマリカの言葉に考えを改めて、ママを捜しに行くと言って、動き出した。

5月、9月のピザを注文した時のことを振り返っているマリカは、準備も整って「OK」と口にして、ピザの到着を待つ。が、そこにまたも電話が掛かってくる。「なっちゃん?」というあの男からで、ママが銀座にいるということから、愚痴をこぼす男。これにマリカはアドバイスをする。しかし、男はオシャレなどしなくて、いつもの姿を見ている、と言い、マリカは考えを改めた。そして「ありがとうございます」と言うと、電話を切り、洗面所に駆け込み、メイクを洗い落とした。(ここでAパート終了。経過時間は17分に少し足りない所でした。よってBパートは9分強になります。)

メイクを落としたマリカは、ぬいぐるみを相手にして、川島に告白する練習を始めた。そんな中、またも電話が掛かってきて、携帯に出るマリカ。が「私はあなたに恋しました」といきなり言った。これに「はぁ~?」電話は絵里からで、「どうなった?」ということで、マリカの告白がどうなったのかが気になっていたのだった。まだということで、絵里は告白の言葉をマリカに伝授する。が、またもキャッチホンで別の電話が入り、マリカはそちらに出た。

「すいません、どちら様ですか?」と言うその電話は、やはりさっきの男だった。なっちゃんが家に帰ってきたということで、なっちゃんではないということに気づいて電話してきたのだった。人違いをしたことを謝る男。が、マリカは、男のことが気になって、ママを捜しに行ったのかを尋ねた。これに「行ってません」と答えた男。ママは帰ってくると思ったためだった。するとマリカは、相手の気持ちを推測していてはダメ、と言い「相手の気持ちはしっかり聞いてあげて、自分の気持ちもちゃんと伝えて、そこで初めてお互い理解したことになるんです」と男を諭す。が、自分に言い聞かせているだけ、とマリカは言うと、自分が言いたいことを言えない人間だったが、それじゃあダメで、と自分のいきさつを語り出した。

その話をしていると玄関チャイムが鳴った。「私、頑張ります。では」と言って、マリカは電話を切ると、意を決して玄関に出た。川島がピザの配達にやってきて、マリカは玄関を開けた。で、ピザを受け取り、代金(6700円)を払うマリカ。(1万円を出して、おつりをもらう。)300円はマリカの手を挟むように、川島はマリカの手を触って、おつりを渡した。で、「またのご注文をお待ちしております」と言ってお辞儀をすると帰って行く躱した。マリカは「あの...」と言って川島を呼び止めた。

川島は「はい」と言って振り返った。マリカは「あたし...」と告白しようとするが、言葉に詰まってしまう。が「川島さんのことが好きです」と告白すると、慌てて玄関ドアを閉めてしまった。が「言えた」とマリカは満足していた。

時刻は0時を回り、新年となった。ピザを食べているマリカ。そこに絵里からの電話が入り、電話に出るマリカ。「言えたよ、告白」と、報告するマリカ。絵里は「返事は?」とどうだったかを尋ねた。これに「聴いてないよ」とマリカ。「私は好きって言いたかっただけだもん」と、告白できたことに満足していて、川島の気持ちを確かめるのは「次のステップ」と言っていた。これにちょっと呆れる絵里。

マリカは、絵里が自分を前向きにさせてくれたから(告白が)言えたということで、お礼を言う。で「Happy New Year!」ということで「今年もよろしく」と言って電話を切った。

マリカはさっきの男に電話を掛けた。(ここから、エンドロールが、画面下を右から左に流れ出す。音楽はギター系のアレンジがされた『イケナイ恋』(ウクレレかバンジョーと言った方が良いですかね?)でした。)マリカは「私、好きな人に告白しました」と報告した。「それは良かった」と返す男は、妻と連絡が取れて、これから迎えに行き、それからゆっくり話し合う、と報告した。で、「頑張ってください」とマリカは言うと、「ではまた」ということで電話を切った。

ピザに手を伸ばしたマリカが一切れ採ると、その下に川島からのメモが出てきた。で、それに気づいたマリカはピザを置いてメモを手にした。「いつもありがとうございます。今度はこっちに電話くれると嬉しいです。」と記されていて、携帯の番号が書いてあった。で、マリカは早速その番号に電話を掛けた。「もしもし、川島です」と川島が電話に出た。マリカは「矢野です。矢野マリカです」と言って、話を始めた。

次回からは10人目のヒロインとなって、日向千歩がヒロインとなる「東京少女・日向千歩」です。1月は土曜日が5回あるので、全5話となるが、1つの物語は前後編となる。で、最初は前後編となる物語で「東京怪盗少女」の前編です。中原翔子さんと緋田康人さんの名前があるということなので、「ケータイ刑事」ではイタコ刑事(マジックやえこ)&銀田一ゴースケ二世(牧のぶ代)ということなので、これだけでも期待が膨らみます。更に「カクレンジャー」の貴公子ジュニアの遠藤憲一さん、「ウルトラマンネオス」の瑠川あつこさん(「怪談新耳袋・4th.」にも「獣の臭い」に出演していましたね)という名前もあって、期待が膨らみます。やっぱり、コミカルな物語のようですね。

次回予告では、やっぱり『イケナイ恋』が流れていたが、これで半分の作品でこの曲が使われることになりますね。(2月と3月を考えると、過半数を超えることでしょう。)

「BS-iドラマ倶楽部」からのお知らせのバックの風景は、いつも通りの「高速道路と東京タワーを中心としての夕景」でした。

物語の方は、色々とツッコミ所が用意されていたということで、結構楽しむことが出来た物語でした。そんなコミカルな中にも、日常の些細なことから、人とつきあっていくことで学べること、人に対する気持ちの持ち方、1つのことでも違った見方が出来るということなど、シリアスな所が出てきたかと思うと、高校生にとったら非日常的な話題が出てきて、それに対して真面目に考えて対応している所など、シュールな世界に進んでいって、奥の深い物語になっていました。そのため、姿が映った登場人物が2人だけ(マリカと川島)だったが、川島はピザの受け渡しの時だけだったので、実質的にはマリカの一人芝居と言ってもよいいいでしょう。が、そういうことを忘れさせることに成功していました。(電話の声の使い方は上手い所でした。)ただ、ストーリーの持って行き方や、ギャグを入れる所などにもう少しの工夫があれば、更に良くなった物語でもありました。(→これは脚本だけではなくて監督も関与するので、脚本のせいだとは言い切れませんが...)いずれにしても、脚本家・福永マリカということでは、この物語は将来性を感じさせた物語でもありました。そういう将来の可能性を見出したということで、「東京少女・福永マリカ」は収穫がありましたね。

 

↓マリカが注文していたピザ(マルゲリータ2枚、シーフードデラックス1枚)ということで...

ピザミニチュアマスコット(シーフードピザ)

ピザミニチュアマスコット(シーフードピザ)

  • 出版社/メーカー: (株)エイチ・エヌ・アンド・アソシエイツ
  • メディア:
ピザミニチュアマスコット(マルゲリータ)

ピザミニチュアマスコット(マルゲリータ)

  • 出版社/メーカー: (株)エイチ・エヌ・アンド・アソシエイツ
  • メディア:
↓「泪・2nd.20話」はこちらに収録されています。
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD
↓絵里って、こういうのを色々と読んでいるのでしょうね...
13歳の恋のうた 告白―好きです。ちゃんと言えてマスか? (Hana*chu→books)

13歳の恋のうた 告白―好きです。ちゃんと言えてマスか? (Hana*chu→books)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 主婦の友社
  • 発売日: 2005/01
  • メディア: 単行本

恋のステップアップ告白大作戦 (M.B Books)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 1998/06
  • メディア: 単行本

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ケータイ刑事銭形海38話(3rd.12話)[裏ネタ編] [ケータイ刑事]

年内最後となるBS-iの「銭形海」の再放送の物語は、「冬舞台」の3回目の「解決編」です。これで、残すは松山さんとの別れの物語だけということになります。今回の「裏ネタ編」は事件を語るちゃんの台詞に出てきた中から「絆創膏」についてと「皮膚」について、クイーンが何度か口にしている「予言」について、そして今回の物語の放送の目玉である「カーテンコール」について記すことにする。

尚、BS-iの本放送の時に記した長文&ネタバレあり版は「ここをクリック」してご覧下さい。(放送直後に記した感想版もここを経由してください。)

絆創膏」:「銭形泪・8話」の「裏ネタ編PART 5」で「包帯」について記している(2008/10/1付け)が、「絆創膏」も広義で言えば「包帯」の一種である。(「絆創膏包帯」と言う言い方があります。)が、包帯は患部を保護するように巻くものであるが、絆創膏は患部を保護する布を含んで、接着剤が塗布されたゴムまたは樹脂などで出来た基剤と一体になっていて、患部に布を当てて、皮膚に直接貼ることによって、患部に細菌などが侵入しないようにするものである。そのため、比較的小さな傷に対して用いる。また、時には包帯を使用する際の補助的な固定具として使用される場合もある。

歴史は結構古く、現在の形になったのは1921年にアメリカで「バンドエイド」が発売になってからであるが、その原形となるのは18世紀に遡る。膏薬が接着剤の起源とされているが、ドイツで松脂と蜜蝋を使った松脂硬膏が発明され、これに各種膏薬が開発されて、原形が完成した。その後、19世紀になってから、ゴム工業の発展によって、ゴムと樹脂と蜜蝋を使って、膏薬の粘着性を高めたものが生まれ、これが現在の絆創膏の基本の形となった。

尚、絆創膏のことを一般に「バンドエイド」と呼ぶが、「バンドエイド」はジョンソン・アンド・ジョンソン社の登録商標である。(但し、「ウォークマン」「シーチキン」「ファミコン」と共に、もはや一般名詞化しているといってもよい。日本では、まだ「登録商標」であって「一般名詞」とは判断されていないが、「一般名詞」と認定された国も一部ではあります。)

皮膚」:生体の外表を覆っている組織である。一応、生物の「器官」の一つとされている。生体であれば必ず皮膚を有しているが、生体の種類によって、皮膚の構造は異なっている。無脊椎動物では殆どが1層であり、表面に繊毛を持つものが多い。脊椎動物では3層となっていて、表皮、真皮、皮下組織があり、これに毛、爪、鱗、羽毛などの角質器や、汗腺、皮脂腺、乳腺などの付属器官がある。

予言」:英語では「Prophecy」という。未来に起こる出来事について、予め(推測して)言うこと、若しくは、その言った言葉、内容のことを言う。但し、未来に起こることについて語った全てが「予言」とは言わない。(天気予報や地震予知、スポーツの順位予想など→それぞれ「予報」「予知」「予想」と言われるものであって、「予言」とは異なるものである。)「予言」と言うのは、(現在の科学では説明の付かない)超人的な能力によって未来を予知したり、神、霊などの力によって未来について語ったものであり、「いつ」「どこで」「何が」起こるのかを語っているものである。(例えば、「いつ」ということがない「あなたは死にます」というのは、何十年ものスパンで見ると、人は必ず死ぬのだから、絶対に当たることになる。が、「いつ」それが起こるのかが分からないので、「予言」とは言わない。)

有名なのは「ノストラダムスの大予言」であるが、古くから世界各地に「予言」とされてきたものがある。(それぞれ、言及されたことが起こったかは別として...)特に、宗教と繋がることで、教祖が「予言」と称して(「真偽」は別にして)未来を語るというのは、一つのお決まりでもありますが...

カーテンコール」:演劇、オペラ、バレエ、ミュージカルなどの舞台公演に於いて、終演後に出演者が再び舞台に登場して観客に挨拶を行うこと、または、観客が喝采して出演者や演出家などの政策関係者を舞台上に呼び出すことを言う。尚、混同されているが、「カーテンコール」と「アンコール」とは別物である。「アンコール」は出演者を呼び出して、追加の演奏を求めることであり、「カーテンコール」は単に出演者を呼び出すことである。(そうやって舞台に戻ってきた出演者が、追加演奏をする/しないは、また別のことである。)

今回見られた「カーテンコール」は、出演者全員が登場しているので、「アンサンブル・カーテンコール」ということも出来る。また、カーテンコールでは、役の重要度の昇順で行われるのが一般的である。つまり、端役、脇役、主役の順番で登場する。(この逆との組み合わせというのも定番である。)それに従ったカーテンコールでしたね。

 

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD

↓いくつか
ギャグばんそうこう《イラストシリーズ》5柄10枚入り

ギャグばんそうこう《イラストシリーズ》5柄10枚入り

  • 出版社/メーカー: 若松屋
  • メディア: おもちゃ&ホビー
バンドエイド キズパワーパッド フツウ

バンドエイド キズパワーパッド フツウ

  • 出版社/メーカー: BAND-AID(バンドエイド)
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品
ケアリーヴ 血を固めるタイプ円 12枚

ケアリーヴ 血を固めるタイプ円 12枚

  • 出版社/メーカー: ケアリーヴ
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品
バンドエイド 肌色 スタンダードタイプ 50枚

バンドエイド 肌色 スタンダードタイプ 50枚

  • 出版社/メーカー: BAND-AID(バンドエイド)
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品
バンドエイド ジャンボ L 8P

バンドエイド ジャンボ L 8P

  • 出版社/メーカー: BAND-AID(バンドエイド)
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品
↓参考まで
皮膚の医学―肌荒れからアトピー性皮膚炎まで (中公新書)

皮膚の医学―肌荒れからアトピー性皮膚炎まで (中公新書)

  • 作者: 田上 八朗
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 1999/03
  • メディア: 新書
あたらしい皮膚科学

あたらしい皮膚科学

  • 作者: 清水 宏
  • 出版社/メーカー: 中山書店
  • 発売日: 2005/05/09
  • メディア: 大型本
21世紀の大予言―ジョン・タイターvsジュセリーノ2大予言者対決!

21世紀の大予言―ジョン・タイターvsジュセリーノ2大予言者対決!

  • 作者: 予言総合研究会
  • 出版社/メーカー: 茜新社
  • 発売日: 2008/08
  • メディア: 単行本
大予言検証2012年人類滅亡は訪れるのか!? (OAK MOOK 243)

大予言検証2012年人類滅亡は訪れるのか!? (OAK MOOK 243)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: オークラ出版
  • 発売日: 2008/09/29
  • メディア: 単行本
ノストラダムス大予言原典―諸世紀

ノストラダムス大予言原典―諸世紀

  • 作者: ミカエル・ノストラダムス
  • 出版社/メーカー: たま出版
  • 発売日: 1984/01
  • メディア: 単行本
ノストラダムス―予言の真実 (「知の再発見」双書)

ノストラダムス―予言の真実 (「知の再発見」双書)

  • 作者: エルヴェ ドレヴィヨン
  • 出版社/メーカー: 創元社
  • 発売日: 2004/09
  • メディア: 単行本

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HASSLES『THE BEST OF THE HASSLES: YOU'VE GOT ME HUMMIN'』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは、BILLY JOELがソロ・デビュー前に在籍していたTHE HASSLESのベスト・アルバムである。彼らは2枚のアルバムを発表しているが、その2枚のアルバムがまとめられた構成となっている。(但し、時間の関係で、1曲だけカットされている。→デモ・セッションの3曲が収録されているのは嬉しいところであるが、やはり、アルバムのオリジナル曲をカットしないという形の「2 in 1」アルバムとしてリリースして欲しかった所である。)

尚、BILLYがTHE HASSLESに在籍していたのは1967年から1968年のことであり、当時はまだティーンであった。また、本ベスト盤は1999年のリリースである。

収録曲は以下の全21曲である。『Warming Up』『Just Holding On』『Taste Of Honey』『Every Step I Take (Every Move I Make)』『Coloured Rain』『I Hear Voices』『I Can Tell』『Giving Up [Version 2]』『Fever』『You've Got Me Hummin'』『I'm Thinkin'』『I'll Be Around [Demo Session]』『Country Boy』『Night After Day』『Hour Of The Wolf』『4 O'Clock In The Morning』『Cat』『Land Of Despair』『Further Than Heaven』『When I Get Home [Demo Session]』『Look And You Will Find [Demo Session]』。

本アルバムからの筆者のお薦め曲は、『Just Holding On』『Taste Of Honey』『Coloured Rain』『Country Boy』『Night After Day』『Hour Of The Wolf』『Further Than Heaven』という所をピックアップしておく。特に、2nd.アルバムのアルバム・タイトル・ナンバーでもある『Hour Of The Wolf』は聴いておきたい一曲である。

THE HASSLESは、BILLYが所属していたということで、後に注目されるようになったが、活動当時というと、鳴かず飛ばずに近い状態であったバンドであるが、若さに満ちたサウンドを聴かせてくれていて、'60'sという時代を改めて感じさせてくれる。しかも、本アルバムは、1曲カットされているものの、彼らの発表した曲のほぼ全てに近いものが収まっているということで、嬉しい限りである。

'70's前半の下積み時代を経て、'70's後半にブレイクして、ニューヨークの顔になるBILLYであるが、誰にでもある若い地代の楽曲を聴くことが出来るというのは、ありがたい所である。BILLYのファンであれば、ソロになってからのアルバムと共に、手元に置いておきたいベスト盤である。

 

The Best of the Hassles: You've Got Me Hummin'

The Best of the Hassles: You've Got Me Hummin'

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Razor & Tie
  • 発売日: 1999/04/27
  • メディア: CD


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「FLASH GORDON: THE DEADLY RAY FROM MARS」 [映画(洋画)]

表題の作品は1938年のアメリカ映画「フラッシュ・ゴードン 宇宙レーザー戦」である。劇場版シリーズ第3作である。尚、日本初公開時の本作は「火星地球を攻撃す」という邦題であった。また、本作は、手塚治虫の「ロック冒険記」のヒントになった作品としても知られている。

作品データを記しておくと、時間は99分、白黒作品である。原作はアレックス・レイモンド、監督はフォード・ビーブとロバート・ヒルの2人、出演はバスター・クラブ、ジーン・ロジャース、チャールズ・ミドルトン、フランク・シャノン、ドナルド・カー、ビアトリス・ロバーツ、たちである。

本作におけるフラッシュの敵は、地球に天変地異を起こす魔女である。謎の洪水、地震、ハリケーンが地球を襲うという天変地異が立て続けに起こった。またも、悪の帝王・ミンの仕業だと睨んだフラッシュは、惑星モンゴに向かう。が、途中、火星で、ある兵器が地球から大気を抜いていることに気づいたフラッシュ。調べると、地球を征服しようと企んでいた魔女がいた。ということで、フラッシュは、その魔女と対決する...

基本的には前2作と同様の連続冒険活劇である。特撮に関しても同様である。また、フラッシュと戦う敵が悪の帝王・ミンとは違っているものの、シリーズの持っている所はしっかり出ていて、違和感はない。尚、近年問題になっている異常気象を考えると、本作のアイデアは科学的な実証は全くないものの、当時としたら未来を読んでいたように思えてしまうのは、ちょっと不思議な所である。

本作も、やはり、かつてはLDでリリースされていたが、日本では現時点ではDVD化されていない。本作は、地球に起こる異常気象のことを考えたら、ある意味ではとてもタイムリーな作品にもなる可能性があるだけに、早期DVD化を願いたいところである。(被災者感情を考えてリリースしないという考えもありますけど...)

 

↓日本版はビデオです。

宇宙レーザー戦 [VHS]

  • 出版社/メーカー: ハピネット
  • メディア: VHS

 

↓輸入版DVDはこちら。但し、リージョンコードは「1」です。

Flash Gordon: Deadly Ray From Mars [DVD] [Import]

Flash Gordon: Deadly Ray From Mars [DVD] [Import]

  • 出版社/メーカー: Image Entertainment
  • メディア: DVD


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ケータイ刑事銭形泪14話[裏ネタ編]PART 5 [ケータイ刑事]

今週は「名曲探偵アマデウス」の新作放送がないので、「銭形海[裏ネタ編]」を日曜の1番に廻すことにして、土曜の1番は「銭形泪[裏ネタ編]」とします。(来週も同様に「[裏ネタ編]」は日曜1番に廻します。→最終回の再放送です。)


5回目となる「銭形泪・2nd.1話」の「消えた凶器を探せ! ~お花見殺人事件」の「裏ネタ編」。(この物語の「裏ネタ編」はまだまだ続きます。)やっぱり、ちゃんと高村さんのコンビになると、楽しくなってきて、色々と取り上げてしまいます... で、今回は、ちゃんもやっぱり暗所恐怖症だったということで、「暗所恐怖症」について、そして「停電」について、そして、劇中で高村さんが口にした映画「ザ・リング」と、ちゃんが口にした「貞子」が登場する映画「リング」について記すことにします。

尚、約2年8ヶ月前のBS-iでの再放送時に記した本編について記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

暗所恐怖症」:「恐怖症」とは、特定のあるものに対して、その理由がないことを尻ながら、恐怖を感じたり、不安になる症状であり、神経症の一つである。「暗所恐怖症」はその症例の1つであって、暗闇ほ怖がる症状である。また、これは子供に多い恐怖症でもある。→こういう所があるから、銭形姉妹もカワイイと思えるんですよね。

症状は、暗闇の中では息切れがしたり、動悸を起こしたり、過度の発汗をしたり、吐き気を感じたりというように様々である。また、恐怖感から通常の思考が出来なくなって意味不明な言動をする場合がある。→これを考えると、ちゃんをはじめ、銭形姉妹の暗所恐怖症はそれほど重症ではないということが出来る。(まあ、幼少期にはもっと激しかったで生姜、高校生にもなれば、自然と解消されていくものでもあります。)

停電」:電気の供給が止まることを言う。原因は様々であり、天災によって起こる場合、配電設備にトラブルが発生して起こる場合などのように、意図しないで起こる停電と、設備の更新などのために、計画的に起こる停電とがある。また、電力消費の需要と供給の関係で、需要電力が供給電力をオーバーした場合にも停電は起こる。(これも、意図しない停電という部類に入る。)

今回の物語の停電は、電力会社に関係した停電ではなく、分電盤のブレーカーを落としたことで起こった停電ということになるが、犯人にとっては意図して起こした停電になるが、それ以外の人にとっては意図しない停電と言うことになる。

尚、現在の日本では、計画停電以外の停電は殆ど起こらないが、国によっては慢性的な電力不足のため、停電が日常茶飯のように起こっている。

ザ・リング」:原題は「THE RING」、2002年のアメリカ映画であり、1998年の日本映画「リング」のハリウッド・リメイク作品である。

作品データを記しておくと、時間は116分、原作は鈴木光司、監督はゴア・ヴァービンスキー、脚本はアーレン・クルーガー、撮影はボジャン・バゼリ、音楽はハンス・ジマーである。そして出演は、ナオミ・ワッツ、マーティン・ヘンダーソン、ブライアン・コックス、デヴィッド・ドーフマン、リンゼイ・フロスト、アンバー・タンブリン、レイチェル・ベラ、デイヴィー・チェイス、シャノン・コクラン、リチャード・ラインバック、ジェーン・アレクサンダー、アダム・ブロディ、たちである。

2005年には、この続編となる「ザ・リング2」(原題は「THE RING TWO」)が製作されている。監督は中田秀夫に抗体したが、脚本は本作と同じアーレン・クルーガーが担当し、主演も本作と同じナオミ・ワッツである。但し、これは完全なオリジナル・ストーリーである。

物語の方は、ストーリーの方は日本版に忠実であるものの、舞台をアメリカに置き換えていることをはじめ、一部を独自のものを取り入れて、ハリウッド映画らしいホラー作品に仕上げている。

リング」:1998年に劇場公開されたホラー映画であり、鈴木光司の人気ホラー小説を映画化した作品である。続編となる「らせん」との2本立て興業という形で封切られたことも話題となった作品である。また、1999年には「リング2」が、2000年には「リング0 ~バースディ」が製作されていて、「らせん」を含めた4作品が「リング」シリーズとして劇場公開されている。

作品データを記しておくと、時間は95分、原作は鈴木光司、製作総指揮は原正人、監督は中田秀夫、脚本は高橋洋、撮影は林淳一郎、特殊メイクは松井祐一、美術は斉藤岩男、音楽は川井憲次である。そして出演は、松嶋菜々子、真田広之、中谷美紀、沼田曜一、雅子、竹内結子、佐藤仁美、松重豊、村松克己、大高力也、伴大介、李鐘浩、柳ユーレイ、大島蓉子、しみず霧子、伊野尾理枝、白井ちひろ、たちである。

尚、ちゃんが口にした「貞子」は、本作に登場するキャラクターであって、山村貞子である。本作では、少女時代の貞子を白井ちひろが、成人後の貞子を伊野尾理枝が演じている。

内容については、作品の方を見た方が早いので、ここでは省略します。

 

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX II

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX II

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

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新版 不安・恐怖症―パニック障害の克服 (健康ライブラリー)

新版 不安・恐怖症―パニック障害の克服 (健康ライブラリー)

  • 作者: 貝谷 久宣
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2005/10
  • メディア: 単行本

不安・恐怖症―パニック障害の克服 (健康ライブラリー)

不安・恐怖症―パニック障害の克服 (健康ライブラリー)

  • 作者: 貝谷 久宣
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1996/03
  • メディア: 単行本

↓DVDでリリースされています。

ザ・リング [DVD]

ザ・リング [DVD]

  • 出版社/メーカー: アスミック
  • メディア: DVD

ザ・リング2 完全版 DTSスペシャル・エディション [DVD]

ザ・リング2 完全版 DTSスペシャル・エディション [DVD]

  • 出版社/メーカー: アスミック
  • メディア: DVD

ザ・リング & ザ・リング2 ツインパック [DVD]

ザ・リング & ザ・リング2 ツインパック [DVD]

  • 出版社/メーカー: アスミック
  • メディア: DVD

リング [DVD]

リング [DVD]

  • 出版社/メーカー: 角川映画
  • メディア: DVD

リング コンプリートBOX [DVD]

リング コンプリートBOX [DVD]

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD


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「いんふぉる!」(12/26)+「iしたい。」 [BS-TBS(BS-i)関連]

今週は、木曜深夜のアニメの放送がお休みだったので、「いんふぉる!」と「iしたい。」だけということになります。

まずは「iしたい。」から。今週になると、年末年始の特番関係が流れるようになりました。(まあ、時期も時期ですからね。)青木アナと小川アナが新しいところを担当していたが、やっぱりローテで回っていますね。(その分、水野アナと新井アナの登場が減っている。)

とはいうものの、27日放送の「ポッキー 4シスターズ」は、番宣の15秒または30秒枠のものは結構目にするが、「iしたい。」では流れませんね。「いんふぉる!」の方にもゲストとして登場しないし...

今回の「いんふぉる!」は、東京散策シリーズで、港区七福神巡りでした。→「七福神」なのに8箇所を回っていました。が、「七福神」は八仙が起源ともされているだけに、「7箇所」ではない所が良い所です。

「得トク情報」は、「バーモントカップ」(1月にBS-iで放送するからですね...)の告知と、「イタズラなKissⅡ」に出演しているジョセフ・チェンのカレンダー・プレゼント(2名)の告知がありました。→モバイルからも応募できます。

一方、「得トク番組」の方は、やはり登場したのが「4シスターズ ~出せない手紙」が最初に取り上げられました。(明日のこの時間の放送ですし...)更に、いくつかの番組が取り上げられたが、年末年始の特番関係が取り上げられていました。

最後に、松嶋初音が今回をもって番組を卒業する、ということが語られたが、これだったら11月に「キ・ニ・ナ・ル!」から「いんふぉる!」に番組タイトルを変えなくても良かったんじゃないですかね...(新たな人の登場で番組タイトルを変えるということで良かったと思いますけど...)尚、後任が誰なのかは、今回は語られませんでした。

次回の放送は1/9となります。(流石に、1/2はお休みです。)で、先行情報によると、「運動でメタボを吹っ飛ばせ!」というないようになっていて、その次の1/16は、日向千歩と真野恵理菜がゲストということになっているので、1月と2月の「東京少女」のヒロインのゲストということになります。

 

イタズラなKissII~惡作劇2吻~ DVD-BOX1

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  • 出版社/メーカー: エスピーオー
  • メディア: DVD

ジョセフ・チェン 2009年カレンダー

ジョセフ・チェン 2009年カレンダー

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: トライエックス (株式会社 ハゴロモ)
  • 発売日: 2008/10/06
  • メディア: カレンダー

↓これは現在放送中の「Ⅱ」ではありません。

イタズラなKiss~惡作劇之吻~ デラックスDVD-BOXI

イタズラなKiss~惡作劇之吻~ デラックスDVD-BOXI

  • 出版社/メーカー: エスピーオー
  • メディア: DVD

イタズラなKiss~惡作劇之吻~ デラックス DVD-BOXII

イタズラなKiss~惡作劇之吻~ デラックス DVD-BOXII

  • 出版社/メーカー: エスピーオー
  • メディア: DVD
↓一応、こういうものを...
ジャイアントポッキーショック

ジャイアントポッキーショック

  • 出版社/メーカー: メガハウス
  • メディア: おもちゃ&ホビー
ポッキーショック

ポッキーショック

  • 出版社/メーカー: メガハウス
  • メディア: おもちゃ&ホビー

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「FLASH GORDON: PERILS FROM THE PLANET MONGO」 [映画(洋画)]

表題の作品は1936年のアメリカ映画「フラッシュ・ゴードン 謎の惑星モンゴ」である。「フラッシュ・ゴードン」シリーズの第2弾となる作品であり、前作の続編である。尚、本作は、日本では劇場未公開である。

作品データを記しておくと、時間は91分、白黒作品である。原作はアレックス・レイモンド、監督はフォード・ビーブとレイ・テイラーの2人、出演はバスター・クラブ、キャロル・ヒューズ、チャールズ・ミドルトン、フランク・シャノン、アン・グウィン、ローランド・ドリュー、たちである。

倒されたはずの悪の帝王・ミンが再び姿を現した。そして惑星モンゴのアーボリア王国を狙う。それを知ったフラッシュ・ゴードンだちは、ミンの野望を打ち砕くため、惑星モンゴに行って、ミンの宮殿に忍び込み、戦いを挑む...

前作同様に、特撮技術は現在の作品と比べたら陳腐な者であるが、「冒険活劇」という名前に恥じないテンポの良さで、物語が進んで行く。制作された時代を考えると、なかなか良くできた作品であり、十分に楽しませてくれる娯楽作品である。

ソフトとしては、かつてはLDでリリースされていたが、現時点ではDVD化されていないというように、恵まれていないこともあって、視聴しようとすると、結構苦労することになるが、SFファンであれば、やっぱり見ておきたい作品である。

 

↓輸入版DVD(リージョンコード「1」です。)

Flash Gordon: Peril From Planet Mongo [DVD] [Import]

Flash Gordon: Peril From Planet Mongo [DVD] [Import]

  • 出版社/メーカー: Image Entertainment
  • メディア: DVD

↓日本版はビデオとなります。

謎の惑星モンゴ [VHS]

  • 出版社/メーカー: ハピネット
  • メディア: VHS


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